JPH09311072A - 赤外線検出器 - Google Patents

赤外線検出器

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JPH09311072A
JPH09311072A JP15151896A JP15151896A JPH09311072A JP H09311072 A JPH09311072 A JP H09311072A JP 15151896 A JP15151896 A JP 15151896A JP 15151896 A JP15151896 A JP 15151896A JP H09311072 A JPH09311072 A JP H09311072A
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infrared
container
window
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solder
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JP15151896A
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Kazutaka Okamoto
一隆 岡本
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Hideji Takada
秀次 高田
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたって気密性を良好に維持し、電磁
波に対するシールド効果が高く、しかも、入射する赤外
線を確実に集光できる赤外線検出器を提供すること。 【解決手段】 赤外線透過材料よりなる窓材4における
母材5を集光レンズ機能を有するように形成するととも
に、その少なくとも一方の面に波長選択性多層膜からな
る光学フィルタ6または赤外線反射防止膜8を形成する
一方、前記窓材4における少なくとも母材断面部分5a
にはんだ可能な金属層19を形成するとともに、前記容
器1における窓材4の接合予定部分20をはんだ可能な
表面状態とし、窓材4を接合予定部分20にはんだ9を
用いて接合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体などから発
せられる赤外線を検出する赤外線検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】上記赤外線検出器の一つに、例えば特開
平6−249709号公報に示される焦電型赤外線検出
器がある。図7は、この赤外線検出器の要部の構成を示
すもので、この図において、51は金属製の容器で、そ
の内部には回路基板52上に載置された赤外線検出素子
53が設けられている。54は容器51の上部に開設さ
れた開口55を封止する赤外線透過性の窓材で、赤外線
透過性の母材56の上下両面に波長選択性多層膜57,
58を形成してなるものである。そして、この窓材54
は、母材56の断面部および下側の波長選択性多層膜5
8の下面端部の視野角に寄与しない部分(赤外線検出素
子53の端部と母材56の上端部とを結ぶ線59より外
側)60に形成された例えば三層構造のはんだ付け可能
な金属部61と容器51の開口55の近傍内面に施され
たはんだ付け可能な金属処理面62との間にはんだ部6
3を設けることにより、容器51内を気密状態になるよ
うに容器51の開口55に取り付けられている。
【0003】上記赤外線検出器においては、窓材54と
容器51との接合が緊密に行われるので、従来の合成樹
脂接着剤による窓材と容器との接着に比べ、気密性が大
幅に向上するとともに、窓材54の母材56と容器51
とが電気的に結合されるので、電磁気に対するシールド
性が向上する。したがって、長期間にわたって安定に動
作することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記赤
外線検出器における窓材54は平板であり、これ自身に
赤外線を集光する機能がないため、人体検知や非接触的
に温度計測を行うためやガス分析を目的として用いる場
合には、赤外線集光系としてのレンズやミラーと組み合
わせる必要がある。このようにした場合、赤外線検出器
の構成が複雑になるほか、レンズなどにおける赤外線吸
収のため、入射エネルギーが少なくなるといった問題が
ある。
【0005】これに対して、特開平3−122033号
公報や特開平7−221349号公報には、フォトダイ
オードやフォトトランジスタとして、透過窓にガラスか
らなるレンズを設けて気密封止した近赤外線検出器が開
示されている。しかしながら、これらの公報におけるガ
ラスは波長の長い赤外線を吸収するため、人体検知、非
接触温度計測やガス分析を目的として使用することはで
きない。
【0006】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、長期にわたって気密性を良好に
維持し、電磁波に対するシールド効果が高く、しかも、
入射する赤外線を確実に集光できる赤外線検出器を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、赤外線透過材料よりなる窓材を、赤外
