JPH09293108A - 電子通貨取引システムおよび電子通貨取引機 - Google Patents

電子通貨取引システムおよび電子通貨取引機

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JPH09293108A
JPH09293108A JP10831396A JP10831396A JPH09293108A JP H09293108 A JPH09293108 A JP H09293108A JP 10831396 A JP10831396 A JP 10831396A JP 10831396 A JP10831396 A JP 10831396A JP H09293108 A JPH09293108 A JP H09293108A
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JP
Japan
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electronic currency
transaction
currency
electronic
amount
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Application number
JP10831396A
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English (en)
Inventor
Yuichi Takimoto
勇一 瀧本
Hideo Yamada
英雄 山田
Atsushi Kawasaki
淳 川崎
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供等が金額あるいは商品内容の点で好まし
くない消費をしてしまうのを防止することができ、ま
た、予算に基づいた計画的な消費を支援すること。 【解決手段】 複数の電子通貨取引機の間に親子関係を
設定し、親子関係が設定された親子の電子通貨取引機に
は、電子化通貨を格納する電子化通貨格納手段と、親か
ら子に対して所定の属性を設定する属性設定処理手段
と、親子の電子通貨取引機同士または他の電子通貨取引
機との間で取引用の通信路を確立した後、電子化通貨の
取引要求に応じた金額の電子化通貨を前記電子化通貨格
納手段から引き出し、自機が子の電子通貨取引機であれ
ば、親の電子通貨取引機から設定された属性と取引要求
の内容とを照合し、取引禁止条件に該当する場合は、前
記電子化通貨移転処理手段による移転処理を禁止させる
移転条件チェック処理手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関の出納機
から発行され、電子化通貨を格納した1対の電子通貨取
引機同士で電子化通貨を取引する電子通貨取引システム
および電子通貨取引機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の商取引の決済手段として
は、現金あるいは小切手が用いられている。また、個人
間の贈与あるいは貸与については専ら現金が用いられて
いる。
【0003】しかし、現金あるいは小切手による取引に
は、犯罪に遭遇する危険性や取扱いが煩わしいという問
題があった。
【0004】そこで、例えば特公平8−27815号公
報(発明の名称;電子資産データ移転方法)や特公平7
−111723号公報(発明の名称;電子通貨システ
ム)に開示されているように、通貨に相当する電子化通
貨(電子マネー)を格納したデータ担体あるいは取引モ
ジュールによって個人間あるいは個人と店舗等の非個人
との間で商取引あるいは金銭貸借等の取引を可能にした
技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された技術にあっては、現実の生活実態を考慮
した取引方法が考慮されていない。すなわち、例えば一
般家庭では親が子供に小遣いなどの日常生活費を渡す
時、複数回分の日常生活費をその都度渡すのは面倒であ
るので、一括して渡すことがあるが、一括して渡すと、
予定より早く消費してしまったり、金額あるいは商品内
容の点で好ましくない消費をしてしまうなどの事態が発
生する。
【0006】ところが、上記公報に開示された技術にあ
っては、1回当りの限度額、1日当りの使用回数、商品
内容など、データ担体あるいは取引モジュールに格納し
た電子化通貨の使用制限を設定することができないた
め、複数回分の日常生活費を予定より早く消費してしま
ったり、金額あるいは商品内容の点で好ましくない消費
をしてしまうなどの事態を解消することはできないとい
う不都合がある。
【0007】また、食料費、衣服費、交際費、教養娯楽
費などについて予算を決め、その予算の範囲内で消費し
たいと考えたとしても、上記公報に開示された技術にあ
っては、データ担体あるいは取引モジュールに格納した
電子化通貨について消費費目を設定し、かつその消費費
目別に金額を設定することができない。このため、特定
の費目が既に予算を超えていたとしても、その費目での
追加消費が自由に可能となり、予算に基づいた計画的な
消費を支援することはできない。
【0008】さらに、店舗によっては、クーポン券など
のように通常通貨に換算可能な代用通貨を購入金額等に
応じて消費者に発行し、その代用通貨の蓄積額が一定額
を超えたならば、通常通貨の額に換算して値引きをする
などのサービスを実施しているが、上記公報に開示され
た技術にあっては、このような代用通貨については全く
配慮されていない。従って、クーポン券などの代用通貨
については電子化通貨を扱う手段とは別に設けた手段で
取扱いを行うことになり、消費者および店舗側にとって
煩わしく、かつ店舗側にとってはコストが嵩むという問
題がある。
【0009】本発明は上記のような事情を解決するため
になされたものであり、その第1の目的は、子供等が金
額あるいは商品内容の点で好ましくない消費をしてしま
うのを防止することができる電子通貨取引システムおよ
び電子通貨取引機を提供することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は予算に基づい
た計画的な消費を支援することが可能な電子通貨取引シ
ステムおよび電子通貨取引機を提供することにある。
【0011】さらに第3の目的は、クーポン券などの代
用通貨も電子化通貨と処理形態を切り離すことなく使用
することができる電子通貨取引システムおよび電子通貨
取引機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の電子通貨取引システムは、金融機関
の出納機に、電子通貨取引機からの取引要求に応じた金
額の電子化通貨を入出する手段と、複数の電子通貨取引
機の間に親子関係を設定する手段を設けると共に、前記
金融機関の出納機において親子関係が設定された親子の
電子通貨取引機には、電子化通貨を格納する電子化通貨
格納手段と、親から子に対して所定の属性を設定する属
性設定処理手段と、親子の電子通貨取引機同士または他
の電子通貨取引機との間で取引用の通信路を確立した
後、電子化通貨の取引要求に応じた金額の電子化通貨を
前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子通
貨取引機に暗号化して転送する電子化通貨移転処理手段
と、電子化通貨の移転に際し、自機が子の電子通貨取引
機であれば、親の電子通貨取引機から設定された属性と
取引要求の内容とを照合し、取引禁止条件に該当する場
合は、前記電子化通貨移転処理手段による移転処理を禁
止させる移転条件チェック処理手段とを設けたことを特
徴とする。
【0013】そして、前記属性としては、金融機関の出
納機との間の電子化通貨の直接取引の可否、1日当りの
移転限度回数、1回の取引当りの限度額、1日当りの限
度額、利用者の生年月日、有効期限、親の電子通貨取引
機への報告時期のいずれか1つまたは組合せを設定可能
にしたことを特徴とする。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の電子通貨取引システムは、金融機関の出納機
に、電子通貨取引機からの取引要求に応じた金額の電子
化通貨を入出する手段を設けると共に、前記金融機関の
出納機において発行された電子通貨取引機には、電子化
通貨を格納する電子化通貨格納手段と、使途目的別に金
額が設定された通貨ホルダと、他の電子通貨取引機との
間で取引用の通信路を確立した後、電子化通貨の取引要
求を受信したならば、その取引要求に対応した使途目的
の通貨ホルダが存在するか否かを調べ、存在したなら
ば、当該通貨ホルダ内の金額が取引要求金額を充足する
場合のみ取引要求に応じた金額の電子化通貨を前記電子
