JPH0929874A - 積層材 - Google Patents
積層材Info
- Publication number
- JPH0929874A JPH0929874A JP20397695A JP20397695A JPH0929874A JP H0929874 A JPH0929874 A JP H0929874A JP 20397695 A JP20397695 A JP 20397695A JP 20397695 A JP20397695 A JP 20397695A JP H0929874 A JPH0929874 A JP H0929874A
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- Japan
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- woody
- synthetic resin
- plate
- resin foamed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、軽量で断熱防音性およびクッ
ション性を有し高強度な積層材を提供することにある。 【構成】木質板２に木質材料を混合した合成樹脂発泡体
板３を積層した積層材１を提供する。
ション性を有し高強度な積層材を提供することにある。 【構成】木質板２に木質材料を混合した合成樹脂発泡体
板３を積層した積層材１を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物の床材、壁
材、自動車の内装材等に使用される積層材に関するもの
である。
材、自動車の内装材等に使用される積層材に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、合板、パーチクルボード等の木質
板とポリスチレン発泡体板等の合成樹脂発泡体板とを接
着積層した積層材が建築物の床材、壁材、自動車の内装
材等に提供されている。上記積層材は木質板によって強
度や剛性が付与され、合成樹脂発泡体板によって軽量
性、断熱防音性、クッション性等が付与される。
板とポリスチレン発泡体板等の合成樹脂発泡体板とを接
着積層した積層材が建築物の床材、壁材、自動車の内装
材等に提供されている。上記積層材は木質板によって強
度や剛性が付与され、合成樹脂発泡体板によって軽量
性、断熱防音性、クッション性等が付与される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の積層材にあっては、木質板と合成樹脂発泡体板との接
着性が充分でなく、木質板と合成樹脂発泡体板との間に
剥離が生じ易いこと、合成樹脂発泡体板の構造強度が木
質板に比べて弱く、合成樹脂発泡体板が破損し易いこ
と、合成樹脂発泡体板が吸湿性がないので結露し易いこ
と等の問題点があった。
の積層材にあっては、木質板と合成樹脂発泡体板との接
着性が充分でなく、木質板と合成樹脂発泡体板との間に
剥離が生じ易いこと、合成樹脂発泡体板の構造強度が木
質板に比べて弱く、合成樹脂発泡体板が破損し易いこ
と、合成樹脂発泡体板が吸湿性がないので結露し易いこ
と等の問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、木質板(2) と合成樹脂発
泡体板(3) との積層材(1) であって、該合成樹脂発泡体
板(3) には木質材料が混合されている積層材(1) を提供
するものである。
を解決するための手段として、木質板(2) と合成樹脂発
泡体板(3) との積層材(1) であって、該合成樹脂発泡体
板(3) には木質材料が混合されている積層材(1) を提供
するものである。
【０００５】
【作用】合成樹脂発泡体板(3) に木質小片または木質繊
維が混合されると、該合成樹脂発泡体板(3) は親木質
性、親水性を付与され、木質板(2) との接着性および吸
湿性が向上する。更に該合成樹脂発泡体板(3) は木質小
片または木質繊維によって構造を補強される。
維が混合されると、該合成樹脂発泡体板(3) は親木質
性、親水性を付与され、木質板(2) との接着性および吸
湿性が向上する。更に該合成樹脂発泡体板(3) は木質小
片または木質繊維によって構造を補強される。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１に本発明の一実施例が示され
る。図において積層材(1) は一対の木質板(2,2) と、該
木質板(2,2) 間に挾着される合成樹脂発泡体板(3) とか
らなる。該木質板(2,2) は木片、木毛、パルプ、木質繊
維、あるいは竹片、竹繊維、麻繊維、ヤシ繊維等の木質
材料をウレタン樹脂、メラミン樹脂、熱硬化型アクリル
樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、レゾルシン系樹脂、
エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル等のような熱硬化性
合成樹脂、ウレタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プ
レポリマー、メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹脂プレ
ポリマー、フェノール樹脂プレポリマー、ジアリルフタ
レートプレポリマー、アクリルオリゴマー、多価イソシ
アナート、メタクリルエステルモノマー、ジアリルフタ
レートモノマー、スチレン等のプレポリマー、オリゴマ
ー、モノマー等の合成樹脂前駆体等をバインダーとして
使用して板状に成形したパーチクルボード、ウエハボー
ド、木質繊維板等、あるいは木材薄板を複数枚積層して
上記合成樹脂や合成樹脂前駆体を接着剤として使用し接
着した合板等である。
る。図において積層材(1) は一対の木質板(2,2) と、該
木質板(2,2) 間に挾着される合成樹脂発泡体板(3) とか
らなる。該木質板(2,2) は木片、木毛、パルプ、木質繊
維、あるいは竹片、竹繊維、麻繊維、ヤシ繊維等の木質
材料をウレタン樹脂、メラミン樹脂、熱硬化型アクリル
樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、レゾルシン系樹脂、
エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル等のような熱硬化性
合成樹脂、ウレタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プ
レポリマー、メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹脂プレ
ポリマー、フェノール樹脂プレポリマー、ジアリルフタ
レートプレポリマー、アクリルオリゴマー、多価イソシ
アナート、メタクリルエステルモノマー、ジアリルフタ
レートモノマー、スチレン等のプレポリマー、オリゴマ
ー、モノマー等の合成樹脂前駆体等をバインダーとして
