JP2003063489A - 船外機組立ライン - Google Patents

船外機組立ライン

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JP2003063489A
JP2003063489A JP2001258829A JP2001258829A JP2003063489A JP 2003063489 A JP2003063489 A JP 2003063489A JP 2001258829 A JP2001258829 A JP 2001258829A JP 2001258829 A JP2001258829 A JP 2001258829A JP 2003063489 A JP2003063489 A JP 2003063489A
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motor assembly
assembly
outboard
carriage
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JP2001258829A
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Takayuki Horiuchi
孝行 堀内
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船外機組立ラインにおいて、作業者の負担を
より軽減することができるとともに作業フロアのスペー
スを増すこと。 【解決手段】 船外機組立ライン30は、船外機組立台
車200の上に支柱203を設け、支柱の上部にセット
部を設け、セット部に船外機B1,B2をセットして通
路71を微速で搬送しつつ流れ作業で組立てるものであ
る。船外機組立台車の上面207は平坦面である。通路
に船外機組立台車の走行を案内するガイド部材251,
251を設置した。通路に沿って組立作業ステージ9
1,92を設置した。組立作業ステージの上面91a,
92aの高さH1を船外機組立台車の上面にほぼ一致さ
せた。組立作業ステージの上面を通路へ向って延長し、
その延長部分91b,92bの長さを、延長部分の先端
が微速走行中の船外機組立台車の側面に若干の隙間C
1,C1を有して接近する寸法に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機を流れ作業
で組立てる船外機組立ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】船外機は、船尾にスターンブラケットに
て取付けるプロペラ式推進機構である。このような船外
機については、組立てた後に水槽で性能検査をする必要
がある。このため、組立台車に船外機をセットして組立
て、組立てた船外機を組立台車にセットしたままで検査
ラインまで搬送すれば便利であり、しかも、設備費も少
なくてすむ。
【0003】組立台車に船外機をセットして組立作業を
する際に、作業者は床面に立って作業をすることにな
る。ところが、船外機は縦型の推進機構であるから比較
的高さがある。特に大型船外機は、かなり高さがあるの
で、上部へ手が十分に届きにくい。この点を解決するた
めには、組立台車の通路に沿って組立作業ステージを設
置し、この組立作業ステージに載って作業をすればよ
い。このように組立作業ステージを備える船外機生産設
備としては、例えば特開平11−348882号公報
「組立ステーション」(以下、「従来の技術」と言う)
が知られている。
【0004】上記従来の技術は、同公報の図1に示され
る通り、エンジンをエンジン組立部2(符号は公報に記
載されたものを引用した。以下同じ。)で組立て、組立
られたエンジンを用いて船外機を部品等組立部3で組立
て、組立られた船外機の性能を性能確認部4で検査する
というものである。部品等組立部3は、複数の組付ステ
ーション10を結ぶように組立搬送路6を設けること
で、この組立搬送路6に沿って組立台車8を走行させ、
各組付ステーション10において組立搬送路6から搬入
路6aに組立台車8を引き込んで停止させ、組立台車8
上で船外機を組立てることができる。
【0005】組立台車8は、上記従来の技術における同
公報の図5に示される通り、車輪を備えたフレーム台2
1からポスト22を起立させ、ポスト22の上端に傾斜
板26を設けた台車である。傾斜板26に船外機Sをセ
