JP5412877B2 - 金融機関担当者紹介システム - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関担当者紹介システムに関するものである。
従来、銀行、信用金庫、証券会社、消費者金融会社等の金融機関においては、営業店の窓口等で顧客を担当する担当者が転勤、配置換え等によって交代した場合、電話連絡、ダイレクトメールの送付、電子メールの送信等により、顧客に対して、担当者が交代した旨を通知するとともに、新担当者を紹介するようになっている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開2004−272744号公報 特開2002−099797号公報
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、金融機関の側から一方的に担当者の交代、新担当者の紹介等の情報提供を行うのみであって、情報を受け取る側である顧客の都合が考慮されていなかった。そのため、顧客が情報を正しく受け取ったか否かを金融機関は把握することができなかった。例えば、電話連絡の場合、顧客が留守であって留守番電話に情報を録音したときには、録音した情報を顧客が実際に聴取したか否かを確認することはできない。また、例えば、ダイレクトメールの送付や電子メールの送信の場合、顧客がダイレクトメールや電子メールに記載された情報を実際に読み取ったか否かを確認することはできない。
そこで、情報を確実に顧客に提供するために、同一の顧客に対して電話連絡、ダイレクトメールの送付、電子メールの送信等を複数回行うことがある。この場合、金融機関にとって情報提供のコストが高くなってしまう。また、顧客は、同一の情報を重複して受け取るので、煩わしく感じてしまう。
本発明は、前記従来のシステムの問題点を解決して、顧客が自動取引装置を操作する際に新担当者紹介画面を表示することによって、画像情報及び文字情報により新担当者を紹介するようにして、顧客に対して新担当者を確実に紹介することができ、顧客に対するアピール度が高く、新担当者の紹介を複数回行う必要がなく、金融機関にとってのコストが低く、顧客が煩わしく感じることがない金融機関担当者紹介システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の金融機関担当者紹介システムにおいては、顧客IDを取得するID取得部及び表示装置を備え、顧客が操作して取引を行う自動取引装置と、前記顧客に関する顧客情報及び前記顧客を担当する担当者に関する担当者情報を格納するデータベースと、前記担当者が交代したか否かをリアルタイムに確認する担当者変更確認部と、前記担当者が顧客と接触が可能か否かを判断する担当者状態確認部とを備え、前記自動取引装置から受信した顧客IDに基づいて、前記顧客を担当する担当者を紹介するための情報を前記データベースから取得して前記自動取引装置に送信するサーバと、前記顧客と担当者との面会の予約を設定する担当者面会予約システムとを有し、前記担当者変更確認部が前記担当者が交代したことを確認した場合、前記自動取引装置を前記顧客が操作して取引を行前記担当者状態確認部が、交代後に前記顧客を担当する新担当者が前記自動取引装置が配設された営業店に勤務中であって前記顧客と接触が可能であると判断すると、前記サーバは、前記新担当者を紹介するための情報を前記自動取引装置に送信し、該自動取引装置の表示装置は、押下げ可能な面会希望ボタンを含む新担当者を紹介する画面を画像情報及び文字情報によって表示し、前記サーバは、前記面会希望ボタンの押下の情報を前記自動取引装置から受信すると、前記担当者面会予約システムに対して、前記顧客と前記新担当者との面会の予約を依頼する。
本発明の更に他の金融機関担当者紹介システムにおいては、さらに、前記サーバは、次の<条件1>又は<条件2>、及び、<条件3>が満足されている場合にのみ前記担当者面会予約システムに対して、前記顧客と前記新担当者との面会の予約を依頼する。
<条件1>
(1−1)前記担当者が交代している。
(1−2)前記顧客に対して前記担当者が交代した旨の連絡は行われていない。
<条件2>
(2−1)前記担当者が交代している。
(2−2)前記担当者が交代してからの経過期間が指定された期間内である。
(2−3)前記顧客に対して前記担当者が交代した旨の連絡は行われたが、前記顧客の反応が記録されていない。
<条件3>
(3−1)前記自動取引装置は、営業店の店舗内に配設されている。
(3−2)前記営業店が前記新担当者の所属する営業店である。
(3−3)前記新担当者が当日の当時刻に前記営業店に勤務している。
(3−4)前記新担当者は接客中ではない。
