JP2006292439A - 温度検出装置 - Google Patents

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Shinsuke Okada
信介 岡田
Masayuki Adachi
真之 安立
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Abstract

【課題】 温度検出の応答性および精度が優れ安価な温度検出装置を提供する。
【解決手段】 温度検出装置10は、温度検出素子11において、筐体110内に、基板120,第1光学系131,第2光学系132,第1Siフォトダイオード141,第2Siフォトダイオード142および信号処理部150を備える。信号処理部150は、Siフォトダイオード141,142それぞれから出力される電流信号を入力し、この電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力するものであって、Siフォトダイオードの温度変化に因る分光感度特性の変動を補正して当該補正後の電圧信号を出力する温度補正手段を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、測定対象物から放射される熱放射に基づいて該測定対象物の温度を検出する温度検出装置に関するものである。
温度検出装置として、様々なものが知られており、例えば熱電対やサーミスタ等の温度検出素子を含む接触式の温度検出装置の他に、非接触式の温度検出装置も知られている。接触式の温度検出装置は、温度検出素子が測定対象物に直接に接触して設けられ、温度検出素子が測定対象物と同一温度になることを前提としていることから、測定対象物の温度変化に対して応答性が悪い。一方、非接触式の温度検出装置は、測定対象物から放射される熱放射に基づいて該測定対象物の温度を検出するものであり、熱放射を受光する受光素子が測定対象物に接触して設けられる必要がないので、測定対象物の温度変化に対して応答性がよい。
非接触式の温度検出装置は、特許文献1に記載されているように、例えば、被加熱物(例えば鍋やフライパン等)を加熱する電気式加熱部を備えるクッキングヒータ装置において該被加熱物の温度を検出する際に用いられる。この文献に記載されたクッキングヒータ装置では、耐熱強化ガラス製の天板の上に被加熱物が置かれ、天板の下に磁界発生コイルおよび温度検出装置が設けられる。磁界発生コイルに高周波の交流電流が流れると、電磁誘導により被加熱物に誘導電流が流れ、被加熱物それ自体が発熱する。そして、発熱した被加熱物から放射される熱放射に基づいて温度検出装置により被加熱物の温度が検出される。
このように、クッキングヒータ装置において非接触式の温度検出装置が用いられることにより、測定対象物である被加熱物の温度変化に対して応答性よく温度検出をすることができ、ひいては、高速に被加熱物の温度を電気的に制御することができるので、例えば、被加熱物の内容物が天ぷら油である場合に、その天ぷら油の発火を防止することができる。
また、このような非接触式の温度検出装置は、特許文献1に記載されているように、2つの受光素子を含むのが一般的である。すなわち、最も効率よく熱放射を放射する仮想的な物体である黒体では、熱放射の波長依存性および温度依存性はプランクの式に従う。これに対して、現実の物体である被加熱物からの熱放射は黒体からの熱放射より小さく、被加熱物の材料によって放射率(黒体からの熱放射に対する比)が相違する。そこで、波長選択フィルタによって分光感度特性を互いに異ならせた2つの受光素子により2つの波長それぞれにおける熱放射を検出することで、被加熱物の放射率の相違に因る影響を低減して、温度測定の精度の向上を図っている。特許文献1には、温度検出装置に含まれる受光素子として、InGaAs(インジウムガリウム砒素),PbS(硫化鉛)およびPbSe(セレン化鉛)等が例示されている。
特開2003−109736号公報
接触式の温度検出装置は、安価であるものの、温度測定の応答性が悪い。一方、特許文献1に記載されたような非接触式の温度検出装置は、温度測定の応答性がよいものの、受光素子としてInGaAs等を用いていることから高価である。温度測定の応答性がよく且つ安価な温度検出装置の実現が望まれるところではあるが、現在、そのようなものは知られていない。
