JP2005115665A - 自動取引装置情報提供システム - Google Patents
自動取引装置情報提供システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005115665A JP2005115665A JP2003349373A JP2003349373A JP2005115665A JP 2005115665 A JP2005115665 A JP 2005115665A JP 2003349373 A JP2003349373 A JP 2003349373A JP 2003349373 A JP2003349373 A JP 2003349373A JP 2005115665 A JP2005115665 A JP 2005115665A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- customer
- automatic transaction
- information
- transaction apparatus
- code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q20/00—Payment architectures, schemes or protocols
- G06Q20/08—Payment architectures
- G06Q20/20—Point-of-sale [POS] network systems
- G06Q20/209—Specified transaction journal output feature, e.g. printed receipt or voice output
Abstract
【課題】顧客が自動取引装置を操作することによって、付加情報を格納した読み取りコードを前記顧客の所持する携帯端末に取り込むことができるようにして、顧客が興味を持った情報を都合の良い時に都合の良い場所で確認することができるようにする。
【解決手段】金融取引を行う自動取引装置11と、該自動取引装置11を操作する顧客12の顧客IDに基づいて前記顧客12に対応する内容の案内情報を作成する顧客情報管理サーバ21とを有し、前記自動取引装置11は前記案内情報を金融取引の合間に表示し、前記案内情報の詳細情報を表す読み取りコードを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】金融取引を行う自動取引装置11と、該自動取引装置11を操作する顧客12の顧客IDに基づいて前記顧客12に対応する内容の案内情報を作成する顧客情報管理サーバ21とを有し、前記自動取引装置11は前記案内情報を金融取引の合間に表示し、前記案内情報の詳細情報を表す読み取りコードを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動取引装置情報提供システムに関するものである。
従来、銀行、郵便局、信用金庫等の金融機関の顧客が、入金、出金、振り込み、残高照会等の金融取引を行う場合、前記金融機関の支店、すなわち、営業店に配設されたATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置を利用すると、該自動取引装置の表示画面や取引明細票に自動取引装置の操作方法の指示や取引金額等の金融取引に関する情報に加えて、前記金融機関から顧客へのメッセージ、広告、通知等の付加情報が表示されたり、印刷されるシステムが提供されている。
例えば、前記顧客が銀行における自動取引装置を操作して残高照会を行い操作が終了した時、表示画面に「当行におきましては、○月○日より新しい××サービスを開始しました。どうぞご利用ください。」というような情報が表示されてから、初期画面に戻るようになっている。さらに、印刷された残高照会明細票の、上端部や下端部の余白に前記情報が印刷されるようになっている。
なお、前記システムは、毎日変更したり、営業店毎に変更したりすることができるので、金融機関の提供するサービス、すなわち、金融商品をタイムリーに顧客に伝えることができ、また、地域に即した適切な情報を顧客に伝えることができる。
また、前記自動取引装置に障害が発生した場合は、表示画面に「お取り扱いできなくなりました。営業時間中に窓口へお越しください。」というような情報を表示し、顧客を窓口に誘導するようになっている。この場合、自動取引装置の故障のようなトラブル発生時にも適切な行動を取ることができる。
さらに、近年においては、CRM(Customer Relationship Management)システムを採用することによって、それぞれの顧客に対応した内容のメッセージを作成することができるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。この場合、それぞれの顧客の住所、氏名、年齢、職種、収入、家族構成等の顧客の基本的な属性に関する情報や、それぞれの顧客の過去に行われた勘定取引に関する履歴等の情報に基づいて、それぞれの顧客に対応した内容を備える、いわゆる、オーダーメイドのメッセージを作成して、顧客に提示することができる。
これにより、金融機関は、それぞれの顧客に適した内容の金融商品に関するメッセージをタイムリーに提示する等のサービスを顧客に提供することができ、また、それぞれの顧客に即した適切な表現のメッセージ等の適切なサービスを顧客に提供することができる。また、顧客も、不要なメッセージ等の不要なサービスを受けることがなく、自分に適した金融商品について、親しみを持てる適切なサービスを受けることができる。
特願2002−155078
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、自動取引装置を利用した金融取引にかかる時間を短縮する必要があるので、金融商品についての広告や簡単な案内のような情報量の少ない付加情報しか提供することができなかった。また、該付加情報が自動取引装置の表示画面に表示されるので、顧客は前記付加情報の内容を落ち着いて検討することができなかった。もっとも、前記付加情報を残高照会明細票のような取引明細票の上端部や下端部の余白に印刷することもできるが、この場合、余白のスペースが狭いので、提供される付加情報の情報量が更に少なくなってしまう。
本発明は、前記従来のシステムにおける問題点を解決して、顧客が自動取引装置を操作することによって、付加情報を格納した読み取りコードを前記顧客の所持する携帯端末に取り込むことができるようにして、顧客が興味を持った情報を都合の良い時に都合の良い場所で確認することができる自動取引装置情報提供システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の自動取引装置情報提供システムにおいては、金融取引を行う自動取引装置と、該自動取引装置を操作する顧客の顧客IDに基づいて前記顧客に対応する内容の案内情報を作成する顧客情報管理サーバとを有し、前記自動取引装置は前記案内情報を金融取引の合間に表示し、前記案内情報の詳細情報を表す読み取りコードを提供する。
本発明の他の自動取引装置情報提供システムにおいては、さらに、前記自動取引装置は前記読み取りコードを撮影することができるように表示する。
本発明の更に他の自動取引装置情報提供システムにおいては、さらに、前記自動取引装置は前記読み取りコードを印刷する。
本発明の更に他の自動取引装置情報提供システムにおいては、さらに、前記自動取引装置は前記読み取りコードを転送する。
本発明の更に他の自動取引装置情報提供システムにおいては、さらに、前記顧客毎に読み取りコードを生成する読み取りコード生成部を有する。
