JP2002041784A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体

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JP2002041784A
JP2002041784A JP2000225681A JP2000225681A JP2002041784A JP 2002041784 A JP2002041784 A JP 2002041784A JP 2000225681 A JP2000225681 A JP 2000225681A JP 2000225681 A JP2000225681 A JP 2000225681A JP 2002041784 A JP2002041784 A JP 2002041784A
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information processing
input
processing apparatus
electronic value
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JP2000225681A
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English (en)
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Kenji Nakada
謙二 中田
Hiroshi Sekine
大史 関根
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ専用エリアを用意し、電子バリュー等
の保存を可能とする。 【解決手段】 管理センタ1は、専用回線2を介して、
本サービスの加盟店が有する端末装置3、MMK4、お
よび、交換局5、公衆回線網6、基地局7を介して、デ
ィジタル携帯電話機8と接続され、更に、CAFIS9とも
接続されている。管理センタ1には、登録されたユーザ
の専用エリアが用意され、ユーザは、CAFIS9の処理に
より認証可能なクレジットカードを、専用エリアに登録
したり、MMK4もしくはディジタル携帯電話機8を用
いて、専用エリアの電子バリューを充填したり、専用エ
リアの電子バリューを用いて、加盟店から購入した商品
などに対する支払いを行ったり、専用エリアに保存され
ている電子バリューや電子チケットを他のユーザに移動
する処理を、管理センタ1に行わせることが可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、サービ
ス提供者が有するサーバに、サービスに登録しているユ
ーザ、もしくは、その個人に許可された特定のユーザの
みがアクセス可能なユーザ専用エリアを設け、個人の専
用エリアに、電子バリューや電子バリュー以外の任意の
データを保存しておき、携帯電話機などを用いて、電子
バリューを補充したり、他のユーザの専用エリアに移動
したり、商品、もしくはサービスの提供者に対する支払
い処理を実行することを可能とする情報処理装置および
情報処理方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、消費者が商品やサービスを購入
する場合、貨幣と同様の価値をもった、電子バリュー
(あるいは、電子マネーと呼ばれる場合もある)を用い
て、決済処理を行うことができる技術がある。この場
合、電子バリューを発行するサービス提供者が、例え
ば、ネットワークを介して、端末装置に電子バリューに
関する情報を送信し、消費者は、例えば、ICカードな
どの記録媒体に、端末装置を用いて電子バリューを書き
込むことによって、電子バリューの供給を受ける。
【0003】また、電子バリューを用いて、例えば、オ
ンラインショッピングに対する決算を行うことも可能で
ある。この場合、ユーザは、例えばパーソナルコンピュ
ータを介して、インターネット上に公開されている例え
ばショッピングサイトなどのウェブコンテンツにアクセ
スし、暗証番号やユーザIDなどを入力することによっ
て、電子バリュー提供システムの登録者であることを通
知し、インターネットを介して、個人情報や、電子バリ
ューに対応する情報を送信する。ショッピングサイトを
管理するサーバでは、ユーザから入力された個人情報や
電子バリューに対応する情報を基に、ユーザに対する課
金処理が行われるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子バ
リューという、貨幣と同等の価値をもつ情報の授受を、
例えばインターネットなどのオープンなネットワークを
介して行うのは、セキュリティ上、好ましいことではな
い。更に、貨幣を他の人に支払うように、電子バリュー
を、あるユーザから他のユーザに移動する場合も、例え
ばインターネットなどのネットワークを介して行うの
は、セキュリティ上、好ましいことではない。
【0005】また、オンラインショッピングや、ネット
オークションのように、商品提供者と商品購入者が、お
互い直接会うのではなく、インターネットなどのネット
ワークを介して情報を授受している場合に、商品を発送
したにもかかわらず、代金が支払われなかったり、代金
を支払ったのにもかかわらず、商品が届かないといった
トラブルが発生していた。このような問題を未然に防ぐ
ために、商品を購入するユーザには、例えば、ユーザの
個人情報や、料金支払方法の提示(例えば、クレジット
カード番号の提示)などが求められる場合が多い。しか
しながら、ユーザ側は、個人情報を公開することに抵抗
がある。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、サービス提供者が有するサーバに、サービ
スに登録しているユーザ、もしくは、その個人に許可さ
れた特定のユーザのみがアクセス可能なユーザ専用エリ
アを設け、個人の専用エリアに、電子バリューや電子バ
リュー以外の任意のデータを保存しておき、例えば、携
帯電話機などを用いて、電子バリューを補充したり、他
のユーザの専用エリアに移動したり、商品、もしくはサ
ービスの提供者に対する支払い処理を実行することを可
能とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、他の情報処理装置との情報の授受を制御する入
出力制御手段と、他の情報処理装置との認証処理を行う
認証手段と、他の情報処理装置毎に用意された個別の記
録エリアへの情報の記録を制御する記録制御手段とを備
え、記録制御手段は、入出力制御手段により入力が制御
された、第1の他の情報処理装置からの制御信号に従っ
て、第1の他の情報処理装置に対応する第1の個別の記
録エリアから、第2の他の情報処理装置に対応する第2
の個別の記録エリアへ、情報を移動することを特徴とす
る。
【0008】他の情報処理装置に固有の機器番号、暗証
番号、および他の情報処理装置に対応する個別の記録エ
リアを関連付けて登録する登録手段を更に備えさせるこ
とができ、認証手段には、登録手段により登録された固
有の機器番号を有する他の情報処理装置から、登録手段
により登録された暗証番号が入力された場合、他の情報
処理装置に、個別の記録エリアに記録されている情報へ
のアクセス権を認証させるようにすることができる。
【0009】登録手段には、個別の記録エリアに対し
て、複数の他の情報処理装置に固有の機器番号を更に登
録させることができ、認証手段には、登録手段により登
録された固有の機器番号を有する複数の他の情報処理装
置から、登録手段により登録された暗証番号が入力され
た場合、複数の他の情報処理装置に、個別の記録エリア
に記録されている情報へのアクセス権を認証させること
ができる。
【0010】第1の個別の記録エリアから、第2の個別
の記録エリアへの情報の移動を許可するか否かを判断す
る判断手段を更に備えさせることができ、記録制御手段
には、第1の個別の記録エリアと関連付けて、所定の他
の個別の記録エリアの記録を制御させることができ、判
断手段には、第1の個別の記録エリアと第2の個別の記
録エリアが予め関連付けられている場合、第1の個別の
記録エリアから第2の個別の記録エリアへの情報の移動
を許可させ、第1の個別の記録エリアと第2の個別の記
録エリアが予め関連付けられていない場合、第1の個別
の記録エリアから第2の個別の記録エリアへの情報の移
動を許可させないことができる。
【0011】移動する情報は電子バリューであるものと
することができる。
【0012】移動する情報は電子チケットであるものと
することができる。
【0013】ネットワークは、専用回線であるものとす
ることができる。
【0014】本発明の第1の情報処理方法は、他の情報
処理装置との情報の授受を制御する入出力制御ステップ
と、他の情報処理装置との認証処理を行う認証ステップ
と、他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリア
への情報の記録を制御する記録制御ステップとを含み、
記録制御ステップの処理では、入出力制御ステップの処
理により入力が制御された、第1の他の情報処理装置か
らの制御信号に従って、第1の他の情報処理装置に対応
する第1の個別の記録エリアから、第2の他の情報処理
装置に対応する第2の個別の記録エリアへ、情報を移動
することを特徴とする。
【0015】本発明の第1の記録媒体に記録されている
プログラムは、他の情報処理装置との情報の授受を制御
する入出力制御ステップと、他の情報処理装置との認証
処理を行う認証ステップと、他の情報処理装置毎に用意
された個別の記録エリアへの情報の記録を制御する記録
制御ステップとを含み、記録制御ステップの処理では、
入出力制御ステップの処理により入力が制御された、第
1の他の情報処理装置からの制御信号に従って、第1の
他の情報処理装置に対応する第1の個別の記録エリアか
ら、第2の他の情報処理装置に対応する第2の個別の記
録エリアへ、情報を移動することを特徴とする。
【0016】本発明の第2の情報処理装置は、第1の他
の情報処理装置との情報の授受を制御する第1の入出力
制御手段と、第1の他の情報処理装置との認証処理を行
う認証手段と、第1の他の情報処理装置毎に用意された
個別の記録エリアへの電子バリューの記録を制御する記
録制御手段と、第2の他の情報処理装置との情報の授受
を制御する第2の入出力制御手段と、第1の入出力制御
手段により入力が制御された第1の情報と、第2の入出
力制御手段により入力が制御された第2の情報とが整合
しているか否かを判断する判断手段と、判断手段によ
り、第1の情報および第2の情報が整合していると判断
された場合、第1の情報および第2の情報を基に、第1
の他の情報処理装置に対応する個別の記録エリアに記録
されている電子バリューを所定の量だけ減算する減算手
段と、減算手段により減算された電子バリューの量に基
づいて、第2の他の情報処理装置に対する課金処理を実
行する課金手段とを備えることを特徴とする。
【0017】第2の情報には、第2の情報処理装置の管
理者に、第1の情報処理装置を有するユーザが、購入を
申し込んだ商品もしくはサービスに関する情報が暗号化
されて含まれており、減算手段には、第2の情報に含ま
れている商品もしくはサービスに対する料金に対応する
電子バリューを、第1の他の情報処理装置に対応する個
別の記録エリアに記録されている電子バリューから減算
させることができる。
【0018】本発明の第2の情報処理方法は、第1の他
の情報処理装置との情報の授受を制御する第1の入出力
制御ステップと、第1の他の情報処理装置との認証処理
を行う認証ステップと、第1の他の情報処理装置毎に用
意された個別の記録エリアへの電子バリューの記録を制
御する記録制御ステップと、第2の他の情報処理装置と
の情報の授受を制御する第2の入出力制御ステップと、
第1の入出力制御ステップの処理により入力が制御され
た第1の情報と、第2の入出力制御ステップの処理によ
り入力が制御された第2の情報とが整合しているか否か
を判断する判断ステップと、判断ステップの処理によ
り、第1の情報および第2の情報が整合していると判断
された場合、第1の情報および第2の情報を基に、第1
の他の情報処理装置に対応する個別の記録エリアに記録
されている電子バリューを所定の量だけ減算する減算ス
テップと、減算ステップの処理により減算された電子バ
リューの量に基づいて、第2の他の情報処理装置に対す
る課金処理を実行する課金ステップとを含むことを特徴
とする。
【0019】本発明の第2の記録媒体に記録されている
プログラムは、第1の他の情報処理装置との情報の授受
を制御する第1の入出力制御ステップと、第1の他の情
報処理装置との認証処理を行う認証ステップと、第1の
他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリアへの
電子バリューの記録を制御する記録制御ステップと、第
2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2の
入出力制御ステップと、第1の入出力制御ステップの処
理により入力が制御された第1の情報と、第2の入出力
制御ステップの処理により入力が制御された第2の情報
とが整合しているか否かを判断する判断ステップと、判
断ステップの処理により、第1の情報および第2の情報
が整合していると判断された場合、第1の情報および第
2の情報を基に、第1の他の情報処理装置に対応する個
別の記録エリアに記録されている電子バリューを所定の
量だけ減算する減算ステップと、減算ステップの処理に
より減算された電子バリューの量に基づいて、第2の他
の情報処理装置に対する課金処理を実行する課金ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0020】本発明の第3の情報処理装置は、第1の他
の情報処理装置との情報の授受を制御する第1の入出力
制御手段と、第2の他の情報処理装置との情報の授受を
制御する第2の入出力制御手段と、第1の他の情報処理
装置および第2の他の情報処理装置との認証処理を行う
認証手段と、第1の他の情報処理装置に対応する第1の
個別の記録エリア、および第2の他の情報処理装置に対
応する第2の個別の記録エリアへの電子バリューの記録
を制御する記録制御手段と、第1の入出力制御手段によ
り入力が制御された第1の情報と、第2の入出力制御手
段により入力が制御された第2の情報とが整合している
か否かを判断する判断手段と、判断手段により、第1の
情報および第2の情報が整合していると判断された場
合、第1の情報および第2の情報を基に、第1の個別の
記録エリアに記録されている電子バリューを所定の量だ
け減算する減算手段と、減算手段により減算された電子
バリューの量に基づいて、第2の個別の記録エリアへ、
電子バリューを加算する加算手段とを備えることを特徴
とする。
【0021】第1の情報を生成する第1の生成手段と、
第2の情報を生成する第2の生成手段とを更に備えさせ
ることができ、第1の入出力制御手段には、第1の生成
手段により生成された第1の情報の、第1の他の情報処
理装置への出力を制御させることができ、第2の入出力
制御手段には、第2の生成手段により生成された第2の
