JPH09309201A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH09309201A
JPH09309201A JP8149970A JP14997096A JPH09309201A JP H09309201 A JPH09309201 A JP H09309201A JP 8149970 A JP8149970 A JP 8149970A JP 14997096 A JP14997096 A JP 14997096A JP H09309201 A JPH09309201 A JP H09309201A
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JP8149970A
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Atsushi Murakami
厚 村神
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
    • B41J2/505Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements
    • B41J2/5056Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements using dot arrays providing selective dot disposition modes, e.g. different dot densities for high speed and high-quality printing, array line selections for multi-pass printing, or dot shifts for character inclination
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/145Arrangement thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子列間隔のばらつきや走査速度の変動によ
る影響を少なくして高解像度で且つ高精度で記録するモ
ードと、高速で記録するモードとを実現する。 【解決手段】 記録媒体に対する走査方向とほぼ直交す
る方向に複数の記録素子1sを所定間隔で配置した素子
列L1,L2を、前記走査方向に複数列有する記録ヘッ
ド1と、その記録ヘッド1の記録素子1sを駆動する駆
動手段7と、その記録ヘッド1と記録媒体を、前記走査
方向と直交する方向に相対移送する移送機構16Bと、
前記ドットピッチを異にして記録する第1および第2の
記録モードを選択する選択手段15とを備え、前記選択
手段15で第1の記録モード6を選択したとき、1列の
素子列L1のみを使用し、その素子列で記録したドット
行の間にさらにドット行を記録するように前記記録ヘッ
ド1と記録媒体を相対移送することで、高解像度且つ高
精度で記録する。第2の記録モードでは2列の素子列を
使用して高速で記録できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置、例
えばインクジェット式ヘッドを記録媒体に対して行方向
に相対走査してドットマトリックス形式で記録する画像
記録装置に関し、特に記録媒体に対する走査方向とほぼ
直角方向に複数の記録素子を所定間隔で配置した素子列
を走査方向に複数列有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドを記録媒体に対して走
査方向に相対移動するものでは、記録ヘッドにおける走
査方向と直交する方向の記録素子の数が必然的に記録さ
れる画像の縦方向のドット密度となる。例えば360d
pi(ドット/インチ)の密度で記録する装置では、記
録素子が縦方向に1/360インチのピッチで配置され
ている。しかも、記録素子列の縦方向長さは通常記録す
る文字列の高さに設定され、ほぼ1文字列からなる1行
を、1走査で記録する。
【0003】このような画像記録装置において、高解像
度で記録するためには、記録素子を小さな間隔で密に配
列する必要があるが、密な配列を形成するには物理的な
限界が生じる。例えば、インクジェット式記録ヘッドで
は記録素子すなわちインク噴射用ノズルを縦方向に多数
形成しなければならないが、密になるに従ってノズル間
の間隔が狭くなって高度で複雑な加工技術が必要とな
り、加工技術的又はコスト的な限界が生じることにな
る。
【0004】そこで、図7(a)に示すような記録ヘッ
ド50を用いることにより、或る程度の高解像度で記録
を行うことが考えられる。すなわち、上記記録ヘッド5
0は、記録媒体に対する走査方向Xとほぼ直交する方向
Yに複数の記録素子50sを所定間隔で配置してなる素
子列50L1,50L2が走査方向Xに複数列(図では2列
