JPH09311441A - ポジティブ型フォトレジスト組成物 - Google Patents

ポジティブ型フォトレジスト組成物

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JPH09311441A
JPH09311441A JP8271170A JP27117096A JPH09311441A JP H09311441 A JPH09311441 A JP H09311441A JP 8271170 A JP8271170 A JP 8271170A JP 27117096 A JP27117096 A JP 27117096A JP H09311441 A JPH09311441 A JP H09311441A
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KUNHOSEOKIYUHOAHAKU JIYUSHIKUHESA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体の高集積化に対応する高解像性、高耐
熱性、広い焦点範囲及び優秀なパターンプロファイルを
有するポジティブ型フォトレジスト組成物を提供する。 【解決手段】 アルカリ可溶性樹脂、キノンジアジドス
ルホン酸エステル化合物及び溶剤からなるポジティブ型
フォトレジストであって、キノンジアジドスルホン酸エ
ステルは含まれるキノンジアジドスルホン酸ハライドと
次の一般式(I)の芳香族ポリヒドロキシ化合物とのエ
ステル化反応で製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体に使用される
高感度、高解像性のポジティブ型フォトレジスト組成物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体の高集積化の進行につれて0.5
μ以下の微細パターンの形成が要求されている。その結
果、フォトレジスト分野では高解像性、高耐熱性、広い
焦点範囲、そして優秀なレジストパターンプロファイル
等が要求されている。特に、64M DRAM以上の場
合、従来に使用したg−線(436nm)光源の代わりに
解像性及び焦点深度の優秀なi−線(365nm)の光源
を用いることに代わっている。ここに使用されるフォト
レジスト組成物は皮膜形成用アルカリ可溶性樹脂、芳香
族ポリヒドロキシ化合物のキノンジアジドスルホン酸エ
ステル、低分子添加剤、染料及びこれらを溶かす溶媒等
で構成されている。特に、前記芳香族ポリヒドロキシ化
合物としては、これまでポリヒドロキシベンゾフェノン
類が多く使用されたが、これら化合物の場合、300nm
以上の波長で多くの吸収があるため、0.5μ以下の優
秀なレジストパターンプロファイルを形成しにくい。こ
のような問題を解決するため、最近、フェノール類とア
ルデヒド類を縮合させた化合物が多く発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記化
合物の場合、高温でキノン類に酸化して、300nm以上
の波長で吸収を現し、合成が容易でない欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は芳香族ポリヒド
ロキシ化合物のキノンジアジドスルホン酸エステル、ア
ルカリ可溶性樹脂、溶剤及び添加剤からなるポジティブ
型フォトレジスト組成物を提供する。芳香族ポリヒドロ
キシ化合物は芳香族ヒドロキシ基を三つ以上含有するフ
ェノール類がよい。なぜならば、芳香族ヒドロキシ基が
二つ以下である場合、感光剤の本来の目的である溶解抑
制効果が低下し、製造後に保存時、ゲルが生成して保存
安定性がよくない。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では、芳香族ヒドロキシ基
が四つ以上である次の一般式(I)の芳香族ヒドロキシ
化合物は次のような方法で合成される。4,4−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)バラリック酸エステル類と
ヒドロキシ基が二つ以上であるアルコール類をエステル
化反応で合成される。アルコール類としてはアルキルジ
オール、グリセリン、ペンタエリトリトール、トリス
(ヒドロキシメチル)エタン等のポリオールが挙げられ
る。エステル化反応は一般に酸性又は塩基性そしてジブ
チル錫オキシドのように、既存のエステル化反応に使用
される触媒を使用する。反応溶媒は使用しても、又は使
用しなくてもよい。
【0006】
【化19】
【0007】ここで、R1 とR2 は水素、ハロゲン、ア
ルキル基又はアルコキシル基であり、R1 とR2 はそれ
ぞれ独立である。aは1〜3の定数、bは1〜8の定
数、cは1〜12の定数である。R3 は脂肪族炭化水素
基、又はエーテル基、メルカプト基、スルホキシド基、
スルホン基、アリール基若しくはヒドロキシ基を包含す