化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子通貨取引機
に暗号化して転送する電子化通貨移転処理手段と、取引
要求に対応した使途目的の通貨ホルダが存在しない場合
は他の電子通貨取引機との間の通信路を切断する通信路
切断処理手段と、移転した電子化通貨相当の金額を該当
する通貨ホルダから減算する通貨ホルダ更新処理手段と
を設けたことを特徴とする。
【0015】さらに、上記第3の目的を達成するため
に、本発明の電子通貨取引システムは、電子通貨取引機
内に、電子化通貨に換金可能な代用通貨のホルダを設
け、店舗等の非個人の所有する電子通貨取引機との間の
取引に際し、代用通貨を要求元に送信し、取引要求金額
から代用通貨相当の金額を減額した電子化通貨を前記電
子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子通貨取引
機に暗号化して転送することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明を適用した電子通貨取引シ
ステムの実施の形態を示すシステム構成図であり、銀行
Aの出納機から発行された電子通貨取引機(MM)10
および11a〜11cと、銀行Bの出納機から発行され
た電子通貨取引機12が存在する。図1中の破線は、発
行銀行との関係を明示するものである。
【0018】このうち、電子通貨取引機10および12
は、親子関係をもたない単独の電子通貨取引機である
が、電子通貨取引機11a〜11cは銀行Aの出納機に
おいて親、子、孫の親子関係が設定されている。
【0019】いずれの電子通貨取引機10,11a〜1
1c,12も携帯可能に構成され、銀行の出納機あるい
は他の電子通貨取引機、あるいは親子関係の電子通貨取
引機同士、または電子化通貨EMの取引が可能なPOS
端末13,14との間で電子化通貨EMの取引が可能に
なっている。また、銀行A,Bはネットワーク15で接
続され、このネットワーク15を通じて銀行間の電子化
通貨EMの取引が可能なように構成されている。
【0020】但し、自分の上位機として親を持つ電子通
貨取引機11b,11cについては、親から設定された
属性によって取引が制限される。下位機は上位機から設
定された属性を勝手に削除することができない。但し、
属性の追加および自分で追加した属性は自由に削除する
ことができる。
【0021】取引される電子化通貨EMは、公知の対称
キー暗号表記技術を用いた暗号化アルゴリズムに従って
暗号化されて取引相手に移転される。
【0022】これら携帯可能な電子通貨取引機10,1
1a〜11c,12は、銀行の出納機から発行されるに
際して、個人の所有であることを識別情報(ID)が設
定されている。
【0023】POS端末13,14も銀行A,Bの出納
機から発行されるものであり、その発行に際しては、非
個人の所有であることを識別情報(ID)が設定されて
いる。
【0024】電子化通貨EMの取引に際しては、実線S
で示すように、相手機との間にセッション(通信路)が
確立される。このセッション(通信路)は、ケーブル等
による直接接続、光、微弱電波、電磁結合等の公知技術
を利用した手段によって確立される。
【0025】電子通貨取引機10,11a〜11c,1
2は、後述するように、予算計画に基づいた取引を支援
するために、予算費目別の通貨ホルダを備えているが、
この通貨ホルダの構造については外部のパーソナルコン
ピュータ16,17,18で任意に設定できるように、
パーソナルコンピュータとの通信プログラムを内蔵して
いる。なお、当初は標準的なホルダ構造が用意されてお
り、このうちのいずれかを選択し、必要に応じて訂正し
て使用する。
【0026】電子通貨取引機10,11a〜11c,1
2は、図2に電子通貨取引機11aを代表して示すよう
に、パーソナルコンピュータ17との接続インタフェー
ス110,他の電子通貨取引機12との接続インタフェ
ース111およびPOS端末19との接続インタフェー
ス112を備え、さらに通貨ホルダ内の電子化通貨EM
の残高や取引金額等を表示する表示部114、支払いキ
ー116、残高紹介キー117、受入れキー118、取
消しキー119、署名キー120等の操作ボタンから成
る機能キー部115、数字および英字等のキーとカーソ
ル移動キー121から成る文字キー部122とを操作面
側に備えている。
【0027】支払いキー116は、相手との取引内容が
合意し、実際に電子化通貨EMを相手機に移転させる時
に操作するキーである。なお、POS端末19との間で
取引する場合、この支払いキー116を操作する代わり
に、POS端末19に設置された「支払い承認キー」を
操作するように構成することができる。
【0028】残高紹介キー117は、通貨ホルダ内の電
子化通貨EMの残高を表示させるためのものであり、こ
の残高紹介キー117を操作する度に次の通貨ホルダの
残高が表示される。
【0029】受入れキー118は、相手機から電子化通
貨EMを受け入れる時に操作するキーである。
【0030】取消しキー119は、取引を取り消す際に
操作するキーであり、この取消しキー119を操作する
と、相手機との間に確立していたセッションが切断され
る。
【0031】署名キー120は、電子化通貨EMの移転
元の署名を相手機に送信する時に操作するキーであり、
小切手等の取引時に使用する。
【0032】図2においては、パーソナルコンピュータ
17および他の電子通貨取引機12との接続インタフェ
ース110,111はケーブルによる接続している例を
示し、POS端末19との接続インタフェース11は微
弱電波によって接続している例を示しているが、これに
限定されるものではない。
【0033】但し、POS端末19との接続インタフェ
ース112は微弱電波によって接続した方が、不特定多
数の顧客との間で電子化通貨EMを取引するに際して効
率的に処理を進行させる上で有効である。
【0034】図3は、電子通貨取引機10,11a〜1
1c,12の内部機能を示す機能ブロック図であり、大
別すると、メモリ130、CPU135,クロック/タ
イマ136、入出力インタフェース137、操作面の各
操作キーとのキーボードインタフェース138、表示部
インタフェース139、外部のパーソナルコンピュータ
とのインタフェース140、他の電子通貨取引機とのイ
ンタフェース141、POS端末とのインタフェース1
42を備えている。
【0035】そして、メモリ130内には、電子化通貨
EM(電子マネー)を格納する金庫1301、クーポン
券等の代用マネーを格納する代用マネー格納庫130
2、取引履歴を格納する取引ログ格納庫1303、使途
目的別の電子化通貨EMの金額を格納するマネーホルダ
1304、発行銀行IDを格納する記憶領域1305、
自機IDを格納する記憶領域1306、上位機IDを格
納する記憶領域1307、下位機IDを格納する記憶領
域1308、電子化通貨EMの使途を制限するために用
いる自機の属性を格納する記憶領域1309、パーソナ
ルコンピュータ通信プロの格納領域1310、取引機用
プログラムの格納領域1311、これら格納領域131
0と1311との間での転送データを送受するための転
写領域1313、暗号/復号プログラムの格納領域13
12が設けられている。
【0036】図4ないし図9は、マネーホルダ1304
内に外部のパーソナルコンピュータで構築されるマネー
ホルダの構造の一例を示す図であり、木構造のマネーホ
ルダが構築されている。
【0037】図4におけるマネーホルダは、最上位に対
個人41、対非個人42、汎用43のマネーホルダが形
成されている。そして、対個人41のマネーホルダの下
位には、贈与44、貸与45、負債46、受領47のマ
ネーホルダが形成され、これらのマネーホルダのそれぞ
れに電子化通貨EMの金額が保持されるようになってい
る。
【0038】同様に、対非個人42のマネーホルダの下
位には、使途限定48、汎用49、代用マネー50のマ
ネーホルダが形成され、これらのマネーホルダのそれぞ
れに電子化通貨EMの金額あるいはクーポン券等の代用
マネーの点数あるいは金額が保持されるようになってい
る。
【0039】図5は、対非個人42のマネーホルダのさ
らに下位に形成されたマネーホルダの構造例を示すもの
であり、使途限定48のマネーホルダの下位には「可」
481および「不可」482のマネーホルダが形成さ
れ、さらにその下位には、使途A,B,C,Dのマネー
ホルダ4811,4812,4821,4822が形成
されている。「不可」482のマネーホルダ内に格納さ
れる使途C,Dの電子化通貨EMは使途目的が一致して
も使用できない。
【0040】一方、代用マネー50のマネーホルダの下
位には、A店501、B店502、C店503、各店共
用504、特殊505のマネーホルダが形成され、さら