本発明の更に他の自動取引装置情報提供システムにおいては、さらに、前記読み取りコードはQR(Quick Response)コードである。
本発明の更に他の自動取引装置情報提供システムにおいては、さらに、前記読み取りコードは前記顧客の携帯端末に取得される。
本発明の自動取引装置においては、顧客の顧客IDを取得するID取得部と、前記顧客に対応する内容の案内情報を表示する顧客操作部とを有し、前記案内情報を金融取引の合間に表示し、前記案内情報の詳細情報を表す読み取りコードを提供する。
本発明の他の自動取引装置においては、さらに、前記読み取りコードを撮影することができるように前記顧客操作部に表示する。
本発明の更に他の自動取引装置においては、さらに、取引明細票を印刷して発行する印刷部を有し、該印刷部は、前記読み取りコードを前記取引明細票に印刷する。
本発明の更に他の自動取引装置においては、さらに、前記読み取りコードを転送する。
本発明の更に他の自動取引装置においては、さらに、前記読み取りコードはQRコードである。
本発明の更に他の自動取引装置においては、さらに、前記読み取りコードは前記顧客の携帯端末に取得される。
本発明によれば、顧客が自動取引装置を操作することによって、付加情報を格納した読み取りコードを前記顧客の所持する携帯端末に取り込むことができるので、顧客は、興味を持った情報を都合の良い時に都合の良い場所で確認することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置情報提供システムの構成を示す図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるQRコードの例を示す図、図3は本発明の第1の実施の形態における顧客マスタデータベースに格納されている情報の例を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるCRMデータベースに格納されている情報の例を示す図である。
図1において、10は銀行、信用金庫、郵便局、消費者金融会社等の金融機関の支店等である営業店に配設されたコンピュータシステムとしての営業店システムである。そして、11は、前記営業店に配設されたATM、CD等の自動取引装置であり、前記金融機関の顧客12が自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の金融取引を行うための装置である。また、前記自動取引装置11は、他の機能、例えば、チケット予約機能、商品購入申し込み機能、クレジットカードの与信確認機能、施設情報案内機能等を有するキオスク端末のような多機能端末であってもよい。なお、前記顧客12は、金融機関に自己の口座を開設し、前記金融機関を利用する者であり、一般的には個人であるが、企業、団体等であってもよい。
そして、前記自動取引装置11は、キーボード、タッチパネル、マウス等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示装置等を備える顧客操作部を有する。なお、該顧客操作部は、入力装置と表示装置との機能を兼ね備えるタッチパネルであることが望ましい。
また、前記自動取引装置11は、キャッシュカード等のカードを取り扱い、顧客IDを取得するID取得部としてのカード取り扱い部を有する。ここで、前記カードは、金融機関が顧客12に対して発行した入金、出金、振り込み、残高照会等の金融取引を行うためのカードであり、顧客12の氏名、口座番号、暗証番号、顧客ID等の情報を格納する磁気ストライプを備える。なお、前記情報を格納する部材としては、前記磁気ストライプに代えて、カードに埋め込まれたICであってもよい。そして、前記カード取り扱い部は、カードが挿入されるカードスロットを備え、該カードスロット内には、カードを搬送する搬送装置、及び、カードの磁気ストライプやICに格納された情報の読み取り、上書き、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。
なお、前記自動取引装置11は、預金通帳等の通帳に記帳する通帳記帳部を有するものであってもよい。この場合、該通帳記帳部は、前記カード取り扱い部と同様に、顧客IDを取得するID取得部として機能し、通帳が備える磁気ストライプに格納された金融機関識別情報、顧客12の氏名、口座番号、暗証番号、顧客ID等の情報を読み取る。また、前記情報を格納する部材が、前記磁気ストライプに代えて、通帳に埋め込まれたICであってもよい。
さらに、前記自動取引装置11は、取引明細票を印刷して発行する印刷部を有する。前記取引明細票は、入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定等の顧客12が行った金融取引に関する情報が印刷される紙片であり、口座番号、金融取引の種類、取引金額等が印刷される。なお、本実施の形態においては、顧客12が顧客操作部を操作して、営業窓口で相談することを選択した場合、窓口番号、前記顧客12の受付番号等の情報も取引明細票に印刷される。
そして、前記自動取引装置11は、紙幣を取り扱う紙幣入出金部、及び、硬貨を取り扱う硬貨入出金部を有する。さらに、前記自動取引装置11は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信手段等を備え、前記自動取引装置11の動作を統括的に制御する制御部を有する。図1において、前記自動取引装置11は一つしか示されていないが、複数であってもよい。
なお、営業店システム10は、図示されない窓口端末や受付番号管理システムを備えていてもよい。この場合、前記窓口端末は、営業窓口としてのカウンタに配設されたCPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス、印刷機等を備えるコンピュータである。そして、銀行におけるテラー(Teller)である営業店のオペレータは、窓口端末を操作して、預け入れ、引き落とし、振り替え、通帳記入等の金融処理、口座の開設、定期性預金の設定等の各種業務を遂行するとともに、顧客12が自動取引装置11の入力手段を操作して、営業窓口で相談することを選択した場合、前記顧客12の住所、氏名等の情報、あらかじめ収集され蓄積されている顧客情報、金融商品等に関する詳細情報等の各種情報を取得するようになっている。
そして、前記受付番号管理システムは、営業店の入口近くに配設された図示されない店頭受付端末を動作させるコンピュータシステムであり、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を備えるコンピュータである図示されないサーバと、該サーバのクライアントとして機能する単数又は複数の店頭受付端末とを有する。ここで、該店頭受付端末は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、スピーカ等の音声出力装置、通信インターフェイス、番号札を発券する発券機等を備える。そして、営業店の窓口を訪れる顧客12は、自ら店頭受付端末を操作して、自己の用件、住所、氏名等を入力すると、該当する窓口番号、前記顧客の受付番号、予想される待ち時間等の情報が表示装置、音声出力装置、発券機等から出力されるようになっている。