ットできる。
【0006】さらに上記従来の技術は、同公報の図2及
び図3に示される通り、組立台車8が通る搬入路6aに
沿って固定作業台11を設置し、この固定作業台11か
ら搬入路6aへ張出し部14fを若干延すことで、この
張出し部14fの下方にフレーム台21が入り込むよう
にしたというものである。固定作業台11のステップ面
xは、フレーム台21のフラ面z(上面)よりも高い。
固定作業台11のステップ面x及び停止した組立台車8
のフラ面zを作業フロアとすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、組
立台車8を停止させて船外機Sを組立てる際に、停止し
た組立台車8を作業フロアとして利用するものである。
ところで、船外機Sの生産効率をより高めるには、組立
台車8を微速で搬送しつつ船外機Sを流れ作業で組立て
る方が合理的である。このような流れ作業方式を採用し
た場合には、微速走行する組立台車8を作業領域として
利用することになる。しかし、静止している固定作業台
11のステップ面xと微速走行する組立台車8のフラ面
zとを、単に組合せて作業フロアとするのでは、作業者
の負担が大きいので検討の余地がある。
【0008】そこで本発明の目的は、船外機組立台車を
微速で搬送しつつ船外機を流れ作業で組立てる船外機組
立ラインにおいて、作業者の負担をより軽減することが
できるとともに作業フロアのスペースを増すことができ
る技術を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、船外機組立台車の上に支柱を設け、この
支柱の上部にセット部を設け、このセット部に船外機を
セットして通路を微速で搬送しつつ流れ作業で組立てる
とともに、組立てた船外機をそのまま次の工程に搬送す
るようにした船外機組立ラインであって、船外機組立台
車の上面を平坦面とし、通路に船外機組立台車の走行を
案内するガイド部材を設置し、通路に沿って組立作業ス
テージを設置し、この組立作業ステージの上面の高さを
船外機組立台車の上面にほぼ一致させるとともに、組立
作業ステージの上面を通路へ向って延長し、その延長部
分の長さを、延長部分の先端が微速走行中の船外機組立
台車の側面に若干の隙間を有して接近する寸法に設定す
ることで、微速走行する船外機組立台車の上面及び静止
した組立作業ステージの上面がほぼ連続した作業フロア
となるように構成したことを特徴とする。
【0010】船外機組立台車の走行を案内するガイド部
材を通路に設置することにより、船外機組立台車の走行
範囲を確実に規制することができる。この結果、船外機
組立台車を走行させたときに発生し易い横振れや蛇行走
行を抑制することができる。このため、通路に沿って設
置した組立作業ステージの上面を通路へ向って延長し、
その延長部分の先端を、微速走行中の船外機組立台車の
側面に若干の隙間を有して接近させることができる。さ
らに、船外機組立台車の平坦な上面に組立作業ステージ
の上面の高さをほぼ一致させる。
【0011】このようにすることで、微速走行する船外
機組立台車の上面と、静止した組立作業ステージの上面
とを、ほとんど隙間がないように並べることができる。
この結果、これらの上面をほぼ連続した作業フロアとし
て使用することができる。このため、作業フロアのスペ
ースを増すことができる。しかも、ほぼ連続した作業フ
ロアとしたにもかかわらず、作業者の足元をより安定さ
せることができる。この結果、作業者の負担をより軽減
することができるので、船外機の組立作業性をより高め
ることができる。
【0012】請求項2は、船外機組立台車の上に支柱を
設け、この支柱の上部にセット部を設け、このセット部
に船外機をセットして通路を微速で搬送しつつ流れ作業
で組立てるとともに、組立てた船外機をそのまま次の工
程に搬送するようにした船外機組立ラインであって、通
路に船外機組立台車の走行を案内するガイド部材を設置
し、通路に沿って組立作業ステージを設置し、この組立
作業ステージの上面の高さを船外機組立台車の上面より
も高く設定し、組立作業ステージの上面を通路へ向って
延長し、その延長部分の長さを、延長部分の先端が微速
走行中の船外機組立台車の支柱に若干の隙間を有して接
近する寸法に設定したことを特徴とする。
【0013】船外機組立台車の走行を案内するガイド部
材を通路に設置することにより、船外機組立台車の走行
範囲を確実に規制することができる。この結果、船外機