本発明によれば、金融機関担当者紹介システムにおいては、顧客が自動取引装置を操作する際に新担当者紹介画面を表示することによって、画像情報及び文字情報により新担当者を紹介する。これにより、顧客に対して新担当者を確実に紹介することができ、顧客に対するアピール度が高く、新担当者の紹介を複数回行う必要がなく、金融機関にとってのコストを低減することができ、顧客が煩わしく感じることを防止することができる。
本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの処理1の動作を説明する図である。 本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの処理2の動作を説明する図である。 本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの処理3の動作を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの構成を示す図である。
図において、10は本実施の形態における銀行、信用金庫、証券会社、消費者金融会社等の金融機関の情報処理を行うコンピュータセンタである地区センタ等の金融機関センタである。そして、11は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス等を備えるサーバであってコンピュータシステムとしてのCN(Channel Navigator)システムであり、金融機関センタ10に配設され、CRM(Customer Relationship Management:顧客情報管理)システムのサーバ側システムとして機能する。前記CNシステム11は、単一のサーバから成るものであってもよいし、複数のサーバから成るものであってもよいし、他のコンピュータシステムとともに構築されたものであってもよい。なお、CRMシステムは、金融機関の顧客30との関係維持のため、顧客情報を一元的に集積し、マーケティング活動に生かすシステムである。
また、21は、金融機関の支店等である営業店20に配設されたATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置であり、前記金融機関の顧客30が自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振込、振替、送金、定期性預金設定等の金融取引を行うための装置である。なお、前記自動取引装置21は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の商店の店舗、地下街、駅の構内、市役所、病院等の公共施設、工場、事務所等の私企業、駐車場、道路脇(わき)等の屋外等に配設されていてもよい。また、前記自動取引装置21は、他の機能、例えば、チケット予約機能、商品購入申込み機能、クレジットカードの与信確認機能、施設情報案内機能等を有するキオスク(KIOSK)端末のような多機能端末であってもよい。なお、前記顧客30は、金融機関に自己の口座を開設し、前記金融機関を利用する者である。
そして、前記自動取引装置21は、キーボード、タッチパネル、マウス等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示装置等を備える顧客操作部22を有する。なお、該顧客操作部22は、入力装置と表示装置との機能を兼ね備えるタッチパネルであることが望ましい。さらに、前記顧客操作部22は、音声ガイダンス等を出力するためのスピーカ等の音声出力装置を備えることが望ましい。
また、前記自動取引装置21は、キャッシュカード等のカード31を取り扱い、顧客IDを取得するID取得部としてのカード取扱い部を有する。ここで、前記カード31は、金融機関が顧客30に対して発行した入金、出金、振込、残高照会等の金融取引を行うためのカードであり、顧客30の氏名、口座番号、暗証番号、顧客ID等の情報を格納する磁気ストライプを備える。なお、前記情報を格納する部材としては、前記磁気ストライプに代えて、カード31に埋め込まれたICであってもよい。そして、前記カード取扱い部は、カード31が挿入されるカードスロットを備え、該カードスロット内には、カード31を搬送する搬送装置、及び、カード31の磁気ストライプやICに格納された情報の読取り、上書き、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。なお、前記カード取扱い部は他の金融機関の発行したキャッシュカード、クレジットカード、デビットカード等の他の種類のカードも取り扱えることが望ましい。