また、20は、顧客12に対する種々のサービスを提供するためのコンピュータシステムとしてのサービス提供センタシステムであり、サブシステムとしての顧客情報管理(CRM)サーバ21を有する。なお、前記サービス提供センタシステム20はネットワーク15に接続され、また、該ネットワーク15には、前記営業店システム10が接続されている。ここで、前記ネットワーク15は、無線又は有線の専用通信回線網又は公衆通信回線網、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等いかなるものであってもよい。なお、前記ネットワーク15は、専用通信回線網であることが望ましいが、公衆通信回線網を利用したVPN(Virtual Private Network)であってもよい。
本実施の形態において、顧客情報管理サーバ21は、自動取引装置11を操作する顧客12の顧客IDに基づいて前記顧客12に対応して提供するサービスの内容、すなわち、サービスコンテンツとしてのキャンペーン情報等を作成するようになっている。そして、前記顧客情報管理サーバ21は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス等を備える一種のコンピュータであり、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置から成る顧客データベースとして、CRMデータベース22及び顧客マスタデータベース23を備える。ここで、前記CRMデータベース22は、キャンペーン情報ファイル22a及びコンテンツファイル22bを更に備える。なお、前記CRMデータベース22及び顧客マスタデータベース23は、前記顧客情報管理サーバの内部に一体的に構成されたものであってもよい。また、該顧客情報管理サーバ21は、読み取りコードとしてのQRコードを生成する読み取りコード生成部としてのQRコード生成部24、及び、自動取引装置11の顧客操作部に表示される画面を生成する画面生成部25を備える。
ここで、QRコードは、より多くの情報量を扱うために、近年、バーコードに代えて、提案されている各種の読み取りコードの一つであり、同一面積で比較するとバーコードの20〜100倍程度の情報を記録することができるので、広く採用されている。図2に示されるように、前記QRコードは、多数の微小なセル、すなわち、シンボルを二次元的に配列させて組み合わせた構造を有し、該セルの明(白)又は暗(黒)によって情報を表すようになっている。なお、本実施の形態における読み取りコードは、いかなる種類のものであってもよいが、ここではQRコードを使用する場合についてのみ説明する。
そして、前記CRMデータベース22は、顧客別表示データ、キャンペーン情報等を格納する。なお、該キャンペーン情報はキャンペーンのためのメッセージを含むものであり、キャンペーン情報ファイル22aに格納されている。また、前記コンテンツファイル22bは、顧客に対するメッセージ、画面構成情報、あらかじめ作成されたQRコード等の自動取引装置11の表示装置に表示される画面を構成するためのコンテンツが格納されている。さらに、前記顧客マスタデータベース23は、それぞれの顧客について、顧客ID、住所、氏名、年齢、職種、収入、家族構成等の顧客の基本的な属性に関する情報、すなわち、顧客基本属性情報、及び、過去に行われた勘定取引に関する履歴等の勘定取引情報を格納する。さらに、前記CRMデータベース22は、顧客12に対して提供されたサービスとしてのキャンペーン情報等に関する提供サービス履歴、顧客12が自動取引装置11等を操作した操作履歴等を格納する図示されない履歴データベースを備えている。
ここで、前記顧客マスタデータベース23には、顧客基本属性情報が、例えば、図3に示されるような形態で格納されている。この場合、顧客12のそれぞれを識別するために付与された顧客IDに対応するように、氏名、住所、電話番号等の情報が記載されたテーブルが顧客マスタデータベース23に格納される。また、前記CRMデータベース22は、顧客別表示データ、キャンペーン情報等が、例えば、図4(a)に示されるような形態で格納されている。この場合、金融機関が顧客12に対して提供するサービスとしてのキャンペーンのそれぞれを識別するために付与されたキャンペーンIDに対応するように、それぞれのキャンペーンの対象となる顧客12を示す対象顧客IDが格納される。また、それぞれの顧客12に対して作成されたキャンペーンを紹介するための図4(b)に示されるようなメッセージを示すメッセージIDが、対象顧客IDに対応するようにキャンペーン情報ファイル22aに格納される。さらに、前記メッセ−ジを含むキャンペーン情報を作成して前記自動取引装置11の顧客操作部における表示装置に表示するために、図4(c)に示されるような画像を内容とする画面を構成するための画面構成情報が、それぞれのメッセージIDに対応するようにコンテンツファイル22bに格納される。
そして、前記QRコード生成部24は、それぞれの顧客12の顧客基本属性情報、それぞれの顧客12に対するメッセージ、画面構成情報等に基づいて、それぞれの顧客12毎に相違するQRコードを生成するようになっている。また、前記画面生成部25は、前記顧客基本属性情報、メッセージ、QRコード等に基づいて、自動取引装置11の表示装置に表示される画面を生成する。
また、図1において、13は、前記顧客12が所持する携帯端末である。該携帯端末13は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置13a、キーボード、タッチパネル等の入力装置、スピーカ等の音声出力装置、マイク等の音声入力装置、通信インターフェイス等を備えるものである。なお、前記携帯端末13は、例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−Phone System)電話機等であるが、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機等、いかなる形態のものであってもよい。また、前記携帯端末13は、静止画又は動画を撮影可能なCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備えるデジタルカメラのような図示されないカメラが接続され、該カメラによって撮影された画像を表示装置13aに表示することができるようになっている。なお、前記カメラは前記携帯端末13に内蔵された形態のものであってもよい。また、前記カメラが取り外し可能な記憶媒体を備え、該記憶媒体に前記画像データを格納することができるものであり、かつ、前記携帯端末13が前記記憶媒体を収容可能なものである場合、前記カメラは、必ずしも前記携帯端末13に接続される必要が無く、前記記憶媒体をカメラから携帯端末13に移し替えることによって、カメラにより撮影された画像を表示装置13aに表示することができる。本実施の形態においては、前記携帯端末13がカメラを内蔵するものである場合について説明する。
そして、本実施の形態においては、前記カメラによって自動取引装置11の表示装置に表示されたQRコードを撮影し、携帯端末13は撮影されたQRコードを解読して、該QRコードの表す情報である文字情報、画像情報等を表示装置13aに表示する。なお、前記QRコードをそのまま表示装置13aに表示することもできる。また、QRコードの表す情報が音楽、音声等の音情報である場合には、音声出力装置から出力することもできる。さらに、前記携帯端末13はインターネットに接続してウェブページを閲覧することができる機能を有することが望ましい。
また、図1において、30は、各種の金融処理のような金融機関における勘定系の業務を遂行するためのコンピュータシステムとしての金融ホストセンタシステムである。該金融ホストセンタシステム30は、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、マウス等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、通信インターフェイス等を備えるコンピュータとしての勘定系上位装置31を備える。ここで、該勘定系上位装置31は、金融機関において行われるすべての勘定取引を処理する上位装置であり、過去に行われた勘定取引に関する履歴等の勘定取引情報を格納するデータベースも備える。