情報の、第2の他の情報処理装置への出力を制御させる
ことができる。
【0022】本発明の第3の情報処理方法は、第1の他
の情報処理装置との情報の授受を制御する第1の入出力
制御ステップと、第2の他の情報処理装置との情報の授
受を制御する第2の入出力制御ステップと、第1の他の
情報処理装置および第2の他の情報処理装置との認証処
理を行う認証ステップと、第1の他の情報処理装置に対
応する第1の個別の記録エリア、および第2の他の情報
処理装置に対応する第2の個別の記録エリアへの電子バ
リューの記録を制御する記録制御ステップと、第1の入
出力制御ステップの処理により入力が制御された第1の
情報と、第2の入出力制御ステップの処理により入力が
制御された第2の情報とが整合しているか否かを判断す
る判断ステップと、判断ステップの処理により、第1の
情報および第2の情報が整合していると判断された場
合、第1の情報および第2の情報を基に、第1の個別の
記録エリアに記録されている電子バリューを所定の量だ
け減算する減算ステップと、減算ステップの処理により
減算された電子バリューの量に基づいて、第2の個別の
記録エリアへ、電子バリューを加算する加算ステップと
を含むことを特徴とする。
【0023】本発明の第3の記録媒体に記録されている
プログラムは、第1の他の情報処理装置との情報の授受
を制御する第1の入出力制御ステップと、第2の他の情
報処理装置との情報の授受を制御する第2の入出力制御
ステップと、第1の他の情報処理装置および第2の他の
情報処理装置との認証処理を行う認証ステップと、第1
の他の情報処理装置に対応する第1の個別の記録エリ
ア、および第2の他の情報処理装置に対応する第2の個
別の記録エリアへの電子バリューの記録を制御する記録
制御ステップと、第1の入出力制御ステップの処理によ
り入力が制御された第1の情報と、第2の入出力制御ス
テップの処理により入力が制御された第2の情報とが整
合しているか否かを判断する判断ステップと、判断ステ
ップの処理により、第1の情報および第2の情報が整合
していると判断された場合、第1の情報および第2の情
報を基に、第1の個別の記録エリアに記録されている電
子バリューを所定の量だけ減算する減算ステップと、減
算ステップの処理により減算された電子バリューの量に
基づいて、第2の個別の記録エリアへ、電子バリューを
加算する加算ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第4の情報処理装置は、第1の他
の情報処理装置との情報の授受を制御する第1の入出力
制御手段と、第2の他の情報処理装置との情報の授受を
制御する第2の入出力制御手段と、第1の他の情報処理
装置との認証処理を行う認証手段と、第1の他の情報処
理装置毎に用意された個別の記録エリアへの電子バリュ
ーの記録を制御する記録制御手段と、第1の入出力制御
手段により、個別の記録エリアに、所定の量の電子バリ
ューの充填を指示する情報の入力が制御された場合、第
2の他の情報処理装置に対して、所定の量の電子バリュ
ーの充填が可能か否かの確認を要求する信号を生成する
生成手段と、記録制御手段により記録が制御された電子
バリューの加算を実行する加算手段とを備えることを特
徴とする。
【0025】第1の情報には、クレジットカードに関す
る情報が含まれ、第2の入出力制御手段により、第2の
情報処理装置から、所定の量の電子バリューの充填が可
能であることを示す情報が入力された場合、加算手段に
は、記録制御手段により記録が制御された電子バリュー
を、所定の量だけ加算させることができる。
【0026】第3の他の情報処理装置との情報の授受を
制御する第3の入出力制御手段を更に備えさせることが
でき、第3の入出力制御手段により、第3の情報処理装
置に入金された現金の金額に関する情報が入力された場
合、加算手段には、記録制御手段により記録が制御され
た電子バリューを、現金に対応する量だけ加算させるこ
とができる。
【0027】本発明の第4の情報処理方法は、第1の他
の情報処理装置との情報の授受を制御する第1の入出力
制御ステップと、第2の他の情報処理装置との情報の授
受を制御する第2の入出力制御ステップと、第1の他の
情報処理装置との認証処理を行う認証ステップと、第1
の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリアへ
の電子バリューの記録を制御する記録制御ステップと、
第1の入出力制御ステップの処理により、個別の記録エ
リアに、所定の量の電子バリューの充填を指示する情報
の入力が制御された場合、第2の他の情報処理装置に対
して、所定の量の電子バリューの充填が可能か否かの確
認を要求する信号を生成する生成ステップと、記録制御
ステップの処理により記録が制御された電子バリューの
加算を実行する加算ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0028】本発明の第4の記録媒体に記録されている
プログラムは、第1の他の情報処理装置との情報の授受
を制御する第1の入出力制御ステップと、第2の他の情
報処理装置との情報の授受を制御する第2の入出力制御
ステップと、第1の他の情報処理装置との認証処理を行
う認証ステップと、第1の他の情報処理装置毎に用意さ
れた個別の記録エリアへの電子バリューの記録を制御す
る記録制御ステップと、第1の入出力制御ステップの処
理により、個別の記録エリアに、所定の量の電子バリュ
ーの充填を指示する情報の入力が制御された場合、第2
の他の情報処理装置に対して、所定の量の電子バリュー
の充填が可能か否かの確認を要求する信号を生成する生
成ステップと、記録制御ステップの処理により記録が制
御された電子バリューの加算を実行する加算ステップと
を含むことを特徴とする。
【0029】本発明の第1の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体に記録されているプログラムにおい
ては、他の情報処理装置との情報の授受が制御され、他
の情報処理装置との認証処理が行われ、他の情報処理装
置毎に用意された個別の記録エリアへの情報の記録が制
御され、第1の他の情報処理装置からの制御信号に従っ
て、第1の他の情報処理装置に対応する第1の個別の記
録エリアから、第2の他の情報処理装置に対応する第2
の個別の記録エリアへ、情報が移動される。
【0030】本発明の第2の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体に記録されているプログラムにおい
ては、第1の他の情報処理装置との情報の授受が制御さ
れ、第1の他の情報処理装置との認証処理が行われ、第
1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリア
への電子バリューの記録が制御され、第2の他の情報処
理装置との情報の授受が制御され、第1の他の情報処理
装置から入力される第1の情報と、第2の他の情報処理
装置から入力される第2の情報とが整合しているか否か
が判断され、第1の情報および第2の情報が整合してい
ると判断された場合、第1の情報および第2の情報を基
に、第1の他の情報処理装置に対応する個別の記録エリ
アに記録されている電子バリューが所定の量だけ減算さ
れ、減算された電子バリューの量に基づいて、第2の他
の情報処理装置に対する課金処理が実行される。
【0031】本発明の第3の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体に記録されているプログラムにおい
ては、第1の他の情報処理装置との情報の授受が制御さ
れ、第2の他の情報処理装置との情報の授受が制御さ
れ、第1の他の情報処理装置および第2の他の情報処理
装置との認証処理が行われ、第1の他の情報処理装置に
対応する第1の個別の記録エリア、および第2の他の情
報処理装置に対応する第2の個別の記録エリアへの電子
バリューの記録が制御され、第1の他の情報処理装置か
ら入力される第1の情報と、第2の他の情報処理装置か
ら入力される第2の情報とが整合しているか否かが判断
され、第1の情報および第2の情報が整合していると判
断された場合、第1の情報および第2の情報を基に、第
1の個別の記録エリアに記録されている電子バリューが
所定の量だけ減算され、減算された電子バリューの量に
基づいて、第2の個別の記録エリアへ、電子バリューが
加算される。
【0032】本発明の第4の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体に記録されているプログラムにおい
ては、第1の他の情報処理装置との情報の授受が制御さ
れ、第2の他の情報処理装置との情報の授受が制御さ
れ、第1の他の情報処理装置との認証処理が行われ、第
1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリア
への電子バリューの記録が制御され、個別の記録エリア
に、所定の量の電子バリューの充填を指示する情報の入
力が制御された場合、第2の他の情報処理装置に対し
て、所定の量の電子バリューの充填が可能か否かの確認
を要求する信号が生成され、電子バリューの加算が実行
される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0034】図1は、本発明の個人エリア管理サービス
(以下、本サービス)を提供するためのネットワーク構
成を示す図である。
【0035】管理センタ1は、専用回線2を介して、本
サービスと契約している加盟店が有する端末装置3−1
乃至3−n、MMK(Multi Media KIOSK)4−1乃至
4−mと接続され、専用回線2、交換局5、公衆回線網
6、基地局7−1乃至7−pを介して、ディジタル携帯
電話機8−1乃至8−qと接続されている。なお、ここ
では、ユーザが用いる端末装置はディジタル携帯電話機
8−1乃至8−qであるものとして説明しているが、ユ
ーザは、例えば、他の携帯端末装置(いわゆるPDA
(Personal Digital(Data) Assistants))を用い
て、管理センタ1との情報の授受を行うことができるよ
うにしてもよい。
【0036】管理センタ1は、専用回線2、交換局5、
公衆回線網6、および基地局7−1乃至7−pを介し
て、本サービスに登録しているユーザが有するディジタ
ル携帯電話機8−1乃至8−qと、情報を授受し、端末
装置3−1乃至3−nおよびMMK4−1乃至4−m
と、専用回線2を介して情報を授受することにより、後
述する各種サービスを提供する。管理センタ1の構成に
ついては、図2を用いて後述する。
【0037】また、管理センタ1は、CAFIS(Credit An
d Finance Information System)9(商標)とも接続さ
れている。CAFIS9は、共同利用型クレジットオンライ
ンシステムであり、クレジットカードの発行会社とその
加盟店とをオンライン接続し、与信限度額の確認や無効
カードのチェックなどを行うことにより、クレジットカ
ードを用いた支払い処理に関する事故防止やそれらの処
理の迅速化を実現するシステムである。
【0038】マルチメディア端末の一種であるMMK4
−1乃至4−mは、ATM(Automatic Teller Machin
e)と、公共料金の収納代行やEC(Electronics Comme
rce(電子商取引))機能などを備える端末が融合した
多機能型端末のことである。
【0039】端末装置3−1乃至3−nは、例えば、パ
ーソナルコンピュータなどであり、本サービスと契約し
ている加盟店に設置され、専用回線2を介して管理セン
タ1と情報を授受することにより、本サービスに登録し
ているユーザに対して、商品、もしくはサービスを提供
するための処理を実行する。また、端末装置3−1乃至
3−nは、図示しないインターネットなどにも接続さ
れ、インターネット上に、商品やサービスを紹介した
り、販売するためのウェブコンテンツを公開し、ユーザ
が、ディジタル携帯電話機8−1乃至8−qもしくは図
示しないパーソナルコンピュータなどを用いて、そのウ
ェブコンテンツを閲覧可能なようにしてもよい。端末装
置3−1乃至3−nの構成は、図7を用いて後述する。
【0040】交換局5は、専用回線2と公衆回線網6を
接続するものである。本サービスにおいては、管理セン
タ1乃至MMK4−mは、図示しないインターネットな
どのオープンなネットワークではなく、専用回線2で相
互に接続され、交換局5を介して、公衆回線網6に接続
されているため、高品質のセキュリティを保つことが可
能となる。ディジタル携帯電話機8−1乃至8−qの構
成については、図4乃至図6を用いて後述する。
【0041】また、公衆回線網6は、図示しないアクセ
スサーバを介して、インターネットにも接続されてお
り、ディジタル携帯電話機8‐1乃至8‐qは、基地局
7‐1乃至7‐pおよび公衆回線網6を介して、図示し
ないインターネットなどのオープンなネットワークにも
接続可能なようになされており、例えば、端末装置3−
1乃至3−nを有する加盟店が、インターネット上に公
開しているウェブコンテンツを参照することが可能であ
る。また、ディジタル携帯電話機8‐1乃至8‐qを有
するユーザは、ディジタル携帯電話機8‐1乃至8‐q
ではなく、例えば、図示しないパーソナルコンピュータ
や、PDAなどを用いて、インターネット上に公開され
ているウェブコンテンツを参照することが可能であるこ
とはいうまでもない。
【0042】なお、これ以降、端末装置3−1乃至3−
nを特に区別する必要のない場合は、総称して端末装置
3と称し、MMK4−1乃至4−mを特に区別する必要
のない場合は、総称して、端末装置4と称し、基地局7
−1乃至7−pを特に区別する必要のない場合は、総称
して、基地局7と称し、ディジタル携帯電話機8−1乃
至8−qを、特に区別する必要のない場合は、総称し
て、ディジタル携帯電話機8と称するものとする。
【0043】図2は、管理センタ1の構成を示す図であ
る。管理センタ1は、個人エリア管理サーバ11、決済
サーバ12、および加盟店サーバ13から構成されてい
る。
【0044】個人エリア管理サーバ11は、本サービス
に契約しているユーザに関する情報(例えば、図8を用
いて後述する登録処理において入力された個人情報や、
図9を用いて後述する登録されたクレジットカードに関
する情報など)や、本サービスに登録したユーザに割り
当てられる、ユーザ毎の個人エリアを管理するものであ
る。それぞれのユーザの個人エリアには、例えば、電子
バリューを保存しておくための電子的な「財布」の機能
を有する「P−wallet」の領域、図12および図13を
用いて後述する、加盟店からの商品(もしくはサービ
ス)購入時に発行されるインボイスIDの保存領域、図
15を用いて後述する電子チケットの保存領域、図16
を用いて後述する落札IDおよび商品発送IDの保存領
域などで構成される。また、個人エリア管理サーバ11
の、図3を用いて後述するHDD(Hard Disk Drive)
には、ユーザの個人情報を保存するユーザDB、および
図16を用いて後述するオークションDBが含まれてい
る。
【0045】なお、個人エリアには、本サービスに関係
しない、例えば、テキストデータ、画像データ、音声デ
ータ等の、ユーザの任意の情報も保存することができ、