組立台車を走行させたときに発生し易い横振れや蛇行走
行を抑制することができる。このため、通路に沿って設
置した組立作業ステージの上面の高さを船外機組立台車
の上面よりも高く設定し、組立作業ステージの上面を通
路へ向って延長し、その延長部分の先端を、微速走行中
の船外機組立台車の支柱に若干の隙間を有して接近させ
ることができる。
【0014】このようにすることで、微速走行する船外
機組立台車の上面のうち、支柱近くまでの部分を、静止
した組立作業ステージの延長部分で覆うことができる。
この結果、延長部分の分だけ作業フロアのスペースを増
すことができる。しかも、船外機組立台車が微速走行し
ていても、延長部分にいる作業者の足元は安定してい
る。この結果、作業者の負担をより軽減することができ
るので、船外機の組立作業性をより高めることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る船外機生産設備の模
式図であり、船外機生産設備10の概要を斜視図にて示
す。
【0016】船外機生産設備10は、大きさの異なる船
外機用エンジンE1・・・,E2・・・,E3・・・(・・・は複数
を示す。以下同じ。)を流れ作業で組立てるエンジン組
立ライン20と、組立てた船外機用エンジンE1・・・,
E2・・・,E3・・・を用いて大きさの異なる船外機B1,
B2を流れ作業で組立てる船外機組立ライン30と、組
立てた船外機B1・・・,B2・・・の性能を流れ作業で検査
する船外機性能検査ライン40と、性能検査が完了した
船外機B1・・・,B2・・・を流れ作業で出荷ライン60に
受け渡す船外機受け渡しライン50とを、この順に連続
して配置したことを特徴とする。船外機用エンジンE1
・・・,E2・・・,E3・・・のことを以下、単にエンジンE
1・・・,E2・・・,E3・・・と言う。
【0017】エンジン組立ライン20は、シリンダブロ
ック等のエンジンの基本的部品Eb・・・を供給する供給
装置21、及び、組立てが完了したエンジンE1・・・,
E2・・・,E3・・・を次工程に移送する第1移送装置22
を含む。供給装置21は、例えば基本的部品Eb・・・を
流れ作業で供給するときに、作業者Mの労力を補助する
アシスト機である。第1移送装置22は、完成したエン
ジンE1・・・,E2・・・,E3・・・を流れ作業で移送する
ときに作業者Mが用いる、例えばパワーホイストであ
る。
【0018】このようなエンジン組立ライン20は、供
給装置21から供給された基本的部品Eb・・・を最初に
セットし、これらの基本的部品Eb・・・にエンジンの各
部品を流れ作業で順次組み付けていくことで、エンジン
E1・・・,E2・・・,E3・・・を組立て、組立てたエンジ
ンE1・・・,E2・・・,E3・・・を第1移送装置22を介
して船外機組立ライン30へ、流れ作業で連続的に移送
するようにした装置である。
【0019】船外機組立ライン30は、移動中の船外機
組立台車200に、図示せぬスターンブラケット等の船
外機セット部品及びエンジンE1・・・,E2・・・,E3・・
・を最初ににセットし、これらの船外機セット部品及び
エンジンE1・・・,E2・・・,E3・・・に船外機の各部品
を流れ作業で順次組み付けていくことで、船外機B1・・
・,B2・・・を組立て、組立てた船外機B1・・・,B2・・・
をそのまま船外機性能検査ライン40へ、流れ作業で連
続的に搬送するようにした装置である。
【0020】船外機性能検査ライン40での性能検査に
は、船外機B1・・・,B2・・・を流れ作業で水槽41に入
れながら実施する性能検査を含む。船外機性能検査ライ
ン40の上方には、検査用機器42・・・を搬送するため
の平面視ループ状の検査機器搬送装置43を配置してい
る。検査用機器42・・・は、船外機B1・・・,B2・・・を
検査する種々の検査機器やバッテリ等を備える。
【0021】船外機受け渡しライン50は、検査済みの
船外機B1・・・,B2・・・を次工程に移送する第2移送装
置51を含む。このような船外機受け渡しライン50
は、船外機B1・・・,B2・・・を第2移送装置51を介し
て出荷ライン60の出荷エリア又は出荷台車61に受け
渡すことができる。第2移送装置51は、船外機B1・・
・,B2・・・を流れ作業で移送するときに作業者Mが用い
る、例えばパワーホイストである。
【0022】図2は本発明に係る船外機生産設備の平面
