JPH0929332A - コイル移送展開装置 - Google Patents

コイル移送展開装置

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JPH0929332A
JPH0929332A JP18874495A JP18874495A JPH0929332A JP H0929332 A JPH0929332 A JP H0929332A JP 18874495 A JP18874495 A JP 18874495A JP 18874495 A JP18874495 A JP 18874495A JP H0929332 A JPH0929332 A JP H0929332A
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coil
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cradle
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Tadahisa Miyaguchi
周久 宮口
Takao Sekimoto
孝雄 関本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ラインでのコイル搬送効率を向上させる
と共に、コイルの流れを全体にわたって見渡せるコイル
移送展開装置を提供する。 【解決手段】 搬送ラインと検査ライン4との間に配置
され且つ搬送ラインと検査ライン4との間を連絡するよ
うに当該間を移動できる台車12と、台車12を移動さ
せる油圧シリンダ13と、台車12の前端寄りに設けら
れ且つ搬送ラインとのコイル50の受け渡しが可能であ
ると共に受け取ったコイル50の検査ライン4への展開
及び巻き戻しが可能なコイル展開受台30と、台車12
の後端寄りに設けられ且つ搬送ラインとのコイル50の
受け渡しが可能なコイル中継受台20とを備えてなり、
コイル展開受台30の検査ライン4への連絡時にコイル
中継受台20を搬送ラインへ連絡させるようにコイル展
開受台30とコイル中継受台20とを台車12上に設定
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル移送展開装
置に関し、具体的には、完成したコイルを検査などのた
めに搬送ラインから検査ラインへ移送して展開する場合
などに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板などを巻き上げたコイルは、完成
後、保管場所へ順次搬入されている。この際、完成した
コイルの品質を確認するため、搬送中のコイルから任意
の一つを取り出して検査装置などを備えた検査ラインへ
移送し、当該コイルを検査ライン上で展開して検査した
後に巻き戻して送り返すコイル移送展開装置が用いられ
ている。このような従来のコイル移送展開装置を図10
に示す。
【0003】図10に示すように、コイル50を搬送す
る搬送ラインの下流に設けられたコイル中継受台52の
内側には、当該搬送ライン上を走行してコイル50を搬
送するコイルカー51が入り込めるようになっており、
当該コイル中継受台52は、内部に入り込んだコイルカ
ー51とコイル50の受け渡しができるようになってい
る。コイル中継受台52の側方には、上部にクレードル
ロール53aを備えたコイル展開受台53が設けられて
いる。コイル展開受台53には、検査装置などを備えた
検査ライン54の受入部54aが隣接している。コイル
中継受台52とコイル展開受台53との上方には、これ
ら受台52,53間の上方を連絡するようにガーダ55
が設けられている。ガーダ55上には、当該ガーダ55
に沿って移動可能な台車56が設けられている。台車5
6には、コイル50を吊り上げる吊上機57が設けられ
ている。
【0004】このようなコイル移送展開装置は、次によ
うにして用いられている。搬送ラインのコイルカー51
からコイル中継受台52に受け渡されて保管ライン側へ
受け取られるコイル50のうちの任意の一つがコイル中
継受台52上に載置された際に、当該コイル50へ吊上
機57を係合し、台車56を走行させ、当該コイル50
をコイル展開受台53上に載置して当該コイル50から
吊上機57を外す。コイル展開受台53のクレードルロ
ール53aを回転して検査ライン54上にコイル50を
展開し、検査などを終えた後、上記クレードルロール5
3aを回転してコイル展開受台53上に巻き戻す。巻き
戻したコイル50に吊上機57を再度係合し、台車56
を走行させ、当該コイル50をコイル中継受台52上に
載置して当該コイル50から吊上機57を外し、コイル
50を搬送ライン上に戻している。