ユーザは、ディジタル携帯電話機8‐1乃至8‐qを用
いて、データを保存させ、読み出し、書き換えることが
できる。
【0046】決済サーバ12は、図10および図11を
用いて後述する、P‐Walletへの電子バリューのチャー
ジ処理や、図12および図13を用いて後述する、加盟
店からの商品(もしくはサービス)購入時の決済処理を
実行する。また、決済サーバ12は、「P−Payment」の
領域を有し、P−Paymentには、図12および図13を用
いて後述する、加盟店からの商品(もしくはサービス)
購入時に発行されるインボイスID、および購入された
商品(もしくはサービス)に関するデータの保存領域、
図16を用いて後述するオークションに関する電子バリ
ューの移転時に、対応する電子バリューを一時保管する
オークション用電子バリュー保管エリアが含まれる。ま
た、決済サーバ12は、これらの処理のログを保存し、
例えば、加盟店が、本サービスによって商品もしくはサ
ービスの販売を行った場合、その回数や利益に基づい
て、加盟店に対する課金処理を行うようにしてもよい。
【0047】加盟店サーバ13は、本サービスと契約し
ている加盟店についての情報を記録する加盟店DBを有
し、加盟店DBは、決済サーバ12が加盟店とユーザの
決済処理を実行する場合に参照される。
【0048】図3は、個人エリア管理サーバ11の構成
を示すブロック図である。なお、決済サーバ12および
加盟店サーバ13も、基本的に、ユーザ用サーバ11と
同様の構成を有するものであるので、その説明は省略す
る。
【0049】CPU(Central Processing Unit)21
は、基地局7、公衆回線網6、交換局5、専用回線2、
ネットワークインターフェース23、内部バス22を介
して、ディジタル携帯電話機8から入力された信号を受
け、それらの信号に基づいた各種処理を実行する。RO
M(Read Only Memory)24は、CPU21が使用する
プログラム(例えば、後述する、ユーザの新規登録処
理、もしくは、ユーザが利用するクレジットカードを登
録する処理を実行するプログラム)や演算用のパラメー
タのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM
(Random Access Memory)25は、CPU21の実行に
おいて使用するプログラムや、その実行において適宜変
化するパラメータを格納する。CPU21、ROM2
4、およびRAM25は、内部バス22により相互に接
続されている。
【0050】内部バス22は、HDD26、ドライブ2
7、ネットワークインターフェース23とも接続されて
いる。HDD26は、ハードディスクを駆動し、CPU
21が使用するプログラムや、それらのプログラムの処
理により生成されたデータを記録または再生させる。ま
た、HDD26は、本サービスに登録しているユーザの
個人情報、暗証番号、および、使用するディジタル携帯
電話機の固有機器番号などを記録するユーザDBや、図
16を用いて後述するオークションに関する処理におい
て、オークションの結果を記録するオークションDBを
含み、それ以外にも、登録したユーザのP‐Walletなど
を含むユーザ個人領域、ユーザが有するディジタル携帯
電話機8やMMK4に送信するための本サービスのメニ
ュー一覧などを記録している。
【0051】ドライブ27には、必要に応じて磁気ディ
スク31、光ディスク32、光磁気ディスク33、およ
び半導体メモリ34が装着され、データの授受を行う。
ネットワークインターフェース23は、専用回線2と接
続され、端末装置3やMMK4との情報の授受を行った
り、基地局7、公衆回線網6、および交換局5を介し
て、ユーザのディジタル携帯電話機8との情報の授受を
行ったり、所定のネットワークを介してCAFIS9とも接
続され、情報の授受を行うようになされている。
【0052】次に、図6および図5を用いて、ディジタ
ル携帯電話機8の外観構成について説明する。
【0053】図6に示すように、ディジタル携帯電話機
8は、中央のヒンジ部41を境に、表示部42と本体4
3とに分けられており、ヒンジ部41を介して折り畳み
可能に形成されている。
【0054】表示部42には、その上端左部に、送受信
用のアンテナ44が、引出しおよび収納可能な状態に取
り付けられており、アンテナ44を介して、基地局7と
の間で電波を送受信するようになされている。
【0055】また表示部42には、その上端中央部に、
ほぼ180度の角度範囲で回動自在なカメラ部45が設
けられており、カメラ部45のCCDカメラ46によっ
て、所望の撮像対象を撮像し得るようになされている。
【0056】ここで表示部42は、カメラ部45がユー
ザによってほぼ180度回動されて位置決めされた場
合、図5に示すように、カメラ部45の背面側中央に設
けられたスピーカ47が正面側に位置することになり、
これにより通常の音声通話状態に切り換わるようになさ
れている。
【0057】更に、表示部42には、その正面に液晶デ
ィスプレイ48が設けられており、電波の受信状態、電
池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番
号および発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホー
ムページ、カメラ部45のCCDカメラ46で撮像した
画像を表示し得るようになされている。
【0058】一方、本体43には、その表面に「0」乃
至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話
および電源キー、クリアキーおよび電子メールキー等の
操作キー49が設けられており、ユーザが操作キー49
を用いて各種指示を入力し得るようになされている。
【0059】また本体43には、操作キー49の下部
に、メモボタン50やマイクロフォン51が設けられて
おり、メモボタン50によって通話中の相手の音声を録
音し得るとともに、マイクロフォン51によって通話時
のユーザの音声を集音するようになされている。
【0060】更に、本体43には、操作キー49の上部
に、回動自在なジョグダイヤル52が、本体43の表面
から僅かに突出した状態で設けられており、ジョグダイ
ヤル52に対する回動操作に応じて、液晶ディスプレイ
48に表示されている電話帳リストや電子メールのスク
ロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作、およ
び画像の送り動作等の種々の動作を実行するようになさ
れている。
【0061】例えば、ディジタル携帯電話機8は、ユー
ザによるジョグダイヤル52の回動操作に応じて、液晶
ディスプレイ48に表示された電話帳リストの複数の電
話番号の中から所望の電話番号が選択され、ジョグダイ
ヤル52が本体43の内部方向に押圧されると、選択さ
れた電話番号を確定して、電話番号に対して自動的に発
呼処理を行うようになされている。
【0062】なお、本体43には、背面側に図示しない
バッテリパックが挿着されており、終話もしくは電源キ
ーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に
対して電力が供給されて、動作可能な状態に起動され
る。
【0063】また、本体43には、本体43の左側面上
部に、抜差自在なメモリースティック(商標)53を挿
着するためのメモリースティックスロット54が設けら
れており、メモボタン50が押下されると、メモリース
ティック53に、通話中の相手の音声を記録したり、ユ
ーザの操作に応じて、電子メール、簡易ホームページ、
もしくはCCDカメラ46で撮像した画像を記録し得る
ようになされている。
【0064】ここで、メモリースティック53は、本願
出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッ
シュメモリカードの一種である。このメモリースティッ
ク53は、縦25ラ横50ラ厚さ2.8[mm]の小型薄型形
状のプラスチックケース内に、電気的に書換えや消去が
可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Era
sable and Programmable Read Only Memory)の一種で
ある、フラッシュメモリ素子を格納したものであり、1
0ピン端子を介して、画像、音声、および音楽等の、各
種データの書き込みおよび読み出しが可能となってい
る。
【0065】また、メモリースティック53は、大容量
化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対して
も、使用する機器で互換性を確保することができる独自
のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[M
B/S]、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現し
ているとともに、誤消去防止スイッチを設けて、高い信
頼性を確保している。
【0066】従って、ディジタル携帯電話機8は、この
ようなメモリースティック53を挿着可能に構成されて
いるために、メモリースティック53を介して、他の電
子機器との間でデータの共有化を図ることができるよう
になされている。
【0067】次に、図6は、ディジタル携帯電話機8の
内部構成を示すブロック図である。
【0068】図6に示すように、ディジタル携帯電話機
8は、表示部42および本体43の各部を統括的に制御
するようになされた主制御部61に対して、電源回路部
62、操作入力制御部63、画像エンコーダ64、カメ
ラインターフェース部65、LCD(Liquid Crystal D
isplay)制御部66、画像デコーダ67、多重分離部6
8、変復調回路部69および音声コーデック70がメイ
ンバス71を介して互いに接続されるとともに、画像エ
ンコーダ64、画像デコーダ67、多重分離部68、変
復調回路部69、音声コーデック70、および、記録再
生部73が同期バス72を介して互いに接続されて構成
されている。
【0069】電源回路部62は、ユーザの操作により、
終話もしくは電源キーがオン状態にされると、バッテリ
パックから各部に対して電力を供給することにより、デ
ィジタル携帯電話機8を動作可能な状態に起動する。
【0070】音声通話モード時に、マイクロフォン51
で集音された音声信号は、CPU、ROMおよびRAM
等で構成される主制御部61の制御に基づいて、音声コ
ーデック70によってディジタル音声データに変換さ
れ、変復調回路部69でスペクトラム拡散処理され、送
受信回路部54でディジタルアナログ変換処理および周
波数変換処理を施された後に、アンテナ44を介して送
信される。
【0071】また、音声通話モード時に、アンテナ44
によって受信された受信信号は、増幅され、周波数変換
処理およびアナログディジタル変換処理を施され、変復
調回路部69においてスペクトラム逆拡散処理を施さ
れ、音声コーデック70によってアナログ音声信号に変
換された後、スピーカ47を介して出力される。
【0072】更に、データ通信モード時に電子メールが
送信される場合、操作キー49およびジョグダイヤル5
2の操作によって入力された電子メールのテキストデー
タが、操作入力制御部63を介して主制御部61に供給
される。主制御部61に供給されたテキストデータは、
変復調回路部69でスペクトラム拡散処理され、送受信
回路部54でディジタルアナログ変換処理および周波数
変換処理を施された後に、アンテナ44を介して基地局
7(図1)へ送信される。
【0073】また、データ通信モード時に電子メールが
受信される場合、アンテナ44を介して、基地局7から
受信した受信信号は、変復調回路部69でスペクトラム
逆拡散処理されて元のテキストデータに復元された後、
LCD制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に、
電子メールとして表示される。この後、ユーザの操作に
応じて、受信した電子メールを、記録再生部73を介し
てメモリースティック53に記録させることも可能であ
る。
【0074】更に、データ通信モード時に画像データが
送信される場合、CCDカメラ46で撮像された画像デ
ータは、カメラインターフェース部65を介して、画像
エンコーダ64に供給される。画像エンコーダ64は、
CCDカメラ46から供給された画像データを、例え
ば、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)、もし
くは、MPEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化
することにより、符号化画像データに変換し、これを多
重分離部68に送出する。
【0075】ちなみに、画像データが送信されない場合
には、CCDカメラ46で撮像した画像データを、カメ
ラインターフェース部65およびLCD制御部66を介
して、液晶ディスプレイ48に直接表示させることも可
能である。
【0076】CCDカメラ46で撮像中に、同時に、マ
イクロフォン51で集音した音声は、音声コーデック7
0を介して、ディジタルの音声データとして、多重分離
部68に送出される。多重分離部68は、画像エンコー
ダ64から供給された符号化画像データと、音声コーデ
ック70から供給された音声データとを、所定の方式で
多重化し、その結果得られる多重化データは、変復調回
路部69でスペクトラム拡散処理され、送受信回路部5
4でディジタルアナログ変換処理および周波数変換処理
が施された後に、アンテナ44を介して送信される。
【0077】また、データ通信モード時に、例えば、簡
易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデー
タを受信するような場合、アンテナ44を介して、基地
局7から受信された受信信号は、変復調回路部69でス
ペクトラム逆拡散処理され、その結果得られる多重化デ
ータが、多重分離部68に送出される。多重分離部68
は、入力された多重化データを分離することにより、符
号化画像データと音声データとに分け、同期バス72を
介して、符号化画像データを画像デコーダ67に供給す
るとともに、音声データを音声コーデック70に供給す
る。
【0078】画像デコーダ67は、符号化画像データ
を、MPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対
応した復号化方式でデコードすることにより、再生動画
像データを生成し、これを、LCD制御部66を介して
液晶ディスプレイ48に供給して表示させる。これによ
り、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像フ
ァイルに含まれる動画データを、液晶ディスプレイ48
に表示させることができる。
【0079】音声コーデック70は、画像データの処理
と同時に、音声データをアナログ音声信号に変換した
後、これをスピーカ47に供給して出力させる。これに
より、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像
ファイルに含まれる音声データを、スピーカ47から再
