JPH05206791A - D型フリップフロップ - Google Patents

D型フリップフロップ

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Publication number
JPH05206791A
JPH05206791A JP4013587A JP1358792A JPH05206791A JP H05206791 A JPH05206791 A JP H05206791A JP 4013587 A JP4013587 A JP 4013587A JP 1358792 A JP1358792 A JP 1358792A JP H05206791 A JPH05206791 A JP H05206791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
latch
input
flop
type flip
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4013587A
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English (en)
Inventor
誠 ▲高▼橋
Makoto Takahashi
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4013587A priority Critical patent/JPH05206791A/ja
Publication of JPH05206791A publication Critical patent/JPH05206791A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】D型フリップフロップにおいて、入力ラッチン
グ信号が動作する際の不必要な電力を低減すること。 【構成】マスタ・ラッチ31と、スレーブラッチ30
と、D型ラッチ32において、データ入力信号dと出力
信号QのEXORをとる。それらの値が異なった時、D
型ラッチ32は入力ラッチング信号Cが、CK,CK
(反転値)にダイレクトに伝搬され、D型フリップフロ
ップとして動作する。次に、データ入力信号dと出力信
号Qが同値になったと時、D型ラッチは、ラッチ状態と
なり、動消費電力が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はD型フリップフロップに
関し、特にCMOS型のフリップフロップ論理集積回路
からなるフリップフロップに関する。
【0002】
【従来の技術】D型フリップフロップは、各種の論理処
理をしたデータ入力信号をサンプリングするために使わ
れ、現在一般に使われるCMOS型論理集積回路の中に
設けられていることが多い。
【0003】図3の従来のD型フリップフロップには、
NANDゲート7と、インバータ10と、トランスファ
ーゲート1,2とで構成しているマスタ・ラッチ31
と、NANDゲート8と、インバータ11と、トランス
ファーゲート3,4とで構成しているスレーブラッチ3
0とそれらにラッチング信号を順次与えるインバータ1
4,15とから構成されている。
【0004】入力信号dにデータ入力信号を、入力信号
Cにサンプリング信号として入力ラッチング信号を与
え、また“ロウ”を与えることによりどんな状態であっ
ても回路を安定させ、出力信号Qを“ロウ”(low)
に固定することのできるリセット信号を、“ハイ”(H
igh)として入力信号Rに与える。
【0005】図4に示す通り、入力Cが“ロウ”である
時のマスタ・ラッチ31は、クロック信号CKに“ハ
イ”の信号が与えられるため、トランスファーゲート1
は入力信号を通す。このため、サンプリング状態とな
り、入力信号dのデータ入力信号をサンプリングする。
この時、スレーブラッチ30は、クロック信号CKに
“ロウ”の信号が与えられるため、トランスファーゲー
ト3は入力信号を止めてしまう。このためラッチング状
態となる。
【0006】次に、入力信号Cが“ハイ”に変化する
と、クロック信号CKは“ロウ”になるので、マスタ・
ラッチ31はラッチング状態、スレーブラッチ30はク
ロック信号CKが“ハイ”になるため、前記マスタ・ラ
ッチ31がサンプリングした信号をサンプリングし、出
力Qは変化する。この時の出力Qの信号は、マスタ・ラ
ッチ31により反転した信号をスレーブラッチ30で再
度反転させるため、入力信号dと同一レベルとなり、結
果としてデータ入力信号をサンプリングした信号が出力
されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のD型フリッ
プフロップは、図3に示す通り、入力ラッチングの信号
Cをインバータ14を介して、さらにインバータ15を
介しているため、データ入力信号dが変化しなくても、
インバータ14,15の入力は変化している。入力ラッ
チングの信号Cが“ロウ”では、インバータ14のPチ
ャネルトランジスタがオン,Nチャネルトランジスタが
オフするが、入力ラッチングの信号CがNチャネルトラ
ンジスタのスレッショルド電圧を越えると、Nチャネル
トランジスタがオンしはじめ、電流が流れ始める。
【0008】さらに、入力ラッチングの信号Cが上昇
し、VDD/2付近(論理スレッショルド電圧)では、
インバータ14のNチャネルトランジスタとPチャネル
トランジスタとがオンした状態となり、電源電流は最大
になり、これ以上の電圧の入力ラッチングの信号Cにな
ると、Pチャネルトランジスタがオフしはじめ、電流は
減少する。
【0009】したがって、単位時間内のスイッチング回
数の多い程消費電力は増す。すなわち、D型フリップフ
ロップのデータ入力の信号dが変化しなくとも、入力ラ
ッチング信号が“ロウ”→“ハイ”→“ロウ”と繰り返
すことにより、消費電力は増大するという問題点があっ
た。
【0010】本発明の目的は、前記問題点を解決し、ラ
ッチング信号による消費電力の増大を防止したD型フリ
ップフロップを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のD型フリップフ
ロップの構成は、データ入力信号が変化したことを検出
するEXORゲートと、前記EXORゲートの出力信号
に同期してデータ入力信号をサンプリングするマスタ・
ラッチと、前記マスタ・ラッチの出力を前記出力信号に
同期してサンプリングし出力するスレーブラッチとを備
え、前記EXORゲートは、前記データ入力信号と前記
スレーブラッチの出力信号とを入力とし、前記EXOR
ゲートの出力信号をラッチするD型ラッチと、前記D型
ラッチ,前記マスタ・ラッチ,前記スレーブラッチをリ
セットするリセット信号入力端子と、前記D型ラッチの
データ入力信号となる入力ラッチング信号入力端子を設
けたことを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例のD型フリップフロ
ップを示すブロック図、図2は図1の動作を説明するた
めのタイミング図である。
【0013】図1において、本実施例のD型フリップフ
ロップは、マスタ・ラッチ31と、スレーブラッチ30
と、排他的(EX)ORゲート16と、NANDゲート
9と、インバータ12,13とトランスファゲート5,
6とを含み、構成されている。
【0014】ここで、マスタ・ラッチ31,スレーブラ
ッチ30は、図3と同様であってよい。D型ラッチ32
は、入力ラッチングの信号C,リセットの入力信号R,
クロック信号CK′,CK′(反転値)を入力とし、ク
ロック信号CK,CK(反転値)を出力するもので、N
ANDゲート9,インバータ13,トランスファゲート
5,6からなる。
【0015】また、マスタ・ラッチ31は、NANDゲ
ート7と、トランスファゲート1,2と、インバータ1
0とを有する。入力信号Rにリセット信号,出力信号Q
に正相出力信号,出力信号Q′に逆相出力信号、入力信
号dにデータ入力信号,入力信号Cに入力ラッチング信
号が各々印加される。
【0016】データ入力の信号dと出力信号Qとを入力
しているEXORゲート16では、データ入力変化を検
出し、その出力とその反転信号であるインバータ12の
出力を,トランスファゲート5,6の入力にそれぞれ印
加する。
【0017】トランスファゲート5の出力をNANDゲ
ート9の入力に、NANDゲート9の出力をインバータ
13の入力に、インバータ13の出力をトランスファゲ
ート6の入力に、トランスファゲート16の出力をトラ
ンスファゲート5の出力に各々接続する。
【0018】次に、入力信号dが“ハイ”に変化する
と、図2に示すように、出力信号Qは“ロウ”であるた
め、EXORゲート16は“ハイ”となり、D型ラッチ
32は入力ラッチングの信号Cがクロック信号CK(反
転値)に直接出力される。入力ラッチングの信号Cが
“ロウ”になると、マスタ・ラッチ31はサンプリング
状態となり、次に入力ラッチング信号が“ハイ”になる
と、マスタ・ラッチ31はラッチング状態となり、スレ
ーブラッチ30はサンプリング状態となり、データ入力
の信号Cと同値を出力信号Qへ伝搬させる。そこで、デ
ータ入力の信号Cと出力信号Qとが同値となる事によ
り、EXORゲート16は“ロウ”となり、ラッチ32
はラッチ状態となり、入力ラッチの信号Cがいかなる値
をとろうとも、トランスファゲート5で信号をしゃ断す
る。
【0019】従って、本D型フリップフロップにおい
て、入力ラッチングの信号Cが変化しても、その部分で
の余分な消費電力は発生しない。
【0020】ここで、EXORゲート16の出力信号e
を、クロック信号CK′(反転値)としている。
【0021】尚、本実施例は、リセット付D型フリップ
フロップで説明したが、プリセット及びリセット付D型
フリップフロップや、プリセット付D型フリップフロッ
プ,D型フリップフロップでも、同様の効果があること
はいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、データ
入力信号と出力信号が同値になると、入力ラッチング信
号が内部の論理回路に伝搬されないため、不必要な電力
が消費しないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のD型フリップフロップを示
すブロック図である。
【図2】図1における動作を示すタイミング図である。
【図3】従来のD型フリップフロップを示すブロック図
である。
【図4】図3における動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6 トランスファゲート 7,8,9 NANDゲート 10,11,12,13,14,15 インバータ 16 EXORゲート 30 スレーブラッチ 31 マスタ・ラッチ 32 D型ラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力信号が変化したことを検出す
    るEXORゲートと、前記EXORゲートの出力信号に
    同期してデータ入力信号をサンプリングするマスタ・ラ
    ッチと、前記マスタ・ラッチの出力を前記出力信号に同
    期してサンプリングし出力するスレーブラッチとを備
    え、前記EXORゲートは、前記データ入力信号と前記
    スレーブラッチの出力信号とを入力とし、前記EXOR
    ゲートの出力信号をラッチするD型ラッチと、前記D型
    ラッチ,前記マスタ・ラッチ,前記スレーブラッチをリ
    セットするリセット信号入力端子と、前記D型ラッチの
    データ入力信号となる入力ラッチング信号入力端子を設
    けたことを特徴とするD型フリップフロップ。
  2. 【請求項2】 マスタ・ラッチ,スレーブラッチ,D型
    ラッチがいずれも、1個のNANDゲートと、1個のイ
    ンバータと、2個のトランスファゲートとからなる請求
    項1記載のD型フリップフロップ。
JP4013587A 1992-01-29 1992-01-29 D型フリップフロップ Withdrawn JPH05206791A (ja)

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JP4013587A JPH05206791A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 D型フリップフロップ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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