JPH0857725A - 生産ラインにおけるライン構造 - Google Patents

生産ラインにおけるライン構造

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JPH0857725A
JPH0857725A JP6196859A JP19685994A JPH0857725A JP H0857725 A JPH0857725 A JP H0857725A JP 6196859 A JP6196859 A JP 6196859A JP 19685994 A JP19685994 A JP 19685994A JP H0857725 A JPH0857725 A JP H0857725A
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JP
Japan
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line
sub
production
pallet
station
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JP6196859A
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English (en)
Inventor
Yasuhei Araya
泰平 新家
Takahide Harayama
高英 原山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Relays Between Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場スペースの有効利用と物流効率の向上と
を両立させ得るライン構造を提案する。 【構成】 ワークWを同一パレットPに載置したまま初
工程から最終工程までライン内を順次搬送し、各生産ス
テーション(S301〜S320)でそれぞれ所定の加工を行
うようにした生産ラインにおいて、上記生産ラインを、
メインラインXと、該メインラインXの途中からライン
側方へ枝分かれ状態で設けられ且つ該メインラインX側
から上記パレットPを順次導入する導入側ライン
(Y21,Y31)と該導入側ライン(Y21,Y31)により
導入された上記パレットPを折り返して順次メインライ
ンX側へ送り出す送出側ライン(Y22,Y32)とを備え
たサブライン(Y2,Y3)とで構成するとともに、該サ
ブライン(Y2,Y3)の上記導入側ライン(Y21
31)と送出側ライン(Y22,Y32)とを並設状態で隣
接配置し、該導入側ライン(Y21,Y31)と送出側ライ
ン(Y22,Y32)のうち、いずれか一方側に生産ステー
ション(S301〜S320)を、いずれか他方側に部品供給
ステーション(S401〜S420)をそれぞれ配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ラインに沿って複数
の生産ステーションと複数の部品供給ステーションとを
配置した生産ラインにおけるライン構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えばエンジンの組立ライン等の生産ラ
インにおいては、ワークの搬送ラインの側方に複数の生
産ステーションを配置し、ラインに沿って搬送されるワ
ークに対して該各生産ステーションにおいてそれぞれ所
定の部品を組付けるようなライン構造を採用するのが通
例である(例えば、特開平5−111833号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の生産
ラインのように、一連の搬送ラインに沿って複数の生産
ステーションを配置する構造とした場合には、該搬送ラ
インの側方に上記各生産ステーションとは別に該各生産
ステーションにそれぞれ対応させて該生産ステーション
へ部品供給を行うための部品供給ステーションを配置す
る必要があることから、これらの設置スペースの確保等
の理由から、工場スペース内における搬送ラインのレイ
アウトが制約され、これによって工場スペースの有効利
用が阻害されるおそれがある。また、生産ステーション
と部品供給ステーションとが混在することから、該部品
供給ステーションへ部品を搬入するための搬入路が十分
に確保できず、結果的に部品供給時における物流効率が
低下し、コストアップを招来するという問題もあった。
【0004】そこで本願発明では、工場スペースの有効
利用と物流効率の向上とを両立させ得るようにした生産
ラインにおけるライン構造を提案せんとしてなされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として、本願の第1の発明
にかかる生産ラインにおけるライン構造では、ワークを
同一パレットに載置したまま初工程から最終工程までラ
イン内を順次搬送し、該ライン途中に設けた複数の生産
ステーションにおいてそれぞれ所定の加工を行うように
した生産ラインにおいて、上記生産ラインを、メインラ
インと、該メインラインの途中からライン側方へ枝分か
れ状態で設けられ且つ該メインライン側から上記パレッ
トを順次導入する導入側ラインと該導入側ラインにより
導入された上記パレットを折り返して順次メインライン