使用して板状に成形したパーチクルボード、ウエハボー
ド、木質繊維板等、あるいは木材薄板を複数枚積層して
上記合成樹脂や合成樹脂前駆体を接着剤として使用し接
着した合板等である。
【０００７】該合成樹脂発泡体板(3) は例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、フェノー
ル樹脂等の合成樹脂発泡体に木質板に使用される木質材
料と同様なものを混合する。該木質材料の混合量は通常
合成樹脂発泡体１００重量部に対して１０〜２０００重
量部好ましくは２０〜１０００重量部とする。
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、フェノー
ル樹脂等の合成樹脂発泡体に木質板に使用される木質材
料と同様なものを混合する。該木質材料の混合量は通常
合成樹脂発泡体１００重量部に対して１０〜２０００重
量部好ましくは２０〜１０００重量部とする。
【０００８】上記合成樹脂発泡体に上記木質材料を混合
した合成樹脂発泡体板(3) を製造するには、例えばポリ
スチレン発泡性ビーズ、ポリエチレン発泡性ビーズ、ポ
リプロピレン発泡性ビーズ等の合成樹脂発泡性ビーズと
上記木質材料とを混合してビーズ発泡成形によって板状
に成形する方法、発泡性ウレタン樹脂プレポリマー、発
泡性メラミン樹脂プレポリマー、発泡性フェノール樹脂
プレポリマー等の発泡性プレポリマーに上記木質材料を
混合し、成形型内で発泡硬化せしめる方法、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の溶融物に発泡剤
と上記木質材料を混合して成形型内で発泡冷却固化せし
める方法、ポリスチレン発泡体、ポリエチレン発泡体、
ポリプロピレン発泡体等の発泡体のチップと上記木質材
料とを混合して上記木質板においてバインダーとして用
いられている合成樹脂や合成樹脂前駆体と同様なものを
バインダーとして使用して板状に成形する方法等が適用
される。
した合成樹脂発泡体板(3) を製造するには、例えばポリ
スチレン発泡性ビーズ、ポリエチレン発泡性ビーズ、ポ
リプロピレン発泡性ビーズ等の合成樹脂発泡性ビーズと
上記木質材料とを混合してビーズ発泡成形によって板状
に成形する方法、発泡性ウレタン樹脂プレポリマー、発
泡性メラミン樹脂プレポリマー、発泡性フェノール樹脂
プレポリマー等の発泡性プレポリマーに上記木質材料を
混合し、成形型内で発泡硬化せしめる方法、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の溶融物に発泡剤
と上記木質材料を混合して成形型内で発泡冷却固化せし
める方法、ポリスチレン発泡体、ポリエチレン発泡体、
ポリプロピレン発泡体等の発泡体のチップと上記木質材
料とを混合して上記木質板においてバインダーとして用
いられている合成樹脂や合成樹脂前駆体と同様なものを
バインダーとして使用して板状に成形する方法等が適用
される。
【０００９】上記木質板(2) と合成樹脂発泡体板(3) と
を接着するには、上記木質板(2) にバインダーとして使
用されている合成樹脂や合成樹脂前駆体と同様な接着剤
が使用されるが、上記木質板(2) や合成樹脂発泡体板
(3) のバインダーを利用して接着剤を使用することなく
接着することも出来る。
を接着するには、上記木質板(2) にバインダーとして使
用されている合成樹脂や合成樹脂前駆体と同様な接着剤
が使用されるが、上記木質板(2) や合成樹脂発泡体板
(3) のバインダーを利用して接着剤を使用することなく
接着することも出来る。
【００１０】図２に本発明の他の実施例が示される。図
に示す積層材(11)は前実施例と同様な木質板(2) と、該
木質板(2) の一面に合成樹脂発泡体板(3) が接着され
る。
に示す積層材(11)は前実施例と同様な木質板(2) と、該
木質板(2) の一面に合成樹脂発泡体板(3) が接着され
る。
【００１１】
【発明の効果】本発明の積層材は軽量で高強度であり、
しかも吸湿性を有するから結露が起こりにくゝ断熱防音
性、クッション性に富み、建築物の床材、壁材、自動車
の内装材等に有用である。
しかも吸湿性を有するから結露が起こりにくゝ断熱防音
性、クッション性に富み、建築物の床材、壁材、自動車
の内装材等に有用である。
【図１】本発明の一実施例の部分断面図
【図２】本発明の他の実施例の部分断面図
【符号の説明】 1,11 積層材 2 木質板 3 合成樹脂発泡体板
Claims (1)
- 【請求項１】木質板と合成樹脂発泡体板との積層材であ
って、該合成樹脂発泡体板には木質材料が混合されてい
ることを特徴とする積層材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20397695A JPH0929874A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 積層材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20397695A JPH0929874A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 積層材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929874A true JPH0929874A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16482747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20397695A Pending JPH0929874A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 積層材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929874A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009285946A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 内装化粧材 |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP20397695A patent/JPH0929874A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009285946A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 内装化粧材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20031224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |