JPH0930434A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH0930434A
JPH0930434A JP20388895A JP20388895A JPH0930434A JP H0930434 A JPH0930434 A JP H0930434A JP 20388895 A JP20388895 A JP 20388895A JP 20388895 A JP20388895 A JP 20388895A JP H0930434 A JPH0930434 A JP H0930434A
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electric motor
drive circuit
metal substrate
case
output shaft
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Hirokazu Wakao
宏和 若尾
Akiyoshi Endo
昭良 遠藤
Takenobu Nakamura
健信 中村
Yoshinori Ogiso
好典 小木曽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱やPWM変調による放射ノイズによる影響
を少なくでき、しかも、コストダウン及び小型化を可能
とすることである。 【解決手段】 表面に駆動回路4及び制御回路2を設け
た金属基板8と、この金属基板8を組み込むアルミ製の
ケースCと、金属基板8の駆動回路4側に形成した出力
軸孔9と、この出力軸孔9付近に位置させて金属基板に
形成した配線孔10と、金属基板8の裏側すなわち駆動
回路4とは反対側に配置した電動モータのブラシ22と
を備え、ケースCを電動モータ3とギヤケース1との間
に機械的に組み込み、しかも、電動モータ3の出力軸を
出力軸孔9を貫通して操舵機構に連係し、また、ブラシ
22及びスイッチング素子6を配線孔に通したピグテー
ル線25を介して接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動モータによ
りアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8、9に示す従来の電動パワーステア
リング装置では、車輪に連係するラック軸と、ハンドル
に連動するピニオン軸とを、ギヤケース1内でかみ合わ
せている。そして、このギヤケース1に電動モータ3を
設け、その出力軸をラック軸に連係させている。また、
車室にコントローラー5を設け、このコントローラー5
を上記電動モータ3に電気的に接続している。この電動
モータ3は、その電源7としてバッテリ又はオルタネー
タに接続している。そして、コントローラー5は、ハン
ドルからの入力トルクなどに応じて電動モータ3への電
流値を演算する制御回路2と、その演算値に対応する電
流を電動モータに供給する駆動回路4とを備えている。
【0003】駆動回路4は、図9に示すように、電動モ
ータ3に接続した4つのスイッチング素子6から構成さ
れている。そして、制御回路2がこれら4つのスイッチ
ング素子6を周期的に開閉して、いわゆるPWM変調を
し、電動モータ3の出力を制御する。また、その開閉す
るスイッチを選択することによって、電動モータ3を正
転させたり逆転させたりする。なお、符号38は、これ
らスイッチング素子6に接続した電流検出抵抗である。
このようにした制御回路2と駆動回路4とは、コントロ
ーラー5内で別々に設けられている。そして、それには
2つの理由がある。第1の理由は、駆動回路4のスイッ
チング素子6を高い周波数で開閉させると、それが発熱
してしまうが、その熱により制御回路2に悪影響を及ぼ
すということがあった。そのために、両回路を別々にし
て、駆動回路4の熱が制御回路2に影響を及ぼさないよ
うにしている。
【0004】また、第2の理由は、PWM変調に応じて
駆動回路4が、その周波数と同じ放射ノイズを発生す
る。この放射ノイズは、スイッチング素子とブラシとを
接続する配線が長かったり、あるいは、個々のスイッチ
