JPH09308740A - 遊技機および遊技方法 - Google Patents

遊技機および遊技方法

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JPH09308740A
JPH09308740A JP8130295A JP13029596A JPH09308740A JP H09308740 A JPH09308740 A JP H09308740A JP 8130295 A JP8130295 A JP 8130295A JP 13029596 A JP13029596 A JP 13029596A JP H09308740 A JPH09308740 A JP H09308740A
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JP
Japan
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lottery
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random
symbols
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JP8130295A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】図柄合わせゲームに継続性を持たせ、遊技者の
当たりに対する期待感やスリルと興奮を持続させること
のできる遊技機およびその遊技方法を提供する。 【解決手段】球が特定入賞口12に入賞したとき当たり
および準当たりの出ることのある無作為抽選を行い、そ
の抽選結果が準当たりのとき、当たりパターンと一部の
図柄のみ異なるリーチパターンを可変表示手段20に表
示する。また準当たりのとき、変更図柄制限手段70
は、特定入賞口12への次回以降の球の入賞に基づき行
われる図柄合わせゲームにおいて、既に表示されている
リーチパターンのうち当たりパターンと共通する図柄部
分の変更を制限する。たとえば「777」が当たりパタ
ーンで、準当たりのリーチパターンである「767」が
出たとき、次回以後の図柄合わせゲームにおいて、中心
の数字「6」だけを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面上に打ち
出された球が特定入賞口に入賞したとき無作為抽選を行
い、その抽選結果に応じた図柄合わせゲームを表示する
とともに、抽選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別
価値を発生させる遊技機および遊技方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、各種の画面遊技
を表示する可変表示手段としての液晶ディスプレイを備
え、特定入賞口に球が入賞したとき図柄合わせゲームな
どの画面遊技を表示し、特定のパターンが揃った場合に
遊技者に有利な特別価値を発生させる、いわゆるフィー
バ機がある。
【0003】フィーバ機は、通常、特定入賞口に球が入
賞したとき、液晶ディスプレイ上に表示されている複数
の図柄のすべてをそれぞれ巡回的にスクロール表示させ
た後、1つずつ図柄のスクロール動作を順に停止させ
る。そして、すべての図柄のスクロール動作が停止した
際に表示されている複数の図柄が予め定めた特定の組み
合せになったとき当たりになり、遊技者に有利な特別価
値を発生させている。
【0004】一般に、特別価値は、通常状態では閉じら
れている大口の可変入賞口を開閉動作させ、球の入賞確
率を相対的に高めることによって遊技者に提供される。
【0005】また、当たりとなる図柄の組み合せのパタ
ーンを複数用意しておき、その中の特定パターンが揃っ
たとき、次回以降の所定回数だけ、当たりの出る確率を
上げる(いわゆる、確率変動)ことにより遊技者にさら
に有利な特別価値を発生させるものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技機やその遊技方法では、特定入賞口に球
が入賞するごとに、液晶ディスプレイに表示されている
すべての図柄をスクロール動作させ、入賞ごとに図柄合
わせゲームを単発的に行なうので、ゲームに継続性が無
く、遊技者のスリルと興奮を持続させることが難しいと
いう問題があった。特に、複数の図柄のうちの1つの図
柄だけが当たりのパターンと異なるリーチ状態になった
とき、遊技者の当たりへの期待感は最高潮に達するが、
ゲームが単発的に行われるので最終的に外れになった場
合には、その期待感は一旦覚めてしまう。このため、ス
リルと興奮の持続性に欠け、遊技者の射幸心を十分に煽
ることが難しいという問題があった。
【0007】特定の当たりパターンが出たときに確率変
動させるものでは、特定のパターンが出た後は当たりの
出る確率が上がるので、その分遊技者に当たりへの期待
感を抱かせることができる。しかしながら、特定の当た
りパターンが出るまでの間、および特定のパターンが出
て確率が上昇した後のいずれにおいても図柄合わせゲー
ム自体は単発的に行われ継続性がないので、当たりに対
する期待感や遊技者のスリルと興奮は図柄合わせゲーム
ごとに一旦覚めてしまい、長い間持続させることが難し
いという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、図柄合わせゲームに
継続性を持たせ、遊技者の当たりに対する期待感やスリ
ルと興奮を持続させることのできる遊技機およびその遊
