JP4273916B2 - 広告表示システム - Google Patents

広告表示システム Download PDF

Info

Publication number
JP4273916B2
JP4273916B2 JP2003348791A JP2003348791A JP4273916B2 JP 4273916 B2 JP4273916 B2 JP 4273916B2 JP 2003348791 A JP2003348791 A JP 2003348791A JP 2003348791 A JP2003348791 A JP 2003348791A JP 4273916 B2 JP4273916 B2 JP 4273916B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
advertiser
advertisement
customer
automatic transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003348791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005115644A (ja
Inventor
小百合 五反田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2003348791A priority Critical patent/JP4273916B2/ja
Publication of JP2005115644A publication Critical patent/JP2005115644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4273916B2 publication Critical patent/JP4273916B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、金融機関等の店舗に設置された自動取引装置の顧客との取引中に広告等を表示する広告表示システムに関する。
従来の広告表示システムは、自動取引装置が顧客の取引カードから読取った口座情報等を金融機関等の顧客情報を保有する顧客情報制御部へ送信し、顧客情報制御部は顧客の性別、年齢、趣味等を広告依頼業者から受領した広告を保有する広告コンテンツ制御装置へ送信し、広告コンテンツ制御装置は顧客の性別等に関連した広告コンテンツを自動取引装置へ送信して取引における顧客待ち時間に自動取引装置に表示している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−279490号公報(主に第3頁、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、金融機関等が保有する顧客情報を他の企業に開示することができないために金融機関等が取引カードの口座情報等を基に顧客の性別等を金融機関等の顧客情報から抽出してその情報のみを広告コンテンツ制御装置へ送信し、広告コンテンツ制御装置は性別等に関連する広告コンテンツを自動取引装置に送信して一方的に表示しているため、顧客は希望する広告を見ることができないという問題がある。
また、広告主は単に性別等の限られた情報のみで広告コンテンツが選択されてしまうため、特定の顧客に適切な情報が提供できないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、顧客が希望する広告主の広告を表示することができ、広告主は顧客を特定した広告を表示することができる広告表示システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、広告表示システムが、取引カードにより顧客との取引を行う自動取引装置と、該自動取引装置と通信ネットワークを介して接続し、広告主の広告情報と、広告主別の、顧客の個人情報を含む顧客マスタ情報と、広告主別の、前記広告情報を表示する対象顧客の会員番号を含むキャンペーン情報と、広告主名に対応させた広告表示期間とその広告時間帯とを含む広告タイムテーブルとを格納した広告主データベースを保有する広告運用サーバとを備え、前記取引カードに広告主名とその顧客の会員番号とを含む広告主情報を複数格納しておき、前記自動取引装置
前記取引カードから複数の前記広告主情報を読取る手段と、読取った複数の前記広告主情報を、前記広告運用サーバへ送信する手段と、前記広告運用サーバから受信した広告情報を取引中に表示する手段とを有し、前記広告運用サーバは、前記自動取引装置から、複数の前記広告主情報を受信する手段と、前記広告主情報を受信した現在日時を認識する手段と、認識した前記現在日時を基に、前記広告主データベースの広告タイムテーブルから前記広告表示期間と広告時間帯とに該当する広告主名を読出す手段と、受信した複数の前記広告主情報の会員番号が、読出した前記広告主名に相当する広告主の前記キャンペーン情報に存在する場合に、前記広告主データベースから該当する広告情報を読出す手段と、読出した前記広告情報を、前記自動取引装置へ送信する手段とを有することを特徴とする。
これにより、本発明は、顧客は希望する広告主を選択することができ、広告主は独自に選定した顧客に適切な広告情報を提供することが可能となり、顧客および広告主の双方に有用な広告情報を自動取引装置に表示することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による広告表示システムの実施例について説明する。
図1は実施例1のシステム構成を示すブロック図、図2は実施例1の自動取引装置を示すブロック図、図3は実施例1の取引カードを示す説明図である。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関や郵政公社、コンビニエンスストア等(金融機関等という。)の支店や郵便局等の店舗に設置され、顧客との間で現金の取引を自動で行う。
2は金融機関等のセンタに設置された勘定系の上位装置としてのホストコンピュータであり、電話回線や専用回線等の通信回線3を介して店舗の自動取引装置1と接続しており、顧客の口座の口座番号やその暗証番号、口座残高等を格納した元帳ファイルを保有して顧客の口座を管理する。
4は広告運用サーバであり、金融機関等とは別の企業、例えば広告代理店や関連企業(代理店という。)の広告センタに設置され、通信回線3とは別の回線である公衆網や電話回線等の通信ネットワーク5を介して自動取引装置1と接続しており、自動取引装置1への広告表示の依頼主である商店や企業等の広告主6から供給される各種の情報を格納する広告主データベース7を備えている。
