JP3552120B2 - デッキプレートの斜めエンドクローズ加工方法および加工プレス装置 - Google Patents

デッキプレートの斜めエンドクローズ加工方法および加工プレス装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、構造物のコンクリート床を打設する際の捨て型枠として使用されるデッキプレートを加工する技術に関し、特に、デッキプレートの例えば下側に形成される複数条のリブを端部において潰すエンドクローズ加工(以下略してエンクロ加工という)方法および加工プレス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図11に示すように、デッキプレート1は両端を梁3の上に載せ、梁3の上に渡された状態で、コンクリート床を打設する際の捨て型枠として使用される。このようなデッキプレート1は、略平面状の基板5の下側に、補強のためにリブ7が形成される。
【0003】
このリブ7は、例えば二等辺三角形の断面をしており、二等辺三角形の頂点位置で折り閉じられ基板5と一体になっている。このようなリブ7は、両端を梁3の上に載せるため潰され平坦化されるエンクロ加工が行われる。梁3の平面配置が、例えば図に示すようにデッキプレート1のリブ7に対し斜めになっていれば、デッキプレート1も斜めに切断されなければならない。そして、各リブ7が圧潰され平坦化される部位9も、リブ7毎にずれ斜めに配置されなければならない。
【0004】
このようにリブ7の平坦化部位9を斜めに配置しデッキプレート1を斜めに切断する従来技術として、特開平2−213544号公報の技術が存在する。この技術は、デッキプレート1を斜めに切断した後に各リブ7を潰して平坦化するものである。また、各リブ7はプレス装置の上型と下型によって圧潰される。この上型は、回転可能に設けられ、デッキプレートが切断される斜めの角度に対応できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術のようにデッキプレート1を切断した後に各リブ7を圧潰するという加工方法では、切断が適切に行えない。即ち、デッキプレート1はリブ7の存在によって立体的な形状を有し、平面的な、例えば板材を切断する場合に比べ、切断面の形状にバラツキが生じ、きれいな切断が行えにくい。
【0006】
また、切断後にリブ7の圧潰を行うと、圧潰された端面がきれいに揃わず、いわゆるひけを生じる。即ち、リブ7が圧潰される際に、リブ7の基板5から遠い部位(下方の部位)と近い部位(上方の部位)では材料の移動や変位に差があり、一般に基板5から遠い部位の変位などが大きくなってしまい、前記遠い部位の端面が後退してしまう。
【0007】
また、リブ7が圧潰される際に、この圧潰される部位に近いところで、リブ7が倒れたり開いてしまったりするのを防止するために、リブ7を押さえる押さえを設けることが望ましい。しかし、この押さえは、圧潰を行う上型の近くに設けることができない。
【0008】
なぜなら、上型が回転するため、回転範囲の外に設けられねばならないからである。また、上型と共に回転する部分に押さえを設けると、回転に伴い押さえはリブに対し斜めになってしまうので、正しくリブを押さえられなくなってしまうからである。
【0009】
この発明は、以上の問題点を解決するためになされたもので、リブが複数条平行に形成されているデッキプレートと端部の切断が容易で、切断され圧潰された端面にひけが生じないデッキプレートの斜めエンクロ加工方法、およびこの方法のために使用され且つリブを圧潰する際にリブの倒れや開きを防止する押さえが圧潰を行う型の近くに設けられるデッキプレートの斜めエンクロ加工プレス装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明は、下記の工程を備えたデッキプレートの斜めエンドクローズ加工方法を提供する。
(a)基板にリブが複数条、平行に形成されているデッキプレートを用意し、
(b)前記リブの長手方向で、各リブを斜めにずらして圧潰して平坦化し、
(c)前記平坦化された部位に沿って斜めに切断を行なう。
【0011】