側へ送り出す送出側ラインとを備えたサブラインとで構
成するとともに、該サブラインの上記導入側ラインと送
出側ラインとを並設状態で隣接配置したことを特徴とし
ている。
【0006】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる生産ラインにおけるライン構造において、並設状
態で隣接配置された上記サブラインの上記導入側ライン
と送出側ラインのうち、いずれか一方側に生産ステーシ
ョンを、いずれか他方側に部品供給ステーションをそれ
ぞれ配置したことを特徴としている。
【0007】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる生産ラインにおけるライン構造におい
て、上記サブラインをメインラインのライン方向に所定
間隔をもって少なくとも二つ設け、しかも該各サブライ
ンの生産ステーション同士、あるいは部品供給ステーシ
ョン同士を対向せしめたことを特徴としている。
【0008】本願の第4の発明では、上記第1,第2又
は第3の発明にかかる生産ラインにおけるライン構造に
おいて、上記サブラインの導入側ラインと送出側ライン
とを上下方向に所定間隔をもって段違い状に配置したこ
とを特徴としている。
【0009】本願の第5の発明では、上記第1,第2,
第3又は第4の発明にかかる生産ラインにおけるライン
構造において、上記パレットを長方形の平面形状を有す
る如くし且つその長軸をライン方向に向けた状態で搬送
せしめる一方、上記メインラインとサブラインとの分岐
部には方向転換機構を設けるとともに、該方向転換機構
を、上記パレットをその短軸を搬送方向へ向けた状態で
支持して搬送する横搬送とその長軸を搬送方向へ向けた
状態で支持して搬送する縦搬送とを択一的に選択可能と
された搬送ローラ部と、該搬送ローラ部において上記パ
レットを旋回させる旋回部とを備えて構成したことを特
徴としている。
【0010】本願の第6の発明にかかる生産ラインにお
けるライン構造では、ワークを同一パレットに載置した
まま初工程から最終工程までライン内を順次搬送し、該
ライン途中に設けた複数の生産ステーションにおいてそ
れぞれ所定の加工を行うようにした生産ラインにおい
て、上記生産ラインを、メインラインと、該メインライ
ンの途中からライン側方へ枝分かれ状態で設けられ且つ
ライン方向の一方側から他方側に向けてパレットを搬送
するサブラインとで構成し、該サブラインの一側に生産
ステーションを設けるとともに、他側に部品供給ステー
ションを設けたことを特徴としている。
【0011】
【発明の作用・効果】本願発明ではかかる構成とするこ
とにより次のような作用・効果が得られる。
【0012】 本願の第1の発明にかかる生産ライン
におけるライン構造では、生産ラインを、メインライン
と該メインラインの途中からライン側方へ枝分かれ状態
で設けられ且つ導入側ラインと送出側ラインとを備えた
サブラインとで構成しているため、該サブラインの配置
位置等を適宜選択することでこれら各ラインの工場スペ
ース内でのレイアウトが容易となり、例えば生産ライン
をメインラインのみで構成し且つこれを工場スペース内
に屈曲配置するような場合に比して、工場スペースの有
効利用が促進されるものである。
【0013】また、この場合、上記サブラインの導入側
ラインと送出側ラインとを並設状態で隣接配置すること
で、各サブラインの占有スペースをより小さくすること
ができ、これにより工場スペースの有効利用がさらに促
進されるものである。
【0014】 本願の第2の発明にかかる生産ライン
におけるライン構造では、上記に記載の作用効果に加
えて、並設状態で隣接配置されたサブラインの導入側ラ
インと送出側ラインのうち、いずれか一方側に生産ステ
ーションを、いずれか他方側に部品供給ステーションを
それぞれ配置しているので、生産ステーション配置側に
おいてはこのエリア内に搬送機器が進入しないことで作
業上の安全性が確保され、また部品供給ステーション配
置側においては該部品供給ステーションの集中配置によ
りこのエリアが搬送機器の搬送路となり搬送路の簡略・
短小化が図れることで部品供給に伴う物流効率が向上
し、延いてはコストダウンに寄与し得ることになる。
【0015】 本願の第3の発明にかかる生産ライン
におけるライン構造では、上記又はに記載の作用効
果に加えて、サブラインをメインラインのライン方向に
所定間隔をもって少なくとも二つ設け、しかも該各サブ
ラインの生産ステーション同士、あるいは部品供給ステ
ーション同士を対向させているので、二つのサブライン
の加工エリアあるいは部品供給エリアの共用化が図れ、
例えば各サブライン毎に加工エリアと部品供給エリアを
それぞれ確保する必要がある場合に比して、より一層、
工場スペースの有効利用が促進されるものである。
【0016】 本願の第4の発明にかかる生産ライン
におけるライン構造では、上記,又はに記載の作
用効果に加えて、サブラインの導入側ラインと送出側ラ
インとを上下方向に所定間隔をもって段違い状に配置し
ているので、該導入側ライン側と送出側ライン側とにそ
れぞれ生産ステーションと部品供給ステーションとを配
置する場合においては該部品供給ステーション側のライ
ンの上方あるいは下方を通して他方のライン側の生産ス
テーションへ容易に部品供給を行うことができ、特に搬
送ラインの上方を通して部品供給を行う場合には、例え