に特殊505の下位にはD店5051、E店5052の
マネーホルダが形成されており、A店501、B店50
2、C店503のマネーホルダには各店固有の代用マネ
ーの点数が保持され、各店共用504のマネーホルダに
は各店共用の代用マネーの点数が保持されるようになっ
ている。また、特殊505の下位のD店5051、E店
5052のマネーホルダには、D店,E店で通用する入
場券などの代用マネーの金額が保持されるようになって
いる。
【0041】なお、代用マネーの他に、店舗からのリベ
ートを受け取れるようにしてもよい。この場合のリベー
トは、顧客の過去数か月間の取引回数や累計売上げ金額
に応じて決めるようにすればよい。
【0042】図6は、対個人41の贈与44のマネーホ
ルダのさらに下位に形成されたマネーホルダの構造例を
示すものであり、贈与44のマネーホルダの下位には子
供A441,子供B442、友人A443、友人B44
4のマネーホルダが形成され、これらのマネーホルダの
それぞれには贈与対象となる電子化通貨EMの金額が保
持されるようになっている。
【0043】この場合、子供B442のマネーホルダに
はメッセージも同じに保持され、また友人A443のマ
ネーホルダには「祝辞」と贈与対象となる電子化通貨E
Mの収納袋の形式が保持されている。
【0044】図7は、対個人41の貸与45のマネーホ
ルダのさらに下位に形成されたマネーホルダの構造例を
示すものであり、貸与45のマネーホルダの下位には実
行済み451および実行予定452のマネーホルダが形
成され、さらに実行済み451のマネーホルダの下位に
はD氏4511に貸与済みの電子化通貨EMの金額が保
持され、また予定452の下位にはE氏4521に貸与
予定の電子化通貨EMの金額が保持されている。
【0045】ここで、D氏4511に貸与済みの電子化
通貨EMの金額は、既に実行済みであるので、「0」で
ある。
【0046】図8は、対個人41の負債46のマネーホ
ルダのさらに下位に形成されたマネーホルダの構造例を
示すものであり、負債46のマネーホルダの下位には実
行済み461および実行予定462のマネーホルダが形
成され、さらに実行済み461のマネーホルダの下位に
はF氏4611から借入れ済みの電子化通貨EMの金額
が保持され、また予定462の下位にはG氏4621か
ら借入れ予定の電子化通貨EMの金額が保持されてい
る。
【0047】この負債46のマネーホルダに保持された
金額は負債金額であることを明示するのみであり、金庫
1301の中に相当する電子化通貨EMがあることを示
すものではない。
【0048】図9は、対個人41の受領47のマネーホ
ルダのさらに下位に形成されたマネーホルダの構造例を
示すものであり、受領47のマネーホルダの下位には使
途限定有り471および使途限定なし472のマネーホ
ルダが形成され、さらに使途限定有り471のマネーホ
ルダの下位には使途A4711,使途B4712,使途
C4713のマネーホルダが形成され、それぞれのマネ
ーホルダには親や友人等から使途を限定されて贈与され
た電子化通貨EMの金額は保持されている。
【0049】また、使途限定なし472のマネーホルダ
下位には、使途を限定しない汎用4714のマネーホル
ダが形成され、自由に使用可能な電子化通貨EMの金額
が保持されている。
【0050】以上のような構造のマネーホルダは、電子
通貨取引機に接続して外部のパーソナルコンピュータに
よって自由に構築されるものである。
【0051】通常は、図4に示すような複雑な構造でな
く、汎用49、代用マネー50、受領47のマネーホル
ダを形成しておけば、通常の生活における電子取引を支
障無く実施することができる。
【0052】図10は、マネーホルダを構築したり、電
子通貨取引機の各種機能を追加設定するパーソナルコン
ピュータの対電子通貨取引機用のプログラム構成図であ
り、対電子通貨取引機用の通信プログラム1001の他
に、対電子通貨取引機用の情報加工編集プログラム10
02を備えている。
【0053】情報加工編集プログラム1002は、ホル
ダ編集機能、対下位機属性機能、ログ関連機能、レジ混
雑回避機能、予備費機能等を備えている。図11は、そ
れらの機能一覧を表形式で示したものであり、レベル1
では基本的な機能がメニューとしてディスプレイに表示
され、その中の1つを選択すると、そのメニューの中の
下位の機能のメニューが順に表示され、所望の機能メニ
ューにおいてマネーホルダの構造の変更や下位機の属性
を変更するという構成になっている。
【0054】ここで、対下位機属性機能は、銀行の出納
機からの出金の禁止/解除、1日当りの電子マネー移転
限度回数、1回取引当りの限度額、1日当りの取引限度
額、上位機への報告時期(月末など)、下位機携帯者の
生年月日、報告上位機の設定/解除などの属性を設定す
るものである。この対下位機属性機能で設定された属性
は、好ましくない取引を下位機携帯者が行うのを制約す
る情報として用いられる。例えば、下位機携帯者の生年
月日を設定しておけば、未成年者に認められていないタ
バコ等の有害な商品を購入することができないように使
用される。
【0055】また、レジ混雑回避機能とは、通勤時ある
いは買物時間帯の混雑時に、使途目的のマネーホルダの
金額不足に起因し、取引が中断するのを回避するための
機能を電子通貨取引機に設定する機能であり、「レジ混
雑回避機能」を設定しておいた場合は、使途目的のマネ
ーホルダの金額が不足していても、汎用のマネーホルダ
の金額を流用することにより、取引が中断するのを解消
するものである。
【0056】予備費機能とは、使途目的のマネーホルダ
の金額が不足していた場合に、各マネーホルダの上位に
設定されている予備費または汎用のマネーホルダの金額
を流用し、緊急事態に支障無く対応できるようにする機
能である。
【0057】ログ関連機能とは、電子通貨取引機で収集
した取引履歴をパーソナルコンピュータのハードディス
ク等に転送記録し、家計簿や経費明細等の分析に役立て
る機能である。なお、電子通貨取引機で収集した取引履
歴をパーソナルコンピュータから書き換えることができ
ないように、取引ログの記憶領域1303は取引機用プ
ログラム1311によって防御されている。これは、金
庫1301内の電子化通貨EMについても同様である。
外部のパーソナルコンピュータから操作できるのは、マ
ネーホルダ構造など図11に示した機能のみで操作され
るデータである。
【0058】図12は、取引ログの一例を示すデータ構
成図であり、取引ログは、ログ開始ID1211、取引
年月日1222、取引時刻1223、取引相手機ID1
224、受信データ長1225、受信データ一式122
6、送信データ長1227、送信データ一式1228、
ログ終了ID1229で構成されている。
【0059】なお、取引ログの記憶領域1303には、
税務署等の公的機関で証拠になり得る医療費、生命保険
料等の支払い領収所に相当ルール取引履歴の情報が費目
別に格納されるようになっている。
【0060】このような公的機関で証拠になり得る取引
履歴の情報については、次のようにして取得される。す
なわち、図13に示すように文字キー部122の1つの
キーに割り当てた公的精算用ログキー1230を取引開
始に先立って操作しておくことにより、電子化通貨EM
の移転直前に公的精算用ログの送信要求が相手機に送信
され、電子化通貨EMの移転後に、公的精算用ログが返
信される。この返信されて来た公的精算用ログは、利用
者が指定した費目の記憶領域に格納される。
【0061】費目の指定は、公的精算用ログキー123
0と確定キー1231を操作することによって実施する
ことができる。すなわち、公的精算用ログキー1230
を1回操作する度に、取得、表示、転送、削除、取得の
順に表示が変化するので、希望の内容が表示された状態
で確定キー1231を操作する。従って、取得の場合は
「取得」が表示された状態で確定キー1231を操作す
る。
【0062】次に、公的精算用ログキー1230を1回
操作する度に、医療費、生命保険料、会社関連費、医療
費の順に表示が変化するので、希望の費目が表示された
状態で確定キー1231を操作する。従って、医療費の
公的精算用ログを希望する場合は、「医療費」が表示さ
れた状態で確定キー1231を操作する。
【0063】これによって、医療費の公的精算用ログを
発行元から取得することができる。
【0064】この場合、改ざんができないように発行元
の捺印情報を付加して発行元から送信してもらうことに
より、信用度が高まる。捺印情報を付加する技術につい
ては、例えば、特公平8−27812号公報に示された
技術を使用することができる。
【0065】取引ログは、パーソナルコンピュータへは
改ざんされて転送され、他の取引機へは改ざんせずに転
送される。
【0066】図14は、電子通貨取引機11aの下位機
(子機)11b、または孫機11cを銀行Aの出納機で
発行する場合の手順を示すフローチャートであり、下位
機(子機)11bを発行する場合、銀行Aの出納機に上
位機である電子通貨取引機11aを接続する(ステップ
1401)。次に、その上位機11aのIDおよび属性
を自機IDの記憶領域1306および自機属性の記憶領
域1309から出納機内に取得し、下位機の発行数を更
新する(ステップ1402,1403)。
【0067】次に、下位機11bの自機IDを設定し、
さらに下位機11bのレベルを設定し、そのレベルによ
って下位機IDまたは上位機IDを設定する(ステップ
1404)。すなわち、下位機11bが子機である場合
は、上位機11aのIDを上位機IDの記憶領域130
7に設定し、孫機が存在する場合は、その孫機のIDを
下位機IDの記憶領域1308に設定する。
【0068】次に、上位機11aにおける下位機IDを
新規設定または更新する(ステップ1405)。すなわ
ち、下位機11bを上位機11aの子機とする場合は、
上位機11aにおける下位機IDの記憶領域1308に
下位機11bの下位機IDを設定する。
【0069】次に、上位機11aを銀行Aの出納機から
切離した後(ステップ1406)、下位機11bを銀行
Aの出納機から発行する(ステップ1407)。
【0070】次に、下位機11bにおけるマネーホルダ
の構造等の属性を設定するために、図15のフローチャ
ートに示すように、上位機11aと下位機11bとを接
続インタフェース111で接続し(ステップ150
1)、上位機11aから下位機11bにおけるマネーホ
ルダの構造等の属性を設定し、下位機11bを上位機1
1aから切り離す(ステップ1502,1503)。
【0071】なお、自機属性1309の記憶領域内の属
性は、下位機11bをパーソナルコンピュータ13に接
続することにより、図11で示した対下位機属性機能に
よって設定される。または、親機に設けられたパーソナ
ルコンピュータと同様の対下位機属性設定機能によって
設定される。設定される属性としては、前述のように、
銀行の出納機からの出金の禁止/解除、1日当りの電子
マネー移転限度回数、1回取引当りの限度額、1日当り
の取引限度額、上位機への報告時期(月末など)、下位
機携帯者の生年月日、報告上位機のIDなどである。
【0072】図16は、電子通貨取引機の機能一覧を表
形式で示した図であり、レベル1では基本的な機能がメ
ニューとして表示部114に表示され、その中の1つを
選択すると、そのメニューの中の下位の機能のメニュー
が順に表示され、所望の機能メニューにおいてマネーホ
ルダ間の電子化通貨の移動やパーソナルコンピュータと
のデータ転送、下位機とのデータ転送、上位機において
設定したマネーホルダの下位機への複写、表示部114
に表示する金額の種別、桁数の切り替えを行うという構
成になっている。
【0073】図17は、電子通貨取引機11bとPOS
13との間で購入商品に対する支払いを電子化通貨EM
で行う場合の取引機内の処理および電子化通貨EMの流
れを概略的に示す説明図である。なお、図17におい
て、個人取引機と電子通貨取引機は同じである。
【0074】電子通貨取引機11bの携帯者がPOS1
3の設置された店舗で商品を購入し、電子通貨取引機1
1b内の電子化通貨EMで支払って取引を完了させよう
とする場合、電子通貨取引機11bの携帯者は、電子通
貨取引機11bをPOS13の読み取り機に接近させ、
微弱電波によって電子通貨取引機11bとPOS13と
のセッションを確立する。
【0075】この状態で、POS13のバーコードリー
ダで読み取られた購入商品についての請求金額および商
品名称、商品区分等の商品属性がPOS13から送られ
て来たならば、電子通貨取引機11bは、商品区分に対
応する使用項目別(使途目的別)のマネーホルダが存在
するか否かを調べ、存在しない場合、あるいは存在した
としても保持金額が請求金額に満たない場合は、取引不
能と判定し、電子化通貨EMの支払いを不許可とする
(ステップ1701)。
【0076】しかし、商品区分に対応する使用項目別
(使途目的別)のマネーホルダが存在し、かつその保持
金額が請求金額を上回る場合は、次に、使用制限チェッ
クを行う(ステップ1702)。
【0077】詳しくは、自機属性の記憶領域1309に
設定されている銀行の出納機からの出金の禁止/解除、
1日当りの電子マネー移転限度回数、1回取引当りの限
度額、1日当りの取引限度額、上位機への報告時期(月
末など)、下位機携帯者の生年月日、報告上位機のID
などの属性情報を取り出し、この属性情報と商品区分や
商品名称、請求金額等を照合し、取引禁止条件に該当す
る場合は、電子化通貨EMの支払いを不許可とする(ス
テップ1702)。
【0078】取引禁止条件に該当する場合とは、例えば
未成年者がタバコを購入しようとした場合を指し、その
旨のメッセージと該当商品名称が表示部114に表示さ
れる。
【0079】しかし、取引禁止条件に該当しない場合
は、支払いボタン116が操作されて、購入者の購入意
志が決定された条件で電子化通貨EMの支払いを許可
し、請求金額相当の電子化通貨EMを金庫1301から
引き出し、これを暗号化し、POS13に送信する。
【0080】電子化通貨EMを受信したPOS13は、
電子化通貨EMの支払いを受けた時に、領収書の発行要
求があった場合は、領収書とそのIDを電子通貨取引機
11bに送信する。また、クーポン券を使用する旨のメ
ッセージを電子化通貨EMの支払いを受けた時に受信し
ていた場合は、クーポン券相当の金額を請求金額から差
引き、残りを請求金額とする。そして、今回の新たな商
品購入によってクーポン券を発行し、電子通貨取引機1
1bに送信し、セッションを切断する。
【0081】セッション切断後、電子通貨取引機11b
は領収書を含む取引履歴を取引ログの記憶領域1303
に格納して取引処理を終了する。
【0082】なお、クーポン券を使用するか否か、およ
び領収書を要求するか否かは商品を購入する前に予め設
定しておく。これは、文字キー部122のキー操作によ
って設定する。
【0083】図18は、電子通貨取引機11aから11
bの携帯者に小遣い等を贈与する場合の取引機内の処理
および電子化通貨EMの流れを概略的に示す説明図であ
る。なお、図18において、個人取引機と電子通貨取引
機は同じである。
【0084】電子通貨取引機11aの携帯者が電子通貨
取引機11bの携帯者に対し、小遣い等を贈与する場
合、電子通貨取引機11bにおける使途目的の項目(費
目)を指定し、さらに金額を送信側の電子通貨取引機1
1a内で予め設定しておく。
【0085】そこで、電子通貨取引機11aと電子通貨
取引機11bとを接続インタフェース111で接続し、
セッションを確立する。
【0086】次に、贈与を受ける側の電子通貨取引機1
1bにおいて受入れボタン118を操作する。すると、
電子通貨取引機11bは、受入れ準備完了のメッセージ
を贈与側の電子通貨取引機11aに送信する。
【0087】そこで、電子通貨取引機11aは、「贈
与」のマネーホルダ内の金額をチェックし(ステップ1
801)、贈与対象金額以上の金額が残っていなければ
取引不可とし、セッションを切断する。しかし、贈与対
象金額以上の金額が残っている場合は、支払いボタン1
16が操作されて、贈与者の贈与意志が再確認された条
件で電子化通貨EMの支払いを許可し、請求金額相当の
電子化通貨EMを金庫1301から引き出し、これを暗
号化し、電子通貨取引機11bに送信する。
【0088】電子通貨取引機11bは、受信した電子化
通貨EMを金庫1301に格納する。また、贈与側の電
子通貨取引機11aから指定された使途目的のマネーホ
ルダ内の金額を更新する。該当するマネーホルダが存在
しなかった場合は、新規に作成し、その中に受領金額を
保持する。さらに、受領メッセージを贈与側の電子通貨
取引機11aに送信する。
【0089】電子通貨取引機11aおよび11bは、一
連の処理が終了したならば、両者のセッションを切断
し、取引ログをそれぞれの記憶領域1303に格納す
る。
【0090】図19は、電子化通貨EMの移転準備処理
の手順を示すフローチャートであり、まず、電子化通貨
EMのホルダ間移動発生を検知する(ステップ190
1)。
【0091】次に、自機内のホルダ間移動において、電
子化通貨EMの移動先ホルダの上位ホルダが贈与か、非
贈与かを判定し(ステップ1902)、贈与であれば、
その用途は慶弔か、非慶弔かを判定し(ステップ190
3)、慶弔であれば、慶弔袋の種類を選択したのち(ス
テップ1904)、さらに袋の豪華さを選択する(ステ
ップ1905)。
【0092】次に、私的か否かを判定し(ステップ19
06)、私的なものであれば、収納袋に住所を書き込む
(ステップ1907)。公的なものであれば、収納袋に
会社名、所属等を書き込む(ステップ1908)。