【0005】なお、圧延機や巻取機などのレイアウトの
関係上、搬送されてくるコイル50の巻き方向の向きが
検査ライン54上での展開に不向きな場合には、上記コ
イル受台53上に載置する前に、吊上機57を旋回させ
て、コイル50の巻き方向の向きを変えるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したようにしてコ
イル50の移送・展開を行うコイル移送展開装置では、
次のような問題を生じていた。 コイル50と吊上機57との脱着に手間がかかるた
め、コイル50の移送の際にコイル50の搬送を一旦停
止させなければならず、搬送効率を低下させてしまう。 搬送ラインの上方を横切るようにしてガーダ55、台
車56、吊上機57などがあるため、コイル50の流れ
を全体にわたって見渡しにくく、作業の安全性などに問
題を生じる恐れがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明によるコイル移送展開装置は、コイルを
搬送する搬送ラインと当該搬送ラインの近傍に配置され
た他のラインとの間に配備され、当該搬送ラインと当該
他のラインとの間を連絡するように当該間を移動できる
台車と、前記台車を移動させる移動手段と、前記台車の
前記処他のライン寄りに設けられ、前記搬送ラインとの
前記コイルの受け渡しが可能であると共に、受け取った
当該コイルの上記他のライン上への展開及び巻き戻しが
可能なコイル展開受台と、前記台車の前記搬送ライン寄
りに設けられ、当該搬送ラインとの前記コイルの受け渡
しが可能なコイル中継受台とを備えてなり、前記コイル
展開受台の前記他のラインへの連絡時に前記コイル中継
受台を前記搬送ラインへ連絡させるように当該コイル展
開受台と当該コイル中継受台とが前記台車上に設定され
ていることを特徴とする。
【0008】本発明に係るコイル移送展開装置は、前記
コイル展開受台の受け取った前記コイルの巻き方向の向
きを変えられるように当該コイル展開受台が当該コイル
を旋回できることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によるコイル移送展開装置
の実施の一形態例を図1〜9を用いて説明する。なお、
図1は、その装置を搬送ラインと検査ラインとの間に配
備した場合の全体構成を表す概略平面図、図2は、図1
のII−II線矢視図、図3は、図2の矢線III 部の抽出拡
大図、図4は、図3のIV−IV線矢視図、図5は、図3の
V−V線矢視図、図6は、図2の矢線VI部の抽出拡大
図、図7は、図6の矢線VII 部を抽出拡大した一部断面
図、図8は、図6のVIII−VIII線矢視図、図9は、図6
のIX−IX線矢視図である。
【0010】図1に示すように、コイルを搬送する搬送
ライン1には、当該ライン1に沿って往復動可能なコイ
ルカー3が配備されている。搬送ライン1の上流側に
は、鋼板などを巻き上げる図示しない巻取機からのコイ
ルを受け取るコイル受台(スキッド)2が設けられてい
る。搬送ライン1の下流側には、コイル移送展開装置1
0が設けられており、当該コイル移送展開装置10は、
次のようになっている。
【0011】図2に示すように、レール11上には、台
車12が設けられており、台車12は、前記搬送ライン
1と直交する方向へ移動可能となっている。台車12の
基端には、移動手段である油圧シリンダ13のロッド1
3aの先端が連結され、油圧シリンダ13のシリンダ1
3bは、固定支持されている。つまり、油圧シリンダ1
3のロッド13aを伸縮することにより、台車12をレ
ール11に沿って上記搬送ライン1と直交する方向へ往
復動させることができるのである。台車12上の基端寄
りには、コイル中継受台20が設けられており、当該コ
イル中継受台20は、次のようになっている。
【0012】図3〜5に示すように、台車12に固定さ
れた下部フレーム21a上には、前記搬送ライン1から
の前記コイルカー3の乗り込みを可能にするレール22
が設けられている。下部フレーム21a上には、上部フ
レーム21b設けられている。上部フレーム21bの上
部には、下部フレーム21b上に乗り込んだコイルカー
3からコイル50を受け取るコイル台21cが設けられ
ている。なお、図中、23は、乗り込んだコイルカー3
の給電ケーブル3aをガイドするケーブルガイドであ
る。
【0013】一方、図2に示すように、台車12上の先
端寄りには、コイル50の展開や巻き戻しなどを行うコ
イル展開受台30が設けれており、当該コイル展開受台
30は、次のようになっている。
【0014】図6,8に示すように、台車12に一体的
に設けられた下部フレーム31aの上部には、図7に示
すような旋回ベアリング32がその軸心を当該フレーム
31の中心と一致させるようにして設けられており、こ
の旋回ベアリング32は、その内輪32aが上記フレー
ム31aに固定されている。旋回ベアリング32の外輪
32bの外周には、リングギア33aが当該外輪32b
と同軸をなして嵌合されている。
【0015】図6,7に示すように、下部フレーム31
aの台車12の基端側の面には、上方へ駆動軸34aを
向けた駆動モータ34が設けられている。駆動モータ3
4の駆動軸34aには、前記リングギア33aと噛み合
う駆動ギア33bが当該駆動軸34aと同軸をなして設
けられている。つまり、駆動モータ34を作動させるこ
とにより、駆動軸34a、駆動ギア33b、リングギア
33aを介して旋回ベアリング32の外輪32bを下部
フレーム31aに対して回転させることができるのであ
る。
【0016】図6〜8に示すように、旋回ベアリング3
2の外輪32b上には、中部フレーム31bが設けられ
ており、この中部フレーム31bは、その中心が上記外
輪32bの軸心と一致するように当該外輪32bに固定
されている。つまり、前記駆動モータ34を作動させる
ことにより、旋回ベアリング32を介して中部フレーム
31bを下部フレーム31aに対して旋回させることが
できるのである。このような旋回ベアリング32、リン
グギア33a、駆動ギア33b、駆動モータ34などに
より、本形態例では、旋回手段を構成している。
【0017】図6,8に示すように、中部フレーム31
b上には、前記搬送ライン1からの前記コイルカー3の
乗り込みを可能にするレール35が設けられている。中
部フレーム31b上には、上部フレーム31cが設けら
れている。図6,8,9に示すように、上部フレーム3
1cの上部には、一対のクレードルロール36a,36
bが軸心を前記レール35に沿わせるようにして回転可
能に設けられている。これらクレードルロール36a,
36bには、駆動モータ37a,37bがそれぞれ連結
されている。このようなクレードルロール36a,36
b、駆動モータ37a,37bなどにより、本形態例で
は、コイル展開手段を構成している。
【0018】図6,8に示すように、下部フレーム31
aの台車12の先端側の面には、ロッド38aの先端を
上方へ向けた油圧シリンダ38が設けられている。中部
フレーム31bの下面の前記クレードルロール36a,
36bの軸心方向に沿った両側面寄りには、上記ロッド
38aの先端と係合可能な係合部材39a,39bがそ
れぞれ設けられている。つまり、中部フレーム31bを
下部フレーム31aに対して旋回させて、油圧シリンダ
38のロッド38aの先端と係合部材39aとを係合さ
せることにより、クレードルロール36aを台車12の
先端側へ位置させるようにしてクレードルロール36
a,36bが軸心を前記搬送ライン1に沿う方向へ向け
て位置決め固定される一方、中部フレーム31bを旋回
させて、上記ロッド38aの先端と係合部材39bとを
係合させることにより、クレードルロール36bを台車
12の先端側へ位置させるようにしてクレードルロール
36a,36bが軸心を前記搬送ライン1に沿う方向へ
向けて位置決め固定されるのである。このような油圧シ
リンダ38、係合部材39a,39bなどにより、本実
施例では、コイル位置決め手段を構成している。
【0019】また、図1,2に示すように、レール11
の前端側には、検査装置などを備えた他のラインである
検査ライン4の受入部4aが隣接している。前記コイル
中継受台20と前記コイル展開受台30との間隔は、コ
イル展開受台30を上記検査ライン4の受入部4aに隣
接させた際に、コイル中継受台20のレール22が搬送
ライン1と一致するように設定されている。また、レー
ル11の後端側に台車12を位置させた際には、上記コ
イル展開受台30のレール35が搬送ライン1と一致す
るようになっている。つまり、前記油圧シリンダ13の
ロッド13aを伸長して台車12をレール11の前端側
に移動させると、コイル展開受台30が検査ライン4の
受入部4aと連絡すると共にコイル中継受台20が搬送
ライン1と連絡する一方、上記ロッド13aを短縮して
台車12をレール11の後端側に移動させると、コイル
展開受台30が搬送ライン1と連絡すると共にコイル中
継受台20が退避するのである。
【0020】図1に示すように、コイル移送展開装置1
0を挾んで搬送ライン1と対向する当該搬送ライン1の
延長線上には、コイル移送展開装置10からコイル50
を受け取るウォーキングビーム5が上記延長線に沿って
配備されている。ウォーキングビーム5の基端側は、コ
イル50を保管する保管ライン6に連絡している。保管
ライン6には、ウォーキングビーム5からのコイル50
を受け取って当該ライン6に沿って走行するコイルカー