線検出素子を収容した容器に形成された開口部に対して
接合した赤外線検出器において、前記窓材における母材
を集光レンズ機能を有するように形成するとともに、そ
の少なくとも一方の面に波長選択性多層膜からなる光学
フィルタまたは赤外線反射防止膜を形成する一方、前記
窓材における少なくとも母材断面部分にはんだ付け可能
な金属層を形成するとともに、前記容器における窓材の
接合予定部分をはんだ付け可能な表面状態とし、窓材を
前記接合予定部分にはんだを用いて接合している。
【0008】この発明の赤外線検出器においては、赤外
線透過性の窓材そのものが集光レンズ機能を有するの
で、従来とは異なり、赤外線集光系としてのレンズやミ
ラーを別途設けなくとも赤外線を確実に集光できるとと
もに、赤外線の入射エネルギーを大きくとれ、その結
果、構成が簡単になるとともに、検出器における信号量
が増大する。
【0009】そして、前記窓材がはんだによって容器に
接合されているので、長期にわたって良好な気密性を維
持できるとともに、赤外線検出器の開口部における電磁
波に対するシールド効果が増大する。
【0010】また、容器内に収容される赤外線検出素子
における焦電体として、強誘電薄膜を用いることもでき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施例
を、図を参照しながら説明する。
【0012】図1は、この発明の赤外線検出器の一例を
示し、まず、同図(A)において、1は鉄やニッケルあ
るいはコバールなどの金属よりなる下部開放型の筒状の
容器で、その上面部2のほぼ中央には開口部3が形成さ
れている。4は開口部3を容器1の上方から閉塞するよ
うに設けられた赤外線透過窓材(以下、単に窓材とい
う)である。
【0013】前記窓材4は例えば次のように形成されて
いる。すなわち、5は窓材4の主部材としての母材で、
シリコン、ゲルマニウムなどよりなる。この母材5は、
一方の面を平坦な面とし、他方の面を凸面とした平凸レ
ンズに形成されて集光機能を有する。そして、この母材
5の平坦面の表面には波長選択性多層膜からなる光学フ
ィルタ6が形成され、凸面の表面には赤外線反射防止膜
(以下、ARコートという)8が形成されている。ま
た、図示例では、フランジ部7を有するとともに、凸面
状態のARコート8側が容器1の外部側に位置するよう
にはんだを用いて容器1に取り付けられている。9はは
んだ部分である。この窓材4の製法およびその取付け構
造については、後に詳しく説明する。
【0014】10は窓材4に対して受光部電極11,1
2を臨ませるようにして容器1内に収容された赤外線検
出素子で、焦電体としては例えばPZT(チタン酸ジル
コン酸鉛系の酸化物セラミックス)よりなる。この赤外
線検出素子10は、スペーサ13を介してセラミックな
どよりなる回路基板14上に設けられている。そして、
回路基板14の下面側にはFET(電界効果トランジス
タ)15や高抵抗16などの回路素子が設けられている
とともに、複数のリードピン17が突設されている。こ
れらのリードピン17は、容器1の下部開放部を閉塞す
るステム18を貫通して容器1の外部に延設されてい
る。
【0015】そして、図1(B)は、開口3における窓
材4の取付け構造を示す部分拡大図で、この図1(B)
において、19は窓材4における母材5のフランジ部7
の端部および光学フィルタ6の端部のそれぞれ表面に形
成されたはんだ付け可能な例えば三層構造の金属層であ
る。この金属層19は、母材5の側面部全周に形成され
ている。また、20は容器1の上面部2における窓材4
の接合予定部分で、はんだ付け可能な表面状態にされて
いる。そして、はんだ部分9は、母材5の側面部に形成
された金属層19と容器1における接合予定部分20と
の間に施されている。このはんだ部分9は、窓材4の全
周に施されている。
【0016】次に、窓材4の製作手順および窓材4の容
器1への接合手順の一例について説明する。
【0017】まず、窓材4の母材5は、シリコンまたは
ゲルマニウムのような半導体よりなり、一方の面を平坦
な面とし、他方の面を凸面として集光機能を有するよう
に形成される。
【0018】次に、公知の蒸着法を用いて、前記母材5
の平坦面の表面に高屈折率物質としてのゲルマニウムと
低屈折率物質としての硫化亜鉛とを数十層重畳する。こ
れによって、母材5の平坦面に波長選択性を有する多層
膜が形成され、光学フィルタ6が得られる。この場合、
多層膜における光学膜厚や蒸着層数を適宜設定すること
により、所望の波長選択性を有する光学フィルタ6を形
成できることはいうまでもない。
【0019】そして、前記平坦面に光学フィルタ6を形
成した母材5の他方の面である凸面に、例えば、蒸着法
によりゲルマニウムや硫化亜鉛、SiO2 などからなる
ARコート8を形成する。
【0020】前記光学フィルタ6およびARコート8を
形成した母材5の露出した側面部分5aおよび光学フィ
ルタ6の端部は、そのままの状態でははんだに対する濡
れ性がない。そこで、これらの部分にめっきまたはスパ
ッタリングによって表面処理を行い、これを金属層19
とするのである。
【0021】前記めっきによる表面処理としては、例え