図であり、船外機生産設備10の配置関係を示す。船外
機組立ライン30、船外機性能検査ライン40及び船外
機受け渡しライン50は、1台の平面視ループ状の船外
機搬送装置70を共用する。すなわち、船外機搬送装置
70は、船外機組立ライン30で船外機B1・・・,B2・
・・を組立てつつ搬送する第1搬送路71と、船外機性能
検査ライン40で船外機B1・・・,B2・・・を検査しつつ
搬送する第2搬送路72と、船外機受け渡しライン50
で船外機B1・・・,B2・・・を出荷ライン60に受け渡す
べく搬送する第3搬送路73とを備える。
【0023】これら第1搬送路71、第2搬送路72及
び第3搬送路73はこの順に連続した1本の直線状の搬
送路であって、船外機B1,B2をセットした多数の船
外機組立台車200・・・を通す通路となる。船外機搬送
装置70にて船外機B1・・・,B2・・・を微速で搬送する
ことにより、(1)船外機B1・・・,B2・・・を搬送しな
がら船外機組立ライン30で組立て、(2)引続いて船
外機B1・・・,B2・・・を搬送しながら船外機性能検査ラ
イン40で検査し、(3)さらに引続いて船外機B1・・
・,B2・・・を船外機受け渡しライン50へ搬送すること
ができる。
【0024】船外機生産設備10は、それぞれ流れ作業
を行うことができるようにした、エンジン組立ライン2
0の速度、供給装置21の速度、第1移送装置22の速
度、船外機組立ライン30の速度、船外機性能検査ライ
ン40の速度、船外機受け渡しライン50の速度、並び
に第2移送装置51の速度を全て同期させた、すなわ
ち、相互のライン速度を同期させたことを特徴とする。
【0025】船外機組立ライン30においては、第1搬
送路71に沿って両側に組立作業ステージ91,92を
設置することで、これらの組立作業ステージ91,92
に作業者M・・・が立って組立作業をすることができるよ
うにした。さらには、組立作業ステージ91,92に隣
接して第1搬送路71とは反対側のスペースに作業台9
5・・・を設置することで、補助的な作業ができるように
した。図中、96・・・,97・・・は作業台である。
【0026】図3(a),(b)は本発明に係る船外機
組立ライン、船外機性能検査ライン、船外機受け渡しラ
イン及び船外機搬送装置の構成図であり、(a)は各ラ
イン30〜50並びに船外機搬送装置70の平面構成を
示し、(b)は各ライン30〜50並びに船外機搬送装
置70の側面構成を示す。船外機搬送装置70は、船外
機組立ライン30、船外機性能検査ライン40及び船外
機受け渡しライン50に沿わせて設けた直線状の船外機
付き台車搬送装置70Aと、船外機付き台車搬送装置7
0Aの両端(始点70aと終点70bとの間)を結ぶ空
台車戻し装置70Bとからなる。
【0027】船外機付き台車搬送装置70Aは、図示せ
ぬ電動機にてループ状の駆動チェーンを駆動するチェー
ンコンベア型式の装置であり、フロアFR上の上記第1
・第2・第3搬送路71〜73を有する。この船外機付
き台車搬送装置70Aは、船外機B1,B2(図2参
照)をセットした多数の船外機組立台車200・・・を、
図右端の始点70aから第1・第2・第3搬送路71〜
73を通して左端の終点70bまで搬送するようにし
た、直線状の装置であって、船外機組立台車200・・・
を搬送する速度を、エンジン組立ライン20(図2参
照)の速度に同期させたことを特徴とする。このような
船外機付き台車搬送装置70Aは、多数の船外機組立台
車200・・・を各ライン30〜50に沿って予め設定し
た一定のピッチP2で配列したことを特徴とする。
【0028】空台車戻し装置70Bは、空の船外機組立
台車200Aを船外機付き台車搬送装置70Aの終点7
0bから始点70aへ連続的に高速で戻す装置である。
ここで、空の船外機組立台車200Aとは、船外機B
1,B2がセットされていない船外機組立台車200の
ことを言う。
【0029】具体的には、空台車戻し装置70Bは、終
点70bから横へ水平に空の船外機組立台車200Aを
移送する第1戻し機81と、第1戻し機81の終点で空
の船外機組立台車200Aをピット82内に降ろす第1
昇降機83と、降ろされた空の船外機組立台車200A
をピット82内で船外機付き台車搬送装置70Aに並行
に移送する第2戻し機84と、第2戻し機84から移送
された空の船外機組立台車200AをフロアFRへ上げ
る第2昇降機85と、上げられた空の船外機組立台車2
00Aを船外機付き台車搬送装置70Aの始点70aへ
移送する第3戻し機86と、からなる。
【0030】船外機受け渡しライン50で船外機B1,
B2を出荷ライン60(図2参照)に受け渡した後の空
の船外機組立台車200Aを船外機付き台車搬送装置7
0Aの始点70aに戻すことができる。
【0031】図4は本発明に係る船外機組立台車の側面
図であり、この船外機組立台車200は、船外機B1,
B2(図1参照)をセットして組立てるとともに組立て
た船外機B1,B2をそのまま次の工程に搬送するため
に、平坦なフロアFRを図左右方向に走行可能な台車で
ある。従って船外機組立台車200は、フロアFR上の
第1・第2・第3搬送路71〜73を走行することがで
きる。
【0032】このような船外機組立台車200は、複数
の車輪201・・・を備える台車本体202と、台車本体
202の上に且つ走行方向中央に設けた1つの支柱20
3と、支柱203の上部に設けた第1セット部204
と、第1セット部204に対して走行方向両側に折畳み
可能に設けた2つの第2セット部205,205とから
なる。
【0033】台車本体202は、走行方向(車幅方向)
に細長い平面視矩形状の枠体の上に平板206を着脱可
能に張ることで、上面207を平坦面とした部材であ
り、走行方向片側4個、両側で計8個の車輪201・・・
を有する。支柱203は、台車本体202の上面207
にボルト止めした垂直な部材であって、角パイプからな
る。第1セット部204は、大型船外機をセットして組
立てるブラケットである。2つの第2セット部205,
205は、小型船外機をセットして組立てるブラケット
である。
【0034】上記台車本体202、支柱203及び第1
・第2セット部204,205,205の関係について
は、次の(1)〜(4)のように言い換えることもでき
る。(1)台車本体202に第1セット部204及び2
つの第2セット部205,205を設けた。(2)台車
本体202の上部中央に第1セット部204を設け、第
1セット部204の図左右両側、すなわち走行方向に2
つの第2セット部205,205を設けた。(3)支柱
203の上部に、第2セット部205,205をこの図
の如く側面視で左右2つ設けるとともに、左右の第2セ
ット部205,205間に第1セット部204を設け
た。(4)支柱203の上部にセット部(第1・第2セ
ット部204,205,205)を設けた。
【0035】図5は本発明に係る船外機組立台車の正面
図であり、船外機組立台車200が図の手前方向に進行
可能であることと、船外機組立台車200の走行を案内
するガイド機構250及び船外機組立台車200を駆動
する駆動チェーン機構260を示す。駆動チェーン機構
260は、作業側(図左側)に対して反対側に配置す
る。ガイド機構250及び駆動チェーン機構260の詳
細については後述する。
【0036】上記船外機組立台車200は、車幅中心か
ら作業側へ偏心した位置に支柱203を設け、支柱20
3の上部から作業側へ水平部203aを延し、この水平
部203aの延出端に第1・第2セット部204,20
5を設けることで、支柱203の上部に且つ台車本体2
02から作業側へ偏心した位置にセット部を設け、台車
本体202に且つ第1・第2セット部204,205と
反対側の位置にカウンタウエイト211を設けたことを
特徴とする。
【0037】次に上記構成の船外機組立台車200の使
用方法について図6及び図7に基づき説明する。図6
(a),(b)は本発明に係る船外機組立台車の使用方
法説明図(その1)である。(a)は側面視左右の第2
セット部205,205を折畳むとともに第1セット部
204に1つの大型船外機B1をセットした船外機組立
台車200の側面を示す。(b)はそのときの船外機組
立台車200の正面を示す。
【0038】図7(a),(b)は本発明に係る船外機
組立台車の使用方法説明図(その2)である。(a)は
側面視左右の第2セット部205,205を開いて、こ
れら第2セット部205,205に2つの小型船外機B
2,B2をセットした船外機組立台車200の側面を示
す。(b)はそのときの船外機組立台車200の正面を
示す。
【0039】このように、1台の船外機組立台車200
で、図6に示す1つの大型船外機B1を組立てたり、図
7に示す2つの小型船外機B2,B2を組立てることが
できる。従って、大きさが大幅に異なる船外機B1,B
2,B2を1種類の船外機組立台車200で効率良く組
立てることができる。
【0040】図8は本発明に係る船外機組立台車のガイ
ド機構及び駆動チェーン機構の正面図であり、上記図5
に示す構成に対応する。船外機組立台車200のガイド
機構250は、フロアFRに設置した左右のガイドレー
ル(ガイド部材)251,251と、台車本体202の
下部における左右に回転可能に取付けたガイド用ローラ
252・・・とからなる。ガイドレール251は、断面視
縦長矩形状のバーであって、船外機組立台車200が走
行する通路、すなわち第1・第2・第3搬送路71〜7
3に船外機組立台車200の走行を案内するガイド部材
である。
【0041】ガイド用ローラ252・・・は、平面視矩形
状の台車本体202の四隅に計4つ設け、ガイドレール
251,251間に若干の隙間を有して配置することに
なる。253,253はガイドレール用支柱である。こ
のようにして船外機組立台車200は、固定された左右
のガイドレール251,251に案内されて走行するこ
とができる。
【0042】図9は図8の矢視9線図であり、船外機組
立台車200を駆動する駆動チェーン機構260の平面
構造を示す。駆動チェーン機構260は、水平に張ると
ともに図の白抜き矢印にて示す方向へ移動するようにし
た駆動チェーン261と、駆動チェーン261の上部に
取付けた駆動凸部262と、台車本体202の前後にブ
ラケット263,263を介して取付けた一対の引掛け
爪264,264とからなる。駆動チェーン261は、
図の左右方向に折れ曲がり可能なリンクチェーンであ
る。
【0043】一対の引掛け爪264,264は、駆動チ
ェーン261の延び方向に沿って並ぶとともに、駆動チ
ェーン261の延び方向に細長いバーであって、基端部
をピン265,265で左右スイング可能に取付け、間
に駆動凸部262を介在させて先端部同士を向い合せに
したものである。さらに、これらの引掛け爪264,2
64は、先端部が駆動凸部262に引っ掛かる方向にリ
ターンばね266,266で弾発されている。弾発され
ることによる最大スイング角については、引掛け爪26
4,264の基端部がブラケット263,263に当る
ことで設定される。
【0044】ところで駆動チェーン機構260は、駆動
凸部262から左右へローラピン267を延し、ローラ
ピン267の左右両端にローラ268,268を回転可
能に取付け、これらのローラ268,268をチェーン
用ガイドレール269,269に載せるようにしたもの
である。駆動チェーン261をチェーン用ガイドレール
269,269で支えるとともに案内することができ
る。
【0045】図10(a),(b)は本発明に係る船外
機組立ラインにおける船外機組立台車と組立作業ステー
ジとの関係を示す構成図兼作用図である。(a)は船外
機組立ライン30で船外機B1,B2を組立てているこ
とを示す正面断面図であり、(b)はこの状態の斜視図
である。
【0046】上述のように船外機組立ライン30は、セ
ット部(第1セット部204又は第2セット部205)
に船外機B1,B2をセットして通路(第1・第2・第
3搬送路71〜73)を微速で搬送しつつ流れ作業で組
立てるとともに、組立てた船外機B1,B2をそのまま
次の工程に搬送するようにしたラインである。
【0047】船外機組立台車200に船外機B1,B2
をセットして組立作業をする際に、作業者MはフロアF
Rに立って作業をすることになる。ところが、船外機B
1,B2は縦型の推進機構であるから比較的高さがあ
る。特に大型船外機は、かなり高さがあるので、上部へ
手が十分に届きにくい。この点を解決するために、船外
機組立台車200が通る通路、すなわち第1・第2・第
3搬送路71〜73に沿って左右に組立作業ステージ9
1,92を設置し、この組立作業ステージ91,92に
載って作業をするようにした。
【0048】ところで、船外機組立台車200の走行を
案内する左右のガイドレール251,251を通路(第
1・第2・第3搬送路71〜73)に設置したので、船
外機組立台車200の走行範囲を確実に規制することが
できる。この結果、船外機組立台車200を走行させた
ときに発生し易い横振れや蛇行走行を抑制することがで
きる。
【0049】このため、組立作業ステージ91,92の
上面91a,92aを通路(第1・第2・第3搬送路7
1〜73)へ向って延長し、その延長部分91b,92
bの長さを、延長部分91b,92bの先端が微速走行
中の船外機組立台車200の側面に若干の隙間C1,C
1を有して接近する寸法に設定することができる。さら
には、組立作業ステージ91,92の上面91a,92
aの高さH1を船外機組立台車200の上面207の高
さH2にほぼ一致させる。
【0050】このようにすることで、微速走行する船外
機組立台車200の上面207と、静止した組立作業ス
テージ91,92の上面91a,92aとを、ほとんど
隙間がないように並べることができる。この結果、これ
らの上面91a,92aをほぼ連続した作業フロアとし
て使用することができる。このため、作業フロアのスペ
ースを増すことができる。しかも、ほぼ連続した作業フ
ロアとしたにもかかわらず、作業者Mの足元をより安定
させることができる。この結果、作業者Mの負担をより
軽減することができるので、船外機B1,B2の組立作
業性をより高めることができる。
【0051】図11(a),(b)は本発明に係る船外
機組立ラインにおける船外機組立台車と組立作業ステー
ジとの関係(変形例)を示す構成図兼作用図である。
(a)は船外機組立ライン30で船外機B1,B2を組
立てていることを示す正面断面図であり、(b)はこの
状態の斜視図である。
【0052】変形例の船外機組立ライン30は、組立作
業ステージ91,92の上面91a,92aの高さH3
を船外機組立台車200の上面207の高さH2よりも
高く設定し、組立作業ステージ91,92の上面91
a,92aを通路(第1・第2・第3搬送路71〜7
3)へ向って延長し、その延長部分91b,92bの長
さを、延長部分91b,92bの先端が微速走行中の船
外機組立台車200の支柱203に若干の隙間C2,C
2を有して接近する寸法に設定したことを特徴とする。
【0053】このようにすることで、微速走行する船外
機組立台車200の上面207のうち、支柱203近く
までの部分を、静止した組立作業ステージ91,92の
延長部分91b,92bで覆うことができる。この結
果、延長部分91b,92bの分だけ作業フロアのスペ
ースを増すことができる。しかも、船外機組立台車20
0が微速走行していても、延長部分91b,92bにい
る作業者Mの足元は安定している。この結果、作業者M
の負担をより軽減することができるので、船外機B1,
B2の組立作業性をより高めることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、船外機組立台車の走行を案内するガ
イド部材を通路に設置することにより、船外機組立台車
の走行範囲を確実に規制することができる。この結果、
船外機組立台車を走行させたときに発生し易い横振れや
蛇行走行を抑制することができる。このため、通路に沿
って設置した組立作業ステージの上面を通路へ向って延
長し、その延長部分の先端を、微速走行中の船外機組立
台車の側面に若干の隙間を有して接近させることができ
る。さらに、船外機組立台車の平坦な上面に組立作業ス
テージの上面の高さをほぼ一致させたことを特徴とす
る。
【0055】このようにすることで、微速走行する船外
機組立台車の上面と、静止した組立作業ステージの上面
とを、ほとんど隙間がないように並べることができる。
この結果、これらの上面をほぼ連続した作業フロアとし
て使用することができる。このため、作業フロアのスペ
ースを増すことができる。しかも、ほぼ連続した作業フ
ロアとしたにもかかわらず、作業者の足元をより安定さ
せることができる。この結果、作業者の負担をより軽減
することができるので、船外機の組立作業性をより高め
ることができる。
【0056】請求項2は、船外機組立台車の走行を案内
するガイド部材を通路に設置することにより、船外機組
立台車の走行範囲を確実に規制することができる。この
結果、船外機組立台車を走行させたときに発生し易い横
振れや蛇行走行を抑制することができる。このため、通
路に沿って設置した組立作業ステージの上面の高さを船
外機組立台車の上面よりも高く設定し、組立作業ステー
ジの上面を通路へ向って延長し、その延長部分の先端
を、微速走行中の船外機組立台車の支柱に若干の隙間を
有して接近させることができる。
【0057】このようにすることで、微速走行する船外
機組立台車の上面のうち、支柱近くまでの部分を、静止
した組立作業ステージの延長部分で覆うことができる。
この結果、延長部分の分だけ作業フロアのスペースを増
すことができる。しかも、船外機組立台車が微速走行し
ていても、延長部分にいる作業者の足元は安定してい
る。この結果、作業者の負担をより軽減することができ
るので、船外機の組立作業性をより高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機生産設備の模式図
【図2】本発明に係る船外機生産設備の平面図
【図3】本発明に係る船外機組立ライン、船外機性能検
査ライン、船外機受け渡しライン及び船外機搬送装置の
構成図
【図4】本発明に係る船外機組立台車の側面図
【図5】本発明に係る船外機組立台車の正面図
【図6】本発明に係る船外機組立台車の使用方法説明図
(その1)
【図7】本発明に係る船外機組立台車の使用方法説明図
(その2)
【図8】本発明に係る船外機組立台車のガイド機構及び
駆動チェーン機構の正面図
【図9】図8の矢視9線図
【図10】本発明に係る船外機組立ラインにおける船外
機組立台車と組立作業ステージとの関係を示す構成図兼
作用図
【図11】本発明に係る船外機組立ラインにおける船外
機組立台車と組立作業ステージとの関係(変形例)を示
す構成図兼作用図
【符号の説明】
10…船外機生産設備、30…船外機組立ライン、7
1,72,73…通路(第1・第2・第3搬送路)、9
1,92…組立作業ステージ、91a,91b…船外機
組立台車の上面、91b,92b…組立作業ステージの
延長部分、200…船外機組立台車、201…車輪、2
02…台車本体、203…支柱、204…第1セット
部、205…第2セット部、207…船外機組立台車の
上面、251…ガイド部材(ガイドレール)、B1…大
型船外機、B2…小型船外機、C1,C2…隙間、H
1,H3…組立作業ステージの上面の高さ、H2…船外
機組立台車の上面の高さ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船外機組立台車の上に支柱を設け、この
    支柱の上部にセット部を設け、このセット部に船外機を
    セットして通路を微速で搬送しつつ流れ作業で組立てる
    とともに、組立てた船外機をそのまま次の工程に搬送す
    るようにした船外機組立ラインであって、 前記船外機組立台車の上面を平坦面とし、前記通路に前
    記船外機組立台車の走行を案内するガイド部材を設置
    し、前記通路に沿って組立作業ステージを設置し、この
    組立作業ステージの上面の高さを前記船外機組立台車の
    上面にほぼ一致させるとともに、組立作業ステージの上
    面を前記通路へ向って延長し、その延長部分の長さを、
    延長部分の先端が微速走行中の船外機組立台車の側面に
    若干の隙間を有して接近する寸法に設定することで、微
    速走行する船外機組立台車の上面及び静止した組立作業
    ステージの上面がほぼ連続した作業フロアとなるように
    構成したことを特徴とする船外機組立ライン。
  2. 【請求項2】 船外機組立台車の上に支柱を設け、この
    支柱の上部にセット部を設け、このセット部に船外機を
    セットして通路を微速で搬送しつつ流れ作業で組立てる
    とともに、組立てた船外機をそのまま次の工程に搬送す
    るようにした船外機組立ラインであって、 前記通路に前記船外機組立台車の走行を案内するガイド
    部材を設置し、前記通路に沿って組立作業ステージを設
    置し、この組立作業ステージの上面の高さを前記船外機
    組立台車の上面よりも高く設定し、組立作業ステージの
    上面を前記通路へ向って延長し、その延長部分の長さ
    を、延長部分の先端が微速走行中の船外機組立台車の支
    柱に若干の隙間を有して接近する寸法に設定したことを
    特徴とする船外機組立ライン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103192257A (zh) * 2012-01-10 2013-07-10 西门子公司 组装线的传送设备
JP2017042885A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 古河電気工業株式会社 搬送システム
JP2020128921A (ja) * 2019-02-08 2020-08-27 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 使用済燃料貯蔵容器の搬送方法

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