ば導入側ラインと送出側ラインとが同一高さとされてい
る場合に比して、該部品供給ステーションの高さ寸法を
より低く抑えることができ、工場スペースの有効利用が
より一層促進されるものである。
【0017】 本願の第5の発明にかかる生産ライン
におけるライン構造では、上記,,又はに記載
の作用効果に加えて、長方形の平面形状を有するパレッ
トを使用し且つこれをその長軸をライン方向に向けた状
態で搬送せしめる一方、上記メインラインとサブライン
との分岐部に、上記パレットの搬送態様として横搬送と
縦搬送とを択一的に選択可能とされた搬送ローラ部と、
該搬送ローラ部において上記パレットを旋回させる旋回
部とを備えてなる方向転換機構を設けているので、メイ
ンラインからサブラインの導入側ライン側へパレットを
導入する場合には、該メインラインにおいて縦搬送状態
にあるパレットを搬送ローラ部に横搬送状態で一旦受け
入れた後、これを旋回部において90°旋回させて縦搬
送状態とすることで、該パレットはサブライン上を縦搬
送されることになる。また、送出側ラインから上記メイ
ンライン側へパレットを送り出す場合には、該送出側ラ
インにおいて縦搬送状態にあるパレットを搬送ローラ部
に縦搬送状態のまま一旦受け入れた後、これを旋回部に
おいて90°旋回させ横搬送状態とし、これをそのまま
メインライン側に送り出すことで上記パレットは該メイ
ンライン上を縦搬送されることになる。
【0018】従って、サブラインがメインラインから枝
分かれ状態で設けられているにもかかわらず、パレット
はいずれのラインにおいても常時縦搬送状態が保持され
るので、メインライン側に設けられた生産ステーション
のワークに対する相対関係と、サブライン側に設けられ
た生産ステーションのワークに対する相対関係とが同一
となり、該各生産ステーションの制御の共通化により制
御システムの簡略化が図れることになる。
【0019】また、搬送ローラ部が縦搬送と横搬送との
二つの搬送態様を選択的に設定可能とされていること
で、例えばこの二つの異なる搬送態様をそれぞれ別々の
ローラ機構で構成する場合に比して、装置の簡略化が図
れるという利点もある。
【0020】 本願の第6の発明にかかる生産ライン
におけるライン構造では、生産ラインを、メインライン
と一方向への流れをもつサブラインとで構成し、該サブ
ラインの一側に生産ステーションを設けるとともに、他
側に部品供給ステーションを設けているので、上記に
記載のようにサブラインの配置位置等を適宜選択するこ
とで工場スペースの有効利用が促進されるとともに、上
記に記載のように工場スペース内における加工エリア
と部品供給エリアの分離によって搬送路の簡略・短小化
が図れ、部品供給に伴う物流効率が向上せしめられるこ
ととなる。
【0021】
【実施例】以下、本願発明の生産ラインにおけるライン
構造を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0022】図1には、本願発明の実施例にかかるライ
ン構造を備えた自動車用エンジンの生産ラインZの全体
レイアウトを示している。この生産ラインZは、直線状
に延びる後述のメインラインXと、該メインラインXの
ライン途中からその側方へ略90°の角度をもって延出
する4つのサブライン、即ち、後述する第1サブライン
1と第2サブラインY2と第3サブラインY3及び第4
サブラインY4と、後述の手直しラインVとを備えて構
成される。そして、これら各サブラインY1〜Y4のう
ち、第1サブラインY1は特許請求の範囲の請求項6に
記載したサブラインに該当し、第2サブラインY2と第
3サブラインY3は請求項1〜請求項5に記載したサブ
ラインにそれぞれ該当する。
【0023】メインラインX 上記メインラインXは、直線方向に走行するコンベアC
1で構成されるものであり、該コンベアC1の一端には搬
入ステーションS11が、他端にはワーク取出ステーショ
ンS15がそれぞれ設けられるとともに、そのライン途中
には組立ステーションS12と後述する二つの移載ステー
ションS13,S14とが配置されている。そして、このメ
インラインXにおいては、長方形状のパレットPに、上
記搬入ステーションS11に搬入されたベース部品として
のワークWを載置固定し、このパレットPをその長軸を
搬送方向に向けた状態(以下、この搬送形態を縦搬送と
いう)で上記ワーク取出ステーションS15まで順次搬送
し、該ワーク取出ステーションS15において上記パレッ
トPから所定の部品が組付けられた製品としてのワーク
Wのみを後述の第4サブラインY4側に取り出すように
なっている。
【0024】この場合、このメインラインXの上記組立
ステーションS12部分には後述の第1サブラインY1
配置して該第1サブラインY1でアセンブリされた部品
を上記ワークWに組付ける一方、上記移載ステーション
13,S14の部分にはそれぞれ後述の第2サブラインY
2と第3サブラインY3を配置し、上記パレットPを一旦
メインラインX側から各サブラインY2,Y3側に取り込
み、該各サブラインY2,Y3に設けた各生産ステーショ
ンS306〜S320で所定の部品を組付けた後、再び上記メ
インラインX側へ送り出すようになっており、ワークW
は上記ワーク取出ステーションS15に到着した時には全
ての所要部品が組付けられた組付完了状態となってい
る。
【0025】次に、上記各サブラインY1〜Y4、及び手
