JPH07175858A - 購入品情報管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、顧客の購入品に関する電子的な情
報が小売店等のＰＯＳ端末から直接顧客の端末に取得さ
れ、家計簿の作成等に適用される購入品情報管理システ
ムの提供を目的とする。 【構成】 本発明の購入品情報管理システムは、有線又
は無線によって購入品情報を送信する第１の通信手段１
２０を有するＰＯＳ端末装置１００と、ＰＯＳ端末装置
１００の第１の通信手段１２０に有線又は無線によって
接続され、購入品情報を受信する第２の通信手段１５０
と、購入品情報に基づいて家計簿情報を演算する演算手
段１６０と、購入品情報及び家計簿情報を記憶する記憶
手段１７０と、購入品情報及び家計簿情報を表示する表
示手段１８０と、顧客から入力される購入品情報の受
信、演算、記憶及び表示の指示を演算手段１６０に出力
する入力手段１９０とから成る顧客端末装置１４０とに
より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、小売店等のＰＯＳシス
テムにおける顧客の購入品に関する情報を利用して顧客
の家計簿等を作成する情報管理システムに係り、特に、
ＰＯＳ端末に入力される顧客の購入品情報等が通信機能
を介して顧客の端末装置に転送され、顧客端末において
購入品情報等の処理を行う情報管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】図１０は、従来技術による顧客の購入品
情報の管理システムを説明する図である。従来より、一
般家庭の家計簿作成、家計の収支分析等において、パー
ソナルコンピュータ３００等を利用した表計算ソフトウ
ェア３１０等の普及により、品目の分類や金額の計算等
の作業がコンピュータを使って効率的に行われ得るよう
になっている。購入品情報は購入品の品目、価格、合計
金額等が記載された伝票３２０の形で小売店等の計算装
置やＰＯＳ端末１１０から出力されるので、顧客は家庭
のパーソナルコンピュータ３００等にこの出力された情
報を入力して収支管理を行い得る。更に、コンピュータ
の性能向上と、小型化とにより、携帯性に優れた小型パ
ーソナルコンピュータ、電子手帳、又は、通信機能を備
えた携帯型情報端末装置等が一般家庭で容易に利用され
得るようになっている。

【０００３】一方、小売店等においては、ＰＯＳ（Ｐｏ
ｉｎｔ ｏｆ Ｓａｌｅｓ）の導入が進み、販売員が商
品に付されているバーコードを読み取らせたり、又は、
打鍵して、顧客の購入品に関する情報（品目、個数、価
格等）を店頭のＰＯＳ端末に入力する。次に、この端末
により購入品の合計金額が計算され、購入品情報（購入
品の分類、品名、価格、個数、合計金額、購入日時等）
が記載された伝票が出力される。顧客は、出力された伝
票を受け取り、伝票に記載された購入品情報を家計簿の
作成等に利用する。更に、上記の購入品情報は、小売店
等における在庫管理用のデータとしても利用され得る。
以下、このように小売店の店頭等において顧客の購入品
情報が入力され、この購入品情報を出力し得る端末をＰ
ＯＳ端末と呼ぶ。更に、ＰＯＳシステムでは、顧客の購
入品情報がＰＯＳ端末からＰＯＳシステムのホストコン
ピュータに送信され、他の販売品情報等と共に電子化し
て管理され、小売店等における販売業務の効率化のため
に活用されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術によ
れば、顧客がＰＯＳ端末から出力される購入品情報を利
用して、パーソナルコンピュータ等により家計簿の作
成、家計の収支分析等を行うためには、ＰＯＳ端末から
出力された伝票に基づいてパーソナルコンピュータ等に
データを転記し、又はデータを入力する必要がある。更
に、顧客は、伝票を介した処理の場合、通常小売店等の
店頭で即座にデータを入力することができないので、別
の機会にデータ入力を行う必要があり非能率的である。

【０００５】更に、ＰＯＳ端末においては、顧客の購入
品情報等を始めとする各種の販売品情報にアクセス可能
であり、これらの情報が小売店等の販売業務の効率化の
ために利用されているが、顧客はこれらの電子化された
情報を活用し得ない。

