JPH07243909A - 赤外線検出器における窓材およびその接合方法 - Google Patents

赤外線検出器における窓材およびその接合方法

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JPH07243909A
JPH07243909A JP6024794A JP6024794A JPH07243909A JP H07243909 A JPH07243909 A JP H07243909A JP 6024794 A JP6024794 A JP 6024794A JP 6024794 A JP6024794 A JP 6024794A JP H07243909 A JPH07243909 A JP H07243909A
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一隆 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期にわたって良好な気密性を維持すること
ができるとともに、任意の視野を自在に確保できる赤外
線検出器における窓材およびその接合方法を提供するこ
と。 【構成】 赤外線透過性の窓材5の断面部分にハンダ可
能な金属層8を形成する一方、容器2における窓材5の
接合予定部分11をハンダ可能な表面状態とし、窓材5
を接合予定部分11にハンダ12を用いて接合するとと
もに、窓材5の平面部分に光透過部14となる部分を残
してハンダ可能な金属層9を形成し、この金属層9の表
面にハンダ13を施すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体などから発せら
れる赤外線を検出する例えば焦電型赤外線検出器などの
赤外線検出器における窓材およびその接合方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の焦電型赤外線検出器を示
し、この図において、31は下方が開放した筒状の金属
製容器で、その上面部32のほぼ中央には開口部33が
形成されている。34は開口部33を容器31の上方か
ら閉塞するように設けられた赤外線透過性の窓材で、例
えば赤外透過性の母材の両面に光学フィルタとして波長
選択性多層膜を形成してなるもので、その周側面のほぼ
全体と開口部33の周辺部とを、絶縁性樹脂接着剤35
を用いて上面部32の上方から容器31に接合されてい
る。36は補助的に設けられる樹脂接着剤である。
【0003】37は窓材34に対して受光部電極38,
39を臨ませるようにして容器31内に収容されたデュ
アルタイプの赤外線検出素子である。この赤外線検出素
子37は、スペーサ40を介して回路基板41上に設け
られている。そして、回路基板41の下面側にはFET
42や高抵抗43などからなる回路が設けられていると
ともに、複数のリードピン44が突設されている。これ
らのリードピン44は、容器31の下部開放部を閉塞す
るステム45を貫通して容器31の外部に延設されてい
る。
【0004】このように構成された焦電型赤外線検出器
においては、例えば人体から発せられた赤外線が窓材3
4を通過して赤外線検出素子37の受光部電極38,3
9に入射すると、リードピン44からは所定の信号が出
力される。そして、上記従来の赤外線検出器において
は、窓材34の母材としてシリコン、ゲルマニウムなど
の半導体を用いるとともに、窓材34と容器31との接
合に用いる樹脂接着剤36に銀、銅などの金属フィラー
を分散混入させれば窓材34と容器31との間を導通さ
せることができ、好都合である。
【0005】ところで、近時、図6に示すように、一方
の受光部電極38にのみ臨むようにして開口部46を容
器31の上面部32に偏らせて形成し、この開口部46
を閉塞するように窓材34を銀ロー付けによって取り付
けた焦電型赤外線検出器がある。このように構成された
焦電型赤外線検出器においては、赤外線を受光しない受
光部電極39が温度補償電極として機能するので、温度
影響を除去した精度のよい検出を行うことができる。
【0006】また、図示はしないが、上記いずれの焦電
型赤外線検出器においても、容器における開口部の形状
は、検出目的によって円形や矩形などにしたり、開口部
の大きさを最適視野角が得られるように構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、焦
電型赤外線検出器においては、容器31内の回路のイン
ピーダンスが例えば1011Ωというように極めて大きい
ところから、温度や湿度などの環境の変化に対して、容
器31内の気密性を維持する必要がある。しかしなが
ら、上述のように、容器31の所定の箇所への窓材34
の接着を樹脂接着剤35,36によって行った図5に示
した従来の焦電型赤外線検出器においては、過酷な環境
