JPH0929356A - 板材加工機 - Google Patents
板材加工機Info
- Publication number
- JPH0929356A JPH0929356A JP18181195A JP18181195A JPH0929356A JP H0929356 A JPH0929356 A JP H0929356A JP 18181195 A JP18181195 A JP 18181195A JP 18181195 A JP18181195 A JP 18181195A JP H0929356 A JPH0929356 A JP H0929356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate material
- open
- material processing
- close
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、開閉テーブルの移動空間が大きく
なることを抑制して、省スペース化を図ることを目的と
する。 【解決手段】 テーブル９は、板材加工部に隣接した開
閉テーブル３１と、この開閉テーブル３１に隣接した固
定テーブル３３を備え、上記固定テーブル３３の下面側
に水平方向へ延びた水平移動ガイド３５を設け、この水
平移動ガイド３５にスライダ３７を水平方向へ移動可能
に設け、開閉テーブル３１の上面が固定テーブル３３の
上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ位置と開閉テーブ
ル３１の上面が固定テーブル３３の下面よりも低い状態
の第２高さ位置において、開閉テーブル３１を固定テー
ブル３３に対して昇降可能にするため、開閉テーブル３
１の下側に昇降体４３を設けると共に、上記スライダ３
７にこの昇降体４３を昇降可能に支持する昇降ガイド４
５を設けてなることを特徴とする。
なることを抑制して、省スペース化を図ることを目的と
する。 【解決手段】 テーブル９は、板材加工部に隣接した開
閉テーブル３１と、この開閉テーブル３１に隣接した固
定テーブル３３を備え、上記固定テーブル３３の下面側
に水平方向へ延びた水平移動ガイド３５を設け、この水
平移動ガイド３５にスライダ３７を水平方向へ移動可能
に設け、開閉テーブル３１の上面が固定テーブル３３の
上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ位置と開閉テーブ
ル３１の上面が固定テーブル３３の下面よりも低い状態
の第２高さ位置において、開閉テーブル３１を固定テー
ブル３３に対して昇降可能にするため、開閉テーブル３
１の下側に昇降体４３を設けると共に、上記スライダ３
７にこの昇降体４３を昇降可能に支持する昇降ガイド４
５を設けてなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は板材に対して板材加
工を行う板材加工機に関し、特に工具交換を容易にすた
めのテーブルの構造に関する。
工を行う板材加工機に関し、特に工具交換を容易にすた
めのテーブルの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のタレットパンチプレス（板材加工
機の一例）について簡単に説明する。このタレットパン
チプレスは本体フレームをベースにしており、この本体
フレームは板材を支持するテーブルが設けてある。ま
た、本体フレームには板材加工部が設けてあり、この板
材加工部は、上下に対向した上記タレット及び下部タレ
ットと、上部タレットに着脱交換可能に設けた複数のパ
ンチと、下部タレットに着脱交換可能に設けた複数のダ
イを備えている。
機の一例）について簡単に説明する。このタレットパン
チプレスは本体フレームをベースにしており、この本体
フレームは板材を支持するテーブルが設けてある。ま
た、本体フレームには板材加工部が設けてあり、この板
材加工部は、上下に対向した上記タレット及び下部タレ
ットと、上部タレットに着脱交換可能に設けた複数のパ
ンチと、下部タレットに着脱交換可能に設けた複数のダ
イを備えている。
【０００３】上記テーブルは、板材加工部に隣接した開
閉テーブルと、この開閉テーブルに隣接した固定テーブ
ルを備えてあり、パンチ及びダイの交換を行うときに板
材加工部と固定テーブルの間に作業空間を形成するた
め、上記開閉テーブルは揺動アクチュエータの作動によ