安価な受光素子としてはSiフォトダイオードが知られている。しかし、InGaAsフォトダイオードと比較すると、Siフォトダイオードは、温度変化に因り分光感度特性が大きく変動し、温度検出の精度が悪いことから、従来では非接触式の温度検出装置には用いられていない。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、温度検出の応答性および精度が優れ安価な温度検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る温度検出装置は、測定対象物から放射される熱放射に基づいて該測定対象物の温度を検出する温度検出装置であって、(1) 第1分光感度特性を有し、この第1分光感度特性に基づいて熱放射の入射量に応じた値の電流信号を出力する第1Siフォトダイオードと、(2) 第1分光感度特性と異なる第2分光感度特性を有し、この第2分光感度特性に基づいて熱放射の入射量に応じた値の電流信号を出力する第2Siフォトダイオードと、(3) 第1Siフォトダイオードから出力される電流信号を入力し、この電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力する第1信号処理回路と、(4) 第2Siフォトダイオードから出力される電流信号を入力し、この電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力する第2信号処理回路と、を備えることを特徴とする。さらに、第1信号処理回路は、第1Siフォトダイオードの温度変化に因る第1分光感度特性の変動を補正して当該補正後の電圧信号を出力する第1温度補正手段を含み、第2信号処理回路は、第2Siフォトダイオードの温度変化に因る第2分光感度特性の変動を補正して当該補正後の電圧信号を出力する第2温度補正手段を含むことを特徴とする。また、本発明に係る温度検出装置は、第1信号処理回路および第2信号処理回路それぞれから出力される電圧信号の値に基づいて測定対象物の温度を求める演算部を更に備えるのが好適である。
本発明に係る温度検出装置では、測定対象物から放射される熱放射は、互いに分光感度特性が異なる第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードに入射する。第1Siフォトダイオードから出力される電流信号は、この第1Siフォトダイオードが有する第1分光感度特性に応じた値のものであり、第1信号処理回路に入力して電圧信号に変換される。また、第2Siフォトダイオードから出力される電流信号は、この第2Siフォトダイオードが有する第2分光感度特性に応じた値のものであり、第2信号処理回路に入力して電圧信号に変換される。このとき、第1信号処理回路において、第1Siフォトダイオードの温度変化に因る第1分光感度特性の変動が第1温度補正手段により補正されて、当該補正後の電圧信号が出力される。また、第2信号処理回路において、第2Siフォトダイオードの温度変化に因る第2分光感度特性の変動が第2温度補正手段により補正されて、当該補正後の電圧信号が出力される。そして、第1信号処理回路および第2信号処理回路それぞれから出力される電圧信号の値に基づいて、演算部において、測定対象物の温度が求められる。したがって、本発明に係る温度検出装置は、非接触式であることから応答性よく温度検出をすることができ、受光素子としてSiフォトダイオードを用いていることから安価であり、また、第1信号処理回路が第1温度補正手段を含むとともに、第2信号処理回路が第2温度補正手段を含むことにより、温度検出の精度が向上する。
第1信号処理回路は、入力した電流信号を電圧信号に変換する第1電流-電圧変換回路と、第1電流-電圧変換回路から出力される電圧信号を増幅して出力する第1増幅回路と、第1温度補正手段として第1増幅回路の増幅率を温度に応じて調整する手段と、を含むのが好適である、また、第2信号処理回路は、入力した電流信号を電圧信号に変換する第2電流-電圧変換回路と、第2電流-電圧変換回路から出力される電圧信号を増幅して出力する第2増幅回路と、第2温度補正手段として第2増幅回路の増幅率を温度に応じて調整する手段と、を含むのが好適である。この場合、第1信号処理回路および第2信号処理回路それぞれにおいて、対応するSiフォトダイオードから出力された電流信号は電流-電圧変換回路により電圧信号に変換され、その電圧信号は増幅回路により増幅されて出力される。この増幅回路の増幅率が温度に応じて調整されることにより、温度補正が為される。
本発明に係る温度検出装置は、第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードが互いに異なる光検知領域を有し、測定対象物の表面の一定範囲から放射される熱放射を第1Siフォトダイオードに導く第1光学系と、上記一定範囲から放射される熱放射を第2Siフォトダイオードに導く第2光学系と、を更に備えるのが好適である。この場合、第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードそれぞれに、各々の対応する光学系により、測定対象物の表面の一定範囲から放射される熱放射が導かれるので、精度よく測定対象物の温度を検出することができる。
