JPH09293689A - 接続孔の形成方法 - Google Patents

接続孔の形成方法

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JPH09293689A
JPH09293689A JP8108196A JP10819696A JPH09293689A JP H09293689 A JPH09293689 A JP H09293689A JP 8108196 A JP8108196 A JP 8108196A JP 10819696 A JP10819696 A JP 10819696A JP H09293689 A JPH09293689 A JP H09293689A
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insulating film
film
forming
sidewall
connection hole
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JP8108196A
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Tetsuji Nagayama
哲治 長山
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己整合コンタクト・プロセスにおいて、ゲ
ート電極3を取り囲む絶縁膜の膜減りに起因する絶縁耐
圧の劣化を防止する。 【解決手段】 DRAMの記憶ノード・コンタクト形成
において、SiOx層間絶縁膜7を成膜する前に、ゲー
ト電極3を被覆するオフセット酸化膜4とサイドウォー
ル5の一部を化学機械研磨等の平坦化手段により水平に
除去し、サイドウォール5pのコーナー部(角の部分)
をゲート電極3のエッジから距離d1 だけ遠ざける。つ
まり、サイドウォール5pの断面形状を、従来に比べて
肩の張り出した形状とする。これにより、SiOx層間
絶縁膜7にコンタクトホールを開口するためのドライエ
ッチングを行う際にイオン・スパッタ作用によりコーナ
ー部が若干の膜減りを起こしても、ゲート電極3の周囲
に十分な厚さの絶縁膜を残すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造等の微細
デバイス加工分野に適用される接続孔の形成方法に関
し、特に自己整合コンタクト(SAC)プロセスにおい
て、予め基板上に形成されている電極パターンを被覆す
る絶縁膜の絶縁耐圧を十分に確保する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】0.3μm以降のデザイン・ルールが適
用される微細な半導体デバイスの製造プロセスでは、接
続孔の設計余裕を下層配線との位置合わせのバラつきを
考慮して決定すると、接続孔の設計寸法(=ホール径+
設計余裕)が大きくなり過ぎる問題が生じている。この
位置合わせのバラつきは、フォトリソグラフィで用いら
れる縮小投影露光装置のアライメント性能の不足に起因
するものである。しかもこのバラつきは、半導体プロセ
スに含まれる様々なスケーリング・ファクターの中でも
特にスケール・ダウンが困難な項目であり、解像度以上
に露光技術の限界を決定する要因であるとすら言われて
いる。
【0003】このような背景から、位置合わせのための
設計余裕をフォトマスク上で不要にできる自己整合コン
タクト(SAC)プロセスが関心を集めている。以下、
このプロセスをDRAMメモリセルの記憶ノード・コン
タクト形成に適用した例を2例、順を追って説明する。
【0004】最初に説明する方法は、初期に提案された
層間絶縁膜の平坦化を行わない方法である。図32は、
隣接するゲート電極(ワード線)の間で上層配線(記憶
ノード電極)を基板にコンタクトさせるためのコンタク
ト・ホールを自己整合的に開口するプロセスにおいて、
SiOx層間絶縁膜上でレジスト・パターニングを終了
した状態を示している。ここまでの工程を説明すると、
概略以下の通りである。まず、予めウェル形成や素子分
離を行ったシリコン基板41(Si)の表面に、熱酸化
により形成されたゲート酸化膜42(SiO2 )を介し
てゲート電極43(polySi/WSix)を形成す
る。これらゲート電極33は、いずれもその上面をオフ
セット酸化膜44(SiOx)、側面をサイドウォール
45(SiOx)にそれぞれ被覆されている。また、シ
リコン基板41の表層部には、LDD構造を有するソー
ス/ドレイン領域46を、上記ゲート電極43および上
記サイドウォール45に対して自己整合的に形成する。
【0005】かかる基体の全面には、SiOx層間絶縁
膜47をコンフォーマルに形成する。ここで、SiOx
層間絶縁膜47を平坦にではなくコンフォーマルに形成
するのは、後述するコンタクトホール・エッチングの段
階で下地のオフセット酸化膜44とサイドウォール45
とに対する選択比を原理的に確保することがこの方法で
はできないため、過剰なオーバーエッチングを行わなく
ともコンタクトホールが開口できる程度に最初から層間
絶縁膜の膜厚を設定しておく必要があるからである。
【0006】さらにこの上でフォトリソグラフィを行
い、レジスト・パターン48(PR)を形成する。この
レジスト・パターン48の開口は、隣接するゲート電極
33間の配線間スペースに比べて十分に大きい。続い
て、この上記レジスト・パターン48をマスクとし、S
iOx層間絶縁膜47をドライエッチングする。このエ
ッチングはSi基板41が露出するまで行い、図33に
示されるようなコンタクトホール49を形成する。
【0007】もうひとつの方法は、エッチング停止膜を
使用することにより層間絶縁膜の平坦化を図る方法であ
る。すなわち図34に示されるように、ゲート電極43
とオフセット酸化膜44のパターニング、およびサイド
ウォール45の形成までの工程は上述したとおりである
が、この後、基体の全面を薄くコンフォーマルなSiN
エッチング停止膜50で被覆し、続いてSiOx層間絶
縁膜51で基体の全面を略平坦化する。さらにこの上で
フォトリソグラフィを行い、レジスト・パターン52
(PR)を形成する。このレジスト・パターン52の開
口は、隣接するゲート電極43間の配線間スペースに比
べて十分に大きい。
【0008】続いて、この上記レジスト・パターン52
をマスクとし、SiOx層間絶縁膜51をドライエッチ
ングする。このエッチングは、下地のSiNエッチング
停止膜50に対して高選択比を達成可能な条件で行う。
上記SiOx層間絶縁膜51が平坦化できるのは、この
