JPH09305374A - 半導体集積回路及びその消費電力削減方法 - Google Patents
半導体集積回路及びその消費電力削減方法Info
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- JPH09305374A JPH09305374A JP8117536A JP11753696A JPH09305374A JP H09305374 A JPH09305374 A JP H09305374A JP 8117536 A JP8117536 A JP 8117536A JP 11753696 A JP11753696 A JP 11753696A JP H09305374 A JPH09305374 A JP H09305374A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電力を削減する半導体集積回路及びその
消費電力削減方法を得る。 【解決手段】 比較器22は、レジスタ21に記憶され
ている前入力、入力信号1である現入力の互いに対応す
る各ビットのうち、同じレベルのビットを出力する。ゼ
ロカウンタ23は、比較器22が出力した同じレベルの
ビットの数を数える。そして、予め定められた数より小
さい場合は、現入力が前入力と類似していないため、フ
リップフロップ11に現入力を反転させることを指示す
る。現入力を反転させることにより、現入力が前入力に
類似するため、ロジック12の消費電力が削減できる。
消費電力削減方法を得る。 【解決手段】 比較器22は、レジスタ21に記憶され
ている前入力、入力信号1である現入力の互いに対応す
る各ビットのうち、同じレベルのビットを出力する。ゼ
ロカウンタ23は、比較器22が出力した同じレベルの
ビットの数を数える。そして、予め定められた数より小
さい場合は、現入力が前入力と類似していないため、フ
リップフロップ11に現入力を反転させることを指示す
る。現入力を反転させることにより、現入力が前入力に
類似するため、ロジック12の消費電力が削減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路及び
その消費電力削減方法に関し、特にクロック信号を受け
て動作するクロック同期式システムにおける半導体集積
回路及びその消費電力削減方法に関する。
その消費電力削減方法に関し、特にクロック信号を受け
て動作するクロック同期式システムにおける半導体集積
回路及びその消費電力削減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の消費電力の増大
が問題となっている。消費電力を削減するために様々な
試みが行われているが、入力信号の依存性を考慮に入れ
る方法として、2の補数表現を符号−絶対値表現に変え
て演算を行わせることによって消費電力を削減する方法
や、入力信号の順序を変えることによって消費電力を削
減する方法などが有効な方法として提案されている(IEE
E 1994 Custom Integrated Circuits Conference,12.1.
1-12.1-8,pp259-266)。
が問題となっている。消費電力を削減するために様々な
試みが行われているが、入力信号の依存性を考慮に入れ
る方法として、2の補数表現を符号−絶対値表現に変え
て演算を行わせることによって消費電力を削減する方法
や、入力信号の順序を変えることによって消費電力を削
減する方法などが有効な方法として提案されている(IEE
E 1994 Custom Integrated Circuits Conference,12.1.
1-12.1-8,pp259-266)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、算術演
算などの信号処理には2の補数表現による信号処理が本
質的に向いるため、符号−絶対値表現による信号処理を
行う場合、演算部分の設計が複雑化するばかりでなく信
号処理のための制御回路の設計も複雑化する問題点があ
る。また、入力信号の順序を変える場合、信号処理のた
めの制御回路の設計が複雑化するばかりでなく入力信号
を保存しておく機能が必要となる問題点がある。
算などの信号処理には2の補数表現による信号処理が本
質的に向いるため、符号−絶対値表現による信号処理を
行う場合、演算部分の設計が複雑化するばかりでなく信
号処理のための制御回路の設計も複雑化する問題点があ
る。また、入力信号の順序を変える場合、信号処理のた
めの制御回路の設計が複雑化するばかりでなく入力信号
を保存しておく機能が必要となる問題点がある。
【0004】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたものであり、2の補数表現による信号処理を
行い、かつ入力信号の順序を変えずに消費電力を削減す
る半導体集積回路及びその消費電力削減方法を得ること
を目的とする。
になされたものであり、2の補数表現による信号処理を
行い、かつ入力信号の順序を変えずに消費電力を削減す
る半導体集積回路及びその消費電力削減方法を得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、消費電力の削減の対象である消費電力
被削減部と、前記消費電力被削減部に入力する複数のビ
ットからなる前入力を記憶する前入力記憶部と、前記前
入力記憶部に記憶されている前入力と、前記前入力が前
記消費電力被削減部に入力した後に前記消費電力被削減
部に入力する複数のビットからなる現入力とを受けて、
前記現入力,前記前入力の各ビットの状態に基づいて、
前記消費電力被削減部の消費電力を少なくするために前
記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する反転
判断部と、前記現入力と前記反転判断部の判断結果とを
受けて、前記判断結果に基づいて、前記現入力を反転さ
せて、またはそのままの状態で前記消費電力被削減部に
出力する反転部とを備える。
課題解決手段は、消費電力の削減の対象である消費電力
被削減部と、前記消費電力被削減部に入力する複数のビ
ットからなる前入力を記憶する前入力記憶部と、前記前
入力記憶部に記憶されている前入力と、前記前入力が前
記消費電力被削減部に入力した後に前記消費電力被削減
部に入力する複数のビットからなる現入力とを受けて、
前記現入力,前記前入力の各ビットの状態に基づいて、
前記消費電力被削減部の消費電力を少なくするために前
記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する反転
判断部と、前記現入力と前記反転判断部の判断結果とを
受けて、前記判断結果に基づいて、前記現入力を反転さ
せて、またはそのままの状態で前記消費電力被削減部に
出力する反転部とを備える。
【0006】本発明の請求項2に係る課題解決手段にお
いて、前記反転判断部は、前記現入力,前入力の互いに
対応する各ビットの状態を比較して比較結果を出力する
する比較部と、前記比較結果を受けて、前記現入力,前
入力の互いに対応する各ビットのうち、同じレベルのビ
ットの数が予め設定されている数より大きいか小さいか
で、前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断す
るカウント部とを備える。
いて、前記反転判断部は、前記現入力,前入力の互いに
対応する各ビットの状態を比較して比較結果を出力する
する比較部と、前記比較結果を受けて、前記現入力,前
入力の互いに対応する各ビットのうち、同じレベルのビ
ットの数が予め設定されている数より大きいか小さいか
で、前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断す
るカウント部とを備える。
【0007】本発明の請求項3に係る課題解決手段にお
いて、前記反転判断部は、前記現入力を反転させる場合
の前記前入力のビットの状態に対する前記現入力のビッ
トの状態の第1の組み合わせと、前記現入力を反転させ
ない場合の前記前入力のビットの状態に対する前記現入
力のビットの状態の第2の組み合わせとを予め記憶して
おく組み合わせ記憶部を含み、前記現入力のビットの状
態と前記前入力のビットの状態とが前記第1の組み合わ
せあるいは前記第2の組み合わせに当てはまるか否かで
前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する。
いて、前記反転判断部は、前記現入力を反転させる場合
の前記前入力のビットの状態に対する前記現入力のビッ
トの状態の第1の組み合わせと、前記現入力を反転させ
ない場合の前記前入力のビットの状態に対する前記現入
力のビットの状態の第2の組み合わせとを予め記憶して
おく組み合わせ記憶部を含み、前記現入力のビットの状
態と前記前入力のビットの状態とが前記第1の組み合わ
せあるいは前記第2の組み合わせに当てはまるか否かで
前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する。
【0008】本発明の請求項4に係る課題解決手段は、
消費電力の削減の対象となり、内部のすべてのノードを
一定のレベルすることができる消費電力被削減部と、前
記消費電力被削減部の内部の全てのノードを前記一定の
レベルにした後に前記消費電力被削減部に入力する複数
のビットからなる現入力を受けて、前記現入力の各ビッ
トの状態に基づいて、前記消費電力被削減部の消費電力
を少なくするために前記現入力の各ビットを反転させる
か否かを判断する反転判断部と、前記現入力と前記反転
判断部の判断結果とを受けて、前記判断結果に基づい
て、前記現入力を反転させて、またはそのままの状態で
前記消費電力被削減部に出力する反転部とを備える。
消費電力の削減の対象となり、内部のすべてのノードを
一定のレベルすることができる消費電力被削減部と、前
記消費電力被削減部の内部の全てのノードを前記一定の
レベルにした後に前記消費電力被削減部に入力する複数
のビットからなる現入力を受けて、前記現入力の各ビッ
トの状態に基づいて、前記消費電力被削減部の消費電力
を少なくするために前記現入力の各ビットを反転させる
か否かを判断する反転判断部と、前記現入力と前記反転
判断部の判断結果とを受けて、前記判断結果に基づい
て、前記現入力を反転させて、またはそのままの状態で
前記消費電力被削減部に出力する反転部とを備える。
【0009】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記反転判断部は、前記現入力のビットのうち、
同じレベルのビットを受けて、そのビットの数が予め設
定されている数より大きいか小さいかで、前記現入力の
各ビットを反転させるか否かを判断する。
いて、前記反転判断部は、前記現入力のビットのうち、
同じレベルのビットを受けて、そのビットの数が予め設
定されている数より大きいか小さいかで、前記現入力の
各ビットを反転させるか否かを判断する。
【0010】本発明の請求項6に係る課題解決手段にお
いて、前記反転判断部は、前記現入力を反転させる場合
の前記現入力のビットの状態の第1の組み合わせと、前
記現入力を反転させない場合の前記現入力のビットの状
態の第2の組み合わせとを予め記憶しておく組み合わせ
記憶部を含み、前記現入力のビットの状態が前記第1の
組み合わせあるいは前記第2の組み合わせに当てはまる
か否かで前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判
断する。
いて、前記反転判断部は、前記現入力を反転させる場合
の前記現入力のビットの状態の第1の組み合わせと、前
記現入力を反転させない場合の前記現入力のビットの状
態の第2の組み合わせとを予め記憶しておく組み合わせ
記憶部を含み、前記現入力のビットの状態が前記第1の
組み合わせあるいは前記第2の組み合わせに当てはまる
か否かで前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判
断する。
【0011】本発明の請求項7に係る課題解決手段は、
消費電力の削減の対象となる第1の消費電力被削減部
と、前記第1の消費電力被削減部に入力する複数のビッ
トからなる前入力を記憶する前入力記憶部と、前記前入
力記憶部に記憶されている前入力と、前記前入力が前記
第1の消費電力被削減部に入力した後に前記第1の消費
電力被削減部に入力する複数のビットからなる第1の第
1の現入力とを受けて、前記第1の第1の現入力,前記
前入力の各ビットの状態に基づいて、前記第1の消費電
力被削減部の消費電力を少なくするために前記第1の第
1の現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する第
1の反転判断部と、前記第1の第1の現入力と前記第1
の反転判断部の判断結果とを受けて、前記判断結果に基
づいて、前記第1の第1の現入力を反転させて、または
そのままの状態で前記第1の消費電力被削減部に出力す
る第1の反転部とからなる第1の構成と、消費電力の削
減の対象となり、内部のすべてのノードを一定のレベル
とすることができる第2の消費電力被削減部と、前記第
2の消費電力被削減部の内部の全てのノードを前記一定
のレベルにした後に前記第2の消費電力被削減部に入力
する複数のビットからなる第2の現入力を受けて、前記
第2の現入力の各ビットの状態に基づいて、前記第2の
消費電力被削減部の消費電力を少なくするために前記第
2の現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する第
2の反転判断部と、前記第2の現入力と前記第2の反転
判断部の判断結果とを受けて、前記判断結果に基づい
て、前記第2の現入力を反転させて、またはそのままの
状態で前記第2の消費電力被削減部に出力する第2の反
転部とからなる第2の構成との少なくとも一方を直列に
接続し、前段の前記第1あるいは第2の構成の前記第2
の消費電力被削減部の出力が前記第1あるいは第2の現
入力として後段の前記第1あるいは第2の反転判断部及
び前記第1あるいは第2の反転部に入力される。
消費電力の削減の対象となる第1の消費電力被削減部
と、前記第1の消費電力被削減部に入力する複数のビッ
トからなる前入力を記憶する前入力記憶部と、前記前入
力記憶部に記憶されている前入力と、前記前入力が前記
第1の消費電力被削減部に入力した後に前記第1の消費
電力被削減部に入力する複数のビットからなる第1の第
1の現入力とを受けて、前記第1の第1の現入力,前記
前入力の各ビットの状態に基づいて、前記第1の消費電
力被削減部の消費電力を少なくするために前記第1の第
1の現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する第
1の反転判断部と、前記第1の第1の現入力と前記第1
の反転判断部の判断結果とを受けて、前記判断結果に基
づいて、前記第1の第1の現入力を反転させて、または
そのままの状態で前記第1の消費電力被削減部に出力す
る第1の反転部とからなる第1の構成と、消費電力の削
減の対象となり、内部のすべてのノードを一定のレベル
とすることができる第2の消費電力被削減部と、前記第
2の消費電力被削減部の内部の全てのノードを前記一定
のレベルにした後に前記第2の消費電力被削減部に入力
する複数のビットからなる第2の現入力を受けて、前記
第2の現入力の各ビットの状態に基づいて、前記第2の
消費電力被削減部の消費電力を少なくするために前記第
2の現入力の各ビットを反転させるか否かを判断する第
2の反転判断部と、前記第2の現入力と前記第2の反転
判断部の判断結果とを受けて、前記判断結果に基づい
て、前記第2の現入力を反転させて、またはそのままの
状態で前記第2の消費電力被削減部に出力する第2の反
転部とからなる第2の構成との少なくとも一方を直列に
接続し、前段の前記第1あるいは第2の構成の前記第2
の消費電力被削減部の出力が前記第1あるいは第2の現
入力として後段の前記第1あるいは第2の反転判断部及
び前記第1あるいは第2の反転部に入力される。
【0012】本発明の請求項8に係る課題解決手段は、
前記消費電力被削減部の出力と前記反転判断部の判断結
果とを受けて、前記判断結果に基づいて、前記消費電力
被削減部の出力を反転させて、またはそのままの状態で
前記消費電力被削減部から出力する別の反転部をさらに
備える。
前記消費電力被削減部の出力と前記反転判断部の判断結
果とを受けて、前記判断結果に基づいて、前記消費電力
被削減部の出力を反転させて、またはそのままの状態で
前記消費電力被削減部から出力する別の反転部をさらに
備える。
【0013】本発明の請求項9に係る課題解決手段にお
いて、前記消費電力被削減部は加算器である。
いて、前記消費電力被削減部は加算器である。
【0014】本発明の請求項10に係る課題解決手段に
おいて、前記消費電力被削減部は、前記判断結果をさら
に受け、前記反転部が前記現入力を反転した場合のみに
用いられる反転用回路を含み、前記判断結果に基づい
て、前記反転用回路を用いて前記現入力を処理する場合
と前記反転用回路を用いないで前記現入力を処理する場
合とを選択する。
おいて、前記消費電力被削減部は、前記判断結果をさら
に受け、前記反転部が前記現入力を反転した場合のみに
用いられる反転用回路を含み、前記判断結果に基づい
て、前記反転用回路を用いて前記現入力を処理する場合
と前記反転用回路を用いないで前記現入力を処理する場
合とを選択する。
【0015】本発明の請求項11に係る課題解決手段に
おいて、前記消費電力被削減部は、乗算器である。
おいて、前記消費電力被削減部は、乗算器である。
【0016】本発明の請求項12に係る課題解決手段
は、前記現入力を出力するメモリと前記別の反転部の出
力を受けるマイクロプロセッサとをさらに備え、前記消
費電力被削減部は前記メモリと前記マイクロプロセッサ
間のバスである。
は、前記現入力を出力するメモリと前記別の反転部の出
力を受けるマイクロプロセッサとをさらに備え、前記消
費電力被削減部は前記メモリと前記マイクロプロセッサ
間のバスである。
【0017】本発明の請求項13に係る課題解決手段
は、前記現入力を出力するキャッシュメモリと前記別の
反転部の出力を受けるCPUとをさらに備え、前記消費
電力被削減部は前記キャッシュメモリと前記CPU間の
バスである。
は、前記現入力を出力するキャッシュメモリと前記別の
反転部の出力を受けるCPUとをさらに備え、前記消費
電力被削減部は前記キャッシュメモリと前記CPU間の
バスである。
【0018】本発明の請求項14に係る課題解決手段
は、消費電力の削減の対象である消費電力被削減部に入
力する複数のビットからなる前入力を前入力記憶部に記
憶しておく第1のステップと、前記前入力記憶部に記憶
されている前入力と、前記前入力が前記消費電力被削減
部に入力した後に前記消費電力被削減部に入力する複数
のビットからなる現入力とを受けて、前記現入力,前記
前入力の各ビットの状態に基づいて、前記消費電力被削
減部の消費電力を少なくするために前記現入力の各ビッ
トを反転させるか否かを判断する第2のステップと、前
記第2のステップにおける判断の結果に基づき、前記消
費電力被削減部の消費電力が小さくなる場合は、前記現
入力の各ビットを反転し、そうでない場合は反転せずに
前記消費電力被削減部に入力する第3のステップと、前
記現入力を前記前入力として前記第1から第3のステッ
プを繰り返す第4のステップとを備える。
は、消費電力の削減の対象である消費電力被削減部に入
力する複数のビットからなる前入力を前入力記憶部に記
憶しておく第1のステップと、前記前入力記憶部に記憶
されている前入力と、前記前入力が前記消費電力被削減
部に入力した後に前記消費電力被削減部に入力する複数
のビットからなる現入力とを受けて、前記現入力,前記
前入力の各ビットの状態に基づいて、前記消費電力被削
減部の消費電力を少なくするために前記現入力の各ビッ
トを反転させるか否かを判断する第2のステップと、前
記第2のステップにおける判断の結果に基づき、前記消
費電力被削減部の消費電力が小さくなる場合は、前記現
入力の各ビットを反転し、そうでない場合は反転せずに
前記消費電力被削減部に入力する第3のステップと、前
記現入力を前記前入力として前記第1から第3のステッ
プを繰り返す第4のステップとを備える。
【0019】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1における半
導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の半導体集積回路は、クロッ
ク同期システム10とコントロール部20とを含む。
導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の半導体集積回路は、クロッ
ク同期システム10とコントロール部20とを含む。
【0020】まず、クロック同期システム10について
説明する。クロック同期システム10は反転部であるフ
リップフロップ11,消費電力の削減の対象である消費
電力被削減部のロジック12,反転部であるフリップフ
ロップ13から構成される。フリップフロップ11は入
力信号1、クロック信号3及びコントロール部20のノ
ード20aにおける信号を受ける。入力信号1はnビッ
ト(nは整数)である。このフリップフロップ11はク
ロック信号3のエッジのタイミングで入力信号1を保持
する通常のフリップフロップ回路の機能と、ノード20
aにおける信号の値に対応して入力信号1を反転させ
て、あるいはそのままノード10bに出力する機能とを
もっている。なお、ノード20aにおける信号は、入力
信号1を反転させるか否かを示す信号である。ノード1
0aには、クロック信号3の1周期の間、入力信号1が
保持される。入力信号1及び入力信号1に相当するノー
ド10aにおける信号を現入力と称す。
説明する。クロック同期システム10は反転部であるフ
リップフロップ11,消費電力の削減の対象である消費
電力被削減部のロジック12,反転部であるフリップフ
ロップ13から構成される。フリップフロップ11は入
力信号1、クロック信号3及びコントロール部20のノ
ード20aにおける信号を受ける。入力信号1はnビッ
ト(nは整数)である。このフリップフロップ11はク
ロック信号3のエッジのタイミングで入力信号1を保持
する通常のフリップフロップ回路の機能と、ノード20
aにおける信号の値に対応して入力信号1を反転させ
て、あるいはそのままノード10bに出力する機能とを
もっている。なお、ノード20aにおける信号は、入力
信号1を反転させるか否かを示す信号である。ノード1
0aには、クロック信号3の1周期の間、入力信号1が
保持される。入力信号1及び入力信号1に相当するノー
ド10aにおける信号を現入力と称す。
【0021】ロジック12はノード10bにおける信号
とコントロール部20のノード20bにおける信号とを
受ける。このロジック12は、ノード10bにおける信
号が、入力信号1が反転した信号である場合のみに用い
られる回路(以下「反転用回路12a」と称す)を含
む。また、ノード20bにおける信号は、ノード10b
における信号が、入力信号1が反転した信号であるか否
かを示す信号である。このノード20bにおける信号の
値に応じて、反転用回路12aを用いて、あるいは反転
用回路12aを用いずにノード10bにおける信号を処
理して、その処理結果をノード10cに出力する。
とコントロール部20のノード20bにおける信号とを
受ける。このロジック12は、ノード10bにおける信
号が、入力信号1が反転した信号である場合のみに用い
られる回路(以下「反転用回路12a」と称す)を含
む。また、ノード20bにおける信号は、ノード10b
における信号が、入力信号1が反転した信号であるか否
かを示す信号である。このノード20bにおける信号の
値に応じて、反転用回路12aを用いて、あるいは反転
用回路12aを用いずにノード10bにおける信号を処
理して、その処理結果をノード10cに出力する。
【0022】フリップフロップ13はノード10cにお
ける信号、クロック信号3及びノード20cにおける信
号を受ける。このフリップフロップ13はクロック信号
3のエッジのタイミングでノード10cにおける信号を
保持する通常のフリップフロップ回路の機能と、ノード
20cにおける信号の値に対応してノード10cにおけ
る信号を反転させて、あるいはそのままノード10dに
出力する機能とをもっている。なお、ノード20cにお
ける信号は、ノード10bにおける信号が、入力信号1
が反転した信号であるか否かを示す信号である。ノード
10dにおける信号を出力信号2とする。
ける信号、クロック信号3及びノード20cにおける信
号を受ける。このフリップフロップ13はクロック信号
3のエッジのタイミングでノード10cにおける信号を
保持する通常のフリップフロップ回路の機能と、ノード
20cにおける信号の値に対応してノード10cにおけ
る信号を反転させて、あるいはそのままノード10dに
出力する機能とをもっている。なお、ノード20cにお
ける信号は、ノード10bにおける信号が、入力信号1
が反転した信号であるか否かを示す信号である。ノード
10dにおける信号を出力信号2とする。
【0023】次にコントロール部20について説明す
る。コントロール部20は、前入力記憶部であるレジス
タ21,比較器22,カウント部であるゼロカウンタ2
3,ラッチ24及びラッチ25から構成される。比較器
22及びゼロカウンタ23より反転判断部を構成する。
レジスタ21はクロック信号3及びノード10aにおけ
る信号を受け、クロック信号3の1周期の前のノード1
0aにおける信号を保持するレジスタである。このレジ
スタ21に保持されている信号を前入力と称す。比較器
22は現入力と前入力とを受け、現入力の各ビットと前
入力の各ビットとを比較する。ゼロカウンタ23は比較
器22の比較結果を受けて、その比較結果から現入力,
前入力の互いに対応ずけられた各ビットのうち、同じレ
ベルのビットの数を数を数えて、そのカウント数と予め
定められている値との大小関係より、”H”レベルある
いは”L”レベルの信号をノード20aに出力する。ラ
ッチ24はクロック信号3及びノード20aにおける信
号を受けて、クロック信号3に応じてノード20aにお
ける信号を保持し、保持されている信号をノード20b
に出力する。ラッチ25はクロック信号3及びノード2
0bにおける信号を受けて、クロック信号3に応じてノ
ード20bにおける信号を保持し、保持されている信号
をノード20cに出力する。
る。コントロール部20は、前入力記憶部であるレジス
タ21,比較器22,カウント部であるゼロカウンタ2
3,ラッチ24及びラッチ25から構成される。比較器
22及びゼロカウンタ23より反転判断部を構成する。
レジスタ21はクロック信号3及びノード10aにおけ
る信号を受け、クロック信号3の1周期の前のノード1
0aにおける信号を保持するレジスタである。このレジ
スタ21に保持されている信号を前入力と称す。比較器
22は現入力と前入力とを受け、現入力の各ビットと前
入力の各ビットとを比較する。ゼロカウンタ23は比較
器22の比較結果を受けて、その比較結果から現入力,
前入力の互いに対応ずけられた各ビットのうち、同じレ
ベルのビットの数を数を数えて、そのカウント数と予め
定められている値との大小関係より、”H”レベルある
いは”L”レベルの信号をノード20aに出力する。ラ
ッチ24はクロック信号3及びノード20aにおける信
号を受けて、クロック信号3に応じてノード20aにお
ける信号を保持し、保持されている信号をノード20b
に出力する。ラッチ25はクロック信号3及びノード2
0bにおける信号を受けて、クロック信号3に応じてノ
ード20bにおける信号を保持し、保持されている信号
をノード20cに出力する。
【0024】図2はフリップフロップ11,フリップフ
ロップ13の一例を示す回路構成図である。フリップフ
ロップ11とフリップフロップ13とは同じ回路構成で
ある。相補型トランジスタ11a,11dを構成してい
るPMOSトランジスタとNMOSトランジスタのゲー
ト電極はクロック信号3を受ける。インバータ11b,
インバータ11eは信号を保持するために使われる。排
他的論理和11cはノード11gにおける信号とノード
11hにおける信号とを入力とする。ノード11hにお
ける信号が”L”レベルの場合は排他的論理和11cは
バッファと等価になるため、排他的論理和11cはノー
ド11gにおける信号をそのままの値で出力し、ノード