なお、前記金融ホストセンタシステム30はネットワーク16に接続され、また、該ネットワーク16には前記営業店システム10が接続されている。ここで、前記ネットワーク16は、無線又は有線の専用通信回線網又は公衆通信回線網、インターネット、LAN、WAN等いかなるものであってもよい。なお、前記ネットワーク16は、専用通信回線網であることが望ましいが、公衆通信回線網を利用したVPNであってもよいし、前記ネットワーク15と同一のものであってもよい。
次に、前記構成の自動取引装置情報提供システムの動作について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態における顧客操作部のメッセージ表示画面の例を示す第1の図、図6は本発明の第1の実施の形態における顧客操作部のメッセージ表示画面の例を示す第2の図、図7は本発明の第1の実施の形態における携帯端末の表示装置の表示画面の例を示す第1の図、図8は本発明の第1の実施の形態における携帯端末の表示装置の表示画面の例を示す第2の図、図9は本発明の第1の実施の形態における携帯端末の表示装置の表示画面の例を示す第3の図、図10は本発明の第1の実施の形態における携帯端末の表示装置の表示画面の例を示す第4の図である。
まず、顧客12が金融機関に配設された自動取引装置11を操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会等の金融取引を行う場合、顧客操作部の表示装置には取引選択画面が表示される。ここでは、前記顧客操作部が入力手段と表示手段との機能を兼ね備えるタッチパネルである場合について説明する。そして、前記顧客操作部において、顧客12は、表示されている取引から所望の取引、例えば、残高照会を選択する。そのため、顧客12は、前記顧客操作部に表示された金融取引の中から残高照会のキーに触れる、すなわち、タッチする。
続いて、前記顧客操作部に、カードの挿入を指示する画面が表示されるので、顧客12はキャッシュカードをカード取り扱い部のカードスロットに挿入する。なお、顧客12はカードに代えて預金通帳等の通帳を使用することもできるが、本実施の形態においては、カードとしてのキャッシュカードを使用する場合について説明する。前記顧客操作部に、暗証番号を入力する指示とともにテンキーが表示されるので、顧客12は前記テンキーにタッチして暗証番号を入力する。すると、カード取り扱い部の記録ヘッドは、キャッシュカードの磁気ストライプやICに格納された情報である顧客IDを読み取る。そして、該顧客IDは、自動取引装置11から顧客情報管理サーバ21に送信される。
そして、該顧客情報管理サーバ21は、自動取引装置11から顧客IDを受信すると、CRMデータベース22にアクセスし、前記顧客12向けのキャンペーン情報が格納されているか否かを判断する。この場合、図4(a)に示されるような対象顧客IDの中に自動取引装置11から受信した顧客IDが含まれるか否かを判断する。そして、該顧客IDが対象顧客IDの中に含まれる、すなわち、前記顧客12向けのキャンペーン情報が格納されていると判断した場合、顧客情報管理サーバ21は、前記対象顧客IDに対応するメッセージIDに基づくメッセージを抽出する。そして、顧客情報管理サーバ21は、前記対象顧客IDに対応する画面構成情報に基づいて、自動取引装置11の顧客操作部に、図4(c)に示されるような画像を内容とする案内情報を表示させるための画像信号を作成し、自動取引装置11に送信する。なお、前記案内情報には、抽出されたメッセージが含まれる。
ここで、前記自動取引装置11は、取引業務の処理を実行(入金された現金をカウントしたり、勘定系のシステムにアクセスしているような処理を実行)中であるが、顧客に対して提供するサービスコンテンツとしての画像信号を受信すると、該画像信号に基づいて、図5に示されるようなメッセージを含む案内情報を顧客操作部に表示することによってサービスを提供する。この場合、前記顧客12向けのキャンペーンは、金融商品としてのオートローン(自動車ローン)のキャンペーンであり、営業店の窓口で相談したり、電話で相談したり、資料を請求したりすることを顧客12に勧める内容の画面が表示される。なお、前記自動取引装置11は、金融取引業務を処理している合間、すなわち、取引業務の処理中の待ち時間等の時間に前記画面を表示するようになっている。
例えば、顧客12が前記顧客操作部に表示された金融取引の中から残高照会のキーにタッチした後、キャッシュカードをカード取り扱い部のカードスロットに挿入して暗証番号を入力すると、前記自動取引装置11は、勘定系上位装置31にアクセスして、前記顧客12の口座の残高に関する情報を取得する。この場合、前記勘定系上位装置31にアクセスしてから、顧客12の口座の残高に関する情報が自動取引装置11の顧客操作部に表示されたり、通帳に記帳されたり、取引明細票に印刷されたりして、出力されるまでに若干の時間があるので、前記顧客は前記自動取引装置11の前で待機することになる。そこで、本実施の形態においては、顧客12が前記自動取引装置11の前で待機する金融取引の合間に図5に示されるようなメッセージを含む画面が表示される。
本実施の形態においては、金融商品としてのオートローンに関する詳細情報を取得する取得手段として窓口での相談、電話での相談及び資料請求を選択することができるようになっている。この場合、画面には、図5に示されるように、窓口での相談、電話での相談及び資料請求を選択するための選択手段として、「今すぐご相談」、「電話でご相談」及び「資料請求」のボタンが含まれる。なお、いずれの取得手段に興味のない場合に金融取引の画面に戻ることを選択するための選択手段として、「取引に戻る」のボタンも含まれる。前記顧客12が「取引に戻る」のボタンを押下すると、自動取引装置11は、金融取引の画面に戻るようになっている。なお、顧客12による自動取引装置11の操作履歴は、前記履歴データベースに格納される。
そして、前記顧客12が資料請求を選択して「資料請求」のボタンを押下すると、自動取引装置11は、図6に示されるような資料を取得するための方法を選択する画面を表示する。該画面には、資料を電子メールで送信すること及び郵便、宅配便等で送付することを選択するための選択手段として、「電子メールでお知らせ」及び「ご自宅へ送付」のボタンが含まれる。また、金融取引の画面に戻ること及び一つ前の画面に戻ることを選択するための選択手段として、「取引に戻る」及び「前へ」のボタンも含まれる。さらに、前記画面には、オートローンに関する詳細情報を取得する取得手段として、QRコードが表示される。この場合、該QRコードは、複数の種類があらかじめ作成されてコンテンツファイル22bに格納されているものとする。そして、顧客情報管理サーバ21は、コンテンツファイル22bに格納されているQRコードの中から前記対象顧客IDに対応するQRコードを選択して、自動取引装置11の顧客操作部に表示させるようになっている。なお、該QRコードを携帯端末13を使用して撮影することによってオートローンに関する詳細情報を取得するができる旨の案内も表示される。
本実施の形態において、前記顧客12は、QRコードを撮影可能なカメラが内蔵された携帯端末13を所持し、該携帯端末13を操作して、前記画面に表示されたQRコードを撮影するものとする。そして、前記顧客12が携帯端末13を操作して、該携帯端末13に内蔵されたカメラによって前記画面に表示されたQRコードを撮影すると、該QRコードが携帯端末13に取得される。この場合、前記QRコードの画像が携帯端末13の記憶手段に格納されることによって、QRコードが携帯端末13に取得される。なお、QRコードを撮影する際には、図7に示されるように、撮影されたQRコードを顧客12が確認するためにQRコードの画像が表示装置13aの画面に表示されることが望ましい。
そして、前記顧客12は、例えば、金融取引としての残高照会が終了した後のように、自分の都合の良い時に、また、例えば、自宅のように、自分の都合の良い場所で、QRコードを取得した携帯端末13を操作して、該携帯端末13に前記QRコードを解読させて、該QRコードの表す情報を表示装置13aの画面に表示させる。例えば、前記QRコードの表す情報が文字情報である場合、図8に示されるように、オートローンに関する詳細情報が文字情報として携帯端末13の表示装置13aの画面に表示される。これにより、前記顧客12はオートローンに関するより詳細な情報を得ることができる。
また、前記QRコードの表す情報は、図9に示されるようなURL(Uniform Resource Locator)であってもよい。この場合、前記顧客12は、携帯端末13を操作してインターネットに接続し、前記URLで示されるウェブページを表示装置13aの画面に表示させることができる。これにより、前記顧客12はオートローンに関するより詳細な情報が掲載されたウェブページを閲覧することができる。なお、前記顧客12は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を操作して、前記URLで示されるウェブページを閲覧することもできる。
また、前記QRコードの表す情報は、写真、絵画等の画像情報であってもよい。この場合、オートローンに関する詳細情報として、例えば、オートローンの対象となる自動車の写真が、図10に示されるように、携帯端末13の表示装置13aの画面に表示される。これにより、前記顧客12はオートローンの対象となる自動車を容易に認識することができる。また、前記写真を表示装置13aの待ち受け画面として設定することもできる。
さらに、前記QRコードの表す情報は、音楽、音声等の音情報であってもよい。この場合、オートローンに関する詳細を説明する音声が携帯端末13の音声出力装置から出力される。これにより、前記顧客12はオートローンの詳細を容易に理解することができる。また、前記顧客12は、自分の都合の良い時に自分の都合の良い場所で、QRコードを取得した携帯端末13を操作して、前記音声を出力させることができるので、前記情報を他人によって聞かれることがなく、プライバシーを保つことができる。さらに、前記音情報は、例えば、オートローンの対象となる自動車のコマーシャルソングのような音楽であってもよい。この場合、前記顧客12は、前記音楽を携帯端末13の着メロ、すなわち、通話が着信したことを知らせるメロディーとして設定することもできる。
また、前記QRコードの表す情報は、クーポン券、割引入場券、引換券等のチケット情報等の情報であってもよい。この場合、前記QRコードの表す情報が、オートローンに関する詳細情報として、例えば、オートローンの対象となる自動車の模型の引換券であると、図7に示されるように、撮影されたQRコードの画像がそのまま表示装置13aの画面に表示される。そして、前記顧客12は、前記模型の引換所において、前記QRコードを読み取り装置に読み取らせることによって、前記QRコードを模型の引換券として使用することができる。
このように、本実施の形態において、顧客12が自動取引装置11を操作して金融取引を行うと、金融取引の処理中等の期間に前記自動取引装置11の顧客操作部に金融商品のキャンペーンのメッセージ等が表示され、また、金融商品の詳細情報等の情報を取得するための取得手段としてQRコードが表示される。そのため、前記顧客12は自分が所持する携帯端末13を操作して前記QRコードを撮影することによって、前記QRコードを取得することができる。これにより、前記顧客12は、自分の都合の良い時に自分の都合の良い場所で携帯端末13を操作して前記QRコードの表す情報を画面に表示させたりすることによって、確認することができる。したがって、前記顧客12は、金融商品の詳細情報等の情報を落ち着いて検討することができる。この場合、他人に見られたり、聞かれたりすることがなく、顧客12のプライバシーを保つことができる。
また、前記顧客12は、時間に余裕のない場合や窓口においてオペレータと対面して話したり相談したりしたくない場合であっても、興味を有する商品に関する詳細情報を取得することができる。一方、金融機関は、商品に対して興味を有する顧客12に詳細情報を提供することができ、商品成約率を高めることができる。さらに、オペレータが対面して説明を行う場合と比較して、商品成約単価当たりのコストを抑制することができる。
そして、情報を電話回線等の通信回線を通して取得する必要がないので、顧客12は通信費用をかけることなく、情報を取得することができる。また、自動取引装置11の表示装置にQRコードを表示するだけなので、従来の自動取引装置11を改造することなく、簡単な仕組みで情報を提供することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図11は本発明の第2の実施の形態における携帯端末の表示装置の表示画面の例を示す図である。
本実施の形態において、図6に示されるような自動取引装置11の顧客操作部の画面に表示されるQRコードは、コンテンツファイル22bに格納されているQRコードの中から選択されたものでなく、QRコード生成部24が生成したものである。この場合、該QRコード生成部24は、それぞれの顧客12の顧客基本属性情報、それぞれの顧客12に対するメッセージ、画面構成情報等に基づいて、それぞれの顧客12毎に相違するQRコードを生成するようになっている。また、前記画面生成部25は、前記QRコード生成部24によって生成されたQRコードの他に、顧客基本属性情報、メッセージ等に基づいて、自動取引装置11の表示装置に表示される画面を生成する。
このように、本実施の形態においては、それぞれの顧客12毎に相違するQRコードが生成されるので、例えば、図11に示されるように、情報に顧客12の氏名を挿入することができる。すなわち、One to One(ワントゥワン)の情報を表すQRコードを作成することができる。そのため、携帯端末13の表示装置13aにOne to Oneの情報が表示されるので、顧客12が前記情報に親しみを感じることができる。また、一人一人の顧客12に対して、より適切な内容の情報を提供することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図12は本発明の第3の実施の形態における取引明細票の例を示す図である。
本実施の形態においては、QRコードが自動取引装置11の顧客操作部の画面に表示されず、取引明細票に印刷されるようになっている。この場合、前記顧客12が自動取引装置11を操作して行った金融取引が終了すると、前記自動取引装置11の印刷部が取引明細票を印刷して発行する。ここで、該取引明細票には、図12に示されるように、顧客12が行った金融取引に関する情報に加えて、QRコードが印刷される。そして、前記顧客12が携帯端末13を操作して、該携帯端末13に内蔵されたカメラによって前記取引明細票に印刷されたQRコードを撮影すると、該QRコードが携帯端末13に取得される。
