JP3273769B2 - プレス式切削工具及びパイプの加工方法 - Google Patents

プレス式切削工具及びパイプの加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属パイプの側面
の切削、詳しくは、プレスによって硬い金属パイプの側
面を円周方向に沿って所定寸法切削するプレス式切削工
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より略U字状に折曲された硬い金属
パイプの内側を狭い幅で円周方向と平行にプレスで切削
すると、金属パイプが凹んで変形してしまい商品価値が
なくなってしまう。このため、金属パイプを固定しフラ
イス盤などを使用して、U字状に折曲された硬い金属パ
イプの内側を切削していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フライ
ス盤を用いてU字状に折曲された硬い金属パイプの内側
を狭い幅で円周方向と平行に切削する場合、フライス盤
によって切削刃を回転させ、これによって固定された硬
い金属パイプを切削していた。このため、硬い金属パイ
プの切断には多大な時間がかかり、金属パイプのコスト
を低減させることができない問題があった。
【0004】また、プレスで金属パイプをカットする場
合、通常部品の厚さの半分が欠き取られている。この場
合、外形が丸い金属パイプを切り欠いた場合、金属パイ
プは外形が丸いため厚さの半分を切り欠くことができ
ず、プレスで切り欠いた箇所にバリや傷及びダレなどが
発生してしまい、品質が大幅に悪化してしまう問題があ
った。そこで、硬い金属パイプを容易に切削でき、然
も、短時間で切削することができる工具の開発が望まれ
ていた。
【0005】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、硬い金属パイプを短時間で
切削することができるプレス式切削工具を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
プレス式切削工具は、プレスで被切削物を切削するもの
であって、本体と、この本体側面より突出して設けられ
た切削刃と、本体先端部に設けられた案内部とを備え、
切削刃は本体の側面周囲に複数設けられると共に、切削
刃と案内部間には切削刃より内側に切り欠かれた隙間を
設けたものである。
【0007】また、請求項2の発明のプレス式切削工具
は、上記に加えて、案内部に切込部を設け、この切込部
を隙間と連通させたものである。
【0008】また、請求項3の発明のパイプの加工方法
は、請求項1のプレス式切削工具を用い、プレスの下型
にパイプを載置し、プレスの上型を下降させ、パイプを
上型と下型によって固定し、この状態で更に切削刃を下
降させ、固定されたパイプの側面を切削すると共に、当
該パイプの切削された切削屑は切削刃より内側に切り欠
かれた隙間内から案内部を経て落下させると共に、切削
刃が摩耗した場合は、当該切削刃を固定している固定具
を緩めて、本体側面の周囲に複数設けられた他の切削刃
をパイプの切削に使用するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明のプレス式切削工具10
の斜視図、図2は本発明のプレス式切削工具10の側面
図、図3は本発明のプレス式切削工具10の下面図をそ
れぞれ示している。図2において、11は本体であり、
この本体11は一片を約16mm、長さ約60mmの略
正四角柱を呈している。本体11の各側面にはそれぞれ
突部12が長手方向に延在しており、各突部12は各側
面の幅方向中央に設けられている。
【0010】該突部12は約2mm幅で形成され本体1
1より約3mm突出して設けられると共に、突部12の
下方には本体11内に半径約3mmに切り欠かれた隙間
12Bが形成されている。この隙間12Bの中心は本体
11側面に位置して設けられ、隙間12Bを形成するこ
とによって突部12の下端に切削刃12Aが設けられて
いる。即ち、本体11周囲の各側面に設けられた各突部
12の下端内側に半径約3mmの円弧状に切り欠かれて
隙間12Bが形成されることにより、各突部12の下端
にそれぞれ切削刃12Aが形成され、この切削刃12A
が本体11の側面周囲に複数設けられている。
【0011】切削刃12Aは隙間12Bによって下端を
尖った形状に形成され、後述する被切削物としての丸い
外形の金属パイプ15の側面を尖った切削刃12Aによ
って滑らずに切削できるように構成されている。係る場
合、切削刃12A(本体11)は硬質の金属にて構成さ
れている。この硬質の金属は、例えば、(株)大同特殊
鋼の粉末ハイス鋼DEX20(商品名)が用いられてお
り、この粉末ハイス鋼で製作した切削刃12Aは硬い金
属パイプ15を切削しても用意に摩耗せず破損しない材
質とされている。
【0012】また、本体11下方の隙間12B下側に連
続して本体11先端部に案内部13が所定距離(この場
合、約8mm)延在して設けられており、この案内部1