11hの信号が”H”レベルの場合は排他的論理和11
cはインバータと等価になるため、排他的論理和11c
はノード11gにおける信号を反転して出力する。フリ
ップフロップ11,フリップフロップ13は入力信号1
のビット幅の数nだけ用意する。図1及び図2を参照し
て、フリップフロップ11において、ノード11fは入
力信号1を受け、ノード11gは図示する以外にもノー
ド10aに接続され、ノード11hは、ノード20aに
接続され、ノード11iはノード10bに接続される。
フリップフロップ13において、ノード11fはノード
10cに接続され、ノード11hはノード20cに接続
され、ノード11iはノード10dに接続されている。
ロップ13の一例を示す回路構成図である。フリップフ
ロップ11とフリップフロップ13とは同じ回路構成で
ある。相補型トランジスタ11a,11dを構成してい
るPMOSトランジスタとNMOSトランジスタのゲー
ト電極はクロック信号3を受ける。インバータ11b,
インバータ11eは信号を保持するために使われる。排
他的論理和11cはノード11gにおける信号とノード
11hにおける信号とを入力とする。ノード11hにお
ける信号が”L”レベルの場合は排他的論理和11cは
バッファと等価になるため、排他的論理和11cはノー
ド11gにおける信号をそのままの値で出力し、ノード
11hの信号が”H”レベルの場合は排他的論理和11
cはインバータと等価になるため、排他的論理和11c
はノード11gにおける信号を反転して出力する。フリ
ップフロップ11,フリップフロップ13は入力信号1
のビット幅の数nだけ用意する。図1及び図2を参照し
て、フリップフロップ11において、ノード11fは入
力信号1を受け、ノード11gは図示する以外にもノー
ド10aに接続され、ノード11hは、ノード20aに
接続され、ノード11iはノード10bに接続される。
フリップフロップ13において、ノード11fはノード
10cに接続され、ノード11hはノード20cに接続
され、ノード11iはノード10dに接続されている。
【0025】図3はラッチ24の一例を示す回路構成図
である。図1及び図3を参照して、相補型トランジスタ
24aはクロック信号3が”L”レベルの場合に導通状
態になりノード20aにおける信号を取り込み、クロッ
ク信号3が”H”レベルの場合に非導通状態になり、イ
ンバータ24bはクロック信号3が”L”レベルの場合
に取り込んだ信号を保持し、その保持されている信号は
ノード20bに出力される。図4はラッチ25の一例を
示す回路構成図である。図1及び図4を参照して、相補
型トランジスタ25aはクロック信号3が”H”レベル
の場合に導通状態になりノード20bにおける信号を取
り込み、”L”レベルの場合に非導通状態になり、イン
バータ25bは”H”レベルのときに取り込んだ信号を
保持し、その保持されている信号はノード20cに出力
される。ラッチ24,ラッチ25は入力信号1のビット
幅の数nだけ用意する。
である。図1及び図3を参照して、相補型トランジスタ
24aはクロック信号3が”L”レベルの場合に導通状
態になりノード20aにおける信号を取り込み、クロッ
ク信号3が”H”レベルの場合に非導通状態になり、イ
ンバータ24bはクロック信号3が”L”レベルの場合
に取り込んだ信号を保持し、その保持されている信号は
ノード20bに出力される。図4はラッチ25の一例を
示す回路構成図である。図1及び図4を参照して、相補
型トランジスタ25aはクロック信号3が”H”レベル
の場合に導通状態になりノード20bにおける信号を取
り込み、”L”レベルの場合に非導通状態になり、イン
バータ25bは”H”レベルのときに取り込んだ信号を
保持し、その保持されている信号はノード20cに出力
される。ラッチ24,ラッチ25は入力信号1のビット
幅の数nだけ用意する。
【0026】図5はレジスタ21の一例を示す回路構成
図である。レジスタ21はフリップフロップ回路が入力
信号1のビット幅の数nだけ並んだものである。図6は
そのフリップフロップ回路の回路構成図である。このフ
リップフロップ回路はラッチ24とラッチ25を組み合
わせたものである。
図である。レジスタ21はフリップフロップ回路が入力
信号1のビット幅の数nだけ並んだものである。図6は
そのフリップフロップ回路の回路構成図である。このフ
リップフロップ回路はラッチ24とラッチ25を組み合
わせたものである。
【0027】図7は比較器22の一例を示す回路構成図
である。比較器22は排他的論理和が入力信号1のビッ
ト幅の数nだけ並んだものであり、前入力と現入力が同
じ場合は”L”レベルを、違う場合は”H”レベルを出
力する。
である。比較器22は排他的論理和が入力信号1のビッ
ト幅の数nだけ並んだものであり、前入力と現入力が同
じ場合は”L”レベルを、違う場合は”H”レベルを出
力する。
【0028】図8はゼロカウンタ23の一例を示す回路
構成図である。ゼロカウンタ23はフルアダーから成
る。図8に示すゼロカウント23は、入力信号1のビッ
ト幅が8ビットと仮定したときの回路図で、8ビットの
半分以上、つまり4個以上の入力に”H”レベルが立っ
たときに”H”レベルを出力する。図9はフルアダーの
回路構成図である。
構成図である。ゼロカウンタ23はフルアダーから成
る。図8に示すゼロカウント23は、入力信号1のビッ
ト幅が8ビットと仮定したときの回路図で、8ビットの
半分以上、つまり4個以上の入力に”H”レベルが立っ
たときに”H”レベルを出力する。図9はフルアダーの
回路構成図である。
【0029】図10はロジック12の回路構成図であ
る。ロジック12は上述したように反転用回路12aを
含む。ノード20bの値が”L”レベルの場合、つまり
ノード10bにおける信号が、入力信号1が反転してい
ない信号である場合、ロジック12は反転用回路12a
を用いないでノード10bにおける信号を処理する。ノ
ード20bの値が”H”レベルのとき、つまりノード1
0bにおける信号が、入力信号1が反転した信号である
場合、ロジック12は反転用回路12aを用いてノード
10bにおける信号を処理する。
る。ロジック12は上述したように反転用回路12aを
含む。ノード20bの値が”L”レベルの場合、つまり
ノード10bにおける信号が、入力信号1が反転してい
ない信号である場合、ロジック12は反転用回路12a
を用いないでノード10bにおける信号を処理する。ノ
ード20bの値が”H”レベルのとき、つまりノード1
0bにおける信号が、入力信号1が反転した信号である
場合、ロジック12は反転用回路12aを用いてノード
10bにおける信号を処理する。
【0030】図30は、本発明の半導体集積回路の消費
電力の削減方法を示すフローチャートである。その手順
は、まずステップ100を参照して、予めレジスタ21
に前入力を記憶しておく。次にステップ101を参照し
て、レジスタ21に記憶されている前入力と、前入力を
ロジック12に入力した後にロジック12に入力する複
数のビットからなる現入力とを受けて、現入力,前入力
の各ビットの状態に基づいて、ロジック12の消費電力
を少なくするために現入力の各ビットを反転させるか否
かを判断する。次にステップ102を参照して、現入力
を反転した方がロジック12の消費電力が小さくなる場
合は、現入力の各ビットを反転する。次に、ステップ1
03を参照して、現入力をロジック12に入力する。次
に、ステップ104を参照して、現入力を前入力として
レジスタ21に記憶する。なお、ステップ104はノー
ド105に位置していてもよい。
電力の削減方法を示すフローチャートである。その手順
は、まずステップ100を参照して、予めレジスタ21
に前入力を記憶しておく。次にステップ101を参照し
て、レジスタ21に記憶されている前入力と、前入力を
ロジック12に入力した後にロジック12に入力する複
数のビットからなる現入力とを受けて、現入力,前入力
の各ビットの状態に基づいて、ロジック12の消費電力
を少なくするために現入力の各ビットを反転させるか否
かを判断する。次にステップ102を参照して、現入力
を反転した方がロジック12の消費電力が小さくなる場
合は、現入力の各ビットを反転する。次に、ステップ1
03を参照して、現入力をロジック12に入力する。次
に、ステップ104を参照して、現入力を前入力として
レジスタ21に記憶する。なお、ステップ104はノー
ド105に位置していてもよい。
【0031】次に具体的に信号の流れを図11のタイミ
ングチャートを使って消費電力の削減方法を説明する。
時刻T1において、クロック信号3が”L”レベルか
ら”H”レベルになったとき、フリップフロップ11は
入力信号1aを取り込み、取り込んだ入力信号1aをノ
ード10aに出力する。ノード10aにおける信号は現
入力である。その現入力はコントロール部20中の比較
器22へ送られる。
ングチャートを使って消費電力の削減方法を説明する。
時刻T1において、クロック信号3が”L”レベルか
ら”H”レベルになったとき、フリップフロップ11は
入力信号1aを取り込み、取り込んだ入力信号1aをノ
ード10aに出力する。ノード10aにおける信号は現
入力である。その現入力はコントロール部20中の比較
器22へ送られる。
【0032】次に比較器22は現入力とレジスタ21に
保持されている前入力との比較を行い比較結果をノード
20dに出力する。比較器22による比較は各ビット毎
に行われ、現入力と前入力との値が同じ場合は”L”レ
ベルを、違う場合は”H”レベルをノード20dに出力
する。ノード20dにおける信号はゼロカウンタ23へ
送られる。
保持されている前入力との比較を行い比較結果をノード
20dに出力する。比較器22による比較は各ビット毎
に行われ、現入力と前入力との値が同じ場合は”L”レ
ベルを、違う場合は”H”レベルをノード20dに出力
する。ノード20dにおける信号はゼロカウンタ23へ
送られる。
【0033】次にゼロカウンタ23はノード20dにお
ける信号の”L”レベルのビットの数を数える。このカ
ウント数が予め定められた数より大きいか小さいかによ
って、”L”レベルの信号あるいは”H”レベルの信号
をノード20aに出力する。例えば図8に示すゼロカウ
ンタ23のように、入力信号1がビット幅が8ビットの
場合、入力信号1のビット幅の2分の1のビット数、す
なわち4ビットを定める。そして、ノード20dにおけ
る信号の”L”レベルのビットの数が4未満の場合
は、”L”レベルの信号をノード20aに出力し、ノー
ド20dにおける信号の”H”レベルのビットの数が4
以上の場合は、”H”レベルの信号をノード20aに出
力する。ノード20aにおける信号はラッチ24及びク
ロック同期システム10中のフリップフロップ11に送
られる。
ける信号の”L”レベルのビットの数を数える。このカ
ウント数が予め定められた数より大きいか小さいかによ
って、”L”レベルの信号あるいは”H”レベルの信号
をノード20aに出力する。例えば図8に示すゼロカウ
ンタ23のように、入力信号1がビット幅が8ビットの
場合、入力信号1のビット幅の2分の1のビット数、す
なわち4ビットを定める。そして、ノード20dにおけ
る信号の”L”レベルのビットの数が4未満の場合
は、”L”レベルの信号をノード20aに出力し、ノー
ド20dにおける信号の”H”レベルのビットの数が4
以上の場合は、”H”レベルの信号をノード20aに出
力する。ノード20aにおける信号はラッチ24及びク
ロック同期システム10中のフリップフロップ11に送
られる。
【0034】次にフリップフロップ11はノード20a
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
【0035】次に時刻T2において、クロック信号3
が”L”レベルになったとき、フリップフロップ11は
入力信号1をノード10bを介してロジック12へ出力
する。またラッチ24は導通状態になりノード20aに
おける信号をノード20bに出力する。ノード20bに
おける信号はロジック12へ送られる。ロジック12は
ノード20bにおける信号が”L”レベルの信号あるい
は”H”レベルの信号によって、ノード10bにおける
信号が、入力信号1が反転した信号であるか否かを判断
できる。ノード20bにおける信号が”L”レベル、即
ちノード10bにおける信号が、入力信号1が反転して
いない信号である場合は反転用回路12aを用いずにロ
ジック12がノード10bにおける信号を処理してノー
ド10cに出力する。ノード20bにおける信号が”
H”レベル、即ちノード10bにおける信号が、入力信
号1が反転した信号である場合は反転用回路12aを用
いたロジック12がノード10bにおける信号を処理し
てノード10cに出力する。ロジック12の回路構成に
よっては、ノード10bにおける信号を反転用回路12
aを用いて処理されたノード10cにおける信号の値
は、そのノード10bにおける信号を反転用回路12a
を用いずに処理されたノード10cにおける信号の値を
反転した値である回路構成がある。本実施の形態では、
ロジック12はこのような回路構成とする。またレジス
タ21は現入力を取り込む。取り込んだ現入力はクロッ
ク信号3が次の時刻T3においてクロック信号3が”
H”レベルになったときに前入力として使われる。ラッ
チ25はクロック信号3が”L”レベルの期間は非導通
状態になっているため、ノード20cは変化しない。
が”L”レベルになったとき、フリップフロップ11は
入力信号1をノード10bを介してロジック12へ出力
する。またラッチ24は導通状態になりノード20aに
おける信号をノード20bに出力する。ノード20bに
おける信号はロジック12へ送られる。ロジック12は
ノード20bにおける信号が”L”レベルの信号あるい
は”H”レベルの信号によって、ノード10bにおける
信号が、入力信号1が反転した信号であるか否かを判断
できる。ノード20bにおける信号が”L”レベル、即
ちノード10bにおける信号が、入力信号1が反転して
いない信号である場合は反転用回路12aを用いずにロ
ジック12がノード10bにおける信号を処理してノー
ド10cに出力する。ノード20bにおける信号が”
H”レベル、即ちノード10bにおける信号が、入力信
号1が反転した信号である場合は反転用回路12aを用
いたロジック12がノード10bにおける信号を処理し
てノード10cに出力する。ロジック12の回路構成に
よっては、ノード10bにおける信号を反転用回路12
aを用いて処理されたノード10cにおける信号の値
は、そのノード10bにおける信号を反転用回路12a
を用いずに処理されたノード10cにおける信号の値を
反転した値である回路構成がある。本実施の形態では、
ロジック12はこのような回路構成とする。またレジス
タ21は現入力を取り込む。取り込んだ現入力はクロッ
ク信号3が次の時刻T3においてクロック信号3が”
H”レベルになったときに前入力として使われる。ラッ
チ25はクロック信号3が”L”レベルの期間は非導通
状態になっているため、ノード20cは変化しない。
【0036】次に時刻T3において、クロック信号3
が”H”レベルになったとき、フリップフロップ13は
ノード10cにおける信号を取り込む。またラッチ25
は導通状態になりノード20bにおける信号をノード2
0cに出力する。ノード20cにおける信号はフリップ
フロップ13へ送られる。
が”H”レベルになったとき、フリップフロップ13は
ノード10cにおける信号を取り込む。またラッチ25
は導通状態になりノード20bにおける信号をノード2
0cに出力する。ノード20cにおける信号はフリップ
フロップ13へ送られる。
【0037】フリップフロップ13はノード20cにお
ける信号が”L”レベルの信号あるいは”H”レベルの
信号によって、反転用回路12aを用いずにロジック1
2がノード10bにおける信号を処理してノード10c
に出力した場合か、あるいは反転用回路12aを用いて
ロジック12がノード10bにおける信号を処理してノ
ード10cに出力した場合かを判断できる。ノード20
cにおける信号が”L”レベル、即ち反転用回路12a
を用いずにロジック12がノード10bにおける信号を
処理してノード10cに出力した場合は、ノード10c
における信号を反転させない。逆にノード20cにおけ
る信号が”H”レベル、即ち反転用回路12aを用いて
ロジック12がノード10bにおける信号を処理してノ
ード10cに出力した場合は、ノード10cにおける信
号を反転させる。
ける信号が”L”レベルの信号あるいは”H”レベルの
信号によって、反転用回路12aを用いずにロジック1
2がノード10bにおける信号を処理してノード10c
に出力した場合か、あるいは反転用回路12aを用いて
ロジック12がノード10bにおける信号を処理してノ
ード10cに出力した場合かを判断できる。ノード20
cにおける信号が”L”レベル、即ち反転用回路12a
を用いずにロジック12がノード10bにおける信号を
処理してノード10cに出力した場合は、ノード10c
における信号を反転させない。逆にノード20cにおけ
る信号が”H”レベル、即ち反転用回路12aを用いて
ロジック12がノード10bにおける信号を処理してノ
ード10cに出力した場合は、ノード10cにおける信
号を反転させる。
【0038】従って、上述したように、ノード10bに
おける信号を反転用回路12aを用いてロジック12が
処理して出力したノード10cにおける信号の値は、そ
のノード10bにおける信号を反転用回路12aを用い
ずにロジック12が処理して出力したノード10cにお
ける信号の値を反転した値であるが、反転用回路12a
を用いてロジック12がノード10bにおける信号を処
理してノード10cに出力した場合は、フリップフロッ
プ13がノード10cにおける信号を反転させることに
より、入力信号1を入力して反転用回路12aを用いず
にロジック12が処理した場合と、その同じ入力信号1
を入力して反転用回路12aを用いてロジック12が処
理した場合とで、後述するノード10dに出力される出
力信号2の値を同じにする。フリップフロップ11は、
新しい入力信号1bを取り込む。
おける信号を反転用回路12aを用いてロジック12が
処理して出力したノード10cにおける信号の値は、そ
のノード10bにおける信号を反転用回路12aを用い
ずにロジック12が処理して出力したノード10cにお
ける信号の値を反転した値であるが、反転用回路12a
を用いてロジック12がノード10bにおける信号を処
理してノード10cに出力した場合は、フリップフロッ
プ13がノード10cにおける信号を反転させることに
より、入力信号1を入力して反転用回路12aを用いず
にロジック12が処理した場合と、その同じ入力信号1
を入力して反転用回路12aを用いてロジック12が処
理した場合とで、後述するノード10dに出力される出
力信号2の値を同じにする。フリップフロップ11は、
新しい入力信号1bを取り込む。
【0039】次に時刻T4において、クロック信号3
が”L”レベルになったとき、フリップフロップ13は
上述したノード10cにおける信号を反転させない又は
反転させた信号をノード10dに出力する。
が”L”レベルになったとき、フリップフロップ13は
上述したノード10cにおける信号を反転させない又は
反転させた信号をノード10dに出力する。
【0040】ゼロカウンタ23のカウント数は、前入力
と現入力の値が違ったビットの数を表わしている。通
常、前入力と現入力とが近いほど動作するゲート数が少
ないため消費電力が小さくなる。ロジック12における
処理(例えば演算等)を行う前に現入力を前入力と比較
し、そのままの現入力の方が前入力に近ければ現入力を
そのまま使い演算を行い、現入力を反転した方が前入力
に近ければ反転して処理を行う。こうすることで、ロジ
ック12の消費電力を削減することができる。以上のよ
うに、コントロール部20,フリップフロップ11中の
信号を反転させる機能,フリップフロップ13中の信号
を反転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあ
り通常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反
転することによる削減した分の消費電力の量が、そのオ
ーバーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さけ
れば全体として消費電力を削減することができる。
と現入力の値が違ったビットの数を表わしている。通
常、前入力と現入力とが近いほど動作するゲート数が少
ないため消費電力が小さくなる。ロジック12における
処理(例えば演算等)を行う前に現入力を前入力と比較
し、そのままの現入力の方が前入力に近ければ現入力を
そのまま使い演算を行い、現入力を反転した方が前入力
に近ければ反転して処理を行う。こうすることで、ロジ
ック12の消費電力を削減することができる。以上のよ
うに、コントロール部20,フリップフロップ11中の
信号を反転させる機能,フリップフロップ13中の信号
を反転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあ
り通常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反
転することによる削減した分の消費電力の量が、そのオ
ーバーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さけ
れば全体として消費電力を削減することができる。
【0041】実施の形態2.図12は本発明の実施の形
態2における半導体集積回路の構成の主要部を示すブロ
ック図である。図12における半導体集積回路の構成は
図1と主として同様であり、図1における比較器22及
びゼロカウンタ23からなる部分をルックアップテーブ
ル26に置き換える。
態2における半導体集積回路の構成の主要部を示すブロ
ック図である。図12における半導体集積回路の構成は
図1と主として同様であり、図1における比較器22及
びゼロカウンタ23からなる部分をルックアップテーブ
ル26に置き換える。
【0042】図13はルックアップテーブル26の一例
を示す図である。ルックアップテーブル26は一般的な
メモリであればよく、DRAM、SRAMあるいはRO
Mなどで構成される。前入力はローデコーダ26aへ入
力され、現入力はコラムデコーダ26cへ入力される。
組み合わせ記憶部であるメモリアレイ26bには、現入
力を反転させる方が消費電力が小さい場合の前入力のビ
ットの状態に対する現入力のビットの状態の組み合わせ
と、現入力を反転させない方が消費電力が小さい場合の
前入力のビットの状態に対する現入力のビットの状態の
組み合わせとを予め記憶しておく。前者の組み合わせの
場合は、ノード20aに1ビットの”H”レベルの信号
が出力され、後者の組み合わせの場合は、ノード20a
に1ビットの”L”レベルの信号が出力される。
を示す図である。ルックアップテーブル26は一般的な
メモリであればよく、DRAM、SRAMあるいはRO
Mなどで構成される。前入力はローデコーダ26aへ入
力され、現入力はコラムデコーダ26cへ入力される。
組み合わせ記憶部であるメモリアレイ26bには、現入
力を反転させる方が消費電力が小さい場合の前入力のビ
ットの状態に対する現入力のビットの状態の組み合わせ
と、現入力を反転させない方が消費電力が小さい場合の
前入力のビットの状態に対する現入力のビットの状態の
組み合わせとを予め記憶しておく。前者の組み合わせの
場合は、ノード20aに1ビットの”H”レベルの信号
が出力され、後者の組み合わせの場合は、ノード20a
に1ビットの”L”レベルの信号が出力される。
【0043】信号の流れを図14のタイミングチャート
を使って説明する。時刻T1において、クロック信号3
が”H”レベルになったとき、フリップフロップ11は
入力信号1を取り込み、取り込んだ入力信号1をノード
10aに出力する。ノード10aにおける信号は現入力
である。その現入力はコントロール部20中のルックア
ップテーブル26へ送られる。
を使って説明する。時刻T1において、クロック信号3
が”H”レベルになったとき、フリップフロップ11は
入力信号1を取り込み、取り込んだ入力信号1をノード
10aに出力する。ノード10aにおける信号は現入力
である。その現入力はコントロール部20中のルックア
ップテーブル26へ送られる。
【0044】次にルックアップテーブル26は現入力と
レジスタ21に保持されている前入力をローアドレスと
して入力し、現入力をコラムアドレスとして入力し、”
L”レベルあるいは”H”レベルのビットをノード20
aに出力する。ノード20aにおける信号はラッチ24
及びクロック同期システム10中のフリップフロップ1
1に送られる。
レジスタ21に保持されている前入力をローアドレスと
して入力し、現入力をコラムアドレスとして入力し、”
L”レベルあるいは”H”レベルのビットをノード20
aに出力する。ノード20aにおける信号はラッチ24
及びクロック同期システム10中のフリップフロップ1
1に送られる。
【0045】次にフリップフロップ11はノード20a
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
【0046】次に時刻T2において、クロック信号3
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様である。
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様である。
【0047】次に時刻T3において、クロック信号3
が”H”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様である。
が”H”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様である。
【0048】次に時刻T4において、クロック信号3
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様である。
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様である。
【0049】以上のようにルックアップテーブル26を
使って入力信号を反転するかどうかを判断することによ
って消費電力を削減することができる。コントロール部
20,フリップフロップ11,フリップフロップ13中
の信号を反転させる機能を実現する部分にオーバーヘッ
ドがあり通常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入
力を反転することによる削減した分の消費電力の量が、
そのオーバーヘッドより増加した分の消費電力の量より
小さければ全体として消費電力を削減することができ
る。
使って入力信号を反転するかどうかを判断することによ
って消費電力を削減することができる。コントロール部
20,フリップフロップ11,フリップフロップ13中
の信号を反転させる機能を実現する部分にオーバーヘッ
ドがあり通常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入
力を反転することによる削減した分の消費電力の量が、
そのオーバーヘッドより増加した分の消費電力の量より
小さければ全体として消費電力を削減することができ
る。
【0050】実施の形態3.図15は本発明の実施の形
態3における半導体集積回路の構成の主要部を示すブロ
ック図である。図15における半導体集積回路の構成は
図1と主として同様であり、図1におけるレジスタ2
1,比較器22及びゼロカウンタ23からなる部分をゼ
ロカウンタ23に置き換える。即ち、図1におけるレジ
スタ21及び比較器22を削除し、ゼロカウンタ23の
入力をノード10aに接続し、ゼロカウンタ23の出力
をノード20aに接続する。また、ロジック12をロジ
ック14に置き換える。ロジック14の内部の構成は、
主として実施の形態1における説明と同様であり、異な
るところは、ロジック14はプリディスチャージ方式で
あり、クロック信号3をさらに受ける。
態3における半導体集積回路の構成の主要部を示すブロ
ック図である。図15における半導体集積回路の構成は
図1と主として同様であり、図1におけるレジスタ2
1,比較器22及びゼロカウンタ23からなる部分をゼ
ロカウンタ23に置き換える。即ち、図1におけるレジ
スタ21及び比較器22を削除し、ゼロカウンタ23の
入力をノード10aに接続し、ゼロカウンタ23の出力
をノード20aに接続する。また、ロジック12をロジ
ック14に置き換える。ロジック14の内部の構成は、
主として実施の形態1における説明と同様であり、異な
るところは、ロジック14はプリディスチャージ方式で
あり、クロック信号3をさらに受ける。
【0051】ここでプリディスチャージ方式とは、ロジ
ック14が演算等の処理を行う前に、ロジック14内の
すべてのノードを”L”レベルにする方式でよく用いら
れる。本実施の形態の場合、クロック信号3が”H”レ
ベルの場合、ロジック14内のすべてのノードは”L”
レベルになる。一方、クロック信号3が”L”レベルの
場合、ロジック14は演算等の処理が可能になる。
ック14が演算等の処理を行う前に、ロジック14内の
すべてのノードを”L”レベルにする方式でよく用いら
れる。本実施の形態の場合、クロック信号3が”H”レ
ベルの場合、ロジック14内のすべてのノードは”L”
レベルになる。一方、クロック信号3が”L”レベルの
場合、ロジック14は演算等の処理が可能になる。
【0052】信号の流れを図16のタイミングチャート
を使って説明する。時刻T1において、クロック信号3
が”H”レベルになったとき、ロジック14内のすべて
のノードは”L”レベルになる。また、フリップフロッ
プ11は入力信号1を取り込み、取り込んだ入力信号1
をノード10aに出力する。ノード10aにおける信号
は現入力である。その現入力はコントロール部20中の
ゼロカウンタ23へ送られる。
を使って説明する。時刻T1において、クロック信号3
が”H”レベルになったとき、ロジック14内のすべて
のノードは”L”レベルになる。また、フリップフロッ
プ11は入力信号1を取り込み、取り込んだ入力信号1
をノード10aに出力する。ノード10aにおける信号
は現入力である。その現入力はコントロール部20中の
ゼロカウンタ23へ送られる。
【0053】次にゼロカウンタ23はノード10aにお
ける現入力の”L”レベルのビットの数を数える。この
カウント数が予め定められた数より大きいか小さいかに
よって、”L”レベルの信号あるいは”H”レベルの信
号をノード20aに出力する。例えば図8に示すゼロカ
ウンタ23のように、入力信号1がビット幅が8ビット
の場合、入力信号1のビット幅の2分の1のビット数、
すなわち4ビットを定める。そして、ノード20dにお
ける信号の”L”レベルのビットの数が4未満の場合
は、”L”レベルの信号をノード20aに出力し、ノー
ド20dにおける信号の”H”レベルのビットの数が4
以上の場合は、”H”レベルの信号をノード20aに出
力する。ノード20aにおける信号はラッチ24及びク
ロック同期システム10中のフリップフロップ11に送
られる。
ける現入力の”L”レベルのビットの数を数える。この
カウント数が予め定められた数より大きいか小さいかに
よって、”L”レベルの信号あるいは”H”レベルの信
号をノード20aに出力する。例えば図8に示すゼロカ
ウンタ23のように、入力信号1がビット幅が8ビット
の場合、入力信号1のビット幅の2分の1のビット数、
すなわち4ビットを定める。そして、ノード20dにお
ける信号の”L”レベルのビットの数が4未満の場合
は、”L”レベルの信号をノード20aに出力し、ノー
ド20dにおける信号の”H”レベルのビットの数が4
以上の場合は、”H”レベルの信号をノード20aに出
力する。ノード20aにおける信号はラッチ24及びク
ロック同期システム10中のフリップフロップ11に送
られる。
【0054】次にフリップフロップ11はノード20a
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
【0055】次に時刻T2において、クロック信号3
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、クロック信号3が”L”レベルにな
ったとき、ロジック14は演算等の処理が可能な状態に
なる。
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、クロック信号3が”L”レベルにな
ったとき、ロジック14は演算等の処理が可能な状態に
なる。
【0056】次に時刻T3において、クロック信号3
が”H”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14内のすべての
ノードは”L”レベルになる。
が”H”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14内のすべての
ノードは”L”レベルになる。
【0057】次に時刻T4において、クロック信号3
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14は演算等の処
理が可能な状態になる。
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14は演算等の処
理が可能な状態になる。
【0058】ゼロカウンタ23のカウント数は、現入力
の”L”レベルのビットの数を表わしている。ロジック
14はプリディスチャージ方式なので、入力信号1に”
L”レベルのビットが多いほうがロジック内の充電する
ノード数が少なくて済み消費電力が小さくなる。本発明
はロジック14が演算等の処理を行う前に現入力の”
L”レベルのビットの数を数えて、現入力そのままの方
が”L”レベルのビットが多ければそのまま用いて処理
し、反転したほうが”L”レベルのビットが多ければ反
転して処理する。こうすることで、ロジックの消費電力
を削減することができる。
の”L”レベルのビットの数を表わしている。ロジック
14はプリディスチャージ方式なので、入力信号1に”
L”レベルのビットが多いほうがロジック内の充電する
ノード数が少なくて済み消費電力が小さくなる。本発明
はロジック14が演算等の処理を行う前に現入力の”
L”レベルのビットの数を数えて、現入力そのままの方
が”L”レベルのビットが多ければそのまま用いて処理
し、反転したほうが”L”レベルのビットが多ければ反
転して処理する。こうすることで、ロジックの消費電力
を削減することができる。
【0059】以上のようにプリディスチャージ方式のロ
ジック14において、ゼロカウンタ23を使って入力信
号を反転するかどうかを判断することによって消費電力
を削減することができる。コントロール部20,フリッ
プフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反転
させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通常
のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転する
ことによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバー
ヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ全
体として消費電力を削減することができる。
ジック14において、ゼロカウンタ23を使って入力信
号を反転するかどうかを判断することによって消費電力
を削減することができる。コントロール部20,フリッ
プフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反転
させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通常
のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転する
ことによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバー
ヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ全
体として消費電力を削減することができる。
【0060】実施の形態4.図17は本発明の実施の形
態4における半導体集積回路の構成の主要部を示すブロ
ック図である。図15における半導体集積回路の構成は
図1と主として同様であり、図1におけるレジスタ2
1,比較器22及びゼロカウンタ23からなる部分をル
ックアップテーブル27に置き換える。即ち、図1にお
けるレジスタ21,比較器22及びゼロカウンタ23を
削除し、ルックアップテーブル27の入力をノード10
aに接続し、ルックアップテーブル27の出力をノード
20aに接続する。また、ロジック12をロジック14
に置き換える。ロジック14の内部の構成は、主として
実施の形態1における説明と同様であり、異なるところ
は、ロジック14はプリディスチャージ方式であり、ク
ロック信号3をさらに受ける。
態4における半導体集積回路の構成の主要部を示すブロ
ック図である。図15における半導体集積回路の構成は
図1と主として同様であり、図1におけるレジスタ2
1,比較器22及びゼロカウンタ23からなる部分をル
ックアップテーブル27に置き換える。即ち、図1にお
けるレジスタ21,比較器22及びゼロカウンタ23を
削除し、ルックアップテーブル27の入力をノード10
aに接続し、ルックアップテーブル27の出力をノード
20aに接続する。また、ロジック12をロジック14
に置き換える。ロジック14の内部の構成は、主として
実施の形態1における説明と同様であり、異なるところ
は、ロジック14はプリディスチャージ方式であり、ク
ロック信号3をさらに受ける。
【0061】図18はルックアップテーブル27の一例
を示す図である。ルックアップテーブル27は一般的な
メモリであればよく、DRAM、SRAMあるいはRO
Mなどで構成される。前入力はローデコーダ27aへ入
力される。組み合わせ記憶部であるメモリアレイ27b
には、現入力を反転させる方が消費電力が小さい場合の
現入力のビットの状態の組み合わせと、現入力を反転さ
せない方が消費電力が小さい場合の現入力のビットの状
態の組み合わせとを予め記憶しておく。前者の組み合わ
せの場合は、ノード20aに1ビットの”H”レベルの
信号が出力され、後者の組み合わせの場合は、ノード2
0aに1ビットの”L”レベルの信号が出力される。
を示す図である。ルックアップテーブル27は一般的な
メモリであればよく、DRAM、SRAMあるいはRO
Mなどで構成される。前入力はローデコーダ27aへ入
力される。組み合わせ記憶部であるメモリアレイ27b
には、現入力を反転させる方が消費電力が小さい場合の
現入力のビットの状態の組み合わせと、現入力を反転さ
せない方が消費電力が小さい場合の現入力のビットの状
態の組み合わせとを予め記憶しておく。前者の組み合わ
せの場合は、ノード20aに1ビットの”H”レベルの
信号が出力され、後者の組み合わせの場合は、ノード2
0aに1ビットの”L”レベルの信号が出力される。
【0062】信号の流れを図19のタイミングチャート
を使って説明する。時刻T1において、クロック信号3
が”H”レベルになったとき、ロジック14内のすべて
のノードは”L”レベルになる。また、フリップフロッ
プ11は入力信号1を取り込み、取り込んだ入力信号1
をノード10aに出力する。ノード10aにおける信号
は現入力である。その現入力はコントロール部20中の
ルックアップテーブル27へ送られる。
を使って説明する。時刻T1において、クロック信号3
が”H”レベルになったとき、ロジック14内のすべて
のノードは”L”レベルになる。また、フリップフロッ
プ11は入力信号1を取り込み、取り込んだ入力信号1
をノード10aに出力する。ノード10aにおける信号
は現入力である。その現入力はコントロール部20中の
ルックアップテーブル27へ送られる。
【0063】次にルックアップテーブル27は現入力を
ローアドレスとて入力し、”L”レベルあるいは”H”
レベルのビットをノード20aに出力する。ノード20
aにおける信号はラッチ24及びクロック同期システム
10中のフリップフロップ11に送られる。
ローアドレスとて入力し、”L”レベルあるいは”H”
レベルのビットをノード20aに出力する。ノード20
aにおける信号はラッチ24及びクロック同期システム
10中のフリップフロップ11に送られる。
【0064】次にフリップフロップ11はノード20a
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
における信号が”L”レベルの場合、入力信号1を反転
させない。逆に”H”レベルの場合、入力信号1を反転
させる。ラッチ24はクロック信号3が”H”レベルの
期間は非導通状態になっているため、ノード20bは変
化しない。
【0065】次に時刻T2において、クロック信号3
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、クロック信号3が”L”レベルにな
ったとき、ロジック14は演算等の処理が可能な状態に
なる。
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、クロック信号3が”L”レベルにな
ったとき、ロジック14は演算等の処理が可能な状態に
なる。
【0066】次に時刻T3において、クロック信号3
が”H”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14内のすべての
ノードは”L”レベルになる。
が”H”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14内のすべての
ノードは”L”レベルになる。
【0067】次に時刻T4において、クロック信号3
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14は演算等の処
理が可能な状態になる。
が”L”レベルになったときは、実施の形態1における
説明と同様であり、さらに、ロジック14は演算等の処
理が可能な状態になる。
【0068】以上のようにプリディスチャージ方式のロ
ジック14において、ルックアップテーブル26を使っ
て入力信号を反転するかどうかを判断することによって
消費電力を削減することができる。以上のように、コン
トロール部20,フリップフロップ11,フリップフロ
ップ13中の信号を反転させる機能を実現する部分にオ
ーバーヘッドがあり通常のシステムに比べ消費電力が増
えるが、入力を反転することによる削減した分の消費電
力の量が、そのオーバーヘッドより増加した分の消費電
力の量より小さければ全体として消費電力を削減するこ
とができる。
ジック14において、ルックアップテーブル26を使っ
て入力信号を反転するかどうかを判断することによって
消費電力を削減することができる。以上のように、コン
トロール部20,フリップフロップ11,フリップフロ
ップ13中の信号を反転させる機能を実現する部分にオ
ーバーヘッドがあり通常のシステムに比べ消費電力が増
えるが、入力を反転することによる削減した分の消費電
力の量が、そのオーバーヘッドより増加した分の消費電
力の量より小さければ全体として消費電力を削減するこ
とができる。
【0069】実施の形態5.本実施の形態は、実施の形
態1乃至4を複数並べた構成である。図20は本発明の
実施の形態5における半導体集積回路の構成の主要部を
示すブロック図である。図20において、それぞれのロ
ジック15はロジック12あるいはロジック14であ
る。それぞれのコントロール部20は、実施の形態1乃
至4において説明したコントロール部20のいずれかに
相当する。但し、ロジック15がロジック14の場合
は、そのロジック14のノード20bに接続されている
コントロール部20は実施の形態3または4におけるコ
ントロール部20を用いる。クロック同期システム1
0’はフリップフロップ11,ロジック15,フリップ
フロップ11,ロジック15,…,フリップフロップ1
1,ロジック15,フリップフロップ13からなる。
態1乃至4を複数並べた構成である。図20は本発明の
実施の形態5における半導体集積回路の構成の主要部を
示すブロック図である。図20において、それぞれのロ
ジック15はロジック12あるいはロジック14であ
る。それぞれのコントロール部20は、実施の形態1乃
至4において説明したコントロール部20のいずれかに
相当する。但し、ロジック15がロジック14の場合
は、そのロジック14のノード20bに接続されている
コントロール部20は実施の形態3または4におけるコ
ントロール部20を用いる。クロック同期システム1
0’はフリップフロップ11,ロジック15,フリップ
フロップ11,ロジック15,…,フリップフロップ1
1,ロジック15,フリップフロップ13からなる。
【0070】また、2段目のコントロール部20のノー
ド20cと初段のコントロール部20のノード20cと
を排他的論理和回路4が受ける。3段目以降のコントロ
ール部20のノード20cを受ける排他的論理和回路4
はまた、前段のコントロール部20のノード20cを受
けた排他的論理和回路4の出力ノード20eを受ける。
最終段のコントロール部20のノード20cを受けた排
他的論理和回路4の出力ノード20eは、最終段である
フリップフロップ13のノード11hに接続する。この
ように、排他的論理和回路4を接続することで、ロジッ
ク15での処理結果が反転か否かの情報を後段へ伝える
ことができる。
ド20cと初段のコントロール部20のノード20cと
を排他的論理和回路4が受ける。3段目以降のコントロ
ール部20のノード20cを受ける排他的論理和回路4
はまた、前段のコントロール部20のノード20cを受
けた排他的論理和回路4の出力ノード20eを受ける。
最終段のコントロール部20のノード20cを受けた排
他的論理和回路4の出力ノード20eは、最終段である
フリップフロップ13のノード11hに接続する。この
ように、排他的論理和回路4を接続することで、ロジッ
ク15での処理結果が反転か否かの情報を後段へ伝える
ことができる。
【0071】さらに具体的に図21を用いて説明する。
初段のコントロール部20のノード20cは初段のロジ
ック15で処理結果が反転しているか否かを表し、2段
目のコントロール部20のノード20cは2段目のロジ
ック15で処理結果が反転しているか否かを表してい
る。これら初段,2段目のそれぞれのコントロール部2
0のノード20cにおける信号の排他的論理和をとるこ
とで初段のロジック15と2段目のロジック15の2つ
を通りすぎた処理結果がどうなっているかを示してい
る。つまり、初段,2段目のコントロール部20のノー
ド20cにおける信号が両方とも”L”レベルの場合、
処理結果は反転していないので、3段目のコントロール
部20に処理結果は反転していないことを伝えるために
出力ノード20eへ”L”レベルの信号を送る。初段,
2段目のコントロール部20のノード20cにおける信
号のどちらかが”H”レベルの場合、処理結果は反転し
ているので、3段目のコントロール部20に処理結果は
反転していないことを伝えるために出力ノード20e
へ”H”レベルの信号を送る。初段,2段目のコントロ
ール部20のノード20cにおける信号が両方とも”
H”レベルの場合、2回反転が起こっているので、結果
的に処理結果は反転していないので、3段目のコントロ
ール部20に処理結果は反転していないことを伝えるた
めに出力ノード20eへ”L”レベルの信号を送る。
初段のコントロール部20のノード20cは初段のロジ
ック15で処理結果が反転しているか否かを表し、2段
目のコントロール部20のノード20cは2段目のロジ
ック15で処理結果が反転しているか否かを表してい
る。これら初段,2段目のそれぞれのコントロール部2
0のノード20cにおける信号の排他的論理和をとるこ
とで初段のロジック15と2段目のロジック15の2つ
を通りすぎた処理結果がどうなっているかを示してい
る。つまり、初段,2段目のコントロール部20のノー
ド20cにおける信号が両方とも”L”レベルの場合、
処理結果は反転していないので、3段目のコントロール
部20に処理結果は反転していないことを伝えるために
出力ノード20eへ”L”レベルの信号を送る。初段,
2段目のコントロール部20のノード20cにおける信
号のどちらかが”H”レベルの場合、処理結果は反転し
ているので、3段目のコントロール部20に処理結果は
反転していないことを伝えるために出力ノード20e
へ”H”レベルの信号を送る。初段,2段目のコントロ
ール部20のノード20cにおける信号が両方とも”
H”レベルの場合、2回反転が起こっているので、結果
的に処理結果は反転していないので、3段目のコントロ
ール部20に処理結果は反転していないことを伝えるた
めに出力ノード20eへ”L”レベルの信号を送る。
【0072】以上のように実施の形態1乃至4のいずれ
かのコントロール部20と、ロジック12あるいはロジ
ック14を複数段並べた構成にすることで消費電力を削
減することができる。以上のように、コントロール部2
0,フリップフロップ11,フリップフロップ13中の
信号を反転させる機能を実現する部分にオーバーヘッド
があり通常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力
を反転することによる削減した分の消費電力の量が、そ
のオーバーヘッドより増加した分の消費電力の量より小
さければ全体として消費電力を削減することができる。
かのコントロール部20と、ロジック12あるいはロジ
ック14を複数段並べた構成にすることで消費電力を削
減することができる。以上のように、コントロール部2
0,フリップフロップ11,フリップフロップ13中の
信号を反転させる機能を実現する部分にオーバーヘッド
があり通常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力
を反転することによる削減した分の消費電力の量が、そ
のオーバーヘッドより増加した分の消費電力の量より小
さければ全体として消費電力を削減することができる。
【0073】実施の形態6.実施の形態1乃至2におけ
るロジック12の具体例として、加算器を用いて説明す
る。図22は本発明の実施の形態6における加算器を含
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。図22における半導体集積回路の構成は図1あるい
は図12と主として同様であり、図1あるいは図12に
おけるロジック12を加算器16に置き換えた構成であ
る。入力A,入力B及びキャリー入力からなる入力は入
力信号1に相当する。
るロジック12の具体例として、加算器を用いて説明す
る。図22は本発明の実施の形態6における加算器を含
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。図22における半導体集積回路の構成は図1あるい
は図12と主として同様であり、図1あるいは図12に
おけるロジック12を加算器16に置き換えた構成であ
る。入力A,入力B及びキャリー入力からなる入力は入
力信号1に相当する。
【0074】図23は加算器16の一般式と計算例を示
す図である。加算器16はA入力、B入力、それと1ビ
ットのキャリー入力を加算する。一般式に示すように、
入力A,入力B,キャリー入力を加算した値は、入力
A,入力B,キャリー入力のそれぞれを反転して加算
し、その加算した値を反転した値に等しい。即ち、加算
器16の場合は、反転用回路12aに相当する部分が必
要ない。
す図である。加算器16はA入力、B入力、それと1ビ
ットのキャリー入力を加算する。一般式に示すように、
入力A,入力B,キャリー入力を加算した値は、入力
A,入力B,キャリー入力のそれぞれを反転して加算
し、その加算した値を反転した値に等しい。即ち、加算
器16の場合は、反転用回路12aに相当する部分が必
要ない。
【0075】次に、計算例を用いて説明する。入力Aの
値が”11100”であり、入力Bの値が”0001
0”であり、キャリー入力の値が”1”の場合であっ
て、ノード20a及びノード20cにおける信号が”
H”レベルの場合、入力A,入力B,キャリー入力はフ
リップフロップ11によって反転され、それぞれの値
は”00011”,”11101”,”0”になる。加
算器16は、入力A,入力B,キャリー入力をそれぞれ
反転した値を加算する。その加算した値は”0000
0”である。その加算した値をフリップフロップ13に
よって反転して出力信号2の値は、”11111”にな
る。この出力信号2の値”11111”は、入力A,入
力B,キャリー入力をそのまま加算した場合に等しい。
値が”11100”であり、入力Bの値が”0001
0”であり、キャリー入力の値が”1”の場合であっ
て、ノード20a及びノード20cにおける信号が”
H”レベルの場合、入力A,入力B,キャリー入力はフ
リップフロップ11によって反転され、それぞれの値
は”00011”,”11101”,”0”になる。加
算器16は、入力A,入力B,キャリー入力をそれぞれ
反転した値を加算する。その加算した値は”0000
0”である。その加算した値をフリップフロップ13に
よって反転して出力信号2の値は、”11111”にな
る。この出力信号2の値”11111”は、入力A,入
力B,キャリー入力をそのまま加算した場合に等しい。
【0076】以上のように、コントロール部20,フリ
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。さらに加
算器16は、反転用回路12aに相当する部分が必要な
いため、コントロール部20を適用する場合の加算器1
6の回路面積とコントロール部20を適用しない場合の
加算器16の回路面積とは同じであるため、コントロー
ル部20を適用することによる半導体集積回路全体の回
路面積の増加を最小限度に抑えられることを示してい
る。
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。さらに加
算器16は、反転用回路12aに相当する部分が必要な
いため、コントロール部20を適用する場合の加算器1
6の回路面積とコントロール部20を適用しない場合の
加算器16の回路面積とは同じであるため、コントロー
ル部20を適用することによる半導体集積回路全体の回
路面積の増加を最小限度に抑えられることを示してい
る。
【0077】なお、プリディスチャージ方式の加算器1
6を実施の形態3乃至4におけるロジック14に適用し
てもよい。
6を実施の形態3乃至4におけるロジック14に適用し
てもよい。
【0078】実施の形態7.実施の形態1乃至2におけ
るロジック12の具体例として、乗算器を用いて説明す
る。図24は本発明の実施の形態7における乗算器を含
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。図24における半導体集積回路の構成は図1あるい
は図12と主として同様であり、図1あるいは図12に
おけるロジック12を乗算器17に置き換えた構成であ
る。入力A,入力Bからなる入力は入力信号1に相当す
る。
るロジック12の具体例として、乗算器を用いて説明す
る。図24は本発明の実施の形態7における乗算器を含
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。図24における半導体集積回路の構成は図1あるい
は図12と主として同様であり、図1あるいは図12に
おけるロジック12を乗算器17に置き換えた構成であ
る。入力A,入力Bからなる入力は入力信号1に相当す
る。
【0079】図25は乗算器17の構成を示す図であ
る。反転用回路12aはラッチ17c,加算器17d,
セレクタ17eからなる。乗算器17は反転用回路12
a,乗算器17a,加算器17bからなる。図26はセ
レクタ17eの構成を示す図である。
る。反転用回路12aはラッチ17c,加算器17d,
セレクタ17eからなる。乗算器17は反転用回路12
a,乗算器17a,加算器17bからなる。図26はセ
レクタ17eの構成を示す図である。
【0080】図27は乗算器17の一般式と計算例を示
す図である。乗算器17はA入力、B入力を乗算する。
一般式に示すように、入力A,入力Bを乗算した値は、
入力A,入力B,キャリー入力のそれぞれを反転して乗
算した値と、入力Aを反転した値と、入力Bを反転した
値と、1とを加算した値に等しい。
す図である。乗算器17はA入力、B入力を乗算する。
一般式に示すように、入力A,入力Bを乗算した値は、
入力A,入力B,キャリー入力のそれぞれを反転して乗
算した値と、入力Aを反転した値と、入力Bを反転した
値と、1とを加算した値に等しい。
【0081】次に、計算例を用いて説明する。入力Aの
値が”00001001”であり、入力Bの値が”11
111011”である場合を例にあげる。まず、ノード
20a及びノード20bにおける信号が”L”レベルの
場合を考える。フリップフロップ11は入力A,入力B
をそれぞれ反転せず、乗算器17に出力する。乗算器1
7aは反転していない入力Aと反転していない入力Bと
を乗算して加算器17bに出力する。ラッチ17cは非
導通状態となるため、加算器17d内のゲートは動作し
ない。セレクタ17eは0を選択して加算器17bに出
力する。加算器17bは乗算器17aが出力した値と0
とを加算してノード10cに出力する。ノード10cに
おける信号の値は、”111010011”である。
値が”00001001”であり、入力Bの値が”11
111011”である場合を例にあげる。まず、ノード
20a及びノード20bにおける信号が”L”レベルの
場合を考える。フリップフロップ11は入力A,入力B
をそれぞれ反転せず、乗算器17に出力する。乗算器1
7aは反転していない入力Aと反転していない入力Bと
を乗算して加算器17bに出力する。ラッチ17cは非
導通状態となるため、加算器17d内のゲートは動作し
ない。セレクタ17eは0を選択して加算器17bに出
力する。加算器17bは乗算器17aが出力した値と0
とを加算してノード10cに出力する。ノード10cに
おける信号の値は、”111010011”である。
【0082】次にノード20a及びノード20bにおけ
る信号が”H”レベルの場合を考える。フリップフロッ
プ11は入力A,入力Bを反転する。入力Aの値は”1
1110110”,入力Bの値は”00000100”
になる。乗算器17aは、反転した入力Aと反転した入
力Bとを乗算して加算器17bに出力する。乗算器17
aが出力した値は”1111011000”である。ラ
ッチ17cは導通状態となるため、加算器17dは、反
転した入力Aと反転した入力Bと1とを加算してセレク
タ17eに出力する。セレクタ17eはその加算した値
を選択して加算器17bに出力する。加算器17bは乗
算器17aが出力した値とセレクタ17eが出力した値
とを加算してノード10cに出力する。ノード10cに
おける信号の値は、”111010011”である。
る信号が”H”レベルの場合を考える。フリップフロッ
プ11は入力A,入力Bを反転する。入力Aの値は”1
1110110”,入力Bの値は”00000100”
になる。乗算器17aは、反転した入力Aと反転した入
力Bとを乗算して加算器17bに出力する。乗算器17
aが出力した値は”1111011000”である。ラ
ッチ17cは導通状態となるため、加算器17dは、反
転した入力Aと反転した入力Bと1とを加算してセレク
タ17eに出力する。セレクタ17eはその加算した値
を選択して加算器17bに出力する。加算器17bは乗
算器17aが出力した値とセレクタ17eが出力した値
とを加算してノード10cに出力する。ノード10cに
おける信号の値は、”111010011”である。
【0083】以上のように、コントロール部20,フリ
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。
【0084】なお、プリディスチャージ方式の乗算器1
7を実施の形態3乃至4におけるロジック12に適用し
てもよい。
7を実施の形態3乃至4におけるロジック12に適用し
てもよい。
【0085】実施の形態8.実施の形態1乃至2におけ
るロジック12の具体例として、メインメモリ、マイク
ロプロセッサ間のバスに適用した場合を説明する。図2
8は本発明の実施の形態8におけるバス18を含む半導
体集積回路の構成の主要部を示すブロック図である。
るロジック12の具体例として、メインメモリ、マイク
ロプロセッサ間のバスに適用した場合を説明する。図2
8は本発明の実施の形態8におけるバス18を含む半導
体集積回路の構成の主要部を示すブロック図である。
【0086】ノード20a及びノード20cにおける信
号が”H”レベルの場合、メインメモリ5がフリップフ
ロップ11へ出力したバス信号を反転してバス18へ出
力する。フリップフロップ13はバス18からのバス信
号を受けて、バス信号を再び反転してマイクロプロセッ
サ6へ出力する。ノード20a及びノード20cにおけ
る信号が”L”レベルの場合、メインメモリ5がフリッ
プフロップ11へ出力したバス信号を反転せずバス18
へ出力する。フリップフロップ13はバス18からのバ
ス信号を受けて、バス信号を反転せずマイクロプロセッ
サ6へ出力する。
号が”H”レベルの場合、メインメモリ5がフリップフ
ロップ11へ出力したバス信号を反転してバス18へ出
力する。フリップフロップ13はバス18からのバス信
号を受けて、バス信号を再び反転してマイクロプロセッ
サ6へ出力する。ノード20a及びノード20cにおけ
る信号が”L”レベルの場合、メインメモリ5がフリッ
プフロップ11へ出力したバス信号を反転せずバス18
へ出力する。フリップフロップ13はバス18からのバ
ス信号を受けて、バス信号を反転せずマイクロプロセッ
サ6へ出力する。
【0087】以上のように、コントロール部20,フリ
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。さらにバ
ス18は、反転用回路12aに相当する部分が必要ない
ため、コントロール部20を適用する場合のバス18の
回路面積とコントロール部20を適用しない場合のバス
18の回路面積とは同じであるため、コントロール部2
0を適用することによる半導体集積回路全体の回路面積
の増加を最小限度に抑えられることを示している。
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。さらにバ
ス18は、反転用回路12aに相当する部分が必要ない
ため、コントロール部20を適用する場合のバス18の
回路面積とコントロール部20を適用しない場合のバス
18の回路面積とは同じであるため、コントロール部2
0を適用することによる半導体集積回路全体の回路面積
の増加を最小限度に抑えられることを示している。
【0088】実施の形態9.実施の形態1乃至2におけ
るロジック12の具体例として、キャッシュ、CPU間
のバスに適用した場合を説明する。図29は本発明の実
施の形態9におけるバス18を含む半導体集積回路の構
成の主要部を示すブロック図である。
るロジック12の具体例として、キャッシュ、CPU間
のバスに適用した場合を説明する。図29は本発明の実
施の形態9におけるバス18を含む半導体集積回路の構
成の主要部を示すブロック図である。
【0089】ノード20a及びノード20cにおける信
号が”H”レベルの場合、キャッシュ7がフリップフロ
ップ11へ出力したバス信号を反転してバス18へ出力
する。フリップフロップ13はバス18からのバス信号
を受けて、バス信号を再び反転してCPU8へ出力す
る。ノード20a及びノード20cにおける信号が”
L”レベルの場合、フリップフロップ11においてバス
信号を反転せずバス18へ出力する。フリップフロップ
13はバス18からのバス信号を受けて、バス信号を反
転せずCPU8へ出力する。
号が”H”レベルの場合、キャッシュ7がフリップフロ
ップ11へ出力したバス信号を反転してバス18へ出力
する。フリップフロップ13はバス18からのバス信号
を受けて、バス信号を再び反転してCPU8へ出力す
る。ノード20a及びノード20cにおける信号が”
L”レベルの場合、フリップフロップ11においてバス
信号を反転せずバス18へ出力する。フリップフロップ
13はバス18からのバス信号を受けて、バス信号を反
転せずCPU8へ出力する。
【0090】以上のように、コントロール部20,フリ
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。さらにバ
ス18は、反転用回路12aに相当する部分が必要ない
ため、コントロール部20を適用する場合のバス18の
回路面積とコントロール部20を適用しない場合のバス
18の回路面積とは同じであるため、コントロール部2
0を適用することによる半導体集積回路全体の回路面積
の増加を最小限度に抑えられることを示している。
ップフロップ11,フリップフロップ13中の信号を反
転させる機能を実現する部分にオーバーヘッドがあり通
常のシステムに比べ消費電力が増えるが、入力を反転す
ることによる削減した分の消費電力の量が、そのオーバ
ーヘッドより増加した分の消費電力の量より小さければ
全体として消費電力を削減することができる。さらにバ
ス18は、反転用回路12aに相当する部分が必要ない
ため、コントロール部20を適用する場合のバス18の
回路面積とコントロール部20を適用しない場合のバス
18の回路面積とは同じであるため、コントロール部2
0を適用することによる半導体集積回路全体の回路面積
の増加を最小限度に抑えられることを示している。
【0091】
【発明の効果】本発明請求項1によると、反転判断部及
び第1の反転部により現入力の各ビットを反転させて、
消費電力被削減部の消費電力を削減することで、半導体
集積回路の消費電力が削減することが図れるという効果
を奏す。
び第1の反転部により現入力の各ビットを反転させて、
消費電力被削減部の消費電力を削減することで、半導体
集積回路の消費電力が削減することが図れるという効果
を奏す。
【0092】本発明請求項2によると、カウント部及び
比較部により、現入力の各ビットを反転すれば、消費電
力費削減部の消費電力が削減できる場合を第1の反転部
に指示することができるという効果を奏す。
比較部により、現入力の各ビットを反転すれば、消費電
力費削減部の消費電力が削減できる場合を第1の反転部
に指示することができるという効果を奏す。
【0093】本発明請求項3によると、組み合わせ記憶
部により、現入力の各ビットを反転すれば、消費電力費
削減部の消費電力が削減できる場合を第1の反転部に指
示することができるという効果を奏す。
部により、現入力の各ビットを反転すれば、消費電力費
削減部の消費電力が削減できる場合を第1の反転部に指
示することができるという効果を奏す。
【0094】本発明請求項4によると、内部のすべての
ノードを一定のレベルすることができる消費電力被削減
部を用いる場合であって、反転判断部及び第1の反転部
により現入力の各ビットを反転させることで、消費電力
被削減部の消費電力が削減できることが図れるという効
果を奏す。
ノードを一定のレベルすることができる消費電力被削減
部を用いる場合であって、反転判断部及び第1の反転部
により現入力の各ビットを反転させることで、消費電力
被削減部の消費電力が削減できることが図れるという効
果を奏す。
【0095】本発明請求項5によると、現入力のみに基
づいて、現入力の各ビットを反転すれば、消費電力費削
減部の消費電力が削減できる場合を第1の反転部に指示
することができるという効果を奏す。
づいて、現入力の各ビットを反転すれば、消費電力費削
減部の消費電力が削減できる場合を第1の反転部に指示
することができるという効果を奏す。
【0096】本発明請求項6によると、現入力のみに基
づいて、組み合わせ記憶部により、現入力の各ビットを
反転すれば、消費電力費削減部の消費電力が削減できる
場合を第1の反転部に指示することができるという効果
を奏す。
づいて、組み合わせ記憶部により、現入力の各ビットを
反転すれば、消費電力費削減部の消費電力が削減できる
場合を第1の反転部に指示することができるという効果
を奏す。
【0097】本発明請求項7によると、直列に接続され
た消費電力被削減部のそれぞれの消費電力を削減できる
という効果を奏す。
た消費電力被削減部のそれぞれの消費電力を削減できる
という効果を奏す。
【0098】本発明請求項8によると、反転した現入力
を入力した場合の処理結果と、同じ現入力をそのまま入
力した場合の処理結果とが反転した関係になる消費電力
被削減部に適用することができるという効果を奏す。
を入力した場合の処理結果と、同じ現入力をそのまま入
力した場合の処理結果とが反転した関係になる消費電力
被削減部に適用することができるという効果を奏す。
【0099】本発明請求項9によると、加算器に適用し
て消費電力を削減することができるという効果を奏す。
て消費電力を削減することができるという効果を奏す。
【0100】本発明請求項10によると、反転した現入
力を反転用回路を用いて処理することで、消費電力を削
減することができるという効果を奏す。
力を反転用回路を用いて処理することで、消費電力を削
減することができるという効果を奏す。
【0101】本発明請求項11によると、乗算器に適用
して消費電力を削減することができるという効果を奏
す。
して消費電力を削減することができるという効果を奏
す。
【0102】本発明請求項12によると、メモリとマイ
クロプロセッサ間のバスに適用して消費電力を削減する
ことができるという効果を奏す。
クロプロセッサ間のバスに適用して消費電力を削減する
ことができるという効果を奏す。
【0103】本発明請求項13によると、キャッシュメ
モリとCPU間のバスに適用して消費電力を削減するこ
とができるという効果を奏す。
モリとCPU間のバスに適用して消費電力を削減するこ
とができるという効果を奏す。
【0104】本発明請求項14によると、予め前入力記
憶部に記憶している前入力のビットの状態と、現入力の
ビットの状態とを比較することで、現入力を反転させた
場合、消費電力被削減部の消費電力が小さくなることが
判断できるため、半導体集積回路の消費電力が削減でき
るという効果を奏す。
憶部に記憶している前入力のビットの状態と、現入力の
ビットの状態とを比較することで、現入力を反転させた
場合、消費電力被削減部の消費電力が小さくなることが
判断できるため、半導体集積回路の消費電力が削減でき
るという効果を奏す。
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体集積回
路の構成の主要部を示すブロック図である。
路の構成の主要部を示すブロック図である。
【図2】 フリップフロップ11,フリップフロップ1
3の一例を示す回路構成図である。
3の一例を示す回路構成図である。
【図3】 ラッチ24の一例を示す回路構成図である。
【図4】 ラッチ25の一例を示す回路構成図である。
【図5】 レジスタ21の一例を示す回路構成図であ
る。
る。
【図6】 レジスタ21に用いられるフリップフロップ
回路の回路構成図である。
回路の回路構成図である。
【図7】 比較器22の一例を示す回路構成図である。
【図8】 ゼロカウンタ23の一例を示す回路構成図で
ある。
ある。
【図9】 フルアダーの回路構成図である。
【図10】 ロジック12の回路構成図である。
【図11】 図1に示す半導体集積回路における信号の
タイミングチャートを示す図である。
タイミングチャートを示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態2における半導体集積
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
【図13】 ルックアップテーブル26の一例を示す図
である。
である。
【図14】 図12に示す半導体集積回路における信号
のタイミングチャートを示す図である。
のタイミングチャートを示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態3における半導体集積
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
【図16】 図15に示す半導体集積回路における信号
のタイミングチャートを示す図である。
のタイミングチャートを示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態4における半導体集積
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
【図18】 ルックアップテーブル27の一例を示す図
である。
である。
【図19】 図17に示す半導体集積回路における信号
のタイミングチャートを示す図である。
のタイミングチャートを示す図である。
【図20】 本発明の実施の形態5における半導体集積
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
回路の構成の主要部を示すブロック図である。
【図21】 図20に示す排他的論理和回路4の動作説
明図である。
明図である。
【図22】 本発明の実施の形態6における加算器を含
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。
【図23】 加算器16の一般式と計算例を示す説明図
である。
である。
【図24】 本発明の実施の形態7における乗算器を含
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。
む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図であ
る。
【図25】 乗算器17の構成を示す図である。
【図26】 セレクタ17eの構成を示す図である。
【図27】 乗算器17の一般式と計算例を示す説明図
である。
である。
【図28】 本発明の実施の形態8におけるバス18を
含む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図で
ある。
含む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図で
ある。
【図29】 本発明の実施の形態9におけるバス18を
含む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図で
ある。
含む半導体集積回路の構成の主要部を示すブロック図で
ある。
【図30】 本発明の半導体集積回路の消費電力削減方
法を示すフローチャートである。
法を示すフローチャートである。
10 クロック同期システム、20 コントロール部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益子 耕一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 消費電力の削減の対象である消費電力被
削減部と、 前記消費電力被削減部に入力する複数のビットからなる
前入力を記憶する前入力記憶部と、 前記前入力記憶部に記憶されている前入力と、前記前入
力が前記消費電力被削減部に入力した後に前記消費電力
被削減部に入力する複数のビットからなる現入力とを受
けて、前記現入力,前記前入力の各ビットの状態に基づ
いて、前記消費電力被削減部の消費電力を少なくするた
めに前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断す
る反転判断部と、 前記現入力と前記反転判断部の判断結果とを受けて、前
記判断結果に基づいて、前記現入力を反転させて、また
はそのままの状態で前記消費電力被削減部に出力する反
転部と、を備えた半導体集積回路。 - 【請求項2】 前記反転判断部は、 前記現入力,前入力の互いに対応する各ビットの状態を
比較して比較結果を出力するする比較部と、 前記比較結果を受けて、前記現入力,前入力の互いに対
応する各ビットのうち、同じレベルのビットの数が予め
設定されている数より大きいか小さいかで、前記現入力
の各ビットを反転させるか否かを判断するカウント部
と、を備えた請求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記反転判断部は、 前記現入力を反転させる場合の前記前入力のビットの状
態に対する前記現入力のビットの状態の第1の組み合わ
せと、前記現入力を反転させない場合の前記前入力のビ
ットの状態に対する前記現入力のビットの状態の第2の
組み合わせとを予め記憶しておく組み合わせ記憶部を含
み、前記現入力のビットの状態と前記前入力のビットの
状態とが前記第1の組み合わせあるいは前記第2の組み
合わせに当てはまるか否かで前記現入力の各ビットを反
転させるか否かを判断する請求項1記載の半導体集積回
路。 - 【請求項4】 消費電力の削減の対象となり、内部のす
べてのノードを一定のレベルすることができる消費電力
被削減部と、 前記消費電力被削減部の内部の全てのノードを前記一定
のレベルにした後に前記消費電力被削減部に入力する複
数のビットからなる現入力を受けて、前記現入力の各ビ
ットの状態に基づいて、前記消費電力被削減部の消費電
力を少なくするために前記現入力の各ビットを反転させ
るか否かを判断する反転判断部と、 前記現入力と前記反転判断部の判断結果とを受けて、前
記判断結果に基づいて、前記現入力を反転させて、また
はそのままの状態で前記消費電力被削減部に出力する反
転部と、を備えた半導体集積回路。 - 【請求項5】 前記反転判断部は、 前記現入力のビットのうち、同じレベルのビットを受け
て、そのビットの数が予め設定されている数より大きい
か小さいかで、前記現入力の各ビットを反転させるか否
かを判断する請求項4記載の半導体集積回路。 - 【請求項6】 前記反転判断部は、 前記現入力を反転させる場合の前記現入力のビットの状
態の第1の組み合わせと、前記現入力を反転させない場
合の前記現入力のビットの状態の第2の組み合わせとを
予め記憶しておく組み合わせ記憶部を含み、前記現入力
のビットの状態が前記第1の組み合わせあるいは前記第
2の組み合わせに当てはまるか否かで前記現入力の各ビ
ットを反転させるか否かを判断する請求項4記載の半導
体集積回路。 - 【請求項7】 消費電力の削減の対象となる第1の消費
電力被削減部と、 前記第1の消費電力被削減部に入力する複数のビットか
らなる前入力を記憶する前入力記憶部と、 前記前入力記憶部に記憶されている前入力と、前記前入
力が前記第1の消費電力被削減部に入力した後に前記第
1の消費電力被削減部に入力する複数のビットからなる
第1の第1の現入力とを受けて、前記第1の第1の現入
力,前記前入力の各ビットの状態に基づいて、前記第1
の消費電力被削減部の消費電力を少なくするために前記
第1の第1の現入力の各ビットを反転させるか否かを判
断する第1の反転判断部と、 前記第1の第1の現入力と前記第1の反転判断部の判断
結果とを受けて、前記判断結果に基づいて、前記第1の
第1の現入力を反転させて、またはそのままの状態で前
記第1の消費電力被削減部に出力する第1の反転部と、
からなる第1の構成と、 消費電力の削減の対象となり、内部のすべてのノードを
一定のレベルとすることができる第2の消費電力被削減
部と、 前記第2の消費電力被削減部の内部の全てのノードを前
記一定のレベルにした後に前記第2の消費電力被削減部
に入力する複数のビットからなる第2の現入力を受け
て、前記第2の現入力の各ビットの状態に基づいて、前
記第2の消費電力被削減部の消費電力を少なくするため
に前記第2の現入力の各ビットを反転させるか否かを判
断する第2の反転判断部と、 前記第2の現入力と前記第2の反転判断部の判断結果と
を受けて、前記判断結果に基づいて、前記第2の現入力
を反転させて、またはそのままの状態で前記第2の消費
電力被削減部に出力する第2の反転部と、からなる第2
の構成と、の少なくとも一方を直列に接続し、 前段の前記第1あるいは第2の構成の前記第2の消費電
力被削減部の出力が前記第1あるいは第2の現入力とし
て後段の前記第1あるいは第2の反転判断部及び前記第
1あるいは第2の反転部に入力された半導体集積回路。 - 【請求項8】 前記消費電力被削減部の出力と前記反転
判断部の判断結果とを受けて、前記判断結果に基づい
て、前記消費電力被削減部の出力を反転させて、または
そのままの状態で前記消費電力被削減部から出力する別
の反転部をさらに備えた請求項1,4又は7記載の半導
体集積回路。 - 【請求項9】 前記消費電力被削減部は加算器である請
求項8記載の半導体集積回路。 - 【請求項10】 前記消費電力被削減部は、 前記判断結果をさらに受け、前記反転部が前記現入力を
反転した場合のみに用いられる反転用回路を含み、前記
判断結果に基づいて、前記反転用回路を用いて前記現入
力を処理する場合と前記反転用回路を用いないで前記現
入力を処理する場合とを選択する請求項1,4又は7記
載の半導体集積回路。 - 【請求項11】 前記消費電力被削減部は、乗算器であ
る請求項10記載の半導体集積回路。 - 【請求項12】 前記現入力を出力するメモリと前記別
の反転部の出力を受けるマイクロプロセッサとをさらに
備え、前記消費電力被削減部は前記メモリと前記マイク
ロプロセッサ間のバスである請求項8記載の半導体集積
回路。 - 【請求項13】 前記現入力を出力するキャッシュメモ
リと前記別の反転部の出力を受けるCPUとをさらに備
え、前記消費電力被削減部は前記キャッシュメモリと前
記CPU間のバスである請求項8記載の半導体集積回
路。 - 【請求項14】 消費電力の削減の対象である消費電力
被削減部に入力する複数のビットからなる前入力を前入
力記憶部に記憶しておく第1のステップと、 前記前入力記憶部に記憶されている前入力と、前記前入
力が前記消費電力被削減部に入力した後に前記消費電力
被削減部に入力する複数のビットからなる現入力とを受
けて、前記現入力,前記前入力の各ビットの状態に基づ
いて、前記消費電力被削減部の消費電力を少なくするた
めに前記現入力の各ビットを反転させるか否かを判断す
る第2のステップと、 前記第2のステップにおける判断の結果に基づき、前記
消費電力被削減部の消費電力が小さくなる場合は、前記
現入力の各ビットを反転し、そうでない場合は反転せず
に前記消費電力被削減部に入力する第3のステップと、 前記現入力を前記前入力として前記第1から第3のステ
ップを繰り返す第4のステップと、を備えた半導体集積
回路の消費電力削減方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8117536A JPH09305374A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 半導体集積回路及びその消費電力削減方法 |
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Publications (1)
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---|---|
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8117536A Pending JPH09305374A (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 半導体集積回路及びその消費電力削減方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
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JP (1) | JPH09305374A (ja) |
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CN (1) | CN1114951C (ja) |
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GB2332792B (en) * | 1997-12-22 | 2000-06-21 | Lsi Logic Corp | Controllable latch/register circuit |
JP2002366419A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | データ処理装置およびデータ処理方法 |
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-
1997
- 1997-01-06 CN CN97102016A patent/CN1114951C/zh not_active Expired - Fee Related
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