第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードは、互いに別個のものであってもよいが、共通のSi基板上に形成されているのが好適である。後者の場合、温度検出装置は、測定対象物の表面の一定範囲から放射される熱放射を第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードに導く光学系を更に備えるのが好適であり、各光学系を同一パッケージとして組むことができるので組み立てが容易であり、また、小型のものとすることができる。
本発明に係る温度検出装置は、第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードが互いに重なる光検知領域を有し、測定対象物の表面の一定範囲から放射される熱放射を第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードに導く光学系を更に備えるのが好適である。この場合、光学系を同軸に組むことができるので、装置を容易に組み立てることができる。
第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードは、互いに別個のものであってもよいが、共通の回路基板上に配置されているのが好適である。後者の場合、温度検出装置は、測定対象物の表面の一定範囲から放射される熱放射を第1Siフォトダイオードおよび第2Siフォトダイオードに導く光学系を更に備えるのが好適であり、各光学系を同一パッケージとして組むことができるので組み立てが容易であり、また、小型のものとすることができる。
本発明に係る温度検出装置は、非接触式であることから応答性よく温度検出をすることができ、受光素子としてSiフォトダイオードを用いていることから安価である。また、第1信号処理回路および第2信号処理回路それぞれが温度補正手段を含むことにより、温度検出の精度が向上する。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る温度検出装置10を備えるクッキングヒータ装置1の要部断面図である。このクッキングヒータ装置1は、温度検出装置10,天板20,磁界発生コイル30および電源回路40を備え、天板20の上に置かれた被加熱物2(例えば鍋やフライパン等)を加熱することで、その被加熱物2の中にある物を加熱し調理する。
温度検出装置10,磁界発生コイル30および電源回路40は、天板20の下方に配置されている。電源回路40から供給される高周波の交流電流が磁界発生コイル30に流れると、この磁界発生コイル30から発生する磁力線Mによる電磁誘導により、被加熱物2の底部に誘導電流が流れ、被加熱物2の電気抵抗によって被加熱物2が発熱する。そして、発熱した被加熱物2から放射される熱放射は、天板20に設けられた窓部21を透過して温度検出装置10の温度検出素子11に達して、温度検出装置10により被加熱物2の温度が検出される。なお、窓部21および温度検出素子11が設けられる位置は、磁界発生コイル30の中心線上であってもよいし、この中心線から外れた磁界発生コイル30の導線が存在する付近であってもよい。
温度検出装置10は、温度検出素子11および演算部12を含む。温度検出素子11は、天板20の窓部21の下方に配置され、測定対象物である被加熱物2の底部から放射され窓部21を透過した熱放射を受光して、その受光結果を表す電圧信号を演算部12へ出力する。演算部12は、温度検出素子11から出力される電圧信号を入力し、この電圧信号の値に基づいて被加熱物2の温度を求める。演算部12において入力電圧値から被加熱物2の温度を求めるに際しては、予め測定されて記憶されている両者の間の関係が参照される。
また、演算部12は、求めた温度に基づいて電源回路40を制御する。例えば、演算部12は、求めた温度が所定温度を超えていると判断した場合には、電源回路40から磁界発生コイル30に供給される交流電流の大きさを調整したり、また、磁界発生コイル30への交流電流の供給を停止したりする。演算部12は、求めた温度を表示部(不図示)に表示させるようにしてもよいし、また、求めた温度が所定温度を超えていると判断した場合には、警告を発生させるようにしてもよい。
