JPH09323782A - エンボスキャリアテープ - Google Patents
エンボスキャリアテープInfo
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- JPH09323782A JPH09323782A JP8158829A JP15882996A JPH09323782A JP H09323782 A JPH09323782 A JP H09323782A JP 8158829 A JP8158829 A JP 8158829A JP 15882996 A JP15882996 A JP 15882996A JP H09323782 A JPH09323782 A JP H09323782A
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- Japan
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- carrier tape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品搬送効率を向上させることができるとと
もに、テーピングコスト、廃材となる部分、段取り工数
等を削減できるようにされたエンボスキャリアテープを
提供する。 【解決手段】 テープ本体12の長手方向に沿って製品
収納部(14)が一直線上に並ぶように所定のピッチで
形成され、前記製品収納部(14)を覆うように前記テ
ープ本体12の長手方向に沿ってトップカバーテープ2
0を被せてその両端部を接合するようにされたエンボス
キャリアテープにおいて、複数連の製品収納部14,1
4,14,・・・、14’,14’,14’,・・・を
形成してなる。
もに、テーピングコスト、廃材となる部分、段取り工数
等を削減できるようにされたエンボスキャリアテープを
提供する。 【解決手段】 テープ本体12の長手方向に沿って製品
収納部(14)が一直線上に並ぶように所定のピッチで
形成され、前記製品収納部(14)を覆うように前記テ
ープ本体12の長手方向に沿ってトップカバーテープ2
0を被せてその両端部を接合するようにされたエンボス
キャリアテープにおいて、複数連の製品収納部14,1
4,14,・・・、14’,14’,14’,・・・を
形成してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス等
の製品を収納するための窪んだ製品収納部が一直線上に
並ぶように所定のピッチで形成され、その製品収納部に
製品を収納した後、該製品収納部を覆うようにテープ本
体の長手方向に沿ってトップカバーテープを被せてその
両端部をテープ本体に熱溶着等により接合するようにさ
れてなるエンボスキャリアテープに関する。
の製品を収納するための窪んだ製品収納部が一直線上に
並ぶように所定のピッチで形成され、その製品収納部に
製品を収納した後、該製品収納部を覆うようにテープ本
体の長手方向に沿ってトップカバーテープを被せてその
両端部をテープ本体に熱溶着等により接合するようにさ
れてなるエンボスキャリアテープに関する。
【0002】
【従来の技術】エンボスキャリアテープとしては、図3
に示される如くの構造を持つものが一般的である。図示
例のエンボスキャリアテープ50は、テープ本体52の
長手方向に沿って上面から陥没した平面視矩形で側面視
台形状の製品収納部55が所定のピッチで形成されてい
る。
に示される如くの構造を持つものが一般的である。図示
例のエンボスキャリアテープ50は、テープ本体52の
長手方向に沿って上面から陥没した平面視矩形で側面視
台形状の製品収納部55が所定のピッチで形成されてい
る。
【0003】この製品収納部55は、可撓性を有する薄
板もしくはフィルム状の樹脂素材を金型によりプレス加
工または熱真空成形等により形成したものである。前記
テープ本体52には幅方向で見た一端部に搬送巻回用の
送り穴57が一定間隔をあけて形成され、前記製品収納
部55の底面55aには丸穴56が形成されている。
板もしくはフィルム状の樹脂素材を金型によりプレス加
工または熱真空成形等により形成したものである。前記
テープ本体52には幅方向で見た一端部に搬送巻回用の
送り穴57が一定間隔をあけて形成され、前記製品収納
部55の底面55aには丸穴56が形成されている。
【0004】このエンボスキャリアテープ50において
は、前記製品収納部55に半導体デバイス等の製品Wを
収納した後、該製品収納部55を覆うようにテープ本体
52の長手方向に沿ってトップカバーテープ60を被せ