段階でオーバーエッチングを行ってもSiNエッチング
停止膜50の表面でエッチングが停止し、オフセット酸
化膜44やサイドウォール45が保護されるからであ
る。SiNエッチング停止膜50が露出したら、今度は
これをオフセット酸化膜44やサイドウォール45に対
して高選択比を達成可能な条件でエッチングし、図35
に示されるようなコンタクトホール53を完成させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SAC
プロセスには実用化に向けて解決すべき課題が多い。中
でも、ゲート電極43を覆う絶縁膜、すなわちオフセッ
ト酸化膜44とサイドウォール45とに対する高選択エ
ッチング技術の完成度はまだ不十分である。
【0010】たとえば、前掲の図33に示した例では、
コンタクトホール・エッチングは基本的にコントロール
ド・エッチング、すなわちSiOx層間絶縁膜47のち
ょうど膜厚分だけを除去するようなプロセスで行う。こ
こでは、自動的に選択比が確保される機構が存在しない
ため、エッチング量はエッチング時間で制御することに
なる。しかし、一般に被エッチング物のコーナー部(角
の部分)は、平坦部に比べてイオン・スパッタ作用によ
る膜厚の減少を起こし易い。これは、イオンが基板に対
して垂直に入射する条件下でも、被エッチング物のコー
ナー部では所定の入射角が発生するからである。スパッ
タリング効率は、この入射角がおおよそ45〜60゜の
範囲で最大となることが知られており、かかる理由から
コーナー部から先に絶縁膜が除去されて、エッチングが
オフセットSiOx膜44やサイドウォール45にまで
及び易くなる。この状態でSi基板41が露出するまで
エッチングを続けると、図33に示されるように、ゲー
ト電極43を覆う絶縁膜の厚さがエッジEの部分で著し
く減少し、絶縁耐圧がしばしば劣化する。極端な場合に
はゲート電極43のエッジEが露出し、後工程でコンタ
クトホール49に埋め込まれる上層配線とこのゲート電
極43とが短絡してしまう。
【0011】SiNエッチング停止膜50を用いた場合
にも、程度の差はあれ、同様の問題が発生する。SiN
膜上におけるSiOx膜の高選択エッチングは本来、極
めて難度の高いプロセスであるが、近年ではECRプラ
ズマ,誘導結合プラズマ(ICP),ヘリコン波プラズ
マといった、いわゆる高密度プラズマ源を用いてフルオ
ロカーボン系ガスのプラズマを励起させ、この時に発生
するフルオロカーボン(FC)系ポリマーを下地表面に
堆積させることにより、ある程度の下地選択比は確保で
きるようになっている。しかし、コーナー部のスパッタ
耐性が不十分であることに変わりはなく、SiNエッチ
ング停止膜50もある程度は削られる。この状態でひき
続いてSiNエッチング停止膜50のエッチングを行う
と、図35に示されるように、やはりゲート電極43を
覆う絶縁膜の厚さがエッジEの部分で著しく減少し、絶
縁耐圧が劣化する。
【0012】この問題に対し、従来はオフセット酸化膜
44の膜厚を大とすることで対応してきた。しかし、こ
のように縦方向のプロセス・マージンを稼ぐような手法
は基板の表面段差の増大を招き、多層配線形成やリソグ
ラフィに多大な悪影響を及ぼす。そこで本発明は、予め
基板上に形成されている電極パターンを被覆する絶縁膜
の絶縁耐圧を基板の表面段差を増大させることなく十分
に確保し、信頼性の高い自己整合コンタクトが得られる
接続孔の形成方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の接続孔の形成方
法は、SACプロセスにおいて電極パターンの側壁面を
被覆する側壁絶縁膜の上部水平寸法と底部水平寸法とを
近付けることにより、該側壁絶縁膜のコーナー部に十分
な厚みを持たせ、上述の絶縁耐圧の劣化に備えようとす
るものである。
【0014】本発明における側壁絶縁膜は、通常のLD
D型MOSトランジスタのサイドウォールそのものによ
り構成するか、あるいはこのサイドウォールとエッチン
グ停止膜との組み合わせにより構成する。また、側壁絶
縁膜の上述のような形状は、その構成材料である絶縁膜
の成膜後の加工により達成するか、あるいは成膜条件に
起因するオーバーハング形状をそのまま反映させること
により達成する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明では、上部水平寸法と底部
水平寸法とが近似した側壁絶縁膜の形成工程が、プロセ
ス上の要点となる。この側壁絶縁膜は、次のような方法
で形成することができる。
【0016】(I)絶縁膜の成膜後の加工による方法 (II)絶縁膜の成膜時のオーバーハング傾向を利用する
方法 (II-1) 側壁絶縁膜をサイドウォールのみで構成 (II-1-a) サイドウォールを層間絶縁膜と実質的に同じ
材料で構成 (II-1-b) サイドウォールを層間絶縁膜に対してエッチ
ング選択比のとれる材料で構成 (II-2) 側壁絶縁膜をサイドウォールとエッチング停止
膜とにより構成 以下、これらの方法について順次説明する。
【0017】上記の方法(I)の成膜後加工とは、具体
的には、電極パターンを層間絶縁膜あるいはエッチング
停止膜で被覆する前に、この電極パターンを取り囲む側
壁絶縁膜とオフセット絶縁膜の各々の膜厚方向の一部を
表面から略水平に除去(以下、水平除去と称する。)す
ることである。CVD法により電極パターンをほぼコン
フォーマルに被覆するごとく成膜された絶縁膜を異方的
にエッチバックして得られるサイドウォールの断面形状
は通常、上端から底面に向けて(つまり基板側に向かっ
て)大となっているので、これをオフセット絶縁膜と共
にその膜厚方向に沿って上から水平に除去してゆけば、
除去面に現れる該サイドウォールの上部寸法は底部寸法
に近付くことになる。つまり、配線パターンを取り囲む
絶縁膜のコーナー部が該配線パターンのエッジから遠ざ
かった形となる。したがって、たとえその上の層間絶縁
膜のエッチング中、あるいはこれに加えてエッチング停
止膜のエッチング中にイオン・スパッタ作用により上記
コーナー部の膜厚が減少したとしても、配線パターンの
エッジはまだ十分な厚さの絶縁膜に覆われていることに
なり、この部分における絶縁耐圧の劣化を防止すること
ができる。
【0018】前記オフセット絶縁膜の膜厚方向の中途部
には、除去速度が相対的に遅い別の絶縁材料からなる平
坦化停止膜を介在させ、前記の略水平な除去を該平坦化
停止膜の露出面で停止させるようにしても良い。これに
より、単純な時間制御にもとづいて水平除去を終了する
場合に比べて、いっそう正確に水平除去量を規定するこ