図2は、本実施形態に係る温度検出装置10の温度検出素子11の断面図である。温度検出装置10は、温度検出素子11において、筐体110内に、基板120,第1光学系131,第2光学系132,第1Siフォトダイオード141,第2Siフォトダイオード142および信号処理部150を備える。基板120の上面(被加熱物2側の面)に第1Siフォトダイオード141および第2Siフォトダイオード142が固定されている。基板120の上方に第1光学系131および第2光学系132が配置されている。また、基板120の下面に信号処理部150が設けられている。
第1光学系131は、被加熱物2の底部の一定範囲から放射される熱放射を第1Siフォトダイオード141に導く。同様に、第2光学系132は、被加熱物2の底部の一定範囲から放射される熱放射を第2Siフォトダイオード142に導く。第1光学系131および第2光学系132それぞれは、具体的には凸レンズであって、被加熱物2の底部の共通の一定範囲から放射される熱放射を、各々対応するSiフォトダイオードへ導く。したがって、第1光学系131および第2光学系132それぞれの光軸は、天板20の垂線に対して所定角度だけ傾斜しているのが好適である。
第1Siフォトダイオード141は、第1分光感度特性を有し、この第1分光感度特性に基づいて熱放射の入射量に応じた値の電流信号を出力する。また、第2Siフォトダイオード142は、第2分光感度特性を有し、この第2分光感度特性に基づいて熱放射の入射量に応じた値の電流信号を出力する。第1Siフォトダイオード141が有する第1分光感度特性と、第2Siフォトダイオード142が有する第2分光感度特性とは、互いに異なる。2つのSiフォトダイオード141,142それぞれの分光感度特性を互いに異ならせるには、各Siフォトダイオードの受光面の前に波長選択フィルタを設けてもよいし、また、後述するようにpn接合部の深さを互いに異ならせてもよい。
基板120の下面に設けられた信号処理部150は、基板120に設けられた貫通電極により、基板120の上面に設けられたSiフォトダイオード141,142それぞれと電気的に接続されている。信号処理部150は、Siフォトダイオード141,142それぞれから出力される電流信号を入力し、各々の電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力する。
基板120は、更に、信号処理部150から出力された電圧信号を演算部12へ送るためのコネクタ(不図示)、および、基板120を筐体110に固定するためのねじ孔(不図示)、が設けられている。
筐体110は、熱伝導率が高い材料(例えばAlダイキャスト)からなるのが好適である。このように熱伝導率が高い材料からなる筐体110内にSiフォトダイオード141,142および信号処理部150が収納されることで、こられの温度が略等しくなって、後述する温度補正を行う上で好都合である。
図3は、本実施形態に係る温度検出装置10の信号処理部150の構成図である。信号処理部150は、第1信号処理回路151および第2信号処理回路152を含む。第1信号処理回路151は、第1Siフォトダイオード141から出力される電流信号を入力し、この電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力するものであって、第1Siフォトダイオード141から入力した電流信号を電圧信号に変換する電流-電圧変換回路と、この電流-電圧変換回路から出力される電圧信号を増幅して出力する増幅回路と、を含む。同様に、第2信号処理回路152は、第2Siフォトダイオード142から出力される電流信号を入力し、この電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力するものであって、第2Siフォトダイオード142から入力した電流信号を電圧信号に変換する電流-電圧変換回路と、この電流-電圧変換回路から出力される電圧信号を増幅して出力する増幅回路と、を含む。
第1信号処理回路151および第2信号処理回路152それぞれは、入力電流値に対する出力電圧値の関係を調整する感度調整手段を含み、具体的には、この感度調整手段として各々の増幅回路の増幅率を調整する手段を含むのが好適である。
また、第1信号処理回路151は、第1Siフォトダイオード141の温度変化に因る第1分光感度特性の変動を補正する第1温度補正手段を含み、具体的には、この第1温度補正手段として温度によって抵抗値が変化する抵抗器を増幅回路が含むのが好適である。同様に、第2信号処理回路152は、第2Siフォトダイオード142の温度変化に因る第2分光感度特性の変動を補正する第2温度補正手段を含み、具体的には、この第2温度補正手段として温度によって抵抗値が変化する抵抗器を増幅回路が含むのが好適である。