り固定テーブルに対して上下方向へ揺動可能に構成して
ある。
閉テーブルと、この開閉テーブルに隣接した固定テーブ
ルを備えてあり、パンチ及びダイの交換を行うときに板
材加工部と固定テーブルの間に作業空間を形成するた
め、上記開閉テーブルは揺動アクチュエータの作動によ
り固定テーブルに対して上下方向へ揺動可能に構成して
ある。
【０００４】上記構成により、板材加工部により板材に
対して板材加工を行う場合には、開閉テーブルを水平に
して、開閉テーブルの上面が固定テーブルの上面とほぼ
同じ高さの状態にしておく。
対して板材加工を行う場合には、開閉テーブルを水平に
して、開閉テーブルの上面が固定テーブルの上面とほぼ
同じ高さの状態にしておく。
【０００５】パンチ及びダイの交換を行う場合には、揺
動アクチュエータの作動により開閉テーブルを下方向へ
揺動させることにより、板材加工部と固定テーブルの間
に作業空間を形成せしめる。そして、作業者は作業空間
内にあってパンチ及びダイの交換を行う。なお、パンチ
及びダイの交換が終了した後は、揺動アクチュエータの
作動により開閉テーブルを上方向へ揺動させて、元の状
態に復帰せしめる。
動アクチュエータの作動により開閉テーブルを下方向へ
揺動させることにより、板材加工部と固定テーブルの間
に作業空間を形成せしめる。そして、作業者は作業空間
内にあってパンチ及びダイの交換を行う。なお、パンチ
及びダイの交換が終了した後は、揺動アクチュエータの
作動により開閉テーブルを上方向へ揺動させて、元の状
態に復帰せしめる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のごとき
従来の板材加工機においては、板材加工部と固定テーブ
ルの間に作業空間を形成せしめるために開閉テーブルを
上下方向へ揺動させており、開閉テーブルの移動空間が
大きくなる。したがって、開閉テーブルの移動空間の大
きさに対応した大きなスペースを必要とし、板材加工機
全体が大型化するという問題がある。
従来の板材加工機においては、板材加工部と固定テーブ
ルの間に作業空間を形成せしめるために開閉テーブルを
上下方向へ揺動させており、開閉テーブルの移動空間が
大きくなる。したがって、開閉テーブルの移動空間の大
きさに対応した大きなスペースを必要とし、板材加工機
全体が大型化するという問題がある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
点を解決するため、本発明においては、第１の手段とし
て、板材を支持するテーブルを設け、複数の着脱交換可
能な工具を備えた板材加工部を設けてなる板材加工機に
おいて、上記テーブルは、板材加工部に隣接した開閉テ
ーブルと、この開閉テーブルに隣接した固定テーブルを
備え、上記開閉テーブルを固定テーブルに対して昇降可
能かつ水平方向へ移動可能に構成してなることを特徴と
する。
点を解決するため、本発明においては、第１の手段とし
て、板材を支持するテーブルを設け、複数の着脱交換可
能な工具を備えた板材加工部を設けてなる板材加工機に
おいて、上記テーブルは、板材加工部に隣接した開閉テ
ーブルと、この開閉テーブルに隣接した固定テーブルを
備え、上記開閉テーブルを固定テーブルに対して昇降可
能かつ水平方向へ移動可能に構成してなることを特徴と
する。
【０００８】第２の手段として、板材を支持するテーブ
ルを設け、複数の着脱交換可能な工具を備えた板材加工
部を設けてなる板材加工機において、上記テーブルは、
板材加工部に隣接した開閉テーブルと、この開閉テーブ
ルに隣接した固定テーブルを備え、上記固定テーブルの
下面側に水平方向へ延びた水平移動ガイドを設け、この
水平移動ガイドにスライダを水平方向へ移動可能に設
け、開閉テーブルの上面が固定テーブルの上面とほぼ同
じ高さの状態の第１高さ位置と開閉テーブルの上面が固
定テーブルの下面よりも低い状態の第２高さ位置におい
て、開閉テーブルを固定テーブルに対して昇降可能にす
るため、開閉テーブルの下側に昇降体を設けると共に、
上記スライダにこの昇降体を昇降可能に支持する昇降ガ
イドを設けてなることを特徴とする。
ルを設け、複数の着脱交換可能な工具を備えた板材加工
部を設けてなる板材加工機において、上記テーブルは、
板材加工部に隣接した開閉テーブルと、この開閉テーブ
ルに隣接した固定テーブルを備え、上記固定テーブルの
下面側に水平方向へ延びた水平移動ガイドを設け、この
水平移動ガイドにスライダを水平方向へ移動可能に設
