JPH09325008A - ラベルプリンタにおけるラベルの位置検出装置 - Google Patents
ラベルプリンタにおけるラベルの位置検出装置Info
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- JPH09325008A JPH09325008A JP16676296A JP16676296A JPH09325008A JP H09325008 A JPH09325008 A JP H09325008A JP 16676296 A JP16676296 A JP 16676296A JP 16676296 A JP16676296 A JP 16676296A JP H09325008 A JPH09325008 A JP H09325008A
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Abstract
り確実に判別することが可能なプリンタの位置検出装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 剥離可能なラベルLが台紙Bに付着され
搬送路12上を搬送されているラベル紙2に対して照射
光を照射すると共に、照射した照射光に基づく反射光量
または透過光量を光電変換し、光電変換された電圧値と
予め設定された基準電圧とに基づいてラベル紙2上のラ
ベルLの位置を検出するラベルプリンタにおけるラベル
の位置検出装置36において、台紙Bに対する電圧値と
ラベルLに対応する電圧値との差を所定値以上および最
大値のいずれか一方に設定するために照射光の光量を自
動調節する光量調節手段40を備えている。
Description
所定サイズにカットされた台紙に剥離可能に付着された
ラベルの位置を検出するラベルプリンタにおけるラベル
の位置検出装置に関するものである。
置を検出する装置として、特公平7−102731号公
報に記載されたラベルプリンタにおける位置検出装置
(以下、「位置検出装置」という)が知られている。こ
の従来の位置検出装置は、台紙上のラベルの位置を検出
するためのCPUと、ラベル紙に光を照射する発光素子
およびラベル紙を透過した光を受光する受光素子から構
成されている透過型のフォトセンサと、受光素子によっ
て検出された検出電圧をA/D変換するA/Dコンバー
タと、CPUから出力されたディジタル信号をD/A変
換するD/Aコンバータと、検出電圧と基準電圧とを比
較するコンパレータとを備えている。
せると、発光素子が照射光を照射し、受光素子が、ラベ
ル紙を透過した照射光を受光すると共に受光した光量に
応じた検出電圧をコンパレータ2の負入力端子に出力す
る。また、検出電圧は、A/Dコンバータにも入力さ
れ、A/Dコンバータが変換したディジタルデータがC
PUに入力される。CPUは、電圧値が高い方の検出電
圧の電圧レベルVH と低い方の検出電圧値の電圧レベル
VL を加算し、((VH +VL )/2)を基準電圧Vr
として設定するためのディジタル信号をD/Aコンバー
タに出力する。D/Aコンバータは、ディジタル信号を
アナログ電圧に変換した基準電圧Vrをコンパレータの
2の正入力端子に出力する。この結果、基準電圧Vrが
最適レベルに設定され、検出電圧Vdの変化幅が基準電
圧Vrに対して常に上下に振り分けられるため、コンパ
レータは、ラベル紙の異なる部分を判別して出力を反転
することが可能になっている。
位置検出装置には、ラベルと台紙とを確実に判別するこ
とができないという問題点がある。具体的には、一般的
に、ラベル紙としては、透過率の大きい薄手のラベルが
透過率の大きい台紙に付着したラベル紙などが該当する
低透過率差のラベル紙や、アルミニウム蒸着したような
透過率の小さいラベルが透過率の大きい薄手の台紙に付
着したラベル紙などが該当する大透過率差のラベル紙
等、種々のラベル紙が存在する。
使用した場合、図3に示すように、台紙に対する検出電
圧71は、透過率が大きいため、発光素子に流す電流が
割と少ない状態で検出電圧の最大値(通常は、ほぼ電源
電圧となる)に達し、ラベル紙に対する検出電圧72
は、それよりもやや流した状態で検出電圧の最大値に達
する。したがって、台紙に対する検出電圧71とラベル
に対する検出電圧72との電圧差は、台紙に対する検出
電圧71が最大値に達するときよりも少ない電流を発光
素子に流したときが最も大きく、それ以上の電流を発光
素子に流すと、かえって小さくなってしまう。このた
め、発光素子にある程度以上の電流を流すと、電圧差が
圧縮されてしまい両者を確実に判別することが困難にな
る。また、前述した大透過率差のラベル紙を使用した場
合には、台紙に対する検出電圧73とラベルに対する検
出電圧74との差は、発光素子に大電流を流したほうが
より大きくなる。一方、従来の位置検出装置では、ラベ
ル紙の種類のいかんを問わず一定の照射量で照射してい
るため、たとえ検出電圧Vdの変化幅を基準電圧Vrに
対して上下に振り分けたとしても、発光素子に流す電流
値とラベル紙の種類との関係で、台紙に対する検出電圧
Vdとラベルに対する検出電圧Vdとの差が小さくなっ
て、ラベルと台紙とを確実に判別することができないこ
とがあるという問題点がある。
れたものであり、種々のラベル紙に対してラベルと台紙
とをより確実に判別することが可能なラベルプリンタに
おけるラベルの位置検出装置を提供することを目的とす
る。
求項1記載のラベルプリンタにおけるラベルの位置検出
装置は、剥離可能なラベルが台紙に付着され搬送路上を
搬送されているラベル紙に対して照射光を照射すると共
に、照射した照射光に基づく反射光量または透過光量を
光電変換し、光電変換された電圧値と予め設定された基
準電圧とに基づいてラベル紙上のラベルの位置を検出す
るラベルプリンタにおけるラベルの位置検出装置におい
て、台紙に対する電圧値とラベルに対応する電圧値との
差を所定値以上および最大値のいずれか一方に設定する
ために照射光の光量を自動調節する光量調節手段を備え
ていることを特徴とする。
検出装置では、ラベル紙が搬送路上を搬送されている際
に、例えば、ラベル紙に対して照射した照射光に基づく
透過光の光量に対応する電圧値は、ラベル部分では小さ
くなり、台紙部分では大きくなる。この場合、光量調整
手段は、小さい値であるラベルに対する電圧値、大きな
値である台紙に対する電圧値との差が、所定値以上また
は最大値になるように、照射光の光量を自動調節する。
このため、この位置検出装置では、ラベルおよび台紙の
反射率や透過率が異なる種々のラベル紙に対し、ラベル
の判別に最も適した光量を照射することが可能になる結
果、ラベルおよび台紙をより確実に判別することが可能
になる。
ベルの位置検出装置は、請求項1記載のラベルプリンタ
におけるラベルの位置検出装置において、台紙およびラ
ベルにそれぞれ対応する電圧値のほぼ中心に基準電圧を
設定する基準電圧設定手段を備えていることを特徴とす
る。
検出装置では、使用するラベル紙に最も適した光量の照
射光が光量調整手段によって照射されると共に、基準電
圧設定手段が、ラベルと台紙にそれぞれ対応する両電圧
値のほぼ中心に基準電圧を設定する。このため、ラベル
および台紙にそれぞれ対応する両電圧値と基準電圧の値
との差が最も大きくなる結果、ラベルおよび台紙の誤判
別を防止することが可能になる。
明に係るラベルプリンタにおけるラベルの位置検出装置
をラベルプリンタ(以下、「プリンタ」という)に適用
した実施の形態について説明する。
面図を示している。このプリンタ1では、オペレータが
別体の情報入力装置(例えば、パーソナルコンピュータ
など)において文字や図形の印刷データをキーボートに
よって入力すると、その印刷データに基づいて、ラベル
紙に予め粘着されているラベルに希望する文字や図形な
どが印刷される。この後、オペレータは、印刷したラベ
ルをラベル紙から剥離して任意の場所に粘着させること
ができる。
て説明する。
にラベルLが付着されたラベル紙2をロール状に巻き回
して形成されたロール紙3を支持する一対の板状のロー
ル紙支持ガイド10と、ロール紙3から繰り出されたラ
ベル紙2の幅方向の移動を規制する一対の板状のラベル
紙送りガイド11と、搬送路12上に配設されラベル紙
2を搬送するための複数のガイドローラ13a,13
b,15およびピンチローラ14a,14b,16と、
排出ローラ17およびピンチローラ18と、搬送路12
上を搬送されるラベル紙2に光を照射する発光素子2
0、およびラベル紙2を透過した照射光を受光する受光
素子21からなるホトセンサ22と、サーマルヘッド
(以下、単に「ヘッド」という)24と、ヘッド24に
対向すると共に印刷時にヘッド24と相俟ってラベル紙
2を挟み込むプラテンローラ26と、ラベル紙2上のラ
ベルLを排出させるためのラベル排出口28と、ガイド
ローラ30およびピンチローラ31を介して台紙Bを排
出させるための台紙排出口32と、不図示のギア機構を
介してガイドローラ13a,13b,15,30、排出
ローラ17およびプラテンローラ26を回転させるモー
タ34とが配設されている。また、ボディ下部には、ヘ
ッド24の印刷に対する各種制御や発光素子20の照射
量の設定などを実行する制御装置(ラベルプリンタにお
けるラベルの位置検出装置)36が配設され、ボディ上
部には、ヘッド24が取り付けられると共に、転写リボ
ンRが収納された転写リボンカセット38が着脱自在に
装着されている。
する。装置外部から制御装置36に印刷命令が出力され
ると、制御装置36は、モータ34を駆動することによ
って、ガイドローラ13a,13b,15,30、排出