図4は、本実施形態に係る温度検出装置10の第1信号処理回路151の回路図である。なお、以下では、第1信号処理回路151の回路構成について説明するが、第2信号処理回路152の回路構成についても同様である。第1信号処理回路151は、電流-電圧変換回路161,ローパスフィルタ162,増幅回路163およびローパスフィルタ164を含む。
電流-電圧変換回路161は、第1Siフォトダイオード141から出力された電流信号を入力し、この電流信号を電圧信号に変換して、この電圧信号をローパスフィルタ162へ出力する。電流-電圧変換回路161は、アンプA,抵抗器Rおよび容量素子Cを含む。アンプAの非反転入力端子は接地されており、アンプAの反転入力端子は第1Siフォトダイオード141と接続されている。抵抗器Rおよび容量素子Cは、互いに並列的に接続されて、アンプAの反転入力端子と出力端子との間に設けられている。
ローパスフィルタ162は、抵抗器Rおよび容量素子Cを含む。抵抗器Rの一端は、電流-電圧変換回路161のアンプAの出力端子と接続されている。抵抗器Rの他端は、増幅回路163のアンプAの非反転入力端子と接続されている。容量素子Cは、抵抗器Rの他端と一定電圧点との間に設けられている。
増幅回路163は、電流-電圧変換回路161から出力されてローパスフィルタ162を経た電圧信号を入力し、この電圧信号を増幅してローパスフィルタ164へ出力する。増幅回路163は、アンプA,抵抗器R31〜R33および容量素子Cを含む。抵抗器R32および抵抗器R33は直列的に接続され、これら抵抗器R32,R33および容量素子Cは、互いに並列的に接続されて、アンプAの反転入力端子と出力端子との間に設けられている。抵抗器R31は、アンプAの反転入力端子と一定電圧点との間に設けられている。
抵抗器R31は、温度によって抵抗値が変化する感熱抵抗器であり、温度が高いほど抵抗値が大きい。抵抗器R32は、抵抗値が固定のものである。抵抗器R33は、抵抗値が可変のものである。抵抗器R31の抵抗値をR31と表し、抵抗器R32の抵抗値をR32と表し、また、抵抗器R33の抵抗値をR33と表すこととすると、増幅回路163の増幅率Gは下記(1)式で表される。
G=1+(R32+R33)/R31 …(1)
抵抗器R33は、その抵抗値を調整することにより、増幅回路163の増幅率Gを調整することができるので、上述した感度調整手段として作用し得る。また、抵抗器R31は、温度によって抵抗値が変化して、これにより、増幅回路163の増幅率Gを補正することができるので、上述した温度補正手段として作用し得る。
ローパスフィルタ164は、抵抗器Rおよび容量素子Cを含む。抵抗器Rの一端は、増幅回路163のアンプAの出力端子と接続されている。抵抗器Rの他端は、演算部12と接続されている。容量素子Cは、抵抗器Rの他端と接地電位との間に設けられている。
抵抗器R01と抵抗器R02とは直列的に接続されている。抵抗器R01の一端は電源電圧Vccが印加され、抵抗器R02の一端は接地されている。また、抵抗器R02と並列的に容量素子Cが設けられている。抵抗器R01と抵抗器R02との間の接続点は、電源電圧Vccが抵抗分割された一定電圧となり、ローパスフィルタ162の容量素子Cの一端と接続されるとともに、増幅回路163の抵抗器R31の一端とも接続される。なお、電源電圧Vccは、例えば、演算部12から温度検出素子11内の基板120上のコネクタを経て供給され、また、ローパスフィルタを経て容量素子Cおよび抵抗器R31それぞれの一端に印加される。また、この電源電圧Vccは、電流-電圧変換回路161のアンプAおよび増幅回路163のアンプAそれぞれにも供給される。
この第1信号処理回路151に含まれる各素子の具体的な特性値の一例は以下のとおりである。電流-電圧変換回路161に含まれる抵抗器Rの抵抗値は22MΩであり、容量素子Cの容量値は10pFである。ローパスフィルタ162に含まれる抵抗器Rの抵抗値は10kΩであり、容量素子Cの容量値は0.1μFである。増幅回路163に含まれる抵抗器R31の抵抗値は1kΩであり、抵抗器R32の抵抗値は22kΩであり、抵抗器R33の最大抵抗値は100kΩであり、容量素子Cの容量値は0.1μFである。ローパスフィルタ164に含まれる抵抗器Rの抵抗値は1.8kΩであり、容量素子Cの容量値は0.1μFである。また、抵抗器R01の抵抗値は43kΩであり、抵抗器R02の抵抗値は10kΩであり、容量素子Cの容量値は0.1μFである。
図5は、本実施形態に係る温度検出装置10の第1Siフォトダイオード141および第2Siフォトダイオード142の断面の例を示す図である。