の下における試験では、外気や水分が透過するなどして
容器31内に侵入するのを回避することができず、この
ため、内部回路における絶縁性が低下せざるを得ず、信
頼性に限界があった。
【0008】また、容器31の加工は、一般に金型成形
によって行われるが、図6に示した焦電型赤外線検出器
のように、容器31における開口部46の開口位置を変
えたり、大きさや形状を変えたりする場合、それに応じ
た金型を用意する必要があるとともに、窓材34などの
形状も開口46に合わせて変更したり、それに見合うも
のを用意しなければならず、それだけコストが嵩むとい
った問題があった。
【0009】上述の問題は、焦電型赤外線検出器のみな
らず、容器31内に熱電堆型赤外線検出素子を収容した
熱電堆型赤外線検出器やその他の赤外線検出器において
も同様に生じているところである。
【0010】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、長期にわたって良好な気密性を維持すること
ができるとともに、任意の視野を自在に確保できる赤外
線検出器における窓材およびその接合方法を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の赤外線検出器における窓材は、赤外線透
過性材料よりなる窓材の断面部分にハンダ可能な金属層
を形成する一方、赤外線検出素子を収容した容器におけ
る窓材の接合予定部分をハンダ可能な表面状態とし、窓
材を前記接合予定部分にハンダを用いて接合するととも
に、窓材の平面部分に光透過部となる部分を残してハン
ダ可能な金属層を形成し、この金属層の表面にハンダを
施したことを特徴としている。
【0012】そして、この発明においては、赤外線透過
性材料よりなる窓材を、赤外線検出素子を収容した容器
に形成された開口部に対して接合する赤外線検出器にお
ける窓材の接合方法において、前記窓材の断面部分にハ
ンダ可能な金属層を形成する一方、前記容器における窓
材の接合予定部分をハンダ可能な表面状態とし、窓材を
前記接合予定部分にハンダを用いて接合するとともに、
窓材の平面部分に光透過部となる部分を残してハンダ可
能な金属層を形成し、この金属層の表面にハンダを施す
ようにしている。
【0013】
【作用】上記赤外線検出器における窓材およびその接合
方法によれば、窓材の断面部分にハンダ可能な金属層を
形成する一方、容器における窓材の接合予定部分をハン
ダ可能な表面状態とし、窓材を接合予定部分にハンダを
用いて接合するようにしているので、容器の気密性が向
上するとともに、窓材と容器との電気的な結合が確実に
行われるので、電磁気に対するシールドが良好に行われ
る。
【0014】また、窓材の平面部分に光透過部分となる
部分を残してハンダ可能な金属層を形成し、この金属層
の表面にハンダを施すようにしているので、光透過部分
の形状や形成位置を任意にしかも容易に設定できる。し
たがって、容器や窓材をそれぞれ共通化でき、これらを
複数種類用意する必要がなくなり、開発・設計の効率化
が図れ、赤外線検出器の製造コストを大幅に低減でき
る。
【0015】
【実施例】図1〜図3は、この発明の一実施例を示し、
図1および図2において、1は焦電型赤外線検出器で、
次のように構成されている。すなわち、図1において、
2は鉄やニッケルあるいはコバールなどの金属よりなる
下部側が開放された筒状の容器で、その上面部3のほぼ
中央には開口部4が形成されている。
【0016】5は開口部4を閉塞するように設けられる
赤外線透過性の窓材で、図3に示すように、シリコン、
ゲルマニウムなどの半導体を母材6とし、この母材6の
両面に波長選択性多層膜7A,7Bを形成してなり、そ
の上面が容器2の上面部3の表面と同じ高さ(面一)と
なるように設けられている。そして、この窓材5におけ
る母材6の上下両面に形成される波長選択性多層膜7
A,7Bによって挟まれる断面部分の全周にハンダ可能
な金属層8が形成されるとともに、下側の波長選択性多
層膜7Bの光透過部となる部分14(後述する)を除く
表面(下面)には、図2に示すように、ハンダ可能な金
属層9が形成されている。
【0017】10はハンダ部で、ハンダ可能な表面状態
に表面処理が施された容器2の接合予定部分11と窓材
5の前記金属層8,9とにわたって施されている。以
下、このハンダ部10のうち、窓材5を容器2に接合す
るハンダ部を符号12で表し、金属層9の表面に施さ
れ、遮光部として機能するハンダ部を符号13で示す。
したがって、前記窓材5においては、ハンダ部13以外
の部分14が光透過部として機能し、この光透過部14
を通してのみ、赤外線が容器2内部に到達する。
【0018】15は窓材5に対して受光部電極16,1
7を臨ませ、かつ、一方の受光部電極16のみを前記窓
材5の光透過部14に臨ませるようにして容器2内に収