このように、本実施の形態においては、QRコードが取引明細票に印刷されるので、前記顧客12は、自分の都合の良い時に自分の都合の良い場所で携帯端末13を操作して前記QRコードを撮影することができる。したがって、前記顧客12は、前記QRコードを落ち着いて撮影することができる。また、前記顧客12は、自動取引装置11を操作する際に携帯端末13を所持していなくても、QRコードを取得することができる。
さらに、自動取引装置11を操作する際にQRコードを撮影する必要がないので、一人一人の顧客12が自動取引装置11を専有する時間を短縮することでき、前記自動取引装置11のスループットが向上する。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図13は本発明の第4の実施の形態における顧客操作部のメッセージ表示画面の例を示す図、図14は本発明の第4の実施の形態における自動取引装置から携帯端末にQRコードを転送する動作を示す図である。
本実施の形態においては、QRコードが自動取引装置11の顧客操作部の画面に表示されず、携帯端末13に赤外線通信によって転送されるようになっている。この場合、前記第1の実施の形態において説明した図5に示されるようなメッセージを含む画面において、顧客12が資料請求を選択して「資料請求」のボタンを押下すると、自動取引装置11は、図13に示されるような資料を取得するための方法を選択する画面を表示する。該画面には、資料を電子メールで送信すること及び郵便、宅配便等で送付することを選択するための選択手段として、「電子メールでお知らせ」及び「ご自宅へ送付」のボタンが含まれる。また、金融取引の画面に戻ること及び一つ前の画面に戻ることを選択するための選択手段として、「取引に戻る」及び「前へ」のボタンも含まれる。さらに、前記画面には、資料を携帯端末13に転送することを選択するための選択手段として、「携帯転送」のボタンが含まれる。
そして、前記顧客12が「携帯転送」のボタンを押下すると、図14に示されるように、自動取引装置11から前記顧客12の所持する携帯端末13にQRコードが赤外線通信によって転送される。なお、本実施の形態において、自動取引装置11は赤外線通信インターフェイス11aを備え、携帯端末13は赤外線通信インターフェイス13bを備えているものとする。そして、前記顧客12が携帯端末13を操作して、該携帯端末13の赤外線通信インターフェイス13bの受光部を自動取引装置11は赤外線通信インターフェイス11aの発光部に向けると、QRコードが赤外線通信によって携帯端末13に転送される。この場合、前記QRコードの画像が携帯端末13の記憶手段に格納されることによって、QRコードが携帯端末13に取得される。なお、図14に示されるように、転送されたQRコードを顧客12が確認するためにQRコードの画像が表示装置13aの画面に表示されることが望ましい。
このように、本実施の形態においては、QRコードが赤外線通信によって転送されるので、前記携帯端末13がカメラを備えていないものであっても、赤外線通信インターフェイス13bを備えているものであれば、前記QRコードを取得することができる。また、QRコードが転送されたことを自動取引装置11が認識することができるので、顧客12が携帯端末13を操作してQRコードを取得したことを顧客情報管理サーバ21の履歴データベースに、顧客12による自動取引装置11の操作履歴として格納することができる。そのため、顧客情報をより適切に管理することができる。
なお、QRコードが赤外線通信以外の通信手段によって転送されてもよい。例えば、電波を使用した無線通信によって転送されてもよいし、通信ケーブルを使用した有線通信によって転送されてもよい。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
11 自動取引装置
12 顧客
13 携帯端末
21 顧客情報管理サーバ
24 QRコード生成部
12 顧客
13 携帯端末
21 顧客情報管理サーバ
24 QRコード生成部
Claims (13)
- (a)金融取引を行う自動取引装置と、
(b)該自動取引装置を操作する顧客の顧客IDに基づいて前記顧客に対応する内容の案内情報を作成する顧客情報管理サーバとを有し、
(c)前記自動取引装置は前記案内情報を金融取引の合間に表示し、
(d)前記案内情報の詳細情報を表す読み取りコードを提供することを特徴とする自動取引装置情報提供システム。 - 前記自動取引装置は前記読み取りコードを撮影することができるように表示する請求項1に記載の自動取引装置情報提供システム。
- 前記自動取引装置は前記読み取りコードを印刷する請求項1に記載の自動取引装置情報提供システム。
- 前記自動取引装置は前記読み取りコードを転送する請求項1に記載の自動取引装置情報提供システム。
- 前記顧客毎に読み取りコードを生成する読み取りコード生成部を有する請求項1に記載の自動取引装置情報提供システム。
- 前記読み取りコードはQRコードである請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動取引装置情報提供システム。
- 前記読み取りコードは前記顧客の携帯端末に取得される請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動取引装置情報提供システム。
- (a)顧客の顧客IDを取得するID取得部と、
(b)前記顧客に対応する内容の案内情報を表示する顧客操作部とを有し、
(c)前記案内情報を金融取引の合間に表示し、
(d)前記案内情報の詳細情報を表す読み取りコードを提供することを特徴とする自動取引装置。 - 前記読み取りコードを撮影することができるように前記顧客操作部に表示する請求項8に記載の自動取引装置。
- 取引明細票を印刷して発行する印刷部を有し、該印刷部は、前記読み取りコードを前記取引明細票に印刷する請求項8に記載の自動取引装置。
- 前記読み取りコードを転送する請求項8に記載の自動取引装置。
- 前記読み取りコードはQRコードである請求項8〜11のいずれか1項に記載の自動取引装置。
- 前記読み取りコードは前記顧客の携帯端末に取得される請求項8〜12のいずれか1項に記載の自動取引装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003349373A JP2005115665A (ja) | 2003-10-08 | 2003-10-08 | 自動取引装置情報提供システム |
CNA2004100637764A CN1606017A (zh) | 2003-10-08 | 2004-07-07 | 自动交易装置信息提供系统 |
US10/938,558 US20050080681A1 (en) | 2003-10-08 | 2004-09-13 | System for providing information of automatic transaction apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003349373A JP2005115665A (ja) | 2003-10-08 | 2003-10-08 | 自動取引装置情報提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005115665A true JP2005115665A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34419702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003349373A Withdrawn JP2005115665A (ja) | 2003-10-08 | 2003-10-08 | 自動取引装置情報提供システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050080681A1 (ja) |