図2において、11は自動取引装置1の主制御部であり、通信回線3、通信ネットワーク5を介してホストコンピュータ2および広告運用サーバ4と接続しており、自動取引装置1内の各部を制御して取引処理や広告表示等を行うと共にデータ通信も制御する。
12は記憶部であり、主制御部11が実行するプログラムや主制御部11による処理結果等が格納される。
13は顧客操作部であり、CRTまたはLCD等の表示画面とタッチパネル等の位置信号検出手段との組合せで構成されており、表示画面に取引選択画面や顧客の処置を促す画面、広告情報等を表示する一方、位置信号検出手段により顧客からの入力を受付ける。
14はカード取扱部であり、後述するICカードからなる取引カード20に記録されている各種の情報を接触または非接触の手段によって読み書きすると共に取引明細票等を印刷する機能を有している。
15は通帳取扱部であり、挿入された顧客の通帳の磁気ストライプに記録されている通帳情報を読み書きすると共に取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能を有している。
16は紙幣入出金部であり、顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別、計数して収納し、顧客に支払う紙幣を排出して顧客に引渡す機能を有している。
17は硬貨入出金部であり、顧客が投入した硬貨を受入れ、これを鑑別、計数して収納し、顧客に支払う硬貨を排出して顧客に引渡す機能を有している。
図3において、20は顧客のキャッシュカード等の取引カードであり、接触式または非接触式のICカードである。
21は取引カード20の記録部であり、ICカードのICチップに装備された記憶領域であって、図3に示す金融機関等が取引のために用いる顧客の口座の支店名や科目、口座番号等の口座情報等を格納する金融機関使用領域22と、広告主6にその情報を格納するために貸与する貸与領域23が確保されている。
貸与領域23には広告主6が広告表示に用いるための広告主情報格納領域24が確保されており、広告主情報格納領域24には図3に示すように広告主名とその顧客の会員番号等の広告主情報が格納され、自動取引装置1に広告を表示したときの顧客が行ったボタン操作等の内容(顧客操作情報という。)や付与したポイント等を格納するための利用情報格納エリア25が確保されている。
上述した構成の作用について説明する。
自動取引装置1を設置している金融機関等は自動取引装置1への広告の表示に関して代理店にその業務を委託している。また広告主6は代理店と契約して広告の表示とこれに伴う取引カード20の貸与領域23の貸与許諾を取得する。
金融機関等は、顧客との口座開設契約等の際に取引中に広告表示を行う広告主6の希望を受付け、顧客が住所、顧客氏名、生年月日、職業、家族構成、電話番号等の顧客の個人情報を記入した申込書を代理店経由でまたは直接広告主6へ送付する。
広告主6は、送付された顧客の申込書により顧客の個人情報を収集し、その顧客に会員番号を付与してこれを金融機関等へ通知すると共に、図4に示す会員番号で体系化した顧客の個人情報を顧客マスタ情報として作成する。
また、広告主6は動向分析等により商品等のキャンペーンを企画し、そのキャンペーンのために自動取引装置1へ表示する広告情報を作成すると共に、顧客マスタ情報の個人情報を参照してそのキャンペーンの対象顧客を選定し、図5に示す顧客別のキャンペーン情報を作成する。
キャンペーン情報は、キャンペーンID(Identification)に対応させてそのキャンペーンの広告表示期間およびそのキャンペーンの広告情報を表示する対象顧客の複数の会員番号等により構成される。
そして、上記の顧客マスタ情報、複数のキャンペーン情報およびキャンペーンIDに対応させた広告情報は、オンラインまたはCD(Compact Disc)等の記録媒体により広告主6から代理店に供給され、代理店はこれらの情報を広告運用サーバ4の広告主データベース7に格納して保有する。
一方、金融機関等は取引カード20の記録部21の金融機関使用領域22に顧客の口座情報等の所定の情報を記録すると共に、貸与領域23の広告主情報格納領域24に広告主名、広告主6から通知された顧客の会員番号等からなる広告主情報を格納し、利用情報格納エリア25を確保して取引カード20を作成し、これを顧客に発行する。これにより顧客は広告主情報を記録した取引カード20を所有することになる。
以下に、図6に示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
本実施例の自動取引装置1の記憶部12には、予め顧客との間で各種の取引を行うための通常の取引処理プログラムにホストコンピュータ2との交信時や出金取引や入金取引の紙幣等の計数時、通帳記帳時等の取引中の顧客待ち時間に広告情報の表示を行いその時の顧客操作情報等を広告運用サーバ4へ送信するためのルーチンを追加した「業務実行プログラム」が格納されている。本実施例では広告情報の表示はホストコンピュータ2との交信時に設定されている。
金融機関等の係員は、始業時等に自動取引装置1へ電源を投入して自動取引装置1の各部へ電力を供給する。これにより自動取引装置1の記憶部12に格納されている「業務実行プログラム」が自動的に起動される。
S1、「業務実行プログラム」が起動すると、自動取引装置1の主制御部11はその顧客操作部13の画面に出金取引のための「お引き出し」ボタンや入金取引のための「お預け入れ」ボタン等を表示した通常の取引選択画面を表示して待機する。本実施例では、顧客は出金取引を選択し、タッチパネルによって「お引き出し」ボタンを押下する。
S2、これをタッチパネルからの位置信号等により認識した主制御部11は、顧客操作部13の画面に取引カード20の挿入を促す画面を表示し、顧客はこれに従って取引カード20をカード取扱部14に挿入する。
これを検知した主制御部11はカード取扱部14によって取引カード20の記録部21の金融機関使用領域22に記録されている口座情報等や貸与領域23の広告主情報格納領域24に記録されている広告主情報を読取る。
S3、口座情報等や広告主情報を読取った主制御部11は、読取った広告主情報を通信ネットワーク5を介して広告運用サーバ4へ送信する。
広告主情報を受信した広告運用サーバ4は、広告主情報の広告主名により広告主6を認識し、受信した広告主情報の会員番号を基に広告主データベース7の該当する広告主6のキャンペーン情報の対象顧客会員番号を検索して該当するキャンペーンIDを抽出する。