てその両端部をテープ本体52に熱溶着(溶着部61,
62)等により接合するようにされている。
は、前記製品収納部55に半導体デバイス等の製品Wを
収納した後、該製品収納部55を覆うようにテープ本体
52の長手方向に沿ってトップカバーテープ60を被せ
てその両端部をテープ本体52に熱溶着(溶着部61,
62)等により接合するようにされている。
【0005】ここで、上記した如くの、テープ本体52
にトップカバーテープ60を被せてその両端部61,6
2を溶着接合する工程においては、図4に示される如く
に、前記送り穴57に挿入される所要数の巻取用突起を
備えた巻出機41、巻取機42間でテープ送りレール3
4上にテープ本体52を巻き出し、巻き取りながら各製
品収納部55を1ピッチ(前記送り穴57の間隔)づつ
間欠的に搬送しつつ、図示は省略されているが製品収納
部55に製品Wを収納し(落とし込み)、その後側で、
ロール状に巻回されたトップカバーテープ60を案内ロ
ール45,46等を介して引き出して前記テープ本体5
2の上面に被せ、それらの上方に配置されたシール装置
30によりトップカバーテープ60の両端部61,62
をテープ本体52に熱溶着して接合するようにされてい
る。
にトップカバーテープ60を被せてその両端部61,6
2を溶着接合する工程においては、図4に示される如く
に、前記送り穴57に挿入される所要数の巻取用突起を
備えた巻出機41、巻取機42間でテープ送りレール3
4上にテープ本体52を巻き出し、巻き取りながら各製
品収納部55を1ピッチ(前記送り穴57の間隔)づつ
間欠的に搬送しつつ、図示は省略されているが製品収納
部55に製品Wを収納し(落とし込み)、その後側で、
ロール状に巻回されたトップカバーテープ60を案内ロ
ール45,46等を介して引き出して前記テープ本体5
2の上面に被せ、それらの上方に配置されたシール装置
30によりトップカバーテープ60の両端部61,62
をテープ本体52に熱溶着して接合するようにされてい
る。
【0006】前記シール装置30は、例えば図5(A)
に示される如くの、両側下部に凸部32a,32bを有
する熱溶着コテ32を備え、この熱溶着コテ32を流体
圧シリンダ等からなる昇降駆動機構37で上下動させよ
うにしたもので、このシール装置30より巻出機41側
に配されたセンサ35によりテープ本体に施されたマー
ク等を検出し、テープ本体52の製品収納部55が前記
熱溶着コテ32の真下に来たとき、そのタイミングに合
わせて、つまり、トップカバーテープ60が1ピッチ搬
送される毎に、加熱された前記熱溶着コテ32を間欠的
に昇降動させ、その凸部32a,32bを搬送中のテー
プ本体52の上面に被せられたトップカバーテープ60
の両端部に押し当てて前記テープ送りレール34との間
で挟圧することにより、トップカバーテープ60の両端
部を熱熔融させて溶着接合するようにされる。
に示される如くの、両側下部に凸部32a,32bを有
する熱溶着コテ32を備え、この熱溶着コテ32を流体
圧シリンダ等からなる昇降駆動機構37で上下動させよ
うにしたもので、このシール装置30より巻出機41側
に配されたセンサ35によりテープ本体に施されたマー
ク等を検出し、テープ本体52の製品収納部55が前記
熱溶着コテ32の真下に来たとき、そのタイミングに合
わせて、つまり、トップカバーテープ60が1ピッチ搬
送される毎に、加熱された前記熱溶着コテ32を間欠的
に昇降動させ、その凸部32a,32bを搬送中のテー
プ本体52の上面に被せられたトップカバーテープ60
の両端部に押し当てて前記テープ送りレール34との間
で挟圧することにより、トップカバーテープ60の両端
部を熱熔融させて溶着接合するようにされる。
【0007】なお、熱溶着コテ(32)としては、上記
した非回転式のものに代えて円形の押圧凸部を有する回
転ローラー式のものも提案されている。
した非回転式のものに代えて円形の押圧凸部を有する回
転ローラー式のものも提案されている。
【0008】また、上記のようにしてトップカバーテー
プが溶着接合されたエンボスキャリアテープ50は、例
えば多数の半導体デバイス等の製品を配線基板に搭載す
る工程において、該テープ50を上記とは逆の手順、つ
まり、トップカバーテープ60を剥がしながら巻き戻し
て、開けられた製品収納部55から製品Wを吸着する等
して取り出すようにされる。
プが溶着接合されたエンボスキャリアテープ50は、例
えば多数の半導体デバイス等の製品を配線基板に搭載す
る工程において、該テープ50を上記とは逆の手順、つ