【０００６】本発明は、上記の問題点に鑑み、顧客の購
入品に関する電子的な情報が小売店等のＰＯＳ端末から
直接顧客の端末に取得され、家計簿の作成、家計の収支
分析等に適用される購入品情報管理システムの提供を目
的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】図１は、本発明の購入品
情報管理システムの原理構成図である。本発明の購入品
情報管理システムは、有線又は無線によって購入品情報
を送信する第１の通信手段１２０を有するＰＯＳ端末装
置１００と、ＰＯＳ端末装置１００の第１の通信手段１
２０に有線又は無線によって接続され、ＰＯＳ端末装置
１００から購入品情報を受信する第２の通信手段１５０
と、第２の通信手段１５０から入力される購入品情報に
基づいて家計簿情報を演算する演算手段１６０と、演算
手段１６０から入力される購入品情報及び家計簿情報を
記憶する記憶手段１７０と、演算手段１６０から入力さ
れる購入品情報及び家計簿情報を表示する表示手段１８
０と、顧客から入力される購入品情報の受信、演算、記
憶及び表示の指示を演算手段１６０に出力する入力手段
１９０とから成る顧客端末装置１４０とにより構成され
る。

【０００８】

【作用】本発明の購入品情報管理システムは、小売店等
に設置されるＰＯＳ端末装置と、顧客が有する顧客端末
装置との間に通信機能が設けられるので、ＰＯＳ端末装
置は、電子的な購入品情報を通信によって顧客端末装置
に送信することが可能になる。顧客端末装置は、ＰＯＳ
端末装置から送信されたこの電子的な購入品情報を受信
し、受信された情報を加工し、受信された情報及び加工
された情報を記憶し、及び表示して家計簿の作成、家計
の収支分析等に活用する。

【０００９】

【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を詳細に説
明する。図２は、本発明の第１の実施例による購入品情
報管理システムの構成を示す図であり、小売店等の店頭
において顧客の購入品情報が入力されるＰＯＳ端末１１
０と、ＰＯＳ端末１１０に入力された購入品情報を顧客
の端末に送信する第１の通信部２１６とより成るＰＯＳ
端末装置１００と、ＰＯＳ端末装置１００から購入品情
報を入力されて、家計簿の作成、家計の収支分析等を行
う顧客端末装置１４０とにより構成される。顧客端末装
置１４０は、ＰＯＳ端末装置１００の第１の通信部２１
６に接続されてＰＯＳ端末装置１００から購入品情報を
受信する第２の通信部２０２と、受信された情報を演算
して家計簿情報を作成し、及び、情報の受信、情報の記
憶、情報の表示、指示の入力の制御を行うＣＰＵ２０４
と、ＣＰＵ２０４の演算及び制御のためのソフトウェア
が格納されるＲＯＭ２０６と、ＣＰＵ２０４の作業領域
として一時記憶データを格納するＲＡＭ２０８とから成
る。更に、顧客端末装置１４０は、受信された購入品情
報及び加工された家計簿情報を記憶する記憶部２１０
と、受信された情報及び加工された情報を表示する、例
えばディスプレイ装置等の表示部２１２と、顧客から情
報の受信、加工、表示及び記憶等の指示が入力される、
例えばキーボード等の入力部２１４とから成る。

【００１０】本発明によれば、顧客が小売店の店頭で品
物を購入した時点で購入品情報を取得できるよう、顧客
端末装置１４０は携帯可能であることがことが望まし
い。したがって、本発明の第１の実施例による顧客端末
装置１４０として、例えば、小型パーソナルコンピュー
タ、電子手帳、又は通信機能を備えた携帯型情報端末等
の如く携帯性に優れ、上記のＣＰＵ２０４、ＲＯＭ２０
６、ＲＡＭ２０８、表示部２１２及び入力部２１４を備
えた情報機器が利用され得る。更に、記憶２１０は、こ
れらの情報機器に内蔵され又は増設されるハードディス
ク、フロッピーディスク、若しくは専用スロット等に挿
入されるＩＣカード等を利用して実現され得る。

【００１１】同図において、点線で囲まれた部分は、Ｐ
ＯＳ端末装置１００と顧客端末装置１４０とを接続する
通信接続部２２０を示す。通信接続部２２０は、ＰＯＳ
端末装置１００の第１の通信部２１６と、顧客端末装置
１４０の第２の通信部２０２と、これらの間を接続する
通信路とから成る。上記の情報機器は、通常、ＲＳ−２
３２Ｃ規格又はＲＳ−４２２規格のシリアルインタフェ
ースを屡々備えているので、かかるシリアルインタフェ
ースを通信接続部２２０に利用することができる。或い
は、通信接続部２２０は、例えば、かかるシリアルイン
タフェースに接続された小型モデム又は情報機器に内蔵
されるモデムを介する方法、携帯型情報端末に備えられ
た赤外線送受装置を利用する方法等、有線通信と無線通
信の何れの方法によっても実現することが可能である。

