JPH0932550A - 産業車両のエンジン冷却装置 - Google Patents

産業車両のエンジン冷却装置

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Publication number
JPH0932550A
JPH0932550A JP17879995A JP17879995A JPH0932550A JP H0932550 A JPH0932550 A JP H0932550A JP 17879995 A JP17879995 A JP 17879995A JP 17879995 A JP17879995 A JP 17879995A JP H0932550 A JPH0932550 A JP H0932550A
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JP
Japan
Prior art keywords
engine
outside air
tank
engine cooling
side frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP17879995A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kotani
彰 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0932550A publication Critical patent/JPH0932550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2300/00Indexing codes relating to the type of vehicle
    • B60G2300/02Trucks; Load vehicles
    • B60G2300/022Fork lift trucks, Clark

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンルームの汚損防止と運転手の作業環
境の改善に有効な外気取入位置と考えられるステップ奥
の縦面に、外気導入用の吸気口を容易に形成することが
可能な産業車両のエンジン冷却装置を提供する。 【解決手段】 サイドフレームとエンジンフードにて覆
われたエンジンルーム内に外気を導入し、エンジン1の
冷却を行うフォークリフトのエンジン冷却装置におい
て、サイドフレームの外面側に設置される作動油用又は
燃料用のタンク11の一部に形成した低所12にタンク
11とは別体に形成された乗降用のステップ14を取り
付ける。このステップ14のステップ面の奥側端部に連
なって上方に延在する縦面14dには、サイドフレーム
に形成された切欠を介してエンジンルームと連通する外
気導入用の吸気口15を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトや
ショベルローダ等の産業車両のエンジン冷却装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のフォークリフトのエンジン
冷却装置を示したものである。図示のように、エンジン
31は車体32の略中央部に配置され、その後方にはエ
ンジン31の冷却水を冷却するラジエーター33が配置
されている。ラジエーター33はエンジン31にて駆動
される冷却ファン34により吹き付けられる冷却風によ
り冷却され、ラジエーター33を通過した風はカウンタ
ウェイト35に形成された空気抜き用の空洞部36を経
て車体後方へ放出されるようになっている。なお、エン
ジン冷却用の外気は車体22下部やエンジンフード37
の側面又は前面の吸気口38からエンジンルームに導入
するのが一般的となっている。そして、このような従来
のエンジン冷却装置としては、例えば特開昭1−232
108号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のエンジン冷却装置において、冷却用の外気を車体2
2下部(エンジンルーム下部)から導入する形式では、
外気と共に路面の塵埃が吸入され、エンジンルーム内が
汚損されたり、ラジエーター33が目詰まりを起こして
放熱効果が低下するという問題がある。また、エンジン
フード37の前面又は側面の吸気口38から外気を導入
する形式では、その吸気口38がエンジンフード37上
に設置される運転席39から近いために、吸気口38か
ら車外へ漏出するエンジン31等の騒音で運転手の作業
環境が悪化するという問題がある。
【0004】上記の塵埃による汚損問題及び漏出騒音問
題を解決するには、車体側面に運転席39への乗降用ス
テップ40が備えられているとき、そのステップ40奥
の側面に外気導入用の吸気口を設定することが有効であ
ると考えられる。ところが、従来のフォークリフトにあ
っては、ステップ40は車体外側面に形成される作動油
用又は燃料用のタンク41の一部(フロントフェンダー
42との対向部)を下方へ凹ませることにより形成する
タンク一体構造が一般的となっている。従って、このと
きはステップ40奥の側面は車両の強度部材であるサイ
ドフレームにより構成されることになり、吸気口はこの
サイドフレームに形成しなければならない。しかし、強
度部材である板厚の大なるサイドフレームに、溶断によ
り大きな切欠を形成することはできても、機械加工によ
りスリット状のような吸気口を形成することは、殆ど不
可能又は困難である。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、エンジンルーム
の汚損防止と運転手の作業環境の改善を図る上で有効な
外気取入位置と考えられるステップ奥の縦面に、外気導
入用の吸気口を容易に形成することが可能な産業車両の