る脂肪族炭化水素基である。R1 又はR2 におけるアル
キル基は炭素数1〜4の直鎖又は側鎖アルキル基が使用
でき、このうち、メチル、エチル、イソプロピル、t−
ブチル等が望ましい。また、R1 又はR2 におけるアル
コキシ基は炭素数1〜4の直鎖又は側鎖アルコキシ基が
望ましく、このうち、メチルアルコキシ、エチルアルコ
キシ、イソプロピルアルコキシ、t−ブチルアルコキシ
等が望ましい。本発明において、キノンジアジドスルホ
ン酸エステルは1,2−ナフトキノンジアジドスルホン
酸ハライド又は1,2−ベンゾキノンジアジドスルホン
酸ハライドと前記一般式(I)の芳香族ポリヒドロキシ
化合物から選択された1種以上の化合物をアミン類の触
媒下でエステル化反応により製造される。
【0008】エステル化度は芳香族ポリヒドロキシ化合
物と1,2−ナフトキノンジアジドスルホニルハライド
のモル比により比較的容易に調節することができる。通
常、エステル化度は30〜90%範囲のものが良く、有
効な範囲は50〜80%である。エステル化度があまり
高ければ、溶媒に対する溶解度が低下し保存安定性が悪
くなることがあり、かつ感度が低下しスカム(scum) が
増加して、優秀な結果を得ることが難しい。反面、あま
り低ければ、溶解抑制効果が低下し、解像力が低下する
欠点がある。使用量は前記アルカリ可溶性ノボラック樹
脂100重量部に対して10〜100重量部を使用する
ことが適する。
【0009】前記一般式(I)で表示される芳香族ポリ
ヒドロキシ化合物としては次の化合物がある。
【0010】
【化20】
【0011】ここで、eは1〜12の定数である。
【0012】
【化21】
【0013】ここで、eは1〜12の定数である。
【0014】
【化22】
【0015】ここで、eは1〜12の定数である。
【0016】
【化23】
【0017】ここで、eは1〜12の定数である。
【0018】
【化24】
【0019】
【化25】
【0020】
【化26】
【0021】
【化27】
【0022】
【化28】
【0023】
【化29】
【0024】
【化30】
【0025】ここで、fは0〜12の定数である。
【0026】
【化31】
【0027】ここで、fは0〜12の定数である。
【0028】
【化32】
【0029】ここで、fは0〜12の定数である。
【0030】
【化33】
【0031】ここで、fは0〜12の定数である。
【0032】
【化34】
【0033】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O,S,SO2 又はSOのいずれかである。
【0034】
【化35】
【0035】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O,S,SO2 又はSOのいずれかである。
【0036】
【化36】
【0037】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O,S,SO2 又はSOのいずれかである。
【0038】
【化37】
【0039】ここで、gは1〜12の定数であり、Aは
O,S,SO2 又はSOのいずれかである。
【0040】本発明に使用するアルカリ可溶性樹脂は酸
触媒の存在下でアルデヒド化合物とフェノール化合物の
混合物との縮合反応により得られたノボラック樹脂であ
る。フェノール化合物としては、o−クレゾール、m−
クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノール、
3,5−キシレノール、3,4−キシレノール、2,
3,5−トリメチルフェノール、2−t−ブチルフェノ
ール、3−t−ブチルフェノール、4−t−ブチルフェ
ノール、2−エチルフェノール、3−エチルフェノー
ル、4−エチルフェノール、2−クロロフエノール、3
−クロロフエノール、4−クロロフェノール等が挙げら
れる。アルデヒド化合物としては、ホルムアルデヒド、
パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルア
ルデヒド、ベンズアルデヒド、フェニルアルデヒド等が
挙げられる。酸触媒としては、シュウ酸、ギ酸、パラト
ルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、燐酸、過塩素酸、酢酸
亜鉛、酢酸マグネシウム等がある。ここで生成されたノ
ボラック樹脂は、公知された分離方法により、ポリスチ
レン換算分子量が900以下である化合物と未反応原料
物質が大部分除去される。一般に、高解像性と広い焦点
範囲を有するためには、ポリスチレン換算分子量が20
00〜12000であるものを使用することが有利であ
る。
【0041】低分子添加剤としては、分子量が900前
後であるアルカリ可溶性化合物を使用する。芳香族ポリ
ヒドロキシ化合物としては、340nm〜375nmで吸収
ピークが殆ど現れないものが望ましい。特に、芳香族ヒ
ドロキシ基が三つ以上であるとともに分子量が600前
後であるものが望ましい。本発明では、前記一般式
(I)で表示される化合物から1種以上を選択して使用
してもかまわない。低分子添加剤の使用量はアルカリ可
溶性樹脂100重量部に対して5〜50重量部を使用す
ることが望ましい。
【0042】その他の添加剤としては、必要によって、
増感剤(sensitizer)、界面活性剤、安定化剤及び接着
性改善剤等が使用できる。増感剤としては、メルカプト
オキサゾール、メルカプトベンゾキサゾール、メルカプ
トオキサゾリン、メルカプトベンゾチアゾール、ベンゾ
キサゾリノン、メルカプトベンゾイミゾール、ベンゾチ
アゾロン、ウラゾール、チオウラシル、メルカプトピリ
ジン、イミダゾーロン又はこれらの誘導体等が挙げられ
る。
【0043】本発明のフォトレジスト組成物は、通常、
適当な溶媒に溶解して使用する。溶媒は均一で平坦な塗
布膜を得るために適当な粘性と蒸発速度を有するべきで
ある。このような物性を有する溶媒としては、エチルセ
ロソルブアセテート、プロピレングリコールモノメチル
エテルアセテート、エチルピルバート、n−アミルアセ
テート、エチルラクタート、2−ヘプタンオン、ガンマ
−ブチロラクトン、シクロヘキサノン等がある。場合に
よっては、これら単独又は二種以上の混合溶媒形態で使
用するか、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン等のような高極性溶媒と混合して使用することができ
る。溶媒の使用量は溶媒の物性、つまり揮発性、粘度等
によって適量を使用してウエハー上に均一に形成される
ように調節する。
【0044】本発明のフォトレジスト組成物は公知の方
法により基板に塗布し、所定量で露光してから現像する
ことによりパターンを形成することができる。フォトレ
ジスト現像液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、アンモニア等の水溶液、無機アルカリ類、ジエチ
ルアミン、ジ−n−プロピルアミン等の第二級アミン
類、トリメチルアミン、トリエチルアミン等の第三級ア
ミン類、そしてテトラメチルアンモニウムヒドロキシド
等の第四級アンモニウム塩の水溶液又はこの水溶液に界
面活性剤等を添加したものを使用することができる。本
発明を下記の合成例と実施例に基づいて具体的に説明す
るが、本発明がこれらの合成例と実施例に限定されるも
のではない。
【0045】
【実施例】
<ポリヒドロキシ化合物の製造> 構成例1 1000mlフラスコに4,4−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)吉草酸100g、1,4−ブタンジオール1
5.4g、ジブチル錫オキシド1.7g、そしてテトラ
リン(tetralin)100mlを入れ撹拌しながら190℃
に徐々に昇温させ、反応器内の圧力を70mmHgに減圧し
6時間反応させ、副生成物で発生する水を除去する。6
時間反応させた後、反応器内に残っているテトラリンを
除去するため、反応器の内部を20mmHgまで減圧し3時
間にわたって溶媒をすっかり除去する。反応の終了後、
反応器の内部温度を80℃にし、0.9gのオキサル酸
と300mlのエタノールを添加し完全に溶かして濾過す
る。濾液は冷却して結晶化させ、濾過、乾燥して、下記
の構造式(A)の白色粉末である芳香族ポリヒドロキシ
化合物89gを得た。
【0046】
【化38】
【0047】合成例2 合成例1において、4,4−ビス(4−ヒドロキシフエ
ニル)吉草酸100gの代わりに、4,4−ビス(4−
ヒドロキシフエニル)吉草酸メチルエステル105.2
gを使用したことを除き、合成例1と同方法で合成して
前記構造式(A)の化合物94gを得た。
【0048】合成例3 合成例2において、1,4−ブタンジオール15.4g
の代わりに、1,6−ヘキサンジオール20.0gを使
用したことを除き、合成例2と同方法で合成して下記の
構造式(B)の化合物91gを得た。
【0049】
【化39】
【0050】合成例4 合成例2において、1,4−ブタンジオール15.4g
の代わりに、1,8−オクタンジオール24.8gを使
用したことを除き、合成例2と同方法で合成して下記構
造式(C)の化合物105gを得た。
【0051】
【化40】
【0052】<アルカリ可溶性ノボラック樹脂の合成> 合成例5 投入組成比がm−クレゾール:P−クレゾール:ジメチ
ルフェノール類=55:35:10であり、酸触媒下で
ホルマリン等のアルデヒド類との縮合反応でノボラック
樹脂を得る公知の方法により、ポリスチレン換算平均分
子量が7,500であり、フェクスト社AZ300MI
F現像液に浸漬現像した時、溶解速度が100Å/秒で
あるアルカリ可溶性ノボラック樹脂を合成した。
【0053】<1,2−ナフトキノンジアジドスルホン
酸エステルの製造> 合成例6 合成例1の構造式(A)の化合物10.0gと1,2−
ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホニルクロライ
ド3.6gを50mlの1,4−ジオキサンに入れ、常温
で撹拌しながらトリエチルアミン1.6gを徐々に添加
する。添加後、同一温度で1時間反応させた後、反応物
を蒸留水500mlに徐々に添加すると生成物が沈殿され
る。この沈殿物を濾過し乾燥して12.2gの感光性
1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル混合
物を得た。これはエステル化度の異なる化合物の混合物
である。これを混合物Eという。
【0054】合成例7 合成例6において、1,2−ナフトキノン−2−ジアジ
ド−5−スルホン酸クロライド3.6gの代わりに、こ
れを3.1g使用したことを除き、同方法で合成して感
光性1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル
混合物11.6gを得た。これはエステル化度の異なる
化合物の混合物である。これを混合物Fという。
【0055】合成例8 合成例1の化合物A 10.0gの代わりに、合成例3
の化合物B 10.5gを使用したことを除き、合成例
6と同方法で合成して感光性1,2−ナフトキノンジア
ジドスルホン酸エステル混合物11.6gを得た。これ
を混合物Gという。
【0056】合成例9 合成例1の構造式(A)の化合物10.0gの代わり
に、合成例4の構造式(C)の化合物10.9gを使用
したことを除き、合成例6と同方法で合成して感光性
1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル混合
物13.2gを得た。これを混合物Hという。
【0057】実施例1 合成例5で合成したアルカリ可溶性ノボラック樹脂10
重量部と合成例6の感光性キノンジアジド混合物E
3.5重量部と合成例1の構造式(A)化合物1.2重
量部をエチルセロソルブアセテートに溶解してレジスト
液を調剤した。この溶液をポアーサイズ(pore size )
0.2μm厚さに均一に塗布しホットプレート(hot pl
ate )で90℃で60秒間熱処理した。露光はNA(Nu
merical Aperture)0.4であるニコンステッパーで所
定量露光した後、フェクスト社のAZ300MIF現像
液で60秒間浸漬現像してレジストパターンを得た。
【0058】一方、同方法でシリコンウエハに均一に塗
布し熱処理した後、DRM(Development Rate Monito
r)用マスク(米国 Perkin-Elmer 社製品)で露光し、
DRMテスト方法によってシミュレーションした。その
結果を表1に記載した。
【0059】実施例2 合成例5のアルカリ可溶性樹脂10重量部と合成例7の
感光性キノンジアジド混合物F 4.0重量部と合成例
2の構造式(A)化合物1.0重量部を使用してレジス
ト液を調剤したことを除き、実施例1と同様に実施し
た。
【0060】実施例3 合成例6の感光性キノンジアジド混合物Eの代わりに、
合成例8の感光性キノンジアジド混合物Gを使用してレ
ジスト液を調剤したことを除き、実施例1と同様に実施
した。
【0061】実施例4 合成例6の感光性キノンジアジド混合物Eの代わりに、
合成例9の感光性キノンジアジド混合物Hを使用してレ
ジスト液を調剤したことを除き、実施例1と同様に実施
した。
【0062】
【表1】 1)米国Perkin-Elmer社のDRMを使用し所定のマスク
を通じて露光、現像してパターンシミュレーションし
た。 条件:初期露光量:10秒(Quintel UV露光器使用) マスク透過率:1〜60%、15ステップ 仮想露光器:NA0.57であるi線用ステッパー入力 現像:フェクスト社AZ300MIF(TMAH2.38wt%)/30 0秒 2)パターンテストはNA0.40であるi線用ニコン
ステッパーを使用した。
【0063】
【発明の効果】以上説明した本発明のポジティブ型フォ
トレジスト組成物は半導体の高集積化に対応する高解像
性、高耐熱性、広い焦点範囲、そして優秀なレジストパ
ターンプロファイルを有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム ジ−ホン 大韓民国,タエジョン,ユソン−グ,シン ソン−ドン,タエリン トレ アパート 101−306 (72)発明者 パーク スン−イ 大韓民国,タエジョン,ユソン−グ,ジョ ンミン−ドン,チョング ナレ アパート 110−1301

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キノンジアジド化合物を感光性物質とす
    るポジティブ型フォトレジスト組成物において、キノン
    ジアジドスルホン酸エステル、アルカリ可溶性樹脂、溶
    剤及び添加剤からなるポジティブ型フォトレジスト組成
    物。ここで、キノンジアジドスルホン酸エステルは1,