の場合を例示)設けられているともに、両素子列5
L1,50L2が一方の素子列50L1の各素子50sの各
間に他方の素子列50L2の各素子50sが位置するよう
組み合わされており、両素子列50L1,50L2を一体と
してみると、記録素子50s間の間隔を保持しながら、
方向Yにおいては記録素子50sが比較的密に配置され
ていることになる。この記録ヘッド50は、素子列50
L1,50L2の各々の記録タイミングをわずかにずらすよ
うに駆動制御されながら走査方向Xに走査されて、両素
子列50L1,50L2の各記録素子50sにより記録す
る。その結果、図7(b)に示すように、一方の素子列
50L1によって黒丸の印字ドットが、且つ他方の素子列
50L2によって白丸の印字ドットが記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の記録ヘッド50
を用いた記録では、記録ヘッド50の1回の走査によっ
て、前者の素子列50L1の記録素子50sで記録したド
ット行の間に後者の素子列50L2の記録素子50sのド
ット行を記録するので、各素子列50L1,50L2の素子
50sのそれぞれの間隔Pに対し1/2のドット間隔が
得られる。しかしながら、記録ヘッド50の加工誤差に
よって両素子列50L1,50L2の間隔Dにばらつきがあ
ることと、記録ヘッド50を搭載したキャリッジが微視
的には波うったような走査速度の変動を繰り返すことと
の影響を受けて、図7(b)に示すように、印字ドット
のドット位置精度が低下し、例えば、縦に直線を記録す
る場合には印字ドットが波状に記録されて太い直線とな
ってしまい、記録品質特に精度が低下するという問題が
ある。したがって、上記のような記録ヘッド手段では、
精度がさほど高くないので、例えばイメージ印刷のよう
に高解像度であると共に高精度が求められる印字には不
向きである。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、記録媒体に対する走査方向とほぼ直角方向に複
数の記録素子を所定間隔で配置した素子列を走査方向に
複数列有する記録ヘッドを備えたものであって、記録速
度が遅くとも高解像度で且つ高精度で記録したいという
要求と、精度は多少犠牲にしても高速で記録したいとい
う要求のように対立する要求の両方を満たすことのでき
る画像記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、記録媒体に対する走査方向とほ
ぼ直交する方向に複数の記録素子を所定間隔で配置した
素子列を、前記走査方向に複数列有する記録ヘッドと、
その記録ヘッドの記録素子を駆動する駆動手段と、その
記録ヘッドと記録媒体を、前記走査方向と直交する方向
に相対移送する移送機構と、前記ドットピッチを異にし
て記録する第1および第2の記録モードを選択する選択
手段とを備え、前記選択手段で第1の記録モードを選択
したとき、前記駆動手段は、第2の記録モードより少な
い列数の素子列を使用し、かつ前記移送機構は、その素
子列の記録ヘッドで記録したドット行の間にさらにドッ
ト行を記録するように前記記録ヘッドと記録媒体を相対
移送する構成である。これにより、第2の記録モードで
は記録ヘッドの複数の素子列の全部を使った記録が可能
となる一方、第1の記録モードでは複数の素子列を少な
くして使用することによって、素子列間隔のばらつきや
走査速度の変動による影響を少なくしドットの位置精度
を向上させうる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記一つの素子列の記録素子が、他の素子列の記録
素子との間に配置されており、前記選択手段で第2の記
録モードを選択したとき、前記駆動手段が、前者の素子
列の記録素子で記録したドット行の間に後者の素子列の
記録素子をドット行で記録するように前記記録ヘッドを
駆動する構成である。これにより、第2の記録モードで
は、前記一つの素子列と前記他の素子列の記録タイミン
グをわずかにずらせながら記録ヘッドを走査方向に移動
させるだけで、ドット密度を上げた高解像度の記録が高
速で行われる。
【0009】請求項3の発明は、請求項2において、前
記選択手段で第2の記録モードを選択したとき、前記移
送機構が、各素子列の記録素子で記録したドット行間に
さらにドット行を記録するように前記記録ヘッドと記録
媒体を相対移送するよう制御する構成である。これによ
り、請求項2のドット密度を少なくとも相対移送方向に
2倍以上に上げることになり、よりドット密度を上げた
高解像度の記録が行われる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3におい
て、前記選択手段で第1の記録モードを選択したとき、
前記第2の記録モードで各素子列の記録素子で記録した
ドット行間にさらにドット行を記録した場合よりもドッ
トピッチが小さくなるように、前記のより少ない列数の
素子列で記録されるドット行間に、複数回ドット行を記