生させることができる。
【0080】この場合においても、電子メールを受信し
た場合と同様に、受信した簡易ホームページ等にリンク
されたデータを、ユーザの操作に基づいて、記録再生部
73を介してメモリースティック53に記録させること
が可能である。
【0081】次に、図7は、端末装置3の構成を示すブ
ロック図である。なお、MMK4についても、基本的
に、図7の端末装置3と、同様の構成であるため、その
説明は省略する。
【0082】CPU81は、入出力インターフェース8
2および内部バス83を介して、例えば、ユーザやオペ
レータが入力部84を用いて入力した各種指令に対応す
る信号や、ネットワークインターフェース85を介して
入力された信号を受け、それらの信号に基づいた各種処
理を実行する。ROM86は、CPU81が使用するプ
ログラム(例えば、ネットワーク7上に公開されるウェ
ブコンテンツを作成するためのプログラムや、図12を
用いて後述するインボイスIDを生成するプログラムな
ど)や演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデー
タを格納する。RAM87は、CPU81の実行におい
て使用するプログラムや、その実行において適宜変化す
るパラメータを格納する。CPU81、ROM86、お
よびRAM87は、内部バス83により相互に接続され
ている。
【0083】内部バス83は、入出力インターフェース
82とも接続されている。入力部84は、例えば、キー
ボードやマウスからなり、CPU81に各種の指令を入
力するとき操作される。表示部88は、例えば、CRT
(Cathode Ray Tube)等からなり、各種情報をテキス
ト、あるいはイメージなどで表示する。HDD89は、
ハードディスクを駆動し、CPU81が使用するプログ
ラムや、それらのプログラムの処理により生成されたデ
ータを記録または再生させる。ドライブ90には、必要
に応じて磁気ディスク91、光ディスク92、光磁気デ
ィスク93、および半導体メモリ94が装着され、デー
タの授受を行う。ネットワークインターフェース85
は、専用回線2と接続され、管理センタ1と情報の授受
を行う。
【0084】次に、図8のフローチャートを参照して、
ディジタル携帯電話機8を有するユーザが、本サービス
に登録する場合の処理について説明する。
【0085】ステップS1において、ディジタル携帯電
話機8の主制御部61は、メインバス71、変復調回路
部69、受送信回路部74、アンテナ44、基地局7、
公衆回線網6、交換局5、および専用回線2を介して、
管理センタ1にアクセスする。
【0086】ステップS2において、管理センタ1の個
人エリア管理サーバ11のCPU21は、ステップS1
の処理において、管理センタ1にアクセスしたディジタ
ル携帯電話機8の固有の機器番号を読み取り、ユーザの
個人情報の入力を要求する信号を生成して、内部バス2
2、ネットワークインターフェース23、専用回線2、
交換局5、公衆回線網6、および基地局7を介して、デ
ィジタル携帯電話機8に送信する。
【0087】ステップS3において、ディジタル携帯電
話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およびメ
インバス71を介して、ユーザが操作キー49を用いて
入力した個人情報の入力を受け、メインバス71、変復
調回路部69、受送信回路部74、アンテナ44、基地
局7、公衆回線網6、交換局5、および専用回線2を介
して、管理センタ1に送信する。
【0088】ステップS4において、個人エリア管理サ
ーバ11のCPU21は、入力されたユーザの個人情報
より、認証処理が可能か否かを判断する。例えば、入力
された個人情報に不備があるような場合、認証処理が不
可能である。
【0089】ステップS4において、認証処理が可能で
はないと判断された場合、ステップS5において、個人
エリア管理サーバ11のCPU21は、登録不可通知を
生成し、内部バス22、ネットワークインターフェース
23、専用回線2、交換局5、および公衆回線網6、お
よび基地局7を介して、ユーザのディジタル携帯電話機
8に送信する。
【0090】ステップS6において、ディジタル携帯電
話機8の主制御部61は、登録不可通知の入力を受け、
メインバス71およびLCD制御部66を介して、液晶
ディスプレイ48に出力して、表示させる。
【0091】ステップS4において、認証処理が可能で
あると判断された場合、ステップS7において、個人エ
リア管理サーバ11のCPU21は、登録後の認証処理
に用いられる暗証番号の入力を要求する信号を生成し、
内部バス22、ネットワークインターフェース23、専
用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地局7を
介して、ユーザのディジタル携帯電話機8に送信する。
【0092】ステップS8において、ディジタル携帯電
話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およびメ
インバス71を介して、ユーザが操作キー49を用いて
入力した暗証番号の入力を受け、メインバス71、変復
調回路部69、受送信回路部74、アンテナ44、基地
局7、公衆回線網6、交換局5、および専用回線2を介
して、管理センタ1に送信する。
【0093】ステップS9において、個人エリア管理サ
ーバ11のCPU21は、入力された暗証番号を確認す
ることができたか否かを判断する。例えば、暗証番号
が、半角英数8文字と指定されている場合に、全角の文
字が含まれている暗証番号が入力された場合、その暗証
番号は、確認することができない。
【0094】ステップS9において、入力された暗証番
号を確認することができないと判断された場合、処理
は、ステップS7に戻り、それ以降の処理が繰り返され
る。
【0095】ステップS9において、入力された暗証番
号が確認されたと判断された場合、ステップS10にお
いて、個人エリア管理サーバ11のCPU21は、登録
完了通知および登録内容を示す信号を生成し、内部バス
22、ネットワークインターフェース23、専用回線
2、交換局5、公衆回線網6、および基地局7を介し
て、ユーザのディジタル携帯電話機8に送信する。
【0096】ステップS11において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、登録完了の通知および登録
内容の入力を受け、メインバス71およびLCD制御部
66を介して、液晶ディスプレイ48に出力して、表示
させる。
【0097】個人エリア管理サーバ11のCPU21
は、ステップS12において、新規登録ユーザの個人情
報、暗証番号、および、使用するディジタル携帯電話機
の固有機器番号を、内部バス22を介してHDD26に
出力し、ユーザDBに登録し、ステップS13におい
て、HDD26の記憶領域の一部を用いて、新規登録ユ
ーザ用の個人エリアを作成し、処理が終了される。
【0098】次に、図9のフローチャートを参照して、
図8を用いて説明した処理により、本サービスに登録し
たユーザが、本サービスの各種決済に用いるクレジット
カードを登録するための処理について説明する。
【0099】ステップS21において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、メインバス71、変復調回
路部69、受送信回路部74、アンテナ44、基地局
7、公衆回線網6、交換局5、および専用回線2を介し
て、管理センタ1にアクセスする。
【0100】ステップS22において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、暗証番号入
力要求を、内部バス22、ネットワークインターフェー
ス23、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および
基地局7を介して、ステップS21において、管理セン
タ1にアクセスしたディジタル携帯電話機8に送信す
る。
【0101】ステップS23において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63および
メインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用い
て入力した暗証番号の入力を受け、メインバス71、変
復調回路部69、受送信回路部74、アンテナ44、基
地局7、公衆回線網6、交換局5、および専用回線2を
介して、管理センタ1に送信する。
【0102】ステップS24において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、HDD26
のユーザDBから、図8を用いて説明した登録処理によ
り登録された暗証番号および固有の機器番号を検索し、
入力された暗証番号は正しいか否かを判断する。ステッ
プS24において、暗証番号が正しくないと判断された
場合、処理は、ステップS22に戻り、それ以降の処理
が繰り返される。
【0103】ステップS24において、暗証番号が正し
いと判断された場合、ステップS25において、管理セ
ンタ1の個人エリア管理サーバ11のCPU21は、H
DD26に記録されているサービスメニュー一覧を読み
出し、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地
局7を介して、ユーザのディジタル携帯電話機8に送信
する。
【0104】ステップS26において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、ステップS25において、
管理センタ1から送信されたサービスメニュー一覧を、
メインバス71およびLCD制御部66を介して、液晶
ディスプレイ48に出力して、表示させる。
【0105】ステップS27において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63および
メインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用い
て入力したクレジット情報登録メニューの選択を示す操
作を示す信号を受け、メインバス71、変復調回路部6
9、受送信回路部74、アンテナ44、基地局7、公衆
回線網6、交換局5、および専用回線2を介して、管理
センタ1に送信する。
【0106】ステップS28において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、クレジット
カード情報入力要求を、内部バス22、ネットワークイ
ンターフェース23、専用回線2、交換局5、および公
衆回線網6を介して、ユーザのディジタル携帯電話機8
に送信する。
【0107】ステップS29において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63および
メインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用い
て入力したクレジットカード情報の入力を受け、メイン
バス71、変復調回路部69、受送信回路部74、アン
テナ44、基地局7、公衆回線網6、交換局5、および
専用回線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0108】ステップS30において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、入力された
クレジットカード情報に不備はないか否かを判断する。
ステップS30において、クレジットカード情報に不備
があると判断された場合、処理は、ステップS28に戻
り、それ以降の処理が繰り返される。
【0109】ステップS30において、クレジットカー
ド情報に不備がないと判断された場合、ステップS31
において、管理センタ1の個人エリア管理サーバ11の
CPU21は、入力されたクレジットカード情報を、内
部バス22およびネットワークインターフェース23を
介して、CAFIS9に送信する。
【0110】ステップS32において、CAFIS9は、管
理センタ1から、クレジットカード情報の入力を受け、
内容を確認し、結果を管理センタ1に送信する。
【0111】ステップS33において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、ステップS
32において、CAFIS9が送信したクレジットカード情
報の確認結果を基に、対応するクレジットカードの登録
は可能であるか否かを判断する。
【0112】ステップS33において、クレジットカー
ドの登録が可能ではないと判断された場合、ステップS
34において、管理センタ1の個人エリア管理サーバ1
1のCPU21は、ユーザのディジタル携帯電話機8
に、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地
局7を介して、エラーメッセージを送信する。
【0113】ステップS35において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、管理センタ1から、エラー
メッセージの入力を受け、メインバス71およびLCD
制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力し
て、表示させ、処理が終了される。
【0114】ステップS33において、クレジットカー
ドの登録が可能であると判断された場合、ステップS3
6において、管理センタ1の個人エリア管理サーバ11
のCPU21は、クレジットカード情報をHDD26の
ユーザDBに登録し、ユーザのディジタル携帯電話機8
に、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地
局7を介して、クレジットカードの登録完了を通知す
る。
【0115】ステップS37において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、管理センタ1から、クレジ
ットカードの登録完了の通知を受け、メインバス71お
よびLCD制御部66を介して、液晶ディスプレイ48
に出力して、表示させ、処理が終了される。
【0116】図9を用いて説明した処理により登録され
たクレジットカードは、例えば、図12および図13を
用いて後述するオンラインショッピングや、図16を用
いて後述するネットオークションにおいて、料金の清算
に直接用いられることはなく、図10を用いて後述す
る、P‐Walletへの電子バリューのチャージに用いられ
る。図12および図13を用いて後述するオンラインシ
ョッピングや、図16を用いて後述するネットオークシ
ョンにより発生した料金支払いは、P‐Walletに保存さ
れている電子バリューにより行われる。
【0117】次に、図10のフローチャートを参照し
て、ユーザが、図9を用いて説明した、登録されたクレ
ジットカードを用いて、P‐Walletに、電子バリューを
チャージする処理について説明する。
【0118】ステップS41乃至ステップS46におい
て、図9のステップS21乃至ステップS26と同様の
処理が実行される。