容された赤外線検出素子で、例えばPZT(チタン酸ジ
ルコン酸鉛系セラミックス)よりなる。この赤外線検出
素子15は、スペーサ18を介してセラミックスなどよ
りなる回路基板19上に設けられている。そして、回路
基板19の下面側にはFET20や高抵抗21などから
なる回路が設けられているとともに、複数のリードピン
22が突設されている。これらのリードピン22は、容
器2の下部開放側を閉塞するステム23を貫通して容器
2の外部に延設されている。
【0019】次に、窓材5の製作手順および窓材5の容
器1への接合手順の一例について説明する。
【0020】窓材5の母材6は、シリコン(Si)また
はゲルマニウム(Ge)のような半導体よりなり、例え
ば直径101.6mm(4インチ)、厚さ0.38mm
のウェハ状態に切り出すことにより形成される。
【0021】公知の蒸着法を用いて、前記ウェハの両面
に例えば高屈折率物質としてのGeと低屈折率物質とし
ての硫化亜鉛(ZnS)とを数10層重畳する。これに
よって、ウェハの表面に波長選択性多層膜が形成され、
光学フィルタが得られる。この場合、波長選択性多層膜
における光学膜厚や蒸着層数を適宜設定することによ
り、所望の波長選択性を有する光学フィルタが得られる
ことは言うまでもない。
【0022】波長選択性多層膜が形成されたウェハ(光
学フィルタ)を、ダイヤモンドよりなる回転刃を高速回
転させて切断することにより、数mm角のペレット、す
なわち、窓材5に形成する。この小片形状に切断された
窓材5は、図2に示すように、母材6の上下両面が波長
選択性多層膜7A,7Bに挟まれた所謂サンドウィッチ
形状を呈している。
【0023】そして、前記窓材5においては、母材6の
露出している断面部分および波長選択性多層膜7A,7
Bは、そのままの状態ではハンダに対する濡れ性がな
い。そこで、この実施例においては、窓材5に適宜の防
着マスクを施して、前記断面部分および波長選択性多層
膜7Bにメッキまたはスパッタリング、蒸着などの薄膜
形成技術によって表面処理を行い、金属層8,9を形成
するのである。
【0024】前記メッキによる表面処理としては、例え
ばニッケル−リン系、ニッケル−ホウ素系、パラジウム
−リン系のものが金属層8,9の付着強度が強く安定し
ている。そして、ハンダに対する濡れ性を一層向上させ
るには、前記いずれかによるメッキ後、金メッキで仕上
げるのもよい。
【0025】また、前記スパッタリングによって表面処
理を行う場合、例えばニッケル、クローム、銅、金など
の金属をスパッタリングによって単層膜または多層膜と
して組み合わせることにより、ハンダに対して濡れ性の
良好な金属層8,9を得ることができる。
【0026】なお、上記メッキまたはスパッタリングに
よる表面処理で用いる素材またはその組合せは、上記し
たものに限られるものではなく、要するに、少なくとも
前記母材6の露出している断面部分および波長選択性多
層膜7Bの光透過部14を除く部分に、ハンダに対する
濡れ性が優れた金属層8,9が形成されておればよい。
上述のように、窓材5に適宜の防着マスクを施して表面
処理を行うことにより、図2に示すように、形状並びに
大きさが異なる光透過部14を、窓材5の任意の位置に
形成することができる。
【0027】一方、前記窓材5が接合される容器2は、
これをハンダに対する濡れ性の良好な金属素材(例えば
ニッケル、コバールなど)をプレス加工によって成形す
るのが好ましいが、ハンダに対する濡れ性が不十分な金
属素材(例えば鉄など)を用いてもよい。どちらの場合
も、少なくとも窓材5の接合予定部分11については、
ハンダ可能な表面状態に表面処理が施されてあればよ
い。この表面処理についても、上記窓材5の表面処理に
適用されるメッキまたはスパッタリングを同様に採用す
ればよい。なお、接合予定部分11の表面処理は、ハン
ダ部分12に対応する部分のみを部分的に行ってもよい
が、容器2の表裏全面を一括して表面処理するようにし
てもよい。
【0028】上述のようにして形成された窓材5は、容
器2の上面に開設された開口部4を囲む上面部3と同じ
高さ(面一)となるように設けられる。容器2の接合予
定部分11および窓材5の金属層9に、例えば錫−鉛系
のハンダを熱溶融させることによって、窓材5を容器1
に接合するのである。この場合、前記窓材5の表面処理
において用いた防着マスクまたはこれと同様の防着マス
クを用い、光透過部14にハンダが施されないようにす
る。そして、このとき使用するハンダとしては、ペース
ト状のクリームハンダ、糸状ハンダ、ペレット状の固形
ハンダなどがある。また、前記錫−鉛系のハンダの他、
銀を適宜混入したハンダを用いてもよいことは言うまで
もない。
【0029】上述のように構成された焦電型赤外線検出
器においては、窓材5と容器2とがハンダ部12および
ハンダ部13の一部によって接合されるが、窓材5には
濡れ性のよい金属層8,9が形成され、また、容器2の
接合予定部分11には金属層8,9と同様の表面処理が
施されているので、窓材5とハンダ部分12,13との
接合面積が大きく、したがって、従来の焦電型赤外線検
出器に比べて、窓材5と容器2とが強固かつ確実に接合
される。そのため、容器2の気密性が大幅に向上すると
ともに、ハンダ部分12,13を介して窓材5の母材6
と容器2とが電気的に結合されるので、電磁気に対する
シールドが良好に行われる。
【0030】また、前記ハンダ部13は遮光部として機
能するが、このハンダ部13は、窓材5の平面部分(波
長選択性多層膜7B)に形成された金属膜9の表面に形
成されるため、強固に形成され、剥離することがなく、
このハンダ部13を除く窓材5の他の部分が光透過部1
4として形成される。
【0031】そして、上述の実施例では、窓材5が容器
2の開口部4内に収まるように設けられているので、検
出器本来の視野角を損なうことがないといった利点があ
る。
【0032】この発明は、上述の実施例に限られるもの
ではなく、種々に変形して実施することができる。例え
ば図4は、窓材5を容器2の内側に設けた例を示してお
り、窓材5の上側の波長選択性多層膜7Aの周辺部にも
金属膜8,9と同様の金属膜24を設けている。
【0033】なお、この発明は、母材6の片面にのみ波
長選択性多層膜が形成された窓材5や他の赤外線透過性
の窓材にも同様に適用できることは言うまでもない。ま
た、この発明は、容器2内に熱電堆型赤外線検出素子を
収容した熱電堆型赤外線検出器やその他の赤外線検出器
にも適用できることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の赤外線
検出器における窓材によれば、ハンダと窓材との接合面
積が大きく、したがって、従来の赤外線検出器に比べ
て、窓材と容器とが強固かつ確実に接合される。そのた
め、赤外線検出器の容器の気密性が大幅に向上するとと
もに、ハンダ部分を介して窓材の母材と容器とが電気的
に結合されるので、電磁気に対するシールド性が向上す
る。したがって、長期間にわたって安定に動作する赤外
線検出器を得ることができる。
【0035】そして、この発明の赤外線検出器における
窓材の接合方法によれば、窓材の平面部分に光透過部分
となる部分を残してハンダ可能な金属層を形成し、この
金属層の表面にハンダを施すようにしているので、光透
過部分の形状や形成位置を任意にしかも容易に設定でき
る。したがって、容器や窓材をそれぞれ共通化でき、こ
れらを複数種類用意する必要がなくなり、部品の共通化
および開発・設計の効率化が図れ、赤外線検出器の製造
コストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る焦電型赤外線検出器
の一例を示す断面図である。
【図2】前記焦電型赤外線検出器において用いる容器お
よび窓材の例を示す斜視図である。
【図3】窓材の取付け態様を示す要部拡大断面図であ
る。
【図4】窓材の他の取付け態様を示す要部拡大断面図で
ある。
【図5】従来の焦電型赤外線検出器を示す断面図であ
る。
【図6】従来の焦電型赤外線検出器の他の例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1…赤外線検出器、2…容器、4…開口部、5…窓材、
8,9…金属層、10,12,13…ハンダ部、11…
接合予定部分、14…光透過部、15…赤外線検出素
子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線透過性材料よりなる窓材の断面部
    分にハンダ可能な金属層を形成する一方、赤外線検出素
    子を収容した容器における窓材の接合予定部分をハンダ
    可能な表面状態とし、窓材を前記接合予定部分にハンダ
    を用いて接合するとともに、窓材の平面部分に光透過部
    となる部分を残してハンダ可能な金属層を形成し、この
    金属層の表面にハンダを施したことを特徴とする赤外線
    検出器における窓材。
  2. 【請求項2】 赤外線透過性材料よりなる窓材を、赤外
    線検出素子を収容した容器に形成された開口部に対して
    接合する赤外線検出器における窓材の接合方法におい
    て、前記窓材の断面部分にハンダ可能な金属層を形成す
    る一方、前記容器における窓材の接合予定部分をハンダ
    可能な表面状態とし、窓材を前記接合予定部分にハンダ
    を用いて接合するとともに、窓材の平面部分に光透過部
    となる部分を残してハンダ可能な金属層を形成し、この
    金属層の表面にハンダを施すようにしたことを特徴とす
    る赤外線検出器における窓材の接合方法。
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