録する構成である。第2の記録モードで素子列の全部を
使ってドット行間にドット行を記録する場合より、第1
の記録モードで素子列の減らしてドット行間に一回だけ
ではなく複数回ドット行を記録することにより高解像度
になるとともにドット位置の精度が上がる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1において、前
記選択手段で第1の記録モードを選択したとき、前記移
送機構が前記のより少ない列数の素子列の記録ヘッドで
記録されるドット行間隔より小さいピッチ又はこの小さ
いピッチに前記ドット行間隔に整数倍したものを基準に
して前記記録ヘッドと記録媒体を相対移送するよう作動
する構成である。これにより、記録ヘッドと記録媒体の
相対移送ピッチをより小さくすることで、高解像度且つ
高精度に記録できる。また前記の相対移送ピッチを小さ
くすると移送距離が少なくなるので、移送精度を確保す
るために、小さくした相対移送ピッチに前記ドット行間
隔を整数倍したものをプラスマイナスして前進・後進を
繰り返して、前記ドット行間隔を密に記録することもで
きる。
【0012】請求項6の発明は、請求項5において、前
記駆動手段が1列の素子列のみを使用する構成である。
これにより、請求項5の高解像度且つ高精度を、素子列
間隔のばらつき等による影響を排除して、一つの素子列
のドットピッチを適宜分割した任意のドットで確実に実
現する。
【0013】請求項7の発明は、請求項1から6のいず
れかにおいて、前記駆動手段が各記録モードに応じて、
前記走査方向のドットピッチを異にするように記録素子
を駆動する構成である。これにより、走査方向と直交す
る相対移送方向のみならず、走査方向のドットピッチも
所望の解像度にできる。
【0014】請求項8の発明は、請求項1から7のいず
れかにおいて、前記記録ヘッドを、インク滴を記録媒体
に向けて吐出するインクジェット式ヘッドとする構成で
ある。インクジェット式の画像記録装置において上記作
動が実現される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明
の一実施の形態に係る画像記録装置の電気的制御系を示
すブロック構成図である。同図において、記録ヘッド1
は、記録媒体(図示せず)に対する主走査方向Xに直交
する副走査方向Yに複数の記録素子1sを、例えば90
dpiに相当する間隔(1/90インチ)で配置した素
子列L1,L2が主走査方向Xに2列配列され、且つ両
素子列L1,L2が一方の素子列L1の記録素子1sの
中間に他方の素子列L2の記録素子1sが位置するよう
組み合わせて配置されている。したがって、両素子列L
1,L2の隣接する記録素子1sはY方向において18
0dpiに相当する間隔(1/180インチ)で配列さ
れていることになり、両素子列L1,L2の記録素子1
sの配列長さは通常の文字列の1行文に設定されてい
る。記録素子1sは、記録ヘッド1がインクジェット式
ヘッドの場合にはインク噴射ノズルである。この他、記
録ヘッドとしてはサーマルヘッドなどのドットマトリッ
クス形式で記録するものが使用可能である。
【0016】データ配列回路2は、例えばホストコンピ
ュータで作成された画像データを受けて、所望の解像度
に対応するドットデータを形成し、装置全体を制御する
ためのマイクロコンピュータ11の中央処理装置12の
指令を受けたときに、上記の配列したドットデータを、
記録素子1sのY方向の全数と同じ行数又はそれ以上に
対応する格納領域を有するバッファメモリ3に格納する
機能を有している。
【0017】バッファメモリ3からのドットデータの読
み出しは、第1〜第3の読み出し回路4〜6のいずれか
により択一的に行われる。第1の読み出し回路4は、両
素子列L1,L2を合成したときの記録素子1sの配列
間隔に相当する180dpiのドットピッチで記録すべ
くバッファメモリ3からドットデータを読み出す。第2
の読み出し回路5は、両素子列L1,L2を合成したと
きの記録素子1sの配列間隔の1/2に相当する360
dpiのドットピッチを2パスで記録すべくバッファメ
モリ3からドットデータを読み出す。第3の読み出し回
路6は、両素子列L1,L2のいずれか一方を使用し、
720dpiのドットピッチを8パスで記録すべくバッ
ファメモリ3からドットデータを読み出す。これら第1
〜第3の読み出し回路4〜6は、中央処理装置12の指
令により択一的に駆動して、バッファメモリ3から1パ
ス分のデータを1ビットずつ読み出してシフトレジスタ
8へ出力する。
【0018】上記の記録ヘッド1の記録素子1sを駆動
する駆動手段7は、シフトレジスタ8、ラッチ回路9お
よびヘッド駆動回路10により構成されている。シフト
レジスタ8は、その中に記録素子1sと同数の行数にそ
れぞれ複数ビットの格納領域を有する。ラッチ回路9
は、シフトレジスタ8の各行から出力した1ビットずつ
を格納し、そのデータを記録タイミング信号に同期し
て、各記録素子1sに対応したヘッド駆動回路10へ出