【００１２】図３は、本発明の購入情報管理システムの
通信接続部２２０を有線通信により実現した一例を示す
図である。通信接続部２２０は、顧客端末装置１４０の
通信制御部２２２、通信インタフェース２２３、及び、
ＰＯＳ端末装置１００の通信インタフェース２２４、通
信制御部２２５から成る。通信インタフェース２２３、
２２４は、ＲＳ−２３２Ｃ規格のインタフェース部であ
り、データの送受信を行う。顧客端末装置１４０の通信
インタフェース２２３と、ＰＯＳ端末装置１００の通信
インタフェース２２４は、ＲＳ−２３２Ｃ規格のケーブ
ル２２６を介して有線で接続される。

【００１３】図４は、本発明の一実施例による購入情報
管理システムの動作を説明するためのフローチャートで
ある。以下では、通信接続部２２０は、図３に示すよう
に有線通信で実現されている場合について説明する。顧
客端末装置１４０の通信インタフェース２２３と、ＰＯ
Ｓ端末装置１００の通信インタフェース２２４とがケー
ブル２２６により接続される。ケーブル２２６の接続
後、顧客端末装置１４０に通信条件が設定され、顧客端
末装置１４０とＰＯＳ端末装置１００との間に通信路が
確保される（ステップ１００）。

【００１４】顧客の購入物品の分類、品名、金額等が、
従来のＰＯＳと同様に、例えば、物品に付されたバーコ
ードの読み取り、又は打鍵等によりＰＯＳ端末装置１０
０のＰＯＳ端末１１０に入力される（ステップ１１
０）。

【００１５】ＰＯＳ端末１１０において、顧客の購入品
の合計金額の算出が行われ、顧客の購入物品の分類、品
名、金額、合計金額等の購入品情報がＰＯＳ端末１１０
のメモリに記憶される（ステップ１２０）。

【００１６】ＰＯＳ端末装置１００は、ＰＯＳ端末１１
０のメモリに記憶された購入品情報を通信インタフェー
ス２２４から顧客端末装置１４０の通信インタフェース
２２３に送信する。顧客端末装置１４０のＣＰＵ２０４
は、通信インタフェース２２３を介して通信制御部２２
２が受信した購入品情報を得る（ステップ１３０）。

【００１７】顧客端末装置１４０のＣＰＵ２０４は、記
憶部２１０に得られた購入品情報を例えば、ファイル形
式として記憶する（ステップ１４０）。

【００１８】購入品情報が顧客端末装置１４０の記憶部
２１０に正常に記憶されたならば、顧客端末装置１４０
とＰＯＳ端末装置間の通信は終了させられ、接続に使用
されたケーブル２２５は取り外される（ステップ１５
０）。

【００１９】顧客端末装置１４０には、購入品情報が取
得されているので、顧客により入力部２１４を介して演
算を行うＣＰＵ２０４に情報加工、例えば、品目別一覧
作成等が指示される。情報加工の指示と共に、加工に利
用される他のデータ、或いは、記憶部２１０に記憶され
るデータ等も入力部２１４を介して顧客により入力さ
れ、ＲＡＭ２０８に一時的に格納され得る（ステップ１
６０）。

【００２０】顧客端末装置１４０の演算を行うＣＰＵ２
０４は、顧客からの情報加工の指示にしたがって、記憶
部２１０より必要なデータを取り出してＲＡＭ２０８に
格納する。更に、顧客により入力部２１４を介して入力
されたデータも必要に応じてＣＰＵ２０４の演算に利用
される。ＣＰＵ２０４は、顧客からの指示に応じて、金
額の計算、データの分類、データのソート等の家計簿作
成、及び家計分析のための演算、処理を行う（ステップ
１７０）。

【００２１】顧客端末装置１４０のＣＰＵ２０４により
加工されたデータは、顧客による入力部を介した指示に
したがって、記憶部２１０に記憶される（ステップ１８
０）。

【００２２】更に、顧客端末装置１４０のＣＰＵ２０４
は、顧客による入力部２１４を介した指示にしたがっ
て、通信によるオンライン転送、又は、フロッピーディ
スク等の記憶媒体を介したオフライン転送により、記憶
部２１０に記憶された情報を他の携帯型端末、コンピュ
ータ等の情報機器に出力することも可能である。これら
顧客端末１４０から出力された情報は、他の情報機器に
おいて更なる利用及び加工をなされ得る（ステップ１９
０）。