また、広告運用サーバ4はそのタイマー機能により現在日時を認識し、現在日時がそのキャンペーン情報の広告表示期間内である場合は広告主データベース7からキャンペーンIDを基に該当する広告情報を、会員番号を基に顧客マスタ情報を参照して該当する顧客氏名を読み出し、その顧客氏名および広告情報から広告データを生成し、これにキャンペーンIDを添付した広告表示通知を作成する。これにより顧客を特定した広告情報が広告表示通知に添付される。
広告主6のキャンペーン情報に該当する会員番号がない場合または現在日時が広告表示期間の外である場合は、「表示情報なし」の旨を記載した広告表示通知を作成する。
そして、広告運用サーバ4は作成した広告表示通知を通信ネットワーク5を介して自動取引装置1へ送信する。
広告表示通知を受信した自動取引装置1の主制御部11は、その広告表示通知を記憶部12に一時保存する。この広告表示通知の受信および一時保存は以下に示すステップS4〜S6の間に行われる。
S4、ステップS3と並行して主制御部11は、顧客操作部13の画面に暗証番号入力画面を表示して顧客に暗証番号の入力を促し、顧客は表示されているテンキー等によって暗証番号を入力する。
S5、暗証番号の入力を認識した主制御部11は、顧客操作部13の画面に金額入力画面を表示して支払金額の入力を促し、顧客は表示されているテンキー等によって支払金額を入力して「確認」ボタンを押下する。
S6、「確認」ボタンの押下を検知した主制御部11は、ホストコンピュータ2と交信して顧客認証処理を行うために取引カード20の口座情報等に入力された暗証番号や支払金額等を添付した取引電文を作成し、通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信する。
S7、ホストコンピュータ2へ取引電文を送信した主制御部11は、記憶部12に一時保存した広告表示通知を読み出し、広告表示通知に広告データが添付されている場合はステップS9へ、広告表示通知が「表示情報なし」の場合は広告表示は不要としてステップS8へ移行する。
S8、広告表示を不要と認識した主制御部11は、顧客操作部13の画面に顧客にしばらくの間の待機を依頼する旨の文言を表示した通常の待機依頼画面を表示して後述するステップS12のホストコンピュータ2からの取引可否電文の着信を待って待機し、顧客は表示に従ってしばらくの間待機する。
S9、広告情報を表示することを認識した主制御部11は、顧客操作部13の画面に広告データを表示する。
これにより、画面には顧客の氏名並びに顧客を特定した広告情報の内容である広告主6のキャンペーンの告知文および表示されている広告情報の資料を請求するための「資料請求」ボタン、その広告主6からの電話連絡を要求するための「電話要求」ボタン、電子メールを要求するための「Eメール要求」ボタン、更に詳細な広告情報を見るための「詳細を見る」ボタン等の選択ボタンを表示した図7に示す広告画面が表示され、顧客は希望する選択ボタンを押下する。
S10、顧客の押下した選択ボタンをタッチパネルからの位置信号等により認識した主制御部11は、押下された選択ボタンが「詳細を見る」ボタンの場合は次画面として広告データに含まれている詳細画面を表示し、顧客の確認操作の後に、その他の場合は選択ボタンの押下後にステップS11へ移行する。
選択ボタンが押下されない場合はステップS9へ戻って広告画面の表示を継続する。この場合に所定の時間を経過しても選択ボタンが押下されない場合は「選択なし」としてステップS11へ移行する。
S11、広告画面の表示を終了した主制御部11は、顧客が操作した内容、つまり押下した選択ボタンの種別(選択ボタンが押下されなかった場合はその種別を「選択なし」とする。)からなる顧客操作情報にキャンペーンIDおよび会員番号を添付して通信ネットワーク5を介して広告運用サーバ4へ送信すると共に、取引カード20の広告主情報格納領域24の利用情報格納エリア25にこの広告表示により広告主6が設定したポイントや顧客操作情報を格納してステップS12へ移行する。
一方、ステップS6において送信された取引電文を受信したホストコンピュータ2は、顧客認証のために取引電文の口座情報を基に元帳ファイルを検索して該当する顧客の暗証番号と取引電文の暗証番号とを照合し、暗証番号が一致した場合は顧客を認証し、口座残高に不足がない場合は該当する顧客の口座残高を更新すると共に取引許可の旨を電文にした取引可否電文を、暗証番号が一致しない場合や口座残高が不足している場合は、それぞれの旨を添付した取引不許可の旨を電文にした取引可否電文を作成し、これを通信回線3を介して自動取引装置1へ送信する。
S12、顧客操作情報の送信を終えた主制御部11は、ホストコンピュータ2からの取引可否電文の着信を待つ取引可否電文受信待状態で待機しており、広告表示が不要であった場合は取引可否電文を受信した時に、広告表示を行った場合はその表示が終了し、かつ取引可否電文を受信した時にステップS13へ移行する。前記以外の場合は取引可否電文受信待状態での待機を継続する。
S13、取引可否電文を受信した主制御部11は、受信した取引可否電文を基に出金計数処理を実行する。なお出金計数処理の作動は通常の出金計数処理の作動と同様であるのでその説明を省略する。
その後、主制御部11は、顧客の取引カード20等の受取りを確認して出金取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って顧客操作部13の画面に取引選択画面を表示して待機する。
一方、上記ステップS11において自動取引装置1から送信された顧客操作情報を受信した広告運用サーバ4は、添付されている会員番号を基にキャンペーンIDと顧客操作情報を図8に示すキャンペーン履歴情報として広告主データベース7に格納して蓄積する。
そして、広告運用サーバ4は定期的にまたは必要に応じてキャンペーン履歴情報の一覧表等を作成し、オンラインまたは記録媒体により広告主6へフィードバックする。
キャンペーン履歴情報を受取った広告主6は、キャンペーン履歴情報の顧客操作情報の選択ボタンの種別により資料の送付等を行うと共に、広告情報の表示時期や内容の有効性等を解析して効果的な広告戦略の構築等に活用する。
以上説明したように、本実施例では、取引カードに広告主情報を格納しておき、自動取引装置がこの広告主情報を基に顧客を特定した広告情報を取得して取引中に表示するようにしたことによって、顧客は希望する広告主を選択することができ、広告主は独自に選定した顧客に適切な広告情報を提供することが可能となり、顧客および広告主の双方に有用な広告情報を自動取引装置に表示することができる。
また、顧客操作情報を取引カードや広告主データベースに格納するようにしたことによって、広告主はそのキャンペーンの有用性を評価することができ、より有効なキャンペーンの企画に顧客操作情報を活用することができる。
なお、上記ステップS9で表示する広告画面は、図9に示す広告画面を用いるようにしてもよい。