け、開閉テーブルの上面が固定テーブルの上面とほぼ同
じ高さの状態の第１高さ位置と開閉テーブルの上面が固
定テーブルの下面よりも低い状態の第２高さ位置におい
て、開閉テーブルを固定テーブルに対して昇降可能にす
るため、開閉テーブルの下側に昇降体を設けると共に、
上記スライダにこの昇降体を昇降可能に支持する昇降ガ
イドを設けてなることを特徴とする。
【０００９】第３の手段して第１又は第２の手段の構成
要件の他に、前記開閉テーブルの上面が固定テーブルの
上面とほぼ同じ高さの状態のときに、開閉テーブルを下
降不能にするロック手段を設けてなることを特徴とす
る。
要件の他に、前記開閉テーブルの上面が固定テーブルの
上面とほぼ同じ高さの状態のときに、開閉テーブルを下
降不能にするロック手段を設けてなることを特徴とす
る。
【００１０】第４の手段として、第２の手段の構成要件
の他に、前記昇降体を前記開閉テーブルに対し水平方向
へ移動可能に構成し、昇降体に、昇降ガイドに設けた係
合ピンが係合したＬ字形状の長穴を設け、上記係合ピン
をこの長穴に沿って相対的に移動させるため、前記昇降
体を水平方向へ移動させる操作レバーを設けてなること
を特徴とする。
の他に、前記昇降体を前記開閉テーブルに対し水平方向
へ移動可能に構成し、昇降体に、昇降ガイドに設けた係
合ピンが係合したＬ字形状の長穴を設け、上記係合ピン
をこの長穴に沿って相対的に移動させるため、前記昇降
体を水平方向へ移動させる操作レバーを設けてなること
を特徴とする。
【００１１】前記の構成により、板材加工部により板材
に対して板材加工を行う場合には、開閉テーブルの上面
が固定テーブルの上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ
位置に開閉テーブルを位置せしめる。このとき、第３の
手段にあっては、ロック手段を適宜に操作して開閉テー
ブルの下降不能にする。また、第４の手段にあっては、
操作レバーを適宜に操作して昇降体を水平方向（水平の
一方向）へ移動させて係合ピンをＬ字形状の長穴に沿っ
て相対的に移動させることにより、係合ピンを長穴にお
ける水平部分の奥側に位置せしめて、開閉テーブルを下
降不能にする。
に対して板材加工を行う場合には、開閉テーブルの上面
が固定テーブルの上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ
位置に開閉テーブルを位置せしめる。このとき、第３の
手段にあっては、ロック手段を適宜に操作して開閉テー
ブルの下降不能にする。また、第４の手段にあっては、
操作レバーを適宜に操作して昇降体を水平方向（水平の
一方向）へ移動させて係合ピンをＬ字形状の長穴に沿っ
て相対的に移動させることにより、係合ピンを長穴にお
ける水平部分の奥側に位置せしめて、開閉テーブルを下
降不能にする。
【００１２】工具の交換を行う場合には、第２の手段に
あっては昇降体を昇降ガイドに支持されつつ下降させる
ことにより、開閉テーブルを固定テーブルに対して下降
させて、開閉テーブルの上面が固定テーブルの下面より
も低い状態の第２高さ位置に開閉テーブルを位置せしめ
る。ここで、第３の手段にあっては、固定テーブルを下
降させる前に、ロック手段を適宜に操作して開閉テーブ
ルの下降不能状態を解除する。また、第４の手段にあっ
ては、固定テーブルを下降させる前に、操作レバーを適
宜に操作して昇降体を水平方向（水平の他方向）へ移動
させて係合ピンをＬ字形状の長穴に沿って相対的に移動
させることにより、係合ピンを長穴における垂直部分に
位置せしめて、開閉テーブルの下降不能状態を解除す
る。
あっては昇降体を昇降ガイドに支持されつつ下降させる
ことにより、開閉テーブルを固定テーブルに対して下降
させて、開閉テーブルの上面が固定テーブルの下面より
も低い状態の第２高さ位置に開閉テーブルを位置せしめ
る。ここで、第３の手段にあっては、固定テーブルを下
降させる前に、ロック手段を適宜に操作して開閉テーブ
ルの下降不能状態を解除する。また、第４の手段にあっ
ては、固定テーブルを下降させる前に、操作レバーを適
宜に操作して昇降体を水平方向（水平の他方向）へ移動
させて係合ピンをＬ字形状の長穴に沿って相対的に移動
させることにより、係合ピンを長穴における垂直部分に
位置せしめて、開閉テーブルの下降不能状態を解除す
る。
【００１３】開閉テーブルを第２高さ位置に位置せしめ
た後に、（第２の手段あってはスライダを水平ガイドに
沿って水平方向へ移動させることにより）開閉テーブル
を固定テーブルに対して水平方向へ移動させる。これに
よって、開閉テーブルを固定テーブルの下側に位置せし
めて、板材加工部と固定テーブルの間に作業空間を形成
せしめる。そして、作業者はこの作業空間内に入って工
具の交換を行う。
た後に、（第２の手段あってはスライダを水平ガイドに
沿って水平方向へ移動させることにより）開閉テーブル
を固定テーブルに対して水平方向へ移動させる。これに
よって、開閉テーブルを固定テーブルの下側に位置せし
めて、板材加工部と固定テーブルの間に作業空間を形成
せしめる。そして、作業者はこの作業空間内に入って工
具の交換を行う。
【００１４】なお、工具の交換が終了した後は、上述の
動作と反対の動作を適宜に行うことにより、開閉テーブ
ルを第１高さ位置に復帰せしめる。
動作と反対の動作を適宜に行うことにより、開閉テーブ
ルを第１高さ位置に復帰せしめる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図４を参照するに、本実施の形態
の例に係るタレットパンチプレス１（板材加工機の一
例）は、ブリッジ型の本体フレーム３をベースにしてお
り、この本体フレーム３は上下に（図４において紙面に
向って表裏）に対向した上部フレーム５と下部フレーム
７を備えている。下部フレーム７には板材Ｗを支持する
テーブル９が適宜の補強フレーム（図示省略）を介して
設けてあり、このテーブル９は左右方向（図４において
左右方向）へ延伸してある。
の例に係るタレットパンチプレス１（板材加工機の一
例）は、ブリッジ型の本体フレーム３をベースにしてお
り、この本体フレーム３は上下に（図４において紙面に
向って表裏）に対向した上部フレーム５と下部フレーム
７を備えている。下部フレーム７には板材Ｗを支持する
テーブル９が適宜の補強フレーム（図示省略）を介して
設けてあり、このテーブル９は左右方向（図４において
左右方向）へ延伸してある。
【００１６】上記本体フレーム３には板材Ｗに対して板
材加工を行う板材加工部１１が設けてある。即ち、上部
フレーム５には上部タレット１３が回転可能に設けてあ
り、下部フレーム７にはこの上部タレット１３に上下に
対向した下部タレット１５が回転可能に設けてある。上
記タレット１３には複数のパンチ１７が着脱交換可能に
設けてあり、下部タレット１５には複数のダイ１９が着
脱交換可能に設けてある。そして、上部フレーム５にお
ける上部タレット１３の垂直上方位置には所定のパンチ
１７を上方向から押圧するストライカー２１が設けてあ
る。
材加工を行う板材加工部１１が設けてある。即ち、上部
フレーム５には上部タレット１３が回転可能に設けてあ
り、下部フレーム７にはこの上部タレット１３に上下に
対向した下部タレット１５が回転可能に設けてある。上
記タレット１３には複数のパンチ１７が着脱交換可能に
設けてあり、下部タレット１５には複数のダイ１９が着
脱交換可能に設けてある。そして、上部フレーム５にお
ける上部タレット１３の垂直上方位置には所定のパンチ
１７を上方向から押圧するストライカー２１が設けてあ
る。
【００１７】本体フレーム３には板材Ｗを板材加工部１
１に対して位置決めする板材位置決め装置２３が設けて
ある。即ち、上部フレーム５には左右方向へ延伸したキ
ャレッジベース２５が前後方向へ移動可能に設けてあ
り、このキャレッジベース２５には板材Ｗを把持するク
ランプ装置２７を備えたキャリッジ２９が左右方向へ移
動可能に設けてある。
１に対して位置決めする板材位置決め装置２３が設けて
ある。即ち、上部フレーム５には左右方向へ延伸したキ
ャレッジベース２５が前後方向へ移動可能に設けてあ
り、このキャレッジベース２５には板材Ｗを把持するク
ランプ装置２７を備えたキャリッジ２９が左右方向へ移
動可能に設けてある。
【００１８】上記構成により、クランプ装置２７により
板材Ｗを把持した状態の下で、キャレッジベース２５を
前後方向へ移動させると共にキャレッジ２９を左右方向
へ移動させることにより、板材Ｗを上部タレット１３と
下部タレット１５の間の所定位置に位置決めする。ま
た、上部タレット１３と下部タレット１５を回転させて
所定のパンチ１７及びダイ１９をストライカー２１の垂
直下方位置に位置決めする。そして、板材Ｗの位置決
め、所定のパンチ１７及びダイ１９の位置決めを行いつ
つ、ストライカー２１により所定のパンチ１７を上方向
から押圧することにより、板材Ｗに板材加工を行うこと
ができる。