ング素子6の配置間隔が大きかったりすると、さらに大
きくなる。そして、このノイズが大きくなると、制御回
路2に影響を与えてしまうことがあった。そこで、駆動
回路4と制御回路2とを別々にして、駆動回路4側のP
WM変調による放射ノイズが、制御回路2側に影響を及
ぼさないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電動パワー
ステアリング装置では、コントローラー5を、エンジン
ルームから離して車室に設置している。したがって、こ
れらを接続する長い配線が複数必要となり、コストが高
くなるとともに、電動パワーステアリング装置が大型化
してしまう。しかも、配線が長くなれば、それだけ電力
ロスも多くなり、上記したPWM変調による放射ノイズ
も大きくなる。特に、この放射ノイズが大きくなると、
他のコンピュータ制御機器を誤動作させるという問題が
あった。また、コントローラー5内において、駆動回路
4で発生する熱やPWM変調による放射ノイズによる影
響を避けるために、制御回路2と駆動回路4とを別々の
基板に設けると、それだけスペースが必要となり、しか
も、長い配線で両回路を接続しなければならない。その
ため、コストが高くなり、装置も大型化してしまう。こ
の発明の目的は、駆動回路で発生する熱やPWM変調に
よる放射ノイズによる影響を少なくでき、しかも、コス
トダウン及び装置の小型化を可能にする電動パワーステ
アリング装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、操舵機構
を組み込んだギヤケースと、上記操舵機構に連係させた
電動モータと、電動モータに電流を供給する駆動回路
と、駆動回路に制御信号を出力する制御回路と、電動モ
ータの電源とを備えた電動パワーステアリング装置を前
提とする。そして、表面に駆動回路を設けた金属基板
と、この金属基板を組み込んだアルミ製のケースとを備
えた点に特徴を有する。第2の発明は、第1の発明にお
いて、金属基板とケースとをネジで締め付けて密着さ
せ、しかも、このネジを駆動回路上の電流検出抵抗のア
ース端子として使用した点に特徴を有する。第3の発明
は、第1あるいは第2の発明において、蓋及び金属基板
を組み込んだ本体とからなるケースと、蓋の内面に設け
るとともに、その蓋を本体に取り付けたとき、先端が金
属基板を押し付けてそれをケースに密着させる突起とを
設けた点に特徴を有する。
【0007】第4の発明は、操舵機構を組み込んだギヤ
ケースと、上記操舵機構に連係させた電動モータと、電
動モータに電流を供給する駆動回路と、駆動回路に制御
信号を出力する制御回路と、電動モータの電源とを備
え、上記駆動回路は、電動モータのブラシに接続する複
数のスイッチング素子から構成され、制御回路がこれら
スイッチング素子を周期的に開閉してPWM変調をし
て、電動モータの出力を制御するとともに、それを正転
あるいは逆転させる構成とした電動パワーステアリング
装置を前提とする。そして、表面に駆動回路を設けると
ともに、電動モータの出力軸を通すための出力軸孔、及
びこの出力軸孔付近に位置する配線孔を形成した基板
と、この基板の裏側すなわち駆動回路とは反対面に配置
した電動モータのブラシとを備え、基板をギヤケースと
電動モータとの間に機械的に組み込む一方、上記出力軸
孔の周囲にスイッチイング素子を配置し、しかも、電動
モータの出力軸を出力軸孔を貫通して操舵機構に連係
し、また、ブラシ及びスイッチング素子を配線孔に通し
た配線を介して接続した点に特徴を有する。
【0008】第5の発明は、操舵機構を組み込んだギヤ
ケースと、上記操舵機構に連係させた電動モータと、電
動モータに供給する電流を制御する駆動回路と、駆動回
路に制御信号を出力する制御回路と、電動モータの電源
とを備え、上記駆動回路は、電動モータのブラシに接続
する複数のスイッチング素子から構成され、制御回路が
これらスイッチング素子を周期的に開閉してPWM変調
をして、電動モータの出力を制御するとともに、それを
正転あるいは逆転させる構成とした電動パワーステアリ
ング装置を前提とする。そして、表面に駆動回路及び制
御回路を設けた金属基板と、この金属基板を組み込むア
ルミ製のケースと、金属基板の駆動回路側に形成した出
力軸孔と、この出力軸孔付近に位置させて金属基板に形
成した配線孔と、金属基板の裏面すなわち駆動回路とは
反対側に配置した電動モータのブラシとを備え、ケース
を電動モータとギヤケースとの間に機械的に組み込み、
しかも、電動モータの出力軸を出力軸孔を貫通して操舵
機構に連係し、また、ブラシとスイッチング素子とを配
線孔に通したピグテール線を介して接続した点に特徴を
有する。
【0009】第6の発明は、第5の発明において、ブラ
シが組み込まれたブラシホルダを樹脂製とし、しかも、
このブラシホルダに金属基板の配線孔にはめ込む突部を
設けた点に特徴を有する。第7の発明は、第5あるいは
第6の発明において、金属基板とケースとをネジで締め
付けて密着させ、しかも、このネジを駆動回路上の電流
検出抵抗のアース端子として使用した点に特徴を有す
る。第8の発明は、第5〜第7のいずれか一の発明にお
いて、蓋及び金属基板を組み込んだ本体とからなるケー
スと、蓋の内面に設けるとともに、その蓋を本体に取り
付けたとき、先端が金属基板を押し付けてそれをケース
に密着させる突起とを設けた点に特徴を有する。
【0010】
【作用】第1の発明では、駆動回路を設けた金属基板
を、アルミ製のケースに組み込んでいる。したがって、
駆動回路が発熱しても、その熱を金属基板及びケースを
介して放熱させることができる。第2の発明では、第1
の発明において、金属基板とケースとをネジで締め付け
て密着させている。そして、これらを密着させれば、さ
らに放熱効果を高めることができる。しかも、このネジ
を駆動回路上の電流検出抵抗のアース端子としても利用
するので、電流検出抵抗から直接あるいは最短でアース
へ接続でき、回路パターンでの電力損失をなくすことが
できる。さらに、このネジを介して電流検出抵抗で発生
する熱を逃せられるので、放熱性を高めることができ
る。したがって、空中に放熱するために大きくしていた
電流検出抵抗の大きさを小さくでき、それだけ基板も小
型化できる。第3の発明では、第1あるいは第2の発明
において、蓋の内面に設けた突起で金属基板を押し付
け、金属基板をケースに密着させている。そして、これ
らを密着させれば、さらに放熱効果を高めることができ
る。
【0011】第4の発明では、基板の裏側すなわち駆動
回路とは反対面に電動モータのブラシを配置している。
そして、電動モータの出力軸の周囲にスイッチング素子
を配置しているので、その配置間隔を小さくできる。ま
た、ブラシ及びスイッチング素子を、配線孔に通した配
線を介して接続しているので、その配線を短くできる。
このようにして、スイッチング素子の配置間隔を小さく
でき、また、ブラシ及びスイッチング素子を接続する配
線を短くできれば、駆動回路で放射されるノイズを抑え
ることができる。
【0012】第5の発明では、アルミ製のケースを、ギ
ヤボックスと電動モータとに機械的に組み付けている。
したがって、熱をギヤボックス等を介して放熱させるこ
とができ、ケースをギヤボックスに隣接して設けること
ができる。しかも、第1の発明のように、駆動回路が発
熱しても、その熱を金属基板及びケースを介して放熱さ
せることができる。また、第3の発明にように、スイッ
チング素子の配置間隔を小さくできるので、スイッチン
グ素子とブラシとを短い配線で接続でき、駆動回路で放
射ノイズがほとんど発生しない。したがって、制御回路
を駆動回路と同一の金属基板上に設けることができる。
そして、両回路を同一の基板上に設けることができれ
ば、それらを接続する配線をなくすことができ、また装
置全体を小型化できる。
【0013】第6の発明では、第5の発明において、ブ
ラシホルダを樹脂製としたので、ブラシホルダと基板と
の間に絶縁性を有するスペーサを設ける必要がない。ま
た、ブラシホルダに設けた突部を配線孔に止めるので、
配線孔の側面部分をこの突部で覆うことができる。した
がって、この配線孔に絶縁層を設けなくても、配線がシ
ョートするのを防止できる。しかも、この突部を配線孔
に止めるだけで、ブラシの位置決めを行うことができ
る。なお、第7、第8の発明では、第2、第3の発明と
同様に、放熱効果をより高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜3に示すこの発明の第1実
施例では、基板として金属基板8を用いている。つま
り、基板をアルミなどの熱伝導率の高い材質で形成し、
その表面に絶縁層を設けている。そして、この金属基板
8に出力軸孔9を形成し、その両隣に一対の配線孔10
を形成している。この一枚の金属基板8上には、次によ
うに、制御回路2と駆動回路4と設けている。つまり、
出力軸孔9を形成した側における金属基板8上に、駆動
回路4を設けている。特に、スイッチング素子6は出力
軸孔9の周囲に配置し、その配置間隔をできるだけ小さ
くしている。そして、これらスイッチング素子6を互い
にプリント配線によって接続している。また、他方の側
における金属基板8上に制御回路2を設け、これら両回
路2、4をプリント配線により接続している。このよう
にした金属基板8を、本体11と蓋12とからなるケー
スC内に組み込んでいる。
【0015】本体11は、アルミなどの熱伝導率の高い
材質で形成され、図2に示すようにブロック形状となっ
ている。そして、この本体11には、金属基板8と同形
の収容穴13を形成し、その底部に、後述する電動モー
タ3を組み付けるための組み付け孔14を形成してい
る。したがって、収容孔13に金属基板8をはめ込む
と、上記出力軸孔9及び配線孔10が組み付け孔14に
重なることになる。このようにして、金属基板8を収容
孔13にはめ込んだら、この金属基板8をネジ37で締
め付け、本体11にできるだけ密着させる。なお、この
実施例では、ネジ37を駆動回路4上の電流検出抵抗の
アース端子として利用している。したがって、コストダ
ウンが可能である。しかも、このネジ37を介して、電
流検出抵抗38で発生する熱を逃すことができ、コスト
ダウン及び小型化が可能となる。つまり、一般的に、抵
抗の線路が細く小さくなると、そこでの発熱量は大きく
なってしまう。しかし、ここでは、電流検出抵抗38か
ら直接あるいは最短でアースへ接続できるので、電流検
出抵抗38からアースまでの回路パターンが不要あるい
は最短にでき、その回路パターンで生じる電力損失を防
ぐことができる。また、電流検出抵抗38の発熱をネジ
37を介して放熱できるので、電流検出抵抗38の線路
を細く小さくでき、コストダウン及び小型化が可能とな
る。なお、このネジ37の材質としては、例えば、銅や
真鍮を用いればよい。
【0016】上記本体11には、同じくアルミなどの熱
伝導率の高い材質で形成された蓋12を、Oリング15
とともに取り付けている。そして、図示しないボルトで
本体11と蓋12とを締め付ければ、それら両者を密封
させることができる。この蓋12には、本体11の組み
付け孔14に対向する位置に、シャフト孔16を形成
し、その内部に軸受17を設けている。また、蓋12の
内面には、複数の押え棒18を設けている。そして、蓋
12をボルトで本体11に締め付けると、この押え棒1
8の先端が金属基板8に当接し、この金属基板8を本体
11に押し付けることになる。
【0017】この押え棒18の先端には樹脂製のクッシ
ョン部材19を設けている。これは、押え棒18の長さ
の誤差を吸収するためである。つまり、押え棒18が長
過ぎると、蓋12が完全に閉まらなかったり、金属基板
8を傷つけたりすることがある。反対に、短かすぎる
と、蓋12を本体11に取り付けても押え棒18の先端
が金属基板8に当接せず、押え棒18を設けた意味がな
くなってしまう。そこで、押え棒18を少し短めにして
おいて、その先端にクッション部材19を設けておけ
ば、確実に先端を金属基板8に当接させることができ
る。なお、蓋12の内面には、蓋12と本体11とを位
置決めするため、所定の箇所に位置決め突起31を形成
している。そして、例えば、これら位置決め突起31
を、前記した押え棒18の代わりに、金属基板8を押さ
えつける突起として用いてもよい。つまり、この位置決
め突起31を長くして、その先端部を金属基板8に押し
付け、金属基板8を本体11に密着させてもよい。ただ
し、いずれの場合も、金属基板8上の回路を構成する各
素子がない箇所に、押え棒18あるいは位置決め突起3
1の先端を押し付けるようにしなければならない。
【0018】金属基板8をケースCに組み込んだら、図
3に示すように、ケースCをギヤケース1と電動モータ
3との間に機械的に組み込み、本体11側に電動モータ
3を組み付ける。つまり、電動モータ3を組み付け孔1
4に組み付けて、その出力軸20を、出力軸孔9を通し
てケースC内を貫通させている。ケースCの外側である
電動モータ3の出力軸20には整流子21を固定し、こ
の整流子21に隣接してブラシホルダ23を設けてい
る。つまり、金属基板8の裏面、すなわち駆動回路4を
設けた側とは反対側における組み付け孔14内に、絶縁
性を有するスペーサ24を設け、このスペーサ24の上
にブラシホルダ23を固定している。そして、このブラ
シホルダ23にブラシ22を組み込んで、そのブラシ2
2を整流子21に接触させている。なお、ブラシホルダ
23内に図示しないスプリングを設けておけば、ブラシ
22を常に整流子21に接触させることができるので、
出力軸20の回転を安定させることができる。
【0019】このようにしてブラシホルダ23を設ける
と、ブラシホルダ23は駆動回路4とは反対面である外
側に位置することになる。そして、これらブラシ22と
スイッチング素子6とを、配線孔10に通したピグテー
ル線25で接続している。上記のようにスイッチング素
子6ブラシホルダ23とを、金属基板8を挟んで互いに
反対側に設けたので、それらを同一面に設ける場合より
も、それらの配置間隔を小さくできる。そして、配置間
隔を小さくできるので、当然のこととしてピグテール線
25の長さを短くできる。なお、配線孔10を形成する
と、金属基板8のアルミがこの配線孔10の側面に露出
してしまう。そして、ピグテール線25がこのアルミに
触れるとショートしてしまうので、配線孔10の内面に
も絶縁層を設けておく必要がある。
【0020】一方、蓋12側に、アルミなどで形成した
ギヤケース1を組み付けている。このギヤケース1内で
は、車輪を連係させたラック軸と、ハンドルに連動する
ピニオン軸とがかみ合って操舵機構を構成している。そ
して、蓋12に設けた軸受17により出力軸20を支持
する一方、この出力軸20をギヤケース1内で上記操舵
機構に連係させている。なお、駆動回路4側におけるケ
ースCの端部には、バッテリ7に接続するためのコネク
タ26を設けている。コネクタ26は、端子27と、そ
の周囲に設けた樹脂製のショート防止用の保護ケース2
8とからなり、この端子27を駆動回路4に接続してい
る。そして、端子27は保護ケース28と相対回転しな
いように、キー29で止められている。また、端子27
と保護ケース28との間、及び保護ケース28と本体1
1との間にOリング30を組み込み、ケースC内に水等
が侵入するのを防止している。
【0021】次に、第1実施例の電動パワーステアリン
グ装置の動作を説明する。図示しないハンドルを切る
と、その入力トルクや車速などに応じて、制御回路2が
アシストに必要な電動モータの出力トルクを計算し、駆
動回路4を作動させる。そして、駆動回路4のスイッチ
ング素子6が、周期的に開閉してPWM変調し、電動モ
ータ3の出力を制御するとともに、その出力軸20を正
転あるいは逆転させる。出力軸20が回転すれば、その
出力がギヤケース1内のラック軸に伝えられ、操舵力を
アシストすることになる。
【0022】この第1実施例の電動パワーステアリング
装置では、金属基板8及びケースCを熱伝導率の高いア
ルミ製にしたので、ギヤケース1をアルミ製にしたこと
と相まって、放熱性が極めて良好になる。このように放
熱性が良くなるので、例えば、制御回路2を駆動回路4
に隣接して設けても、駆動回路4の熱が制御回路2に悪
影響を及ぼさなくなる。また、このケースCの熱は、ギ
ヤケース1や電動モータ3を介して拡散するので、制御
回路2や駆動回路4をエンジンルーム内に隣接して設け
ることができた。そして、両回路2、4を車室外、例え
ばエンジンルーム内に設けることができれば、それだけ
配線を短くすることができ、コストダウン、及び電動パ