7が配備されている。保管ライン6には、コイルカー7
からコイル50を受け取って保管するコイル受台(スキ
ッド)8が複数設けられている。
【0021】このようにして配設されたコイル移送展開
装置10は、次のようにして用いられる。前記巻取機か
らのコイル50を保管ライン6へ搬入する場合には、コ
イル移送展開装置10の前記油圧シリンダ13のロッド
13aを伸長して台車12をレール11の前端側へ移動
させ、コイル中継受台20を搬送ライン1と連絡させ
る。搬送ライン1上を走行してコイル50を搬送してき
たコイルカー3は、コイル中継受台20の下部フレーム
21b上に乗り込み、コイル50をコイル中継受台20
のコイル台21c上に受け渡した後、搬送ライン1に戻
って、搬送ライン1の上流側へ移動する。
【0022】前記ウォーキングビーム5は、コイル中継
受台20上のコイル50を受け取って、保管ライン6の
コイルカー7に受け渡す。コイル50を受け取ったコイ
ルカー7は、コイル受台8にコイル50を載置する。こ
れを順次繰り返すことにより、コイル50は、次々に搬
送されて保管される。
【0023】一方、前記巻取機からのコイル50のうち
の任意の一つを検査ライン4へ移送する場合には、コイ
ル移送展開装置10の油圧シリンダ13のロッド13a
を短縮して台車12をレール11の後端側へ移動させ、
コイル展開受台30を搬送ライン1と連絡させる。搬送
ライン1上を走行してコイル50を搬送してきたコイル
カー3は、コイル展開受台30の中部フレーム31b上
に乗り込み、コイル50をコイル展開受台30のクレー
ドルロール36a,36b上に受け渡した後、搬送ライ
ン1に戻って、搬送ライン1の上流側へ移動する。
【0024】前記コイルカー3が搬送ライン1に戻った
ら、油圧シリンダ13のロッド13aを伸長して台車1
2をレール11の前端側へ移動させ、コイル展開受台3
0を検査ライン4の受入部4aに連絡させると共に、コ
イル中継受台20を搬送ライン1に連絡させる。
【0025】前記コイル展開受台30の前記駆動モータ
37a,37bを駆動してクレードルロール36a,3
6bを回転させ、コイル50を検査ライン4上に展開さ
せた後、検査装置などによる検査を行う。検査終了後、
上記駆動モータ37a,37bを駆動してクレードルロ
ール36a,36を回転させて巻き戻す。
【0026】なお、圧延機や巻取機などのレイアウトの
関係上、コイル展開受台30の受け取ったコイル50の
巻き方向の向きが検査ライン4上での展開に不向きな場
合には、当該コイル展開受台30の前記駆動モータ34
を駆動して中部フレーム31bを下部フレーム31aに
対して旋回させることにより、クレードルロール36
a,36b上に載置されたコイル50の巻き方向の向き
を検査ライン4に対して変えればよい。
【0027】また、上述したようなコイル50の検査等
を行っている際、搬送ライン1には、コイル中継受台2
0が連絡しているので、搬送ライン1を搬送されてくる
他のコイル50は、前述した場合と同様にして何ら問題
なく保管ライン6に搬入されて保管される。
【0028】上述したようにして検査を終えたら、前記
コイル中継受台20とコイルカー3及びウォーキングビ
ーム5との他のコイル50の受け渡しがない時に、前記
油圧シリンダ13のロッド13aを短縮して台車12を
レール11の後端側へ移動させ、コイル展開受台30を
搬送ライン1と連絡させた後、コイル展開受台30上の
コイル50をウォーキングビーム5で保管ライン6のコ
イルカー7に受け渡し、保管ライン6のコイル受台8に
保管する。
【0029】このようにしてコイル展開受台30からコ
イル50をウォーキングビーム5へ受け渡したら、上記
油圧シリンダ13のロッドを伸長して台車12をレール
11の前端側へ移動させ、コイル中継受台20を搬送ラ
イン1と連絡させることにより、搬送ライン1から保管
ライン6へのコイル50の搬入を継続させる。
【0030】従って、このようなコイル移送展開装置1
0によれば、次のような効果を得ることができる。 油圧ロッド13のロッド13aを伸縮するだけで任意
のコイル50を検査ライン4へ移送することができるの
で、コイル50の移送を容易に行うことができるのはも
ちろんのこと、コイル50の搬送を停止させることがな
いので、搬送効率を向上させることができる。 搬送ライン1の上方を横切るような部材がないので、
コイル50の流れを全体にわたって見渡すことができ、
作業の安全性が大幅に向上する。
【0031】なお、前述した形態例では、搬送ライン1
からのコイル50を保管ライン61に搬送する際、コイ
ル中継受台20を搬送ライン1に連絡させるようにして
いたが、コイル展開受台30を搬送ライン1に連絡させ
るようにしておけば、コイル50の移送に係る台車12