図5(a)に示される例では、n領域210の上にp領域211およびp領域212が形成されている。各領域はSi半導体からなる。p領域211は、p領域212より深くまで形成されている。第1Siフォトダイオード141は、n領域210とp領域211との間のpn接合からなる。第2Siフォトダイオード142は、n領域210とp領域212との間のpn接合からなる。加熱された物体から放射される熱放射は波長1μm程度から数μm程度の範囲の赤外域のものであり、長波長のものと比べて短波長の赤外光はSi半導体により吸収され易い。したがって、pn接合部が比較的深い第1Siフォトダイオード141は、比較的長い波長の熱放射に感応して電荷を発生するのに対して、pn接合部が比較的浅い第2Siフォトダイオード142は、比較的短い波長の熱放射に感応して電荷を発生する。このように、pn接合部の深さを互いに異ならせることで、第1Siフォトダイオード141が有する第1分光感度特性と、第2Siフォトダイオード142が有する第2分光感度特性とは、互いに異なるものとなる。
図5(b)に示される例では、n領域220の上に、p領域221およびp領域222が形成され、n領域220とp領域222との間にn領域223が設けられている。各領域はSi半導体からなる。p領域221の深さはp領域222の深さと同程度である。第1Siフォトダイオード141は、n領域220とp領域221との間のpn接合からなる。第2Siフォトダイオード142は、n領域223とp領域222との間のpn接合からなる。第2Siフォトダイオード142のpn接合部は、n領域223が設けられていることにより、第1Siフォトダイオード141のpn接合部より浅い位置に形成される。したがって、pn接合部が比較的深い第1Siフォトダイオード141は、比較的長い波長の熱放射に感応して電荷を発生するのに対して、pn接合部が比較的浅い第2Siフォトダイオード142は、比較的短い波長の熱放射に感応して電荷を発生する。このように、一方にn領域223を設けることで、第1Siフォトダイオード141が有する第1分光感度特性と、第2Siフォトダイオード142が有する第2分光感度特性とは、互いに異なるものとなる。
図5(c)に示される例では、p領域230に埋め込まれるようにn領域231が形成され、p領域230の上にn領域232が形成されている。各領域はSi半導体からなる。第1Siフォトダイオード141は、p領域230とn領域231との間のpn接合からなる。第2Siフォトダイオード142は、p領域230とn領域232との間のpn接合からなる。上方から熱放射がn領域232に入射すると、pn接合部が比較的浅い第2Siフォトダイオード142は、比較的短い波長の熱放射に感応して電荷を発生するのに対して、pn接合部が比較的深い第1Siフォトダイオード141は、そこまで透過してきた比較的長い波長の熱放射に感応して電荷を発生する。このように、2つの接合部を積層構造とすることで、第1Siフォトダイオード141が有する第1分光感度特性と、第2Siフォトダイオード142が有する第2分光感度特性とは、互いに異なるものとなる。
図5(d)に示される例では、p領域240の上にn領域241が設けられ、このn領域241の上にp領域242が設けられている。第1Siフォトダイオード141は、p領域240とn領域241との間のpn接合からなる。第2Siフォトダイオード142は、p領域242とn領域241との間のpn接合からなる。第2Siフォトダイオード142のpn接合部は、第1Siフォトダイオード141のpn接合部より浅い位置に形成される。したがって、pn接合部が比較的深い第1Siフォトダイオード141は、比較的長い波長の熱放射に感応して電荷を発生するのに対して、pn接合部が比較的浅い第2Siフォトダイオード142は、比較的短い波長の熱放射に感応して電荷を発生する。このように、pn接合部の深さを異ならせることで、第1Siフォトダイオード141が有する第1分光感度特性と、第2Siフォトダイオード142が有する第2分光感度特性とは、互いに異なるものとなる。
なお、図5(a),(b)それぞれに示された例では、2つのSiフォトダイオード141,142は、図2に示されたように横に並べられていて、互いに異なる光検知領域を有している。これに対して、図5(c),(d)に示された例では、2つのSiフォトダイオード141,142は、図2に示されたものとは異なり、縦に並べられていて互いに重なる光検知領域を有しており、それ故、被加熱物2の表面の一定範囲から放射される熱放射をSiフォトダイオード141,142に導く光学系を1つ設ければよい。また、2つのSiフォトダイオード141,142は、図5(a),(b)それぞれに示された例のように共通のSi基板上に形成されているのが小型化の点で好適であるが、互いに別個のものであってもよい。また、2つのSiフォトダイオード141,142は、共通の回路基板上に形成されているのも好適である。
図6は、黒体放射特性、Siフォトダイオードの感度特性およびInGaAsフォトダイオードの感度特性を示す図である。この図には、黒体放射特性として、温度538Kの場合の黒体放射特性M、温度573Kの場合の黒体放射特性M、温度598Kの場合の黒体放射特性M、および、温度623Kの場合の黒体放射特性M が示されている。Siフォトダイオードの感度特性として、タイプSのSiフォトダイオードの感度特性S、および、タイプSのものとは異なる分光感度特性を有するタイプSのSiフォトダイオードの感度特性S が示されている。また、InGaAsフォトダイオードの感度特性として、タイプGのInGaAsフォトダイオードの感度特性G、および、タイプGのものとは異なる分光感度特性を有するタイプGのInGaAsフォトダイオードの感度特性G が示されている。
前述したように、黒体放射は最も効率よく熱放射を放射する仮想的な物体である黒体からの熱放射であって、その熱放射の波長依存性および温度依存性はプランクの式に従う。これに対して、現実の物体である被加熱物からの熱放射は黒体からの熱放射より小さく、測定対象物である被加熱物2の材料によって放射率(黒体からの熱放射に対する比)が相違する。そこで、2つの受光素子により2つの波長それぞれにおける熱放射を検出することで、被加熱物の放射率の相違に因る影響を低減して、温度測定の精度の向上を図っている。
2つの受光素子としてタイプG,GそれぞれのInGaAsフォトダイオードを用いた場合には、これらInGaAsフォトダイオードが感度を有する波長域において、測定対象物である被加熱物2からの熱放射は比較的大きいので、被加熱物2の温度を感度よく検出することができる。しかし、InGaAsフォトダイオードを用いた温度検出装置は、感度よく熱放射を検出することができるものの、高価である。
これと比較して、タイプS,SそれぞれのSiフォトダイオードを上記Siフォトダイオード141,142として用いた場合には、これらSiフォトダイオードの感度がピークとなる波長付近において、測定対象物である被加熱物2からの熱放射は極めて小さく、被加熱物2の温度を検出することは極めて困難である。そこで、Siフォトダイオードを用いた場合には、Siフォトダイオードの受光感度がピークとなる波長付近ではなく、このピーク波長より長い波長であって被加熱物2からの熱放射が或る程度存在する波長(タイプSのピーク波長840nm付近から1.1μm付近)の受光感度を用いて熱放射を検出する。
しかし、一般にSiフォトダイオードの分光感度特性は、個体間のバラツキが大きく、温度依存性が大きい。図7は、Siフォトダイオードの分光感度特性の温度係数の波長依存性の一例を示すグラフである。この図に示されるように、検出しようとする熱放射の波長付近において、Siフォトダイオードの分光感度特性の温度依存性が大きい。
そこで、本実施形態では、前述したように、第1信号処理回路151および第2信号処理回路152それぞれは、入力電流値に対する出力電圧値の関係を調整する感度調整手段を含み、具体的には、この感度調整手段として各々の増幅回路の増幅率を調整する手段(抵抗値が可変である抵抗器R33)を含む。また、第1信号処理回路151および第2信号処理回路152それぞれは、各々対応するSiフォトダイオードの温度変化に因る分光感度特性の変動を補正する温度補正手段を含み、具体的には、この温度補正手段として温度によって抵抗値が変化する抵抗器R31を増幅回路が含む。
このように、本実施形態に係る温度検出装置10は、Siフォトダイオードを用いた非接触式のものであることから、温度検出の応答性が優れ且つ安価なものとなる。また、Siフォトダイオードの分光感度特性の温度依存性が大きくても、この温度検出装置10は、第1信号処理回路151および第2信号処理回路152それぞれが温度補正手段を含むことにより、温度検出の精度が向上する。さらに、Siフォトダイオードの個体間の温度検出のバラツキが大きくても、この温度検出装置10は、第1信号処理回路151および第2信号処理回路152それぞれが感度調整手段を含むことにより、この点でも温度検出の精度が向上する。