3は周囲を本体11と同一形状に形成されると共に、案
内部13は後述するプレスの下型17に設けられた案内
孔18に嵌合可能に構成されている。案内部13の各側
面には切込部13Aが形成されており、この切込部13
Aは直径5.0mmの半円形に形成されると共に、切削
刃12Aから案内部13下端に渡って形成されている。
即ち、突部12の延長線上に切込部13Aが形成される
と共に、隙間12Bと切込部13Aとは連通されてい
る。尚、14はネジ穴であり切削刃12Aはネジ穴14
を中心に四方向同じ形状で形成されている。
【0013】ここで、金属パイプ15は図8に示す如
く、例えば、自動車などの車両のヘッドレストに取り付
けられてシートバック上端に差し込まれるもので、容易
に変形し難い硬い金属のパイプにて構成されている。該
金属パイプ15は一方に開口を有したU字状に形成され
ており、開口内側に所定の幅のロック部15Aが設けら
れている。このロック部15Aにシートバックに設けら
れたロック金具(図示せず)が挿入されることにより、
ヘッドレストはシートバックから所定距離上昇させた状
態でロックされるように構成されている。即ち、金属パ
イプ15内側にはロック部15Aが設けられており、プ
レス式切削工具10にてこのロック部15Aを所定の幅
所定の深さにて切削可能に構成されている。
【0014】一方、図4、図5に示す如き金属パイプ1
5はプレスの下型17に彫込まれた溝に載置可能に構成
されている。また、プレスの上型19には固定具として
のボルト23にてプレス式切削工具10が固定されてお
り、このプレス式切削工具10に設けられた切削刃12
Aは金属パイプ15のロック部15Aを切削可能な位置
に固定されている。また、上型19には複数のコイルバ
ネ22を介して押え板21が取り付けられており、この
押え板21と下型17とで金属パイプ15を固定できる
ように構成されている。尚、17A、21Aは金属パイ
プ15を保持固定するための固定溝である。
【0015】また、上型19四隅には下方に延在して所
定の径の案内ピン20が設けられており、この案内ピン
20には押え板21が移動可能に係合されている。押え
板21の所定位置にはプレス式切削工具10が挿通され
ており、このプレス式切削工具10の案内部13は押え
板21下方に僅か突出して取り付けられると共に、案内
ピン20は案内部13よりも僅か下方に突出して取り付
けられている。
【0016】そして、下型17の固定溝17A内に金属
パイプ15が載置され、図示しないプレスの動作スイッ
チが押されると、予め上死点に位置している上型19が
下降を開始する。上型19が下降を開始すると、先ず最
初に上型19に設けられた案内ピン20が下型17に設
けられた位置決め孔(図示せず)に挿入される。そし
て、案内ピン20によって上型19及び押え板21は下
型17の所定位置に案内される。これによって、案内部
13と下型17に設けられた案内孔18とが挿入可能に
位置決めされる。更に上型19が下降すると、プレス式
切削工具10の本体11先端に設けられた案内部13が
下型17に設けられた案内孔18に挿入され、押え板2
1と下型17に設けられた固定溝17A、21Aによっ
て金属パイプ15は保持固定される(図6)。
【0017】更に、上型19が下降していくと、金属パ
イプ15は押え板21と下型17との固定溝17A、2
1Aで確実に押し圧固定され、押え板21はそれ以上の
下降を阻止される。押え板21の下降が阻止されると、
コイルバネ22が圧縮されながら更に上型19(プレス
式切削工具10)は下降していく。上型19が下降して
いくと金属パイプ15は両固定溝17A、21Aによっ
て押し圧されて確実に固定された後、プレス式切削工具
10の下降によって金属パイプ15の内側は切削刃12
Aにて切削される。この場合、切削刃12A先端は隙間
12Bによって尖った形状に形成されているので、金属
パイプ15の切削屑16は隙間12B内に移動し、切削
したロック部15Aにバリや傷及びダレなどの発生も無
く、高品質な切削が行なわれる。
【0018】この場合、案内部13は下型17に設けら
れた案内孔18に案内され、金属パイプ15は両固定溝
17A、21Aによって確実に固定されているので、本
体11が撓んで切削刃12Aが切削以前の硬い金属パイ
プ15の外面より滑ってしまうこと無く、金属パイプ1
5の所定位置が所定寸法切削される。これによって、金
属パイプ15の所定位置が所定寸法切削され、切削され
た金属パイプ15の切削屑16は切削刃12Aの内側に
形成された隙間12Bから切込部13Aを通って下型1
7の下方に落下していく(図7)。
【0019】そして、上型19が下降して下死点に達す
ると、今度は上昇していき上死点に達して停止する。上
型19が上死点で停止したら下型17の固定溝17Aに
載置された金属パイプ15が取り出され、再度下型17
の固定溝17A内に金属パイプ15が載置される。そし
て、前述同様図示しないプレスの動作スイッチが押さ
れ、下型17に設けられた位置決め孔(図示せず)に上
型19に設けられた案内ピン20が挿入され、この案内