の往復動を減らすことができるので、コイル50を高速
搬送する場合には非常に有効となる。また、前述した形
態例では、移動手段として油圧シリンダ13を用いた
が、これに限らず、例えば、ボールネジ式の往復駆動機
構を用いたり、台車12に自走用の駆動モータを設けた
りしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によるコイル移送展開装置では、
次のような効果を得ることができる。 コイルの移送を短時間で容易に行うことができるの
で、コイルの搬送効率を向上させることができる。 搬送ラインの上方を横切るような部材がなく、コイル
の流れを全体にわたって見渡すことができるので、作業
の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイル移送展開装置を搬送ライン
と検査ラインとの間に配備した場合の実施の一形態例の
全体構成を表す概略平面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図2の矢線III 部の抽出拡大図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視図である。
【図5】図3のV−V線矢視図である。
【図6】図2の矢線VI部の抽出拡大図である。
【図7】図6の矢線VII 部を抽出拡大した一部断面図で
ある。
【図8】図6のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】図6のIX−IX線矢視図である。
【図10】従来のコイル移送展開装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送ライン 3 コイルカー 4 検査ライン 5 ウォーキングビーム 6 保管ライン 7 コイルカー 8 コイル受台(スキッド) 10 コイル移送展開装置 11 レール 12 台車 13 油圧シリンダ 20 コイル中継受台 21a 下部フレーム 21b 上部フレーム 21c コイル台 22 レール 30 コイル展開受台 31a 下部フレーム 31b 中部フレーム 31c 上部フレーム 32 旋回ベアリング 33a リングギア 33b 駆動ギア 34 駆動モータ 35 レール 36,36b クレードルロール 37a,37b 駆動モータ 38 油圧シリンダ 39a,39b 係合部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを搬送する搬送ラインと当該搬送
    ラインの近傍に配置されたの他のラインとの間に配備さ
    れ、当該搬送ラインと当該他のラインとの間を連絡する
    ように当該間を移動できる台車と、 前記台車を移動させる移動手段と、 前記台車の前記他のライン寄りに設けられ、前記搬送ラ
    インとの前記コイルの受け渡しが可能であると共に、受
    け取った当該コイルの上記他のライン上への展開及び巻
    き戻しが可能なコイル展開受台と、 前記台車の前記搬送ライン寄りに設けられ、当該搬送ラ
    インとの前記コイルの受け渡しが可能なコイル中継受台
    とを備えてなり、 前記コイル展開受台の前記他のラインへの連絡時に前記
    コイル中継受台を前記搬送ラインへ連絡させるように当
    該コイル展開受台と当該コイル中継受台とが前記台車上
    に設定されていることを特徴とするコイル移送展開装
    置。
  2. 【請求項2】 前記コイル展開受台の受け取った前記コ
    イルの巻き方向の向きを変えられるように当該コイル展
    開受台が当該コイルを旋回できることを特徴とする請求
    項1に記載のコイル移送展開装置。
JP18874495A 1995-07-25 1995-07-25 コイル移送展開装置 Expired - Lifetime JP3233823B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106276204A (zh) * 2016-09-27 2017-01-04 大连富地重工机械制造有限公司 一种卷带物料上料装置及方法

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CN106276204A (zh) * 2016-09-27 2017-01-04 大连富地重工机械制造有限公司 一种卷带物料上料装置及方法
CN106276204B (zh) * 2016-09-27 2019-08-23 大连富地重工机械制造有限公司 一种卷带物料上料装置及方法

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