【００２３】以上の図４に示すフローチャートにしたが
って説明した如く、本発明の購入情報管理システムの一
実施例によれば、小売店で購入された物品の情報、すな
わち、購入品情報は、小売店等のＰＯＳ端末１１０か
ら、顧客の顧客端末装置１４０に送信され、顧客端末装
置１４０において、加工、記憶が容易に行われ得る。し
たがって、顧客は、従来の手作業による購入品情報の家
計簿への記入、及びコンピュータへの入力を行うことな
く、容易に家計簿を作成し、家計の収支を分析できるよ
うになる。

【００２４】図５は、本発明の第１の実施例の購入品情
報管理システムにおいて、顧客端末装置１４０の記憶部
２１０に記憶される購入品情報の一例を示す図である。

【００２５】図６は、本発明の第１の実施例の購入品情
報管理システムにおいて、顧客端末装置１４０のＣＰＵ
２０４により加工された購入品情報の一例を示す図であ
り、同図の（ａ）は、購入品目毎に処理されたデータを
示し、（ｂ）は一日の購入品目の分類毎の支出を表わす
ように加工されたデータを示す。

【００２６】以下では、本発明の購入情報管理システム
の通信接続部２２０の上記の有線通信以外の方法による
例を説明する。図７は、本発明の購入情報管理システム
の通信接続部２２０を無線通信により実現した一例を示
す図である。通信接続部２２０は、顧客端末装置１４０
の通信制御部２２２と、赤外線送受信装置２２７と、及
び、ＰＯＳ端末装置１００の通信制御部２２５と、赤外
線送受信装置２２８とから成る。顧客端末装置１４０と
ＰＯＳ端末装置１００は、夫々の赤外線送受信装置２２
７、２２８の発光部から発出される赤外線を夫々の赤外
線送受信装置２２７、２２８の受光部で受信することに
より通信を行い得る。尚、赤外線送受信装置に代えてラ
ジオ波により通信可能な無線通信装置を利用することも
可能である。

【００２７】図８は、本発明の購入情報管理システムの
通信接続部２２０を無線回線交換により実現した一例を
示す図である。同図の（ａ）は、携帯電話網（音声）を
利用する場合の実施例を示し、通信接続部２２０は、顧
客端末装置１４０の通信制御部２２２とモデム２２９と
網制御部２３０と、ＰＯＳ端末装置１００の通信制御部
２２５とモデム２３２と網制御部２３１と、及び、通信
網２３３とより成る。顧客端末装置１４０の通信制御部
２２２は、送出するデータをアナログ信号に変換して出
力し、及びモデム等よりのアナログ信号をディジタル信
号に変換してＲＡＭ２０８に格納し、モデム２２９は送
信信号を変調し、及び受信信号を復調し、網制御部２３
０は通信網との接続と切断とを制御する。通信網２３３
は顧客端末装置１４０とＰＯＳ端末装置１００との間の
通信路を提供する。一方、同図の（ｂ）は、簡易型携帯
電話網（データ）や無線パケット網を利用する場合の実
施例を示し、通信接続部２２０は、顧客端末装置１４０
の通信制御部２２２と網制御部２３０と、ＰＯＳ端末装
置１００の通信制御部２２５と網制御部２３１と、無線
基地局２３４及び通信網２３３とより成る。無線基地局
２３４は、それ自体に回線交換機能を有するか、又は、
通信網２３３に置かれた交換機と通信する機能を有し、
顧客端末装置１４０及びＰＯＳ端末装置１００との間で
電波の送受信を行う。無線回線交換による場合、顧客
は、ＰＯＳ端末装置１００の端末識別番号を指定して、
顧客端末装置１４０から発呼して、ＰＯＳ端末装置１０
０と顧客端末装置１４０との通信のための回線を確保す
る。

【００２８】図９は、本発明の第２の実施例による電子
的な領収書の発行システムを説明する図であり、ＰＯＳ
端末１１０と、ディジタル署名データを作成するディジ
タル署名作成部２５０と、第１の通信部１２０とより成
るＰＯＳ端末装置１００と、ディジタル署名データの照
合を行うディジタル署名検証部２５２と、第２の通信部
１５０とより成る。同図のシステムにおいて、顧客が小
売店等において物品を購入し、すなわち、代金を支払う
と、ＰＯＳ端末装置１００のＰＯＳ端末１１０におい
て、通常の通り、購入品の品名、金額等の購入品情報が
作成され、更に、これに顧客の名前を追加した購入品情
報が作成される。顧客の購入物品と代金の支払いに間違
いがない場合、ＰＯＳ端末装置１００のディジタル署名
作成部２５０により、上記の購入品情報にディジタル署
名が施される。ディジタル署名が施された購入品情報
は、小売店の発行する電子的な領収書として、ＰＯＳ端
末装置１００から、第１の通信部１２０及び第２の通信
部１５０を介して、顧客端末装置１４０のディジタル署
名検証部２５２に送られる。顧客端末装置１４０には、
予め有する小売店等のディジタル署名の検証用キーを用
いてディジタル署名が正当であるか否かを確認すること
ができる。顧客の名前と小売店のディジタル署名が施さ
れた購入品情報、すなわち、電子的な領収書は、例え
ば、図４に示す本発明の第１の実施例による購入品情報
管理システムに関して説明した如く、顧客端末装置１４
０から他の情報機器に転送され得る。このような電子的
な領収書を利用することにより、以下に説明する如く、
立替え払いの自動判定を行い得る。立替え払い可否の自
動判定では、例えば、顧客は、立替え払いの証明として
かかる電子的な領収書を勤務先の会社等のコンピュータ
に電子的に送信することができ、顧客の勤務先の会社等
のコンピュータは、ディジタル署名検証部により受信さ
れた電子的領収書のディジタル署名検証を行い、ディジ
タル署名が正当であれば、立替え払いが可能と判定す
る。

【００２９】

【発明の効果】上記の説明の如く、本発明の購入品情報
管理システムによれば、顧客は、データの転記、データ
の手入力等の作業を行うことなく、小売店等のＰＯＳ端
末から購入品に関する情報を取得し、家計簿作成、家計
の収支管理等をコンピュータにより効率的に処理するこ
とができるようになる。更に、本発明の購入品情報管理
システムは、顧客端末装置として低価格で高性能な汎用
の携帯型コンピュータ等を利用することができることを
利点とする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の原理構成図である。

【図２】本発明の第１の実施例による購入品管理システ
ムの構成図である。

【図３】本発明の第１の実施例の有線通信による通信接
続部の説明図である。

【図４】本発明の第１の実施例による購入品情報管理シ
ステムの動作フローチャートである。

【図５】本発明の第１の実施例の記憶されるデータを示
す図である。

【図６】本発明の第１の実施例の記憶されたデータを示
す図である。

【図７】本発明の第１の実施例の無線通信による通信接
続部の説明図である。

【図８】本発明の第１の実施例の無線回線交換による通
信接続部の説明図である。

【図９】本発明の第２の実施例による電子領収書発行シ
ステムの構成図である。

【図１０】従来技術の説明図である。

【符号の説明】

１００ ＰＯＳ端末装置 １１０ ＰＯＳ端末 １２０ 第１の通信手段 １４０ 顧客端末装置 １５０ 第２の通信手段 １６０ 演算手段 １７０ 記憶手段 １８０ 表示手段 １９０ 入力手段 ２０２ 第２の通信部 ２０４ ＣＰＵ ２０６ ＲＯＭ ２０８ ＲＡＭ ２１０ 記憶部 ２１２ 表示部 ２１４ 入力部 ２１６ 第１の通信部 ２２０ 通信接続部 ２２２，２２５ 通信制御部 ２２３，２２４ 通信インタフェース ２２６ ケーブル ２２７，２２８ 赤外線送受信装置 ２２９，２３２ モデム ２３０，２３１ 網制御部 ２３３ 通信網 ２３４ 無線基地局 ２５０ ディジタル署名作成部 ２５２ ディジタル署名検証部 ３００ パーソナルコンピュータ ３１０ 表計算部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 小売店等のＰＯＳシステムにおける顧客
   の購入品情報を利用して該顧客の家計の収支に関する家
   計簿情報を作成する情報管理システムであって、 有線又は無線によって該購入品情報を送信する第１の通
   信手段を有するＰＯＳ端末装置と、 該ＰＯＳ端末装置の該第１の通信手段に有線又は無線に
   よって接続され、該ＰＯＳ端末装置から該購入品情報を
   受信する第２の通信手段と、 該第２の通信手段から入力される該購入品情報に基づい
   て該家計簿情報を演算する演算手段と、 該演算手段から入力される該購入品情報及び該家計簿情
   報を記憶する記憶手段と、 該演算手段から入力される該購入品情報及び該家計簿情
   報を表示する表示手段と、 該顧客から入力される該購入品情報の受信、演算、記憶
   及び表示の指示を該演算手段に出力する入力手段とより
   成る顧客端末装置とから構成される、購入品情報管理シ
   ステム。