ワーステアリング装置の小型化が可能となる。また、配
線が短くなれば、電力ロスを少なくでき、しかも、PW
M変調による放射ノイズの発生も抑えられる。
【0023】さらに、この第1実施例では、制御回路2
と駆動回路4とを同一の金属基板8上に設けられるよう
になったが、その理由は次の通りである。つまり、駆動
回路4を構成するスイッチング素子6とブラシ22と
を、これまで説明した構成としたので、短いピグテール
線25で接続し、しかも、スイッチング素子6の配置間
隔をできるだけ小さくできる。そして、スイッチング素
子6とブラシ22とを短い配線で接続でき、スイッチン
グ素子6の配置間隔を小さくできれば、駆動回路4にお
いてPWM変調による放射ノイズはほとんど発生しな
い。
【0024】また、基板を熱伝導率の高いアルミなどの
金属製にしているので、駆動回路4が発熱しても、その
熱を金属基板8やケースCを介して放熱させることがで
きる。しかも、この実施例では、ネジ37や突起(押え
棒18)により、金属基板8をできるだけケースCに密
着させたので、さらに放熱効果を高めることができる。
このようにして、PWM変調による放射ノイズをなく
し、また、放熱させることができるので、制御回路2と
駆動回路4とを同一の基板8上に設けても、なんら不都
合が生じない。このような理由から、この実施例では、
両回路2、4を同一の基板8上に設けたが、同一基板8
上に両回路2、4を設けることによって、それらを接続
する配線をなくすことができ、小型化及びコストダウン
が可能となる。
【0025】図4〜7に示す第2実施例は、第1実施例
におけるブラシホルダ23を樹脂製とするとともに、そ
の下端部に一対の突部32を設けている。この一対の突
起32は、基板8に形成した配線孔10にはめ込むこと
ができ、基板8の配線孔10を覆うことができる。さら
に、このブラシホルダ23の内部には、スプリングガイ
ド40を一体に形成している。つまり、図5に示すよう
に、ブラシ22の背面にスプリングガイド41を設け、
また、ホルダ23内にも、ブラシ22背面に対向する面
にスプリングガイド40を設けている。そして、これら
スプリングガイド40、41に沿ってスプリング42を
設ければ、スプリング42が傾くことなく、電動モータ
3の出力を安定させることができる。また、ブラシホル
ダ23には、複数の放熱孔33を形成している。したが
って、放熱性をさらに高めることができる。そして、上
記以外の構成は、第1実施例と同様である。
【0026】この第2実施例では、ブラシホルダ23を
樹脂製にしたので、ブラシホルダ23自体が絶縁性を有
する。したがって、ブラシホルダ23と金属基板8の裏
面との間に、絶縁性を有するスペーサ24を設ける必要
がなく、それだけ部品点数を少なくできる。このように
部品点数を少なくできれば、コストダウン及び小型化が
可能となるだけでなく、組み付け工数も少なくできる。
しかも、突部32で配線孔10を覆うことができるの
で、この配線孔10に絶縁層を設けなくても、ピグテー
ル線25がショートしてしまうことがない。さらに、突
起32をはめ込むだけで、ブラシホルダ23の位置を決
めることができるので、組み付け性も向上する。なお、
図6に示すように突起32の先端に爪部34を形成して
おけば、この爪部34を基板8の表面に引っ掛けること
ができる。そして、例えば、突部32が弾性を有すれ
ば、この突部32を配線孔10にはめ込むだけで、ブラ
シホルダ23をしっかり固定させることができる。もち
ろん、図7に示すように、突起32とは別に固定用突起
39を設けてもよい。そして、突起32とは別に固定用
突起39を設ければ、このブラシホルダ23をさらにし
っかりと固定することができる。ただし、この場合は、
金属基板8側にも、この固定用突起39をはめるための
固定用孔を形成する必要がある。
【0027】
【発明の効果】第1の発明では、駆動回路や駆動回路に
接続したピグテール線が発熱しても、その熱を金属基板
及びケースを介して放熱させることができる。第2の発
明では、第1の発明において、ネジで基板とケースとを
密着させたので、さらに放熱性を高めることができる。