(2)請求項2の発明は、下記の工程を備えたデッキプレートの斜めエンドクローズ加工方法を提供する。
(a)略平面状の基板の下側に、二等辺三角形が頂点位置で折り閉じられた断面のリブが、複数条、所定間隔で平行に形成されているデッキプレートを用意し、
(b)前記リブの長手方向端部で、各リブを斜めに直線的にずらして圧潰して平坦化し、
(c)前記平坦化された部位に沿って斜めにプレス切断を行なう。
【0012】
(3)請求項3の発明は、下記の部材を備えたデッキプレートの斜めエンドクローズ加工プレス装置である。
(a)基板にリブが複数条平行に形成されているデッキプレートに対し、これらリブの長手方向で、各リブを圧潰して平坦化し、且つ平坦化した部位をリブ毎にずらして斜めに配置されるエンクロ加工プレス装置であって、
(b)前記デッキプレートの少なくとも各リブに対応して分割されて、上ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各上分割ホルダと、
(c)下ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各下分割ホルダと、(d)前記上分割ホルダおよび下分割ホルダの前記斜めの角度を設定する角度設定治具と、
(e)前記各上分割ホルダに設けられリブを潰すエンクロパンチと、
(f)前記各下分割ホルダに設けられエンクロパンチに対応するエンクロダイと、
(g)前記各上分割ホルダに対し、プレス時の力を逃がす事ができるよう吊下されエンクロパンチに隣接しリブを押さえるリブ押さえを有する。
【0013】
(4)請求項4の発明は、下記の部材を備えたデッキプレートの斜めエンドクローズ加工プレス装置である。
(a)基板の下側にリブが複数条平行に形成されているデッキプレートに対し、これらリブの長手方向で、各リブを圧潰して平坦化し、且つ平坦化した部位をリブ毎にずらした斜めに直線的にエンドクローズ加工プレス装置であって、
(b)前記デッキプレートの少なくとも各リブに対応して分割されて、上ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各上分割ホルダと、
(c)下ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各下分割ホルダと、(d)前記上分割ホルダおよび下分割ホルダをあわせて分割ホルダ対とし各分割ホルダをリンク材で連結し前記斜めの角度を設定する角度設定治具と、
(e)前記各上分割ホルダに設けられリブを潰すエンクロパンチと、
(f)前記各下分割ホルダに設けられエンクロパンチに対応するエンクロダイと、
(g)前記各上分割ホルダに対し、プレス時の力を逃がす事ができる昇降装置を介して吊下されるショルダブロックと、
(h)前記ショルダブロックに設けられエンクロパンチに隣接し左右から閉じてリブを押さえるリブ押さえを有する。
【0014】
【作用】
請求項1または2の発明では、デッキプレートのリブが潰されて平坦化された後に、デッキプレートの切断が行われる。
【0015】
請求項3の発明では、デッキプレートが切断されるべき斜めの角度に応じて、角度設定治具により、分割ホルダの相互の配列角度を設定する。その後、各上分割ホルダに対し吊下されるリブ押さえが閉じてリブを左右から押さえる。その後、下ダイセットに対し上ダイセットが相対的に下降し、エンクロパンチとエンクロダイとの間で、デッキプレートの各リブが圧潰される。このとき、上ダイセットからの力は逃がされリブ押さえには伝わらない。
【0016】
請求項4の発明では、デッキプレートが切断されるべき斜めの角度に応じて、角度設定治具により、リンク材を介して各分割ホルダ、即ち上分割ホルダと下分割ホルダが相互の配列角度を設定する。その後、各上分割ホルダに対し吊下されるショルダブロックが昇降装置により下降され、ショルダブロックに設けられたリブ押さえが閉じてリブを左右から押さえる。
【0017】
その後、下ダイセットに対し上ダイセットが相対的に下降し、エンクロパンチとエンクロダイとの間で、デッキプレートの各リブが潰される。このとき、上ダイセットからの力を昇降装置が逃がしショルダブロックおよびリブ押さえには伝わらない。
【0018】
【実施例】
この発明の一実施例を、図1乃至図12において説明する。