板材Ｗを把持した状態の下で、キャレッジベース２５を
前後方向へ移動させると共にキャレッジ２９を左右方向
へ移動させることにより、板材Ｗを上部タレット１３と
下部タレット１５の間の所定位置に位置決めする。ま
た、上部タレット１３と下部タレット１５を回転させて
所定のパンチ１７及びダイ１９をストライカー２１の垂
直下方位置に位置決めする。そして、板材Ｗの位置決
め、所定のパンチ１７及びダイ１９の位置決めを行いつ
つ、ストライカー２１により所定のパンチ１７を上方向
から押圧することにより、板材Ｗに板材加工を行うこと
ができる。
【００１９】ここに、本実施の形態の例に係る発明の要
部について説明する。
部について説明する。
【００２０】図１，図４を参照するに、前記テーブル９
は、板材加工部１１に左右（図１において左斜め下，右
斜め上）に隣接した開閉テーブル３１と、この開閉テー
ブル３１に隣接した固定テーブル３３を備えている。
は、板材加工部１１に左右（図１において左斜め下，右
斜め上）に隣接した開閉テーブル３１と、この開閉テー
ブル３１に隣接した固定テーブル３３を備えている。
【００２１】上記固定テーブル３３の下面側（図１にお
いて右斜め下側）には左右方向（水平方向の１つ）へ延
びた水平移動ガイド３５が設けてあり、この水平移動ガ
イド３５にはスライダ３７が左右方向へ移動可能に設け
てある。開閉テーブル３１の上面が固定テーブル３３の
上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ位置と開閉テーブ
ル３１の上面が固定テーブル３３の下面よりも低い状態
の第２高さ位置において、開閉テーブル３１は固定テー
ブル３３に対して昇降可能である。即ち、開閉テーブル
３１の下側には可動ブロック３９がガイド部材４１を介
して左右方向へ移動可能に設けてあり、この可動ブロッ
ク３９には箱状の昇降体４３が設けてある。そして、上
記スライダ３７にはこの昇降体４３を昇降可能に支持す
る昇降ガイド４５が設けてある。
いて右斜め下側）には左右方向（水平方向の１つ）へ延
びた水平移動ガイド３５が設けてあり、この水平移動ガ
イド３５にはスライダ３７が左右方向へ移動可能に設け
てある。開閉テーブル３１の上面が固定テーブル３３の
上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ位置と開閉テーブ
ル３１の上面が固定テーブル３３の下面よりも低い状態
の第２高さ位置において、開閉テーブル３１は固定テー
ブル３３に対して昇降可能である。即ち、開閉テーブル
３１の下側には可動ブロック３９がガイド部材４１を介
して左右方向へ移動可能に設けてあり、この可動ブロッ
ク３９には箱状の昇降体４３が設けてある。そして、上
記スライダ３７にはこの昇降体４３を昇降可能に支持す
る昇降ガイド４５が設けてある。
【００２２】開閉テーブル３１を第１高さ位置に位置せ
しめたときに、開閉テーブル３１を昇降可能にするた
め、昇降体４３には昇降ガイド４５に設けた係合ピン４
７が係合したＬ字形状の長穴４９が設けてあり、この長
穴４９は水平部分４９ａと垂直部分４９ｂを備えてい
る。上記係合ピン４７をこの長穴４９に沿って相対的に
移動させるため、開閉テーブル３１の下面には支柱５１
が回転可能に設けてあり、この支柱５１には前記昇降体
４３を水平方向へ移動させる操作レバー５３が連結ピン
を介して設けてある。上記操作レバー５３の一端側は、
開閉テーブル３１の下面に固定した第１支持ブロック５
５に形成したＬ字形状の長穴５７に係合してあり、操作
レバー５３の他端側は、可動ブロック３９に固定した第
２支持ブロック５９に形成した長穴６１にピン（図示省
略）を介して係合してある。
しめたときに、開閉テーブル３１を昇降可能にするた
め、昇降体４３には昇降ガイド４５に設けた係合ピン４
７が係合したＬ字形状の長穴４９が設けてあり、この長
穴４９は水平部分４９ａと垂直部分４９ｂを備えてい
る。上記係合ピン４７をこの長穴４９に沿って相対的に
移動させるため、開閉テーブル３１の下面には支柱５１
が回転可能に設けてあり、この支柱５１には前記昇降体
４３を水平方向へ移動させる操作レバー５３が連結ピン
を介して設けてある。上記操作レバー５３の一端側は、
開閉テーブル３１の下面に固定した第１支持ブロック５
５に形成したＬ字形状の長穴５７に係合してあり、操作
レバー５３の他端側は、可動ブロック３９に固定した第
２支持ブロック５９に形成した長穴６１にピン（図示省
略）を介して係合してある。