【0093】次に、収納袋に氏名を書き込み(ステップ
1909)、電子化通貨EMの移動先ホルダと同一のマ
ネーホルダに格納する(ステップ1910)。次に、添
え言葉等のメッセージを付加するか否かを贈与者に選択
させ(ステップ1911)、メッセージ付加が選択され
た場合は、そのメッセージの内容をさらに選択させ(ス
テップ1912)、電子化通貨EMの移動先ホルダと同
一のマネーホルダに格納する(ステップ1913)。
【0094】一方、非慶弔の場合、ステップ1911に
進み、ここで添え言葉等のメッセージを付加するか否か
を贈与者に選択させ、メッセージ付加が選択された場合
は、そのメッセージの内容をさらに選択させ(ステップ
1912)、電子化通貨EMの移動先ホルダと同一のマ
ネーホルダに格納する(ステップ1913)。
【0095】非贈与である場合は、ステップ1902か
ら終了に進む。
【0096】図20は、他の電子通貨取引機との取引手
順を示すフローチャートであり、まず、電子化通貨EM
の移転方向を判定し(ステップ2001)、自機が移転
元に該当する場合は、相手機へセッション確立要求をし
てセッションを確立する(ステップ2002)。
【0097】次に、相互に相手機のIDおよび属性の要
求と受信処理を行い(ステップ2003)、移転可能チ
ェックを行う(ステップ2004)。
【0098】この移転可能チェックでは、図21に詳細
に示しているように、恐喝などの緊急事態発生か、移転
不能時刻であるか、上位機への報告期限超過か、移転限
度回数または移転限度額超過かを判定し(ステップ21
10〜2113)、1つでも移転不能条件が成立してい
る場合は、相手機とのセッションを切断した後、エラー
表示を行って終了する(ステップ2115,211
6)。
【0099】しかし、移転不能条件が1つも成立しない
場合は、移転可能として元の処理にリターンする。上位
機への報告期限超過の場合は、自機が現在接続されてい
る相手機が上位機であれば、上位機への報告指示を行っ
て終了する(ステップ2117,2118)。相手機が
他の電子通貨取引機であれば、相手機とのセッションを
切断した後、エラー表示を行って終了する(ステップ2
115,2116)。
【0100】移転可能チェックを終了したならば、次
に、相手機は非個人のものか、個人のものかを判定し
(ステップ2005)、非個人のものであれば、自機が
今回の取引で使用するクーポン券を送信する。この場合
の点数は、予め指定しておいても良いし、自機保有のク
ーポン券を全て送信するようにしてもよい。
【0101】次に、自機の使途限定ホルダ種別に従った
請求書の要求を相手機に送信し(ステップ2006)、
その請求書が相手機から送信されて来たならば、次に年
齢チェックを行う(ステップ2009)。
【0102】年齢チェック処理では、図22に詳細に示
しているように、請求費目内に年齢制限のある商品区分
または商品名称があるかをチェックし(ステップ220
1)、年齢制限の商品があれば、その品名と購入不可メ
ッセージを表示した後、セッションを切断する(ステッ
プ2202,2203)。
【0103】年齢チェックを終えたならば、請求金額に
相当する電子化通貨EMの抽出を行う(ステップ201
0)。
【0104】この電子化通貨EMの抽出処理では、図2
3に詳細を示しているように、「可」ホルダがあるか否
かを調べ(ステップ2301)、存在しない場合は、使
途目的のマネーホルダから支払うことができないので、
汎用のマネーホルダ内の金額が請求金額以上残っている
か否かを調べ(ステップ2307)、残っている場合
は、その汎用のマネーホルダ内の金額を流用して電子化
通貨EMを金庫1301から引き出し(ステップ230
5)、次に、そのマネーホルダの金額を引き出し金額分
だけ減額する(ステップ2306)。
【0105】一方、「可」ホルダが存在する場合は、請
求費目に一致する使途のマネーホルダがあるかどうかを
調べ(ステップ2302)、存在しない場合は、前記と
同様に汎用のマネーホルダ内の金額が請求金額以上残っ
ているか否かを調べる。
【0106】しかし、存在している場合は、そのマネー
ホルダ内の金額が請求金額以上残っているか否かを調べ
(ステップ2303)、残っている場合は、取消しキー
119が操作されない限り、電子化通貨EMを請求金額
分だけ金庫1301から引き出す(ステップ230
5)。請求費目に一致する使途のマネーホルダ内の金額
が不足している場合は、レジ混雑回避条件が成立するか
否かを調べ(ステップ2306)、成立する場合は、汎
用のマネーホルダ内の金額を流用する。
【0107】また、汎用のマネーホルダ内の金額が請求
金額以下の場合、取引不可メッセージを表示し、セッシ
ョンを切断する(ステップ2308,2309)。
【0108】レジ混雑回避条件は、図24に示すよう
に、曜日、現在の設定内容、超過額の3つのパラメータ
で設定されている。レジの混雑を回避したい状態とは、
図25のテーブル2500に示すように、店舗によって
異なるが、図25で示す時間帯を設定しておけば、現在
がその時間帯になった時に(ステップ2402)、マネ
ーホルダ内金額が不足していても、汎用のマネーホルダ
の金額が緊急避難的に流用され、取引を完了させること
ができる。但し、超過額が規定額を超えていた場合は
(ステップ2403)、回避不能とされる。
【0109】請求金額相当分の電子化通貨EMの抽出処
理が終了したならば、相手機への移転処理を行う(ステ
ップ2011)。
【0110】この相手機への移転処理では、図26に示
すように、電子化通貨EM以外の移転情報があるかどう
かを調べ(ステップ2603)、ある場合は、その情報
を移転先に送信した後、電子化通貨EMを送信する(ス
テップ2604,2605)。
【0111】電子化通貨EMの移転処理が終了したなら
ば、当日の移転回数と当日移転金額を更新した後(ステ
ップ2012)、相手機とのセッションを切断し、取引
ログを取得し、終了する(ステップ2013,201
4)。
【0112】一方、電子化通貨EMの移転先が個人であ
った場合(ステップ2005)、対個人移転処理を行う
(ステップ2007)。
【0113】この対個人移転処理では、図27に詳細に
示すように、対個人ホルダがあるか否かを調べ(ステッ
プ2701)、なければ、リターンする。
【0114】しかし、存在した場合は、パラメータ「*
*」に贈与、貸与、負債のいずれかであることを設定し
(ステップ2702,2704,2706)、さらにそ
のホルダ操作を行ってリターンする。
【0115】ホルダ操作は、図28に詳細に示すよう
に、パラメータ「**」に対応するマネーホルダがある
かどうかを調べ(ステップ2801)、ない場合はリタ
ーンする。ある場合は、相手氏名ホルダが存在するかど
うかを調べ(ステップ2802)、あれば、さらに電子
化通貨EMがあるかどうかを調べ(ステップ280
3)、あれば、電子化通貨EMの移転を行う(ステップ
2804)。最後にホルダの後始末を行い(ステップ2
805)、リターンする。
【0116】ステップ2804の移転処理では、図29
に示すように、電子化通貨EMの移転種別が贈与であれ
ば、その付加情報として「袋」、「言葉」を電子化通貨
EMに付加して送信する(ステップ2901〜291
0)。
【0117】一方、電子化通貨EMを受け取る移転先の
電子通貨取引機では、セッション確立の後(ステップ2
016)、相手機のIDや属性を受信し(ステップ20
17)、次に、自機が個人のものか、非個人のものかを
判定し、非個人であれば、非個人用受信メッセージ対応
処理を行い、さらにクーポン券を送信する(ステップ2
018,2019,2020)。
【0118】しかし、自機が個人のものであった場合、
個人用受信メッセージの対応処理を行う(ステップ20
21)。この後、相手機とのセッションを切断し、取引
履歴を取得する。
【0119】非個人用受信メッセージ対応処理では、図
30に詳細に示すように、受信メッセージが請求書要求
か、クーポン券使用か、取引キャンセルか、電子化通貨
EMかを判定し(ステップ3001)、そのメッセージ
に対応した処理を行う。
【0120】請求書要求を受信した場合、POS13の
レジスタ内の請求書を取得し、その請求書を送信する
(ステップ3002,3003)。
【0121】クーポン券を受信した場合、通用クーポン
券か否かの確認を行った後、有効クーポン券相当額を受
取金額から減額する(ステップ3004,3005)次
に、減額対象のクーポン券を収納し、減額対象としなか
ったクーポン券を返却する(ステップ3006,300
7)。
【0122】取引キャンセルのメッセージを受信した場
合、請求書を訂正または削除する(ステップ300
8)。
【0123】電子化通貨EMを受信した場合、受領額を
確認し、金庫1301に収納する(ステップ3009,