図11は、この実施例で加工されるデッキプレート1の使用状態を示す。このデッキプレート1は、梁3の平面配置に応じた等脚台形平面形状を有し、略平面の基板5の下側に、3条のリブ7が形成されている。これらのリブ7は、基板5をロール成形により製造するものであり、好ましくは二等辺三角形の断面をしている。
【0019】
そして、この二等辺三角形の頂点位置で折り閉じられている。これらのリブ7は、デッキプレート1の補強を行うものである。
デッキプレート1の長辺側の一端にはフランジ11が形成されると共に、このフランジ11の両端は一部に切欠部13が形成され、エンボス加工によりエンボス15が形成される。前記3条のリブ7は、所定の間隔で互いに平行になっている。リブ7の長手方向端部は潰されて平坦化され、デッキプレート1の端部が梁3の上に載せやすい形状になっている。
【0020】
図に示すように梁3の平面配置が、デッキプレート1のリブ7に対して斜めになっているので、デッキプレート1の端部も斜めに切断されねばならず、前記したようにリブ7が潰されて平坦化される部位9も各リブ7間で斜めに配置されねばならない。
【0021】
このようなエンクロ加工を行うエンクロ加工プレス装置を図1乃至図9において説明する。まず、概要を説明する。
デッキプレート1の中央に形成される例えば3条のリブ7と、これらリブ7の外側の部分の合計5つの部分に対応して、5つに分割した分割ホルダHが設けられる。 即ち、上ダイセット17には、5つの上分割ホルダHuが、互いに平行にスライド可能に保持される。
【0022】
このスライド可能な保持は、上ダイセット17に形成されたT字型の溝19に対し、各上分割ホルダHuに設けられたガイドブロック21がスライド可能に嵌合することで行われている。同様に、下ダイセット23にも5つの下分割ホルダHbが互いに平行にスライド可能な状態で保持される。
【0023】
この保持も、前記と同様に下ダイセット23の逆T字型の溝25に対しガイドブロック27がスライド可能に嵌合され、しかも下ダイセット23と下分割ホルダHbにはフリーベア24(図2図7参照)が設けられることで行われている。各上分割ホルダHuは各下分割ホルダHbに対応し、これら上下分割ホルダHu,Hbは合わせて分割ホルダHとなり、ワークであるデッキプレート1に対する加工を行う。
【0024】
各分割ホルダHはリンク材29で角度設定治具31に連結され、各分割ホルダHの相互の配列角度を設定しする。これにより、デッキプレート1の切断が行われる斜めの角度(図12一点鎖線参照)、即ち各リブ7が潰されて平坦化される部位9が直線的に斜めに配置される斜めの角度に対応できる構成となっている。
【0025】
各上分割ホルダHuには、リブ7を潰すエンクロパンチ33(図2図8)、エンクロパンチ33に隣接して設けられるリブ押さえ装置35(図2図7)、あるいはワークであるデッキプレート1の基板5を押さえるワーク押さえ37、39(図2図5図8)などが設けられる。下分割ホルダHbには、デッキプレート1を受けるワーク受け41や、前記エンクロパンチ33を受けるエンクロダイ43などが設けられる。
【0026】
以下、各部を詳しく説明する。
[上分割ホルダ]
中央の3つの各上分割ホルダHuの長手方向(図2中左右方向)の両端部には、側面が略コの字形状を有する一対のガイドブロック45が下向きに設けられる。これらのガイドブロック45に抱き抱えられるようにして、長いショルダブロック47が配置される。このショルダブロックは47、上下で互いに平行に設けられる上および下ダイセット17、23の間で、これら上および下ダイセット17、23に平行に設けられる。
【0027】
ショルダブロック47は3本のブロック47Aが水平にならんで平行に伸び、これら2本のブロック47Aの両端が、上方に伸びるコの字状のブロック47Bで接続されている。このコの字状のブロック47Bの間に前記ガイドブロック45の下端が入り込み、抱き抱えられた形となっている。ショルダブロック47は上分割ホルダHuに対し、昇降装置を介して吊下される。
【0028】
この昇降装置は、昇降動作を行わせるガスシリンダ49、51、プレス時に加わる衝撃を吸収するスプリング53、上分割ホルダHuとショルダブロック47とが離脱するのを防ぐリテーナー(保持具)55及びガイドポスト50からなる。