    2−ナフトキノンジアジドスルホニルハライド又は1,
    2−ベンゾキノンジアジドスルホニルハライドと下記一
    般式(I)の芳香族ヒドロキシ化合物のエステルであり 【化1】 ここで、R1 とR2 は水素、ハロゲン、アルキル基又は
    アルコキシル基であり、R1 とR2 はそれぞれ独立であ
    り、aは1〜3の定数、bは1〜8の定数、cは1〜1
    2の定数であり、R3 は脂肪族炭化水素基、又はエーテ
    ル基、メルカプト基、スルホキシド基、スルホン基、ア
    リール基若しくはヒドロキシ基を包含する脂肪族炭化水
    素基である。
  2. 【請求項2】 キノンジアジドスルホン酸エステルは一
    般式(I)の化合物の少なくとも一つ以上のヒドロキシ
    基が1,2−ナフトキノンジアジドスルホニル基又は
    1,2−ベンゾキノンジアジドスルホニル基で置換され
    た化合物の混合物であり、その混合物のエステル化度が
    50〜80%であることを特徴とする請求項1記載のポ
    ジティブ型フォトレジスト組成物。
  3. 【請求項3】 一般式(I)の化合物が次の一般式
    (I)−1〜(I)−32からなる群より選ばれたもの
    であることを特徴とする請求項1記載のポジティブ型フ
    ォトレジスト組成物。 【化2】 ここで、eは1〜12の定数である。 【化3】 ここで、eは1〜12の定数である。 【化4】 ここで、eは1〜12の定数である。 【化5】 ここで、eは1〜12の定数である。 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 ここで、fは0〜12の定数である。 【化12】 ここで、fは0〜12の定数である。 【化13】 ここで、fは0〜12の定数である。 【化14】 ここで、fは0〜12の定数である。 【化15】 ここで、gは1〜12の定数であり、AはO,S,SO
    2 又はSOのいずれかである。 【化16】 ここで、gは1〜12の定数であり、AはO,S,SO
    2 又はSOのいずれかである。 【化17】 ここで、gは1〜12の定数であり、AはO,S,SO
    2 又はSOのいずれかである。 【化18】 ここで、gは1〜12の定数であり、AはO,S,SO
    2 又はSOのいずれかである。
  4. 【請求項4】 アルカリ可溶性樹脂100重量部に対し
    てキノンジアジドスルホン酸エステル混合物10〜10
    0重量部を使用することを特徴とする請求項1記載のポ
    ジティブフォトレジスト組成物。
  5. 【請求項5】 一般式(I)の化合物1種以上を低分子
    添加剤として使用することを特徴とする請求項1記載の
    ポジティブフォトレジスト組成物。
  6. 【請求項6】 アルカリ可溶性樹脂100重量部に対し
    て5〜50重量部の低分子添加剤を使用することを特徴
    とする請求項5記載のポジティブフォトレジスト組成
    物。
  7. 【請求項7】 アルカリ可溶性樹脂が、o−クレゾー
    ル、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレ
    ノール、3,5−キシレノール、3,4−キシレノー
    ル、2,3,5−トリメチルフェノール、2−t−ブチ
    ルフェノール、3−t−ブチルフェノール、4−t−ブ
    チルフェノール、2−エチルフェノール、3−エチルフ
    ェノール、4−エチルフェノール、2−クロロフエノー
    ル、3−クロロフエノール、4−クロロフェノールから
    選択された1種以上のフェノール化合物と、ホルムアル
    デヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プ
    ロピルアルデヒド、ベンズアルデヒド、フェニルアルデ
    ヒドから選択された1種以上のアルデヒド化合物の縮合
    反応により得られたことを特徴とする請求項1記載のポ
    ジティブフォトレジスト組成物。
  8. 【請求項8】 アルカリ可溶性樹脂がシュウ酸、ギ酸、
    パラトルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、燐酸、過塩素
    酸、酢酸亜鉛、酢酸マグネシウムからなる群より選択さ
    れた1種以上の化合物を縮合触媒として使用して製造さ
    れたものであることを特徴とする請求項7記載のポジテ
    ィブフォトレジスト組成物。
  9. 【請求項9】 アルカリ可溶性樹脂はポリスチレン換算
    重量平均分子量が2000〜12000であるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のポジティブフォトレ
    ジスト組成物。
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