【0119】ステップS47において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63および
メインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用い
て入力した電子バリューチャージメニューの選択を示す
操作を示す信号を受け、メインバス71、変復調回路部
69、受送信回路部74、アンテナ44、基地局7、公
衆回線網6、交換局5、および専用回線2を介して、管
理センタ1に送信する。
【0120】ステップS48において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21(図3は、個人エリア管理
サーバ11としてだけではなく、決済サーバ12、もし
くは加盟店サーバ13としても参照される)は、電子バ
リューチャージ情報入力要求を、内部バス22、ネット
ワークインターフェース23、専用回線2、交換局5、
公衆回線網6、および基地局7を介して、ユーザのディ
ジタル携帯電話機8に送信する。
【0121】ステップS49において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63および
メインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用い
て入力した電子バリューチャージ情報の入力を受け、メ
インバス71、変復調回路部69、受送信回路部74、
アンテナ44、基地局7、公衆回線網6、交換局5、お
よび専用回線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0122】ステップS50において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21は、入力された電子バリュ
ーチャージ情報に不備はないか否かを判断する。ステッ
プS50において、電子バリューチャージ情報に不備が
あると判断された場合、処理は、ステップS48に戻
り、それ以降の処理が繰り返される。
【0123】ステップS50において、電子バリューチ
ャージ情報に不備がないと判断された場合、ステップS
51において、管理センタ1の決済サーバ12のCPU
21は、電子バリューチャージ情報の確認のために、入
力された電子バリューチャージ情報を、内部バス22、
ネットワークインターフェース23、専用回線2、交換
局5、公衆回線網6、および基地局7を介して、ユーザ
のディジタル携帯電話機8に送信する。
【0124】ディジタル携帯電話機8の主制御部61
は、ステップS52において、管理センタ1から送信さ
れた電子バリューチャージ情報を、メインバス71およ
びLCD制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に
出力して、表示させ、ステップS53において、ユーザ
が操作キー49を用いて入力した信号を基に、電子バリ
ューチャージ情報は正しいか否かを判断する。ステップ
S53において、電子バリュー情報が正しくないと判断
された場合、処理は、ステップS49に戻り、それ以降
の処理が繰り返される。
【0125】ステップS53において、電子バリュー情
報が正しいと判断された場合、ディジタル携帯電話機8
の主制御部61は、ステップS54において、電子バリ
ューチャージ情報が正しいことを示す信号を、メインバ
ス71、変復調回路部69、受送信回路部74、アンテ
ナ44、基地局7、公衆回線網6、交換局5、および専
用回線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0126】ステップS55において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21は、入力された電子バリュ
ーチャージ量と、対応するユーザのクレジットカード情
報を、内部バス22およびネットワークインターフェー
ス23を介して、CAFIS9に送信する。
【0127】ステップS56において、CAFIS9は、管
理センタ1から、電子バリューチャージ量およびクレジ
ットカード情報の入力を受け、クレジットカード情報の
内容、および対応するクレジットカードによって電子バ
リューチャージ量に対応する料金の精算が可能であるか
否かを確認し、その確認結果を、専用回線2を介して、
管理センタ1に送信する。
【0128】ステップS57において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21は、ステップS56におい
て、CAFIS9が送信した、電子バリューチャージ量およ
びクレジットカード情報の確認結果を基に、対応するク
レジットカードによって、指定された電子バリューのチ
ャージは可能であるか否かを判断する。
【0129】ステップS57において、対応するクレジ
ットカードによって、指定された電子バリューのチャー
ジが可能ではないと判断された場合、ステップS58に
おいて、管理センタ1の決済のCPU21は、ユーザの
ディジタル携帯電話機8に、内部バス22、ネットワー
クインターフェース23、専用回線2、交換局5、公衆
回線網6、および基地局7を介して、エラーメッセージ
を送信する。
【0130】ステップS59において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、管理センタ1から、エラー
メッセージの入力を受け、メインバス71およびLCD
制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力し
て、表示させ、処理が終了される。
【0131】ステップS57において、対応するクレジ
ットカードによって、指定された電子バリューのチャー
ジが可能であると判断された場合、ステップS60にお
いて、管理センタ1の個人エリア管理サーバ11のCP
U21は、ユーザのディジタル携帯電話機8に、内部バ
ス22、ネットワークインターフェース23、専用回線
2、交換局5、公衆回線網6、および基地局7を介し
て、電子バリューのチャージ完了を通知する。
【0132】ステップS61において、決済サーバ12
のCPU21は、対応するユーザの個人エリアのP‐Wal
letに、指定された電子バリューをチャージ(すなわ
ち、現在の電子バリューの量に、指定された電子バリュ
ーを加算)させるための制御信号を生成し、個人エリア
管理サーバ11に出力する。個人エリア管理サーバ11
のCPU21は、HDD26に保存されている、対応す
るユーザのP‐Walletに、指定された電子バリューをチ
ャージする。
【0133】ステップS62において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、管理センタ1から、電子バ
リューのチャージ完了の通知を受け、メインバス71お
よびLCD制御部66を介して、液晶ディスプレイ48
に出力して、表示させ、処理が終了される。
【0134】この処理によって、登録されたクレジット
カードを用いて、対応するユーザが、本サービスの各種
課金処理で使用することのできる電子バリューが、ユー
ザのP‐Walletにチャージされる。この電子バリューに
対応する料金の支払いについての清算は、対応するユー
ザと、対応するクレジットカード会社の間で行われる。
【0135】次に、図11のフローチャートを参照し
て、ユーザが、MMK4に現金を投入することによっ
て、P‐Walletに、電子バリューをチャージする処理に
ついて説明する。
【0136】ステップS71において、MMK4のCP
U81(図7は、端末装置3のみならず、MMK4の構
成を示すブロック図としても参照される)は、内部バス
83、入出力インターフェース82、ネットワークイン
ターフェース85、および専用回線2を介して、管理セ
ンタ1にアクセスする。
【0137】ステップS72において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、暗証番号入
力要求を、内部バス22、ネットワークインターフェー
ス23、および専用回線2を介して、ステップS71に
おいて、管理センタ1にアクセスしたMMK4に送信す
る。なお、ここでは、図10を用いて説明した処理とは
異なり、ディジタル携帯電話機8固有の機器番号が、管
理センタ1の個人エリア管理サーバ11に入力されない
ため、必要に応じて、暗証番号以外に、例えば、氏名な
どの情報を、あわせて入力させるようにしてもよい。
【0138】ステップS73において、MMK4のCP
U81は、入出力インターフェース82および内部バス
83を介して、ユーザが入力部84を用いて入力した暗
証番号の入力を受け、内部バス83、入出力インターフ
ェース82、ネットワークインターフェース85、およ
び専用回線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0139】ステップS74において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、HDD26
のユーザDBから、暗証番号を検索し、入力された暗証
番号は正しいか否かを判断する。ステップS74におい
て、暗証番号が正しくないと判断された場合、処理は、
ステップS72に戻り、それ以降の処理が繰り返され
る。
【0140】ステップS74において、暗証番号が正し
いと判断された場合、ステップS75において、管理セ
ンタ1の個人エリア管理サーバ11のCPU21は、H
DD26に記録されているサービスメニュー一覧を読み
出し、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、および専用回線2を介して、MMK4に送信する。
【0141】ステップS76において、MMK4のCP
U81は、ステップS75において、管理センタ1から
送信されたサービスメニュー一覧を、内部バス83、入
出力インターフェース82を介して、表示部88に出力
して、表示させる。
【0142】ステップS77において、MMK4のCP
U81は、入出力インターフェース82および内部バス
83を介して、ユーザが入力部84を用いて入力した電
子バリューチャージメニューの選択を示す信号の入力を
受け、内部バス83、入出力インターフェース82、ネ
ットワークインターフェース85、および専用回線2を
介して、管理センタ1に送信する。
【0143】ステップS78において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21は、電子バリューチャージ
情報入力要求を、内部バス22、ネットワークインター
フェース23、および専用回線2を介して、MMK4に
送信する。
【0144】ステップS79において、MMK4のCP
U81は、入出力インターフェース82および内部バス
83を介して、ユーザが入力部84を用いて入力した電
子バリューチャージ情報の入力を受け、内部バス83、
入出力インターフェース82、ネットワークインターフ
ェース85、および専用回線2を介して、管理センタ1
に送信する。
【0145】ステップS80において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21は、入力された電子バリュ
ーチャージ情報に不備はないか否かを判断する。ステッ
プS80において、電子バリューチャージ情報に不備が
あると判断された場合、処理は、ステップS78に戻
り、それ以降の処理が繰り返される。
【0146】ステップS80において、電子バリューチ
ャージ情報に不備がないと判断された場合、ステップS
81において、管理センタ1の決済サーバ12のCPU
21は、ユーザに現金の投入を促すメッセージを、内部
バス22、ネットワークインターフェース23、および
専用回線2を介して、MMK4に送信する。
【0147】ステップS82において、MMK4のCP
U81は、ユーザから、現金が投入されたことを確認
し、入金額を、内部バス83、入出力インターフェース
82、ネットワークインターフェース85、および専用
回線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0148】ステップS83において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21は、入金額を確認し、電子
バリューチャージ情報の確認のために、ステップS80
において入力された電子バリューチャージ情報を、内部
バス22、ネットワークインターフェース23、および
専用回線2を介して、MMK4に送信する。
【0149】ステップS84において、MMK4のCP
U81は、ステップS83において、管理センタ1から
送信された送信された電子バリューチャージ情報を、内
部バス83、入出力インターフェース82を介して、表
示部88に出力して、表示させる。
【0150】ステップS85において、MMK4のCP
U81は、入出力インターフェース82および内部バス
83を介して入力部84から入力される信号を基に、ユ
ーザから、電子バリューチャージ情報は正しいことを示
す入力を受けたか否かを判断する。ステップS85にお
いて、電子バリューチャージ情報は正しいことを示す入
力を受けていないと判断された場合、処理は、ステップ
S79に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0151】ステップS85において、電子バリューチ
ャージ情報は正しいことを示す入力を受けたと判断され
た場合、ステップS86において、MMK4のCPU8
1は、電子バリューチャージ情報が正しいことを示す信
号を、内部バス83、入出力インターフェース82、ネ
ットワークインターフェース85、および専用回線2を
介して、管理センタ1に送信する。
【0152】ステップS87において、管理センタ1の
決済サーバ12のCPU21は、HDD26に記録され
ているユーザの個人エリアのP−Walletに、指定された
電子バリューをチャージ(すなわち、現在の電子バリュ
ーの量に、指定された電子バリューを加算)させるため
の制御信号を生成し、個人エリア管理サーバ11に出力
する。個人エリア管理サーバ11のCPU21は、HD
D26に保存されている、対応するユーザのP‐Wallet
に、指定された電子バリューをチャージする。
【0153】ステップS88において、管理センタ1の
個人エリア管理サーバ11のCPU21は、MMK4
に、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、および専用回線2を介して、電子バリューチャージ
完了を通知する。
【0154】ステップS89において、ディジタル携帯
電話機8の主制御部61は、管理センタ1から、電子バ
リューのチャージ完了の通知を受け、メインバス71お
よびLCD制御部66を介して、液晶ディスプレイ48
に出力して、表示させ、処理が終了される。
【0155】図11を用いて説明したように、本サービ
スに登録しているユーザは、現金をMMK4に投入する
ことにより、自分自身のP‐Walletに、電子バリューを
チャージすることができるので、例えば、クレジットカ
ードを有していないユーザであっても、本サービスを利
用することができる。
【0156】また、MMK4においては、登録された固