【0029】
このショルダブロック47に対し、リブ押さえ装置35が取り付けられている(図2図6)。このリブ押さえ装置35は、ショルダブロック47に据え付けられたシリンダ57がピストン59を介してカムドライバ61を図2中左右方向に移動させ、このカムドライバ61に接するカムスライダ63を上下動させる。カムスライダ63には下方に伸びるラックギア65が設けられ、このラックギア65はピニオンギア67に噛み合っている。
【0030】
ピニオンギア67と同軸に設けられているシャフト69は水平に即ちデッキプレート1のリブ7と平行な姿勢で、一対のシャフトホルダ71を介してショルダブロック47に取り付けられいる。
【0031】
このシャフト69には、図7に示すようにキー73を介して、リブ押さえ型75が固定されている。このようなラックギア65、ピニオンギア67、シャフト69、およびリブ押さえ型75などの組は3組設けられている。そしてこれら3つのリブ押さえ型75が、シャフト69と共に回動することで、リブ7に対し左右から閉じて押さえる動作をする構成になっている。
【0032】
このリブ押さえ装置35に対し図2中左側には、ワーク押さえ37(図5)が設けられている。即ち、この位置でショルダブロック47の下側にはワーク押さえ37が設けられ、ワーク押さえ37の中央下面には、リブ7を跨ぐための四角い切り欠き77が形成され、デッキプレート1の基板5の平坦な部分を押さえる構成となっている。このワーク押さえ37が存在するショルダブロック47の上方には、ガイドブロック79が設けられ、上分割ホルダHuとの間の力の伝達を可能にしている。
【0033】
リブ押さえ装置35に対し図2中右側には、隣接して、エンクロパンチ33が設けられる(図2図8)。即ち、上分割ホルダHuから直接下方に向かって伸びるパンチホルダ81に対し、デッキプレート1のリブ7を潰して平坦化するエンクロパンチ33が設けられている。このエンクロパンチ33と前記リブ押さえ型75が接する部分の形状は、潰された後のリブ7の形状を決定するように、円弧を伴う斜面となっている(図2)。
【0034】
このエンクロパンチ33の左右(図8)には、ワーク押さえ39が設けられている。このワーク押さえ39には、潰されるリブ7の図8中の左右の基板5を押さえるためのものである。このワーク押さえ39が設けられるショルダブロック47の位置の上側には、ガイドブロック83が設けられ、上分割ホルダHuからの力の伝達が行える構成となっている。
【0035】
このワーク押さえ39に対し更に図2中右側には、押さえブロック85が設けられる。即ち、上分割ホルダHuに対し下方に伸びるホルダ87の下端に押さえブロック85が設けられ、デッキプレート1のうち切断して捨てる側のリブ7の上面を押さえ支持している。
【0036】
[下分割ホルダ]
中央の3つの下分割ホルダHbには各々2つのワーク受け41と1つのエンクロダイ43が同一平面状に配置されている(図2図3)。ワークであるデッキプレート1はこれらの面の上を搬送されてくる。図中左側のワーク受け41は、前記ワーク押さえ37とリブ押さえ型75の下面に対向し、エンクロダイ43はエンクロパンチ33およびワーク押さえ39に対向する。
【0037】
[角度設定治具]
角度設定治具31は、図3に示すように、下ダイセット23のデッキプレートの装入側の反対側に延長する位置に設けられる。即ち、前記上分割ホルダHuと下分割ホルダHbが合わされた分割ホルダHが、フォーク部材88を介してリンク材29に連結される。各リンク材29は同一平面状で互いに平行に配置され、他端が回動長板89に連結される。
【0038】
この連結は、回動長板89の長手方向に形成された長孔91に対し、前記各リンク材29の他端に設けられたピン93が挿通されて行われている。回動長板89は中央位置で回動軸95(図4参照)回りに、前記水平面内で回動可能となっている。
【0039】
この回動により、各リンク材29は平行な状態を保ったまま引っ張られあるいは押され、分割ホルダHがスライドし姿勢を変えずに、互いの配列角度を変えることができる構成となっている。各リンク材29の途中には、リンク材29を固定するためのレバー97が設けられている。即ち、レバー97を回動すると、リンク材29は押さえられ、移動が不可能となる。
【0040】
[左右の分割ホルダ]
5つ設けられる分割ホルダHのうち左右両端の分割ホルダH(図1)には、デッキプレート1の長辺の一方の側(図11)に形成されるフランジ11の一部を切り欠くための切り欠きパンチ99および切り欠きダイ101が設けられている。更には、エンボス加工を行うためのエンボスパンチ103およびエンボスダイ105が設けられる。
【0041】
即ち、上分割ホルダHuであるタタキブロックには,ホルダブロック107を介してパンチホルダ109が設けられ、エンボスパンチ103と切り欠きパンチ99を備えている。ホルダブロック107と下分割ホルダHbとの間にはスプリング111が設けられ、ホルダブロック107が下分割ホルダHbに対し弾性的に支えられている。また、下分割ホルダHbには切り欠きダイ101およびエンボスダイ105が設けられている。
【0042】
[プレス切断装置]
図10は、以上の図1乃至図9において説明したエンクロ加工プレス装置でエンクロ加工が行われたデッキプレート1を切断するためのプレス切断装置である。即ち、上ダイセット113には切断を行う上刃115が設けられる。この上刃115に隣接してパット117が設けられる。これら上刃115とパット117は、両側からバックアップ119、121で挟みつけられ支持される。
【0043】
下ダイセット123には、前記上刃115に対応して下刃125が設けられる。また、搬入されてくるデッキプレート1を滑らかに搬送するためのレシーブロール127、および切断が行われる付近のリブを支えるサポートブロック129が設けられる。更に、切断された不要の部分が排除されるためのシュータ131が取り付けられている。
【0044】
[加工方法]
次に、以上の2つの装置を用いたデッキプレートの斜めエンクロ加工方法の手順について説明する。
デッキプレート1はあらかじめロール成形により例えば3条のリブ7と両端のフランジ11を形成された状態で、図2の斜めエンクロ加工プレス装置に対し、図中左方向から搬送されてくる。
【0045】
搬送が行われた後、ガスシリンダ49などの働きでショルダブロック47が所定の位置まで下降する。そしてシリンダ57が働きピストン59が伸びるとカムドライバ61が図中左方向に移動し、カムスライダ63が押されて下方に移動する。これに伴いラックギア65が下方に移動しピニオンギア67を回転させる。
【0046】
この回転によりシャフト69がリブ押さえ型75を回動し、閉じさせる。このようにして、リブ押さえ型75によりリブ7は左右から押さえ込まれる(図6図7)。このとき既に、ワーク押さえ37、39によりデッキプレート1の基板5の平坦な部分がワーク受け41に対し押さえつけられる。
【0047】
その後に上ダイセット17が下降し、エンクロパンチ33がリブ7を潰し平担化する。同時に、切り欠きパンチ99が下降し切り欠きダイ101との間で、デッキプレート1のフランジ11の一部が切り欠かれる。更に、エンボスパンチ103とエンボスダイ105の働きで、フランジ11の近くにエンボス加工が行われエンボス15が形成される。
【0048】
その後、シリンダが逆方向に動きリブ押さえ型が開くと共に、上ダイセットが上昇しエンクロパンチがデッキプレートから離れる。そして、ワークであるデッキプレートは前記と逆方向に搬出される。
【0049】
このようなエンクロ加工を行う複数の分割ホルダHは、互いにスライドし、ずれた位置に配列され、斜めの配列角度を有しているので、エンクロパンチ33およびエンクロダイ43も各分割ホルダHの間でずれ、斜めに配列されている。このため、リブ7が潰されて平担化する部位9(図11図12)は、リブ7毎にずらされ、斜めに直線的に配置されることになる。
【0050】
この斜めの角度は、角度設定治具31の回転長板89を回転させることで、容易に変えられる。即ち、各リンク材29を固定しているレバー97を回動して、リンク材29を緩め、回転長板89を所望の角度に回転させれば、分割ホルダHの相互の配列角度を変えられ、ひいては平坦化される部位9の配置角度を変えられる。
【0051】
このようにして、各リブ7に対しエンクロ加工が施された後(図12)に、デッキプレート1は斜めにエンクロ加工装置から搬出され、次にプレス切断装置(図10)に搬入される。即ち、図10(A)の右から左方向へ搬入され、平坦化された部位9が上刃115と下刃125の間に位置合わせされる。
【0052】
この位置合わせは、デッキプレート1自体の各刃115、125に対する姿勢を変えることで行う。上刃115の近くには、可視光線を照射する図示しない照射装置が設けられており、切断が行われるべき位置(図12中一点鎖線で示す)を可視光線によって照射する。この照射が、リブ7が平坦化された部位9に沿って斜めに行われるよう、デッキプレート1の姿勢を調整する。その後に上ダイセット113が下降し、これにより上刃115と下刃125により、前記可視光線が照射された位置で切断が行われる。
【0053】
以上説明したようにこの実施例によれば、角度設定治具31により、各分割ホルダHの姿勢を変えずに、分割ホルダHの配列角度を変えることができる。従って従来のように、リブ7を潰すための型が回転するということがない。このため、リブ押さえ装置35を回転範囲の外に設けなければならないということもなく、リブ押さえ型75はエンクロパンチ33にぎりぎりに隣接して設けることができる(図1)。
【0054】
よって潰した後のリブ7の形状をきれいに仕上げることができる。 また、リブ押さえ装置35は、2つのリブ押さえ型75が左右から閉じてリブ7を押さえる構成となっているので、しっかりリブ7を押さえることができ、リブ7を潰す際にリブ7の倒れのみならずリブ7が開いてしまうことを防止できる。
【0055】
また、角度設定治具31は1本の回動を回動させるのみで、5つの分割ホルダHの相互の配列角度を容易に変えることができる。そして、分割ホルダHおよびリブ押さえ型75は姿勢が変わらないので、常に安定してリブ7を正確に押さえることができる。
【0056】
また、複数の上分割ホルダHuが1つの上ダイセット17に保持され、複数の下分割ホルダHbが1つの下ダイセット23に保持されているので、一回のプレス動作即ち上ダイセット17の下降により、1枚のデッキプレート1のすべてのリブ7を同時に潰すエンクロ加工ができる。
【0057】
また、5つの分割ホルダHのうち左右の分割ホルダHには、切り欠きパンチ99および切り欠きダイ101のみならずエンボスパンチ103およびエンボスダイ105も設けられるので、デッキプレート1のフランジ11の一部の切り欠きやエンボス加工も同時に行われる。従って、加工効率を高めることができる。
また、角度設定治具31の回動長板89は左右に対称に回転できるので、デッキプレート1が切断される斜めの方向が、右方向であっても左方向であっても対応してエンクロ加工を行うことができる。
【0058】
また、エンクロ加工プレス装置で各リブ7の潰しを行った後に、プレス切断装置でデッキプレート1の斜め切断を行うので、切断端面において材料のいわゆるひけを生じることがない。即ち、リブ7の二等辺三角形の断面即ち平断面が潰された形状において、潰された上側の部分と下側の部分がきれいにそろっており、一方が他方に対してずれる、ひけという現象を生じない。
【0059】
これに対し従来のようにデッキプレート1の切断即ちリブ7の切断を行った後に、リブ7の端部の潰しを行うと、断面においてリブ7の基板5から遠い位置と近い位置とでは変位量や材料の流れに差を生じてしまい、ひけを生じてしまう。しかし、この実施例ではそのようなひけを生じない。
【0060】
また、従来のように切断後に潰しを行う場合には、潰しの際に切断端面が不安定となり、潰した後の形状が乱れ製品間で不均一を生じやすい。しかしながら、この実施例によれば、リブ7を潰す際にそのような不安定さはなく、きれいな形状に潰すことが可能となる。
【0061】
なお、以上の実施例においてはデッキプレート1の基板5には小さなエンボス1Aが多数形成されているものとして表した(図11図12)が、他の実施例においてはこのようなエンボス1Aがなく完全に平面的な形状の基板5を有するデッキプレート1に対しても、この発明を実施することは可能である。
また、以上の実施例はリブ7が二等辺三角形断面を有するものであったが、他の実施例では必ずしも二等辺三角形ではなく、他の閉断面形状もしくは、密着断面形状などを有するものであっても良い。