この広告画面には、図7の広告画面と同様に顧客の氏名と広告主のキャンペーンの告知文が表示される他、「取引カードに割引券をダウンロード」ボタンが表示され、顧客がこのボタンを押下した場合にはステップS11においてその種別が取引カードの利用情報格納エリアに記録される。
そして、顧客が広告主の営業店等でその取引カードを提示すると、割引サービスを受けることができる。これにより広告主は集客力を高めることができる。
図10は実施例2の出金取引処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例のシステム構成、自動取引装置1および取引カード20の構成は、図1、図2および図3に示す実施例1の構成と同様である。また上記実施例1と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
上記の構成の作用について説明する。
なお、金融機関等と代理店および広告主6との委託および契約、並びに金融機関等から顧客への取引カード20の発行は上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
また、顧客は広告主6への申込においてパスワードを設定しており、そのパスワードは図11に示す顧客マスタ情報に登録されて広告主データベース7に格納されている。
更に、広告運用サーバ4の広告主データベース7には実施例1と同様のキャンペーン情報が格納されている。
以下に、図10に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
本実施例の自動取引装置1の記憶部12には、上記実施例1と同様の「業務実行プログラム」にパスワードの入力処理のルーチンが追加されている。
ステップSA1、SA2の作動は、上記実施例1のステップS1、S2の作動と同様であるのでその説明を省略する。
SA3、口座情報等や広告主情報を読取った主制御部11は、実施例1のステップS3と同様にして読取った広告主情報を広告運用サーバ4へ送信する。
広告主情報を受信した広告運用サーバ4は、実施例1のステップS3と同様にして会員番号を基に広告主データベース7のキャンペーン情報の対象顧客会員番号を検索して該当するキャンペーンIDを抽出し、タイマー機能により現在日時を認識する。
そして、現在日時がそのキャンペーン情報の広告表示期間内である場合は、会員番号を基に顧客マスタ情報を参照して該当する顧客氏名を読み出し、その顧客氏名を記載したパスワード入力画面データを生成し、これを添付したパスワード入力要求通知を作成すると共に、キャンペーンIDと顧客氏名を会員番号に対応させて図示しない記憶部に一時保存する。
広告主6のキャンペーン情報に該当する会員番号がない場合または現在日時が広告表示期間の外である場合は、「入力要求なし」の旨を記載したパスワード入力要求通知を作成する。
そして、広告運用サーバ4は作成したパスワード入力要求通知を通信ネットワーク5を介して自動取引装置1へ送信する。
パスワード入力要求通知を受信した自動取引装置1の主制御部11は、そのパスワード入力要求通知を記憶部12に一時保存する。このパスワード入力要求通知の受信および一時保存は以下に示すステップSA6までの間に行われる。
SA4、ステップSA3と並行して主制御部11は、実施例1のステップS4と同様にして暗証番号入力画面を表示し、顧客は暗証番号を入力する。
その後のステップSA5、SA6の作動は、実施例1のステップS5、S6の作動と同様であるのでその説明を省略する。
SA7、ホストコンピュータ2へ取引電文を送信した主制御部11は、記憶部12に一時保存したパスワード入力要求通知を読み出し、パスワード入力要求通知にパスワード入力画面データが添付されている場合はステップSA8へ、パスワード入力要求通知が「入力要求なし」の場合はパスワードの入力は不要としてステップSA11へ移行する。
SA8、パスワードの入力が必要であることを認識した主制御部11は、顧客操作部13の画面にパスワード入力画面データを表示する。
これにより、画面には顧客の氏名並びに顧客にパスワードの入力を促す旨の文言およびパスワードを入力するためのテンキーとその入力を最初からやり直すための「訂正」キー、最後の一文字を訂正するための「一文字訂正」キーを表示した図12に示すパスワード入力画面が表示され、顧客はテンキー等により登録したパスワードを入力する。この場合にテンキーに加えてアルファベットキー等を表示するようにしてもよい。
SA9、パスワードの入力を認識した主制御部11は、これに顧客の会員番号を添付して通信ネットワーク5を介して広告運用サーバ4へ送信する。
パスワード等を受信した広告運用サーバ4は、添付されている会員番号を基に広告主データベース7の顧客マスタ情報から該当する顧客のパスワードを読出し、読出したパスワードと受信したパスワードを照合し、パスワードが一致した場合には会員番号を基にステップSA3で一時保存したキャンペーンIDと顧客氏名を読出し、キャンペーンIDを基に広告主データベース7から該当する広告情報を読み出して顧客氏名および広告情報から広告データを生成し、これにキャンペーンIDを添付した広告表示通知を作成する。
パスワードが一致しない場合には、「表示情報なし」の旨を記載した広告表示通知を作成する。
そして、広告運用サーバ4は作成した広告表示通知を通信ネットワーク5を介して自動取引装置1へ送信する。広告表示通知を受信した自動取引装置1の主制御部11は、その広告表示通知を記憶部12に一時保存する。
SA10、広告表示通知を一時保存した主制御部11は、一時保存した広告表示通知に広告データが添付されている場合はステップSA12へ、広告表示通知が「表示情報なし」の場合は広告表示は不要としてステップSA11へ移行する。
SA11、パスワードの入力が不要であること、または広告表示を不要と認識した主制御部11は、実施例1のステップS8と同様にして通常の待機依頼画面を表示して後述するステップSA15の取引可否電文の着信を待って待機し、顧客は表示に従ってしばらくの間待機する。
その後のステップSA12〜SA16の作動は、上記実施例1のステップS9〜S13の作動と同様であるのでその説明を省略する。
なお、上記ステップSA9で説明したパスワードの照合は、取引カード20の広告主情報格納領域24の広告主情報に顧客が登録したパスワードを追加して記録しておき、ステップSA3でそのパスワードを予め広告運用サーバ4へ送信し、SA8で入力されたパスワードとの照合を広告運用サーバ4が行うようにしてもよく、取引カード20のICチップの情報処理部にパスワード照合プログラムを装備して入力されたパスワードとの照合を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、実施例1の効果に加えて、予め登録した顧客のパスワードと入力されてパスワードとが一致したときに広告表示を行うようにしたことによって、顧客の本人確認を確実に行うことができ、悪意の第3者への顧客を特定した広告情報の漏洩を防止することができる。