ピン20によって上型19及び押え板21は案内され、
下型17の所定位置に位置出しされた後、金属パイプ1
5が押え板21と下型17に保持固定されて、金属パイ
プ15の内側が切削刃12Aによって切削される動作が
繰り返される。尚、金属パイプ15はプレスのラム上下
運動によって下型17より持ち上げられ、簡単に取り出
せるようにしても差し支えない。
【0020】そして、切削刃12Aによって多数の金属
パイプ15が切削されると、切削刃12Aが摩耗し切れ
味が悪化していく。切削刃12Aの切れ味が悪化したな
らばプレス式切削工具10の本体11を固定しているボ
ルト23を緩めて本体11を90度反転し、切れ味が悪
化した切削刃12Aの位置に未だ摩耗していない切削刃
12Aを位置させ、ボルト23を締め付け本体11を上
型19に固定する。この場合、ネジ穴14を中心に四方
向同じ形状の切削刃12Aが設けられているので、ボル
ト23を緩めて、切削刃12Aの位置を変えるだけで、
摩耗し切れ味の悪化した切削刃12Aを、未だ摩耗して
いない切削刃12Aに置き換え、再度金属パイプ15の
所定位置を切削することが可能となる。
【0021】また、切削された金属パイプ15の切削屑
16は、切削刃12Aの内側に設けた隙間12Bから切
込部13Aを介して下型17の下方に落下させているの
で、切削屑16がプレス式切削工具10の切削刃12A
に付着して引き上げられてしまう不都合も解消される。
これにより、切削刃12Aに切削屑16が焼き付いて残
り金属パイプ15を傷つけてしまう不具合を未然に防止
することができるようになる。
【0022】即ち、自動車などの車両のヘッドレストに
設けられシートバック上端に差し込まれるU字型の硬い
金属パイプ15を切削する場合、プレスの下型17に形
成した固定溝21A内に金属パイプ15を載置し、プレ
スの上型(この場合押え板21を含む)19を下降さ
せ、金属パイプ15を押え板21と下型17によって固
定し、この状態で更に切削刃12Aを下降させている。
【0023】そして、固定された金属パイプ15の側面
を切削刃12Aによって切削すると共に、金属パイプ1
5を切削した切削屑16は切削刃12Aの内側に設けら
れた隙間12B内から案内部13を経て落下させてい
る。また、切削刃12Aが摩耗した場合は、切削刃12
Aを固定しているボルト23を緩めて、本体11側面の
周囲に複数設けられた他の切削刃12Aを金属パイプ1
5の切削に使用できるように構成している。これによ
り、一つのプレス式切削工具10で大量の金属パイプ1
5を切削することが可能となる。
【0024】このように、プレス式切削工具10には本
体11側面より突出して設けられた切削刃12Aと、本
体11先端部に設けられた案内部13とを備えると共
に、切削刃12Aを本体11周囲の側面にそれぞれ設け
られている。また、切削刃12A内側と案内部13間に
隙間12Bを設けているので、本体11一面に設けられ
た切削刃12Aが摩耗した場合、本体11を所定角度ず
らすだけで摩耗した切削刃12Aを切れ味のよい切削刃
12Aに置き換えることが可能となる。即ち、本体11
周囲の各側面に設けられた一カ所の切削刃12Aが摩耗
した場合、本体11を所定角度ずらすだけで簡単に元の
切れ味のよい切削刃12Aを使用することが可能とな
る。これにより、プレス式切削工具10の切削刃12A
の交換作業を大幅に短縮することが可能となる。
【0025】また、切削刃12A内側と案内部13間に
隙間12Bを設けこの隙間12Bを案内部13に設けた
切込部13Aに連通させているので、切削刃12Aで切
削した切削屑16を隙間12Bから切込部13Aを介し
て下に落下させることが可能となる。これにより、切削
刃12Aに切削屑16が焼き付き、焼き付いた切削屑1
6で金属パイプ15に傷が付いてしまう不具合及び切削
刃12Aを傷つけてしまう不具合などを未然に防止する
ことが可能となる。従って、金属パイプ15の傷を防止
することができ、金属パイプ15の品質を大幅に向上さ
せることが可能となる。
【0026】尚、プレス式切削工具10を自動車などの
車両のヘッドレストに設けられシートバック上端に差し
込まれる硬い金属パイプ15を切削したがこれに限ら
ず、丸棒、角材、或いは、他の形状のパイプ或いは板材
の側面を切削しても本発明は有効である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、本体と、この本体側面より突出して設けられた切削
刃と、本体先端部に設けられた案内部とを備え、切削刃
は本体の側面周囲に複数設けられると共に、切削刃と案
内部間には切削刃より内側に切り欠かれた隙間を設けて
いるので、本体一面に設けた切削刃が摩耗した場合、本
体を所定角度ずらすだけで摩耗した切削刃を切れ味のよ
い切削刃に置き換えることが可能となる。これにより、
短時間で切削刃の交換作業を行なうことが可能となる。
従って、切削刃の交換作業を極めて効率よく行なうこと
ができるようになり、プレス式切削工具の利便性を大幅
に向上させることができるようになるのである。
【0028】特に、切削刃と案内部間には切削刃より内