さらに、前記カード取扱い部は取引明細票を発行する機能を備える。該取引明細票は、入金、出金、残高照会、振込、振替、送金、定期性預金設定等の顧客30が行った金融取引に関する情報が印刷される紙片であり、口座番号、金融取引の種類、取引金額等が印刷される。なお、前記取引明細票は、顧客30が希望したときだけに発行されるようにしてもよい。
そして、前記自動取引装置21は、預金通帳等の通帳に記帳する通帳記帳部、紙幣を取り扱う紙幣入出金部、及び、硬貨を取り扱う硬貨入出金部を有する。さらに、前記自動取引装置21は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、通信手段等を備え、前記自動取引装置21の動作を統括的に制御する制御部を有する。また、前記自動取引装置21は、図示されない勘定系上位装置としての前記金融機関のホストコンピュータに通信可能に接続され、金融取引を行う。
さらに、前記自動取引装置21は、CNシステム11との間で各種情報の送受信を行うチャネルエージェント23を有する。
なお、図において、前記自動取引装置21は、一つしか示されていないが、複数であってもよい。
また、前記CNシステム11は、行動履歴収集部12、担当者変更確認部13、担当者状態確認部14、面会予約部15、受信部16、情報提供部17、及び、CNデータベース18を有する。
該CNデータベース18は、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置から成るデータベースであり、金融機関の職員である担当者に関するマスタ情報、すなわち、担当者情報(顔写真、プロフィール)、顧客情報(顧客属性に加え、担当者変更フラグ、変更通知の確認フラグを含む)、行動履歴等の情報を蓄積して格納する。
また、前記行動履歴収集部12は、自動取引装置21のチャネルエージェント23が送信する顧客30による自動取引装置21の操作履歴、すなわち、行動履歴の電文をCNデータベース18に記録する機能を発揮する。
さらに、前記担当者変更確認部13は、CNデータベース18に蓄積された顧客情報を読み出し、当該顧客30を担当する担当者が変更されているか否か、担当者変更の連絡に対する顧客30の反応はどうか等をリアルタイムに確認する機能を発揮する。
そして、前記担当者状態確認部14は、当該担当者の出勤状況、顧客対応状況等を確認し当該顧客30との接触が可能か否かを判断する機能を発揮する。つまり、前記担当者状態確認部14は、顧客30に新担当者を紹介したが、該新担当者が不在であって、結局、顧客30に対して担当者変更の挨拶(あいさつ)をすることができない、という事態をリアルタイムに判断して抑止するものである。
なお、金融機関センタ10には、CNシステム11に加えて、コンピュータシステムとしての担当者面会予約システム19が配設されている。該担当者面会予約システム19は、顧客30と該顧客30の担当者との面会の予約を設定するシステムである。そして、前記面会予約部15は、顧客30の面会希望を受けると、前記担当者面会予約システム19に対して、前記顧客30と該顧客30の担当者との面会の予約を依頼する。
また、前記受信部16は、金融機関に存在する様々なチャネルや自動取引装置21のチャネルエージェント23からの電文を標準電文に変換して汎(はん)用的に受け取る機能を発揮する。
さらに、前記情報提供部17は、CNデータベース18に蓄積された担当者情報を読み出して標準電文に含まれる情報にし、自動取引装置21のチャネルエージェント23に送信する機能を発揮する。
次に、本実施の形態における金融機関担当者紹介システムが使用するアルゴリズムについて説明する。まず、顧客30に対して新担当者を紹介するための新担当者紹介アルゴリズムについて説明する。
まず、新担当者をリアルタイムに紹介する場合、判定条件として、次の<新担当者判定条件1>及び<新担当者判定条件2>を使用する。そして、<新担当者判定条件1>又は<新担当者判定条件2>のいずれかに該当した場合であって、更に<新担当者を紹介するか否かの条件>に該当したときに、自動取引装置21を通して、顧客30に対して新担当者が紹介される。
<新担当者判定条件1>
(1−1)顧客30の担当者が、変更されている、すなわち、交代している。
(1−2)顧客30に対して担当者が交代した旨の連絡は行われていない。
<新担当者判定条件2>
(2−1)顧客30の担当者が交代している。
(2−2)担当者が交代してからの経過期間が金融機関によって指定された期間内である。
(2−3)顧客30に対して担当者が交代した旨の連絡は行われたが、顧客30の反応が記録されていない。
なお、前記(2−2)については、顧客30に対して担当者が交代した旨の連絡が行われても、反応が得られない顧客30もいるので、金融機関が任意に定める指定期間が過ぎたら連絡を行わない、という条件項目を定めるものとする。
そして、前記<新担当者判定条件1>又は<新担当者判定条件2>のいずれかに該当した場合、更に次の<新担当者を紹介するか否かの条件>を判定条件として使用する。
<新担当者を紹介するか否かの条件>
(3−1)顧客30が操作している自動取引装置21は、営業店20の店舗内に配設されている。
(3−2)顧客30が来店している営業店20が新担当者の所属営業店である。
(3−3)新担当者がその日、その時間に当該営業店20に勤務している。
(3−4)新担当者は接客中ではない。
前記(3−1)〜(3−4)のすべての条件が満足されている場合にのみ、自動取引装置21を通して、顧客30に対して新担当者が紹介される。
次に、前記CNシステム11と自動取引装置21との間で送受信を行うための送受信電文の形式について説明する。
まず、顧客30が自動取引装置21を操作している旨を連絡するために、該自動取引装置21がCNシステム11に送信する標準電文に含まれるデータについて説明する。該データには、次の(4−1)〜(4−8)が含まれる。
(4−1)CIF(Customer Information File)番号:金融機関が顧客30を一意に識別するための番号
(4−2)店番号:顧客30が登録されている営業店20の識別番号
(4−3)科目:顧客30が保有する口座の科目
(4−4)口座番号:顧客30が保有する口座の識別番号
(4−5)チャネル種別:顧客30が金融機関とコンタクトしているチャネルの種別(この場合、自動取引装置21)
(4−6)号機情報:自動取引装置21の識別情報
(4−7)行動履歴:顧客30が自動取引装置21を操作して何をしたかを示す履歴情報(すなわち、顧客30による自動取引装置21の操作履歴)
(4−8)行動時刻:顧客30が行動した時刻(すなわち、顧客30が自動取引装置21を操作した時刻)
なお、前記(4−7)は、後述する処理2の場合には、自動取引装置21の操作情報であり、後述する処理3の場合には、“新担当者との面談希望”ボタン押下情報である。
次に、CNシステム11が応答するときに、自動取引装置21に送信する標準電文に含まれるデータについて説明する。該データには、次の(5−1)〜(5−3)が含まれる。ここでは、顧客30の担当者が交代した後、前記<新担当者判定条件1>又は<新担当者判定条件2>及び<新担当者を紹介するか否かの条件>が満足されて新担当者が顧客30に紹介される場合のデータを説明する。
(5−1)新担当者の氏名
(5−2)新担当者の画像(例えば、新担当者の顔写真)
(5−3)新担者のプロフィール
次に、本実施の形態における金融機関担当者紹介システムの動作について説明する。
図2は本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの処理1の動作を説明する図、図3は本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの処理2の動作を説明する図、図4は本発明の実施の形態における金融機関担当者紹介システムの処理3の動作を説明する図である。
まず、担当者の勤務状況を管理する処理である処理1の動作について説明する。
担当者は、営業店20に出勤すると、勤務状況をCNシステム11に登録する。具体的には、営業店20にいるのか否か、及び、現在接客中か否かを登録する。CNシステム11は、入力された勤務状況をリアルタイムにCNデータベース18に記録する。
次に、顧客30に担当者が変更されたことを連絡し、新担当者を自動取引装置21を通してリアルタイムに紹介する処理である処理2について説明する。
営業店20を訪れた顧客30は、まず、営業店20に配設されている自動取引装置21を操作して受付依頼を行い、自動取引装置21の図示されないカードスロットに自分の保有するカード31を挿入する。すると、自動取引装置21のカード取扱い部は、挿入されたカード31から、顧客ID等の顧客30を一意に特定する情報を読み込み、該情報をチャネルエージェント23に伝える。
続いて、前記情報を受け取ったチャネルエージェント23は、前記(4−1)〜(4−8)のデータを含む標準電文を作成し、金融機関センタ10に配設されているCNシステム11に送信する。すなわち、前記顧客30の行動履歴をCNシステム11に送信する。
そして、受信部16がチャネルエージェント23から前記標準電文を受信すると、CNシステム11は、行動履歴収集部12に依頼して、前記標準電文をCNデータベース18に記録させる。つまり、顧客30の行動履歴の記録を依頼された行動履歴収集部12は、前記行動履歴をCNデータベース18に記録する。