【００２３】なお、開閉テーブル３１を固定テーブル３
３に対して昇降可能かつ左右方向へ移動可能に構成する
ため、前記水平移動ガイド３５、スライダ３７、昇降ガ
イド４５等を設ける他に、固定テーブル３３に左右方向
へ延伸したガイド溝６３を備えたガイド部材６５を設け
ると共に、このガイド溝６３にはスライドピン６７が左
右方向へ移動可能に設けてある。そして、このスライド
ピン６７は、開閉テーブル３１に固定したブラケット６
９に形成した長穴７１に上下方向へ移動可能に支持され
ている。
３に対して昇降可能かつ左右方向へ移動可能に構成する
ため、前記水平移動ガイド３５、スライダ３７、昇降ガ
イド４５等を設ける他に、固定テーブル３３に左右方向
へ延伸したガイド溝６３を備えたガイド部材６５を設け
ると共に、このガイド溝６３にはスライドピン６７が左
右方向へ移動可能に設けてある。そして、このスライド
ピン６７は、開閉テーブル３１に固定したブラケット６
９に形成した長穴７１に上下方向へ移動可能に支持され
ている。
【００２４】前述の構成に基づいて本実施の形態の例の
作用について説明する。
作用について説明する。
【００２５】板材加工部１１により板材Ｗに対して板材
加工を行う場合には、開閉テーブル３１の上面が固定テ
ーブル３３の上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ位置
に開閉テーブル３１を位置せしめる。このとき、操作レ
バー５３を図１における矢印Ａ方向へ移動させて昇降体
４３を右方向へ移動させて係合ピン４７をＬ字形状の長
穴４９に沿って相対的に移動させることにより、係合ピ
ン４７を長穴４９における水平部分４９ａの奥側（左端
側）に位置せしめて、開閉テーブル３１を下降不能にす
る（図１参照）。
加工を行う場合には、開閉テーブル３１の上面が固定テ
ーブル３３の上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ位置
に開閉テーブル３１を位置せしめる。このとき、操作レ
バー５３を図１における矢印Ａ方向へ移動させて昇降体
４３を右方向へ移動させて係合ピン４７をＬ字形状の長
穴４９に沿って相対的に移動させることにより、係合ピ
ン４７を長穴４９における水平部分４９ａの奥側（左端
側）に位置せしめて、開閉テーブル３１を下降不能にす
る（図１参照）。
【００２６】パンチ１７及びダイ１９の交換を行う場合
には、操作レバー５３を図１における矢印Ｂ方向へ移動
させて昇降体４３を左方向へ移動させることにより、係
合ピン４７をＬ字形状の長穴４９に沿って相対的に移動
させることにより、係合ピン４７を長穴４９における垂
直部分４９ｂに位置せしめて、開閉テーブル３１の下降
不能状態を解除する。そして、開閉テーブル３１を固定
テーブル３３に対して下降させて、開閉テーブル３１の
上面が固定テーブル３３の下面よりも低い状態の第２高
さ位置に開閉テーブル３１を位置せしめる（図２参
照）。
には、操作レバー５３を図１における矢印Ｂ方向へ移動
させて昇降体４３を左方向へ移動させることにより、係
合ピン４７をＬ字形状の長穴４９に沿って相対的に移動
させることにより、係合ピン４７を長穴４９における垂
直部分４９ｂに位置せしめて、開閉テーブル３１の下降
不能状態を解除する。そして、開閉テーブル３１を固定
テーブル３３に対して下降させて、開閉テーブル３１の
上面が固定テーブル３３の下面よりも低い状態の第２高
さ位置に開閉テーブル３１を位置せしめる（図２参
照）。
【００２７】開閉テーブル３１を第２高さ位置に位置せ
しめた後に、スライダ３７を水平移動ガイド３５に沿っ
て右方向へ移動させることにより、開閉テーブル３１を
固定テーブル３３に対して右方向へ移動させる。これに
よって、開閉テーブル３１を固定テーブル３３の下側に
位置せしめて、板材加工部１１と固定テーブル３３間に
作業空間を形成せしめる（図３参照）。そして、作業者
はこの作業空間内に入ってパンチ１７及びダイ１９の交
換を行う。
しめた後に、スライダ３７を水平移動ガイド３５に沿っ
て右方向へ移動させることにより、開閉テーブル３１を
固定テーブル３３に対して右方向へ移動させる。これに
よって、開閉テーブル３１を固定テーブル３３の下側に
位置せしめて、板材加工部１１と固定テーブル３３間に
作業空間を形成せしめる（図３参照）。そして、作業者
はこの作業空間内に入ってパンチ１７及びダイ１９の交
換を行う。
【００２８】なお、パンチ１７及びダイ１９の交換が終