ローラ17およびプラテンローラ26を回転させる。こ
れに伴って、ロール紙3から繰り出されたラベル紙2が
搬送路12上を搬送される。ラベル紙2がホトセンサ2
2を通過する際には、発光素子20によって照射された
照射光がラベル紙2を透過することによって、受光素子
21が透過光を受光する。一方、制御装置36は、受光
素子21によって受光され光電変換された電圧値を入力
し、この電圧値に基づいて発光素子20の照射量を最適
量に調節すると共に、ラベル紙2上のラベルLの先端部
の位置を検出する。ラベルLがヘッド24の位置まで搬
送されると、転写リボンRがヘッド24とラベル紙2と
の間に供給され、制御装置36の制御下で、ヘッド24
によってラベルLに印刷が行われる。次いで、台紙Bが
ガイドローラ30およびピンチローラ31間に挟み込ま
れることによって、台紙BからラベルLが自動的に剥離
され、ラベルLがラベル排出口28から搬出されると共
に、台紙Bが台紙排出口32から排出される。
の主な構成および発光素子20の照射量を設定する照射
量設定処理について説明する。
制御処理を実行するマイクロコンピュータ(以下、「C
PU」という)40と、ラベル紙2がない状態における
受光データDrなどを記憶するEEPROM(Electric
ally Erasable PROM)であるメモリ41と、受光素子2
1から出力される電圧値に対する受光データDrを記憶
するRAM42と、2つのD/A変換部43,44と、
A/D変換部45と、コンパレータ46と、抵抗47,
48とを備えている。なお、CPU40が、本発明にお
ける光量調整手段および基準電圧設定手段を構成する。
給する電圧が、例えば0V〜5Vの範囲内において32
段階で変化させることができるようになっており、CP
U40は、ラベル紙2がない状態において、発光素子2
0がその各電圧で発光したときに受光素子21によって
受光された受光量に対応する受光データDrをメモリ4
1に予め記憶している。この場合、受光データDrは以
下のようにして、CPU40によってメモリ41に自動
的に記憶される。すなわち、CPU40が、各電圧に対
する電圧データDvをD/A変換部43に出力すると、
D/A変換部43は、電圧データDvをアナログ電圧に
変換すると共に、そのアナログ電圧を発光素子20に供
給する。発光素子20が発光すると、受光素子21は、
入射した光を光電変換し、入射光に応じた検出電圧を抵
抗48の両端に発生させる。この場合、抵抗48の抵抗
値は、その両端に発生する検出電圧が0V〜5Vの範囲
内になるように設定されている。次いで、A/D変換部
45が、抵抗48によって検出された検出電圧をアナロ
グ−ディジタル変換し、受光データDrとしてCPU4
0に出力することによって、CPU40が、出力した電
圧データDvと、その電圧データDvに対する受光デー
タDrとを対にしてメモリ41に記憶させる。CPU4
0は、電圧データDvを上記例では32段階連続的に変
化させ、各電圧データDvに対する受光データDrをメ
モリ41に記憶させ、これにより、受光データDrがメ
モリ41に記憶される。
の速度に対して、ラベル紙2がホトセンサ22からヘッ
ド24まで搬送されるために要する時間データが記憶さ
れており、CPU40は、ラベルLがホトセンサ22を
通過したことを検出した後、メモリ41に記憶されてい
る時間データに基づいて、ラベルL上の所定の位置に印
刷することができるようになっている。
って検出された検出電圧と、D/A変換部44から出力
される基準電圧とを比較し、検出電圧が基準電圧よりも
低い場合には、ハイレベルである判別信号を出力する。
これにより、CPU40が、ホトセンサ22を通過して
いる部分がラベルLであるか台紙Bであるかを判別する
ことが可能になっている。
理について、図4を参照して説明する。CPU40は、
ラベル紙2が通過していない状態で、受光データDrの
値が約2.5Vになるような電圧データDvを出力する
ことによって照射量を設定する(ステップ51)。次い
で、CPU40は、モータ34の回転を制御することに
より、ラベル紙2を1mmずつ紙送りし(ステップ5
2)、受光データDrの値が例えば0.5以上低下した
か否かを監視する(ステップ53)。低下したときに
は、CPU40は、ラベル紙2の先端部分である台紙B
の部分がホトセンサ22に達したものとして、発光素子
20の発光量を32段階変化させて、各電圧データDv
に対する受光データDrをサンプリングする。次いで、
CPU40は、サンプリングした受光データDrと電圧
データDvとを対応させた台紙B用の受光データテーブ
ルを作成し、RAM42に記憶させる(ステップ5
4)。
が2.5Vになるような電圧データDvを出力すること
によって照射量を設定する(ステップ55)と共に、ラ
ベル紙2を1mmずつ紙送りし(ステップ56)、受光
データDrの値が0.5V低下したか否かを監視する
(ステップ57)。低下したと判別したときには、CP
U40は、ラベルLがホトセンサ22に達したものとし
て、発光素子20の発光量を32段階変化させて、各受
光データDrに対する受光データrをサンプリングする
ことによって、ラベルL用の受光データテーブルを作成
し、RAM42に記憶させる(ステップ58)。
対する台紙BとラベルLの受光データDrの値をそれぞ
れ比較演算することによって、両部分の差が最も大きい
ときの電圧データDvを探し当てる(ステップ59)と
共に、その電圧データDvをD/A変換部43に出力す
ることによって照射量を設定する(ステップ60)。ま
た、CPU40は、その電圧データDvに対する台紙B
の受光データDrの値VB と、ラベルLの受光データD
rの値VL を加算した後、加算値(VB +VL)を値2
で除算し、除算した値に対応する電圧データを基準デー
タDref としてD/A変換部44に出力する。これによ
り、コンパレータ46のプラス入力部に基準電圧が設定
され(ステップ61)、照射量設定処理が終了する。
ると、コンパレータ36が、ホトセンサ22を通過して
いる部分がラベルLである場合には、ハイレベル信号で
ある判別信号をCPU40に出力する。これにより、C
PU40は、次々とラベルLを判別し、メモリ41に記
憶されている時間データに基づいて、入力された印刷デ
ータに応じたラベルLの所定の位置に印刷を実行する。
であるラベル紙2がセットされた際に、CPU40が照
射量設定処理を1回実行することによって、ラベルLに
対応する受光データDrの値と、台紙Bに対する受光デ
ータDrの値との差が最大値になるように、発光素子2
0の光量が自動調節される。このため、ラベルLおよび
台紙Bの透過率が異なる種々のラベル紙2に対し、ラベ
ルLの判別に最も適した光量を照射することが可能にな
る結果、ラベルLおよび台紙Bを確実に判別することが
できる。また、CPU40が、ラベルLに対応する受光
データDrの値と、台紙Bに対応する受光データDrの
値の中心値をコンパレータ46の基準電圧として設定す
るため、ラベルLおよび台紙Bにそれぞれ対応する検出
電圧の値と、基準電圧の値との差が最も大きくなる結
果、ラベルLおよび台紙Bをより確実に判別することが
できる。
表面全体にラベルLが付着されているいわゆるフリーラ
ベル紙に印刷する場合には、前述した照射量設定処理の
ステップ57において受光データDrの値が低下しない
ため、フリーラベル紙と判別することができる。したが
って、このような場合には、CPU40は、前述したス
テップ53において、受光データDrの値が低下したと
きに、ラベルLの先端がホトセンサ22を通過したもの
とし、その先端を基準とした所定の位置に印刷する。
所定のサイズに予めカットされたカット紙を使用するこ
ともできるように構成されている。かかるカット紙を使
用する場合には、ロール紙支持ガイド10に代えてカッ
ト紙用カセットを装着すれば、CPU40が、カット紙
を1枚搬送する毎に、または必要に応じて上記照射量設
定処理を実行する。これにより、種々のカット紙に対
し、ラベルLの判別に最も適した光量で照射することが
できるようになっている。
は、ラベル紙2が通過していない状態から処理を開始し
ているが、例えば、所定枚数のラベルLを印刷した後に
電源を停止させた場合などにおいて、受光素子21の下
にラベル紙2が存在することがある。かかる場合には、
電源再投入後、CPU40は、紙送りすることによっ
て、受光データDrの値が0.5V上昇したか否か、ま
たは0.5V低下したか否かを監視することにより、ホ
トセンサ22を通過している部分が、ラベルLから台紙
Bに変化したか、または台紙BからラベルLに変化した
かを判別することができるため、前記照射量設定処理と
同様にして、受光データテーブルの作成および最適な照
射量の設定を行うことができる。
々述べてきたが、本発明は上述する実施形態に限定され
るものではなく、適宜改変することができる。例えば、
本実施形態では、発光素子20の発光量を調節するため
にD/A変換部43を接続しているが、発光素子20の
カソードまたはアノード側に電子ボリュームを接続し、
その電子ボリュームの抵抗値を変化させることによって
発光素子20に流れる電流値を制御してもよい。
6が検出電圧と基準電圧とを比較しているが、CPU4
0が、基準データDref の値と受光データDrの値とを
直接比較演算してもよい。
ラベルLの判別を行っているが、ラベルLによって反射
する反射光に基づいてラベルLの判別を行うことも可能
である。さらに、前述したステップ59において、ラベ
ルLに対する検出電圧と台紙Bに対する検出電圧との差
が、ラベルLを判別するために必要な所定電圧値以上に
なったときに、その比較演算を停止し、そのときの電圧
データDvに設定してもよい。この場合には、比較演算
を短時間で終了させることができる。
リンタにおけるラベルの位置検出装置によれば、光量調
整手段が、ラベルに対する電圧値と台紙に対する電圧値
との差が所定値以上または最大値になるように照射光の
光量を自動調節するため、ラベルおよび台紙の反射率や
透過率が異なる種々のラベル紙に対し、ラベルの判別に
最も適した光量を照射することが可能になり、これによ
り、ラベルおよび台紙をより確実に判別することができ
る。
けるラベルの位置検出装置によれば、基準電圧設定手段
が、ラベルと台紙にそれぞれ対応する両電圧値のほぼ中
心に基準電圧を設定するため、ラベルおよび台紙にそれ
ぞれ対応する両電圧値と基準電圧の値との差が最も大き
くなる結果、ラベルおよび台紙の誤判別を防止すること
ができる。
概要を示す断面図である。
回路図である。
に対する検出電圧を示す特性図である。
理を示すフローチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 剥離可能なラベルが台紙に付着され搬送
路上を搬送されているラベル紙に対して照射光を照射す
ると共に、当該照射した照射光に基づく反射光量または
透過光量を光電変換し、当該光電変換された電圧値と予
め設定された基準電圧とに基づいて前記ラベル紙上の前
記ラベルの位置を検出するラベルプリンタにおけるラベ
ルの位置検出装置において、 前記台紙に対する前記電圧値と前記ラベルに対応する電
圧値との差を所定値以上および最大値のいずれか一方に
設定するために前記照射光の光量を自動調節する光量調
節手段を備えていることを特徴とするラベルプリンタに
おけるラベルの位置検出装置。 - 【請求項2】 前記台紙および前記ラベルにそれぞれ対
応する前記電圧値のほぼ中心に前記基準電圧を設定する
基準電圧設定手段を備えていることを特徴とする請求項
1記載のラベルプリンタにおけるラベルの位置検出装
置。
Priority Applications (1)
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JP16676296A JP3305578B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | ラベルプリンタにおけるラベルの位置検出装置 |
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JP16676296A JP3305578B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | ラベルプリンタにおけるラベルの位置検出装置 |
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JPH09325008A true JPH09325008A (ja) | 1997-12-16 |
JP3305578B2 JP3305578B2 (ja) | 2002-07-22 |
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ID=15837246
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Country Status (1)
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---|---|---|---|---|
JP2011215028A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Nec Personal Products Co Ltd | プリンタ、光強度と受光感度の決定方法及びプログラム |
JP2015182267A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 三菱電機株式会社 | プリンタ |
JP2015224120A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP2016221763A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 株式会社沖データ | 媒体搬送装置および画像形成装置 |
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1996
- 1996-06-05 JP JP16676296A patent/JP3305578B2/ja not_active Expired - Fee Related
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