まり、トップカバーテープ60を剥がしながら巻き戻し
て、開けられた製品収納部55から製品Wを吸着する等
して取り出すようにされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した如
くの従来のエンボスキャリアテープ50においては、製
品収納部がテープ本体の長手方向に沿って製品収納部が
一直線上に並ぶように所定のピッチで形成された一連構
成のものが普通である。
くの従来のエンボスキャリアテープ50においては、製
品収納部がテープ本体の長手方向に沿って製品収納部が
一直線上に並ぶように所定のピッチで形成された一連構
成のものが普通である。
【0010】しかしながら、このような一連構成のもの
では、例えば多数の半導体デバイス等の製品を配線基板
に搭載する工程にそれを使用する場合、当然ながら製品
を1個づつ一定の間隔でしか搬送できないので、製品搬
送効率が悪く、また、テープ巻取巻戻装置や製品(半導
体デバイス)搭載装置等の構成上、それらに使用される
エンボスキャリアテープ巻取巻戻用のリールの径が決ま
っており、一個のリールに収納できる製品の個数は限ら
れてしまうので、リールの交換補充を頻繁に行わなけれ
ばならないという問題があった。
では、例えば多数の半導体デバイス等の製品を配線基板
に搭載する工程にそれを使用する場合、当然ながら製品
を1個づつ一定の間隔でしか搬送できないので、製品搬
送効率が悪く、また、テープ巻取巻戻装置や製品(半導
体デバイス)搭載装置等の構成上、それらに使用される
エンボスキャリアテープ巻取巻戻用のリールの径が決ま
っており、一個のリールに収納できる製品の個数は限ら
れてしまうので、リールの交換補充を頻繁に行わなけれ
ばならないという問題があった。
【0011】また、それに加えて、前記製品搭載工程に
おいては、一枚の配線基板に搭載すべき製品の個数(種
類)分のエンボスキャリアテープ(リール)とその巻取
巻戻装置を用意しておく必要があり、このように多数の
リールを使用することは、スペース上の制約が生じる場
合があるとともに、テーピングコストの面で不利である
とともに、多くの廃材(使用済みのテープやリール等)
が生じ、さらに、半導体デバイス等の製品実装時の段取
り工数が多くなるといった問題がある。
おいては、一枚の配線基板に搭載すべき製品の個数(種
類)分のエンボスキャリアテープ(リール)とその巻取
巻戻装置を用意しておく必要があり、このように多数の
リールを使用することは、スペース上の制約が生じる場
合があるとともに、テーピングコストの面で不利である
とともに、多くの廃材(使用済みのテープやリール等)
が生じ、さらに、半導体デバイス等の製品実装時の段取
り工数が多くなるといった問題がある。
【0012】本発明は、上述した如くの従来のエンボス
キャリアテープに関する問題を解消すべくなされたもの
で、製品搬送効率を向上させることができるとともに、
テーピングコスト、廃材となる部分、段取り工数等を削
減できるようにされたエンボスキャリアテープを提供す
ることを目的とする。
キャリアテープに関する問題を解消すべくなされたもの
で、製品搬送効率を向上させることができるとともに、
テーピングコスト、廃材となる部分、段取り工数等を削
減できるようにされたエンボスキャリアテープを提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るエンボスキャリアテープは、基本的に
は、テープ本体の長手方向に沿って製品収納部が一直線
上に並ぶように所定のピッチで形成され、前記製品収納
部を覆うように前記テープ本体の長手方向に沿ってトッ
プカバーテープを被せてその両端部を接合するようにさ
れているが、前記製品収納部が複数連形成されているこ
とを特徴としている。
く、本発明に係るエンボスキャリアテープは、基本的に
は、テープ本体の長手方向に沿って製品収納部が一直線
上に並ぶように所定のピッチで形成され、前記製品収納
部を覆うように前記テープ本体の長手方向に沿ってトッ
プカバーテープを被せてその両端部を接合するようにさ
れているが、前記製品収納部が複数連形成されているこ
とを特徴としている。
【0014】本発明の好ましい態様では、各連の製品収
納部の寸法形状が同じにされ、また、テープ本体の長手
方向で見て各連の製品収納部の位置が同じとされる。他
の好ましい態様では、テープ本体の長手方向で見て各連
の製品収納部が1ピッチづつずらされて互い違いに位置
せしめられ、また、各連の製品収納部の寸法形状が異な
るようにされたり、各連の製品収納部のピッチが異なる
ようにされる。
納部の寸法形状が同じにされ、また、テープ本体の長手
方向で見て各連の製品収納部の位置が同じとされる。他
の好ましい態様では、テープ本体の長手方向で見て各連
の製品収納部が1ピッチづつずらされて互い違いに位置
せしめられ、また、各連の製品収納部の寸法形状が異な
るようにされたり、各連の製品収納部のピッチが異なる
ようにされる。
【0015】本発明のエンボスキャリアテープにおいて
は、前記テープ本体の長手方向に沿ってトップカバーテ
ープにおける各連の製品収納部の中間部を接合すること
が望ましい。
は、前記テープ本体の長手方向に沿ってトップカバーテ
ープにおける各連の製品収納部の中間部を接合すること
が望ましい。
【0016】上記のように、製品収納部を複数連形成す
ることにより、複数個の製品を同時に1ピッチづつ搬送
できるので、製品搬送効率を向上させることができ、そ
の結果、例えば多数の半導体デバイス等の製品を配線基
板に搭載する工程に使用する場合等において、テーピン
グコスト、廃材となる部分、段取り工数等も削減でき
る。
ることにより、複数個の製品を同時に1ピッチづつ搬送
できるので、製品搬送効率を向上させることができ、そ
の結果、例えば多数の半導体デバイス等の製品を配線基
板に搭載する工程に使用する場合等において、テーピン
グコスト、廃材となる部分、段取り工数等も削減でき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るエンボスキ
ャリアテープの第1実施形態を示しており、図示例のエ
ンボスキャリアテープ10は、製品収納部を2連構成と
したもので、テープ本体12の上面から陥没した平面視
矩形で側面視台形状の同一寸法形状の製品収納部14,
14,14,・・・、14’,14’,14’,・・・
がテープ本体12の長手方向の位置を同じにして並列的
に、テープ本体12の長手方向に沿って一定の間隔をあ
けて形成されている。
参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るエンボスキ
ャリアテープの第1実施形態を示しており、図示例のエ
ンボスキャリアテープ10は、製品収納部を2連構成と
したもので、テープ本体12の上面から陥没した平面視
矩形で側面視台形状の同一寸法形状の製品収納部14,
14,14,・・・、14’,14’,14’,・・・
がテープ本体12の長手方向の位置を同じにして並列的
に、テープ本体12の長手方向に沿って一定の間隔をあ
けて形成されている。
【0018】前記テープ本体12には、図3に示される
従来の1連構成のエンボスキャリアテープ(50)と同
様に、幅方向一端部に搬送巻回用の丸穴17が一定間隔
をあけて形成され、前記製品収納部14,14’は金型
プレス成形あるいは熱真空成形等により成形され、ま
た、前記製品収納部14,14’の底面にも丸穴16が
形成されている。
従来の1連構成のエンボスキャリアテープ(50)と同
様に、幅方向一端部に搬送巻回用の丸穴17が一定間隔
をあけて形成され、前記製品収納部14,14’は金型
プレス成形あるいは熱真空成形等により成形され、ま
た、前記製品収納部14,14’の底面にも丸穴16が
形成されている。
【0019】このエンボスキャリアテープ10において
は、前記製品収納部14,14’に半導体デバイス等の
製品Wが収納された後、該製品収納部14,14’を覆
うようにテープ本体12の長手方向に沿ってトップカバ
ーテープ20を被せてその両端部を前述した図5(A)
に示される如くの、両端に凸部が設けられている熱溶着
コテを用いてテープ本体12に熱溶着(溶着部21,2
2)して接合するようにされている。
は、前記製品収納部14,14’に半導体デバイス等の
製品Wが収納された後、該製品収納部14,14’を覆
うようにテープ本体12の長手方向に沿ってトップカバ
ーテープ20を被せてその両端部を前述した図5(A)
に示される如くの、両端に凸部が設けられている熱溶着
コテを用いてテープ本体12に熱溶着(溶着部21,2
2)して接合するようにされている。
【0020】このような構成とされた本発明の第1実施
形態のエンボスキャリアテープ10においては、製品収
納部14,14’が2連構成とされているので、2個の
製品を同時に1ピッチづつ搬送でき、その結果、例えば
多数の半導体デバイス等の製品を配線基板に搭載する工
程に使用する場合等において、製品搬送効率を向上させ
ることができるとともに、テーピングコスト、廃材とな
る部分、段取り工数等も削減できる。なお、このエンボ
スキャリアテープ10では、1ピッチ毎に2個の製品W
の収納・取り出しを行える。
形態のエンボスキャリアテープ10においては、製品収
納部14,14’が2連構成とされているので、2個の
製品を同時に1ピッチづつ搬送でき、その結果、例えば
多数の半導体デバイス等の製品を配線基板に搭載する工
程に使用する場合等において、製品搬送効率を向上させ
ることができるとともに、テーピングコスト、廃材とな
る部分、段取り工数等も削減できる。なお、このエンボ
スキャリアテープ10では、1ピッチ毎に2個の製品W
の収納・取り出しを行える。
【0021】図2は、本発明に係るエンボスキャリアテ
ープの第2実施形態を示している。図示のエンボスキャ
リアテープ10’においては、製品収納部を2連構成と
したのは前記実施形態と同じであるが、本実施形態にお
いては、2連の同一寸法形状を有する製品収納部15,
15,15,・・・、15’,15’,15’,・・・
がテープ本体12の長手方向で見て1ピッチ(送り穴1
7の間隔)づつずらされて互い違いに位置せしめられて
おり、かつ、テープ本体12の長手方向に沿ってトップ
カバーテープ20の両端部がテープ本体12に熱溶着
(溶着部21,22)により接合されるとともに、トッ
プカバーテープ20における2連の製品収納部15,1
5’の中間部もテープ本体12に熱溶着(溶着部23)
により接合される。
ープの第2実施形態を示している。図示のエンボスキャ
リアテープ10’においては、製品収納部を2連構成と
したのは前記実施形態と同じであるが、本実施形態にお
いては、2連の同一寸法形状を有する製品収納部15,
15,15,・・・、15’,15’,15’,・・・
がテープ本体12の長手方向で見て1ピッチ(送り穴1
7の間隔)づつずらされて互い違いに位置せしめられて
おり、かつ、テープ本体12の長手方向に沿ってトップ
カバーテープ20の両端部がテープ本体12に熱溶着
(溶着部21,22)により接合されるとともに、トッ
プカバーテープ20における2連の製品収納部15,1
5’の中間部もテープ本体12に熱溶着(溶着部23)
により接合される。
【0022】このエンボスキャリアテープ10’をテー
プ本体12に3箇所(溶着部21,22,23)で熱溶
着するには、図5(B)に示される如くの、両端と中央
部に凸部33a,33b,33cを設けた熱溶着コテ3
3を使用する。
プ本体12に3箇所(溶着部21,22,23)で熱溶
着するには、図5(B)に示される如くの、両端と中央
部に凸部33a,33b,33cを設けた熱溶着コテ3
3を使用する。
【0023】このような構成のエンボスキャリアテープ
10’においては、前記第1実施形態のものと同様な作
用効果が得られることに加えて、1ピッチ毎に2連の製
品収納部15,15’から交互に製品Wを取り出すこと
ができるという利点が得られる。
10’においては、前記第1実施形態のものと同様な作
用効果が得られることに加えて、1ピッチ毎に2連の製
品収納部15,15’から交互に製品Wを取り出すこと
ができるという利点が得られる。
【0024】なお、以上の実施形態においては、製品収
納部が2連構成とされているが、それを3連以上の構成
にしてもよいことは勿論であり、また、製品収納部の寸
法形状を異ならせたり、各連に異形製品を収納するよう
にしたり、あるいは、各連の製品収納部のピッチを異な
らせる等の変更を加えてもよい。
納部が2連構成とされているが、それを3連以上の構成
にしてもよいことは勿論であり、また、製品収納部の寸
法形状を異ならせたり、各連に異形製品を収納するよう
にしたり、あるいは、各連の製品収納部のピッチを異な
らせる等の変更を加えてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るエンボスキャリアテープによれば、製品搬送効
率を向上させることができるとともに、テーピングコス
ト、廃材となる部分、段取り工数等を削減できる等の優
れた効果が得られる。
明に係るエンボスキャリアテープによれば、製品搬送効
率を向上させることができるとともに、テーピングコス
ト、廃材となる部分、段取り工数等を削減できる等の優
れた効果が得られる。
【図1】本発明に係るエンボスキャリアテープの第1実
施形態を示し、(A)は平面図、(B)は縦方向断面
図、(C)は横方向断面図。
施形態を示し、(A)は平面図、(B)は縦方向断面
図、(C)は横方向断面図。
【図2】本発明に係るエンボスキャリアテープの第2実
施形態を示し、(A)は平面図、(B)は縦方向断面
図、(C)は横方向断面図。
施形態を示し、(A)は平面図、(B)は縦方向断面
図、(C)は横方向断面図。
【図3】従来のエンボスキャリアテープの一例を示し、
(A)は平面図、(B)は縦方向断面図、(C)は横方
向断面図である。
(A)は平面図、(B)は縦方向断面図、(C)は横方
向断面図である。
【図4】一般的なエンボスキャリアテープのシール装置
の一例を示す概略構成図。
の一例を示す概略構成図。
【図5】シール装置に使用される熱溶着コテの例を示す
図。
図。
10 エンボスキャリアテープ 12 テープ本体 14,14’ 製品収納部 15,15’ 製品収納部 17 送り穴 20 トップカバーテープ 21,22,23 熱溶着部 W 製品
Claims (7)
- 【請求項1】 テープ本体の長手方向に沿って製品収納
部が一直線上に並ぶように所定のピッチで形成され、前
記製品収納部を覆うように前記テープ本体の長手方向に
沿ってトップカバーテープを被せてその両端部を接合す
るようにされたエンボスキャリアテープにおいて、 前記製品収納部が複数連形成されていることを特徴とす
るエンボスキャリアテープ。 - 【請求項2】 各連の製品収納部の寸法形状が同じであ
ることを特徴とする請求項1に記載のエンボスキャリア
テープ。 - 【請求項3】 テープ本体の長手方向で見て各連の製品
収納部の位置が同じであることを特徴とする請求項1又
は2に記載のエンボスキャリアテープ。 - 【請求項4】 テープ本体の長手方向で見て各連の製品
収納部が1ピッチづつずらされて互い違いに位置せしめ
られていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエ
ンボスキャリアテープ。 - 【請求項5】 各連の製品収納部の寸法形状が異なるよ
うにされていることを特徴とする請求項1又は4に記載
のエンボスキャリアテープ。 - 【請求項6】 各連の製品収納部のピッチが異なるよう
にされていることを特徴とする請求項1,2又は5に記
載のエンボスキャリアテープ。 - 【請求項7】 前記テープ本体の長手方向に沿ってトッ
プカバーテープにおける各連の製品収納部の中間部が接
合せしめられることを特徴とする請求項1ないし6のい
ずれかに記載のエンボスキャリアテープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158829A JPH09323782A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | エンボスキャリアテープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8158829A JPH09323782A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | エンボスキャリアテープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09323782A true JPH09323782A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15680305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8158829A Pending JPH09323782A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | エンボスキャリアテープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09323782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7296963B2 (en) * | 2002-08-08 | 2007-11-20 | Intel Corporation | Multi-row passive component carrier tape |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP8158829A patent/JPH09323782A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7296963B2 (en) * | 2002-08-08 | 2007-11-20 | Intel Corporation | Multi-row passive component carrier tape |
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