了した後は、上述の動作と反対の動作を適宜に行うこと
により、開閉テーブル３１を第１高さ位置に復帰せしめ
る。
了した後は、上述の動作と反対の動作を適宜に行うこと
により、開閉テーブル３１を第１高さ位置に復帰せしめ
る。
【００２９】以上のごとき本実施の形態の例に係る発明
によれば、板材加工部１１と固定テーブル３３の間に作
業空間を形成せしめるために開閉テーブル３１を固定テ
ーブル３３に対して下降させて、水平方向へ移動させて
おり、開閉テーブル３１の移動空間が大きくなることを
抑制できる。したがって、開閉テーブル３１の移動空間
に対応して、大きなスペースを要することなく、タレッ
トパンチプレス１全体のコンパクト化を図ることができ
る。
によれば、板材加工部１１と固定テーブル３３の間に作
業空間を形成せしめるために開閉テーブル３１を固定テ
ーブル３３に対して下降させて、水平方向へ移動させて
おり、開閉テーブル３１の移動空間が大きくなることを
抑制できる。したがって、開閉テーブル３１の移動空間
に対応して、大きなスペースを要することなく、タレッ
トパンチプレス１全体のコンパクト化を図ることができ
る。
【００３０】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例の説明によ
り理解されるように、本発明によれば、板材加工部と固
定テーブルの間に作業空間を形成せしめるために開閉テ
ーブルを固定テーブルに対して下降させて、水平方向へ
移動させており、開閉テーブルの移動空間が大きくなる
ことを抑制できる。したがって、開閉テーブルの移動空
間に対応して、大きなスペースを要することなく、板材
加工機全体のコンパクト化を図ることができる。
り理解されるように、本発明によれば、板材加工部と固
定テーブルの間に作業空間を形成せしめるために開閉テ
ーブルを固定テーブルに対して下降させて、水平方向へ
移動させており、開閉テーブルの移動空間が大きくなる
ことを抑制できる。したがって、開閉テーブルの移動空
間に対応して、大きなスペースを要することなく、板材
加工機全体のコンパクト化を図ることができる。
【図１】本実施の形態の例に係る発明の要部を示す図で
ある。
ある。
【図２】作用説明図である。
【図３】作用説明図である。
【図４】タレットパンチプレスの平面図である。
１ タレットパンチプレス ９ テーブル １１ 板材加工部 ３１ 開閉テーブル ３３ 固定テーブル ３５ 水平移動ガイド ３７ スライダ ４３ 昇降体 ４５ 昇降ガイド
Claims (4)
- 【請求項１】 板材を支持するテーブルを設け、複数の
着脱交換可能な工具を備えた板材加工部を設けてなる板
材加工機において、 上記テーブルは、板材加工部に隣接した開閉テーブル
と、この開閉テーブルに隣接した固定テーブルを備え、
上記開閉テーブルを固定テーブルに対して昇降可能かつ
水平方向へ移動可能に構成してなることを特徴とする板
材加工機。 - 【請求項２】 板材を支持するテーブルを設け、複数の
着脱交換可能な工具を備えた板材加工部を設けてなる板
材加工機において、 上記テーブルは、板材加工部に隣接した開閉テーブル
と、この開閉テーブルに隣接した固定テーブルを備え、
上記固定テーブルの下面側に水平方向へ延びた水平移動
ガイドを設け、この水平移動ガイドにスライダを水平方
向へ移動可能に設け、開閉テーブルの上面が固定テーブ
ルの上面とほぼ同じ高さの状態の第１高さ位置と開閉テ
ーブルの上面が固定テーブルの下面よりも低い状態の第
２高さ位置において、開閉テーブルを固定テーブルに対
して昇降可能にするため、開閉テーブルの下側に昇降体
を設けると共に、上記スライダにこの昇降体を昇降可能
に支持する昇降ガイドを設けてなることを特徴とする板
材加工機。 - 【請求項３】 前記開閉テーブルの上面が固定テーブル
の上面とほぼ同じ高さの状態のときに、開閉テーブルを
下降不能にするロック手段を設けてなることを特徴とす
る請求項１又は請求項２に記載の板材加工機。 - 【請求項４】 前記昇降体を前記開閉テーブルに対し水
平方向へ移動可能に構成し、昇降体に、昇降ガイドに設
けた係合ピンが係合したＬ字形状の長穴を設け、上記係
合ピンをこの長穴に沿って相対的に移動させるため、前
記昇降体を水平方向へ移動させる操作レバーを設けてな
ることを特徴とする請求項２に記載の板材加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18181195A JPH0929356A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 板材加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18181195A JPH0929356A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 板材加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929356A true JPH0929356A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16107255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18181195A Pending JPH0929356A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 板材加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929356A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107685113A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-02-13 | 天津鑫茂天和机电科技有限公司 | 一种支撑高度可调的托料机构 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18181195A patent/JPH0929356A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107685113A (zh) * | 2017-09-18 | 2018-02-13 | 天津鑫茂天和机电科技有限公司 | 一种支撑高度可调的托料机构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0929356A (ja) | 板材加工機 | |
| JP3545102B2 (ja) | パンチプレス | |
| JP4098412B2 (ja) | タレットパンチプレス | |
| JP2918121B2 (ja) | パンチプレス | |
| JP3946564B2 (ja) | パンチプレスによる立ち上げ、立ち下げ加工方法およびその方法に使用するパンチ金型並びにダイ金型 | |
| JP4213271B2 (ja) | タレットパンチプレス | |
| JP2003033832A (ja) | タレットパンチプレス | |
| JPH0542334A (ja) | 複合加工機 | |
| JP3552120B2 (ja) | デッキプレートの斜めエンドクローズ加工方法および加工プレス装置 | |
| JPH04361832A (ja) | 板材折曲機 | |
| JPH1148061A (ja) | 楔を利用したｎｃタレットパンチプレス本体レベル調整装置 | |
| JP2611089B2 (ja) | 成型用金型 | |
| CN215943195U (zh) | 一种oled盖板用的打孔机 | |
| JP2549811Y2 (ja) | レーザ加工機、パンチプレスの複合機 | |
| JP2552456Y2 (ja) | タレットパンチプレス | |
| JP2000117346A (ja) | タレットパンチプレス | |
| JPH0747197Y2 (ja) | タレットプレス装置のワークテーブル装置 | |
| JP2000167626A (ja) | パンチプレスにおけるダイ昇降方法及びその装置 | |
| JP2548763Y2 (ja) | タレットパンチプレス | |
| JPH1177186A (ja) | パンチプレスにおける工具交換テーブルのロック装置 | |
| JPH09155476A (ja) | タレットパンチプレス | |
| JPH05317990A (ja) | パンチングマシンの成形用金型 | |
| JP2586234Y2 (ja) | タレットパンチプレス | |
| JPH0730237Y2 (ja) | プレス装置のワークテーブル装置 | |
| JP2001009538A (ja) | 金型打圧装置、及びパンチプレス |