力する。各記録素子1sはそのデータに基づいて動作
し、一般に記録紙からなる記録媒体に印字する。
【0019】モード選択手段15は、ホストコンピュー
タからの指示又はオペレータの手動操作に基づいて、記
録ドットピッチが互いに異なる記録モードを選択する。
この実施の形態では、記録ヘッド1の両素子列L1,L
2のうちの一方の素子列L1のみを使用して高解像度で
高精度の記録を行う第1の記録モード(第3の読み出し
回路6を使用する場合)と、両方の素子列L1,L2を
使用して高速記録する第2の記録モードとのいずれかを
選択できるようになっている。さらに、この第2の記録
モードは、高速且つ低解像度で記録する高速記録モード
(第1の読み出し回路4を使用する場合)と、低速度且
つ高解像度で記録する高解像度記録モード(第2の読み
出し回路5を使用する場合)との2種を選択できるよう
になっている。
【0020】マイクロコンピュータ11では、上記のモ
ード選択手段15で選択された記録モードに基づいて、
中央処理装置12がRAM14に予め記憶された制御デ
ータを読み出すとともに、ROM13のソフトプログラ
ムに従って装置全体を制御する。中央処理装置12は、
選択された記録モードに対応して、記録ヘッド1を主走
査方向Xに移動させる移動機構16Aと、記録媒体を記
録ヘッド1に対して副走査方向Yに相対移送する移送機
構16Bの作動を制御する。すなわち、中央処理装置1
2は、選択された記録モードに対応して、記録ヘッド1
つまりキャリッジ(図示せず)の主走査速度のデータを
RAM14から読み出して、そのデータに基づいてCR
モータ制御部17の速度切換回路17aの設定速度を選
択して切り換える。なお、通常は主走査方向のドットピ
ッチの変更に対して、記録ヘッド1の記録素子を駆動す
るタイミングを変更することで対応するので、この駆動
のタイミングに対応するように記録ヘッド1の主走査速
度を変更する。すなわち、CRモータ速度切換回路17
aは切り換えられた設定速度に基づきCRモータ駆動回
路18を介してCRモータ19の回転速度を制御して、
記録ヘッド1の主走査方向Xへの移動速度を入力画像デ
ータの解像度に合致するピッチで記録できるように制御
する。
【0021】また、中央処理装置12は、選択された記
録モードに対応して、記録媒体の移送ピッチのデータを
RAM14から読み出して、そのデータに基づいてLF
モータ制御部20のピッチ切換回路20aの設定ピッチ
を選択して切り換える。LFモータピッチ切換回路20
aは切り換えられた設定ピッチに基づきLFモータ駆動
回路21を介してLFモータ22の回転を制御して、記
録媒体の副走査方向Yへの移動ピッチを入力画像データ
の解像度に合致するピッチで記録できるように制御す
る。
【0022】つぎに、上記の画像記録装置の作動につい
て、図1のブロック図と、図2〜図4の記録状態図を参
照しながら説明する。先ず、モード選択手段15により
第1の記録モード(第3の読み出し回路6の場合)が選
択操作された場合について、図2の記録状態図を参照し
ながら説明する。第1の記録モード(第3の読み出し回
路6の場合)が選択されると、中央処理装置12から指
令を受けたデータ配列回路2は、入力画像データを72
0×720dpiの密度のドットデータに配列し、この
ドットデータがバッファメモリ3に格納される。続い
て、中央処理装置12の駆動指令を受けた第3の読み出
し回路6は、バッファメモリ3から素子列L1の記録素
子1sに対応する上から8行ごとのドットデータをそれ
ぞれ1バイトずつ読み出してシフトレジスタ8に対し出
力し、シフトレジスタ8に格納されたデータは、各行か
ら1ビットずつ出力されてラッチ回路9に格納される。
ラッチ回路9は記録タイミング信号に同期して、記録ヘ
ッド1における一方(この実施の形態では左方)の素子
列L1の記録素子1sに対応するドットデータをヘッド
駆動回路10に対し出力する。一方の素子列L1の記録
素子sはそのデータに基づいて動作し、図2(b)に黒
丸で示すように、記録媒体に記録する。
【0023】それと同時に、中央処理装置12は720
dpiに対応するタイミングで記録素子1sが作動する
ように駆動手段7に対する必要な指令を出力する。駆動
手段7のタイミングに対応するCRモータ19の速度デ
ータをRAM14から読み出してCRモータ速度切換回
路17aに設定する。CRモータ駆動回路18は上記の
設定された速度データに基づいてCRモータ19の回転
速度を制御する。したがって、記録ヘッド1はキャリッ
ジにより主走査方向Xに所定速度で移動されていくとと
もに、駆動手段7で記録素子1sの記録タイミング信号
の間隔を変更することによって、図2(b)に黒丸で示
すように、主走査方向Xに対し720dpiの高解像度
に相当する密接した間隔で印字ドットが記録されてい
く。
【0024】また、中央処理装置12は、720dpi
に対応するLFモータ22の移送ピッチをRAM14か
ら読み出してLFモータピッチ切換回路20aに設定す
るので、記録ヘッド1の主走査方向の走査が終了するご
とに、LFモータ駆動回路21は上記の設定された移送
ピッチデータに基づいてLFモータ22を所定の回転角
度だけ回転させる。それにより、記録媒体は副走査方向
Yへ720dpiの密度に相当するピッチだけ移送され
る。そののちに、記録ヘッド1が再び主走査方向Xへ移
動されながら、バッファメモリ3から前回読み出したビ
ットに隣接する行のドットデータをそれぞれ読み出し上
述と同様に記録していく。この動作を8回繰り返す。し
たがって、記録媒体が副走査方向Yへ720dpiの密
度に相当するピッチで移送されるから、図2(b)に示
すように、記録ヘッド1が8回改行する8パスで主走査
方向Xへ走査されると、720×720dpiの高解像
度で印字されることになる。
【0025】上記の第1の記録モードでは、720×7
20dpiの高解像度で記録される上に、縦一列の単一
の素子列のみを使用しているだけであるから、記録ヘッ
ド1の両素子列の間隔の加工誤差やキャリッジの走査速
度の微視的な変動などの影響がなく、印字ドットの縦方
向の位置精度が極めて高くなり、高解像度且つ高精度で
あって高品質の画像を得ることができる。したがって、
例えばイメージデータの如く高解像度とともに高精度を
要求される描画のように、記録速度が多少遅くても高画
質の記録を行う場合に適している。なお、記録媒体が副
走査方向Yへ720dpiの密度に相当するピッチ毎に
移送するのは細かすぎるため、720dpi+90dp
i×(±整数)の間隔で移送を前後に繰り返すことによ
って移送精度を高めつつ、より高い画質を得ることがで
きる。
【0026】つぎに、モード選択手段15により第2の
記録モード(第1の読み出し回路4又は第2の読み出し
回路5の場合)が選択された場合を説明する。先ず、第
2の記録モードのうちの高速記録モード(第1の読み出
し回路4)が選択された場合を図1及び図3により説明
する。中央処理装置12から指令を受けたデータ配列回
路2は、入力画像データを180×180dpiの密度
のドットデータに配列し、このドットデータがバッファ
メモリ3の4行毎の各行に格納される。続いて、中央処
理装置12の駆動指令を受けた第1の読み出し回路4
は、バッファメモリ3の4行毎の各行から1バイトずつ
ドットデータを読み出してシフトレジスタ8に対し出力
し、シフトジスタ8に格納されたデータは、各行から1
ビットずつ出力されてラッチ回路9に格納される。ラッ
チ回路9は記録タイミング信号に同期して、記録ヘッド
1の両素子列の記録素子1sに対応するドットデータを
ヘッド駆動回路10に対し出力する。両素子列L1,L
2の記録素子sはそのデータに基づいて動作し、図3
(b)に示すように、記録媒体に記録する。
【0027】それと同時に、中央処理装置12は180
dpiに対応するように、駆動手段7の記録タイミング
信号を変更する。なお、CRモータ制御部17はCRモ
ータ19の回転速度を必要に応じて所定値に制御し高速
印字に対応する。したがって、図3(b)に示すよう
に、主走査方向Xに対し180dpiの密度に相当する
間隔で印字ドットが記録されていき、記録ヘッド1の主
走査方向Xへの1回の走査が終了すると、1行の1文字
列の記録が終了する。したがって、文字だけの通信文な
どのように、画像品位が多少低くとも高速で記録するこ
とが要求される場合に適している。
【0028】つぎに、第2の記録モードのうちの高解像
度記録(第2の読み出し回路5の場合)が選択された場
合を図1及び図4により説明する。中央処理装置12か
ら指令を受けたデータ配列回路2は、入力画像データを
360×360dpiの密度のドットデータに配列し、
このドットデータがバッファメモリ3の1行おきの各行
に格納される。続いて、中央処理装置12の駆動指令を
受けた第2の読み出し回路5は、バッファメモリ3の1
行おきの各行のうち奇数行から1バイトずつドットデー
タを読み出してシフトレジスタ8に対し出力し、シフト
ジスタ8に格納されたデータは、各行から1ビットずつ
出力されてラッチ回路9に格納される。ラッチ回路9は
記録タイミング信号に同期して、記録ヘッド1の両素子
列の記録素子1sに対応するドットデータをヘッド駆動
回路10に対し出力する。両素子列の記録素子sはその
データに基づいて動作し、図4(b)に黒丸で示すよう
に、記録媒体に記録する。
【0029】それと同時に、中央処理装置12は360
dpiに対応するように、駆動手段7の記録タイミング
信号を変更する。なお、CRモータ制御部17はCRモ
ータ19の回転速度を所定値に制御する。したがって、
図4(b)に示すように、主走査方向Xに対し360d
piの密度に相当する間隔で印字ドットが記録されてい
く。また、中央処理装置12は、360dpiに対応す
るLFモータ22の移送ピッチをRAM14から読み出
してLFモータピッチ切換回路20aに設定するので、
記録ヘッド1の主走査方向の1回の走査が終了したとき
に、LFモータ駆動回路21は上記の設定された移送ピ