続いて、CNシステム11は、前記標準電文が含むデータ、すなわち、受信データをキーにして、CNデータベース18から顧客情報を読み込む。そして、CNシステム11が顧客情報を担当者変更確認部13に渡すと、該担当者変更確認部13は、前記顧客30を担当する担当者が変更されているか否を判断する。つまり、CNシステム11は、担当者変更確認部13に読込みデータを渡し、担当者が交代しているか否かの判定を依頼する。すると、担当者変更確認部13は、担当者変更フラグを照会して担当者が変更されているか否かを確認する。
ここで、担当者変更確認部13が担当者が変更されていると確認した場合、CNシステム11は、受信データをキーにして、CNデータベース18から担当者情報を読み込む。そして、CNシステム11が担当者状態確認部14に依頼すると、該担当者状態確認部14は、新担当者が前記営業店20にいるか否かを確認する。つまり、顧客30の担当者が交代している場合、CNシステム11は、担当者状態確認部14に新担当者の勤務状態の確認を依頼する。すると、担当者状態確認部14は、新担当者の勤務状態を確認する。
そして、前記<新担当者判定条件1>又は<新担当者判定条件2>及び<新担当者を紹介するか否かの条件>が満足されている場合、CNシステム11は、情報提供部17に対して、担当者変更により新担当者を紹介することを指示する。すると、情報提供部17は、新担当者を紹介するためのデータを含む標準電文を作成する。この場合、CNデータベース18に蓄積された担当者情報を読み出して前記データとして利用し、標準電文を作成する。そして、情報提供部17は、標準電文を、自動取引装置21に対する応答として、チャネルエージェント23に送信する。
すると、該チャネルエージェント23は、受信した標準電文から画面、すなわち、新担当者を紹介する画面を生成する。そして、チャネルエージェント23は、自動取引装置21の顧客操作部22に新担当者を紹介する画面を表示させる。該画面においては、新担当者の画像、プロフィール等が、画像情報及び文字情報によって、顧客30に見やすい表形式で表示される。また、前記画面には、顧客30が新担当者とのコンタクトを希望するか否かを選択することができる入力インターフェイスも表示される。該入力インターフェイスは、例えば、押下げ可能な面会希望ボタン等を含むものである。
次に、顧客30が、新担当者との面会予約を自動取引装置21を通して設定する処理である処理3について説明する。
顧客30は、自動取引装置21の顧客操作部22に表示された新担当者を紹介する画面を見て、新担当者との面会を希望する場合には、前記画面に表示された面会希望ボタンを押下する。すると、顧客操作部22は、チャネルエージェント23に対して顧客反応を標準電文で送信するように指示する。そして、チャネルエージェント23は、顧客30による面会希望ボタンの押下を行動情報として含む標準電文を作成し、金融機関センタ10に配設されているCNシステム11に送信する。すなわち、顧客反応を標準電文形式でCNシステム11に送信する。
そして、受信部16がチャネルエージェント23から前記標準電文を受信すると、CNシステム11は、行動履歴収集部12に依頼して、前記標準電文をCNデータベース18に記録させる。つまり、顧客30の行動履歴の記録を依頼された行動履歴収集部12は、前記行動履歴をCNデータベース18に記録する。
続いて、CNシステム11は担当者との面会に関する予約を実行する。すなわち、CNシステム11の面会予約部15は、担当者面会予約システム19に対して、顧客30と該顧客30の新担当者との面会の予約を依頼する。すると、担当者面会予約システム19は、顧客30と該顧客30の新担当者との面会の予約を設定する。
そして、面会の予約が完了すると、CNシステム11は、情報提供部17に対して、面会予約を受け付けた旨の応答をするように指示する。すると、情報提供部17は、新担当者と面会可能であるというデータを含む標準電文を作成する。そして、情報提供部17は、標準電文を、自動取引装置21に対する応答として、チャネルエージェント23に送信する。
すると、該チャネルエージェント23は、受信した標準電文から画面、すなわち、面会予約完了の画面を生成する。そして、チャネルエージェント23は、自動取引装置21の顧客操作部22に新担当者との面会予約完了の画面を表示させる。該画面においては、面会場所の情報等も表示される。また、面会の情報は新担当者も確認することができる。そのため、新担当者は、顧客30が営業店20に配設されている自動取引装置21を操作した機会を逃すことなく、担当者変更の挨拶等を行うことができ、顧客フォローの機会として活用することができる。
このように、本実施の形態においては、顧客30の担当者が交代した場合、顧客30が自動取引装置21を操作した際に、新担当者の紹介、新担当者との面会希望の確認等を行う画面を自動取引装置21の顧客操作部22に表示させるようになっている。これにより、顧客30が自動取引装置21を操作して取引を行う時間を活用して、リアルタイムにかつ適切に、担当者交代を顧客30に案内することができる。また、顧客30が自動取引装置21を操作する際に新担当者の紹介を行うので、顧客30は担当者が交代したことを確実に認識することができ、さらに、顧客30を営業店20に来店させるきっかけとすることができる。