ばニッケル−リン系、ニッケル−ホウ素系、パラジウム
−リン系のものが金属層19の付着強度が強く、安定し
ている。そして、はんだに対する濡れ性を一層向上させ
るには、前記いずれかによるめっき後、金めっきで仕上
げるのもよい。
【0022】また、前記スパッタリングによって表面処
理を行う場合、例えばニッケル、クローム、銅、金など
の金属をスパッリングによって単層または多層膜として
組み合わせることにより、はんだに対して濡れ性の良好
なはんだ付け可能な金属層19を得ることができる。
【0023】なお、上記めっきまたはスパッリングによ
る表面処理で用いる素材またはその組合せは、上記した
ものに限られるものではなく、要するに、母材5の露出
している側面部分5aなどにはんだに対する濡れ性が優
れた金属層19が形成されておればよい。
【0024】一方、前記窓材4が接合される容器1は、
これをはんだに対する濡れ性の良好な金属素材(例えば
ニッケル、コバールなど)をプレス加工によって成形す
るのが好ましいが、はんだに対する濡れ性が不十分な金
属素材(例えば鉄など)を用いてもよい。いずれの場合
においても、少なくとも窓材4の接合予定部分20につ
いては、はんだ付け可能な表面状態に表面処理が施され
てあればよい。この表面処理についても、母材5の露出
している部分などの表面処理に適用されるめっきまたは
スパッタリングを同様に採用すればよい。また、容器1
の全体にこれら表面処理を施してもよい。
【0025】上述のようにして形成された窓材4を容器
1の接合予定部分20に、例えば錫−鉛系のはんだを熱
溶融させることによって、両者4,1を接合するのであ
る。すなわち、母材5を、ARコート8が形成した側が
容器1の外方に位置するようにし、しかも、母材5のフ
ランジ部7の上面を容器1の上面部2の内面に密着させ
るようにして、窓材4の側部に形成された金属層19と
容器1の上面部2側内面における接合予定部分20との
間にはんだ部分9を形成する。このとき、使用するはん
だとしては、ペースト状のクリームはんだ、糸状はん
だ、ペレット状の固形はんだなどがある。また、前記錫
−鉛系のはんだの他、銀を適宜混入したはんだを用いて
もよいことはいうまでもない。
【0026】上述した実施例においては、赤外線透過性
の窓材4そのものが集光レンズ機能を有するので、レン
ズなど他の赤外線集光系を設けることなく、容器1の外
部から内部に入射する赤外線を確実に集光できるととも
に、赤外線の入射エネルギーを大きくとれる。その結
果、赤外線検出器の構成が簡単になるとともに、検出器
における信号量が増大する。
【0027】そして、前記窓材4においては、その両面
に光学フィルタ6およびARコート8を設けているの
で、透過率や波長選択性が優れているといった利点があ
る。
【0028】また、はんだ部分9によって窓材4と容器
1とが接合されるので、従来の焦電型赤外線検出器に比
べて、その気密性が大幅に向上するとともに、はんだ部
分9を介して窓材4の母材5と容器1とが電気的に結合
されるので、電磁気に対するシールド性が向上する。
【0029】この発明は、上述の実施例に限られるもの
ではなく、種々に変形して実施することができる。以
下、図2〜図6を参照しながら説明する。
【0030】まず、図2は、前記平凸レンズ状に形成さ
れた窓材4の取付け態様を示すもので、同図(A)は、
フランジ部7を容器1の上面部2の上面に密着させるよ
うにして窓材4を設けた場合を示し、同図(B)は、窓
材4にフランジ部を設けず、窓材4を開口3内に嵌め込
むようにした場合を示している。
【0031】そして、図3は、窓材4の両面に形成され
る層の他の例を示すもので、同図(A)に示すように、
母材5の両面に多層膜よりなる光学フィルタ6を形成し
てもよく、また、同図(B)に示すように、母材5の両
面にARコート8を形成してもよい。なお、母材5の両
面に光学フィルタ6を形成した場合、透過率および波長
選択性が優れるが、多層膜よりなる光学フィルタ6は、
どちらかといえば平坦面に形成した方が透過特性が安定
する。
【0032】また、図4は、窓材4の断面形状の他の例
を示すもので、同図(A)に示すように、窓材4を平凸
レンズ状とし、その平坦面が外部となるようにしてもよ
く、同図(B),(C)に示すように、両凸レンズ状と
してもよい。
【0033】さらに、この発明は、母材5の片面にのみ
多層膜からなる光学フィルタ6またはARコート8を形
成してもよい。
【0034】また、容器1内に収容される焦電体10
を、強誘電薄膜によって形成してもよい。以下、これに
ついて、図5および図6を参照しながら説明する。
【0035】すなわち、図5において、21は容器1内
に設けられる赤外線検出素子としての焦電型赤外線薄膜
素子である。なお、この図5において、図1における符
号と同じ符号は、同一物であるので、それらの説明は省
略する。
【0036】前記焦電型赤外線薄膜素子21の構成につ
いて、図6を参照しながら説明すると、この図6におい
て、22はMgO(酸化マグネシウム)よりなる単結晶
基板で、その厚さは500μm程度である。23はこの
基板22の表層部にエッチングによって形成される微小
な凹部である。24は焦電体薄膜で、例えばPZT系強
誘電体薄膜またはPLZT系強誘電体薄膜からなり、厚
さ2μm程度である。この焦電体薄膜24の上下両面に
は、例えばPt(白金)よりなる上部電極25と下部電
極26とが互いに対応するように設けられている。これ
らの電極25,26の厚みは例えば0.2μm程度であ
る。なお、これら両電極25,26および焦電体薄膜2
4が矢印A方向に見て互いに重なり合う部分を赤外線検
出部27というものとする。
【0037】28は赤外線検出部27における受光電極
としての上部電極25の上面を被覆するように設けられ
る赤外線吸収膜で、フォトリソグラフが可能な感光性有
機薄膜にカーボンブラックのような赤外吸収材料を適宜
混入してなるものである。29は赤外線検出部27の周
辺に形成され、赤外線検出部27を基板22に対して保
持させる絶縁体薄膜で、ポリイミド系樹脂薄膜のような
有機絶縁体薄膜またはSiO2 薄膜のような無機絶縁体
薄膜よりなる。30,31は上部電極25、下部電極2
6にそれぞれ連なる上部引出し電極、下部引出し電極で
ある。
【0038】上述の説明から理解されるように、この実
施例において用いる焦電型赤外線薄膜素子21はきわめ
て薄く、1mm以下の厚さであり、また、精々1mm角
程度の大きさである。なお、このような構成の焦電型赤
外線薄膜素子21の詳細な構造およびその製造方法につ
いては、別途特許出願しているところである。
【0039】再び図5に戻り、上記焦電型赤外線薄膜素
子21は、その赤外線検出部27を窓材4に臨むように
してセラミックなどよりなる回路基板32上に設けられ
ている。そして、この回路基板32の下面側には出力回
路を構成するインピーダンス変換用のFET15が設け
られるとともに、回路基板32の上面側には高抵抗16
などの回路素子が設けられている。
【0040】このように構成された赤外線検出器におい
ては、赤外線検出素子が焦電型赤外線薄膜素子21から
なり、きわめて薄く小型であるとともに、FET15や
高抵抗16を回路基板32にコンパクトに取り付けるこ
とがで、赤外線検出器全体を小型なものにできる。
【0041】上述した実施例はいずれも容器1内に焦電
型赤外線検出素子を収容したものであったが、この発明
はこれに限られるものではなく、熱電堆型赤外線検出素
子を収容した熱電堆型赤外線検出器やその他の赤外線検
出器にも適用できることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、赤外線透過性の窓材そのものが集光レンズ機能を有
するので、従来とは異なり、赤外線集光系としてのレン
ズやミラーを別途設けなくとも赤外線を確実に集光でき
るとともに、赤外線の入射エネルギーを大きくとれ、そ
の結果、構成が簡単になるとともに、検出器における信
号量が増大し、S/Nの良好な赤外線検出器を得ること
ができる。
【0043】また、前記窓材がはんだによって容器に接
合されているので、長期にわたって良好な気密性を維持
できるとともに、赤外線検出器の開口部における電磁波
に対するシールド効果が増大する。
【0044】したがって、この発明の赤外線検出器は、
人体検知、非接触温度計測やガス分析など各種の分野に
おいて広く用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の焦電型赤外線検出器の一例
を示す断面図、(B)は要部拡大断面図である。
【図2】平凸レンズ状に形成された窓材の取付け態様を
示す断面図である。
【図3】平凸レンズ状に形成された窓材における両面の
構成態様を示す断面図である。
【図4】窓材の他の態様を示す断面図である。
【図5】この発明の焦電型赤外線検出器の他の例を示す
断面図である。
【図6】前記他の例において用いられる赤外線検出素子
の一例を示す断面図である。
【図7】従来の焦電型赤外線検出器を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…容器、3…開口部、4…赤外線透過窓材、5…母
材、5a…母材の側面部分、6…光学フィルタ、8…赤
外線反射防止膜、9…はんだ部分、10…赤外線検出素
子、19…金属層、20…接合予定部分、21…赤外線
検出素子、24…焦電体薄膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線透過材料よりなる窓材を、赤外線
    検出素子を収容した容器に形成された開口部に対して接
    合した赤外線検出器において、前記窓材における母材を
    集光レンズ機能を有するように形成するとともに、その
    少なくとも一方の面に波長選択性多層膜からなる光学フ
    ィルタまたは赤外線反射防止膜を形成する一方、前記窓
    材における少なくとも母材の側面部分にはんだ付け可能
    な金属層を形成するとともに、前記容器における窓材の
    接合予定部分をはんだ付け可能な表面状態とし、窓材を
    前記接合予定部分にはんだを用いて接合したことを特徴
    とする赤外線検出器。
  2. 【請求項2】 赤外線検出素子における焦電体が強誘電
    薄膜からなる請求項1に記載の赤外線検出器。
JP15151896A 1996-05-23 1996-05-23 赤外線検出器 Pending JPH09311072A (ja)

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