とができる。このときの除去速度とは、水平除去をレジ
スト・エッチバックで行うならエッチング速度、化学機
械研磨で行うなら研磨速度ということになる。いずれに
しても、上記オフセット絶縁膜と前記サイドウォール絶
縁膜とが共に酸化シリコン系材料で構成される場合に
は、平坦化停止膜を窒化シリコン系材料で構成すること
が好適である。上記の水平除去は、たとえば全面レジス
ト塗布とエッチバックを組み合わせた、いわゆるレジス
ト・エッチバックの手法により行うこともできるが、特
に化学機械研磨(CMP)により簡便に行うことができ
る。水平除去が行われた後は、基体の全面を層間絶縁膜
で被覆する工程に移る。このとき、絶縁膜に取り囲まれ
た配線パターン上に直接に層間絶縁膜を成膜する場合に
はこれをコンフォーマル形状とし、エッチング停止膜を
介して成膜する場合には平坦化形状とすることが好適で
ある。後者のエッチング停止膜を用いる場合には、層間
絶縁膜と該エッチング停止膜とを各々の最適条件で順次
エッチングすることにより、接続孔を完成させる。
【0019】ところで、上記の方法(I)を採用する場
合には、膜厚方向の一部を水平除去した後のオフセット
絶縁膜が従来のオフセット絶縁膜と同等の機能を果たす
必要があるので、このときのオフセット絶縁膜の初期膜
厚は従来よりも大きく設定しておかなければならない。
一方、サイドウォールの膜厚は従来と同じで良い。これ
は、このサイドウォールの底部寸法がMOSトランジス
タのLDD領域の長さを決定する重要なパラメータとな
っているからである。しかし、膜厚が従来と同じであっ
ても上端からその水平除去を行うので、除去面で測定し
たサイドウォールの上部寸法は従来よりも増大する。つ
まり上記の方法(I)では、配線パターンを取り囲む絶
縁膜は全体として、縦方向寸法と底面における横方向寸
法を従来と同等に保ったままで、肩が張り出した様な形
状となるのである。
【0020】次に、上記の方法(II)について説明す
る。この方法は、絶縁膜の成膜時のオーバーハング傾向
を利用するものである。この傾向は、典型的にはスパッ
タリング、特に被着粒子の直進性にやや劣るスパッタリ
ング条件で成膜された絶縁膜にみられるものである。た
だし、本発明で述べるオーバーハング傾向とは、実際に
上部が底部よりも庇のごとく迫り出すような形状が得ら
れる状態はもちろんのこと、たとえ迫り出していなくて
もコーナー部の厚みが他の部分に比べて顕著に厚い状態
も含むものとする。
【0021】ここで、方法(II-1)のごとく側壁絶縁膜を
サイドウォールのみで構成する場合には、オーバーハン
グ形状をもって成膜された絶縁膜をそのまま異方的にエ
ッチバックすることで、目的を達することができる。こ
こで、上記サイドウォールは方法(II-1-a)のように層間
絶縁膜と実質的に同じ材料で構成しても良いし、あるい
は方法(II-1-b)のように層間絶縁膜に対してエッチング
選択比のとれる材料で構成しても良い。層間絶縁膜を一
般的なプロセスにしたがって通常の酸化シリコン系材料
で構成すると、エッチング選択比のとれる材料はたとえ
ば窒化シリコン系材料ということになる。
【0022】また、方法(II-2)のごとく側壁絶縁膜をサ
イドウォールとエッチング停止膜とにより構成する場合
は、この両者が共にオーバーハング形状を有していても
良いが、通常形状のサイドウォール上にオーバーハング
形状を有するエッチング停止膜を積層するだけでも、目
的を達することができる。後者の場合には、サイドウォ
ールをたとえば酸化シリコン系材料、エッチング停止膜
を窒化シリコン系材料で構成することができる。
【0023】なお、方法(II)を採用する場合の層間絶
縁膜の形成方法も、方法(I)に関して上述した考え方
にもとづいて行う。すなわち、絶縁膜に囲まれた配線パ
ターン上に直接に層間絶縁膜を成膜する場合にはこれを
コンフォーマル形状とし、エッチング停止膜を介して成
膜する場合、あるいは層間絶縁膜に対してエッチング選
択比がとれるオフセット絶縁膜とサイドウォールとを用
いる場合には、層間絶縁膜を平坦化形状とする。
【0024】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0025】実施例1 本実施例は、2本のワード線の間でDRAMの記憶ノー
ド電極を基板にコンタクトさせるSACプロセスに関す
るものであり、ポリサイド・ゲート電極を覆うオフセッ
ト酸化膜(SiOx)とサイドウォール(SiOx)の
一部に化学機械研磨を施した後、基体の全面をSiOx
層間絶縁膜でコンフォーマルに覆い、この膜に接続孔を
開口した。このプロセスを、図1ないし図5を参照しな
がら説明する。
【0026】まず、予めウェル形成や素子分離を行った
Si基板1の表面をたとえばパイロジェニック酸化法で
熱酸化することにより、厚さ約8nmのゲート酸化膜2
を形成した。続いて、たとえば厚さ約200nmのタン
グステン・ポリサイド膜と厚さ約400nmのSiOx
膜を順次成膜し、これらの膜を共通のレジスト・マスク
を介してドライエッチングすることにより、ゲート電極
3(polySi/WSix)とオフセット酸化膜4か
らなる積層パターンを形成した。ここで、上記ゲート電
極3は下層側から順に、たとえば減圧CVD法で成膜さ
れた厚さ約100nmのn+ 型ポリシリコン膜(pol
ySi)と、プラズマCVD法で成膜された厚さ約10
0nmのタングステン・シリサイド膜(WSix )との
積層構造を有する。また、オフセット酸化膜4はたとえ
ばO3 −TEOS常圧CVD法により形成することがで
きる。上記ゲート電極3の線幅および配線間スペース
は、共に約0.35μmとした。
【0027】次に、上記積層パターンをマスクとしてA
+ の低濃度イオン注入を行い、シリコン基板1の表層
部にLDD領域を形成した。このときのイオン注入条件
は、たとえばイオン加速エネルギー20keV,ドース
量6×1012/cm2 とした。次に、基体の全面に厚さ
約200nmのSiOx膜をたとえば常圧CVD法で堆
積させた後、これを等方的にエッチバックし、上記積層
パターンの側壁面にサイドウォール5を形成した。さら
に、先の積層パターンとこのサイドウォール5の双方を
マスクとしてAs+ の高濃度イオン注入を行った。この
ときのイオン注入条件は、たとえばイオン加速エネルギ
ー20keV,ドース量3×1015/cm2 とした。さ
らに1050℃,10秒間のRTA(ラピッド・サーマ
ル・アニール)を行って不純物(As)を活性化させ、
LDD構造を有するソース/ドレイン領域6を形成し
た。図1は、ここまでの工程を終了した状態を示してい
る。次に、上記オフセット酸化膜4とサイドウォール5