しかも、このネジをアース端子として利用するので、コ
ストダウンが可能である。また、ネジを介して電流検出
抵抗で発生する熱を逃すことができるので、抵抗を小さ
くでき、さらにコストダウン及び小型化が可能となる。
第3の発明では、第1あるいは第2の発明において、突
起の先端を基板に押し付け、基板をケースに密着させた
ので、さらに放熱性を高めることができる。
【0028】第4の発明によれば、スイッチング素子の
配置間隔を小さくでき、しかも、ブラシとスイッチング
素子とを結ぶ配線を短くできるので、駆動回路で発生す
るPWM変調による放射ノイズを抑えることができる。
したがって、このノイズによって他の機器が誤動作する
ような問題がなくなる。
【0029】第5の発明では、第1の発明と同様に熱を
放熱させることができ、しかも、第4の発明と同様にP
WM変調による放射ノイズを抑えることができる。した
がって、駆動回路と制御回路とを同一の基板上に設ける
ことができる。そして、これら両回路を同一の基板上に
設けることができれば、コストダウン及び装置の小型化
が可能となる。第6の発明では、第5の発明において、
絶縁性を有するスペーサを必要としないので、コストダ
ウン及び小型化が可能である。また、ブラシホルダの突
部が、配線孔を覆う絶縁層も兼ねるので、コストダウン
が可能となる。しかも、ブラシの位置決めを簡単にでき
るので、組み付け性を向上させることができる。
【0030】第7の発明では、第5あるいは第6の発明
において、ネジで基板とケースとを密着させたので、さ
らに放熱性を高めることができる。しかも、このネジを
アース端子として利用するので、コストダウンが可能で
ある。また、電流検出抵抗で発生する熱を逃すことがで
きるので、さらにコストダウン及び小型化が可能であ
る。第8の発明では、第5〜第7のいずれかの発明にお
いて、突起の先端を基板に押し付けて基板とケースとを
密着させたので、さらに放熱性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御回路2と駆動回路4とを設けた基板8を示
す図である。
【図2】蓋12と本体11とからなるケースCの斜視図
である。
【図3】第1実施例の電動パワーステアリング装置の断
面図である。
【図4】第2実施例の電動パワーステアリング装置でブ
ラシホルダを示す一部断面図である。
【図5】ブラシホルダの内部を示す断面図である。
【図6】第2実施例でブラシホルダの一例を示す一部断
面図である。
【図7】第2実施例でブラシホルダの一例を示す斜視図
である。
【図8】従来例の電動パワーステアリング装置を示す図
である。
【図9】従来例の電動パワーステアリング装置の回路図
である。
【符号の説明】
1 ギヤケース 2 制御回路 3 電動モータ 4 駆動回路 6 スイッチング素子 8 基板 9 出力軸孔 10 配線孔 11 本体 12 蓋 18 押え棒 22 ブラシ 23 ブラシホルダ 37 ネジ 38 電流検出抵抗 C ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 健信 東京都港区浜松町2−4−1 世界貿易セ ンタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 小木曽 好典 東京都港区浜松町2−4−1 世界貿易セ ンタービル カヤバ工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵機構を組み込んだギヤケースと、上
    記操舵機構に連係させた電動モータと、電動モータに電
    流を供給する駆動回路と、駆動回路に制御信号を出力す
    る制御回路と、電動モータの電源とを備えた電動パワー
    ステアリング装置において、表面に駆動回路を設けた金
    属基板と、この基板を組み込んだアルミ製のケースとを
    備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 金属基板とケースとをネジで締め付けて
    密着させ、しかも、このネジを駆動回路上の電流検出抵
    抗のアース端子として使用したことを特徴とする請求項
    2記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 蓋及び金属基板を組み込んだ本体とから
    なるケースと、蓋の内面に設けるとともに、その蓋を本
    体に取り付けたとき、先端が金属基板を押し付けてそれ
    をケースに密着させる突起とを設けたことを特徴とする
    請求項1あるいは2記載の電動パワーステアリング装
    置。
  4. 【請求項4】 操舵機構を組み込んだギヤケースと、上
    記操舵機構に連係させた電動モータと、電動モータに電
    流を供給する駆動回路と、駆動回路に制御信号を出力す
    る制御回路と、電動モータの電源とを備え、上記駆動回
    路は、電動モータのブラシに接続する複数のスイッチン
    グ素子から構成され、制御回路がこれらスイッチング素
    子を周期的に開閉してPWM変調をして、電動モータの
    出力を制御するとともに、それを正転あるいは逆転させ
    る構成とした電動パワーステアリング装置において、表
    面に駆動回路を設けるとともに、電動モータの出力軸を
    通すための出力軸孔、及びこの出力軸孔付近に位置する
    配線孔を形成した基板と、この基板の裏側すなわち駆動
    回路とは反対面に配置した電動モータのブラシとを備
    え、基板をギヤケースと電動モータとの間に機械的に組
    み込む一方、上記出力軸孔の周囲にスイッチイング素子
    を配置し、しかも、電動モータの出力軸を出力軸孔を貫
    通して操舵機構に連係し、また、ブラシ及びスイッチン
    グ素子を配線孔に通した配線を介して接続したことを特
    徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 操舵機構を組み込んだギヤケースと、上
    記操舵機構に連係させた電動モータと、電動モータに供
    給する電流を制御する駆動回路と、駆動回路に制御信号
    を出力する制御回路と、電動モータの電源とを備え、上
    記駆動回路は、電動モータのブラシに接続する複数のス
    イッチング素子から構成され、制御回路がこれらスイッ
    チング素子を周期的に開閉してPWM変調をして、電動
    モータの出力を制御するとともに、それを正転あるいは
    逆転させる構成とした電動パワーステアリング装置にお
    いて、表面に駆動回路及び制御回路を設けた金属基板
    と、この金属基板を組み込むアルミ製のケースと、金属
    基板の駆動回路側に形成した出力軸孔と、この出力軸孔
    付近に位置させて金属基板に形成した配線孔と、金属基
    板の裏面すなわち駆動回路とは反対側に配置した電動モ
    ータのブラシとを備え、ケースを電動モータとギヤケー
    スとの間に機械的に組み込み、しかも、電動モータの出
    力軸を出力軸孔を貫通して操舵機構に連係し、また、ブ
    ラシとスイッチング素子とを配線孔に通したピグテール
    線を介して接続したことを特徴とする電動パワーステア
    リング装置。
  6. 【請求項6】 ブラシが組み込まれたブラシホルダを樹
    脂製とし、しかも、このブラシホルダに金属基板の配線
    孔にはめ込む突部を設けたことを特徴とする請求項5記
    載の電動パワーステアリング装置。
  7. 【請求項7】 金属基板とケースとをネジで締め付けて
    密着させ、しかも、このネジを駆動回路上の電流検出抵
    抗のアース端子として使用したことを特徴とする請求項
    5あるいは6記載の電動パワーステアリング装置。
  8. 【請求項8】 蓋及び金属基板を組み込んだ本体とから
    なるケースと、蓋の内面に設けるとともに、その蓋を本
    体に取り付けたとき、先端が金属基板を押し付けてそれ
    をケースに密着させる突起とを設けたことを特徴とする
    請求項5〜7のいずれか一に記載の電動パワーステアリ
    ング装置。
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