直しラインVの構成を説明するが、ここでは説明の都合
上、ラインの流れと異なって、先ず第1サブラインY1
と第4サブラインY4、さらに手直しラインVを説明
し、しかる後、第2サブラインY2と第3サブラインY3
とをそれぞれ説明することにする。
【0026】第1サブラインY1 上記第1サブラインY1は、矢印で示すように、反メイ
ンラインX寄りの端部からメインラインX寄りの端部に
向けて走行する1本のコンベアC2で構成される。そし
て、この第1サブラインY1にはライン方向に複数の生
産ステーションS301〜S305が配置されるとともに、該
第1サブラインY1の一側には該各生産ステーションS
301〜S305にそれぞれ対応して複数の部品供給ステーシ
ョンS401〜S405が配置されており、該各生産ステーシ
ョンS301〜S305にはそれぞれ対応する部品供給ステー
ションS401〜S405から部品が供給されるようになって
いる。この第1サブラインY1では、パレットPが順次
走行するに伴って該パレットP上に載置固定したベース
部品に対して上記各生産ステーションS301〜S305でそ
れぞれ所要の部品を組付けて部品アセンブリとし、この
部品アセンブリを組立ロボットR1を使用してメインラ
インXの組立ステーションS12にあるパレットP上のワ
ークWに組付ける。
【0027】尚、この第1サブラインY1においては、
その一方の側部は第1搬送エリアA1となり、他方の側
部は第1加工エリアA2となり、搬送エリアと加工エリ
アとが完全に分離されることになる。
【0028】第4サブラインY4及び手直しラインV 上記第4サブラインY4は、いわゆる検査ラインであっ
て、上記メインラインXのワーク取出ステーションS15
から屈曲状に延出するコンベアC7とその途中に配置さ
れた移載ロボットR2,R4,R5とで構成される。ま
た、この第4サブラインY4の途中には検査ステーショ
ンS18が設けられるとともに、そのライン端はテスト室
Tに接続されている。また、この第4サブラインY4
上記検査ステーションS18より下流位置には、コンベア
8と移載ロボットR3とで構成される手直しラインVが
分岐状態で接続されている。
【0029】この第4サブラインY4においては、先ず
上記メインラインXのワーク取出ステーションS15に到
着したパレットPからワークWのみを移載ロボットR2
を使用して第4サブラインY4側に取り出す。そして、
このワークWに対して検査ステーションS18で組付け不
良等の検査をし、検査に合格したワークWはこれをさら
にコンベアC7及びその途中に設けた移載ロボットR4
使用して上記テスト室Tに送り、ここで所定の性能試験
を行う。一方、検査ステーションS18での検査の結果、
不合格となったワークWは手直しラインV側に送られ、
ここで所定の手直しがなされた後、再び第4サブライン
4側に搬送される。
【0030】第2サブラインY2及び第3サブラインY3 上記第2サブラインY2と第3サブラインY3とは、後述
のように生産ステーションと部品供給ステーションの配
置構成が異なるのみで、その基本構成は同一である。こ
のため、ここでは、この両者を同時に対比しながら図1
〜図7を参照して説明するとともに、共通部分について
は第3サブラインY3側の構成を例にとって説明するこ
とにする。
【0031】先ず、第2サブラインY2と第3サブライ
ンY3の全体構成を図1〜図5を参照して説明すると、
この第2サブラインY2と第3サブラインY3のうち、第
2サブラインY2は、上記メインラインXの上流寄りに
位置し上記パレットPを縦搬送する直線状のコンベアC
3でなる加工組立ラインY21(特許請求の範囲中の導入
側ラインに該当する)と下流寄りに位置し上記パレット
Pを縦搬送する直線状のコンベアC4でなる搬送ライン
22(特許請求の範囲中の送出側ラインに該当する)と
を並設状態で近接配置して構成されている。また、第3
サブラインY3は、上記メインラインXの上流寄りに位
置し上記パレットPを縦搬送する直線状のコンベアC5
でなる搬送ラインY31(特許請求の範囲中の導入側ライ
ンに該当する)と下流寄りに位置し上記パレットPを縦
搬送する直線状のコンベアC6でなる加工組立ラインY
32(特許請求の範囲中の送出側ラインに該当する)とを
並設状態で近接配置して構成されている(図1及び図2
参照)。そして、上記第2サブラインY2の加工組立ラ
インY21には複数の生産ステーションS306〜S311が、
第3サブラインY3の加工組立ラインY32には複数の生
産ステーションS312〜S320が、それぞれ配置されてい
る。また、上記第2サブラインY2の搬送ラインY22
側方には上記各生産ステーションS306〜S311に対応し
て複数の部品供給ステーションS406〜S411が、また第
3サブラインY3の搬送ラインY31には各生産ステーシ
ョンS312〜S320にそれぞれ対応して複数の部品供給ス
テーションS412〜S420が配置されている。
【0032】従って、この第2サブラインY2と第3サ
ブラインY3の配置状態においては、図1に示すよう
に、これら二つのサブラインY2,Y3の間のスペースが
搬送専用の第2搬送エリアA3となる。また、第2サブ
ラインY2の加工組立ラインY21は、上記第1サブライ
ンY1と対向し、これら間は加工専用の上記第1加工エ
リアA2とされる。さらに、上記第3サブラインY3の加
工組立ラインY32は上記第4サブラインY4に対向し、
これらの間は加工専用の第2加工エリアA4とされる。
即ち、各サブライン相互間のスペースは、加工エリアと
部品供給エリアとに区別される。このため、搬送機器は
各搬送エリアA1,A3のみを移動すればよく、例えば搬
送エリアと加工エリアとが混在する場合に比して、その
搬送経路が簡略且つ短小化され、部品供給に伴う物流効
率が向上し、延いては作業性の向上によりコストダウン
が期待できるものである。
【0033】一方、上記第2サブラインY2と第3サブ
ラインY3は、図1及び図2に示すように、その一端側
を後述する移載ステーションS13,S14を介して上記メ
インラインXに接続せしめる一方、その他端においては
後述する乗替ステーションS16,S17を介してその加工
組立ラインY21と搬送ラインY22、及び搬送ラインY31
と加工組立ラインY32とを接続させている。そして、上
記メインラインX上を縦搬送される上記パレットPを、
各サブラインY2,Y3上へ移載してこれを同じく縦搬送
させ、再び該各サブラインY2,Y3から上記メインライ
ンX側へ戻し、これをまた縦搬送させるようになってい
る。
【0034】さらに、この第2サブラインY2と第3サ
ブラインY3においては、図5(第3サブラインY3側を
代表して図示している)に示すように、それぞれその搬
送ラインY31と加工組立ラインY32、加工組立ラインY
21と搬送ラインY22を上下方向にオフセットして段違い
状に配置している。即ち、第2サブラインY2において
は、メインラインXの上流側に位置して導入側ラインと
なる加工組立ラインY21を上位に、上流側に位置して送
出側ラインとなる搬送ラインY22を下位に、それぞれ位
置せしめることで段違い状態としている。また、第3サ
ブラインY3においては、メインラインXの上流側に位
置して導入側ラインとなる搬送ラインY31を下位に、上
流側に位置して送出側ラインとなる加工組立ラインY32
を上位に、それぞれ位置せしめることで段違い状態とし
ている。このように各サブラインY2,Y3の各ライン
を段違い状とすると、下位に位置する各搬送ライン
22,Y32の上方を通って部品供給ステーション側から
各加工組立ラインY21,Y31の各生産ステーション側に
部品を供給する場合、例えば加工組立ラインと搬送ライ
ンの高さを同じとする場合に比して、部品供給ステーシ
ョンの高さ寸法をより低く抑えることができるものであ
り、延いては向上スペースの有効利用に寄与するもので
ある。
【0035】尚、かかる加工組立ラインと搬送ラインの
段違い配置を利用した部品供給ステーションの一例とし
て、上記第3サブラインY3の部品供給ステーションS
412の構成を後に述べる。
【0036】移載ステーションS13及び移載ステーショ
ンS14 上記移載ステーションS13と移載ステーションS14は、
共に上記メインラインXと上記各サブラインY2,Y3
の間で上記パレットPを移載するためのものであって、
その構成は全く同一であるため、ここでは第3サブライ
ンY3側の移載ステーションS14を例にとって説明す
る。
【0037】移載ステーションS14は、図2〜図4に示
すように、低位に位置する上記搬送ラインY31側に設け
られた後述の第1パレット受渡機構K1と第1方向転換
機構M1と第1昇降機構N1と、高位に位置する上記加工
組立ラインY32側に設けられた後述の第2パレット受渡
機構K2と第2方向転換機構M2と第2昇降機構N2と、
を備えて構成されている。
【0038】上記第1パレット受渡機構K1は、上記メ
インラインX上を縦搬送されて来たパレットPを上記搬
送ラインY31のライン延長上位置において停止させ且つ
これを後述の第1方向転換機構M1側に受け渡すための
ものであって、図2、図3及び図6、図7に示すよう
に、軸心をメインラインXの搬送方向に向けた状態で並
設された一対のローラ1,1と、該ローラ1,1の両端
側に位置し且つ上下方向に進退可能とされ上記パレット
Pを所定位置で停止させるためのストッパー2,2と、
上記ローラ1,1とストッパー2,2とを一体的に上下
動させてパレットPを上記メインラインX側のコンベア
1から浮上させて上記ローラ1,1側に受け取らせる
ためのエアシリンダ3とを備えている。従って、上記メ
インラインX上を縦搬送されて来たパレットPはストッ
パー2,2によって所定位置で停止されるとともに、上
記エアシリンダ3によってコンベアC1から浮上され上
記ローラ1,1側に受け取られる。そして、このローラ
1,1側に受け取られたパレットPは、該ローラ1,1
によってその短軸を搬送方向へ向けた状態で受け渡しロ
ーラ4を介して後述の第1方向転換機構M1側に搬送さ
れる(以下、この搬送形態を横搬送という)。
【0039】上記第1方向転換機構M1は、上記第1パ
レット受渡機構K1から横搬送されて来るパレットPを
受け取り、これを90°旋回させて縦搬送で後述の第1
昇降機構N1側に送り出すためのものであって、図6及
び図7に示すように、搬送ローラ部5と旋回部10とを
備えて構成されている。
【0040】上記搬送ローラ部5は、上記パレットPを
横搬送状態でガイドする左右一対のガイド部材8,8の
それぞれの内側に、横搬送状態にある上記パレットPの
端部を支持する大径ローラ部6aと縦搬送状態にある上
記パレットPの端部を支持する小径ローラ部6bとを有
するとともに該大径ローラ部6aと小径ローラ部6bの
肩部を縦搬送状態にあるパレットPをガイドするための
ガイド部6cとした5個の二段ローラ6,6,・・と、
横搬送状態にあるパレットPの端部のみを支持可能とし
た1個の単段ローラ7とを所定間隔をもって列設して構
成される。
【0041】上記旋回部10は、ターンテーブル17を
ロッドレスシリンダ11によって昇降可能に支持すると
ともにエアモータ12によって90°の角度範囲内で旋
回可能として構成されている。そして、上記ターンテー
ブル17は、その降下位置においては図7に実線図示す
るように上記搬送ローラ部5の下方に位置し、その上昇
位置においては図7に鎖線図示するように上記搬送ロー
ラ部5の上方に突出するように、その上下方向位置が設
定されている。従って、上記第1パレット受渡機構K1
から横搬送されて来たパレットPは上記搬送ローラ部5
の各二段ローラ6,6,・・の大径ローラ部6aにより
支持されてそのまま横搬送状態で上記ターンテーブル1
7の上方位置まで搬送され且つここで停止される。しか
る後、上記ターンテーブル17がその降下位置から上昇
位置まで上動すると、上記パレットPは図7に鎖線図示
するように上記ターンテーブル17に支持されて上記搬
送ローラ部5から浮上分離される。この状態で上記ター
ンテーブル17が90°旋回し且つ上昇位置から降下す
ると、上記パレットPは90°だけ方向転換されて縦搬
送状態で上記搬送ローラ部5の各二段ローラ6,6,・
・の小径ローラ部6bに支持され、そのまま後述の第1
昇降機構N1側に縦搬送されることになる。
【0042】このように、この第1方向転換機構M1
おいては、二段ローラ6に大径ローラ部6aと小径ロー
ラ部6bを設け、これらを選択使用することで単一の搬
送ローラ部5によってパレットPの縦搬送と横搬送とを
可能とするものであり、例えば縦搬送用ローラと横搬送
用ローラとを別々に設ける場合に比して装置の簡略化、
延いてはコストダウンが図れることになる。
【0043】上記第1昇降機構N1は、図2及び図3に
示すように、複数のローラを備えた搬送ローラ部13を
昇降機構15によって昇降自在に支持して構成され、高
位にある上記搬送ローラ部5と低位にある上記搬送ライ
ンY31の間で上記パレットPを受け渡しするものであ
る。
【0044】尚、第2パレット受渡機構K2と第2方向
転換機構M2と第2昇降機構N2については、該第2昇降
機構N2の昇降幅が第1昇降機構N1のものと異なるのみ
で、それ以外の構成はそれぞれ上記第1パレット受渡機
構K1と第1方向転換機構M1と第1昇降機構N1と同様
であるため、ここではこれらに関する上記説明を援用す
る。
【0045】乗替ステーションS17 上記乗替ステーションS17は、図2〜図4に示すよう
に、上記搬送ラインY31と加工組立ラインY32の端部に
おいて低位にある搬送ラインY31から高位にある加工組
立ラインY32側へ上記パレットPを縦搬送のまま乗り換
えさせるためのものであって、搬送ローラ部22をもつ
第1受けローラ機構Q1と、搬送ローラ部22をもつ第
2受けローラ機構Q2と、パレットPを第1受けローラ
機構Q1側から第2受けローラ機構Q2側にスライドさせ
るパレットスライド機構L1と、上記第2受けローラ機
構Q2を高位にある加工組立ラインY32と同じ高さまで
持ち上げるためのパレット持ち上げ機構L2とを備えて
構成されている。
【0046】以上が生産ラインZの全体的なライン構成
であり、かかるライン構成を採用することで上述の如き
各作用効果が奏せられるものである。
【0047】ここで、サブラインの導入側ラインと送出
側ラインとが上下方向に段違い状に配置されていること
を有効に利用した部品供給ステーションの一例として、
上記第3サブラインY3に設けられる部品供給ステーシ
ョンS412の構造等を図8及び図9を参照して説明する
ことにする。
【0048】部品供給ステーションS412は、所定の部
品を収容したトレーUを搬送ラインY31の側方側から該
搬送ラインY31の上方を通して加工組立ラインY32の近
傍まで搬送し、且つこのトレーUから部品をロボットに
より取り出して加工組立ラインY32側へ供給するための
ものであって、パレット載置台26上に多段積み状態で
載置され且つ昇降機構27によって順次一段づつ上昇せ
しめられるトレーUを一つづつ取り出す後述の昇降スラ
イド機構30と、該昇降スライド機構30により取り出
されたトレーUを加工組立ラインY32側へ搬送するコン
ベア28とを備えて構成される。
【0049】上記昇降スライド機構30は、上記パレッ
ト載置台26の上方位置と上記コンベア28の一端28
aの上方位置との間に跨がるようにして配置されたアー
ム39に、ロッドレスシリンダ31と二本のガイドロッ
ド32,32とを平行配置し、該ガイドロッド32,3
2にスライド体33をスライド可能に取り付けるととも
に、該スライド体33を上記ロッドレスシリンダ31に
よってスライド駆動可能としている。さらに、上記スラ
イド体33には、固定プレート34を取り付けるととも
に、該固定プレート34の下側には一対のガイドロッド
42,42により上下方向にガイドされた可動プレート
36がエアシリンダ41により昇降可駆動可能に支持さ
れている。
【0050】そして、この可動プレート36の左右両側
には、その先端部を鉤形の掛止部38aとしたフック部
材38,38が下方へ延出状態で固定されている。ま