3010)。この後、受領メッセージを相手機に送信し
た後、領収書の要求があれば、その領収書を相手機に送
信する(ステップ3011,3012,3013)。
【0124】個人用受信メッセージ対応処理では、図3
1に示すように、受信メッセージが電子化通貨EMであ
れば、その金額を送信元から指定されたマネーホルダに
格納する(ステップ3110,3111)。
【0125】次に、付加情報を判定し、受領、負債、貸
与の種別に応じてパラメータ「**」を設定する(ステ
ップ3113,3114,3115)。そして、対個人
ホルダの存在、非存在に応じて該当マネーホルダの把握
または新規作成を行い(ステップ(3116,311
7,3118)、さらにパラメータ「**」に対応する
マネーホルダの下に相手指定のマネーホルダが存在する
か否かを調べ、存在、非存在に応じて該当マネーホルダ
の把握または新規作成を行い、さらに金額枠があれば金
額枠を更新する(ステップ3119〜3124)。
【0126】以上の処理によって電子化通貨EMの移転
および付加メッセージの送信を行う。
【0127】ところで、図32に示すように電子通貨取
引機11aにタッチペン123を設け、このタッチペン
123によって支払い元の氏名またはIDを表示部11
4上で筆記し、この時の筆圧等の特徴データを支払い元
署名として電子化通貨EMに付加することにより、支払
い元の信用度を上げることができる。
【0128】また、図33に示すように、必要最小限の
操作ボタンのみに限定した構成にすることにより、IC
カード形式の薄型の携帯に便利な電子通貨取引機とする
ことが可能になる。そして、残高紹介、受入れ、支払
い、取消しという銀行のATMの操作ボタンに類似した
操作方法とすることにより、年少者から老人までの広範
囲の人に違和感を感じさせることなく使用してもらうこ
とができる。
【0129】また、図13に示すように、音声応答ボタ
ン1232を設け、音声で操作を案内することにより、
障害者にとっても容易に使用可能になる。
【0130】この場合、音声応答機能については公知技
術を用いて容易に構成することができる。また、音声は
イヤホーン1233よって他人に聞こえないように聞く
ことができる。
【0131】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、子供等が金額あるいは商品内容の点で好まし
くない消費をしてしまうのを防止することができる。
【0132】また、予算に基づいた計画的な消費を支援
することが可能になる。
【0133】さらに、クーポン券などの代用通貨も電子
化通貨と処理形態を切り離すことなく使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すシステム構成図であ
る。
【図2】電子通貨取引機の操作面側構成を示す図であ
る。
【図3】電子通貨取引機の内部構成を示す機能ブロック
図である。
【図4】マネーホルダの木構造の例を示す図である。
【図5】対非個人のマネーホルダの木構造の例を示す図
である。
【図6】対個人で使途が贈与のマネーホルダの木構造の
例を示す図である。
【図7】対個人で使途が貸与のマネーホルダの木構造の
例を示す図である。
【図8】対個人で使途が負債のマネーホルダの木構造の
例を示す図である。
【図9】対個人で使途が受領のマネーホルダの木構造の
例を示す図である。
【図10】マネーホルダ構造を構築する外部パーソナル
コンピュータ内のプログラム構成図である。
【図11】外部パーソナルコンピュータの機能を示す説
明図である。
【図12】取引履歴のデータ構造図である。
【図13】公的精算用ログキーを設けた電子通貨取引機
の要部拡大図である。
【図14】下位機となる電子通貨取引機のIDを設定す
る手順を示すフローチャートである。
【図15】下位機となる電子通貨取引機の属性を設定す
る手順を示すフローチャートである。
【図16】電子通貨取引機の機能一覧を示す説明図であ
る。
【図17】電子通貨取引機とPOSとの間で取引を行う
場合の処理の概要および電子化通貨EMの流れを示す説
明図である。
【図18】電子通貨取引機同士での取引を行う場合の処
理の概要および電子化通貨EMの流れを示す説明図であ
る。
【図19】電子化通貨EMの移転準備処理を示すフロー
チャートである。
【図20】他の電子通貨取引との間での取引手順を示す
フローチャートである。
【図21】移転可能チェック処理を示すフローチャート
である。
【図22】年齢制限チェック処理を示すフローチャート
である。
【図23】電子通貨抽出処理を示すフローチャートであ
る。
【図24】レジ混雑回避処理を示すフローチャートであ
る。
【図25】レジ混雑回避処理のための条件テーブルの内
容を示す図である。
【図26】電子化通貨EMの移転処理を示すフローチャ
ートである。
【図27】電子化通貨EMの対個人移転処理を示すフロ
ーチャートである。
【図28】図27におけるホルダ操作を示すフローチャ
ートである。
【図29】対個人送信側移転処理を示すフローチャート
である。
【図30】対非個人の受信メッセージ対応処理を示すフ
ローチャートである。
【図31】対個人の受信メッセージ対応処理を示すフロ
ーチャートである。
【図32】タッチペンを設けた電子通貨取引機の実施形
態を示す構成図である。
【図33】操作ボタンを最小限に限定した電子通貨取引
機の実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
10,11a,11b,11c,12…電子通貨取引
機、13,14…POS、16,17,18…パーソナ
ルコンピュータ、135…CPU、136…クロック/
タイマ、1301…金庫、1302…代用マネー格納
庫、1303…取引ログ格納庫、1304…マネーホル
ダ、1309…自機属性、1311…取引機用プログラ
ム、1312…暗号/復号プログラム。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/30 360 (72)発明者 川崎 淳 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関の出納機から発行され、電子化
    通貨を格納した1対の電子通貨取引機同士で電子化通貨
    を取引する電子通貨取引システムであって、 前記金融機関の出納機は、電子通貨取引機からの取引要
    求に応じた金額の電子化通貨を入出する手段と、複数の
    電子通貨取引機の間に親子関係を設定する手段を備え、 前記金融機関の出納機において親子関係が設定された親
    子の電子通貨取引機は、電子化通貨を格納する電子化通
    貨格納手段と、親から子に対して所定の属性を設定する
    属性設定処理手段と、親子の電子通貨取引機同士または
    他の電子通貨取引機との間で取引用の通信路を確立した
    後、電子化通貨の取引要求に応じた金額の電子化通貨を
    前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子通
    貨取引機に暗号化して転送する電子化通貨移転処理手段
    と、電子化通貨の移転に際し、自機が子の電子通貨取引
    機であれば、親の電子通貨取引機から設定された属性と
    取引要求の内容とを照合し、取引禁止条件に該当する場
    合は、前記電子化通貨移転処理手段による移転処理を禁
    止させる移転条件チェック処理手段とを備えることを特
    徴とする電子通貨取引システム。
  2. 【請求項2】 前記属性は、金融機関の出納機との間の
    電子化通貨の直接取引の可否、1日当りの移転限度回
    数、1回の取引当りの限度額、1日当りの限度額、利用
    者の生年月日、有効期限、親の電子通貨取引機への報告
    時期のいずれか1つまたは組合せであることを特徴とす
    る請求項1記載の電子通貨取引システム。
  3. 【請求項3】 金融機関の出納機から発行され、電子化
    通貨を格納した1対の電子通貨取引機同士で電子化通貨
    を取引する電子通貨取引システムであって、 前記金融機関の出納機は、電子通貨取引機からの取引要
    求に応じた金額の電子化通貨を入出する手段を備え、 前記金融機関の出納機において発行された電子通貨取引
    機は、電子化通貨を格納する電子化通貨格納手段と、使
    途目的別に金額が設定された通貨ホルダと、他の電子通
    貨取引機との間で取引用の通信路を確立した後、電子化
    通貨の取引要求を受信したならば、その取引要求に対応
    した使途目的の通貨ホルダが存在するか否かを調べ、存
    在したならば、当該通貨ホルダ内の金額が取引要求金額
    を充足する場合のみ取引要求に応じた金額の電子化通貨
    を前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子
    通貨取引機に暗号化して転送する電子化通貨移転処理手
    段と、取引要求に対応した使途目的の通貨ホルダが存在
    しない場合は他の電子通貨取引機との間の通信路を切断
    する通信路切断処理手段と、移転した電子化通貨相当の
    金額を該当する通貨ホルダから減算する通貨ホルダ更新
    処理手段とを備えることを特徴とする電子通貨取引シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記電子通貨取引機は、使途目的が限定
    されない金額が設定された汎用の通貨ホルダをさらに備
    え、前記電子化通貨移転処理手段は使途目的の通貨ホル
    ダ内の金額が取引要求金額を充足しない場合は、前記汎
    用の通貨ホルダ内の金額を調べ、該汎用の通貨ホルダ内
    の金額が取引要求金額を充足する場合のみ取引要求に応
    じた金額の電子化通貨を前記電子化通貨格納手段から引
    き出し、要求元の電子通貨取引機に暗号化して転送する
    ことを特徴とする請求項3記載の電子通貨取引システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記電子通貨取引機は、前記汎用の通貨
    ホルダ内の金額の使用条件を設定する手段をさらに備
    え、設定された条件を満足する時のみ使用が許されるも
    のであることを特徴とする請求項3または4記載のいず
    れかの電子通貨取引システム。
  6. 【請求項6】 前記電子通貨取引機は、電子化通貨に換
    金可能な代用通貨のホルダをさらに備え、店舗等の非個
    人の所有する電子通貨取引機との間の取引に際し、代用
    通貨を要求元に送信し、取引要求金額から代用通貨相当
    の金額を減額した電子化通貨を前記電子化通貨格納手段
    から引き出し、要求元の電子通貨取引機に暗号化して転
    送することを特徴とする請求項3ないし5記載のいずれ
    かの電子通貨取引システム。
  7. 【請求項7】 前記電子通貨取引機は、外部のコンピュ
    ータとの通信手段をさらに備え、前記各通貨ホルダはそ
    の構造が外部のコンピュータによって設定されるもので
    あることを特徴とする請求項3ないし6記載のいずれか
    の電子通貨取引システム。
  8. 【請求項8】 金融機関の出納機から発行され、電子化
    通貨を格納した1対の電子通貨取引機同士で電子化通貨
    を取引する電子通貨取引システムであって、 前記金融機関の出納機は、電子通貨取引機からの取引要
    求に応じた金額の電子化通貨を入出する手段と、複数の
    電子通貨取引機の間に親子関係を設定する手段を備え、 前記金融機関の出納機において親子関係が設定された親
    子の電子通貨取引機は、電子化通貨を格納する電子化通
    貨格納手段と、親から子に対して所定の属性を設定する
    属性設定処理手段と、使途目的別に金額が設定された通
    貨ホルダと、親子の電子通貨取引機同士または他の電子
    通貨取引機との間で取引用の通信路を確立した後、電子
    化通貨の取引要求を受信したならば、その取引要求に対
    応した使途目的の通貨ホルダが存在するか否かを調べ、
    存在したならば、当該通貨ホルダ内の金額が取引要求金
    額を充足する場合のみ取引要求に応じた金額の電子化通
    貨を前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電
    子通貨取引機に暗号化して転送する電子化通貨移転処理
    手段と、取引要求に対応した使途目的の通貨ホルダが存
    在しない場合は他の電子通貨取引機との間の通信路を切
    断する通信路切断処理手段と、移転した電子化通貨相当
    の金額を該当する通貨ホルダから減算する通貨ホルダ更
    新処理手段と、電子化通貨の移転に際し、自機が子の電
    子通貨取引機であれば、親の電子通貨取引機から設定さ
    れた属性と取引要求の内容とを照合し、取引禁止条件に
    該当する場合は、前記電子化通貨移転処理手段による移
    転処理を禁止させる移転条件チェック処理手段とを備え
    ることを特徴とする電子通貨取引システム。
  9. 【請求項9】 前記電子通貨取引機は、使途目的が限定
    されない金額が設定された汎用の通貨ホルダをさらに備
    え、前記電子化通貨移転処理手段は使途目的の通貨ホル
    ダ内の金額が取引要求金額を充足しない場合は、前記汎
    用の通貨ホルダ内の金額を調べ、該汎用の通貨ホルダ内
    の金額が取引要求金額を充足する場合のみ取引要求に応
    じた金額の電子化通貨を前記電子化通貨格納手段から引
    き出し、要求元の電子通貨取引機に暗号化して転送する
    ことを特徴とする請求項8記載の電子通貨取引システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記電子通貨取引機は、前記汎用の通
    貨ホルダ内の金額の使用条件を設定する手段をさらに備
    え、設定された条件を満足する時のみ使用が許されるも
    のであることを特徴とする請求項8または9記載のいず
    れかの電子通貨取引システム。
  11. 【請求項11】 前記電子通貨取引機は、電子化通貨に
    換金可能な代用通貨のホルダをさらに備え、店舗等の非
    個人の所有する電子通貨取引機との間の取引に際し、代
    用通貨を要求元に送信し、取引要求金額から代用通貨相
    当の金額を減額した電子化通貨を前記電子化通貨格納手
    段から引き出し、要求元の電子通貨取引機に暗号化して
    転送することを特徴とする請求項8ないし10記載のい
    ずれかの電子通貨取引システム。
  12. 【請求項12】 前記電子通貨取引機は、外部のコンピ
    ュータとの通信手段をさらに備え、前記各通貨ホルダは
    その構造が外部のコンピュータによって設定されるもの
    であることを特徴とする請求項8ないし11記載のいず
    れかの電子通貨取引システム。
  13. 【請求項13】 前記電子通貨取引機は、他の電子通貨
    取引機との間の電子通貨の取引履歴を収集し、格納する
    取引履歴格納手段を備えることを特徴とする請求項1な
    いし12記載の電子通貨取引システム。
  14. 【請求項14】 前記取引履歴格納手段は、公的機関で
    証拠となり得る取引履歴を費目別に格納する領域を備え
    ていることを特徴とする請求項13記載の電子通貨取引
    システム。
  15. 【請求項15】 前記取引履歴格納手段に格納された取
    引履歴は、外部のコンピュータから書き換え不能に防御
    されていることを特徴とする請求項13または14記載
    の電子通貨取引システム。
  16. 【請求項16】 前記電子通貨取引機は、慶弔金等の特
    殊な取引に対するメッセージおよび収納袋の形式を設定
    する手段と、設定されたメッセージおよび収納袋の形式
    を相手の電子通貨取引機に送信する手段と、相手の電子
    通貨取引機から移転された電子化通貨を同相手から受信
    した形式の収納袋に収納した表示形式で表示すると共
    に、さらに同相手から受信したメッセージを表示する手
    段をさらに有することを特徴とする請求項1ないし15
    記載の電子通貨取引システム。
  17. 【請求項17】 前記電子通貨取引機は、電子化通貨の
    取引の進行を案内するための音声を発生する音声発生応
    答処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1な
    いし16記載の電子通貨取引システム。
  18. 【請求項18】 金融機関の出納機から発行され、電子
    化通貨を格納した1対の電子通貨取引機同士で電子化通
    貨を取引する電子通貨取引システムに使用する電子通貨
    取引機であって、 前記金融機関の出納機において親子関係が設定される手
    段と、電子化通貨を格納する電子化通貨格納手段と、親
    から子に対して所定の属性を設定する属性設定処理手段
    と、親子の電子通貨取引機同士または他の電子通貨取引
    機との間で取引用の通信路を確立した後、電子化通貨の
    取引要求に応じた金額の電子化通貨を前記電子化通貨格
    納手段から引き出し、要求元の電子通貨取引機に暗号化
    して転送する電子化通貨移転処理手段と、電子化通貨の
    移転に際し、自機が子の電子通貨取引機であれば、親の
    電子通貨取引機から設定された属性と取引要求の内容と
    を照合し、取引禁止条件に該当する場合は、前記電子化
    通貨移転処理手段による移転処理を禁止させる移転条件
    チェック処理手段とを備えることを特徴とする電子通貨
    取引機。
  19. 【請求項19】 前記属性は、金融機関の出納機との間
    の電子化通貨の直接取引の可否、1日当りの移転限度回
    数、1回の取引当りの限度額、1日当りの限度額、利用
    者の生年月日、有効期限、親の電子通貨取引機への報告
    時期のいずれか1つまたは組合せであることを特徴とす
    る請求項18記載の電子通貨取引機。
  20. 【請求項20】 金融機関の出納機から発行され、電子
    化通貨を格納した1対の電子通貨取引機同士で電子化通
    貨を取引する電子通貨取引システムに使用する電子通貨
    取引機であって、 電子化通貨を格納する電子化通貨格納手段と、使途目的
    別に金額が設定された通貨ホルダと、他の電子通貨取引
    機との間で取引用の通信路を確立した後、電子化通貨の
    取引要求を受信したならば、その取引要求に対応した使
    途目的の通貨ホルダが存在するか否かを調べ、存在した
    ならば、当該通貨ホルダ内の金額が取引要求金額を充足
    する場合のみ取引要求に応じた金額の電子化通貨を前記
    電子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子通貨取
    引機に暗号化して転送する電子化通貨移転処理手段と、
    取引要求に対応した使途目的の通貨ホルダが存在しない
    場合は他の電子通貨取引機との間の通信路を切断する通
    信路切断処理手段と、移転した電子化通貨相当の金額を
    該当する通貨ホルダから減算する通貨ホルダ更新処理手
    段とを備えることを特徴とする電子通貨取引機。
  21. 【請求項21】 使途目的が限定されない金額が設定さ
    れた汎用の通貨ホルダをさらに備え、前記電子化通貨移
    転処理手段は使途目的の通貨ホルダ内の金額が取引要求
    金額を充足しない場合は、前記汎用の通貨ホルダ内の金
    額を調べ、該汎用の通貨ホルダ内の金額が取引要求金額
    を充足する場合のみ取引要求に応じた金額の電子化通貨
    を前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子
    通貨取引機に暗号化して転送することを特徴とする請求
    項20記載の電子通貨取引機。
  22. 【請求項22】 前記汎用の通貨ホルダ内の金額の使用
    条件を設定する手段をさらに備え、設定された条件を満
    足する時のみ使用が許されるものであることを特徴とす
    る請求項20または21記載のいずれかの電子通貨取引
    機。
  23. 【請求項23】 電子化通貨に換金可能な代用通貨のホ
    ルダをさらに備え、店舗等の非個人の所有する電子通貨
    取引機との間の取引に際し、代用通貨を要求元に送信
    し、取引要求金額から代用通貨相当の金額を減額した電
    子化通貨を前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求
    元の電子通貨取引機に暗号化して転送することを特徴と
    する請求項19ないし22記載のいずれかの電子通貨取
    引機。
  24. 【請求項24】 外部のコンピュータとの通信手段をさ
    らに備え、前記各通貨ホルダはその構造が外部のコンピ
    ュータによって設定されるものであることを特徴とする
    請求項19ないし23記載のいずれかの電子通貨取引
    機。
  25. 【請求項25】 金融機関の出納機から発行され、電子
    化通貨を格納した1対の電子通貨取引機同士で電子化通
    貨を取引する電子通貨取引システムに使用する電子通貨
    取引機であって、 前記金融機関の出納機において親子関係が設定される手
    段と、電子化通貨を格納する電子化通貨格納手段と、親
    から子に対して所定の属性を設定する属性設定処理手段
    と、使途目的別に金額が設定された通貨ホルダと、親子
    の電子通貨取引機同士または他の電子通貨取引機との間
    で取引用の通信路を確立した後、電子化通貨の取引要求
    を受信したならば、その取引要求に対応した使途目的の
    通貨ホルダが存在するか否かを調べ、存在したならば、
    当該通貨ホルダ内の金額が取引要求金額を充足する場合
    のみ取引要求に応じた金額の電子化通貨を前記電子化通
    貨格納手段から引き出し、要求元の電子通貨取引機に暗
    号化して転送する電子化通貨移転処理手段と、取引要求
    に対応した使途目的の通貨ホルダが存在しない場合は他
    の電子通貨取引機との間の通信路を切断する通信路切断
    処理手段と、移転した電子化通貨相当の金額を該当する
    通貨ホルダから減算する通貨ホルダ更新処理手段と、電
    子化通貨の移転に際し、自機が子の電子通貨取引機であ
    れば、親の電子通貨取引機から設定された属性と取引要
    求の内容とを照合し、取引禁止条件に該当する場合は、
    前記電子化通貨移転処理手段による移転処理を禁止させ
    る移転条件チェック処理手段とを備えることを特徴とす
    る電子通貨取引機。
  26. 【請求項26】 使途目的が限定されない金額が設定さ
    れた汎用の通貨ホルダをさらに備え、前記電子化通貨移
    転処理手段は使途目的の通貨ホルダ内の金額が取引要求
    金額を充足しない場合は、前記汎用の通貨ホルダ内の金
    額を調べ、該汎用の通貨ホルダ内の金額が取引要求金額
    を充足する場合のみ取引要求に応じた金額の電子化通貨
    を前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求元の電子
    通貨取引機に暗号化して転送することを特徴とする請求
    項25記載の電子通貨取引機。
  27. 【請求項27】 前記汎用の通貨ホルダ内の金額の使用
    条件を設定する手段をさらに備え、設定された条件を満
    足する時のみ使用が許されるものであることを特徴とす
    る請求項25または26記載のいずれかの電子通貨取引
    機。
  28. 【請求項28】 電子化通貨に換金可能な代用通貨のホ
    ルダをさらに備え、店舗等の非個人の所有する電子通貨
    取引機との間の取引に際し、代用通貨を要求元に送信
    し、取引要求金額から代用通貨相当の金額を減額した電
    子化通貨を前記電子化通貨格納手段から引き出し、要求
    元の電子通貨取引機に暗号化して転送することを特徴と
    する請求項25ないし27記載のいずれかの電子通貨取
    引機。
  29. 【請求項29】 外部のコンピュータとの通信手段をさ
    らに備え、前記各通貨ホルダはその構造が外部のコンピ
    ュータによって設定されるものであることを特徴とする
    請求項25ないし28記載のいずれかの電子通貨取引
    機。
  30. 【請求項30】 他の電子通貨取引機との間の電子通貨
    の取引履歴を収集し、格納する取引履歴格納手段を備え
    ることを特徴とする請求項18ないし29記載の電子通
    貨取引機。
  31. 【請求項31】 前記取引履歴格納手段は、公的機関で
    証拠となり得る取引履歴を費目別に格納する領域を備え
    ていることを特徴とする請求項30記載の電子通貨取引
    機。
  32. 【請求項32】 前記取引履歴格納手段に格納された取
    引履歴は、外部のコンピュータから書き換え不能に防御
    されていることを特徴とする請求項30または31記載
    の電子通貨取引機。
  33. 【請求項33】 慶弔金等の特殊な取引に対するメッセ
    ージおよび収納袋の形式を設定する手段と、設定された
    メッセージおよび収納袋の形式を相手の電子通貨取引機
    に送信する手段と、相手の電子通貨取引機から移転され
    た電子化通貨を同相手から受信した形式の収納袋に収納
    した表示形式で表示すると共に、さらに同相手から受信
    したメッセージを表示する手段をさらに有することを特
    徴とする請求項18ないし32記載の電子通貨取引機。
  34. 【請求項34】 電子化通貨の取引の進行を案内するた
    めの音声を発生する音声発生応答処理手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項18ないし33記載の電子通
    貨取引機。
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