とを、市販の化学機械研磨(CMP)装置を用いて約2
00nm除去した。この研磨は、たとえば下記の2種類
の条件例のいずれかを用いて行った。
【0028】 (研磨条件1) ヘッド押し付け圧力 300g/cm2 研磨ヘッド回転数 30rpm 研磨テーブル回転数 30rpm 研磨時間 20秒 研磨布 ポリウレタン発泡体と布織布との積層体 研磨スラリー フュームド・シリカの塩基性水系分散液 (研磨条件2) ヘッド押し付け圧力 500g/cm2 研磨ヘッド回転数 20rpm 研磨テーブル回転数 20rpm 研磨時間 20秒 研磨布 ポリウレタン発泡体と布織布との積層体 研磨スラリー フュームド・シリカの塩基性水系分散液 なお、上記研磨布としてはIC1000/suba400(商品名:ロ
ーデル社製)、上記研磨スラリーとしてはIC112 (商品
名:キャボット社製)をそれぞれ使用した。
【0029】この研磨により、図2に示されるように、
オフセット酸化膜4p(添字pは、研磨された膜である
ことを表す。以下同様。)の残膜厚は約200nmとな
った。この残膜厚は、研磨時間により制御されている。
また、ゲート電極3のエッジ部からサイドウォール5p
のコーナー部との水平距離d1 は約230nmとなり、
従来構造の4倍以上に拡大した。
【0030】次に、図3に示されるように、たとえば常
圧CVD法によりSiOx層間絶縁膜7を約300nm
の厚さにコンフォーマルに成膜した。この後、SiOx
層間絶縁膜7の上にレジスト・パターン8を形成した。
このときのレジスト・パターニングは、化学増幅系ポジ
型フォトレジスト材料(和光純薬社製,商品名WKR−
PT1)とKrFエキシマ・レーザ・ステッパを用いて
行い、配線間スペースをカバーする直径約0.4μmの
開口を設けた。
【0031】次に、上記SiOx層間絶縁膜7を選択的
にエッチングした。このエッチングは、たとえば下記の
2種類の条件例のいずれかを用いて行った。
【0032】 (エッチング条件1) エッチング装置 ECRプラズマ・エッチャー(SiOx膜用) CHF3 流量 35SCCM CH22 流量 15SCCM 圧力 0.27Pa マイクロ波パワー 1200W(2.45GHz) RFバイアス・パワー 150W(800kHz) ウェハ温度 20℃ オーバーエッチング率 30% (エッチング条件2) エッチング装置 ICPエッチャー(SiOx膜用) C26 流量 50SCCM 圧力 0.27Pa マイクロ波パワー 2000W(2MHz) RFバイアス・パワー 150W(1.8MHz) ウェハ温度 20℃ オーバーエッチング率 30% なお、上記ICPとは誘導結合プラズマを指す。この結
果、図4に示されるように、コンタクトホール9が形成
された。
【0033】上記エッチングの際には、必要最小限のオ
ーバーエッチング時に生ずるオフセット酸化膜4pやサ
イドウォール5pの若干の膜減り、あるいはコーナー部
における膜減りに起因して、ゲート電極3のエッジとサ
イドウォール5のコーナー部との間の距離d2 が当初の
距離d1 から若干変化する可能性もある。しかし、これ
だけの距離が確保されていることにより、ゲート電極3
のエッジはまだ十分な厚さの絶縁膜に覆われている。
【0034】この後、上記レジスト・パターン8をアッ
シングし、さらに図5に示されるように、上記コンタク
トホール9を被覆するごとく記憶ノード電極である上層
配線10(Al)を形成し、記憶ノード・コンタクトを
完成させた。この上層配線10は、たとえばTi系密着
層/Al−1%Si膜/TiN反射防止膜の3層構造の
Al系多層膜である。本発明において、ゲート電極3を
被覆する絶縁膜は、この上層配線10が形成された後に
も十分な絶縁耐圧を示した。
【0035】実施例2 本実施例では、オフセット酸化膜の中途部にSiN平坦
化停止膜を設け、CMPをこの膜の露出面で停止させ
た。このプロセスを、図6ないし図10を参照しながら
説明する。
【0036】図6は、前掲の図1と同様、ソース/ドレ
イン領域6の形成までが終了した状態を示しているが、
図1と異なる点は、オフセット絶縁膜がSiOx/Si
N/SiOxの3層構造となっている点である。かかる
構造を得るには、まずポリシリコン膜とWSix膜とを
成膜した後、公知の成膜方法にしたがってたとえば厚さ
約150nmの下層側SiOx膜11,厚さ約50nm
のSiN平坦化停止膜12,厚さ約200nmの上層側
SiOx膜13を順次積層し、次にゲート電極パターン
に倣ったレジスト・パターンを形成し、これを共通マス
クとして上記5層の膜を各々の最適条件にて順次ドライ
エッチングした後、レジスト・パターンをアッシングす
る。ゲート酸化膜2,サイドウォール5,ソース/ドレ
イン領域6の形成方法については、実施例1で上述した
とおりである。
【0037】次に、上記上層側酸化膜13とサイドウォ
ール5とを、市販の化学機械研磨(CMP)装置を用い
て除去した。この研磨は、たとえば実施例1で上述した
条件でも行うことができるが、SiN平坦化停止膜12
を設けているために厳密な時間制御は不要であり、また
研磨の高速化を図ることができる。研磨を終了した状態
を図7に示す。このとき、ゲート電極3のエッジとサイ
ドウォール5pのコーナー部との間の距離d3 は、約2
30nmとなった。
【0038】次に、実施例1と同様、厚さ約300nm
のコンフォーマルなSiOx層間絶縁膜7と、配線間ス
ペースをカバーする領域に直径約0.4μmの開口を有
するレジスト・パターン8とを形成した。この状態を、
図8に示す。
【0039】続いて、上記SiOx層間絶縁膜7を選択
的にエッチングした。このエッチングは、たとえば下記
の条件 (エッチング条件3) エッチング装置 ICPエッチャー(SiOx膜用) C38 流量 20SCCM Ar流量 50SCCM 圧力 0.3Pa ソース・パワー 2000W(2MHz) RFバイアス・パワー 200W(1.8MHz) ウェハ温度 20℃ オーバーエッチング率 30% で行った。上記のドライエッチング条件は、SiN平坦
化停止膜12やSi基板1に対して選択比が確保できる
条件である。この結果、図9に示されるように、コンタ
クトホール14が形成された。
【0040】上記エッチングの際には、SiN平坦化停
止膜必要最小限のオーバーエッチング時に生ずるサイド
ウォール5pの若干の膜減りに起因して、ゲート電極3
のエッジとサイドウォール5のコーナー部との間の距離
4 が当初の距離d3 から変化する可能性もある。しか
し、かかる距離が確保されていることにより、ゲート電
極3のエッジはまだ十分な厚さの絶縁膜に覆われてい
る。
【0041】この後、上記レジスト・パターン8をアッ
シングし、さらに図10に示されるように、上記コンタ
クトホール14を被覆するごとくAl系多層膜からなる
上層配線15(Al)を記憶ノード電極として形成し、
記憶ノード・コンタクトを完成させた。本実施例でも、
ゲート電極3を被覆する絶縁膜は十分な絶縁耐圧を有し
ていた。
【0042】実施例3 本実施例では、SiOx層間絶縁膜の下側にSiNエッ
チング停止膜を設け、絶縁膜の平坦化を図った。このプ
ロセスを、図11ないし図14を参照しながら説明す
る。
【0043】図11は、前掲の図2と同様に膜厚方向の
一部を水平除去されたオフセット酸化膜4pとサイドウ
ォール5pとを形成した後、基体の全面を厚さ約50n
mのSiNエッチング停止膜16でコンフォーマルに被
覆した後、基体の表面を厚さ約500nmのSiOx層
間絶縁膜17でほぼ平坦化し、この上にレジスト・パタ
ーン18を形成した状態を示している。
【0044】ここで、上記SiNエッチング停止膜16
は、たとえば下記の条件スパッタリング装置 平行平
板型RFスパッタリング装置 ターゲット Si34 Ar流量 20SCCM 圧力 0.1Pa RFパワー 1kW(13.56MHz) スパッタリング時間 45秒 で成膜することができる。また、上記SiOx層間絶縁
膜17は、たとえばO3−TEOS常圧CVD法により
成膜されたBPSG(ホウ素・リン・シリケート・ガラ
ス)膜を加熱リフローさせることにより形成される。
【0045】次に、上記SiOx層間絶縁膜17を選択
的にエッチングした。このエッチングは、たとえば下記
の2種類の条件例のいずれかを用いて行った。
【0046】 (エッチング条件4) エッチング装置 マグネトロンRIE装置(SiOx膜用) c−C48 流量 10SCCM CO流量 200SCCM Ar流量 300SCCM 圧力 6.0Pa RFパワー 1600W(13.56MHz) ウェハ温度 20℃ オーバーエッチング率 50% (エッチング条件5) エッチング装置 ヘリコン波プラズマ・エッチャー(SiOx膜用 ) c−C48 流量 35SCCM CO流量 5SCCM Ar流量 100SCCM 圧力 0.2Pa ソース・パワー 2500W(13.56MHz) RFバイアス・パワー 150W(400kHz) ウェハ温度 20℃ オーバーエッチング率 50% この結果、図12に示されるように、コンタクトホール
19が途中まで形成され、その底面にSiNエッチング
停止膜16が露出した状態となった。
【0047】上記のエッチングでは、高密度プラズマ中
で豊富に発生するイオンを利用して実用的な速度でエッ
チングが進行する。またこれと共に、プラズマ中に生成
する適度な量のフルオロカーボン系ポリマーがSiNエ
ッチング停止膜16に対する選択比を確保する役目を果
たすので、エッチングは図12に示されるように、Si
Nエッチング停止膜16が露出したところで停止する。
このときの対SiN選択比としては、平坦部で約30,
イオン衝撃に比較的弱いコーナー部でも約25と、高い
値が達成された。
【0048】次に、上記のSiNエッチング停止膜16
の露出部分を選択的に除去した。このときのドライエッ
チングは、たとえば下記の2種類の条件例のいずれかを
用いて行った。
【0049】 (エッチング条件6) エッチング装置 マグネトロンRIE装置(SiOx膜用) CHF3 流量 20SCCM O2 流量 20SCCM 圧力 6.0Pa RFパワー 600W(13.56MHz) ウェハ温度 20℃ オーバーエッチング率 30% (エッチング条件7) エッチング装置 ヘリコン波プラズマ・エッチャー(SiOx膜用 ) CHF3 流量 20SCCM O2 流量 20SCCM 圧力 0.4Pa ソース・パワー 2000W(13.56MHz) RFバイアス・パワー 100W(400kHz) ウェハ温度 20℃ オーバーエッチング率 30% この結果、図13に示されるようにコンタクトホール1
9が完成された。
【0050】この後、図14に示されるように、上記コ
ンタクトホール19を被覆するごとく、Al系多層膜か
らなる上層配線20(Al)を記憶ノード電極として形
成し、記憶ノード・コンタクトを完成させた。
【0051】本実施例では、SiOx層間絶縁膜17と
SiNエッチング停止膜16の両ドライエッチングを通
じて、トータルでは実施例1よりも大幅なオーバーエッ
チングを行っているにもかかわらず、ゲート電極3のエ
ッジとサイドウォール5pのコーナー部との間の距離d
2 が十分に大きく維持された。このため、本実施例で
も、ゲート電極3を被覆する絶縁膜の絶縁耐圧を確保す
ることができた。
【0052】実施例4 本実施例では、スパッタ成膜されたSiOx膜をエッチ
バックすることによりオーバーハング形状のサイドウォ
ールを形成し、基体の全面をSiOx層間絶縁膜でコン
フォーマルに覆い、この膜に接続孔を開口した。このプ
ロセスを、図15ないし図19を参照しながら説明す
る。
【0053】図15は、ゲート酸化膜2が形成されたS
i基板1上でゲート電極3とオフセット酸化膜21とを
パターニングし、このパターンをマスクとする低濃度イ
オン注入によりLDD領域6L を形成した後、基体の全
面を厚さ約200nmのサイドウォール用SiOx膜2
2で被覆した状態を示している。ただし、上記オフセッ
ト酸化膜の厚さは実施例1のように大きく設定する必要
はなく、従来の一般的なプロセスと同程度で良い。ここ
では150nmとした。また、上記のサイドウォール用
SiOx膜22は、たとえば下記のスパッタリング条件 スパッタリング装置 平行平板型RFスパッタリング装置 ターゲット SiO2 Ar流量 20SCCM 圧力 0.1Pa RFパワー 1kW(13.56MHz) スパッタリング時間 180秒 にしたがって成膜した。この条件では、被着粒子の直進
性が適度に制限されているため、サイドウォール用Si
Ox膜22は図示されるようなオーバーハング形状を呈
した。
【0054】次に、このサイドウォール用SiOx膜2
2を、一例として下記のエッチバック条件 エッチング装置 アノードカップル平行平板型RIE装置 (SiOx膜用) CHF3 流量 30SCCM CF4 流量 50SCCM Ar流量 600SCCM 圧力 200Pa RFパワー 600W(380kHz) ウェハ温度 10℃ オーバーエッチング率 5% にしたがって異方的にエッチバックした。これにより、
図16に示されるように、上部水平寸法d5 が底部水平
寸法より大きいサイドウォール22eを形成した。この
後、Si基板1上のパターンをマスクとして高濃度イオ
ン注入を行うことにより、ソース/ドレイン6を形成し
た。
【0055】次に、図17に示されるように、たとえば
常圧CVD法によりSiOx層間絶縁膜23を約300
nmの厚さにコンフォーマルに成膜し、続いてエキシマ
・レーザ・リソグラフィによりレジスト・パターン24
(PR)を形成した。このレジスト・パターン24は、
配線間スペースをカバーする領域に約0.5μm径の開
口を有している。
【0056】次に、図18に示されるように、上記Si
Ox層間絶縁膜23の露出部を選択的にエッチングして
コンタクトホール25を形成し、レジスト・パターン2
4をアッシングした。ここで、上記のエッチングは、前
述のエッチング条件1またはエッチング条件2にしたが
って行った。このとき、オフセット酸化膜21とサイド
ウォール22eの一部に膜減りが生じ、該サイドウォー
ルの上部水平寸法d6はエッチング前の寸法d5 から若
干変動した。しかし、ゲート電極3を被覆する絶縁膜と
して十分な厚さが確保されていることに何ら変わりはな
かった。この後、図19に示されるような上層配線26
(Al)を形成し、記憶ノード・コンタクトを完成させ
た。
【0057】実施例5 本実施例では、従来どおりの通常形状を有するSiOx
サイドウォールと、オーバーハング傾向を持つSiNエ
ッチング停止膜との組み合わせにより側壁絶縁膜を形成
した例である。このプロセスを、図20ないし図26を
参照しながら説明する。
【0058】図20は、LDD領域6L の形成までを実
施例4と同様に行った後、基体の全面にコンフォーマル
なサイドウォール用SiOx膜27をCVD成膜した状
態を示している。次に、このサイドウォール用SiOx
膜27を実施例4で上述した条件にしたがって異方的に
エッチバックすることにより、図21に示されるような
通常形状を有するサイドウォール27eを形成した。こ
の後、Si基板1上のパターンをマスクとして高濃度イ
オン注入を行うことにより、ソース/ドレイン6を形成
した。
【0059】次に、図22に示されるように、かかる基
体の全面を被覆するごとく厚さ約100nmのSiNエ
ッチング停止膜28を成膜した。このときの成膜条件
は、たとえば、 スパッタリング装置 平行平板型RFスパッタリング装置 ターゲット Si34 Ar流量 20SCCM 圧力 0.1Pa RFパワー 1kW(13.56MHz) スパッタリング時間 90秒 とした。この条件で形成されるSiNエッチング停止膜
28は、図示されるようにコーナー部の厚い膜となっ
た。本実施例では、側壁絶縁膜はSiOx膜からなるサ
イドウォール27eとSiNエッチング停止膜28とか
ら構成される。この段階における側壁絶縁膜の上部水平
寸法をd7 とする。
【0060】以降の工程は、実施例3とほぼ同様であ
る。すなわち、まず図23に示されるように、基体の全
面を厚さ約500nmのSiOx層間絶縁膜29で略平
坦化した後、レジスト・パターン30(PR)を形成し
た。続いて、このレジスト・パターン30をマスクと
し、まず図24に示されるようにSiOx層間絶縁膜2
9をドライエッチングし、さらに図25に示されるよう
にSiNエッチング停止膜28をドライエッチングして
コンタクトホール31を形成した。サイドウォール27
eの肩部には、SiNエッチング停止膜28の残渣28
rが残存し、この部分の膜減りを防止している。このと
きの側壁絶縁膜の上部水平寸法d8 はエッチング前の寸
法d7 から若干変動したが、ゲート電極3の側壁面に十
分な厚さの絶縁膜が残ることに変わりはなかった。この
後、図26に示されるような上層配線32(Al)を形
成し、記憶ノード・コンタクトを完成させた。
【0061】実施例6 本実施例では、オフセット絶縁膜とオーバーハング形状
を有するサイドウォールとを、共にSiN膜を用いて構
成した。このプロセスを、図27ないし図31を参照し
ながら説明する。
【0062】図27は、ゲート酸化膜2が形成されたS
i基板1上でゲート電極3とオフセット窒化膜33とを
パターニングし、このパターンをマスクとする低濃度イ
オン注入によりLDD領域6L を形成した後、基体の全
面を厚さ約200nmのサイドウォール用SiN膜34
で被覆した状態を示している。ここで、上記オフセット
SiN膜33は、たとえば減圧CVD法やプラズマCV
D法により約150nmの厚さに形成されたSiN膜
を、ゲート電極3と共通パターンでエッチングすること
により形成されている。また、上記サイドウォール用S
iN膜34の成膜条件は、スパッタリング時間を180
秒に延長した他は、実施例5で上述したとおりである。
【0063】次に、このサイドウォール用SiN膜34
を、一例として下記のエッチバック条件 エッチング装置 アノードカップル平行平板型RIE装置 (SiOx膜用) CHF3 流量 10SCCM CF4 流量 70SCCM Ar流量 600SCCM 圧力 200Pa RFパワー 800W(380kHz) ウェハ温度 10℃ オーバーエッチング率 5% にしたがって異方的にエッチバックした。これにより、
図28に示されるように、上部水平寸法d9 が底部水平
寸法より大きいサイドウォール34eを形成した。この
後、Si基板1上のパターンをマスクとして高濃度イオ
ン注入を行うことにより、ソース/ドレイン6を形成し
た。
【0064】以降の工程は、実施例3とほぼ同様であ
る。すなわち、まず図29に示されるように、基体の全
面を厚さ約500nmのSiOx層間絶縁膜35で略平
坦化した後、レジスト・パターン36(PR)を形成し
た。続いて、このレジスト・パターン36をマスクと
し、図30に示されるようにSiOx層間絶縁膜35を
ドライエッチングし、コンタクトホール37を形成し
た。このとき、オフセット窒化膜33およびサイドウォ
ール34eに膜減りが生じ、該サイドウォール34eの
上部水平寸法d10はエッチング前の寸法d9 から若干変
動したが、ゲート電極3の側壁面に十分な厚さの絶縁膜
が残ることに変わりはなかった。この後、図31に示さ
れるような上層配線32(Al)を形成し、記憶ノード
・コンタクトを完成させた。
【0065】以上、本発明の具体的な実施例を6例挙げ
たが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるもので
はなく、プラズマ源,サンプル・ウェハの構成,成膜方
法,研磨条件,ドライエッチング条件等の細部は、適宜
変更および選択が可能である。
【0066】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、SACプロセスにおいてオフセット絶縁膜
やサイドウォール絶縁膜のコーナー部の膜厚減少に起因
する絶縁耐圧の劣化を防止することができる。これによ
り、製造される半導体デバイスの性能や信頼性が向上す
ることはもちろん、SACプロセスの実用性も向上す
る。本発明は、半導体装置の微細化,高集積化,高信頼
化に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して自己整合的なDRAMの記憶
ノード・コンタクト形成を行うプロセス例(実施例1)
において、厚目のオフセット酸化膜とゲート電極とをパ
ターニングし、さらにサイドウォールを形成した状態を
示す模式的断面図である。
【図2】図1のオフセット酸化膜とサイドウォールの一
部を化学機械研磨により水平除去した状態を示す模式的
断面図である。
【図3】図2の基体の全面にコンフォーマルなSiOx
層間絶縁膜を堆積し、その上でレジスト・パターニング
を行った状態を示す模式的断面図である。
【図4】図3のSiOx層間絶縁膜をドライエッチング
してコンタクトホールを開口した状態を示す模式的断面
図である。
【図5】図4のコンタクトホールに上層配線を埋め込ん
だ状態を示す模式的断面図である。
【図6】本発明を適用して自己整合的なDRAMの記憶
ノード・コンタクト形成を行うプロセス例(実施例2)
において、中途部にSiN平坦化停止膜を挟んだオフセ
ット酸化膜とゲート電極とをパターニングし、サイドウ
ォールを形成した状態を示す模式的断面図である。
【図7】図6のオフセット酸化膜とサイドウォールの一
部を水平除去した状態を示す模式的断面図である。
【図8】図7の基体の全面にコンフォーマルなSiOx
層間絶縁膜を堆積し、その上でレジスト・パターニング
を行った状態を示す模式的断面図である。
【図9】図8のSiOx層間絶縁膜をドライエッチング
してコンタクトホールを開口した状態を示す模式的断面
図である。
【図10】図9のコンタクトホールに上層配線を埋め込
んだ状態を示す模式的断面図である。
【図11】本発明を適用して自己整合的なDRAMの記
憶ノード・コンタクト形成を行うプロセス例(実施例
3)において、オフセット酸化膜とサイドウォールの一
部水平除去を終了した基体の全面をSiNエッチング停
止膜でコンフォーマルに被覆し、SiOx層間絶縁膜で
基体の表面を略平坦化し、レジスト・パターニングを行
った状態を示す模式的断面図である。
【図12】図11のSiOx層間絶縁膜を選択的にドラ
イエッチングした状態を示す模式的断面図である。
【図13】図12のSiNエッチング停止膜の露出部を
選択的にドライエッチングしてコンタクトホールを開口
した状態を示す模式的断面図である。
【図14】図13のコンタクトホールに上層配線を埋め
込んだ状態を示す模式的断面図である。
【図15】本発明を適用して自己整合的なDRAMの記
憶ノード・コンタクト形成を行うプロセス例(実施例
4)において、オフセット酸化膜とゲート電極のパター
ニングを終了した基体の全面にサイドウォール形成用S
iOx膜をスパッタ成膜した状態を示す模式的断面図で
ある。
【図16】図15のサイドウォール用SiOx膜をエッ
チバックしてサイドウォールを形成した状態を示す模式
的断面図である。
【図17】図16の基体の全面にコンフォーマルなSi
Ox層間絶縁膜を成膜し、レジスト・パターニングを行
った状態を示す模式的断面図である。
【図18】図17のSiOx層間絶縁膜をドライエッチ
ングしてコンタクトホールを開口した状態を示す模式的
断面図である。
【図19】図18のコンタクトホールに上層配線を埋め
込んだ状態を示す模式的断面図である。
【図20】本発明を適用して自己整合的なDRAMの記
憶ノード・コンタクト形成を行うプロセス例(実施例
5)において、オフセット酸化膜とゲート電極のパター
ニングを終了した基体の全面にサイドウォール用SiO
x膜をCVD成膜した状態を示す模式的断面図である。
【図21】図20のサイドウォール用SiOx膜をエッ
チバックしてサイドウォールを形成した状態を示す模式
的断面図である。
【図22】図21の基体の全面にコーナー部が厚いSi
Nエッチング停止膜を成膜した状態を示す模式的断面図
である。
【図23】図22の基体の全面をSiOx層間絶縁膜で
略平坦化し、レジスト・パターニングを行った状態を示
す模式的断面図である。
【図24】図23のSiOx層間絶縁膜を選択的にドラ
イエッチングした状態を示す模式的断面図である。
【図25】図24のSiNエッチング停止膜の露出部を
選択的にドライエッチングしてコンタクトホールを開口
した状態を示す模式的断面図である。
【図26】図25のコンタクトホールに上層配線を埋め
込んだ状態を示す模式的断面図である。
【図27】本発明を適用して自己整合的なDRAMの記
憶ノード・コンタクト形成を行うプロセス例(実施例
6)において、オフセットSiN膜とゲート電極のパタ
ーニングを終了した基体の全面にサイドウォール用Si
N膜をスパッタ成膜した状態を示す模式的断面図であ
る。
【図28】図27のサイドウォール用SiN膜をエッチ
バックしてサイドウォールを形成した状態を示す模式的
断面図である。
【図29】図28の基体をSiOx層間絶縁膜で略平坦
化し、レジスト・パターニングを行った状態を示す模式
的断面図である。
【図30】図29のSiOx層間絶縁膜をドライエッチ
ングしてコンタクトホールを開口した状態を示す模式的
断面図である。
【図31】図30のコンタクトホールに上層配線を埋め
込んだ状態を示す模式的断面図である。
【図32】従来の自己整合的なDRAMのビット線コン
タクト形成を行うプロセス例において、コンフォーマル
なSiOx層間絶縁膜上でレジスト・パターニングを行
った状態を示す模式的断面図である。
【図33】図32のSiOx層間絶縁膜を選択的に除去
する際に、オフセット酸化膜とサイドウォールの一部が
侵食され、ゲート電極のエッジが露出しかけた状態を示
す模式的断面図である。
【図34】従来の自己整合的なDRAMのビット線コン
タクト形成を行う他のプロセス例において、SiNエッ
チング停止膜上に積層された略平坦なSiOx層間絶縁
膜上でレジスト・パターニングを行った状態を示す模式
的断面図である。
【図35】図34のSiOx層間絶縁膜とSiNエッチ
ング停止膜とを選択的に除去する際に、オフセット酸化
膜とサイドウォールの一部が侵食され、ゲート電極のエ
ッジが露出しかけた状態を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 Si基板 3 ゲート電極(polySi/WSi
x) 4,21 オフセット酸化膜(SiOx) 4p
(研磨により一部水平除去された)オフセット酸化膜
5 サイドウォール(SiOx) 5p (研磨によ
り一部水平除去された)サイドウォール 6 ソース/
ドレイン領域 7,23 (コンフォーマルな)SiO
x層間絶縁膜 10,15,20,26,32,38
上層配線(Al) 9,14,19,25,31,37
コンタクトホール 11 下層側SiOx膜 12,
28 SiN平坦化停止膜 13 上層側SiOx膜
16SiNエッチング停止膜 17,29,35 (平
坦な)SiOx層間絶縁膜22e (オーバーハング形
状を有する)サイドウォール(SiOx) 33オフセ
ット窒化膜(SiN) 34e サイドウォール(Si
N)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 21/336

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にオフセット絶縁膜と側壁絶縁膜
    とに囲まれた電極パターンを形成し、かかる基体の全面
    を少なくとも層間絶縁膜で被覆し、少なくとも該層間絶
    縁膜を選択的に除去することにより底面の一部が少なく
    とも該側壁絶縁膜上にかかる様な接続孔を開口する接続
    孔の形成方法において、 前記側壁絶縁膜を、その上部水平寸法と底部水平寸法と
    を近付けるごとく形成する接続孔の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記側壁絶縁膜は、前記電極パターンを
    コンフォーマルに被覆するごとく成膜されたサイドウォ
    ール用絶縁膜をエッチバックして得られるサイドウォー
    ルの膜厚方向の一部を、前記オフセット絶縁膜の膜厚方
    向の一部と共に表面から略水平に除去することにより形
    成される請求項1記載の接続孔の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記サイドウォール用絶縁膜の成膜をC
    VDにより行う請求項2記載の接続孔の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記の略水平な除去を化学機械研磨によ
    り行う請求項2記載の接続孔の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記オフセット絶縁膜の膜厚方向の中途
    部に、除去速度が相対的に遅い別の絶縁材料からなる平
    坦化停止膜を介在させ、前記の略水平な除去を該平坦化
    停止膜の露出面で停止させる請求項2記載の接続孔の形
    成方法。
  6. 【請求項6】 前記オフセット絶縁膜と前記サイドウォ
    ールとが共に酸化シリコン系材料からなり、前記平坦化
    停止膜が窒化シリコン系材料からなる請求項5記載の接
    続孔の形成方法。
  7. 【請求項7】 前記層間絶縁膜を前記基体の表面凹凸に
    ならってコンフォーマルに成膜する請求項2記載の接続
    孔の形成方法。
  8. 【請求項8】 前記の略水平な除去を行った後、 後工程で成膜される層間絶縁膜に比べてエッチング速度
    の遅い別の絶縁材料からなる薄いエッチング停止膜を基
    体の全面にコンフォーマルに成膜する工程と、 前記層間絶縁膜を基体の表面を略平坦化するごとく成膜
    する工程と、 前記層間絶縁膜と前記エッチング停止膜とを順次選択的
    に除去する工程とを経て前記接続孔を開口する請求項2
    記載の接続孔の形成方法。
  9. 【請求項9】 前記層間絶縁膜が酸化シリコン系材料か
    らなり、前記エッチング停止膜が窒化シリコン系材料か
    らなる請求項8記載の接続孔の形成方法。
  10. 【請求項10】 前記側壁絶縁膜は、前記電極パターン
    をオーバーハング傾向を伴って被覆するごとく成膜され
    たサイドウォール用絶縁膜をエッチバックして得られる
    サイドウォールからなる請求項1記載の接続孔の形成方
    法。
  11. 【請求項11】 前記サイドウォール用絶縁膜の成膜を
    スパッタリングにより行う請求項10記載の接続孔の形
    成方法。
  12. 【請求項12】 前記サイドウォールが酸化シリコン系
    材料からなる請求項10記載の接続孔の形成方法。
  13. 【請求項13】 前記層間絶縁膜を前記基体の表面凹凸
    にならってコンフォーマルに成膜する請求項10記載の
    接続孔の形成方法。
  14. 【請求項14】 前記側壁絶縁膜の形成を終了した後、 後工程で成膜される層間絶縁膜に比べてエッチング速度
    の遅い別の絶縁材料からなる薄いエッチング停止膜を基
    体の全面にコンフォーマルに成膜する工程と、 前記層間絶縁膜を基体の表面を略平坦化するごとく成膜
    する工程と、 前記層間絶縁膜と前記エッチング停止膜とを順次選択的
    に除去する工程とを経て前記接続孔を開口する請求項1
    0記載の接続孔の形成方法。
  15. 【請求項15】 前記層間絶縁膜が酸化シリコン系材料
    からなり、前記エッチング停止膜が窒化シリコン系材料
    からなる請求項14記載の接続孔の形成方法。
  16. 【請求項16】 前記オフセット絶縁膜と前記サイドウ
    ォールとが共に窒化シリコン系材料よりなる請求項10
    記載の接続孔の形成方法。
  17. 【請求項17】 前記層間絶縁膜を基体の表面を略平坦
    化するごとく成膜する請求項16記載の接続孔の形成方
    法。
  18. 【請求項18】 前記側壁絶縁膜は、前記電極パターン
    をコンフォーマルに被覆するごとく成膜されたサイドウ
    ォール用絶縁膜をエッチバックして得られるサイドウォ
    ールと、該サイドウォール上にオーバーハング傾向を伴
    って積層され後工程で成膜される層間絶縁膜に比べてエ
    ッチング速度の遅い別の絶縁材料からなる薄いエッチン
    グ停止膜とから構成される請求項1記載の接続孔の形成
    方法。
  19. 【請求項19】 前記層間絶縁膜を基体の表面を略平坦
    化するごとく成膜する請求項18記載の接続孔の形成方
    法。
  20. 【請求項20】 前記オフセット絶縁膜とサイドウォー
    ルとが共に酸化シリコン系材料からなり、前記エッチン
    グ停止膜が窒化シリコン系材料からなる請求項19記載
    の接続孔の形成方法。
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