た、上記固定プレート34と可動プレート36の間に
は、ガイドロッド43により上下方向にガイドされ且つ
該ガイドロッド43の下端に設けたストッパー45と上
記固定プレート34との間で移動可能とされるとともに
常時スプリング44によってストッパー45側に付勢さ
れた左右一対のフローティングプレート35,35が配
置されている。さらに、この左右一対のフローティング
プレート35,35には、押さえプレート37が下方へ
延出状態で固定されている。
【0051】ここで、上記各部材の相対関係は次のよう
に設定されている。即ち、上記一対のフック部材38,
38の対向方向の間隔は、図9に示すように、これら一
対のフック部材38,38によって上記トレーUのフラ
ンジ部Uaを左右両側から掛止し得るような寸法に設定
されている。また、図9の状態から、上記エアシリンダ
41を縮小させて可動プレート36を固定プレート34
側に引き上げる時には、上記トレーUのフランジ部Ua
は、上記各フック部材38,38の掛止部38a,38
aにより下側から支持されると同時に、上記一対の押さ
えプレート37,37によって上側から支持され、結果
的に上記トレーUはそのフランジ部Uaが上記一対のフ
ック部材38,38と一対の押さえプレート37,37
とによって上下方向から挟持されることとなる。
【0052】さらに、図9に示すように、上記エアシリ
ンダ41が最伸長し可動プレート36が降下位置に設定
された状態においては、上記一対のフック部材38,3
8の各掛止部38a,38aが上記コンベア28上に載
置されたトレーUのフランジ部Uaから適宜寸法だけ離
間するようになっている。また同時に、上記パレット載
置台26に多段積み状態で載置されたトレーU,U,・
・のうち、最上段に位置するトレーUの高さ位置は、上
記コンベア28上に載置されたトレーUの高さ位置と同
じになるように設定されている。一方、上記エアシリン
ダ41が最縮小し、上記一対のフック部材38,38の
掛止部38a,38aと一対の押さえプレート37,3
7とによって上記トレーUのフランジ部Uaを挟持して
これを最も上方へ引き上げた状態においては、該トレー
Uの下面、即ち、容器部Ubの下面がパレット載置台2
6上の載置されたトレー群のうち、上から二段目のトレ
ーUの上面よりも所定寸法だけ上方に位置するようにエ
アシリンダ41の引き上げ量が設定されている。
【0053】かかる構成とすることで、例えば、図8に
示すように可動プレート36がアーム39の一端側にお
いて最降下位置に設定された状態で、そのまま上記スラ
イド体33をパレット載置台26側にスライドさせる
と、該スライド体33側の上記各フック部材38,38
の掛止部38a,38aが最上段にあるトレーUのフラ
ンジ部Uaの下側に進入することになる。この状態で、
上記エアシリンダ41を縮小させて可動プレート36を
引き上げると、上記トレーUは、上記各掛止部38a,
38aと押さえプレート37,37とによってそのフラ
ンジ部Uaが挟持された状態で浮上し、二段目のトレー
Uから分離される。しかる後、上記スライド体33をコ
ンベア28側にスライドさせて停止せしめた状態で、可
動プレート36を降下位置まで降下させると、上記トレ
ーUは上記コンベア28上に載置されるとともに、上記
一対の掛止部38a,38aと押さえプレート37,3
7とがともにフランジ部Uaから離間し、該フランジ部
Uaに対する挟持作用が解除される。従って、後はコン
ベア28によってトレーUをその他端28b側へ搬送す
ればよい。一方、上記スライド体33は、上記掛止部3
8a,38a等によるトレーUに対する挟持作用が解除
されると、そのまま再びパレット載置台26側にスライ
ドされる。この場合、昇降機構27によってパレット載
置台26が一段上昇していることから、二段目にあった
トレーUが既に最上段に位置しており、上記掛止部38
a,38aはこの最上段にあるトレーUのフランジ部U
aに掛止可能とされ、次回の部品供給を行うことにな
る。尚、図8において符号25はパレットストック台で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかるライン構造を備えた
生産ライン全体のレイアウト図である。
【図2】図1に示したサブラインの要部拡大図である。
【図3】図2のIII-III矢視図である。
【図4】図2のIV-IV矢視図である。
【図5】図2のV-V断面図である。
【図6】図2に示した移載ステーションの要部拡大図で
ある。
【図7】図6のVII-VII断面図である。
【図8】図2に示した部品供給ステーションの側面図で
ある。
【図9】図8のIX-IX断面図である。
【符号の説明】
1はローラ、2はストッパー、3はエアシリンダ、4は
受け渡しローラ、5は搬送ローラ部、6は二段ローラ、
7は単段ローラ、8はガイド部材、9はローラ駆動部、
10は旋回部、11はロッドレスシリンダ、12はエア
モータ、13及び14は搬送ローラ部、15は昇降機
構、16は昇降機構、17はターンテーブル、21及び
22は搬送ローラ部、25はパレットストック台、26
はパレット載置台、27は昇降機構、28はコンベア、
30は昇降スライド機構、31はロッドレスシリンダ、
32はガイドロッド、33はスライド体、34は固定プ
レート、35はフローティングプレート、36は可動プ
レート、37は押さえプレート、38はフック部材、3
9はアーム、41はエアシリンダ、42はガイドロッ
ド、43はガイドロッド、44はスプリング、45はス
トッパー、A1は第1搬送エリア、A2は第1加工エリ
ア、A3は第2搬送エリア、A4は第2加工エリア、C1
〜C8はコンベア、K1及びK2はパレット受渡機構、L1
はパレットスライド機構、L2はパレット持ち上げ機
構、M1は第1方向転換機構、M2は第2方向転換機構、
1は第1昇降機構、N2は第2昇降機構、Pはパレッ
ト、Q1は第1受けローラ機構、Q2は第2受けローラ機
構、R1は組立ロボット、R2〜R4は移載ロボット、S
11は搬入ステーション、S12は組立ステーション、S13
は移載ステーション、S14は移載ステーション、S15
ワーク取出ステーション、S16は乗替ステーション、S
17は乗替ステーション、S301〜S320は生産ステーショ
ン、S401〜S420は部品供給ステーション、Tはテスト
室、Uはトレー、Vは手直しライン、Wはワーク、Xは
メインライン、Y1〜Y4はサブライン、Y21は加工組立
ライン、Y22は搬送ライン、Y31は搬送ライン、Y32
加工組立ライン、Zは生産ラインである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを同一パレットに載置したまま初
    工程から最終工程までライン内を順次搬送し、該ライン
    途中に設けた複数の生産ステーションにおいてそれぞれ
    所定の加工を行うようにした生産ラインにおいて、 上記生産ラインを、メインラインと、該メインラインの
    途中からライン側方へ枝分かれ状態で設けられ且つ該メ
    インライン側から上記パレットを順次導入する導入側ラ
    インと該導入側ラインにより導入された上記パレットを
    折り返して順次メインライン側へ送り出す送出側ライン
    とを備えたサブラインとで構成するとともに、 該サブラインの上記導入側ラインと送出側ラインとを並
    設状態で隣接配置したことを特徴とする生産ラインにお
    けるライン構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、並設状態で隣接配置
    された上記サブラインの上記導入側ラインと送出側ライ
    ンのうち、いずれか一方側に生産ステーションを、いず
    れか他方側に部品供給ステーションをそれぞれ配置した
    ことを特徴とする生産ラインにおけるライン構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記サブラ
    インがメインラインのライン方向に所定間隔をもって少
    なくとも二つ設けられ、しかも該各サブラインの生産ス
    テーション同士、あるいは部品供給ステーション同士が
    対向せしめられていることを特徴とする生産ラインにお
    けるライン構造。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、上記サブ
    ラインの導入側ラインと送出側ラインとが上下方向に所
    定間隔をもって段違い状に配置されていることを特徴と
    する生産ラインにおけるライン構造。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、上記
    パレットが長方形の平面形状を有し且つその長軸をライ
    ン方向に向けた状態で搬送される一方、 上記メインラインとサブラインとの分岐部には方向転換
    機構が設けられるとともに、 該方向転換機構が、上記パレットをその短軸を搬送方向
    へ向けた状態で支持して搬送する横搬送とその長軸を搬
    送方向へ向けた状態で支持して搬送する縦搬送とを択一
    的に選択可能とされた搬送ローラ部と、該搬送ローラ部
    において上記パレットを旋回させる旋回部とを備えて構
    成されていることを特徴とする生産ラインにおけるライ
    ン構造。
  6. 【請求項6】 ワークを同一パレットに載置したまま初
    工程から最終工程までライン内を順次搬送し、該ライン
    途中に設けた複数の生産ステーションにおいてそれぞれ
    所定の加工を行うようにした生産ラインにおいて、 上記生産ラインを、メインラインと、該メインラインの
    途中からライン側方へ枝分かれ状態で設けられ且つライ
    ン方向の一方側から他方側に向けてパレットを搬送する
    サブラインとで構成し、 該サブラインの一側に生産ステーションを設けるととも
    に、他側に部品供給ステーションを設けたことを特徴と
    する生産ラインにおけるライン構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018187747A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 株式会社ジェイテクト 制御プログラムの書き込み方法
US10287453B2 (en) 2014-03-26 2019-05-14 3M Innovative Properties Company Polyurethane compositions, films, and methods thereof
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