エンジン冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じている。即ち、請求項1
の発明は、サイドフレームとエンジンフードにて覆われ
たエンジンルーム内に外気を導入し、エンジンの冷却を
行う産業車両のエンジン冷却装置において、前記サイド
フレームの外面側に設置される作動油用又は燃料用のタ
ンクの一部に形成したステップ取付部にタンクとは別体
に形成された乗降用のステップを取り付け、このステッ
プのステップ面の奥側端部に連なって上方に延在する縦
面には、前記サイドフレームに形成された切欠を介して
前記エンジンルームに連通する外気導入用の吸気口を形
成したことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の産業車両の
エンジン冷却装置において、前記乗降用のステップが樹
脂製又はタンクを構成するタンクフレームよりも薄肉の
板金製であることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の産業車両の
エンジン冷却装置において、前記乗降用のステップは、
前記ステップ取付部に載置された状態で、フロントフェ
ンダーに重なる前側縦面と、タンクフレームに重なる後
側縦面とを備えていることを特徴とする。
【0009】上述のように構成された請求項1〜3の発
明によると、外気をステップの縦面に形成した吸気口か
らエンジンルーム内に導入するようにしたことにより、
車体下部から導入する方式に比べて塵埃の吸入が回避又
は著減され、またエンジンフードに設けた吸気口から導
入する方式に比べて吸気口が運転席から遠いため、運転
手に及ぼす漏出騒音の影響が減少される。そして、乗降
用のステップはタンクとは別体構造であるため、吸気口
を含めたステップは材料や形状或いは板厚等に制約のな
い自由度のある成形が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。図1は本実施例に係るエンジ
ン冷却装置を適用したフォークリフトの概略側面図であ
り、エンジン冷却風としての外気の導入方式を除く全体
構成については、従来と同一構成とされている。即ち、
エンジン1は車体2の強度部材である左右のサイドフレ
ーム3(図3参照)とエンジンフード4とにより覆われ
るエンジンルーム5内の略中央部に配置され、その後方
にはエンジン1の冷却水を冷却するラジエーター6が配
置されており、そしてラジエーター6がエンジン1にて
駆動される冷却ファン7により吹き付けられる冷却風に
より冷却され、ラジエーター6を通過した風はカウンタ
ウェイト8に形成された空気抜き用の空洞部9を経て車
体2の後方へ放出されるようになっている。
【0011】前記左右のサイドフレーム3の外面側には
それぞれ作動油又は燃料用のタンク11が形成され、こ
のタンク11の前端部にはその上部を下方へ凹ませるこ
とによりフロントフェンダー10との間に前、後面、底
面及び奥側側面が囲まれたステップ取付部としての低所
12が形成されている。そして、その低所12にはタン
ク11とは別体に形成されたステップ14が設置され、
該ステップ14にはエンジン冷却風としての外気を導入
する吸気口15が備えられている。以下この吸気口15
付きステップ14を図2〜図4に基づいて説明する。
【0012】ステップ14は樹脂製又はタンク11を構
成するタンクフレーム13よりも薄肉の板金製とされ、
水平のステップ面14aと、このステップ面14aに連
なって縦方向に延在する略コ字形の縦面を有する。即
ち、ステップ14の縦面は、図2に示すように、ステッ
プ面14aの前部に連なる前側縦面14bと、ステップ
面14aの後部に連なる後側縦面14cと、ステップ面
14aの奥側端部に連なる奥側縦面14dとからなる。
【0013】そして、ステップ14のステップ面14a
をタンク11の低所12上に載置した状態では、図3及
び図4に示すように、前側縦面14bがフロントフェン
ダー10上に、後側縦面14cがタンクフレーム13上
に、奥側縦面14dがサイドフレーム3にそれぞれ外側
から重なる。なお、ステップ14の取り付けは、例えば
サイドフレーム3及びフロントフィンダー10に対して
それぞれボルト17により固定することでなされる。
【0014】しかして、ステップ14の奥側縦面14d
には外気導入用の縦長の吸気口15が前後方向に並列に
形成されている。この吸気口15はその内面側に略山形
のフィン16付きとされ、このフィン16によりエンジ
ンルーム内を目隠しするとともに、導入された外気を車
両後方に指向させる。また、サイドフレーム3にはステ
ップ14の奥側縦面14dに対向する部位に、前記吸気
口9をエンジンルーム14に連通させる切欠18が形成
されている。なお、この切欠18は溶断等で容易に加工
することが可能である。
【0015】上述のように本実施例では、ステップ14
の奥側縦面14dに形成した吸気口15から外気を導入
する構成としたことに伴い左右のサイドフレーム3の下
部間、即ちエンジンルーム5の下部はアンダーカバー2
0により塞がれ、またエンジンフード4は外気導入用の
吸気口を持たない構成とされる。従って、エンジン冷却
用の外気は、ステップ14の吸気口15からエンジンル
ーム5内に導入されたのち車両後方へ流入し、そして冷
却ファン7によりラジエーター6に吹き付けられるとと
もに、該ラジエーター6を通過してカウンタウェイト8
の空洞部9を経て車外へ放出される。
【0016】この場合、車両走行時にあっては、ステッ
プ14の凹部には風が流れ込み易いため、車体の外側面
を構成するタンク11の側面よりも奥まった位置にある
吸気口15からの外気の導入は効果的なものとなる。
【0017】このように本実施例によるときは、外気の
導入に伴うエンジンルーム5内への塵埃の吸入が回避又
は著減されるため、エンジンルーム5の塵埃による汚損
を防止し、特にラジエーター6の目詰まりによる放熱効
果の低下を減ずることができる。また、ステップ14に
形成される吸気口15はエンジンフードに吸気口を形成
する場合に比べて運転席19から遠いため、運転手に及
ぼす漏出騒音による影響を減少することができる。
【0018】ところで、前述のように、図5に示した従
来のフォークリフトでは、ステップがタンクと一体構造
であるため、ステップ奥の縦面に外気導入用の吸気口を
形成するとなれば、その対象はサイドフレームというこ
とになるが、強度部材である板厚の大なるサイドフレー
ムにスリット状の吸気口を機械加工で形成することは、
極めて困難又は不可能である。
【0019】しかるに、本実施例のように、ステップ1
4をタンク11とは別体に形成したときは、その使用材
料や板厚及び形状を自由に決定できることから、吸気口
15付きのステップ14を容易に、しかも自由なデザイ
ンで形成することが可能となる。特に、ステップ14を
タンク11の低所12上に乗せて取付ける構造としたと
きは、強度的不安もないことから、薄肉化が可能とな
り、また各縦面14b〜14dによりサイドフレーム3
外面、タンクフレーム13及びフロントフェンダー10
を覆うことにより、外観見栄えを向上することができ
る。
【0020】なお、本実施例ではステップ14を、ステ
ップ面14aの前後及び奥側にそれぞれ縦面14b〜1
4dを備える形状としたが、ステップ面14aの奥側に
のみ縦面14dを有する略L字形に形成してもよい。ま
た、必要であれば、奥側縦面14dの上端部をオーバー
ハング状に形成することにより、吸気口15からの漏出
騒音の上方への回り込みを抑制することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3の発
明によれば、エンジン冷却風としての外気の導入に伴う
エンジンルームへの塵埃の吸入を防止して、エンジンル
ームの汚損による弊害を回避し、特にラジエーターの目
詰まりによる放熱効果の低下を防止でき、またエンジン
ルームからの漏出騒音による運転手への悪影響を低減
し、作業環境を改善できる。そして、ステップをタンク
とは別体に形成するようにしたことにより、このような
塵埃の吸入防止と漏出騒音の影響低減に有効な外気取入
位置であるステップの奥側縦面に外気導入用の吸気口を
形成することが可能となる。
【0022】その場合において、ステップをタンクフレ
ームよりも薄肉の板金製としたり樹脂製とすることで、
成形の容易化が達成され、特に樹脂製の場合はステップ
の表面形状を自由に形成可能となる。また、ステップを
ステップ面の前後及び奥側の3面に縦面を有する形状と
したときは、デザイン的に外観の見栄えのよいステップ
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るエンジン冷却装置のための外気
導入用吸気口付きステップを備えたフォークリフトの概
略側面図である。
【図2】外気導入用吸気口付きステップを示す斜視図で
ある。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来のエンジン冷却装置を説明するフォークリ
フトの概略側面図である。
【符号の説明】
1…エンジン 3…サイドフレーム 4…エンジンフード 5…エンジンルーム 6…ラジエーター 10…フロントフェンダー 11…タンク 12…ステップ取付部としての低所 14…ステップ 14d…奥側縦面 15…吸気口 18…切欠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドフレームとエンジンフードにて覆
    われたエンジンルーム内に外気を導入し、エンジンの冷
    却を行う産業車両のエンジン冷却装置において、前記サ
    イドフレームの外面側に設置される作動油用又は燃料用
    のタンクの一部に形成したステップ取付部にタンクとは
    別体に形成された乗降用のステップを取り付け、このス
    テップのステップ面の奥側端部に連なって上方に延在す
    る縦面には、前記サイドフレームに形成された切欠を介
    して前記エンジンルームに連通する外気導入用の吸気口
    を形成した産業車両のエンジン冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の産業車両のエンジン冷却装置
    において、前記乗降用のステップが樹脂製又はタンクを
    構成するタンクフレームよりも薄肉の板金製である産業
    車両のエンジン冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の産業車両のエンジン冷却装置
    において、前記乗降用のステップは、前記ステップ取付
    部上に載置された状態で、フロントフェンダーに重なる
    前側縦面と、タンクフレームに重なる後側縦面とを備え
    ている産業車両のエンジン冷却装置。
JP17879995A 1995-07-14 1995-07-14 産業車両のエンジン冷却装置 Pending JPH0932550A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006033615A1 (en) * 2004-09-24 2006-03-30 Scania Cv Ab (Publ) Cooling system in a motor vehicle
WO2014083658A1 (ja) 2012-11-29 2014-06-05 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 フォークリフトのステップ一体型液体タンク構造
WO2023189841A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 株式会社豊田自動織機 産業車両

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