技方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]遊技盤面(11)上に打ち出された球が特定入賞
口(12)に入賞したとき無作為抽選を行い、その抽選
結果に応じた図柄合わせゲームを表示するとともに、抽
選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生さ
せる遊技機(10)において、任意の図柄を表示する図
柄表示領域(21)を複数備えた可変表示手段(20)
と、前記特定入賞口(12)に球が入賞したとき、当た
りおよび準当たりの出ることのある無作為抽選を行なう
抽選手段(30)と、前記抽選手段(30)の行なった
無作為抽選の抽選結果が当たりのとき、所定数の図柄の
組み合せから成る予め定められた当たりパターンを前記
可変表示手段(20)に表示する当選パターン表示手段
(40)と、前記抽選手段(30)の行なった無作為抽
選の抽選結果が前記準当たりのとき、前記所定数と等し
い数の図柄から成り、前記当たりパターンと一部の図柄
のみ異なるリーチパターンを前記可変表示手段(20)
に表示するリーチパターン表示手段(50)と、前記抽
選手段(30)の行なった無作為抽選の抽選結果が外れ
のとき、前記所定数と等しい数の図柄であって、前記当
たりパターンおよび前記リーチパターン以外の図柄の組
み合せを成す外れパターンを前記可変表示手段(20)
に表示する外れパターン表示手段(60)と、前記抽選
手段(30)の行なった無作為抽選の抽選結果が前記準
当たりのとき、特定入賞口(12)への次回以降所定回
数までの球の入賞に基づき行われる無作為抽選の抽選結
果に応じて前記当選パターン表示手段(40)、前記リ
ーチパターン表示手段(50)あるいは前記外れパター
ン表示手段(60)のいずれかの行なう前記可変表示手
段(20)に表示される図柄の変更を、今回の球の入賞
に基づいて該可変表示手段(20)に既に表示されてい
る前記リーチパターンのうち前記当たりパターンと共通
する図柄の全部あるいは一部以外の部分に制限する変更
図柄制限手段(70)と、前記抽選手段(30)の行な
った無作為抽選の抽選結果が当たりのとき、遊技者に有
利な特別価値を発生させる特別価値発生手段(80)
と、を備えることを特徴とする遊技機(10)。
【0010】[2]遊技盤面(11)上に打ち出された
球が特定入賞口(12)に入賞したとき無作為抽選を行
い、その抽選結果に応じた図柄合わせゲームを表示する
とともに、抽選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別
価値を発生させる遊技機(10)において、任意の図柄
を表示する図柄表示領域(21)を複数備えた可変表示
手段(20)と、前記特定入賞口(12)に球が入賞し
たとき、当たりおよび準当たりの出ることのある無作為
抽選を行なう抽選手段(30)と、前記抽選手段(3
0)の行なった無作為抽選の抽選結果が当たりのとき、
所定数の図柄の組み合せから成る予め定められた当たり
パターンを前記可変表示手段(20)に表示する当選パ
ターン表示手段(40)と、前記抽選手段(30)の行
なった無作為抽選の抽選結果が前記準当たりのとき、前
記所定数と等しい数の図柄から成り、前記当たりパター
ンとその一部の図柄のみ異なるリーチパターンを前記可
変表示手段(20)に表示するリーチパターン表示手段
(50)と、前記抽選手段(30)の行なった無作為抽
選の抽選結果が外れのとき、前記所定数と等しい数の図
柄であって、前記当たりパターンおよび前記リーチパタ
ーン以外の図柄の組み合せを成す外れパターンを前記可
変表示手段(20)に表示する外れパターン表示手段
(60)と、前記抽選手段(30)の行なった無作為抽
選の抽選結果が前記準当たりのとき、特定入賞口(1
2)への次回以降所定回数までの球の入賞に基づき行わ
れる無作為抽選の抽選結果に応じて前記当選パターン表
示手段(40)、前記リーチパターン表示手段(50)
あるいは前記外れパターン表示手段(60)のいずれか
の行なう前記可変表示手段(20)に表示される図柄の
変更を、今回の球の入賞に基づいて該可変表示手段(2
0)に既に表示されている前記リーチパターンのうち前
記当たりパターンと共通する図柄の全部あるいは一部以
外の部分に制限する変更図柄制限手段(70)と、前記
抽選手段(30)の行なった無作為抽選の抽選結果が前
記準当たりのとき、前記特定入賞口(12)へ次回以降
所定回数までの球の入賞に基づき前記抽選手段(30)
により行なわれる無作為抽選において当たりの出る確率
を上げる確率変更手段(90)と、前記抽選手段(3
0)の行なった無作為抽選の抽選結果が当たりのとき、
遊技者に有利な特別価値を発生させる特別価値発生手段
(80)と、を備えることを特徴とする遊技機(1
0)。
【0011】[3]前記抽選手段(30)の行なう無作
為抽選には、複数のランクの準当たりが用意されてお
り、前記変更図柄制限手段(70)は、準当たりのラン
クに応じて変更を制限する図柄の数を変えることを特徴
とする[1]または[2]記載の遊技機(10)。
【0012】[4]前記抽選手段(30)の行なう無作
為抽選には、複数のランクの準当たりが用意されてお
り、前記変更図柄制限手段(70)は、前記可変表示手
段(20)の表示内容の変更を制限する前記特定入賞口
(12)への球の入賞回数を準当たりのランクに応じて
変えることを特徴とする[1]または[2]記載の遊技
機(10)。
【0013】[5]前記抽選手段(30)の行なう無作
為抽選には、複数のランクの準当たりが用意されてお
り、前記確率変更手段は、前記特定入賞口(12)への
次回以降所定回数までの球の入賞に基づいて前記抽選手
段(30)の行う無作為抽選において当たりの出る確率
を、準当たりのランクに応じて上げることを特徴とする
請求項2記載の遊技機(10)。
【0014】[6]遊技盤面(11)上に打ち出された
球が特定入賞口(12)に入賞したとき無作為抽選を行
い、その抽選結果に応じた図柄合わせゲームを表示する
とともに、抽選結果が当たりのとき遊技者に有利な特別
価値を発生させる遊技方法において、前記特定入賞口
(12)に球が入賞したとき、当たりおよび準当たりの
出ることのある無作為抽選を行ない、その抽選結果が当
たりのとき、任意の図柄を表示する図柄表示領域(2
1)を複数備えた可変表示手段(20)に、所定数の図
柄の組み合せから成る予め定められた当たりパターンを
表示し、前記無作為抽選の抽選結果が前記準当たりのと
き、前記所定数と等しい数の図柄から成り、前記当たり
パターンとその一部の図柄のみ異なるリーチパターンを
前記可変表示手段(20)に表示し、前記無作為抽選の
抽選結果が外れのとき、前記所定数と等しい数の図柄で
あって、前記当たりパターンおよび前記リーチパターン
以外の図柄の組み合せを成す外れパターンを前記可変表
示手段(20)に表示し、前記無作為抽選の抽選結果が
前記準当たりのとき、特定入賞口(12)への次回以降
所定回数までの球の入賞に基づいて前記可変表示手段
(20)に表示される図柄を変更する際、今回の球の入
賞により該可変表示手段(20)に既に表示されている
前記リーチパターンのうち前記当たりパターンと共通す
る図柄の全部あるいは一部を保持するとともに、それら
以外の図柄だけを抽選結果に基づいて変更し、前記無作
為抽選の抽選結果が当たりのとき、遊技者に有利な特別
価値を発生させることを特徴とする遊技方法。
【0015】前記本発明は次のように作用する。抽選手
段(30)は、遊技盤面(11)上に打ち出された球が
特定入賞口(12)に入賞したとき当たりおよび準当た
りの出ることのある無作為抽選を行う。当選パターン表
示手段(40)は、抽選手段(30)の行なった無作為
抽選の抽選結果が当たりのとき、所定数の図柄の組み合
せから成る予め定められた当たりパターンを遊技盤面
(11)上に設けられたカラー液晶ディスプレイなどか
ら成る可変表示手段(20)に表示する。
【0016】リーチパターン表示手段(50)は、抽選
手段(30)の行なった無作為抽選の抽選結果が準当た
りのとき、所定数の図柄から成り、当たりパターンと一
部の図柄のみ異なるリーチパターンを可変表示手段(2
0)に表示する。外れパターン表示手段(60)は、無
作為抽選の抽選結果が外れのとき、所定数と等しい数の
図柄であって、当たりパターンおよびリーチパターン以
外の図柄の組み合せを成す外れパターンを可変表示手段
(20)に表示する。
【0017】変更図柄制限手段(70)は、無作為抽選
の抽選結果が準当たりのとき、特定入賞口(12)への
次回以降所定回数までの球の入賞に基づき行われる無作
為抽選の抽選結果に応じて、当選パターン表示手段(4
0)、リーチパターン表示手段(50)あるいは外れパ
ターン表示手段(60)のいずれかの行なう可変表示手
段(20)に表示される図柄の変更を、今回の球の入賞
に基づいて既に表示されているリーチパターンのうち当
たりパターンと共通する図柄の全部あるいは一部以外の
部分に制限する。
【0018】そして、特別価値発生手段(80)は、無
作為抽選の抽選結果が当たりのとき、遊技者に有利な特
別価値を発生させる。
【0019】たとえば、「777」が当たりパターンで
あり、準当たりの際に「767」のリーチパターンが表
示されたものとする。このとき、特定入賞口(12)に
球が次回以降入賞した際は、既に表示されているリーチ
パターンのうち両端の「7」をそのまま固定表示し、中
心の数字「6」だけをスクロール動作させる。また、い
ずれか一方の「7」だけを固定表示し、他方の「7」と
中心の「6」の2つをスクロール動作させるようにして
もよい。
【0020】このように、準当たりの場合には当たりパ
ターンと共通する部分の図柄の表示が保持され、リーチ
状態が継続しているように表示されるので、遊技者の当
たりへの期待感を覚めさせることなく、次回以降の特定
入賞口(12)への球の入賞に向けて維持させることが
できる。
【0021】また、確率変更手段は、準当たりの出たと
き、特定入賞口(12)への次回以降所定回数までの球
の入賞に基づき行なわれる無作為抽選において当たりの
出る確率を上げる。これにより、次回以降の当たりへの
期待感を一層喚起させ、スリルと興奮をより持続させる
ことができる。
【0022】さらに、抽選手段(30)の行なう無作為
抽選に複数のランクの準当たりを用意しておき、変更図
柄制限手段(70)は、準当たりのランクに応じて変更
を制限する図柄の数を変える。また、変更図柄制限手段
(70)は、可変表示手段(20)の表示内容の変更を
制限する特定入賞口(12)への球の入賞回数を準当た
りのランクに応じて変える。
【0023】さらに、確率変更手段は、特定入賞口(1
2)への次回以降所定回数までの球の入賞に基づいて行
われる無作為抽選において当たりの出る確率を、準当た
りのランクに応じて上げるようにする。
【0024】これらにより、図柄合わせゲームが変化に
富むものとなり、その遊技性を向上させることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図2に示すように、本発明に係る遊技機10
は、ハンドル14の回転操作によって球を打ち出し、各
種の入賞口への球の入賞を競うパチンコ機である。な
お、本発明に係る遊技機10は、アレンジボール機など
遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に適用するこ
とができる。
【0026】遊技機10は、打ち出された球の流下する
場としての遊技盤面11を備えている。遊技盤面11に
は入賞口や各種の役物、障害釘、アウト口などが配置さ
れている。遊技盤面11の略中央部分には、図柄合わせ
ゲームを表示する中央役物としての可変表示手段20が
設けられている。
【0027】ここでは、可変表示手段20として、カラ
ー液晶ディスプレイを用いている。このほか、可変表示
手段20としてモノクロ液晶ディスプレイやCRTディ
スプレイなどを用いることができる。
【0028】可変表示手段20には、図4に示すよう
に、図柄を表示するための3つの図柄表示領域21a、
21b,21cが設けられており、それぞれの図柄表示
領域21に一桁の数字が表示されるようになっている。
ここでは、可変表示手段20には、スロットマシーンに
見立てたゲームが表示される。
【0029】可変表示手段20の下方には、一般に、始
動チャッカーと呼ばる特定入賞口12が設けられてい
る。遊技盤面11に打ち出された球が特定入賞口12に
入賞することを契機として、可変表示手段20上で図柄
合わせゲームが実行される。
【0030】特定入賞口12のさらに下方には、図柄合
わせゲームで当たりが出たときに、遊技者に有利な特別
価値を生じさせる特別価値発生手段80が設けられてい
る。特別価値発生手段80は、普段は閉じられている
が、図柄合わせゲームで当たりとなったとき、複数回そ
の入賞口の開閉動作を行い、球の入賞確率を高めること
で遊技者に有利な特別価値を付与する可変入賞口であ
る。
【0031】可変表示手段20の上には、特定入賞口1
2への球の入賞に対して未だ図柄合わせゲームの実行さ
れていない権利の保留回数を表示する保留表示手段17
が配設されている。図柄合わせゲームの進行中や特別価
値の発生中に特定入賞口12に球が入賞したときは、入
賞に対する図柄合わせゲームをすぐに実行することがで
きない。そこで、即座に実行できない権利を一定回数を
限度として保留するようになっている。
【0032】この例では、最大4回まで権利を保留する
ことができ、それ以上の権利は破棄される。保留表示手
段17は、複数の表示ランプを備えており、点灯される
ランプの個数により、現在、保留されている権利回数を
遊技者に通知するようになっている。
【0033】遊技盤面11の下部には、遊技に供される
球を入れる前皿15が、さらにその下部には、前皿15
から溢れた球を受け止める下皿16が設けられている。
下皿16の右横には、球の発射を操作するためのハンド
ル14が設けられている。なお、遊技機10の各種の動
作を制御する制御回路は、遊技盤面11の裏面等の機体
内に取り付けられている。
【0034】図1は、本発明の一実施の形態における遊
技機10の回路構成の概要を表したものである。特定入
賞口12は、入賞した球を検知するための入賞検知スイ
ッチ13を備えている。入賞検知スイッチ13は、機械
的なスイッチのほか、球により光の遮られたことで入賞
を検知する光センサや、球の通過による磁界の変化を検
出する磁気センサなど各種のセンサを用いることができ
る。
【0035】特定入賞口12の入賞検知スイッチ13
は、球の入賞を検知した際に、その旨を表した入賞信号
101を出力する。入賞信号101は、無作為抽選を行
なう抽選手段30に入力される。
【0036】抽選手段30は、図示しない乱数発生器を
有しており、入賞信号101が入力されるごとに無作為
抽選を行い、その結果を表した抽選結果信号102を出
力する回路である。複数種類のランクの当たりと、複数
種類のランクの準当たりと、外れとが無作為抽選の抽選
結果として用意されている。
【0037】抽選手段30には、保留されている図柄合
わせゲームの実行権利の数を表示するための保留表示手
段17が接続されている。抽選手段30に特定入賞口1
2から入賞信号101が入力されたとき、即座にこれに
対応する抽選を行なうことができない場合は、その実行
権利が保留されるとともに、保留表示手段17の表示ラ
ンプの点灯数が1つ増やされる。
【0038】抽選手段30の出力する抽選結果信号10
2は、当選パターン表示手段40、リーチパターン表示
手段50、外れパターン表示手段60、変更図柄制限手
段70、特別価値発生手段80および確率変更手段90
にそれぞれ入力されている。
【0039】当選パターン表示手段40は、抽選手段3
0の行なった無作為抽選の抽選結果が当たりのとき、所
定数の図柄の組み合せから成る予め定められた当たりパ
ターンを遊技盤面11上に設けられた可変表示手段20
に表示する回路である。
【0040】リーチパターン表示手段50は、抽選手段
30の行なった無作為抽選の抽選結果が準当たりのと
き、所定数の図柄から成り、当たりパターンと一部の図
柄のみ異なるリーチパターンを可変表示手段20に表示
する回路である。
【0041】外れパターン表示手段60は、無作為抽選
の抽選結果が外れのとき、当たりパターンおよびリーチ
パターン以外の所定数の図柄の組み合せから成る外れパ
ターンを可変表示手段20に表示する回路である。
【0042】当選パターン表示手段40、リーチパター
ン表示手段50、外れパターン表示手段60はそれぞれ
表示すべき図柄を表した図柄信号103、104、10
5を出力し、これらの信号は可変表示手段20に入力さ
れている。
【0043】たとえば、抽選結果が当たりのとき当選パ
ターン表示手段40は、当たりパターンとして「77
7」の3つの数字の組み合わせを可変表示手段20に表
示する。また抽選結果が準当たりのときリーチパターン
表示手段50は、リーチパターンとして両端の2つの数
字が当たりパターンと等しい「767」などの数字の組
み合わせを表示する。
【0044】抽選結果が外れのとき外れパターン表示手
段60は、外れパターンとして「358」など当たりパ
ターンおよびリーチパターンと異なる3つの数字の組み
合わせを可変表示手段20に表示する。
【0045】変更図柄制限手段70は、無作為抽選の抽
選結果が準当たりのとき、特定入賞口12への次回以降
所定回数までの球の入賞に基づき行われる無作為抽選の
抽選結果に応じて、当選パターン表示手段40、リーチ
パターン表示手段50あるいは外れパターン表示手段6
0のいずれかの行なう可変表示手段20の表示内容の変
更を、今回の球の入賞に基づいて既に表示されているリ
ーチパターンのうち当たりパターンと共通する図柄の全
部あるいは一部以外の部分に制限する回路である。
【0046】変更図柄制限手段70は、変更の制限され
る図柄表示領域21を示した変更制限信号106を出力
し、この信号は当選パターン表示手段40、リーチパタ
ーン表示手段50、外れパターン表示手段60に入力さ
れる。
【0047】たとえば、抽選結果が準当たりとなり、可
変表示手段20上にリーチパターンが表示されたとき、
変更図柄制限手段70は、3つの数字のうち両端の
「7」の数字の変更を制限する。これにより、当選パタ
ーン表示手段40、リーチパターン表示手段50、外れ
パターン表示手段60は、次回以降の所定回数の間、球
が特定入賞口12に入賞した際、可変表示手段20に表
示されている3つ数字のうち中心に配置された数字のみ
を変更する。
【0048】リーチパターンとして「767」が表示さ
れているときは、次回以降の所定回数の間、中心の
「6」だけがスクロール動作されるように制限される。
【0049】特別価値発生手段80は、抽選結果が当た
りのとき遊技者にとって有利な特別価値を発生させるた
めの可変入賞口である。特別価値発生手段80は、抽選
結果が当たりのときに開閉される大口の入賞口としての
アタッカー81と、アタッカー81の駆動手段としての
ソレノイド82と、アタッカー81の開いている間に、
特別価値発生手段80の入賞口に入賞した球の個数を計
数する入賞球計数器83を備えている。
【0050】特別価値発生手段80は、抽選手段30の
抽選結果信号102が当たりを表しているとき、一定期
間(たとえば29秒)開いた後、短時間(2秒ほど)閉
じるアタッカー81の開閉動作を所定ラウンド回数(た
とえば、16回)繰り返すように設定されている。
【0051】各ラウンド中に入賞した球の個数は、可変
表示手段20の一部領域に表示されるようになってい
る。そして各ラウンドにおいて予め定めた個数(たとえ
ば、10個)の球が入賞すると、所定時間の経過する前
であっても、アタッカー71が閉じられる。
【0052】確率変更手段90は、抽選結果が準当たり
のとき、特定入賞口12への次回以降所定回数までの球
の入賞に基づき行なわれる無作為抽選において当たりの
出る確率を上げる旨を指示する確率変更信号107を、
抽選手段30に向けて出力する。
【0053】確率変更信号107は、当たりの出る確率
を表した数値を含んでおり、抽選手段30は確率変更信
号107によって指定された確率で当たりが出るように
無作為抽選の当選確率を変更するようになっている。
【0054】抽選手段30、当選パターン表示手段4
0、リーチパターン表示手段50、外れパターン表示手
段60、変更図柄制限手段70および確率変更手段90
は、遊技機10における各種制御の中枢的機能を果たす
CPU(中央処理装置)と、ROM(リード・オンリ・
メモリ)と、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を
主要部とする回路によって構成されている。
【0055】ROMには、CPUの実行するプログラム
や当たりパターン、準当たりパターンなどの図柄の組み
合せなどの各種固定的データが記憶されている。またR
AMは、プログラムを実行する上で一時的に必要になる
データを記憶する作業用のメモリである。
【0056】ROMには、当たりパターンとしての各種
の図柄の組み合せと、準当たりパターンとしての各種の
図柄の組み合せと、外れパターンとしての各種の図柄の
組み合わせが登録したテーブルが予め記憶されている。
当選パターン表示手段40、リーチパターン表示手段5
0および外れパターン表示手段60は、このテーブルの
中から該当するパターンを適宜読み出して表示する。
【0057】たとえば、前回表示されたリーチパターン
が「767」の場合であって、今回の抽選結果が当たり
の場合には、両端に「7」を含む当たりパターン「77
7」を選択して読み出す。そして、当選パターン表示手
段40は、読み出したパターンが表示されるようにスク
ロール動作を停止させる。
【0058】次に、遊技機10の行なう動作の流れを説
明する。図3は、特定入賞口に球が入賞した際に遊技機
10の行なう動作の流れを表したものである。特定入賞
口12に球が入賞すると(ステップS201;Y)、変
更図柄制限手段70は、前回の抽選結果が準当たりであ
った否かを調べる(ステップS202)。
【0059】前回の抽選結果が準当たりの場合には(ス
テップS202;Y)、可変表示手段20に現在表示さ
れているリーチパターンのうち当たりパターンと共通す
る部分についての図柄の変更を制限する旨を示した変更
制限信号106を出力し、制限されない図柄部分のスク
ロール動作を開始させる(ステップS203)。
【0060】前回の抽選結果が準当たりでないときは
(ステップS202;N)、可変表示手段20に表示さ
れているすべての図柄のスクロール動作を開始させる
(ステップS204)。
【0061】次に、抽選手段30により無作為抽選が行
われる(ステップS205)。今回の抽選結果が準当た
りのとき(ステップS206;Y)、確率変更手段90
は次回以降行われる無作為抽選において当たりの出る確
率を、通常よりも高い所定の確率に設定する。その後、
リーチパターン表示手段50は、現在スクロール動作さ
れている箇所の図柄を、リーチパターンの組み合せにな
るように停止させる(ステップS208)。
【0062】すなわち、可変表示手段20上のすべての
図柄がスクロール動作されているときは、これらを順次
停止させ、最終的にリーチパターンを表示させる。ま
た、図柄の変更が制限され、一部の図柄だけがスクロー
ル動作しているときは、現在スクロール動作している図
柄を、保持されている図柄と組み合せたときにリーチパ
ターンが構成されるように停止させる。
【0063】今回の抽選結果が準当たりでないとき(ス
テップS206;N)、確率変更手段90は、次回以降
行われる無作為抽選において当たりの出る確率を、通常
の確率に戻す(ステップS209)。今回の抽選結果が
当たりのとき(ステップS210;Y)、当選パターン
表示手段40は、現在スクロール動作されている箇所の
図柄を、当たりパターンの組み合せになるように停止さ
せる(ステップS211)。
【0064】すなわち、可変表示手段20上のすべての
図柄がスクロール動作されているときは、これらを順次
停止させ、最終的に当たりパターンを表示させる。ま
た、図柄の変更が制限され、一部の図柄だけがスクロー
ル動作しているときは、現在スクロール動作している図
柄を、保持されている図柄と組み合せたときに当たりパ
ターンが構成されるように停止させる。
【0065】当たりパターンが表示された後、特別価値
発生手段80は、アタッカー81を開閉動作させて遊技
者に特別価値を付与する(ステップS212)。
【0066】今回の抽選結果が外れのとき(ステップS
210;N)、外れパターン表示手段60は、現在スク
ロール動作されている箇所の図柄を、外れパターンで停
止させる(ステップS213)。
【0067】すなわち、可変表示手段20上のすべての
図柄がスクロール動作されているときは、これらを順次
停止させ、最終的に外れパターンを表示させる。また、
図柄の変更が制限され、一部の図柄だけがスクロール動
作しているときは、現在スクロール動作している図柄
を、保持されている図柄と組み合せた際に外れパターン
が構成されるように停止させる。
【0068】図4は、可変表示手段20上に表示された
図柄の変更される様子の一例を表したものである。図4
aは、可変表示手段20上にリーチパターンの表示され
ている様子を表している。可変表示手段20の図柄表示
領域21a、21cに数字の「7」が、これらの中心に
配置された図柄表示領域21bに数字の「6」が表示さ
れている。この場合の当たりパターンは「777」であ
る。
【0069】このように準当たりのリーチパターンが表
示された状態で、次回、特定入賞口12に球が入賞する
と、同図bに示すように、左端の図柄表示領域21aに
表示された「7」の数字はそのまま保持され、中心およ
び右端の図柄表示領域21b、21cに表示された図柄
だけがスクロール動作される。図ではこの様子を波線で
表している。
【0070】次回の特定入賞口12への球の入賞により
行われた無作為抽選の抽選結果が当たりの場合には、ス
クロール動作されている中心および右端の図柄表示領域
21b、21cの図柄は、数字の「7」でそれぞれ停止
し、「777」の当たりパターンが表示される(同図
c)。
【0071】一方、次回の特定入賞口12への球の入賞
により行われた無作為抽選の抽選結果が外れの場合に
は、スクロール動作されている中心の図柄表示領域21
bの図柄は数字の「2」で、右端の図柄表示領域21c
の図柄は数字の「4」でそれぞれ停止し、「724」の
外れパターンが表示される。
【0072】準当たりが出たときに、図柄の変更を制限
する入賞回数が1回に設定されている場合には、当たり
パターンあるいは外れパターンが表示された後、球が特
定入賞口12に入賞すると、可変表示手段20上のすべ
ての図柄がスクロール表示される(同図e)。
【0073】図柄の変更を制限する入賞回数は、1回に
限定されず、複数回に設定しても良い。また、無作為抽
選における準当たりを複数ランク用意しておき、そのラ
ンクに応じて図柄の変更を制限する入賞回数を変えるよ
うにすることもできる。
【0074】たとえば、高ランクと低ランクの2つを準
当たりを用意しておき、高ランクの準当たりが出たとき
には、その後、2回まで特定入賞口12への球の入賞に
対応する図柄の変更を制限し、低ランクの場合は、1回
だけ図柄の変更を制限する。
【0075】また、準当たりのランクに応じて、変更の
制限される図柄の数を変えてもよい。すなわち、高ラン
クの準当たりの場合には、たとえば、3つの図柄のうち
当たりパターンと共通する2つの図柄の変更を制限し、
低ランクの準当たりのときは共通する2つの図柄のうち
の1つだけ変更を制限することができる。
【0076】さらに、準当たりのランクに応じて、次回
以降の無作為抽選で当たりの出る確率を変化させても良
い。たとえば、高ランクの準当たりのときは、当たりの
出る確率を通常の30倍に設定し、低ランクの準当たり
のときは10倍に設定するようにしても良い。
【0077】以上説明した実施の形態では、図柄合わせ
ゲームとして、スロットマシーンに見立てた数字合わせ
ゲームを表示したが、複数の図柄を組み合せるものであ
れば、どのような図柄合わせゲームであっても良い。た
とえば、バナナやイチゴなど各種の果物の図柄を揃える
図柄合わせゲームを用いることができる。
【0078】
【発明の効果】本発明に係る遊技機および遊技方法によ
れば、準当たりになることで今回表示したリーチパター
ンのうち、当たりパターンと共通する部分の図柄の変更
が次回以降の図柄合わせゲームにおいて制限されてリー
チ状態が継続しているように表示されるので、遊技者の
当たりへの期待感を覚めさせることなく、スリルと興奮
を持続させ、遊技者の射幸心を煽り続けることができ
る。
【0079】また、準当たりが出たとき、次回以降の無
作為抽選で当たりの出る確率を上げるものでは、次回の
特定入賞口への球の入賞に基き行われる無作為抽選で当
たりの出ることへの遊技者の期待感を一層喚起すること
ができる。
【0080】さらに、複数のランクの準当たりを用意し
ておき、準当たりのランクに応じて変更を制限する図柄
の数や、表示内容の変更を制限する回数、あるいは次回
以降の無作為抽選で当たりの出る確率を変更するもので
は、図柄合わせゲーム内容がが変化に富むものとなり、
遊技者のスリルと興奮を一層持続させることができると
ともに、射幸心をさらに煽ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機の回路構成
の概要を表したブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正面
図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機の特定入賞
口に球が入賞した後の動作の流れを表した流れ図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態に係る遊技機の可変表示
手段上に表示された図柄の変更される様子の一例を表し
た説明図である。
【符号の説明】
10…遊技機 11…遊技盤面 12…特定入賞口 20…可変表示手段 21…図柄表示領域 30…抽選手段 40…当選パターン表示手段 50…リーチパターン表示手段 60…外れパターン表示手段 70…変更図柄制限手段 80…特別価値発生手段 90…確率変更手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面上に打ち出された球が特定入賞口
    に入賞したとき無作為抽選を行い、その抽選結果に応じ
    た図柄合わせゲームを表示するとともに、抽選結果が当
    たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生させる遊技機
    において、 任意の図柄を表示する図柄表示領域を複数備えた可変表
    示手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、当たりおよび準当
    たりの出ることのある無作為抽選を行なう抽選手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が当たり
    のとき、所定数の図柄の組み合せから成る予め定められ
    た当たりパターンを前記可変表示手段に表示する当選パ
    ターン表示手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が前記準
    当たりのとき、前記所定数と等しい数の図柄から成り、
    前記当たりパターンと一部の図柄のみ異なるリーチパタ
    ーンを前記可変表示手段に表示するリーチパターン表示
    手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が外れの
    とき、前記所定数と等しい数の図柄であって、前記当た
    りパターンおよび前記リーチパターン以外の図柄の組み
    合せを成す外れパターンを前記可変表示手段に表示する
    外れパターン表示手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が前記準
    当たりのとき、特定入賞口への次回以降所定回数までの
    球の入賞に基づき行われる無作為抽選の抽選結果に応じ
    て前記当選パターン表示手段、前記リーチパターン表示
    手段あるいは前記外れパターン表示手段のいずれかの行
    なう前記可変表示手段に表示される図柄の変更を、今回
    の球の入賞に基づいて該可変表示手段に既に表示されて
    いる前記リーチパターンのうち前記当たりパターンと共
    通する図柄の全部あるいは一部以外の部分に制限する変
    更図柄制限手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が当たり
    のとき、遊技者に有利な特別価値を発生させる特別価値
    発生手段と、 を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】遊技盤面上に打ち出された球が特定入賞口
    に入賞したとき無作為抽選を行い、その抽選結果に応じ
    た図柄合わせゲームを表示するとともに、抽選結果が当
    たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生させる遊技機
    において、 任意の図柄を表示する図柄表示領域を複数備えた可変表
    示手段と、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、当たりおよび準当
    たりの出ることのある無作為抽選を行なう抽選手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が当たり
    のとき、所定数の図柄の組み合せから成る予め定められ
    た当たりパターンを前記可変表示手段に表示する当選パ
    ターン表示手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が前記準
    当たりのとき、前記所定数と等しい数の図柄から成り、
    前記当たりパターンとその一部の図柄のみ異なるリーチ
    パターンを前記可変表示手段に表示するリーチパターン
    表示手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が外れの
    とき、前記所定数と等しい数の図柄であって、前記当た
    りパターンおよび前記リーチパターン以外の図柄の組み
    合せを成す外れパターンを前記可変表示手段に表示する
    外れパターン表示手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が前記準
    当たりのとき、特定入賞口への次回以降所定回数までの
    球の入賞に基づき行われる無作為抽選の抽選結果に応じ
    て前記当選パターン表示手段、前記リーチパターン表示
    手段あるいは前記外れパターン表示手段のいずれかの行
    なう前記可変表示手段に表示される図柄の変更を、今回
    の球の入賞に基づいて該可変表示手段に既に表示されて
    いる前記リーチパターンのうち前記当たりパターンと共
    通する図柄の全部あるいは一部以外の部分に制限する変
    更図柄制限手段と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が前記準
    当たりのとき、前記特定入賞口へ次回以降所定回数まで
    の球の入賞に基づき前記抽選手段により行なわれる無作
    為抽選において当たりの出る確率を上げる確率変更手段
    と、 前記抽選手段の行なった無作為抽選の抽選結果が当たり
    のとき、遊技者に有利な特別価値を発生させる特別価値
    発生手段と、 を備えることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】前記抽選手段の行なう無作為抽選には、複
    数のランクの準当たりが用意されており、前記変更図柄
    制限手段は、準当たりのランクに応じて変更を制限する
    図柄の数を変えることを特徴とする請求項1または2記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記抽選手段の行なう無作為抽選には、複
    数のランクの準当たりが用意されており、前記変更図柄
    制限手段は、前記可変表示手段の表示内容の変更を制限
    する前記特定入賞口への球の入賞回数を準当たりのラン
    クに応じて変えることを特徴とする請求項1または2記
    載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記抽選手段の行なう無作為抽選には、複
    数のランクの準当たりが用意されており、前記確率変更
    手段は、前記特定入賞口への次回以降所定回数までの球
    の入賞に基づいて前記抽選手段の行う無作為抽選におい
    て当たりの出る確率を、準当たりのランクに応じて上げ
    ることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  6. 【請求項6】遊技盤面上に打ち出された球が特定入賞口
    に入賞したとき無作為抽選を行い、その抽選結果に応じ
    た図柄合わせゲームを表示するとともに、抽選結果が当
    たりのとき遊技者に有利な特別価値を発生させる遊技方
    法において、 前記特定入賞口に球が入賞したとき、当たりおよび準当
    たりの出ることのある無作為抽選を行ない、 その抽選結果が当たりのとき、任意の図柄を表示する図
    柄表示領域を複数備えた可変表示手段に、所定数の図柄
    の組み合せから成る予め定められた当たりパターンを表
    示し、 前記無作為抽選の抽選結果が前記準当たりのとき、前記
    所定数と等しい数の図柄から成り、前記当たりパターン
    とその一部の図柄のみ異なるリーチパターンを前記可変
    表示手段に表示し、 前記無作為抽選の抽選結果が外れのとき、前記所定数と
    等しい数の図柄であって、前記当たりパターンおよび前
    記リーチパターン以外の図柄の組み合せを成す外れパタ
    ーンを前記可変表示手段に表示し、 前記無作為抽選の抽選結果が前記準当たりのとき、特定
    入賞口への次回以降所定回数までの球の入賞に基づいて
    前記可変表示手段に表示される図柄を変更する際、今回
    の球の入賞により該可変表示手段に既に表示されている
    前記リーチパターンのうち前記当たりパターンと共通す
    る図柄の全部あるいは一部を保持するとともに、それら
    以外の図柄だけを抽選結果に基づいて変更し、 前記無作為抽選の抽選結果が当たりのとき、遊技者に有
    利な特別価値を発生させることを特徴とする遊技方法。
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