【0062】
また、以上の実施例においては平坦化される部位9が斜めに直線的に配置されるものであったが、他の実施例においては直線的ではなく、ある程度カーブして配置されるものであっても良い。
【0063】
また、以上の実施例においてはデッキプレート1の切断は、プレス切断装置(図10)において行われるものであったが、他の実施例においては他の切断方法、例えばハンドワーク(ガスプラズマ方式など)またはグラインダーソー、あるいはハンドソーによって行っても良い。
【0064】
また、以上の実施例においてはリブ7はデッキプレート1の基板5の下側に形成されるものとして説明したが、他の実施例においては基板5の上側に形成されるものであっても良いし、両側に形成されるものであっても良い。
また、以上の実施例においては分割ホルダHは5つ設けられるものであったが、他の実施例においては4つ以下、あるいは6つ以上であっても良い。
【0065】
また、以上の実施例においては角度設定治具31は複数本の平行なリンク材29を、回転長板89の回動で同時に動かして各分割ホルダHをスライドさせるものであったが、他の実施例においては必ずしもこれらの機構に限定されず、他のリンク機構などにより複数の分割ホルダHを同時にスライドさせるものであっても良い。
【0066】
また、以上の実施例ではリブ押さえ型75を開閉させるためにラックギア65とピニオンギア67を用いたが、他の実施例においては他の機構を用いてリブ押さえ型75を開閉させることももちろん可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の請求項1または2の発明によれば、リブが潰された後にデッキプレートの切断が行われるので、切断対象が平面的となっており切断が容易である。また切断が後に行われることで、切断端面にひけはまったく生じない。
【0068】
請求項3または4の発明によれば、デッキプレートが切断されるべき斜めの角度に対応して、各分割ホルダは、従来の上型のように回転する必要がなく、姿勢を変えずに配列角度を変えるのみで済む。従って、上分割ホルダにおいてエンクロパンチに隣接して設けられるリブ押さえも、前記回転の邪魔になるというようなことがなく、しかも回転に伴って姿勢が変わってしまうということがないので、リブをエンクロパンチの近くで正確に押さえることができる。よって、リブを潰すプレス動作に伴いリブが倒れたり開いてしまったりするのを、より確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略正面図である。
【図2】図1の概略側面図である。
【図3】図1の要部を示す平面図である。
【図4】図3の要部を示す側面図である。
【図5】図2のV−V断面図である。
【図6】図2のVI−VI断面図である。
【図7】図2のVII−VII断面図である。
【図8】図2のVIII−VIII断面図である。
【図9】図2のIX−IX断面図である。
【図10】この実施例で使用されるプレス切断装置を示すもので
(A)は側面図
(B)は正面図である。
【図11】この実施例で加工されるデッキプレートの使用状態を説明する斜視図である。
【図12】図11のデッキプレートが加工される際の状態を示す底面図である。
【符号の説明】
1 デッキプレート
3 梁
5 基板
7 リブ
9 平坦化にされる部位
11 フランジ
13 切欠部
15 エンボス
17 上ダイセット
19 溝
Hu 上分割ホルダ
21 ガイドブロック
23 下ダイセット
24 フリーベア
Hb 下分割ホルダ
25 溝
27 ガイドブロック
29 リンク材
31 角度設定治具
33 エンクロパンチ
35 リブ押さえ装置
37、39 ワーク押さえ
41 ワーク受け
43 エンクロダイ
45 ガイドブロック
47 ショルダブロック
49、51 ガスシリンダ
50 ガイドポスト
53 スプリング
55 リテーナー
57 シリンダ
59 ピストン
61 カムドライバ
63 カムスライダ
65 ラックギア
67 ピニオンギア
69 シャフト
71 シャフトホルダ
73 キー
75 リブ押さえ型
77 四角い切り欠き
79 ガイドブロック
81 パンチホルダ
83 ガイドブロック