側に切り欠かれた隙間を設けているので、切削刃で切削
した切削屑を隙間に逃がすことが可能となる。これによ
り、切削刃に切削屑が焼き付いて残ることもなくなり、
切削屑でパイプを傷つけてしまうなどの不具合を未然に
防止することが可能となる。従って、切削刃に切削屑も
付着することもなく切削刃の寿命を大幅に延長させるこ
とができるようになり、また、本体周囲に切削刃を設け
ているので一つの切削刃を安価に製作でき、プレス式切
削工具の実用効果を大幅に向上させることができるよう
になるものである。
【0029】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて、案内部に切込部を設け、この切込部を隙間と連通
させているので、切削刃で切削した切削屑を切込部を介
して案内部の下に落下させることが可能となる。これに
より、切削屑が切削刃に残ってしまう不具合を防止する
ことが可能となる。従って、切削刃に付着して残った切
削屑によって切削刃を傷つけてしまう不具合を未然に防
止することができるようになり、プレス式切削工具の利
便性を一層向上させることができるようになるものであ
る。
【0030】また、請求項3の発明によれば、請求項1
のプレス式切削工具を用い、プレスの下型にパイプを載
置し、プレスの上型を下降させ、パイプを上型と下型に
よって固定し、この状態で更に切削刃を下降させ、固定
されたパイプの側面を切削すると共に、当該パイプの切
削された切削屑は切削刃より内側に切り欠かれた隙間内
から案内部を経て落下させると共に、切削刃が摩耗した
場合は、当該切削刃を固定している固定具を緩めて、本
体側面の周囲に複数設けられた他の切削刃をパイプの切
削に使用するようにしているので、切削屑が切削刃に残
ってパイプに傷が付いてしまう不都合を未然に防止する
ことが可能となる。これにより、パイプの傷を防止する
ことができ、パイプの品質を大幅に向上させることが可
能となる。従って、プレス式切削工具の利便性を大幅に
向上させることができるようになるものである。
【0031】特に、プレスで丸い外形のパイプの周囲を
切削するようにしているので、従来に比してパイプの切
削工数を大幅に削減することが可能となると共に、煩雑
な切削作業を大幅に改善することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス式切削工具の斜視図である。
【図2】本発明のプレス式切削工具の側面図である。
【図3】本発明のプレス式切削工具の下面図である。
【図4】本発明のプレス式切削工具を備えたプレス型上
面(上型を除く)の部品配置図である。
【図5】図4のプレス型のA−A線断面図(上型を含
む)である。
【図6】下型に載置された金属パイプを押え板で押えた
プレス型の一部縦断側面図である。
【図7】プレスの下型に載置された金属パイプがプレス
式切削工具にて切削されたプレス型の一部縦断側面図で
ある。
【図8】ロック部が切削された金属パイプの平面図であ
る。
【符号の説明】
10 プレス式切削工具 11 本体 12 突部 12A 切削刃 12B 隙間 13 案内部 13A 切込部 14 ネジ穴 15 金属パイプ 15A ロック部 16 切削屑 17 下型 17A 固定溝 18 案内孔 19 上型 20 案内ピン 21 押え板 21A 固定溝 22 コイルバネ 23 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 28/28 B21D 28/00 B21D 28/34 B23D 79/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスで被切削物を切削するプレス式切
    削工具において、 本体と、この本体側面より突出して設けられた切削刃
    と、前記本体先端部に設けられた案内部とを備え、前記
    切削刃は前記本体の側面周囲に複数設けられると共に、
    前記切削刃と前記案内部間には前記切削刃より内側に切
    り欠かれた隙間を設けたことを特徴とするプレス式切削
    工具。
  2. 【請求項2】 案内部に切込部を設け、この切込部を隙
    間と連通させたことを特徴とする請求項1のプレス式切
    削工具。
  3. 【請求項3】 プレスの下型にパイプを載置し、プレス
    の上型を下降させ、前記パイプを上型と下型によって固
    定し、この状態で更に切削刃を下降させ、固定された前
    記パイプの側面を切削すると共に、当該パイプの切削さ
    れた切削屑は前記切削刃より内側に切り欠かれた隙間内
    から案内部を経て落下させると共に、前記切削刃が摩耗
    した場合は、当該切削刃を固定している固定具を緩め
    て、本体側面の周囲に複数設けられた他の切削刃を前記
    パイプの切削に使用することを特徴とする請求項1のプ
    レス式切削工具を用いたパイプの加工方法。
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