本実施形態に係る温度検出装置10を備えるクッキングヒータ装置1の要部断面図である。 本実施形態に係る温度検出装置10の温度検出素子11の断面図である。 本実施形態に係る温度検出装置10の信号処理部150の構成図である。 本実施形態に係る温度検出装置10の第1信号処理回路151の回路図である。 本実施形態に係る温度検出装置10の第1Siフォトダイオード141および第2Siフォトダイオード142の断面の例を示す図である。 黒体放射特性、Siフォトダイオードの感度特性およびInGaAsフォトダイオードの感度特性を示す図である。 Siフォトダイオードの分光感度特性の温度係数の波長依存性の一例を示すグラフである。
符号の説明
1…クッキングヒータ装置、2…被加熱物、10…温度検出装置、11…温度検出素子、12…演算部、20…天板、21…窓部、30…磁界発生コイル、40…電源回路、110…筐体、120…基板、131…第1光学系、132…第2光学系、141…第1Siフォトダイオード、142…第2Siフォトダイオード、150…信号処理部、151…第1信号処理回路、152…第2信号処理回路、161…電流-電圧変換回路、162…ローパスフィルタ、163…増幅回路、164…ローパスフィルタ。

Claims (7)

  1. 測定対象物から放射される熱放射に基づいて該測定対象物の温度を検出する温度検出装置であって、
    第1分光感度特性を有し、この第1分光感度特性に基づいて前記熱放射の入射量に応じた値の電流信号を出力する第1Siフォトダイオードと、
    前記第1分光感度特性と異なる第2分光感度特性を有し、この第2分光感度特性に基づいて前記熱放射の入射量に応じた値の電流信号を出力する第2Siフォトダイオードと、
    前記第1Siフォトダイオードから出力される電流信号を入力し、この電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力する第1信号処理回路と、
    前記第2Siフォトダイオードから出力される電流信号を入力し、この電流信号の値に応じた値の電圧信号を出力する第2信号処理回路と、
    を備え、
    前記第1信号処理回路が、前記第1Siフォトダイオードの温度変化に因る前記第1分光感度特性の変動を補正して当該補正後の電圧信号を出力する第1温度補正手段を含み、
    前記第2信号処理回路が、前記第2Siフォトダイオードの温度変化に因る前記第2分光感度特性の変動を補正して当該補正後の電圧信号を出力する第2温度補正手段を含む、
    ことを特徴とする温度検出装置。
  2. 前記第1信号処理回路および前記第2信号処理回路それぞれから出力される電圧信号の値に基づいて前記測定対象物の温度を求める演算部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  3. 前記第1信号処理回路が、入力した電流信号を電圧信号に変換する第1電流-電圧変換回路と、前記第1電流-電圧変換回路から出力される電圧信号を増幅して出力する第1増幅回路と、前記第1温度補正手段として前記第1増幅回路の増幅率を温度に応じて調整する手段と、を含み、
    前記第2信号処理回路が、入力した電流信号を電圧信号に変換する第2電流-電圧変換回路と、前記第2電流-電圧変換回路から出力される電圧信号を増幅して出力する第2増幅回路と、前記第2温度補正手段として前記第2増幅回路の増幅率を温度に応じて調整する手段と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  4. 前記第1Siフォトダイオードおよび前記第2Siフォトダイオードが互いに異なる光検知領域を有し、
    前記測定対象物の表面の一定範囲から放射される熱放射を前記第1Siフォトダイオードに導く第1光学系と、前記一定範囲から放射される熱放射を前記第2Siフォトダイオードに導く第2光学系と、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  5. 前記第1Siフォトダイオードおよび前記第2Siフォトダイオードが共通のSi基板上に形成されていることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。
  6. 前記第1Siフォトダイオードおよび前記第2Siフォトダイオードが互いに重なる光検知領域を有し、
    前記測定対象物の表面の一定範囲から放射される熱放射を前記第1Siフォトダイオードおよび前記第2Siフォトダイオードに導く光学系を更に備える、
    ことを特徴とする請求項5記載の温度検出装置。
  7. 前記第1Siフォトダイオードおよび前記第2Siフォトダイオードが共通の回路基板上に配置されていることを特徴とする請求項1記載の温度検出装置。

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