85 押さえブロック
87 ホルダ
88 フォーク部材
89 回動長板
91 長孔
93 ピン
95 回動軸
97 レバー
99 切り欠きパンチ
101 切り欠きダイ
103 エンボスパンチ
105 エンボスダイ
107 ホルダブロック
109 パンチホルダ
111 スプリング
113 上ダイセット
115 上刃
117 パット
119、121 バックアップ
123 下ダイセット
125 下刃
127 レシーブロール
129 サポートブロック
131 シュータ

Claims (5)

  1. 下記の工程を備えたデッキプレートの斜めエンドクロース加工方法。
    (a)基板にリブが複数条、平行に形成されているデッキプレートを用意し、
    (b)前記リブの長手方向で、各リブを斜めにずらして、前記リブをリブ押さえで押さえながら圧潰して平坦化し、
    (c)前記平坦化された部位に沿って斜めに切断を行う。
  2. 下記の工程を備えたデッキプレートの斜めエンドクローズ加工方法。
    (a)略平面状の基盤の下側に、二等辺三角形が頂点位置で折り閉じられた断面のリブが、複数条、所定間隔で平行に形成されているデッキプレートを用意し、
    (b)前記リブの長手方向端部で、各リブを斜めに直線的にずらして、前記リブをリブ押さえで押さえながら圧潰して平坦化し、
    (c)前記平坦化された部位に沿って斜めにプレス切断を行う。
  3. 更に、角度設定治具を用いて前記斜めの角度を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のデッキプレートの斜めエンドクロース加工方法。
  4. 下記の部材を備えたデッキプレートの斜めエンドクローズ加工プレス装置。
    (a)基板にリブが複数条平行に形成されているデッキプレートに対し、これらリブの長手方向で、各リブを圧潰して平坦化し、且つ平坦化した部位をリブ毎にずらして斜めに配置されるエンクロ加工プレス装置であって、
    (b)前記デッキプレートの少なくとも各リブに対応して分割されて、上ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各上分割ホルダと、
    (c)下ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各下分割ホルダと、
    (d)前記上分割ホルダおよび下分割ホルダの前記斜めの角度を設定する角度設定治具と、
    (e)前記各上分割ホルダに設けられリブを渡すエンクロバンチと、
    (f)前記各下分割ホルダに設けられエンクロバンチに対応するエンクログイと(g)前記各上分割ホルダに対し、プレス時のカを逃がす事ができるよう吊下されエンクロバンチに隣接しリブを押さえるリブ押さえを有する。
  5. 下記の部材を備えたデッキプレートの斜めエンドクローズ加工プレス装置。
    (a)基板の下側にリブが複数条平行に形成されているデッキプレートに対し、
    これらリブの長手方向で、各リブを圧渡して平坦化し、且つ平坦化した部位をリブ毎にずらした斜めに直線的にエンドクローズ加工プレス装置であって、
    (b)前記デッキプレートの少なくとも各リブに対応して分割されて、上ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各上分割ホルダと、
    (c)下ダイセットに複数が保持され平行にスライド可能な各下分割ホルダと、
    (d)前記上分割ホルダおよび下分割ホルダをあわせて分割ホルダ対とし各分割ホルダをリンク材で連結し前記斜めの角度を設定する角度設定治具と、
    (e)前記各上分割ホルダに設けられリブを潰すエンクロバンチと、
    (f)前記各下分割ホルダに設けられエンクロバンチに対応するエンクログイと
    (g)前記各上分割ホルダに対し、プレス時の力を逃がす事ができる昇降装置を介して吊下されるショルダブロックと、
    (h)前記ショルダブロックに設けられエンクロバンチに隣接し左右から閉じてリブを押さえるリブ押さえを有する。
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