JP (1) | JP2005115665A (ja) |
CN (1) | CN1606017A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086947A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 商品購入顧客受付システム |
JP2007148983A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 口座取引システム及び口座取引方法 |
JP2007193749A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引システムおよび自動取引装置 |
JP2008210074A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Suzuka Sanroku Yume Kobo | 音声トレーサビリティ情報提供システム |
JP2009080543A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置、携帯端末、取引システム、取引方法およびプログラム |
WO2009054165A1 (ja) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | ログイン認証方法、ログイン認証サーバおよびログイン認証プログラム |
JP2012059289A (ja) * | 2011-12-07 | 2012-03-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP2013105490A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Ncr Corp | セルフサービス端末装置トランザクション |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7627497B2 (en) * | 2003-03-26 | 2009-12-01 | Walter Szrek | Method for selling lottery tickets from a POS terminal |
KR100678169B1 (ko) * | 2004-10-28 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 서로 이격된 두 단말기 사이의 데이터 전송 시스템 및 방법 |
JP2006172155A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | 振込取引システム |
JP2007089087A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Casio Comput Co Ltd | 天体撮像装置 |
US7747087B2 (en) * | 2006-07-25 | 2010-06-29 | Michael Laude | Apparatus, method, and article of manufacture used to encode information into an image and to decode information from a captured image |
US8251290B1 (en) | 2008-03-06 | 2012-08-28 | Sprint Communications Company L.P. | Bar code validation using a wireless communication device |
US9154899B1 (en) | 2008-03-06 | 2015-10-06 | Sprint Communications Company L.P. | Communication transceiver configuration in response to optically receiving an image in a wireless communication device |
US8254785B1 (en) * | 2008-05-15 | 2012-08-28 | Sprint Communications Company L.P. | Optical image processing to wirelessly transfer a voice message |
US8195227B1 (en) | 2008-11-21 | 2012-06-05 | Sprint Communications Company L.P. | Optical image processing for image set decoding from a wireless communication device |
ES2368230B1 (es) * | 2009-11-26 | 2012-09-27 | Telefónica, S.A. | Procedimiento de descubrimiento y acceso seguro a dispositivos móviles en proximidad mediante el uso de un canal visual. |
US20110258058A1 (en) * | 2010-04-14 | 2011-10-20 | Restaurant Technology, Inc. | System and method for generating a restaurant order on a wireless mobile personal computer |
US10640357B2 (en) | 2010-04-14 | 2020-05-05 | Restaurant Technology Inc. | Structural food preparation systems and methods |
US8463239B1 (en) | 2011-02-11 | 2013-06-11 | Sprint Communications Company L.P. | Secure reconfiguration of wireless communication devices |
US10846675B1 (en) | 2012-05-16 | 2020-11-24 | Creative Methods, Inc. | Storage and retrieval system and methods |
US8556164B1 (en) * | 2012-06-15 | 2013-10-15 | Bank Of America Corporation | Transaction-specific codes |
WO2014075092A1 (en) | 2012-11-12 | 2014-05-15 | Restaurant Technology Inc. | System and method for receiving and managing remotely placed orders |
DE102013212646B4 (de) * | 2013-06-28 | 2018-11-22 | Bundesdruckerei Gmbh | Elektronisches Transaktionsverfahren und Computersystem |
CN106934923B (zh) * | 2015-12-30 | 2020-03-24 | 光荣株式会社 | 兑换机以及兑换方法 |
JP6677039B2 (ja) * | 2016-03-24 | 2020-04-08 | カシオ計算機株式会社 | 情報表示装置、通信機器、情報表示方法、及びプログラム |
CN106022820A (zh) * | 2016-05-13 | 2016-10-12 | 立德高科(昆山)数码科技有限责任公司 | 基于二维码以对消费者所购商品进行分析的方法及平台 |
US20210142314A1 (en) * | 2019-11-13 | 2021-05-13 | Capital One Services, Llc | Ir display for user authentication |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001067326A1 (fr) * | 2000-03-09 | 2001-09-13 | Kitagawa, Yoshiko | Appareil de traitement de l'information equipe d'un lecteur de donnees optiques, serveurs et procede de commerce electronique |
-
2003
- 2003-10-08 JP JP2003349373A patent/JP2005115665A/ja not_active Withdrawn
-
2004
- 2004-07-07 CN CNA2004100637764A patent/CN1606017A/zh active Pending
- 2004-09-13 US US10/938,558 patent/US20050080681A1/en not_active Abandoned
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086947A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 商品購入顧客受付システム |
JP2007148983A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 口座取引システム及び口座取引方法 |
JP2007193749A (ja) * | 2006-01-23 | 2007-08-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引システムおよび自動取引装置 |
JP2008210074A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Suzuka Sanroku Yume Kobo | 音声トレーサビリティ情報提供システム |
JP2009080543A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置、携帯端末、取引システム、取引方法およびプログラム |
WO2009054165A1 (ja) * | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | ログイン認証方法、ログイン認証サーバおよびログイン認証プログラム |
JP2013105490A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Ncr Corp | セルフサービス端末装置トランザクション |
JP2012059289A (ja) * | 2011-12-07 | 2012-03-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050080681A1 (en) | 2005-04-14 |
CN1606017A (zh) | 2005-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005115665A (ja) | 自動取引装置情報提供システム | |
US7487912B2 (en) | Electronic receipting | |
US10861089B2 (en) | System and method for customizing real-time applications on a user interface | |
JP2001525571A (ja) | 多目的取引ネットワーク方式 | |
KR100983694B1 (ko) | 금융 거래 처리 시스템 및 방법 | |
JP2008225832A (ja) | 電子マネー発行システム、電子マネー発行方法、電子マネー発行管理システム、電子マネー発行管理方法、電子マネー発行用識別番号出力装置および電子マネー発行用識別番号出力方法 | |
US20110252311A1 (en) | Computer implemented system and method for storing a user's location in a virtual environment | |
US20160267456A1 (en) | Printer and method for outputting transaction information by the same | |
JP2005115644A (ja) | 広告表示システムおよびそのプログラム | |
JP2010039619A (ja) | 収納システム、決済装置、及び、コンピュータプログラム | |
EP3236404A1 (en) | Printer and method for outputting transaction information by the same | |
JP4237012B2 (ja) | レシート発行管理装置、レシート発行管理システム、及びレシート発行管理装置用プログラム | |
JP2003346215A (ja) | 自動取引装置連携システム | |
US11721156B2 (en) | System and method of setting and charging a fixed donation amount | |
JP2004272744A (ja) | 金融機関における情報引継システム | |
JP2003346040A (ja) | メッセージ指定方法 | |
JP2005258745A (ja) | 送金システム | |
JP2009146170A (ja) | カード発行方法、カード発行システムおよびカード有効化装置 | |
JP2004102349A (ja) | キャンペーン設計支援方法 | |
CN1987941B (zh) | 宣传活动显示系统 | |
JP2009211336A (ja) | 広告表示システム、ホストサーバ及び自動取引装置 | |
JP2004152166A (ja) | 顧客データベース・自動取引装置連携システム | |
JP2003030447A (ja) | 自動取引装置における電子メール配信システム | |
JP6887241B2 (ja) | 貨幣処理システム、貨幣処理装置、および、貨幣処理システムにおける情報連携方法 | |
KR100564017B1 (ko) | 별도의 광고표시부를 구비한 금융자동화기기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |