JP3396720B2 - 部分積生成回路 - Google Patents

部分積生成回路

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JP3396720B2
JP3396720B2 JP30450197A JP30450197A JP3396720B2 JP 3396720 B2 JP3396720 B2 JP 3396720B2 JP 30450197 A JP30450197 A JP 30450197A JP 30450197 A JP30450197 A JP 30450197A JP 3396720 B2 JP3396720 B2 JP 3396720B2
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    • G06F7/5338Reduction of the number of iteration steps or stages, e.g. using the Booth algorithm, log-sum, odd-even by using multiple bit scanning, i.e. by decoding groups of successive multiplier bits in order to select an appropriate precalculated multiple of the multiplicand as a partial product overlapped, i.e. with successive bitgroups sharing one or more bits being recoded into signed digit representation, e.g. using the Modified Booth Algorithm each bitgroup having two new bits, e.g. 2nd order MBA

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次のブースエン
コーダからの信号を受けて被乗数を選択して部分積を出
力する部分積生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】2次のブースエンコーダとしては、特開
平7−160476号公報において従来例として挙げら
れている回路がある。この回路は、乗数Yの所定の3つ
の桁のビットを入力し、被乗数Xに対して1倍すること
を示す信号1Xと、被乗数Xに対して2倍することを示
す信号2Xと、正であるか負であるかを示す信号COM
P(NEG)とを出力する。また、このブースエンコー
ダの出力を用いて部分積を出力する部分積生成回路とし
ては、同じく上記公報の従来例として挙げられている回
路がある。この部分積生成回路は、3つのNAND回路
とXORとで構成されており、1X,2X,COMP
(NEG)を入力するとともに、被乗数Xの任意の1ビ
ットxi と、当該xi の一桁下位の1ビットxi-1 とを
入力し、部分積PPを出力する。
【0003】しかしながら、上記の部分積生成回路は、
被乗数の部分積出力までのゲート通過段数は、2段のN
AND回路と1段のXORを合計した3段となるため、
部分積出力の高速化が図れない。また、消費電力が大き
いという欠点もある。
【0004】この点に鑑み、上記の特開平7−1604
76号公報にはマルチプレクサを用いた部分積生成回路
が開示されている。具体的には、マルチプレクサを3段
配した第1の構成と、マルチプレクサを2段配した第2
の構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
マルチプレクサを3段配した構成では、被乗数の部分積
出力までのゲート通過段数はマルチプレクサ3段となる
ため、部分積出力の高速化が図れない。また、マルチプ
レクサを2段配した構成は、部分積出力の高速化が図れ
るものの、マルチプレクサを構成するパストランジスタ
個数が多いため、回路規模が大きいという欠点がある。
【0006】また、特開平6−19685号公報にも部
分積生成回路が開示されているが、ここに開示された部
分積生成回路も、前記のNAND回路とXORとから成
る構成と同様であり、部分積出力の高速化が図れず、ま
た、消費電力も大きい。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑み、回路規模
が小さく、高速動作が可能で、消費電力も低減できる部
分積生成回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の部分積生成回
路は、上記の課題を解決するために、被乗数Xに対して
1倍することを示す信号1Xと、その反転信号1X_B
と、被乗数Xに対して2倍することを示す信号2Xと、
その反転信号2X_Bと、正であるか負であるかを示す
信号COMPと、その反転信号COMP_Bと、をブー
スエンコーダから入力するとともに、被乗数Xの任意の
1ビットxi と、その反転信号xi _Bと、前記xi
一桁下位の1ビットxi-1 と、その反転信号xi-1 _B
と、を入力し、部分積を出力する部分積生成回路であっ
て、前記xi を入力する第1のパストランジスタ、x
i-1 を入力する第2のパストランジスタ、xi _Bを入
力する第3のパストランジスタ、及びxi-1 _Bを入力
する第4のパストランジスタを備え、1Xが肯定を示す
値のときxi ,xi _Bを通過させるが、1Xが否定を
示す値のときxi ,xi _Bを通過させず、2Xが肯定
を示す値のときxi-1,xi-1 _Bを通過させるが、2
Xが否定を示す値のときxi-1 ,xi-1 _Bを通過させ
ないように構成されたパストランジスタ群と、第1のパ
ストランジスタの出力点と第2のパストランジスタの出
力点とを接続して第1のノードとし、この第1のノード
と第1の電位との間に二つのスイッチトランジスタを直
列接続し、一方のスイッチトランジスタのゲートには1
X_Bが入力され、他方のスイッチトランジスタのゲー
トには2X_Bが入力されるように構成され、第3のパ
ストランジスタの出力点と第4のパストランジスタの出
力点とを接続して第2のノードとし、この第2のノード
と第2の電位との間に二つのスイッチトランジスタを直
列接続し、一方のスイッチトランジスタのゲートには1
Xが入力され、他方のスイッチトランジスタのゲートに
は2Xが入力されるように構成され、前記1X及び2X
が否定を示す値のとき、第1のノードには第1の電位
が、第2のノードには第2の電位が生じるように構成さ
れたスイッチトランジスタ構成部と、前記第1のノード
に接続された第5のパストランジスタと、第2のノード
に接続された第6のパストランジスタとから成り、その
出力端を互いに接続してこれを出力部とし、COMPが
否定を示す値のとき、第1のノードの値を通過させ、前
記COMPが肯定を示す値のとき、第2のノードの値を
通過させる正負対応パストランジスタ群と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】上記の構成であれば、被乗数の部分積出力
までのゲート段数は、前記のパストランジスタ群と正負
対応パストランジスタ群の2段となり、しかも、パスト
ランジスタは高速であるから、部分積出力を高速で行う
ことが可能となる。また、前記のスイッチトランジスタ
構成部により、前記1X及び2Xがともに否定を示す値
のとき、第1のノードには第1の電位(例えば、GND
の電位)が、第2のノードには第2の電位(例えば、電
源電位)が生じるので、論理矛盾のない出力が得られる
ことになる。更に、パストランジスタは6個で済むた
め、従来の特開平7−160476号公報に開示された
構成に比べ、回路規模を小さくできる。また、特開平6
−19685号公報に開示されているNAND回路やX
OR回路から成る部分積生成回路に比べ、消費電力を小
さくできる。
【0010】更に、前記第2のノードに接続された第7
のパストランジスタと、第1のノードに接続された第8
のパストランジスタとから成り、その出力端を互いに接
続してこれを出力部とし、前記COMPが否定を示す値
のとき、第2のノードの値を通過させ、前記COMPが
肯定を示す値のとき、第1のノードの値を通過させる反
転出力用の正負対応パストランジスタ群を備えてもよ
い。ここで、部分積の反転出力を前記の正負対応パスト
ランジスタ群の出力を基礎に生成したのでは、余計なゲ
ートを介在させることになり、高速化が阻害される。上
記の反転出力用の正負対応パストランジスタ群を設けた
ことにより、余計なゲートを介在させることを不要に
し、反転出力生成の高速化を図ることができる。
【0011】前記正負対応パストランジスタ群の出力部
に第1のインバータを接続し、前記反転出力用の正負対
応パストランジスタ群の出力部に第2のインバータを接
続してもよい。ここで、部分積生成回路の負荷が大きく
なった場合、第6乃至第8のパストランジスタ出力をそ
のまま用いたのでは極端に速度低下を招くおそれがある
が、上述のごとく、第1のインバータ及び第2のインバ
ータを設け、部分積生成回路内でバッファするように構
成したことでこの速度低下の問題を解消することができ
る。そして、正負対応パストランジスタ群の出力部と、
反転出力用の正負対応パストランジスタ群の出力部とに
おいて、それぞれ反転させるようにしたから、部分積の
正転信号と反転信号とが同時に必要とされる場合に対応
でき、且つ速度低下が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。
【0013】図1は、この実施の形態の部分積生成回路
50を示した回路図であり、図2はブースエンコーダ6
0を示した回路図である。この実施の形態で用いたブー
スエンコーダ60は、ブースのアルゴリズムを用いて通
常の信号(後述する1X,2X,COMP)を出力する
とともに、これらの反転値(1X_B,2X_B,CO
MP_B)を出力するものであればよく、図2の構成に
限られず、種々の構成を採用できる。なお、ブースエン
コーダ60について簡単に補足説明をする。ブースエン
コーダ60は、乗数Yの3桁の数字y0 ,y1 ,y2
使用して被乗数Xを1倍するのかを示す信号(1X)、
2倍するのかを示す信号(2X)、及び正であるか負で
あるかを示す信号(COMP)を出力するものであり、
その論理は、以下の第1式によって表される。
【0014】
【数1】 (y0 +y1 −2y2 )×x×21 …第1式
【0015】因みに、図2の回路では、y0 ,y1 ,y
2 及びその反転値y0 _B,y1 _B,y2 _Bを入力
し、パストランジスタ群31及びインバータ32,33
によって1X_Bを生成し、パストランジスタ群31及
びインバータ34,35によって1Xを生成し、パスト
ランジスタ群31とNOR36とインバータ37とによ
って2X_Bを生成し、パストランジスタ群31とNA
ND38とインバータ39とによって2Xを生成し、イ
ンバータ40,41によってCOMPを生成し、インバ
ータ42,43によってCOMP_Bを生成している。
【0016】また、y0 ,y1 ,y2 と1X,2X,C
OMPの関係は、下記の真理値表で示される。
【0017】
【表1】
【0018】次に、図1の部分積生成回路50について
説明する。この部分積生成回路50には、前述のブース
エンコーダ60からの信号(1X,2X,COMP,1
X_B,2X_B,COMP_B)と、所定の桁の被乗
数x0 ,x1 (xi ,xi-1)と、その反転値x0 _
B,x1 _B(xi _B,xi-1 _B)とが入力される
ようになっている。
【0019】上記の被乗数x1 は、パストランジスタ
1の入力端子に入力される。パストランジスタ1の肯定
側制御端子には1Xが、否定側制御端子には1X_Bが
それぞれ入力されるように信号ラインが接続されてお
り、1Xが“1”で1X_Bが“0”のときパストラン
ジスタ1は被乗数x1 を通過させる。 上記の被乗数x0 は、パストランジスタ2の入力端子
に入力される。パストランジスタ2の肯定側制御端子に
は2Xが、否定側制御端子には2X_Bがそれぞれ入力
されるように信号ラインが接続されており、2Xが
“1”でX_Bが“0”のときパストランジスタ2は被
乗数x0 を通過させる。 上記の反転値x1 _Bは、パストランジスタ4の入力
端子に入力される。パストランジスタ4の肯定側制御端
子には1Xが、否定側制御端子には1X_Bがそれぞれ
入力されるように信号ラインが接続されており、1Xが
“1”でX_Bが“0”のときパストランジスタ4は反
転値x1 _Bを通過させる。 上記の反転値x0 _Bは、パストランジスタ5の入力
端子に入力される。パストランジスタ5の肯定側制御端
子には2Xが、否定側制御端子には2X_Bがそれぞれ
入力されるように信号ラインが接続されており、2Xが
“1”でX_Bが“0”のときパストランジスタ5は反
転値x0 _Bを通過させる。
【0020】パストランジスタ1の出力端とパストラン
ジスタ2の出力端は互いに接続されている。この接続点
(以下、この接続点を第1のノード3と表す)には、直
列接続されたNチャネルMOSトランジスタ11,10
における上記トランジスタ11の一端側が接続されてい
る。そして、NチャネルMOSトランジスタ10の一端
側は、GNDに接続されている。上記のNチャネルMO
Sトランジスタ11のゲートには2X_Bが入力され、
NチャネルMOSトランジスタ10のゲートには1X_
Bが入力されるようになっている。
【0021】パストランジスタ4の出力端とパストラン
ジスタ5の出力端は互いに接続されている。この接続点
(以下、この接続点を第2のノード6と表す)には、直
列接続されたPチャネルMOSトランジスタ12,13
における上記トランジスタ12の一端側が接続されてい
る。そして、PチャネルMOSトランジスタ13の一端
側は、VCCに接続されている。上記のPチャネルMO
Sトランジスタ13のゲートには2Xが入力され、Pチ
ャネルMOSトランジスタ12のゲートには1Xが入力
されるようになっている。
【0022】上記の第1のノード3は、パストランジス
タ対7における第1パストランジスタ7aの入力端と、
パストランジスタ対8における第2パストランジスタ8
bの入力端に各々接続されている。また、上記の第2の
ノード6は、パストランジスタ対7における第2パスト
ランジスタ7bの入力端と、パストランジスタ対8にお
ける第1パストランジスタ8aの入力端に各々接続され
ている。
【0023】上記パストランジスタ対7における第1
パストランジスタ7aの肯定側制御端子にはCOMP_
Bが、否定側制御端子にはCOMPがそれぞれ入力され
るように信号ラインが接続されており、COMP_Bが
“1”でCOMPが“0”のときパストランジスタ7a
は第1のノード3の値を通過させる。 上記パストランジスタ対7における第2パストランジ
スタ7bの肯定側制御端子にはCOMPが、否定側制御
端子にはCOMP_Bがそれぞれ入力されるように信号
ラインが接続されており、COMPが“1”でCOMP
_Bが“0”のときパストランジスタ7bは第2のノー
ド6の値を通過させる。 上記パストランジスタ対8における第1パストランジ
スタ8aの肯定側制御端子にはCOMP_Bが、否定側
制御端子にはCOMPがそれぞれ入力されるように信号
ラインが接続されており、COMP_Bが“1”でCO
MPが“0”のときパストランジスタ8aは第2のノー
ド6の値を通過させる。 上記パストランジスタ対8における第2パストランジ
スタ8bの肯定側制御端子にはCOMPが、否定側制御
端子にはCOMP_Bがそれぞれ入力されるように信号
ラインが接続されており、COMPが“1”でCOMP
_Bが“0”のときパストランジスタ8bは第1のノー
ド3の値を通過させる。
【0024】第1パストランジスタ7aの出力端と第2
パストランジスタ7bの出力端は互いに接続されてい
る。この接続点(これを第1基本出力部20とする)を
部分積の出力部(PP)としてもよいが、この図1の回
路では、インバータ22を接続し、その出力部をPP_
B出力部としている。また、第1パストランジスタ8a
の出力端と第2パストランジスタ8bの出力端は互いに
接続されている。この接続点(これを第2基本出力部2
1とする)を部分積の出力部(PP_B)としてもよい
が、この図1の回路では、インバータ23を接続し、そ
の出力部をPP出力部としている。
【0025】次に、上記構成の部分積生成回路50の動
作について説明する。
【0026】{1X,2X,COMP}={0,0,
0}の場合 このとき、部分積生成回路50に入力される各信号にお
いては、{1X,1X_B}={0,1}、{2X,2
X_B}={0,1}、{COMP,COMP_B}=
{0,1}となる。
【0027】パストランジスタ1,2,4,5は全て非
パス状態となる。NチャネルMOSトランジスタ10,
11はONであるため、第1のノード3はLowにな
り、その値は“0”となる。また、PチャネルMOSト
ランジスタ12,13はONであるため、第2のノード
6はHighになり、その値は“1”となる。パストラ
ンジスタ8aはパス状態であり、パストランジスタ8b
は非パス状態であるため、第2のノード6の“1”がイ
ンバータ23に印加される。従って、部分積結果である
PPは、“0”となる。一方、パストランジスタ7aは
パス状態であり、パストランジスタ7bは非パス状態で
あるため、第1のノード3の“0”がインバータ22に
印加される。従って、部分積結果の反転値であるPP_
Bは、“1”となる。
【0028】{1X,2X,COMP}={1,0,
0}の場合 このとき、部分積生成回路50に入力される各信号にお
いては、{1X,1X_B}={1,0}、{2X,2
X_B}={0,1}、{COMP,COMP_B}=
{0,1}となる。
【0029】パストランジスタ1,4はパス状態、パス
トランジスタ2,5は非パス状態となる。NチャネルM
OSトランジスタ10はOFFするため、第1のノード
3には被乗数x1 が与えられる。また、PチャネルMO
Sトランジスタ12はOFFするため、第2のノード6
には被乗数の反転値x1 _Bが与えられる。パストラン
ジスタ8aはパス状態であり、パストランジスタ8bは
非パス状態であるため、第2のノード6のx1 _Bがイ
ンバータ23に印加される。従って、部分積結果である
PPは、x1 となる。一方、パストランジスタ7aはパ
ス状態であり、パストランジスタ7bは非パス状態であ
るため、第1のノード3のx1 がインバータ22に印加
される。従って、部分積結果の反転値であるPP_B
は、x1 _Bとなる。
【0030】{1X,2X,COMP}={0,1,
0}の場合 このとき、部分積生成回路50に入力される各信号にお
いては、{1X,1X_B}={0,1}、{2X,2
X_B}={1,0}、{COMP,COMP_B}=
{0,1}となる。
【0031】パストランジスタ1,4は非パス状態、パ
ストランジスタ2,5はパス状態となる。Nチャネルト
MOSランジスタ11はOFFするため、第1のノード
3には被乗数x0 が与えられる。また、PチャネルMO
Sトランジスタ13はOFFするため、第2のノード6
には被乗数の反転値x0 _Bが与えられる。パストラン
ジスタ8aはパス状態であり、パストランジスタ8bは
非パス状態であるため、第2のノード6のx0 _Bがイ
ンバータ23に印加される。従って、部分積結果である
PPは、x0 となる。一方、パストランジスタ7aはパ
ス状態であり、パストランジスタ7bは非パス状態であ
るため、第1のノード3のx0 がインバータ22に印加
される。従って、部分積結果の反転値であるPP_B
は、x0 _Bとなる。
【0032】{1X,2X,COMP}={0,1,
1}の場合 このとき、部分積生成回路50に入力される各信号にお
いては、{1X,1X_B}={0,1}、{2X,2
X_B}={1,0}、{COMP,COMP_B}=
{1,0}となる。
【0033】パストランジスタ1,4は非パス状態、パ
ストランジスタ2,5はパス状態となる。NチャネルM
OSトランジスタ11はOFFするため、第1のノード
3には被乗数x0 が与えられる。また、PチャネルMO
Sトランジスタ13はOFFするため、第2のノード6
には被乗数の反転値x0 _Bが与えられる。パストラン
ジスタ8aは非パス状態であり、パストランジスタ8b
はパス状態であるため、第1のノード3のx0 がインバ
ータ23に印加される。従って、部分積結果であるPP
は、x0 _Bとなる。一方、パストランジスタ7aは非
パス状態であり、パストランジスタ7bはパス状態であ
るため、第2のノード6のx0 _Bがインバータ22に
印加される。従って、部分積結果の反転値であるPP_
Bは、x 0 となる。
【0034】{1X,2X,COMP}={1,0,
1}の場合 このとき、部分積生成回路50に入力される各信号にお
いては、{1X,1X_B}={1,0}、{2X,2
X_B}={0,1}、{COMP,COMP_B}=
{1,0}となる。従って、前記において、パストラ
ンジスタ8aを非パスに、パストランジスタ8bはパス
に、パストランジスタ7aは非パスに、パストランジス
タ7bはパスにしたことに相当し、において第1のノ
ード3の値と第2のノード6の値を入れ換えた出力が得
られる。
【0035】{1X,2X,COMP}={0,0,
1}の場合 このとき、部分積生成回路50に入力される各信号にお
いては、{1X,1X_B}={0,1}、{2X,2
X_B}={0,1}、{COMP,COMP_B}=
{1,0}となる。従って、前記において、パストラ
ンジスタ8aを非パスに、パストランジスタ8bはパス
に、パストランジスタ7aは非パスに、パストランジス
タ7bはパスにしたことに相当し、において第1のノ
ード3の値と第2のノード6の値を入れ換えた出力が得
られる。
【0036】上記の構成によれば、前述した「{1
X,2X,COMP}={0,0,0}の場合」の欄で
示したように、PPとして“0”を出力すべき場合、即
ち、被乗数を±1倍するわけでもなく、±2倍するわけ
でもない場合においては、パストランジスタ1,2,
4,5は全て非パス状態となり、NチャネルMOSトラ
ンジスタ10,11、及びPチャネルMOSトランジス
タ12,13が全てONし、第1のノード3は強制的に
Low(“0”)に、第2のノード6は強制的にHig
h(“1”)とされるため、出力部PP,PP_Bにお
いて論理矛盾のない出力が得られる。
【0037】更に、被乗数の部分積出力までのゲート段
数は2段、即ち、第1段目となるパストランジスタ
(1,2,4,5)と、第2段目となるパストランジス
タ(7a,7b,8a,8b)で構成され、その段数は
少なく、これらパストランジスタは高速であることか
ら、部分積生成を高速で行うことができる。また、特開
平6−19685号公報に開示されているNAND回路
やXOR回路から成る部分積生成回路に比べ、消費電力
を小さくできる。
【0038】なお、本来は、図1の第1基本出力部20
において部分積出力を得るようにすれば十分であり、従
って、正負対応パストランジスタ群をなすパストランジ
スタ対7があればよく、反転出力用の正負対応パストラ
ンジスタ群をなすパストランジスタ対8、及びインバー
タ22,23は必ずしも必要としない。ここで、パスト
ランジスタ対8を設けない本願発明の基礎的構成にあっ
ては、パストランジスタは6個で済むため、従来の特開
平7−160476号公報に開示された構成に比べ、回
路規模を小さくできる。
【0039】反転出力用の正負対応パストランジスタ群
をなすパストランジスタ対8を設けた場合の利点という
のは、第1基本出力部20の出力を基礎とせずに、第2
基本出力部21において部分積の反転出力が得られるこ
とである。つまり、部分積の反転出力を第1基本出力部
20の出力を基礎に生成したのでは、余計なゲートを介
在させることになり、高速化が阻害されてしまうが、図
1に示したごとく、前記の第1のノード3又は第2のノ
ード6の信号のいずれかをCOMP,COMP_Bに基
づいて切り換えて出力するようにしたことで、余計なゲ
ートを介在させることが不要にできたのである。
【0040】また、インバータ22,23を設けたの
は、以下の理由による。即ち、部分積生成回路50の出
力側には、半加算器や全加算器が接続されるので、いく
らかのドライブ能力が必要になる。そこで、上記インバ
ータ22,23にバッファ(反転バッファ)としての役
割を持たせたのである。詳しく言えば、部分積生成回路
50の負荷が大きくなった場合、パストランジスタ出力
をそのまま用いたのでは極端に速度低下を招くおそれが
ある。このような問題を、部分積生成回路50内でバッ
ファするように構成したことで防止できたのである。そ
して、パストランジスタ対7の側で部分積を、パストラ
ンジスタ対8の側で部分積の反転値を、それぞれ生成し
た上で、各々を反転させるようにしたから、部分積の正
転信号と反転信号とが同時に必要とされる場合でも、速
度低下が防止されるのである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、被乗数の部分積出力までのゲート段数は、前記のパ
ストランジスタ群と正負対応パストランジスタ群の2段
となり、しかも、パストランジスタは高速であるから、
部分積出力を高速で行うことが可能となる。また、従来
のマルチプレクサによる構成に比べても、パストランジ
スタの個数を少なくでき、回路規模を小さくできる。前
記のスイッチトランジスタ構成部により、前記1X及び
2Xが否定を示す値のとき、第1のノードには第1の電
位が、第2のノードには第2の電位が生じるので、論理
矛盾のない出力が得られることになる。また、反転出力
用の正負対応パストランジスタ群を備えた構成であれ
ば、余計なゲートを介在させる必要がないので、反転出
力生成を高速化できる。また、出力部にインバータを接
続した構成であれば、負荷が大きい場合でも速度低下の
問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の部分積生成回路の回路
図である。
【図2】この発明の実施の形態で使用したブースエンコ
ーダの回路図である。
【符号の説明】
1,2,4,5,7a,7b,8a,8b パストラン
ジスタ 3 第1のノード 6 第2のノード 10,11 NチャネルトMOSランジスタ 12,13 PチャネルMOSトランジスタ 22 第1のインバータ 23 第2のインバータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乗数Xに対して1倍することを示す信
    号1Xと、その反転信号1X_Bと、被乗数Xに対して
    2倍することを示す信号2Xと、その反転信号2X_B
    と、正であるか負であるかを示す信号COMPと、その
    反転信号COMP_Bと、をブースエンコーダから入力
    するとともに、被乗数Xの任意の1ビットxi と、その
    反転信号xi _Bと、前記xi の一桁下位の1ビットx
    i-1 と、その反転信号xi-1 _Bと、を入力し、部分積
    を出力する部分積生成回路であって、 前記xi を入力する第1のパストランジスタ、xi-1
    入力する第2のパストランジスタ、xi _Bを入力する
    第3のパストランジスタ、及びxi-1 _Bを入力する第
    4のパストランジスタを備え、1Xが肯定を示す値のと
    きxi ,xi _Bを通過させるが、1Xが否定を示す値
    のときxi ,xi _Bを通過させず、2Xが肯定を示す
    値のときxi-1 ,xi-1 _Bを通過させるが、2Xが否
    定を示す値のときxi-1 ,xi-1 _Bを通過させないよ
    うに構成されたパストランジスタ群と、 第1のパストランジスタの出力点と第2のパストランジ
    スタの出力点とを接続して第1のノードとし、この第1
    のノードと第1の電位との間に二つのスイッチトランジ
    スタを直列接続し、一方のスイッチトランジスタのゲー
    トには1X_Bが入力され、他方のスイッチトランジス
    タのゲートには2X_Bが入力されるように構成され、
    第3のパストランジスタの出力点と第4のパストランジ
    スタの出力点とを接続して第2のノードとし、この第2
    のノードと第2の電位との間に二つのスイッチトランジ
    スタを直列接続し、一方のスイッチトランジスタのゲー
    トには1Xが入力され、他方のスイッチトランジスタの
    ゲートには2Xが入力されるように構成され、前記1X
    及び2Xが否定を示す値のとき、第1のノードには第1
    の電位が、第2のノードには第2の電位が各々生じるよ
    うに構成されたスイッチトランジスタ構成部と、 前記第1のノードに接続された第5のパストランジスタ
    と、第2のノードに接続された第6のパストランジスタ
    とから成り、その出力端を互いに接続してこれを出力部
    とし、COMPが否定を示す値のとき、第1のノードの
    値を通過させ、前記COMPが肯定を示す値のとき、第
    2のノードの値を通過させる正負対応パストランジスタ
    群と、 を備えたことを特徴とする部分積生成回路。
  2. 【請求項2】 請求項1の部分積生成回路において、更
    に、前記第2のノードに接続された第7のパストランジ
    スタと、第1のノードに接続された第8のパストランジ
    スタとから成り、その出力端を互いに接続してこれを出
    力部とし、前記COMPが否定を示す値のとき、第2の
    ノードの値を通過させ、前記COMPが肯定を示す値の
    とき、第1のノードの値を通過させる反転出力用の正負
    対応パストランジスタ群を備えたことを特徴とする部分
    積生成回路。
  3. 【請求項3】 請求項2の部分積生成回路において、前
    記正負対応パストランジスタ群の出力部に第1のインバ
    ータを接続し、前記反転出力用の正負対応パストランジ
    スタ群の出力部に第2のインバータを接続したことを特
    徴とする部分積生成回路。
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