金融機関が切に望むことは、担当者交代の連絡よりも、むしろ、担当者と顧客30との接触機会の増大である。この点から観ると、「背景技術」の項で説明したダイレクトメールの送付や電子メールの送信は、単なる一方通行の通知であって、前記接触機会を創出することが困難である。これに対し、本実施の形態においては、顧客30が営業店20に来店しているときに、自動取引装置21を通して新担当者を紹介するので、新担当者との接触機会につなげることができる。
また、本実施の形態においては、<新担当者判定条件1>又は<新担当者判定条件2>及び<新担当者を紹介するか否かの条件>が満足されているときにのみ、顧客30に新担当者を紹介するので、顧客30は、同一の情報を重複して受け取ることがないので、煩わしく感じることがなく、顧客30に対して適切な案内を行うことができ、顧客満足度を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、自動取引装置21に新担当者の情報を表示し、顧客30が面会するか否かをリアルタイムに確認する場合について説明したが、本実施の形態と同様の処理を、自動取引装置21ではなく、インターネットバンキング等の顧客30が自身で利用するチャネルで実施し、面会の意思表示をした顧客30が営業店20に来店した際に、該営業店20のロビー等にいる金融機関の職員に通知して、フォローするようにしてもよい。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、金融機関担当者紹介システムに適用することができる。
11 CNシステム
13 担当者変更確認部
18 CNデータベース
19 担当者面会予約システム
20 営業店
21 自動取引装置
30 顧客

Claims (2)

  1. (a)顧客IDを取得するID取得部及び表示装置を備え、顧客が操作して取引を行う自動取引装置と、
    (b)前記顧客に関する顧客情報及び前記顧客を担当する担当者に関する担当者情報を格納するデータベースと、前記担当者が交代したか否かをリアルタイムに確認する担当者変更確認部と、前記担当者が顧客と接触が可能か否かを判断する担当者状態確認部とを備え、前記自動取引装置から受信した顧客IDに基づいて、前記顧客を担当する担当者を紹介するための情報を前記データベースから取得して前記自動取引装置に送信するサーバと
    (c)前記顧客と担当者との面会の予約を設定する担当者面会予約システムとを有し、
    前記担当者変更確認部が前記担当者が交代したことを確認した場合、前記自動取引装置を前記顧客が操作して取引を行前記担当者状態確認部が、交代後に前記顧客を担当する新担当者が前記自動取引装置が配設された営業店に勤務中であって前記顧客と接触が可能であると判断すると、
    (e)前記サーバは、前記新担当者を紹介するための情報を前記自動取引装置に送信し、
    )該自動取引装置の表示装置は、押下げ可能な面会希望ボタンを含む新担当者を紹介する画面を画像情報及び文字情報によって表示し、
    (g)前記サーバは、前記面会希望ボタンの押下の情報を前記自動取引装置から受信すると、前記担当者面会予約システムに対して、前記顧客と前記新担当者との面会の予約を依頼することを特徴とする金融機関担当者紹介システム。
  2. 前記サーバは、次の<条件1>又は<条件2>、及び、<条件3>が満足されている場合にのみ前記担当者面会予約システムに対して、前記顧客と前記新担当者との面会の予約を依頼する請求項に記載の金融機関担当者紹介システム。
    <条件1>
    (1−1)前記担当者が交代している。
    (1−2)前記顧客に対して前記担当者が交代した旨の連絡は行われていない。
    <条件2>
    (2−1)前記担当者が交代している。
    (2−2)前記担当者が交代してからの経過期間が指定された期間内である。
    (2−3)前記顧客に対して前記担当者が交代した旨の連絡は行われたが、前記顧客の反応が記録されていない。
    <条件3>
    (3−1)前記自動取引装置は、営業店の店舗内に配設されている。
    (3−2)前記営業店が前記新担当者の所属する営業店である。
    (3−3)前記新担当者が当日の当時刻に前記営業店に勤務している。
    (3−4)前記新担当者は接客中ではない。
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