図13は実施例3の取引カードを示す説明図である。
なお、本実施例のシステム構成および自動取引装置1の構成は、図1および図2に示す実施例1の構成と同様である。また上記実施例1と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の取引カード20は、図13に示すようにその貸与領域23には複数の広告主情報格納領域24が確保されており、それぞれ広告主6としてのA商店およびB企業に貸与されている。
上記の構成の作用について説明する。
なお、金融機関等の代理店への委託およびそれぞれの広告主6との契約、並びに金融機関等から顧客への取引カード20の発行および広告運用サーバ4の広告主データベース7に格納されている顧客マスタ情報とキャンペーン情報は上記実施例1と同様であるのでその説明を省略するが、上記取引カード20に複数の広告主情報格納領域24が確保されていることに伴って、広告運用サーバ4の広告主データベース7にはそれぞれの広告主6の顧客マスタ情報とキャンペーン情報が格納されている。
また、広告主データベース7には、広告主6としてのC商店の顧客マスタ情報とキャンペーン情報が格納されており、C商店は代理店との契約においてC商店へ未登録の顧客に対して会員登録申込画面を表示することを契約しており、そのための会員登録申込画面情報を供給して広告主データベース7のC商店の領域に格納している。
更に、広告主データベース7には複数の広告主6の広告表示を時間別に実施するためにそれぞれの広告主6との契約により広告主名に対応させて広告表示期間とその広告時間帯を記載した図14に示す広告タイムテーブルが予め設定されて格納されている。
以下に、図15に示すフローチャートを用い、SBで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
本実施例の自動取引装置1の記憶部12には、上記実施例1と同様の「業務実行プログラム」に複数の広告主6の報告表示処理のルーチンが追加されている。
ステップSB1、SB2の作動は、上記実施例1のステップS1、S2の作動と同様であるのでその説明を省略する。
SB3、口座情報等や広告主情報を読取った主制御部11は、実施例1のステップS3と同様にして読取った全ての広告主情報を広告運用サーバ4へ送信する。
複数の広告主情報を受信した広告運用サーバ4は、そのタイマー機能により現在日時を認識し、広告主データベース7の広告タイムテーブルを参照して現在日時が広告表示期間と広告時間帯に該当する広告主名を読み出す。
そして、受信した複数の広告主情報の広告主名に読み出した広告主名が存在する場合は、実施例1のステップS3と同様にして会員番号を基に広告主データベース7のキャンペーン情報の対象顧客会員番号を検索して該当するキャンペーンIDを抽出し、広告主データベース7のその広告主6のキャンペーンIDに該当する広告情報を読み出し、会員番号に該当する顧客氏名および広告情報から広告データを生成して広告表示通知を作成する。
前記の読み出した広告主名がC商店であり、かつC商店の広告主情報を受信していない場合は、C商店が供給した会員登録申込画面情報に未登録顧客である旨とその広告主名を添付した広告表示通知を作成する。
読み出した広告主名に該当する広告主6のキャンペーン情報に該当する会員番号がない場合、または読み出した広告主名に該当する広告主情報が存在しない場合は、「表示情報なし」の旨を記載した広告表示通知を作成する。
そして、広告運用サーバ4は作成した広告表示通知を通信ネットワーク5を介して自動取引装置1へ送信する。
広告表示通知を受信した自動取引装置1の主制御部11は、その広告表示通知を記憶部12に一時保存する。この広告表示通知の受信および一時保存は以下に示すステップSB4〜SB6の間に行われる。
その後のステップSB4〜SB6の作動は、実施例1のステップS4〜S6の作動と同様であるのでその説明を省略する。
SB7、ホストコンピュータ2へ取引電文を送信した主制御部11は、記憶部12に一時保存した広告表示通知を読み出し、広告表示通知に広告データが添付されている場合はステップSB12へ、広告表示通知が前記以外の場合はステップSB8へ移行する。
SB8、主制御部11は、読み出した広告表示通知が未登録顧客に対するものである場合はステップSB10へ、広告表示通知が「表示情報なし」の場合は広告表示は不要としてステップSB9へ移行する。
SB9、広告表示を不要と認識した主制御部11は、実施例1のステップS8と同様にして待機依頼画面を表示し、後述するステップSB15の取引可否電文の着信を待って待機し、顧客は表示に従ってしばらくの間待機する。
SB10、未登録顧客への会員登録申込画面の表示を認識した主制御部11は、顧客操作部13の画面に広告表示通知に添付されている会員登録申込画面情報を表示する。
これにより、画面には広告主名、会員登録を促す旨の文言および会員登録を行うための「会員登録する」ボタンを表示した図16に示す会員登録申込画面が表示され、顧客は「会員登録する」ボタンを押下する。
これを検知した主制御部11は、次画面として顧客氏名、住所、電話番号等の入力欄とそのためのテンキーやひらがなキー等の入力キーを表示した会員登録入力画面を表示し、顧客は入力キーにより顧客氏名等を入力する。
SB11、顧客氏名等の入力を認識した主制御部11は、入力された顧客氏名等と広告表示通知の広告主名(C商店)を通信ネットワーク5を介して広告運用サーバ4へ送信してステップSB15へ移行する。
顧客氏名等と広告主名を受信した広告運用サーバ4は、広告主名によりC商店の未登録顧客であることを認識してC商店の仮会員番号を採番し、この仮会員番号に対応させて受信した顧客氏名等を記載した図17に示す仮登録情報を広告主データベース7のC商店の領域に格納する。
その後のステップSB12〜SB16の作動は、上記実施例1のステップS9〜S13の作動と同様であるのでその説明を省略する。
広告主データベース7に格納された仮登録情報は、定期的にまたは必要に応じてオンラインまたは記録媒体によりC商店へ送られ、C商店は登録された住所に申込書等を送付して正式に契約を行う。
なお、上記ステップSB11において広告運用サーバ4が仮会員番号を採番したときにその仮会員番号を自動取引装置1へ送信し、取引カード20の貸与領域23にC商店の仮の広告主情報領域24を設けて記録するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、実施例1の効果に加えて、予め複数の広告主の広告時間帯を広告タイムテーブルに設定しておくようにしたことによって、複数の広告主の広告表示を制御することが可能となる。
また、未登録の顧客に対して会員登録申込画面を表示するようにしたことによって、新たな登録会員を容易に獲得することができる。
なお、上記ステップSB3において、広告タイムテーブルを自動取引装置の記憶部に格納しておき、自動取引装置が広告主情報を広告運用サーバへ送信する時に自動取引装置が広告タイムテーブルを参照して表示対象となっている広告主の広告主情報のみを送信するようにしてもよい。この場合に取引カード20に表示対象となっている広告主の広告主情報がないときは会員登録申込画面の表示の要否についての問合せが同時に送信される。
図18は実施例4のシステム構成を示すブロック図である。
なお、本実施例の自動取引装置1および取引カード20の構成は、図2および図3に示す実施例1の構成と同様である。また上記実施例1と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
30は金融機関等のセンタに設置された顧客情報管理サーバであり、ホストコンピュータ2と接続しており、金融機関等がその顧客を識別するために付与した顧客識別IDに対応させて顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、職業、家族構成、資産残高等の顧客情報を格納した顧客情報ファイルを保有して金融機関等の顧客の情報を管理する。
上記の構成の作用について説明する。
なお、金融機関等と代理店および広告主6との委託および契約、並びに金融機関等から顧客への取引カード20の発行および広告運用サーバ4の広告主データベース7に格納されている顧客マスタ情報とキャンペーン情報は上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例の金融機関等は、顧客との口座開設契約等の際に取引中に広告表示を行う広告主6の希望を受付け、金融機関等が保有する顧客情報の利用についての可否を問合せを行う。
顧客が顧客情報の利用に同意しない場合は、上記実施例1と同様にして顧客の個人情報を記入した申込書を広告主6へ送付する。
顧客が顧客情報の利用に同意した場合は、申込書の記入は省略して広告主6にその旨を伝え、広告主6が付与した会員番号の通知を受けたときに、その会員番号と金融機関等がその顧客に付与した顧客識別IDとの対照表である図19に示す契約顧客変換テーブルを作成する。
この契約顧客変換テーブルは顧客情報管理サーバ30に格納され、顧客情報管理サーバ30は定期的にまたは必要に応じて顧客情報ファイルから顧客の顧客氏名、住所、電話番号、生年月日、職業、家族構成等の顧客の個人情報を抽出してこれを広告主6の会員番号に対応させて記録媒体に出力する。この記録媒体は広告主6へ送付され、広告主6はこれにより顧客マスタ情報を作成する。
この場合に、顧客が資産残高等の資産情報の利用にも同意した場合は、これを追加して記録媒体に出力するようにしてもよい。
また、金融機関等の顧客情報管理サーバ30を通信ネットワーク5と接続してオンラインにより広告主6に顧客の個人情報を提供するようにしてもよい。
なお、本実施例の出金取引処理の作動は、上記実施例1の作動と同様であるのでその説明を省略する。
以上説明したように、本実施例では、実施例1の効果に加えて、顧客の同意により顧客情報から個人情報を抽出して広告主に提供するようにしたことによって、広告主は常に最新の個人情報を利用することができ、キャンペーン企画を更に有効なものとすることができる。
なお、上記各実施例においては、出金取引処理の場合の広告情報の表示を例に説明したが、入金取引や振込取引、通帳記帳取引等の他の取引の顧客待ち時間に広告情報を表示する場合も同様である。
また、取引中の暗証番号入力画面や金額入力画面等の取引のための表示画面の一部に広告情報を表示するようにし、広告表示通知を受信したときから連続的に表示するようにしてもよい。
更に、広告情報は広告主のキャンペーン企画による広告であるとして説明したが、広告情報は広告に限らず広告主の求人や広告主がその顧客に周知させたい通知等であってもよい。
更に、取引カードは大容量の記録が可能なICカードとして説明したが、例えば裏面の全てを磁気フィルムとして大容量化を図った磁気カードであってもよく、通常の磁気ストライプを有する取引カードを用いる場合には広告主名と会員番号をコード化してその磁気ストライプの予備領域等に格納するようにしてもよい。
つまり、本発明の取引カードの概念は、金融機関等が取引に用いる情報以外に広告主の情報を記録できるものであればどのようなものでもよく、例えば取引カードとして機能させることが可能な携帯電話や電子システム手帳等の携帯端末であっても、通帳の磁気ストライプや通帳に設けたICチップを利用するものであってもよい。
更に、広告情報は広告運用サーバから自動取引装置へ送信するとして説明したが、広告情報をキャンペーンIDに対応させて自動取引装置に格納しておき、広告運用サーバからは広告表示通知として表示すべき広告情報のキャンペーンIDのみを送信して自動取引装置に表示するようにしてもよい。これにより通信ネットワークの混雑の緩和を図ることができる。
実施例1のシステム構成を示すブロック図 実施例1の自動取引装置を示すブロック図 実施例1の取引カードを示す説明図 実施例1の顧客マスタ情報の構成例を示す説明図 実施例1のキャンペーン情報の構成例を示す説明図 実施例1の出金取引処理を示すフローチャート 実施例1の広告画面表示例1 実施例1のキャンペーン履歴情報の構成例を示す説明図 実施例1の広告画面表示例2 実施例2の出金取引処理を示すフローチャート 実施例2の顧客マスタ情報の構成例を示す説明図 実施例2のパスワード入力画面表示例 実施例3の取引カードを示す説明図 実施例3の広告タイムテーブルを示す説明図 実施例3の出金取引処理を示すフローチャート 実施例3の会員登録申込画面表示例 実施例3の仮登録情報の構成例を示す説明図 実施例4のシステム構成を示すブロック図 実施例4の契約顧客変換テーブルを示す説明図
符号の説明
1 自動取引装置
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
4 広告運用サーバ
5 通信ネットワーク
6 広告主
7 広告主データベース
11 主制御部
12 記憶部
13 顧客操作部
14 カード取扱部
15 通帳取扱部
16 紙幣入出金部
17 硬貨入出金部
20 取引カード
21 記録部
22 金融機関使用領域
23 貸与領域
24 広告主情報格納領域
25 利用情報格納エリア
30 顧客情報管理サーバ

Claims (6)

  1. 取引カードにより顧客との取引を行う自動取引装置と、該自動取引装置と通信ネットワークを介して接続し、広告主の広告情報と、広告主別の、顧客の個人情報を含む顧客マスタ情報と、広告主別の、前記広告情報を表示する対象顧客の会員番号を含むキャンペーン情報と、広告主名に対応させた広告表示期間とその広告時間帯とを含む広告タイムテーブルとを格納した広告主データベースを保有する広告運用サーバとを備え、
    前記取引カードに広告主名とその顧客の会員番号とを含む広告主情報を複数格納しておき、
    前記自動取引装置は、
    前記取引カードから複数の前記広告主情報を読取る手段と、
    読取った複数の前記広告主情報を、前記広告運用サーバへ送信する手段と、
    前記広告運用サーバから受信した広告情報を、取引中に表示する手段とを有し、
    前記広告運用サーバは、
    前記自動取引装置から、複数の前記広告主情報を受信する手段と、
    前記広告主情報を受信した現在日時を認識する手段と、
    認識した前記現在日時を基に、前記広告主データベースの広告タイムテーブルから前記広告表示期間と広告時間帯とに該当する広告主名を読出す手段と、
    受信した複数の前記広告主情報の会員番号が、読出した前記広告主名に相当する広告主の前記キャンペーン情報に存在する場合に、前記広告主データベースから該当する広告情報を読出す手段と、
    読出した前記広告情報を、前記自動取引装置へ送信する手段とを有することを特徴とする広告表示システム。
  2. 請求項1において、
    前記広告主データベースに、前記広告主名に対応させて未登録顧客に対する会員登録申込画面情報を格納しておき、
    前記広告運用サーバは、
    読出した前記広告主名に、受信した前記広告主情報の広告主名が存在しない場合は、前記広告主データベースから前記読出した広告主名に該当する会員登録申込画面情報を抽出する手段と、
    抽出した前記会員登録申込画面情報を、前記自動取引装置へ送信する手段とを有し、
    前記自動取引装置は、
    受信した前記会員登録申込画面情報を、取引中に表示する手段を有することを特徴とする広告表示システム。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記自動取引装置は、
    前記取引カードに、広告を表示したときの顧客操作情報を記録する手段を有することを特徴とする広告表示システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
    前記広告主データベースの顧客マスタ情報に予め顧客のパスワードを登録しておき、
    前記自動取引装置は、
    入力されたパスワードと読取った前記広告情報の会員番号とを、前記広告運用サーバ送信する手段を有し、
    前記広告運用サーバは、
    受信した前記会員番号を基に、広告主データベースの顧客マスタ情報から読出したパスワードと、受信したパスワードとが一致した場合に、前記広告情報を前記自動取引装置へ送信する手段を有することを特徴とする広告表示システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
    前記自動取引装置は、
    前記広告情報を、取引中の顧客の待ち時間に表示する手段を有することを特徴とする広告表示システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項において、
    顧客の顧客情報を保有する顧客情報管理サーバを設け、
    前記顧客情報管理サーバは、
    顧客が同意した場合に、前記顧客マスタ情報の個人情報を顧客情報から抽出して広告主に提供する記録媒体に出力する手段を有することを特徴とする広告表示システム。
JP2003348791A 2003-10-07 2003-10-07 広告表示システム Expired - Fee Related JP4273916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003348791A JP4273916B2 (ja) 2003-10-07 2003-10-07 広告表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003348791A JP4273916B2 (ja) 2003-10-07 2003-10-07 広告表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005115644A JP2005115644A (ja) 2005-04-28
JP4273916B2 true JP4273916B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=34540873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003348791A Expired - Fee Related JP4273916B2 (ja) 2003-10-07 2003-10-07 広告表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4273916B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070055566A1 (en) * 2005-09-02 2007-03-08 Aws Convergence Technologies, Inc. System, method, apparatus and computer media for user control of advertising
US9412123B2 (en) 2003-07-01 2016-08-09 The 41St Parameter, Inc. Keystroke analysis
US10999298B2 (en) 2004-03-02 2021-05-04 The 41St Parameter, Inc. Method and system for identifying users and detecting fraud by use of the internet
US8938671B2 (en) 2005-12-16 2015-01-20 The 41St Parameter, Inc. Methods and apparatus for securely displaying digital images
US11301585B2 (en) 2005-12-16 2022-04-12 The 41St Parameter, Inc. Methods and apparatus for securely displaying digital images
US8151327B2 (en) 2006-03-31 2012-04-03 The 41St Parameter, Inc. Systems and methods for detection of session tampering and fraud prevention
JP2008046994A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Promise Co Ltd 自動契約システム
JP2008250861A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Fujitsu Ltd コード変換システム、コード変換方法、コード対応関係情報生成方法、およびコンピュータプログラム
JP2009187444A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Nec Corp 個別メッセージ管理システム、個別メッセージ管理方法および個別メッセージ表示プログラム
US9112850B1 (en) 2009-03-25 2015-08-18 The 41St Parameter, Inc. Systems and methods of sharing information through a tag-based consortium
JP5054088B2 (ja) * 2009-12-09 2012-10-24 株式会社大和証券グループ本社 電子郵便物送付システム、電子郵便物送付処理方法、送付業務支援システム、およびプログラム
US10754913B2 (en) 2011-11-15 2020-08-25 Tapad, Inc. System and method for analyzing user device information
US9633201B1 (en) 2012-03-01 2017-04-25 The 41St Parameter, Inc. Methods and systems for fraud containment
US9521551B2 (en) 2012-03-22 2016-12-13 The 41St Parameter, Inc. Methods and systems for persistent cross-application mobile device identification
WO2014022813A1 (en) 2012-08-02 2014-02-06 The 41St Parameter, Inc. Systems and methods for accessing records via derivative locators
WO2014078569A1 (en) 2012-11-14 2014-05-22 The 41St Parameter, Inc. Systems and methods of global identification
US10902327B1 (en) 2013-08-30 2021-01-26 The 41St Parameter, Inc. System and method for device identification and uniqueness
US10091312B1 (en) 2014-10-14 2018-10-02 The 41St Parameter, Inc. Data structures for intelligently resolving deterministic and probabilistic device identifiers to device profiles and/or groups

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005115644A (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4273916B2 (ja) 広告表示システム
KR101460265B1 (ko) 금융 자동화 기기 및 상기 금융 자동화 기기와 연동하는 시스템
US20050078177A1 (en) Advertisement display system and automatic transaction apparatus for use therein
US20110004528A1 (en) Refund system and method
CN101339636A (zh) 账单支付卡方法及系统
US20040167818A1 (en) Method of providing advertisements by an automatic transaction apparatus
WO2001031548A1 (fr) Procede de transaction et systeme de transaction
KR20010089546A (ko) 노무 이용 id번호 결제시스템
JP4403883B2 (ja) 自動取引システム
JP5098401B2 (ja) 広告画面表示システム
JP2002041792A (ja) 顧客受付システム
JP2009123086A (ja) 自動取引システム
JP2006190092A (ja) 広告表示システム
JP2004152202A (ja) 自動取引装置およびそのプログラム
JP2003346215A (ja) 自動取引装置連携システム
JPH10255121A (ja) 電子マネーシステム
JP2003228683A (ja) クレジット決済における第三者機関、第三者機関の制御方法、プログラムおよび記録媒体
JPH05159133A (ja) 自動取引装置
JP6995801B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
JP5157526B2 (ja) キャンペーンシステム
JP2008077586A (ja) インターネットバンキング新規契約システムおよびインターネットバンキング新規契約方法
JP2007080120A (ja) 広告画面表示システム
JP2003346040A (ja) メッセージ指定方法
JP2005084911A (ja) 自動取引システムおよびそのプログラム
JP2004102349A (ja) キャンペーン設計支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081010

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees