JPH09306834A - X線投影露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

X線投影露光装置及びデバイス製造方法

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JPH09306834A
JPH09306834A JP3386997A JP3386997A JPH09306834A JP H09306834 A JPH09306834 A JP H09306834A JP 3386997 A JP3386997 A JP 3386997A JP 3386997 A JP3386997 A JP 3386997A JP H09306834 A JPH09306834 A JP H09306834A
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ray
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真一 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線投影露光装置を実用化する上で発生する
様々な課題を解決し、実用的なX線投影露光装置を提供
する。さらには、このX線投影露光装置を用いた生産性
の高い半導体デバイスの製造方法を提供する。 【解決手段】 所望のマスクパターンを有する反射型X
線マスクを保持するマスクチャックと、マスクパターン
が露光転写されるウエハを保持するウエハチャックと、
マスクチャックに保持される反射型X線マスクをX線で
照射するX線照明系と、反射型X線マクスのマスクパタ
ーンをウエハチャックに保持されるウエハに所定の倍率
で投影するX線投影光学系とを有し、マスクチャックは
静電気力で反射型X線マスクを吸着保持するための静電
気発生手段を有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路の製
造に用いられるX線投影露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI等の固体デバイスでは、集積度及
び動作速度の向上のために回路パターンの微細化が進ん
でいる。これら微細な回路パターンを形成するために、
現在、露光光を真空紫外線とする縮小投影露光装置の使
用が検討されている。縮小投影露光装置の解像度は、露
光波長λ、及び投影光学系の開口数NAに依存する。従
来の露光装置ではその解像度を向上させるために開口数
NAを大きくする方法が採用されていた。
【0003】しかしながら、この方法は、焦点深度が減
少すること、屈折光学系の設計および製造技術が困難で
あること等の理由から限界に近づきつつある。このため
露光波長λを短くすることで露光装置の解像度を向上さ
せる方法が検討され、水銀ランプのg線(λ=435.
8mm)からi線(λ=365mm)、さらにはKrF
エキシマレーザ(λ=248mm)へと露光に用いる光
が移行している。
【0004】露光波長を短波長化することで露光装置の
解像度は向上するが、露光に用いる光の波長からその解
像度には原理的な限界が生じる。そのため、従来の光を
用いた露光装置の延長技術では、0.1μm以下の解像
度を得ることが困難であった。
【0005】このような技術背景をもとに、近年、真空
紫外線または軟X線(以下、両者を総称してX線と称す
る)を露光光とするX線投影露光装置が注目を浴びてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
なX線投影露光装置を実用化する上で発生する様々な課
題を解決し、実用的なX線投影露光装置を提供するため
になされたものである。さらにはこのX線投影露光装置
を用いた生産性の高い半導体デバイスの製造方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のX線投影露光装置の好ましい形態は、所望のマ
スクパターンを有する反射型X線マスクを保持するマス
クチャックと、該マスクパターンが露光転写されるウエ
ハを保持するウエハチャックと、該マスクチャックに保
持される反射型X線マスクをX線で照射するX線照明系
と、該反射型X線マクスのマスクパターンを該ウエハチ
ャックに保持されるウエハに所定の倍率で投影するX線
投影光学系とを有し、該マスクチャックは静電気力で反
射型X線マスクを吸着保持するための静電気発生手段を
有することを特徴とする。
【0008】ここで、前記マスクチャックは、前記反射
型X線マスクを吸着保持した際の吸着力を検出する検出
機構を有することが好ましく、前記検出機構は、例え
ば、マスクチャックの吸着面に設けられた圧力センサで
ある。
【0009】また、前記マスクチャック及び前記ウエハ
チャックを同期して移動させて走査露光を行うための走
査手段を有することが好ましい。また、例えば、前記マ
スクチャックは前記反射型X線マスクを重力方向と平行
に保持するものである。
【0010】また、前記マスクチャックの移動に応じ
て、前記静電気発生機構で発生する静電気力を可変する
静電気可変手段を有することが好ましい。ここで、前記
静電気可変手段は、 {(反射型X線マスクの質量)×(重力加速度+マスク
チャック移動時の最大加速度)/(反射型X線マスクと
マスクチャックの間の最大静止摩擦係数)}×(安全
率)<マスクチャックの吸着力 の関係を満たすように制御することが好ましい。
【0011】また、前記マスクチャックの前記反射型X
線マスクの保持面には複数の突起部が形成され、該突起
部によって前記反射型X線マスクが保持されることが好
ましい。ここで、前記突起部の先端が前記反射型X線マ
スクに接触する接触面積は、前記反射型X線マスクの面
積の10パーセント以下にされる。また、前記突起部に
よって前記反射型X線マスクが支持された際に、前記反
射型X線マスクと前記マスクチャックの間に形成される
空隙に、前記反射型X線マスク冷却用の気体の供給およ
び回収を行う冷却手段を有することがさらに好ましい。
【0012】また、前記マスクチャックの温度を管理す
る温度調節機構を有することが好ましく、前記温度調節
機構は、前記マスクチャック内に温度調節媒体を供給す
る手段と、前記マスクチャックの温度を検出する温度セ
ンサとを有するものである。
【0013】また、前記マスクチャックは、温度膨張係
数が小さいセラミックス材料、もしくはガラス材料であ
ることが好ましい。ここで、マスクチェックの走査手段
は剛性の高い粗動機構のみからなり、ウエハチェックの
走査手段は剛性の低い微動機構からなることがより好ま
しい。
【0014】また、少なくとも反射型X線マスクを支え
る前記マスクチャックの一側面に設けられ、接地された
アース用爪を有することが好ましい。
【0015】また、前記X線照明系は、例えば、X線を
発生する放射源と、X線を反射する反射ミラーとを有し
ていてもよく、前記X線投影光学系は、例えば、X線を
反射する複数枚の反射ミラーからなる縮小投影光学系で
あってもよい。
【0016】ここで、前記反射型X線マスクは、X線を
反射する多層膜の上に、X線を吸収する吸収体からなる
前記マスクパターンが形成されたものが好ましい。
【0017】本発明のデバイスの製造方法の好ましい形
態は、上記構成を有するX線投影露光装置と、反射型X
線マスクとを用いて、前記マスクパターンをウエハ上に
転写する工程を有することを特徴とする。
【0018】上記のように構成されたX線投影露光装置
は、マスクチャックに静電気力で反射型X線マスクを吸
着保持するための静電気発生手段を有することで、X線
の減衰が少ない真空雰囲気中あるいは減圧された軽元素
気体の雰囲気中で反射型X線マスクを支持固定すること
ができる。
【0019】また、マスクチャックに反射型X線マスク
を吸着保持した際の吸着力を検出する検出機構を有し、
マスクチャックの移動に応じて、静電気発生機構で発生
する静電気力を可変する静電気可変手段を有すること
で、反射型X線マスクの吸着力を最適に制御することが
可能になり、マスクチャック上から反射型X線マスクが
落下する事故を防止することができる。
【0020】また、マスクチャックの反射型X線マスク
の保持面に複数の突起部を形成し、突起部によって反射
型X線マスクを保持することで、反射型X線マスクとマ
スクチャックの間に挟まったごみで発生する反射型X線
マスクの変形が防止される。
【0021】また、突起部によって反射型X線マスクが
支持された際に、反射型X線マスクとマスクチャックの
間に形成される空隙に、反射型X線マスク冷却用の気体
の供給および回収を行う冷却手段を有することで、冷却
が困難な真空雰囲気中に置かれた反射型X線マスクを裏
面から効果的に冷却することが可能になる。
【0022】また、マスクチャックの温度を管理する温
度調節機構を有することで、反射型X線マスクの熱変形
が防止される。特に、マスクチャックに温度膨張係数が
小さいセラミックス材料、もしくはガラス材料を用いる
ことで、反射型X線マスクの熱歪みが極めて少ない量に
抑制される。ここで、マスクチェックの走査手段が剛性
の高い粗動機構のみからなり、ウエハチェックの走査手
段が剛性の低い微動機構からなることで、マスクチャッ
クの振動が低減する。
【0023】また、少なくとも反射型X線マスクを支え
るマスクチャックの一側面に設けられ、接地されたアー
ス用爪を有することで、反射型X線マスクを露光時にの
みアースと接続することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0025】図1はX線投影露光装置の要部構成を示す
側面図である。
【0026】図1において、X線(真空紫外線または軟
X線)の放射源であるアンジュレータ源101と、X線
の光路を変更する凸面全反射鏡102及び凹面多層膜反
射鏡103とからなるX線照明系から発せられたX線
は、反射型X線マスク(以下、マスクと称す)104に
照射される。マスク104上にはX線を正反射する多層
膜が形成され、多層膜上には所定の回路パターンが形成
されている。
【0027】マスク104で反射されたX線は、複数枚
の反射鏡からなる縮小投影光学系105を経てウエハ1
06上に到達し、ウエハ106上に所定の投影倍率(例
えば5分の1)で回路パターンを結像する。
【0028】ここで、露光に用いるX線の波長は、およ
そ20nmから4nmであるため、露光光の波長による
原理的な解像力が向上する。
【0029】マスク104はマスクステージ107上に
固定保持され、ウエハ106はウエハステージ108上
に固定保持されている。これらマスクステージ107及
びウエハステージ108によってマスク104とウエハ
106の位置合わせが行われる。なお、マスクステージ
107とウエハステージ108とは同期して走査移動す
る。
【0030】ところで、真空紫外線や軟X線は気体によ
る減衰が大きいため、図1に示した各装置は、真空雰囲
気中、または減圧された軽元素気体(ヘリウム等)の雰
囲気中に置かれる。したがって、マスク104をマスク
ステージ107上に固定保持する機構には、真空雰囲気
中あるいは減圧された軽元素気体の雰囲気中での使用に
好適な静電チャックを用いる。静電チャックとは、内包
する電極に印加された電荷と異符号の電荷がその表面の
絶縁体に励起されて誘電分極現象を起こし、吸着物との
間で静電気力が働く原理を利用したチャッキング手段で
ある。この静電チャックの吸着力Fは、単極型の静電チ
ャックの場合で以下の式で表される。
【0031】F=S/2×ε×(V/d)2 S:静電チャックの電極面積 ε:絶縁体の誘電率 V:印加電圧 d:表面の絶縁体の厚さ 但し、各種条件で必ずしも上記式の通りになるとは限ら
ない。
【0032】なお、静電チャックの他の例として、被吸
着物をアース(接地電位)と接続する必要が無く、取り
扱いが簡便な双極型の静電チャックがある。この双極型
の静電チャックの吸着力は上記単極型の静電チャックの
半分以下となり、例えば、静電チャックの表面の絶縁体
に金属汚染の極めて少ない高純度のAl23を用いた場
合で吸着力は25(g/cm2 )程度である。
【0033】マスク104は、Si基板等からなるベー
スと、多層膜上に回路パターンが形成されたパターン領
域とによって構成されている。このパターン領域の大き
さを200mm角、厚さを数μmとし、ベースの大きさ
を210mm角、厚さを10mm、材質をSiとする
と、マスク104の質量はおよそ1Kgになる。
【0034】ここで、1ショットの露光に0.5sec
の時間を要する場合、マスクステージ107は0.5s
ec以下で200mmの距離を走査する必要がある。し
たがって、400(mm/sec)の走査速度に0.0
5secで達するマスクステージ107を想定すると、
そのマスクステージ107の最大加速度は8(m/se
2 )になる。特に、マスク104を重力方向と平行に
支持する場合、マスク104には上記最大加速度に加え
て重力加速度も加わるため、マスク104に加わる走査
方向の力は、その質量がおよそ1Kgであることから、
約18Nになる。
【0035】一方、マスク104に対する静電チャック
の吸着力は、21(cm)×21(cm)×0.025
(Kg/cm2 )×9.8(m/sec2 )=100
(N)であるため、マスク104を落下させないために
は、静電チャックとマスク104との静止摩擦係数を
0.18以上にすればよい。
【0036】しかしながら、静電チャック表面の平面度
は、一般的に精度良く仕上げられているために摩擦係数
が小さく、最悪の場合、マスク104を落下させてしま
う恐れがある。そこで本発明では、マスク104に対す
る静電チャックの吸着力を状況に応じて最適な値に調節
し、落下事故を防止している。このための具体的な構成
を以下に示す。
【0037】(第1実施例)図2は図1に示したX線投
影露光装置のマスクステージに用いられるマスク支持装
置の第1実施例の構成を示す側断面図である。
【0038】図2において、光学素子である反射型X線
マスク(以下、マスクと称す)1は、Si基板からなる
ベース1aと、パターン領域1bとによって構成され、
ベース1a上にマグネトロンスパッタ蒸着法等の薄膜形
成手段によってパターン領域1bが形成されている。
【0039】パターン領域1bは、真空紫外または軟X
線等のX線に対して反射率が低い領域と、反射率が高い
領域である回路パターン部とによって構成され、回路パ
ターン部は、X線に対して屈折率が異なる少なくとも2
種類の物質が交互に積層されたX線反射多層膜の上に、
X線吸収体(例えば、金やタングステン)がパターニン
グされて形成されている。
【0040】マスク1を保持するためのマスク支持装置
はマスク1を吸着する静電チャック2(双極型)と、静
電チャック2上に点在して形成された複数のピン状の突
起部6と、マスク1に対する静電チャック2の吸着力を
検知する圧力センサ(吸着力検出手段)11と、圧力セ
ンサ11の検知結果から吸着力を算出する吸着制御部1
2と、吸着制御部12で算出した吸着力から、吸着力を
調節するための電圧を出力する電圧制御部10と、マス
ク1が吸着された静電チャック2の走査指令を出力する
駆動制御部9とによって構成されている。なお、静電チ
ャック2は、駆動制御部9の指令によって静電チャック
2を走査移動させる不図示の駆動機構(マスクステー
ジ)に固定されている。
【0041】また、多数の突起部6によって形成される
マスク1と静電チャック2の間の空隙には、冷却用気体
(ヘリウム等)を供給する供給管7、及び冷却用気体を
回収する回収管8がそれぞれ設けられている。
【0042】静電チャック2は、第1の絶縁層3と第2
の絶縁層4とによって構成され、第1の絶縁層3上に複
数のピン状の突起部6が形成される。また、第1の絶縁
層3と第2の絶縁層4との間には吸着力を発生するため
の第1の電極5a及び第2の電極5bがそれぞれ形成さ
れている。
【0043】このような構成において、静電チャック2
の第1の電極5a及び第2の電極5bに電圧制御部10
から電圧が印加されると、第1の絶縁層3の表面に異符
号の電荷が励起される。このとき、第1の絶縁層3の表
面では誘電分極現象が発生し、マスク1との間で静電気
力が働く。このことによってマスク1が静電チャック2
上に吸着され、複数のピン状の突起部6上で支持固定さ
れる(いわゆるピンチャック形状)。
【0044】ここで、マスク1に対する突起部6の接触
面積をマスク1の面積の10%以下(より好ましくは2
%以下)にしているため、マスク1と静電チャック2の
間に挟まったごみで発生するマスク1の変形が防止され
る。
【0045】また、マスク1と静電チャック2の間の空
隙に冷却用気体を流しているため、冷却が困難な真空雰
囲気中に置かれたマスク1を裏面から効果的に冷却する
ことが可能になり、マスク1上に形成された回路パター
ンの温度による歪みを抑制することができる。
【0046】ところで、静電チャック2はマスク1に対
する照射領域を拡大するために駆動制御部9の指令によ
って走査される。このとき、吸着制御部12は駆動制御
部9で検出した静電チャック2の位置情報からマスク1
に加わる加速度を算出し、 {(マスクの質量)×(重力加速度+移動時の最大加速度)/(マスクと静電 チャックの間の最大静止摩擦係数)}×(安全率)<(吸着力) …(1) ここで、(吸着力)=(静電発生力)−(冷却用気体の
圧力と雰囲気圧力との差圧)で定義される。の式を満た
す吸着力が得られるように電圧制御部10に対して指令
を送出する。電圧制御部10は、吸着制御部12からの
指令にしたがって第1の電極5a及び第2の電極5bに
それぞれ所定の電圧を印加する。
【0047】なお、吸着力を所定の値に固定し、マスク
1に加わる加速度が(1)式を満たすように吸着制御部
12から駆動制御部9に対して指令を与える構成にして
もよい。
【0048】以上のような構成にすることで、マスク1
が静電チャック2上から落下する事故を防止することが
できる。
【0049】(第2実施例)図3はマスク支持装置の第
2実施例の構成を示す図であり、同図(a)は斜視図、
同図(b)は側断面図である。
【0050】第1実施例のマスク支持装置では、双極型
の静電チャックを用いた例を示した。本実施例のマスク
支持装置では吸着力の強い単極型の静電チャックを用い
た例を示す。なお、図3では本実施例で追加する構成の
み図示し、第1実施例で示した吸着制御部、電圧制御
部、および駆動制御部を図示していない。これらの装置
の動作については第1実施例と同様であるため、その説
明は省略する。
【0051】また、単極型の静電チャックにマスクを吸
着させる際には、マスクをアース(接地電位)と接続す
る必要がある。しかしながら、マスクは露光装置内に搬
送されて、静電チャックに着脱されるものであるため、
常にアースと接続させることが困難である。したがっ
て、本実施例のマスク支持装置では、マスクが静電チャ
ック上に吸着されるときのみアースと接続される構成と
し、マスクの搬送の妨げにならないようにする。
【0052】図3(a)、(b)において、マスク21
はSi基板からなるベース21aと、パターン領域21
bとによって構成され、ベース21a上にパターン領域
1bが形成されている。
【0053】マスク21を吸着保持するマスク支持装置
はマスク21を吸着する静電チャック22と、マスク2
1をアースと接続するためのアース用爪26とによって
構成されている。
【0054】静電チャック22は第1の絶縁層23と第
2の絶縁層24とによって構成され、第1の絶縁層23
と第2の絶縁層24の間には吸着力を発生するための電
極25が形成されている。また、アース用爪26は電源
27のマイナス(−)端子(接地電位)と接続され、電
源27のプラス(+)端子は電極25と接続されてい
る。
【0055】このような構成において、静電チャック2
2の電極25aに電源27のプラス(+)電位が印加さ
れると、第1の絶縁層23の表面に異符号の電荷が励起
される。このとき第1の絶縁層23の表面では誘電分極
現象が発生し、マスク21との間で静電気力が働く。こ
のことによってマスク21が静電チャック22上に吸着
され固定される。
【0056】アース用爪26は静電チャック22に対し
て図2のZ方向(静電チャック22の厚さ方向)に移動
自在に固定され、マスク21のベース21aと接触し
て、マスク21をアースに接続することが可能になると
ともに、様々な厚さのマスク21を支持することができ
る。なお、アース用爪26は、ベース21aの側面に配
置されることでマスク21の落下防止機能を果たしてい
る。
【0057】ところで、静電チャック22で吸着可能な
被吸着物は導体または半導体である。したがって、絶縁
体からなるベース21aを有するマスク21を吸着する
場合には、マスク21の裏面から側面にかけて導体であ
る金属等を蒸着し、これとアース用爪6を接触させてマ
スク21を吸着する。
【0058】以上のような構成にすることで、マスク支
持装置として吸着力の強い単極型の静電チャックを用い
ることができるため、マスク固定の信頼性を向上させる
ことができる。また、誘電率の比較的低い材料でも充分
な吸着力を得ることができるため、金属汚染の少ない材
料でマスク21を形成することができ、本実施例のマス
ク支持装置を備えた露光装置によって半導体デバイスを
製造すると、半導体デバイスの生産歩留りを向上させる
ことができる。
【0059】また、アース用爪26が静電チャック22
の厚さ方向に移動自在に固定されているため、様々な厚
さのマスク21を支持固定することができる。したがっ
て、マスク21の厚さ方向の作製精度が緩和され、マス
クの製造コストが低減できる。さらに、アース用爪26
はマスク21の落下防止機能も有しているため、マスク
固定の信頼性がより向上する。
【0060】また、マスク21が静電チャックに吸着さ
れるときのみアースと接続される構造にしたため、アー
ス機構がマスクの搬送の妨げになるない。
【0061】(第3実施例)図4はマスク支持装置の第
3実施例の構成を示す側断面図である。
【0062】本実施例のマスク支持装置は静電チャック
を所望の温度に制御する温度調整手段を有している。な
お、図4では本実施例で追加する構成のみ図示し、第1
実施例で示した吸着制御部、および電圧制御部を図示し
ていない。これらの装置の動作については第1実施例と
同様であるため、その説明は省略する。
【0063】図4において、マスク31はSi基板から
なるベース31aと、パターン領域31bとによって構
成され、ベース31a上にパターン領域31bが形成さ
れている。
【0064】マスク31を吸着保持するマスク支持装置
は、マスクを吸着する静電チャック32と、温度膨張係
数が小さく、剛性が高い材料で形成され、静電チャック
32が固定されるチャックベース38と、チャックベー
ス38の温度を検出する温度センサ37と、チャックベ
ース38の温度を変えるための温度調節用媒体を有する
温度調整用媒体供給装置42と、温度センサ37の検出
信号から温度調整用媒体供給装置42に対して指令を行
う温度制御部41と、チャックベース38の走査指令を
出力する駆動制御部9とによって構成されている。な
お、チャックベース38は、駆動制御部44の指令によ
ってチャックベース38を走査移動させる不図示の駆動
機構(マスクステージ)に固定されている。
【0065】静電チャック32は、第1の絶縁層33と
第2の絶縁層34とによって構成され、第1の絶縁層3
3と第2の絶縁層34の間には吸着力を発生するための
電極35が形成されている。
【0066】第1の絶縁層33の上面には複数のピン状
の突起部36が点在して形成され、突起部6によって形
成されるマスク31と静電チャック32との間の空隙に
は、マスク31を冷却するための冷却用気体を供給する
供給管45、および冷却用気体を回収する回収管46が
それぞれ設けられている。
【0067】このような構成において、静電チャック3
2の電極35に電圧制御部(不図示)から電圧が印加さ
れると、第1の絶縁層33の表面に異符号の電荷が励起
される。このとき、第1の絶縁層33の表面では誘電分
極現象が発生し、マスク31との間で静電気力が働く。
このことによってマスク31が静電チャック32上の複
数の突起部36の上に支持固定される。
【0068】温度センサ37は、例えば白金の側温抵抗
体から形成され、0.01℃程度の分解能のものを用い
る。また、温度センサ37をチャックベース38の充分
深い位置に直接埋め込むことでチャックベース38の温
度を高精度に検出することができる。
【0069】チャックベース38に設けられた流路39
は温度制御された温度調整用媒体を流すためのものであ
り、温度調整用媒体は温度調整用媒体供給装置42から
フレキシブルチューブ43を介して供給される。なお、
フレキシブルチューブ43には、真空中での不要なガス
の発生が少ない金属やテフロン等が用いられる。また、
チャックベース38は、温度膨張係数が小さい、例えば
SiCやSiNなどのセラミックス、あるいはガラスか
ら形成され、熱歪みが極めて少ない量に抑制されてい
る。
【0070】温度制御部41は、温度センサ37からの
出力信号を得て、温度調整用媒体供給装置42に対して
指示を行い、チャックベース38に供給する温度調整用
媒体の温度を制御する。
【0071】静電チャック32はマスク31を固定する
のに充分な吸着力を備え、露光光を吸収したマスク31
が面方向に熱膨張するのを、静電チャック32の吸着力
×摩擦係数から得られる力で抑制する。また、熱膨張に
よって面方向にマスク31が位置ずれを起こすことを防
止するため、静電チャック32の温度を高精度に制御す
る。具体的には、静電チャック32の温度の変動を0.
01℃以下の高精度で一定に制御する。
【0072】ところで、露光装置では、一般にマスクと
ウエハを高精度に位置合わせした後、露光を行うが、こ
の位置合わせを精度良く行うためには、特開平2−10
0311号公報に開示されているような、ウエハまたは
マスクの駆動機構に板バネ等の剛性の低い弾性部材から
なる変位部材と、圧電素子からなるアクチュエータとを
用いた微動機構が必要になる。
【0073】しかしながら、前述したように微動機構は
剛性が低いため、温度調整用媒体を流すと静電チャック
が振動し、転写パターンの線幅精度を悪化させる。そこ
で、本実施例では、チャックベース38を剛性の高い粗
動機構のみからなる駆動機構に固定し、微動機構はウエ
ハステージ(図1参照)に設けた構成とする。
【0074】また、露光されたウエハ上のパターン間隔
のずれ量を測定し、このずれ量が最小になるように静電
チャックの温度を変化させ、静電チャック32を拡大ま
たは縮小する手段を備える構成とする。静電チャック3
2を拡大または縮小させると、これに吸着されて拘束さ
れているマスク31も同時に拡大または縮小するため、
マスク31のパターンの位置ずれを補正することが可能
になる。静電チャック32の温度補正は、静電チャック
32の温度変化に対して露光後のウエハのパターンのず
れ量の関係を予め測定し、このデータをもとにして温度
制御部41でウエハのパターン間隔のずれ量が最小にな
るように静電チャック32の温度を制御する。なお、ウ
エハのパターン間隔のずれ量は、露光されたパターン間
隔を測定する方法以外に、マスクとウエハの位置合わせ
を行うアライメント調整手段(不図示)の信号から得て
もよい。
【0075】また、静電チャック32の温度調整手段と
して、温度調整用媒体を用いずに、例えば特開平5−2
1308号公報に開示されているようなペルチェ素子等
を用い、高速、高精度に温度制御を行ってもよい。
【0076】以上のような構成とすることで、マスクの
熱変形及び位置ずれが防止され、転写パターンの重ね合
せ精度、線幅精度が向上する。
【0077】また、マスク形状を温度によって可変でき
る構成としたため、X線光学系を構成するミラーの表面
形状、配置位置の誤差、支持するときの外力によるミラ
ーの変形などによるパターンの位置ずれを補正でき、パ
ターンの重ね合せ精度がより向上する。
【0078】さらに、静電チャック32を固定するチャ
ックベース38の駆動機構を剛性の高いものにするた
め、静電チャック32の振動が低減し、ウエハに対する
転写パターンの線幅精度がより向上する。
【0079】(第4実施例)次に、上記X線投影露光装
置を使用した半導体デバイス(ICやLSI等の半導体
チップ、あるいは液晶パネルやCCD等)の製造方法に
ついて図5及び図6を参照して説明する。
【0080】図5は本発明のX線投影露光装置を使用し
たデバイスの製造方法の手順を示すフローチャートであ
る。また、図6は図5に示したウエハプロセスの手順を
示すフローチャートである。
【0081】図5において、ステップ1(回路設計)で
は、まず最初に半導体デバイスの回路設計を行う。ステ
ップ2(マスク製作)では設計した回路パターンを形成
したマスクを製作する。ステップS3(ウエハ製造)で
はシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステッ
プ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意し
たマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によって
ウエハ上に実際の回路を形成する。ステップS5(組み
立て)は後工程と呼ばれ、ステップS4によって作製さ
れたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、ア
ッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケ
ージ工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6
(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの
動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうし
た工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ス
テップ7)される。
【0082】図6において、ウエハプロセス(図5のス
テップ4)では、まず、ステップ11(酸化)でウエハ
の表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエ
ハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)
ではウエハに電極を蒸着によって形成する。ステップ1
4(イオン打ち込み)ではウエハにイオンを打ち込む。
ステップ15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗
布する。ステップ16(露光)では上記X線投影露光装
置を用いてマスクの回路パターンをウエハに焼付け露光
する。ステップ17(現像)では露光したウエハを現像
する。ステップ18(エッチング)では現像したレジス
ト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥
離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取
り除く。これらのステップを繰り返し行うことによっ
て、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0083】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0084】マスクチャックに静電気力で反射型X線マ
スクを吸着保持するための静電気発生手段を有すること
で、X線の減衰が少ない真空雰囲気中あるいは減圧され
た軽元素気体の雰囲気中であっても反射型X線マスクを
確実に支持固定することができる。
【0085】また、マスクチャックに反射型X線マスク
を吸着保持した際の吸着力を検出する検出機構を有し、
マスクチャックの移動に応じて、静電気発生機構で発生
する静電気力を可変する静電気可変手段を有すること
で、マスクチャック上から反射型X線マスクが落下する
事故を防止することができる。
【0086】また、マスクチャックの反射型X線マスク
の保持面に複数の突起部を形成し、突起部によって反射
型X線マスクを保持することで、反射型X線マスクとマ
スクチャックの間に挟まったごみで発生する反射型X線
マスクの変形が防止され、転写パターンの重ね合せ精
度、線幅精度が向上する。
【0087】また、突起部によって反射型X線マスクが
支持された際に、反射型X線マスクとマスクチャックの
間に形成される空隙に、反射型X線マスク冷却用の気体
の供給および回収を行う冷却手段を有することで、冷却
が困難な真空雰囲気中に置かれた反射型X線マスクを裏
面から効果的に冷却することが可能になり、反射型X線
マスク上に形成された回路パターンの温度による歪みを
抑制することができる。
【0088】また、マスクチャックの温度を管理する温
度調節機構を有することで、反射型X線マスクの熱変形
及び位置ずれが防止され、転写パターンの重ね合せ精
度、線幅精度が向上する。さらに、温度調節機構によっ
て反射型X線マスクの形状を温度に応じて可変できるた
め、X線光学系を構成するミラーの表面形状、配置位置
の誤差、支持するときの外力によるミラーの変形などに
よるパターンの位置ずれを補正でき、パターンの重ね合
せ精度がより向上する。ここで、マスクチェックの走査
手段が剛性の高い粗動機構のみからなり、ウエハチェッ
クの走査手段が剛性の低い微動機構からなることで、マ
スクチャックの振動が低減するため、ウエハに対する転
写パターンの線幅精度がより向上する。
【0089】また、少なくとも反射型X線マスクを支え
るマスクチャックの一側面に設けられ、接地されたアー
ス用爪を有することで、反射型X線マスクを露光時にの
みアースと接続することができるため、アース機構が反
射型X線マスクの搬送の妨げになることがない。また、
アース用爪に反射型マスクの落下防止機能を持たせるこ
とができるため、反射型X線マスクの支持固定の信頼性
がより向上する。
【0090】また、本発明のX線投影露光装置と、反射
型X線マスクとを用いて、マスクパターンをウエハ上に
転写することで、デバイスの生産歩留りを向上させるこ
とができる。特に、アース用爪を用いた場合は、様々な
厚さの反射型X線マスクを支持固定することができるた
め、反射型X線マスクの厚さ方向の作製精度が緩和さ
れ、反射型X線マスクの製造コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線投影露光装置の要部構成を示す側面図であ
る。
【図2】図1に示したX線投影露光装置のマスクステー
ジに用いられるマスク支持装置の第1実施例の構成を示
す側断面図である。
【図3】マスク支持装置の第2実施例の構成を示す図で
あり、同図(a)は斜視図、同図(b)は側断面図であ
る。
【図4】マスク支持装置の第3実施例の構成を示す側断
面図である。
【図5】本発明のX線投影露光装置を使用したデバイス
の製造方法の手順を示すフローチャートである。
【図6】図5に示したウエハプロセスの手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1、21、31、104 マスク 1a、21a、31a ベース 1b、21b、31b パターン領域 2、22、32 静電チャック 3、23、33 第1の絶縁層 4、24、34 第2の絶縁層 5a 第1の電極 5b 第2の電極 6、36 突起部 7、45 供給管 8、46 回収管 9、44 駆動制御部 10 電圧制御部 11 圧力センサ 12 吸着制御部 25、35 電極 26 アース用爪 27 電源 37 温度センサ 38 チャックベース 39 流路 41 温度制御部 42 温度調整用媒体供給装置 43 フレキシブルチューブ 101 アンジュレータ源 102 凸面全反射鏡 103 凹面多層膜反射鏡 105 縮小投影光学系 106 ウエハ 107 マスクステージ 108 ウエハステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 503C 531M

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のマスクパターンを有する反射型X
    線マスクを保持するマスクチャックと、 該マスクパターンが露光転写されるウエハを保持するウ
    エハチャックと、 該マスクチャックに保持される反射型X線マスクをX線
    で照射するX線照明系と、 該反射型X線マクスのマスクパターンを該ウエハチャッ
    クに保持されるウエハに所定の倍率で投影するX線投影
    光学系と、を有し、 該マスクチャックは、 静電気力で反射型X線マスクを吸着保持するための静電
    気発生手段を有することを特徴とするX線投影露光装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線投影露光装置にお
    いて、 前記マスクチャックに、 前記反射型X線マスクを吸着保持した際の吸着力を検出
    する検出機構を有することを特徴とするX線投影露光装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のX線投影露光装置にお
    いて、 前記検出機構は、 マスクチャックの吸着面に設けられた圧力センサである
    ことを特徴とするX線投影露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    X線投影露光装置において、 前記マスクチャック及び前記ウエハチャックを同期して
    移動させて走査露光を行うための走査手段を有すること
    を特徴とするX線投影露光装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    X線投影露光装置において、 前記マスクチャックは、 前記反射型X線マスクを重力方向と平行に保持すること
    を特徴とするX線投影露光装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    X線投影露光装置において、 前記マスクチャックの移動に応じて、前記静電気発生機
    構で発生する静電気力を可変する静電気可変手段を有す
    ることを特徴とするX線投影露光装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のX線投影露光装置にお
    いて、 前記静電気可変手段は、 {(反射型X線マスクの質量)×(重力加速度+マスク
    チャック移動時の最大加速度)/(反射型X線マスクと
    マスクチャックの間の最大静止摩擦係数)}×(安全
    率)<マスクチャックの吸着力 の関係を満たすように制御することを特徴とするX線投
    影露光装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    X線投影露光装置において、 前記マスクチャックの前記反射型X線マスクの保持面に
    は複数の突起部が形成され、該突起部によって前記反射
    型X線マスクが保持されることを特徴とするX線投影露
    光装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のX線投影露光装置にお
    いて、 前記突起部の先端が前記反射型X線マスクに接触する接
    触面積は、前記反射型X線マスクの面積の10パーセン
    ト以下であることを特徴とするX線投影露光装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載のX線投影露
    光装置において、 前記突起部によって前記反射型X線マスクが支持された
    際に、前記反射型X線マスクと前記マスクチャックの間
    に形成される空隙に、前記反射型X線マスク冷却用の気
    体の供給および回収を行う冷却手段を有することを特徴
    とするX線投影露光装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載のX線投影露光装置において、 前記マスクチャックの温度を管理する温度調節機構を有
    することを特徴とするX線投影露光装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のX線投影露光装置
    において、 前記温度調節機構は、 前記マスクチャック内に温度調節媒体を供給する手段
    と、 前記マスクチャックの温度を検出する温度センサと、を
    有することを特徴とするX線投影露光装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1項に記
    載のX線投影露光装置において、 前記マスクチャックは、 温度膨張係数が小さいセラミックス材料、もしくはガラ
    ス材料であることを特徴とするX線投影露光装置。
  14. 【請求項14】 請求項4乃至13のいずれか1項に記
    載のX線投影露光装置において、 前記マスクチェックの走査手段は剛性の高い粗動機構の
    みからなり、 前記ウエハチェックの走査手段は剛性の低い微動機構か
    らなることを特徴とするX線投影露光装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか1項に記
    載のX線投影露光装置において、 少なくとも反射型X線マスクを支える前記マスクチャッ
    クの一側面に設けられ、接地されたアース用爪を有する
    ことを特徴とするX線投影露光装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれか1項に記
    載のX線投影露光装置において、 前記X線照明系は、 X線を発生する放射源と、 X線を反射する反射ミラーと、を有することを特徴とす
    るX線投影露光装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれか1項に記
    載のX線投影露光装置において、 前記X線投影光学系は、 X線を反射する複数枚の反射ミラーからなる縮小投影光
    学系であることを特徴とするX線投影露光装置。
  18. 【請求項18】 X線を反射する多層膜の上に、X線を
    吸収する吸収体からなる前記マスクパターンが形成され
    たことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に
    記載のX線露光装置で用いられる反射型X線マスク。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至請求項17のいずれか1
    項に記載のX線投影露光装置と、 請求項18に記載の反射型X線マスクと、を用いて、前
    記マスクパターンをウエハ上に転写する工程を有するこ
    とを特徴とするデバイスの製造方法。
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