ッチデータに基づいてLFモータ22を所定の回転角度
だけ回転させる。それにより、記録媒体は副走査方向Y
へ360dpiの密度に相当するピッチだけ移送され
る。そののちに、中央処理装置12の駆動指令を受けた
第2の読み出し回路5は、バッファメモリ3の1行おき
の各行のうち偶数行から1バイトずつドットデータを読
み出してシフトレジスタ8に対し出力し、シフトジスタ
8に格納されたデータは、各行から1ビットずつ出力さ
れてラッチ回路9に格納される。ラッチ回路9は記録タ
イミング信号に同期して、記録ヘッド1の両素子列の記
録素子1sに対応するドットデータをヘッド駆動回路1
0に対し出力する。両素子列の記録素子sはそのデータ
に基づいて動作し、図4(b)に白丸で示すように、記
録媒体に記録する。このように、記録ヘッド1が主走査
方向へ2回走査されると、360×360dpiの密度
で1行の文字列が印字される。なお、通常縦方向の密度
が2倍になると横方向の密度も2倍になるため、高解像
度記録(第2の読み出し回路5の場合)の為には高速記
録(第2の読み出し回路4の場合)の場合の4倍のメモ
リ容量が必要になる。そこで、図3,図4の場合のよう
に、図1で示されるような行とばしではなく、バッファ
メモリにデータを密に展開すると、バッファメモリーの
有効利用を図ることもできる。
【0030】上記の第2の記録モードのうちの高解像度
記録では、印字ドットの縦方向の位置精度が多少劣る
が、ドット密度の高い高解像度記録を行うことができる
ので、例えば、印字密度が高くて綺麗な文書などの記録
に適している。
【0031】図1のブロック図は、例えばMS−DOS
など対応のプリンタの場合を示しており、ホストコンピ
ータからコード化された文字情報をプリンタ側に送り、
プリンタ側のパッファメモリ3に1印字行または2印字
行に相当するデータ展開を行わせるものを示している。
この場合、モード選択手段15はホストコンピータから
モード指定情報としてプリンタ側に制御コードと共に自
動的に送信される。しかしWINDOWSなど対応のプ
リンタの場合、ホストコンピータの側のバッファメモリ
において、第1の記録モード又は第2の記録モードに対
応するデータの展開を行い、プリンタ側には1パスの毎
のデータをモード指定情報と共に送るようにすることも
できる。
【0032】つぎに、上述した画像記録装置が適用され
るカラーインクジェットプリンタとそのインクジェット
式ヘッドの一実施形態を図5及び図6により説明する。
【0033】図5に示すようにカラーインクジェットプ
リンタ101は、基本的に、本体カバー102内に設け
た本体フレーム103に、ゴム製のプラテン110と、
キャリッジ121を駆動するキャリッジ駆動機構(図1
の移動機構16Aを参照)と、4つのインクカートリッ
ジ132〜135を収容したインクジェット式ヘッド1
A〜1Dに設けられた複数の素子列から記録用紙(記録
媒体)Pに個別に噴射する噴射機構(図1の駆動手段7
を参照)等を設けたものである。
【0034】前記プラテン110は、左右方向向きに配
設され、そのプラテン軸は左右両端部において、本体フ
レーム103の各側壁板103a,103cに回転可能
にそれぞれ軸支され、プラテン軸の左端部にはプラテン
ギヤ111が取り付けられ、このプラテンギヤ111は
図示外のプラテン駆動機構を介してLFモータ22(図
1参照)に連結されている。すなわち、LFモータ22
の所定回転方向への回転がプラテン駆動機構を介してプ
ラテンギヤ111に伝達されてプラテン110が所定の
用紙送り方向に駆動される。
【0035】さらにキャリッジ駆動機構の詳細を説明す
る。前記プラテン110の前側には、キャリッジ121
が水平状に配設され、そのキャリッジ121は後端部に
おいて、プラテン110と平行に配設され、本体フレー
ム103の側壁部103a,103bに支持されたガイ
ドロッド122により左右方向移動自在に支持されると
ともに、その前端部において、本体フレーム103の前
端部のガイドレール103dにより左右方向移動自在に
支持されている。
【0036】一方、キャリッジ121の移動範囲の左端
部には、従動プーリー123が側壁板103bに回転可
能に軸支されるとともに、その右端部には、CRモータ
19の駆動軸に取り付けられた駆動プーリー124が設
けられ、無端状のタイミングベルト126がこれら両プ
ーリー123,124にかけ渡され、キャリッジ121
の下端部においてこのタイミングベルト126に連結さ
れている。そして、CRモータ19が駆動パルスにより
回転駆動されると、これら両プーリー123,124と
タイミングベルト126とを介して、キャリッジ121
が、これらガイドロッド122及びガイドレール103
dに支持されて、矢印FD又は矢印RDに往復駆動され
る。
【0037】さらにインク噴射機構の詳細を説明する。
前記キャリッジ121の上には、上方および前方が開放
状で箱状のヘッドホルダー131が装着され、そのヘッ
ドホルダー131には、シアンインクを収納したシアン
インクカートリッジ132と、マゼンダインクを収納し
たマゼンダインクカートリッジ133と、イエローイン
クを収納したイエローインクカートリッジ134と、ブ
ラックインクを収納したブラックインクカートリッジ1
35と、がそれぞれ個別に着脱自在に装着されている。
【0038】そして、ヘッドホルダー131の後端部の
立壁部131aには、64個の噴射ノズル(記録素子)
がそれぞれ形成され、シアンインク用記録ヘッド1A
と、マゼンダインク用記録ヘッド1Bと、イエローイン
ク用記録ヘッド1Cと、ブラックインク用記録ヘッド1
Dとが、主走査方向に並設して設けられている。そし
て、各記録ヘッド1A〜1Dの64個の噴射ノズル(記
録素子)の各々には、インク噴射のための圧電素子がそ
れぞれ設けられ、64個の圧電素子が駆動されることに
より、これらの複数の噴射ノズル(記録素子)から噴射
された4色のカラーインクにより、記録用紙Pにフルカ
ラーで画像記録される。
【0039】ここで、図6に基づいて、各記録ヘッド1
A〜1Dに設けられている噴射ノズル(記録素子)の配
列について説明すると、各記録ヘッド1A〜1Dの各々
には、64個の噴射ノズル(記録素子)が2列の素子列
に分かれて縦向きに形成されている。すなわち、記録ヘ
ッド1Aでは1列目(図において左側列)に32個の奇
数番目の噴射ノズル(c1,c3,c5・・・・c6
1,c63)が所定ピッチ毎に列設されるとともに、2
列目(図において右側列)に32個の偶数番目の噴射ノ
ズル(c2,c4,c6・・・・c62,c64)が、
奇数番目の噴射ノズルの間に対応するように所定ピッチ
毎に列設されている。
【0040】記録ヘッド1Bについても同様に、1列目
の32個の奇数番目の噴射ノズル(m1,m3,m5・
・・・m61,m63)と、2列目の32個の偶数番目
の噴射ノズル(m2,m4,m6・・・・m62,m6
4)とがそれぞれ所定ピッチ毎に列設され、また記録ヘ
ッド1C,1Dについても同様に、1列名の32個の奇
数番目の噴射ノズルと、2列目の32個の偶数番目の噴
射ノズルとが所定ピッチ毎にそれぞれ列設されている。
そして、各噴射ノズルは圧電素子によって駆動されるよ
うになっている。
【0041】以上の構造のカラーインクジェット式ヘッ
ドを有するインクジェットプリンタに対して図1の制御
ブロックを適用すると、ホストコンピュータからの指令
で決まる第1の記録モードが選択された場合には、72
0×720dpiの如く高解像度で高精度のカラー印字
をしたり(但し低速)、第2の記録モードのうちの高速
記録モードが選択された場合、180×180dpiの
如く低解像度且つ高速でカラー印字したり、第2の記録
モードのうちの高解像度記録が選択された場合、360
×360dpiの如く中程度の解像度であって中程度の
速度のカラー印字に切り替えて使用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、第2の記録モードを選択すると、記録ヘッドの複数
の素子列の全部を使うことができるので、高速記録が可
能になり、第1の記録モードを選択すると、前記複数の
素子列を少なくして使用するため、素子列間隔のばらつ
きや走査速度の変動による影響が少なくなり、走査方向
のドットの位置精度を向上させることができ、高精度の
印字ができるという効果を奏する。
【0043】請求項2の発明は、請求項1における高速
記録という効果について、前記一つの素子列の記録素子
は他の素子列の間に配設するという構成にすることによ
り、第2の記録モードでは、前記一つの素子列と前記他
の素子列をそれぞれ駆動させながら記録ヘッドを走査方
向に移動させるだけで、所定のドットの記録を高速で行
うことができるという効果を奏する。
【0044】請求項3の発明は、請求項2の高速という
効果を犠牲にするものの、ドット行間にさらにドット行
を記録することによって、よりドット密度の高い記録を
行うことができるという効果を奏する。
【0045】請求項4の発明は、前記選択手段で第1の
記録モードを選択して、ドット行間に複数回ドット行を
印刷する場合、請求項3のように第2の記録モードを選
択してドット行間にさらにドット行を印刷する場合よ
り、高解像度を達成できるという効果を奏する。
【0046】請求項5の発明は、請求項1における高精
度という効果に加えて、単なる記録ヘッドと記録媒体の
相対移送のピッチをより細かくすることにより、高解像
度の記録ができるという効果を奏する。
【0047】請求項6の発明は、請求項5の高解像度且
つ高精度という効果が、素子間隔のばらつき等による影
響を排除して、一つの素子列のドットピッチを適宜分割
した任意のドットで確実に実現できるという効果を奏す
る。
【0048】請求項7の発明は、請求項1から6のいず
れかの効果に加えて、走査方向と直角な相対移送方向の
みならず、走査方向のドットピッチも所望のものにして
所望の解像度が得られるという効果を奏する。
【0049】請求項8の発明は、請求項1から7のいず
れかの効果が、インク滴を記録媒体に向けて吐出するイ
ンクジェット式ヘッドに対して特に有効に発揮されると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像記録装置の電気
的制御系を示すブロック構成図である。
【図2】第1の記録モードにかかる一実施形態にかかる
記録状態を示す図である。
【図3】第2の記録モードにかかる一実施形態のうち高
速印字の記録状態を示す図である。
【図4】第2の記録モードにかかる一実施形態のうち高
密度印字の記録状態を示す図である。
【図5】本発明の画像記録装置が適用されたインクジェ
ットプリンタの要部斜視図である。
【図6】図5のインクジェットプリンタにおけるインク
ジェット式ヘッドの構造を示す図である。
【図7】従来の画像記録装置のインクジェットプリンタ
にかかる記録状態を示す図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 1s 記録素子 L1,L2 素子列 4 第1の読み出し回路(第2の記録モード、高速記
録) 5 第2の読み出し回路(第2の記録モード、高解像度
記録) 6 第3の読み出し回路(第1の記録モード) 7 駆動手段 12 CPU 15 モード選択手段 16A 移動機構 16B 移送機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対する走査方向とほぼ直角方
    向に複数の記録素子を所定間隔で配置した素子列を、前
    記走査方向に複数列有する記録ヘッドと、 その記録ヘッドの記録素子を駆動する駆動手段と、 その記録ヘッドと記録媒体を、前記走査方向と直角方向
    に相対移送する移送機構と、 前記ドットピッチを異にして記録する第1および第2の
    記録モードを選択する選択手段とを備え、 前記選択手段で第1の記録モードを選択したとき、前記
    駆動手段は、第2の記録モードより少ない列数の素子列
    を使用し、かつ前記移送機構は、その素子列の記録ヘッ
    ドで記録したドット行の間にさらにドット行を記録する
    ように前記記録ヘッドと記録媒体を相対移送することを
    特徴とする像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記一つの素子列の
    記録素子は、他の素子列の記録素子との間に配置されて
    おり、前記選択手段で第2の記録モードを選択したと
    き、前記駆動手段は、前者の素子列の記録素子で記録し
    たドット行の間に後者の素子列の記録素子をドット行で
    記録するように前記記録ヘッドを駆動することを特徴と
    する画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記選択手段で第2
    の記録モードを選択したとき、前記移送機構は、各素子
    列の記録素子で記録したドット行間にさらにドット行を
    記録するように前記記録ヘッドと記録媒体を相対移送す
    ることを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記選択手段で第1
    の記録モードを選択したとき、前記第2の記録モードで
    各素子列の記録素子で記録したドット行間にさらにドッ
    ト行を記録した場合よりもドットピッチが小さくなるよ
    うに、前記のより少ない列数の素子列で記録されるドッ
    ト行間に、複数回ドット行を記録することを特徴とする
    画像記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記選択手段で第1
    の記録モードを選択したとき、前記移送機構は、前記の
    より少ない列数の素子列の記録ヘッドで記録されるドッ
    ト行間隔より小さいピッチ又はこの小さいピッチに前記
    ドット行間隔に整数倍したものを基準にして前記記録ヘ
    ッドと記録媒体を相対移送することを特徴とする画像記
    録装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記駆動手段は、1
    列の素子列のみを使用することを特徴とする画像記録装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかにおいて、前
    記駆動手段は、各記録モードに応じて、前記走査方向の
    ドットピッチを異にするように記録素子を駆動すること
    を特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかにおいて、前
    記記録ヘッドは、インク滴を記録媒体に向けて吐出する
    インクジェット式ヘッドであることを特徴とする画像記
    録装置。
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