有の機器番号を有するディジタル携帯電話機8を用い
て、管理センタ1にアクセスするのではないため、例え
ば、現金を用いたP‐Walletへの電子バリューのチャー
ジ以外の個人エリアに対する処理は、実行することがで
きないようにしてもよい。
【0157】次に、図12および図13のフローチャー
トを参照して、ユーザが、加盟店から商品(もしくはサ
ービス)を購買する場合の処理について説明する。
【0158】まず、図12を用いて、加盟店の端末装置
3が、商品(もしくはサービス)に対して発行するイン
ボイスIDを、管理センタ1、および、商品購入申し込
みの際に、ユーザが使用した図示しないパーソナルコン
ピュータ、もしくはディジタル携帯電話機8に送信する
処理について説明する。ここでは、ユーザは、ディジタ
ル携帯電話機8を用いて商品購入の申し込みを行ってい
るものとして説明する。
【0159】ユーザは、例えば、図示しないインターネ
ットに公開された加盟店のウェブコンテンツを参照し
て、所望の商品の購入を申し込むことが可能である。ス
テップS101において、ディジタル携帯電話機8の主
制御部61は、操作入力制御部63およびメインバス7
1を介して、ユーザが操作キー49を用いて入力した所
望の商品(もしくはサービス)の購入申し込みを示す信
号の入力を受け、メインバス71、変復調回路部69、
受送信回路部74、アンテナ44、基地局7、公衆回線
網6、交換局5、および専用回線2を介して、加盟店の
端末装置3に送信する。
【0160】ステップS102において、加盟店の端末
装置3のCPU81は、商品(サービス)の購入申し込
みを示す信号を受け、内部バス22、ネットワークイン
ターフェース23、専用回線2、交換局5、公衆回線網
6、および基地局7を介して、ディジタル携帯電話機8
に、支払方法選択要求を送信する。
【0161】ステップS103において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およ
びメインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用
いて入力した本サービスの電子バリューを支払方法とし
て選択することを示す信号の入力を受け、メインバス7
1、変復調回路部69、受送信回路部74、アンテナ4
4、基地局7、公衆回線網6、交換局5、および専用回
線2を介して、加盟店の端末装置3に送信する。
【0162】ステップS104において、加盟店の端末
装置3のCPU81は、購入商品(サービス)の内容お
よび支払方法を確認するための情報を、内部バス22、
ネットワークインターフェース23、専用回線2、交換
局5、公衆回線網6、および基地局7を介して、ディジ
タル携帯電話機8に送信する。
【0163】ディジタル携帯電話機8の主制御部61
は、ステップS105において、購入商品(サービス)
の内容および支払方法を確認するための情報の入力を受
け、メインバス71およびLCD制御部66を介して、
液晶ディスプレイ48に出力して、表示させ、ステップ
S106において、操作入力制御部63およびメインバ
ス71を介して入力される信号を基に、ユーザが操作キ
ー49を用いて、購入商品(サービス)および支払方法
が正しいことを示す信号を入力したか否かを判断する。
ステップS106において、購入商品(サービス)およ
び支払方法が正しいことを示す信号が入力されていない
と判断された場合、処理は、ステップS101に戻り、
それ以降の処理が繰り返される。
【0164】ステップS106において、購入商品(サ
ービス)および支払方法が正しいことを示す信号が入力
された判断された場合、ステップS107において、デ
ィジタル携帯電話機8の主制御部61は、購入商品(サ
ービス)および支払方法が正しいことを示す信号を、メ
インバス71、変復調回路部69、受送信回路部74、
アンテナ44、基地局7、公衆回線網6、交換局5、お
よび専用回線2を介して、加盟店の端末装置3に送信す
る。
【0165】ステップS108において、加盟店の端末
装置3のCPU81は、インボイスIDを生成して、内
部バス22、ネットワークインターフェース23、専用
回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地局7を介
して、商品(サービス)購入者のディジタル携帯電話機
8に送信する。
【0166】ここで、インボイスIDとは、管理センタ
1が予め定めた生成のためのルールに基づいて加盟店の
端末装置によって生成される、購入に関する固有情報で
あり、例えば、所定の計算式を用いて、4桁ないし6桁
程度の英数字からなるデータとする。インボイスIDに
は、加盟店に固有のIDもしくは番号、商品(もしくは
サービス)の価格、商品カテゴリー、商品単価、購入数
量、在庫数、もしくは、商品(もしくはサービス)は1
種類であるか複数であるか、といった情報が含まれる
が、その英数字そのものを見ても、インボイスIDの内
容は、まったくわからないようになされている。管理セ
ンタ1は、例えば、上述したような各種情報を、所定の
計算式によってインボイスIDに変換するためのソフト
ウェアを用意し、加盟店に予め配布し、端末装置3にイ
ンストールされるようにしてもよい。
【0167】ステップS109において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、加盟店の端末装置3がス
テップS108において送信した、インボイスIDの入
力を受け、メインバス71を介して記録再生部73に、
もしくはメインバス71および記録再生部73を介して
メモリースティック52に出力して一時保存させる。
【0168】ステップS108において、加盟店の端末
装置3のCPU81は、内部バス22、ネットワークイ
ンターフェース23、および専用回線2を介して、ステ
ップS108において生成されたインボイスIDを、商
品(サービス)内容とともに、管理センタ1に送信す
る。
【0169】管理センタ1の決済サーバ12のCPU2
1は、加盟店のサーバから、インボイスIDおよび商品
(サービス)内容の入力を受け、HDD26のP−Payme
ntに保存する。
【0170】次に、図13のフローチャートを参照し
て、ユーザによって購入が申し込まれた商品(もしくは
サービス)に対して、P‐Paymentに保存されているイン
ボイスIDを基に、P‐Walletに保存されている電子バ
リューを用いて行われる課金処理について説明する。
【0171】ステップS121乃至ステップS126に
おいて、図9のステップS21乃至ステップS26と同
様の処理が実行される。
【0172】ステップS127において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およ
びメインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用
いて入力した電子バリュー決済メニューの選択を示す操
作を示す信号を受け、メインバス71、変復調回路部6
9、受送信回路部74、アンテナ44、基地局7、公衆
回線網6、交換局5、および専用回線2を介して、管理
センタ1に送信する。
【0173】ステップS128において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、インボイスID入力
要求を、内部バス22、ネットワークインターフェース
23、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基
地局7を介して、ユーザのディジタル携帯電話機8に送
信する。
【0174】ステップS129において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およ
びメインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用
いて入力したインボイスIDの入力を受け、メインバス
71、変復調回路部69、受送信回路部74、アンテナ
44、基地局7、公衆回線網6、交換局5、および専用
回線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0175】ステップS130において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、入力されたインボイ
スIDは、図12のステップS111において、加盟店
の端末装置3から入力され、P‐Paymentに保存されてい
るインボイスIDと正しくマッチングするか否かを判断
する。ステップS130において、インボイスIDが正
しくマッチングしないと判断された場合、処理は、ステ
ップS128に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0176】ステップS130において、インボイスI
Dが正しくマッチングすると判断された場合、ステップ
S131において、管理センタ1の決済サーバ12のC
PU21は、商品購入(サービス)内容の確認のため
に、購入商品の内容および支払方法に関する情報を、内
部バス22、ネットワークインターフェース23、専用
回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地局7を介
して、ユーザのディジタル携帯電話機8に送信する。
【0177】ディジタル携帯電話機8の主制御部61
は、ステップS132において、管理センタ1から送信
された購入商品の内容および支払方法に関する情報を、
メインバス71およびLCD制御部66を介して、液晶
ディスプレイ48に出力して、表示させ、ステップS1
33において、ユーザが操作キー49を用いて入力した
信号を基に、購入商品の内容および支払方法に関する情
報は正しいか否かを判断する。ステップS133におい
て、購入商品の内容および支払方法に関する情報が正し
くないと判断された場合、処理は、ステップS127に
戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0178】ステップS133において、購入商品の内
容および支払方法に関する情報が正しいと判断された場
合、ディジタル携帯電話機8の主制御部61は、ステッ
プS134において、購入商品の内容および支払方法に
関する情報が正しいことを示す信号を、メインバス7
1、変復調回路部69、受送信回路部74、アンテナ4
4、基地局7、公衆回線網6、交換局5、および専用回
線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0179】ステップS135において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、個人エリア管理サー
バ11のCPU21に対して、個人エリア管理サーバ1
1のHDD26に記録されている対応するユーザの個人
エリアのP−Walletから、購入商品(サービス)に対応
する電子バリューを減算させるための制御信号を生成し
て出力し、個人エリア管理サーバ11のCPU21は、
個人エリア管理サーバ11のHDD26に記録されてい
る対応するユーザの個人エリアのP−Walletから、購入
商品(サービス)に対応する電子バリューを減算させ
る。
【0180】ステップS136において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、支払い処理の終了通知
を、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地
局7を介して、ユーザのディジタル携帯電話機8に送信
する。
【0181】ステップS137において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、個人エリア管理サーバ1
1がステップS136において送信した支払い処理の終
了通知の入力を受け、メインバス71およびLCD制御
部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力して、表
示させる。
【0182】ステップS138において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、例えば、専用回線2、交
換局5、および図示しないインターネットを介して、加
盟店が利用している金融機関の金融サーバにアクセスし
て、商品(もしくはサービス)の代金の振り込み処理を
行うことなどにより、加盟店との課金処理を実行し、処
理が終了される。
【0183】図13を用いて説明した処理により、ユー
ザは、ディジタル携帯電話機8を用いて、個人エリア管
理サーバ11が管理している個人エリアに保存されてい
る電子バリューを用いて、オンラインショッピングの清
算を行うことができる。
【0184】また、個人エリア管理サーバ11が管理し
ている個人エリアは、暗証番号と、アクセスを許可され
たディジタル携帯電話機8固有の機器番号などによっ
て、セキュリティの保護がなされているが、例えば、1
つの個人エリアに対して、家族などの限られたユーザが
有する複数のディジタル携帯電話機8がアクセス可能な
ように、予め、複数のディジタル携帯電話機8固有の機
器番号を登録することにより、個人エリアを複数のユー
ザで共有することを可能とすることができる。あるい
は、複数の個人エリアを、予めグループ化したり、関連
付けることにより、複数のユーザによって、複数の個人
エリアを共有したり、個人エリアはそれぞれ独立させて
おき、関連付けられた複数の個人エリアのP‐Wallet間
での電子バリューの授受を許可するようにすることがで
きる。
【0185】この電子バリューの移動は、どのユーザの
P‐Walletに対しても行えるのではなく、例えば、対応
するユーザの家族のP‐Walletや、電子バリューの移動
先であると予め登録されたユーザのP‐Walletにのみ、
移動可能である。この場合、電子バリュー移動可能条件
として、所定のユーザと他のユーザのP‐Walletが関連
付けられて、個人エリア管理サーバ11のHDD26に
記録されているようにする。
【0186】次に、図14のフローチャートを参照し
て、本サービスに登録しているユーザが、本サービスに
登録している他のユーザのP‐Walletに、自分自身のP‐
Walletに保存されている電子バリューを移動する処理に
ついて説明する。
【0187】ステップS151乃至ステップS156に
おいて、図9のステップS21乃至ステップS26と同
様の処理が実行される。
【0188】ステップS157において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およ
びメインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用
いて入力した電子バリュー移転登録メニューの選択を示
す操作を示す信号を受け、メインバス71、変復調回路
部69、受送信回路部74、アンテナ44、基地局7、
公衆回線網6、交換局5、および専用回線2を介して、
管理センタ1に送信する。
【0189】ステップS158において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、移転電子バリュー量
および移転先情報の入力要求を、内部バス22、ネット
ワークインターフェース23、専用回線2、交換局5、
公衆回線網6、および基地局7を介して、ユーザのディ
ジタル携帯電話機8に送信する。
【0190】ステップS159において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およ
びメインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用
いて入力した移転電子バリュー量および移転先情報の入
力を受け、メインバス71、変復調回路部69、受送信
回路部74、アンテナ44、基地局7、公衆回線網6、
交換局5、および専用回線2を介して、管理センタ1に
送信する。
【0191】ステップS160において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、入力された移転電子
バリュー量および移転先情報に不備がないか否かを判断
する。ステップS160において、移転電子バリュー量
および移転先情報に不備があると判断された場合、処理
は、ステップS158に戻り、それ以降の処理が繰り返
される。
【0192】ステップS160において、移転電子バリ
ュー量および移転先情報に不備がないと判断された場
合、ステップS161において、管理センタ1の決済サ
ーバ12のCPU21は、入力された移転先情報に基づ
いて、電子バリュー移転可能条件に合致しているか否か
を判断する。
【0193】ステップS161において、移転可能条件
に合致していないと判断された場合、ステップS162
において、管理センタ1の決済サーバ12のCPU21
は、エラーメッセージを生成し、内部バス22、ネット
ワークインターフェース23、専用回線2、交換局5、
公衆回線網6、および基地局7を介して、ユーザのディ
ジタル携帯電話機8に送信する。
【0194】ステップS163において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、個人エリア管理サーバ1
1がステップS136において送信したエラーメッセー
ジの入力を受け、メインバス71およびLCD制御部6
6を介して、液晶ディスプレイ48に出力して、表示さ
せ、処理が終了される。
【0195】ステップS161において、移転可能条件
に合致していると判断された場合、ステップS164に
おいて、管理センタ1の決済サーバ12のCPU21
は、対応するユーザの個人エリアに保存されているP−W
alletの指定額の電子バリューを、指定された移転先の
個人エリアのP−Walletに移動させるための制御信号を
生成し、個人エリア管理サーバ11に出力する。個人エ
リア管理サーバ11のCPU21は、HDD26に保存
されている、対応するユーザの個人エリアに保存されて
いるP−Walletの指定額の電子バリューを、指定された
移転先の個人エリアのP−Walletに移動する。
【0196】ステップS165において、管理センタ1
の個人エリア管理サーバ11のCPU21は、電子バリ
ュー移転完了通知を、内部バス22、ネットワークイン
ターフェース23、専用回線2、交換局5、公衆回線網
6、および基地局7を介して、ユーザのディジタル携帯
電話機8に送信する。
【0197】ステップS166において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、個人エリア管理サーバ1
1がステップS136において送信した電子バリュー移
転完了通知の入力を受け、メインバス71およびLCD
制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力し
て、表示させ、処理が終了される。
【0198】図14においては、あるユーザの個人エリ
アから他のユーザの個人エリアに、電子バリューを移転
する処理について説明したが、例えば、電子チケットな
どの、電子バリュー以外のデータも、個人エリア間で移
転可能とするようにしてもよい。
【0199】次に、図15のフローチャートを参照し
て、本サービスに登録しているユーザが、本サービスに
登録している他のユーザの個人エリアに、自分自身の個
人エリアに保存されている電子チケットを移動する処理
について説明する。
【0200】ステップS171乃至ステップS176に
おいて、図9のステップS21乃至ステップS26と同
様の処理が実行される。
【0201】ステップS177において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およ
びメインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用
いて入力した電子チケット移転登録メニューの選択を示
す操作を示す信号を受け、メインバス71、変復調回路
部69、受送信回路部74、アンテナ44、基地局7、
公衆回線網6、交換局5、および専用回線2を介して、
管理センタ1に送信する。
【0202】ステップS178において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、移転電子チケットお
よび移転先情報の入力要求を、内部バス22、ネットワ
ークインターフェース23、専用回線2、交換局5、公
衆回線網6、および基地局7を介して、ユーザのディジ
タル携帯電話機8に送信する。
【0203】ステップS179において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、操作入力制御部63およ
びメインバス71を介して、ユーザが操作キー49を用
いて入力した移転電子チケットおよび移転先情報の入力
を受け、メインバス71、変復調回路部69、受送信回
路部74、アンテナ44、基地局7、公衆回線網6、交
換局5、および専用回線2を介して、管理センタ1に送
信する。
【0204】ステップS180において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、入力された移転電子
チケットおよび移転先情報に不備がないか否かを判断す
る。ステップS180において、移転電子チケット量お
よび移転先情報に不備があると判断された場合、処理
は、ステップS178に戻り、それ以降の処理が繰り返
される。
【0205】ステップS181において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、内部バス22および
ネットワークインターフェース23を介して、電子チケ
ット発行者(本サービスの加盟店)が有する端末装置3
に、電子チケット発行内容の確認要求を送信する。
【0206】ステップS182において、電子チケット
発行者が有する端末装置3のCPU81は、電子チケッ
ト発行内容の確認要求に基づいて、対応する電子チケッ
トが正しく発行されているものであるか否かを確認し、
内部バス83、入出力インターフェース82、ネットワ
ークインターフェース85、および専用回線2を介し
て、確認結果を管理センタ1に送信する。
【0207】ステップS183において、管理センタ1
の決済サーバ12のCPU21は、ステップS182に
おいて、チケット発行者の端末装置3が送信した確認結
果を基に、移転を指示されている電子チケットは正しく
発行されているものであるか否かを判断する。
【0208】ステップS183において、電子チケット
は正しく発行されているものではないと判断された場
合、ステップS184において、管理センタ1の決済サ
ーバ12のCPU21は、エラーメッセージを生成し、
内部バス22、ネットワークインターフェース23、専
用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地局7を
介して、ユーザのディジタル携帯電話機8に送信する。
【0209】ステップS185において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、個人エリア管理サーバ1
1がステップS136において送信したエラーメッセー
ジの入力を受け、メインバス71およびLCD制御部6
6を介して、液晶ディスプレイ48に出力して、表示さ
せ、処理が終了される。
【0210】ステップS183において、電子チケット
は正しく発行されているものであると判断された場合、
ステップS186において、管理センタ1の決済サーバ
12のCPU21は、対応するユーザの個人エリアに保
存されている電子チケットを、指定された移転先の個人
エリアに移動させるための制御信号を生成し、個人エリ
ア管理サーバ11に出力する。個人エリア管理サーバ1
1のCPU21は、HDD26に保存されている、対応
するユーザの個人エリアに保存されている電子チケット
を、指定された移転先の個人エリアに移動する。
【0211】ステップS187において、管理センタ1
の個人エリア管理サーバ11のCPU21は、電子チケ
ット移転完了通知を、内部バス22、ネットワークイン
ターフェース23、専用回線2、交換局5、公衆回線網
6、および基地局7を介して、ユーザのディジタル携帯
電話機8に送信する。
【0212】ステップS188において、ディジタル携
帯電話機8の主制御部61は、個人エリア管理サーバ1
1がステップS136において送信した電子チケット移
転完了通知の入力を受け、メインバス71およびLCD
制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力し
て、表示させ、処理が終了される。
【0213】ここでは、個人エリアに記載されている情
報を、電子チケットとして説明したが、個人エリアに
は、ユーザが任意の情報を書き込むことができるので、
例えば、個人エリアにテキストデータ、画像データ、も
しくは音声データなどを保存し、ユーザが、ディジタル
携帯電話機8を操作することにより、所望のデータを、
指定する他のユーザの個人エリアに移動することも可能
である。
【0214】また、本サービスにおいては、いわゆるネ
ットオークションサービスを、本サービスに登録してい
るユーザに提供するような場合において、対応するユー
ザ間の電子バリューの移動により、お互いに個人情報を
知らないユーザ間の料金の授受を、安全に、かつ、確実
に行うことができる。
【0215】次に、図16のフローチャートを参照し
て、オークションへ商品を提供したユーザと、その商品
の落札者であるユーザとの間の、商品の受け渡しの確認
処理および電子バリューの移動処理について説明する。
【0216】管理センタ1の個人エリア管理サーバ11
のCPU21は、ステップS201において、オークシ
ョンの結果(商品提供者、落札者、落札価格、落札日時
など)を、HDD26のオークションDBに登録し、ス
テップS202において、落札IDおよび商品発送ID
を生成して、オークションDBに登録し、ステップS2
03において、オークションの商品落札者のディジタル
携帯電話機8−1に、内部バス22、ネットワークイン
ターフェース23、専用回線2、交換局5、公衆回線網
6、および基地局7を介して、落札IDを送信する。
【0217】ステップS204において、落札者のディ
ジタル携帯電話機8−1の主制御部61は、ステップS
203において、個人エリア管理サーバ11が送信した
落札IDの入力を受け、メインバス71およびLCD制
御部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力して、
表示させる。
【0218】ステップS205において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、オークションの商品提供
者のディジタル携帯電話機8−2に、内部バス22、ネ
ットワークインターフェース23、専用回線2、交換局
5、公衆回線網6、および基地局7を介して、商品発送
IDを送信する。
【0219】ステップS206において、商品提供者の
ディジタル携帯電話機8−2は、ステップS205にお
いて、個人エリア管理サーバ11が送信した商品発送I
Dの入力を受け、メインバス71およびLCD制御部6
6を介して、液晶ディスプレイ48に出力して、表示さ
せる。後述するステップS212において、落札者が、
ディジタル携帯電話8−1を用いて管理センタ1に落札
IDと商品発送IDを送信する必要があるため、この商
品発送IDは、発送する商品の、例えば伝票などに記入
される。商品は、落札者の自宅に、例えば、宅配業者な
どにより配達されるようにしてもよいし、落札者が指定
する、例えばコンビニエンスストアなどに配達されるよ
うにしてもよい。
【0220】ステップS207において、決済サーバ1
2のCPU21は、個人エリア管理サーバ11のHDD
26に保存されている、対応する落札者の個人エリアの
P−Walletから、落札価格に対応する電子バリューを減
算させるための制御信号を生成し、個人エリア管理サー
バ11に出力する。個人エリア管理サーバ11のCPU
21は、対応する落札者の個人エリアのP−Walletか
ら、落札価格に対応する電子バリューを減算する。そし
て、決済サーバ12のCPU21は、HDD26のオー
クション用電子バリュー保管エリアに、落札価格に対応
する電子バリューをプールする(すなわち、商品の引き
取りが正しく行われた後、後述するステップS214の
処理において、商品提供者の個人エリアのP−Walletに
移動するために、対応する電子バリューを一時保存す
る)。
【0221】ステップS208において、落札者のディ
ジタル携帯電話機8−1の主制御部61は、ステップS
204において受信した落札IDを、個人エリア管理セ
ンタ1の個人専用データエリアに保存させるための信号
を、メインバス71、変復調回路部69、送受信回路部
74、アンテナ44、基地局7、公衆回線網6、交換局
5、および専用回線2を介して、管理センタ1に送信す
る。
【0222】ステップS209において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、ステップS208におい
て、落札者のディジタル携帯電話機8−1から送信され
た落札IDを、内部バス22を介して、HDD23の、
対応するユーザの個人専用データエリアに保存する。
【0223】オークションの落札者に、オークションの
商品が、例えば、宅急便(登録商標)で届いた場合、も
しくは、オークションの落札者が、コンビニエンススト
アに、商品を引き取りに行く場合、商品を受け取るため
には、商品の伝票等に記載された商品発送IDととも
に、落札IDを、登録されているディジタル携帯電話機
8−1を用いて、管理センタ1に送信しなければならな
い。従って、ステップS210において、落札者のディ
ジタル携帯電話機8−1の主制御部61は、個人専用デ
ータエリアに保存している落札IDの送出要求を、メイ
ンバス71、変復調回路部69、送受信回路部74、ア
ンテナ44、基地局7、公衆回線網6、交換局5、およ
び専用回線2を介して、管理センタ1に送信する。
【0224】ステップS211において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、対応するユーザの個人専
用データエリアから、落札IDを読み出して、内部バス
22、ネットワークインターフェース23、専用回線
2、交換局5、公衆回線網6、および基地局7を介し
て、落札者のディジタル携帯電話機8−1に送信する。
【0225】ステップS212において、落札者のディ
ジタル携帯電話機8−1の主制御部61は、ユーザが、
操作キー49を用いて入力した、届けられた商品ととも
に通知される商品発送IDの入力を受け、ステップS2
11において、個人エリア管理サーバ11から送信され
た落札IDとともに、メインバス71、変復調回路部6
9、送受信回路部74、アンテナ44、基地局7、公衆
回線網6、交換局5、および専用回線2を介して、管理
センタ1に送信する。
【0226】ステップS213において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、HDD26のオークショ
ンDBを参照して、ステップS212において、ディジ
タル携帯電話機8−1から送信され、入力された落札I
Dおよび商品発送IDが、正しい組み合わせであること
を確認する。
【0227】ステップS214において、決済サーバ1
2のCPU21は、HDD26のオークション専用電子
バリューエリアにプールしている電子バリューを、商品
提供者のP−Walletに移動させるための制御信号を生成
し、個人エリア管理サーバ11に出力する。個人エリア
管理サーバ11のCPU21は、HDD26の、商品提
供者の個人エリアのP−Walletに記録されている電子バ
リューの値に、商品の落札価格(あるいは、落札価格か
ら手数料等を減算した価格)に対応する電子バリューを
加算する。
【0228】ステップS215において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、電子バリュー移動完了通
知を、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地
局7を介して、落札者のディジタル携帯電話機8−1に
送信する。
【0229】ステップS216において、落札者のディ
ジタル携帯電話機8−1の主制御部61は、電子バリュ
ー移動完了通知の入力を受け、メインバス71およびL
CD制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力
して、表示させる。ディジタル携帯電話機8−1を有す
る落札者は、電子バリュー移動完了通知の表示を提示
し、正しい落札者であることを提示しなければ、宅配業
者から、もしくはコンビニエンスストアにおいて、商品
を受け取ることができない。
【0230】ステップS217において、個人エリア管
理サーバ11のCPU21は、電子バリュー移動完了通
知を、内部バス22、ネットワークインターフェース2
3、専用回線2、交換局5、公衆回線網6、および基地
局7を介して、商品提供者のディジタル携帯電話機8−
2に送信する。
【0231】ステップS218において、落札者のディ
ジタル携帯電話機8−1の主制御部61は、電子バリュ
ー移動完了通知の入力を受け、メインバス71およびL
CD制御部66を介して、液晶ディスプレイ48に出力
して、表示させ処理が終了される。
【0232】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0233】この記録媒体は、図3および図7に示すよ
うに、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提
供するために配布される、プログラムが記録されている
磁気ディスク31もしくは91(フロッピー(登録商
標)ディスクを含む)、光ディスク32もしくは92
(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Di
gital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク33
もしくは93(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半
導体メモリ34もしくは94などよりなるパッケージメ
ディアなどにより構成される。
【0234】また、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0235】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0236】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置、情報処理
方法、および記録媒体に記録されているプログラムによ
れば、他の情報処理装置との情報の授受を制御し、他の
情報処理装置との認証処理を行い、他の情報処理装置毎
に用意された個別の記録エリアへの情報の記録を制御
し、第1の他の情報処理装置からの制御信号に従って、
第1の他の情報処理装置に対応する第1の個別の記録エ
リアから、第2の他の情報処理装置に対応する第2の個
別の記録エリアへ、情報を移動するようにしたので、サ
ービス提供者が有するサーバに、サービスに登録してい
るユーザ、もしくは、その個人に許可された特定のユー
ザのみがアクセス可能なユーザ専用エリアを設け、個人
の専用エリアに、電子バリューや電子バリュー以外の任
意のデータを保存しておき、携帯電話機などを用いて、
他のユーザの専用エリアに移動することができる。
【0237】本発明の第2の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体に記録されているプログラムによれ
ば、第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御し、
第1の他の情報処理装置との認証処理を行い、第1の他
の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリアへの電
子バリューの記録を制御し、第2の他の情報処理装置と
の情報の授受を制御し、第1の他の情報処理装置から入
力される第1の情報と、第2の他の情報処理装置から入
力される第2の情報とが整合しているか否かを判断し、
第1の情報および第2の情報が整合していると判断され
た場合、第1の情報および第2の情報を基に、第1の他
の情報処理装置に対応する個別の記録エリアに記録され
ている電子バリューを所定の量だけ減算し、減算された
電子バリューの量に基づいて、第2の他の情報処理装置
に対する課金処理を実行するようにしたので、サービス
提供者が有するサーバに、サービスに登録しているユー
ザのみがアクセス可能なユーザ専用エリアを設け、個人
の専用エリアに、電子バリューを保存しておき、携帯電
話機などを用いて、商品、もしくはサービスの提供者に
対する支払い処理を実行することができる。
【0238】本発明の第3の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体に記録されているプログラムによれ
ば、第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御し、
第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御し、第1
の他の情報処理装置および第2の他の情報処理装置との
認証処理を行い、第1の他の情報処理装置に対応する第
1の個別の記録エリア、および第2の他の情報処理装置
に対応する第2の個別の記録エリアへの電子バリューの
記録を制御し、第1の他の情報処理装置から入力される
第1の情報と、第2の他の情報処理装置から入力される
第2の情報とが整合しているか否かを判断し、第1の情
報および第2の情報が整合していると判断された場合、
第1の情報および第2の情報を基に、第1の個別の記録
エリアに記録されている電子バリューを所定の量だけ減
算し、減算された電子バリューの量に基づいて、第2の
個別の記録エリアへ、電子バリューを加算するようにし
たので、サービス提供者が有するサーバに、サービスに
登録しているユーザのみがアクセス可能なユーザ専用エ
リアを設け、個人の専用エリアに、電子バリューを保存
しておき、携帯電話機などを用いて、オークションの商
品提供者と落札者との支払い処理を実行することができ
る。
【0239】本発明の第4の情報処理装置、情報処理方
法、および記録媒体に記録されているプログラムによれ
ば、第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御し、
第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御し、第1
の他の情報処理装置との認証処理を行い、第1の他の情
報処理装置毎に用意された個別の記録エリアへの電子バ
リューの記録を制御し、個別の記録エリアに、所定の量
の電子バリューの充填を指示する情報が入力された場
合、第2の他の情報処理装置に対して、所定の量の電子
バリューの充填が可能か否かの確認を要求する信号を生
成し、電子バリューの加算を実行するようにしたので、
特に、サービス提供者が有するサーバに、サービスに登
録しているユーザのみがアクセス可能なユーザ専用エリ
アを設け、個人の専用エリアに、電子バリューを保存し
ておき、例えば、携帯電話機やMMKなどを用いて、電
子バリューを補充することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】個人エリア管理サービスのネットワーク構成を
説明するための図である。
【図2】図1の管理センタの構成を説明するための図で
ある。
【図3】図2の個人エリア管理サーバの構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1のディジタル携帯電話機の外観を示す図で
ある。
【図5】図1のディジタル携帯電話機の外観を示す図で
ある。
【図6】図1のディジタル携帯電話機の内部構成を示す
ブロック図である。
【図7】図1の端末装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】本サービスに新たなユーザが登録する場合の処
理について説明するためのフローチャートである。
【図9】クレジットカードを登録する場合の処理につい
て説明するためのフローチャートである。
【図10】電子バリューのチャージ処理について説明す
るためのフローチャートである。
【図11】MMKを用いた電子バリューのチャージ処理
について説明するためのフローチャートである。
【図12】オンラインショッピングを行った場合の清算
処理について説明するためのフローチャートである。
【図13】オンラインショッピングを行った場合の清算
処理について説明するためのフローチャートである。
【図14】電子バリューを他の個人エリアに移動する処
理について説明するためのフローチャートである。
【図15】電子チケットを他の個人エリアに移動する処
理について説明するためのフローチャートである。
【図16】ネットオークションにおける商品引渡しおよ
び清算処理について説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 管理センタ, 2 専用回線, 3 端末装置,
4 MMK, 8 ディジタル携帯電話機, 11 個
人エリア管理サーバ, 12 決済サーバ,13 加盟
店サーバ, 21 CPU, 23 ネットワークイン
ターフェース, 26 HDD, 61 主制御部,
81 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 T 19/00 19/00 Q 19/10 U R Fターム(参考) 5B035 AA13 BB09 BC02 CA29 5B055 CB09 EE27 FA00 FB00 JJ00 KK00 5B058 CA23 KA08 KA33 YA06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置において、 前記他の情報処理装置との情報の授受を制御する入出力
    制御手段と、 前記他の情報処理装置との認証処理を行う認証手段と、 前記他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリア
    への情報の記録を制御する記録制御手段とを備え、 前記記録制御手段は、前記入出力制御手段により入力が
    制御された、第1の他の情報処理装置からの制御信号に
    従って、前記第1の他の情報処理装置に対応する第1の
    個別の記録エリアから、第2の他の情報処理装置に対応
    する第2の個別の記録エリアへ、前記情報を移動するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記他の情報処理装置に固有の機器番
    号、暗証番号、および前記他の情報処理装置に対応する
    前記個別の記録エリアを関連付けて登録する登録手段を
    更に備え、 前記認証手段は、前記登録手段により登録された前記固
    有の機器番号を有する前記他の情報処理装置から、前記
    登録手段により登録された前記暗証番号が入力された場
    合、前記他の情報処理装置に、前記個別の記録エリアに
    記録されている前記情報へのアクセス権を認証すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記登録手段は、前記個別の記録エリア
    に対して、複数の前記他の情報処理装置に固有の機器番
    号を更に登録し、 前記認証手段は、前記登録手段により登録された前記固
    有の機器番号を有する複数の前記他の情報処理装置か
    ら、前記登録手段により登録された前記暗証番号が入力
    された場合、複数の前記他の情報処理装置に、前記個別
    の記録エリアに記録されている前記情報へのアクセス権
    を認証することを特徴とする請求項2に記載の情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の個別の記録エリアから、前記
    第2の個別の記録エリアへの前記情報の移動を許可する
    か否かを判断する判断手段を更に備え、 前記記録制御手段は、前記第1の個別の記録エリアと関
    連付けて、所定の他の前記個別の記録エリアの記録を制
    御し、 前記判断手段は、前記第1の個別の記録エリアと前記第
    2の個別の記録エリアが予め関連付けられている場合、
    前記第1の個別の記録エリアから前記第2の個別の記録
    エリアへの前記情報の移動を許可し、前記第1の個別の
    記録エリアと前記第2の個別の記録エリアが予め関連付
    けられていない場合、前記第1の個別の記録エリアから
    前記第2の個別の記録エリアへの前記情報の移動を許可
    しないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 移動する前記情報は電子バリューである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 移動する前記情報は電子チケットである
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークは、専用回線であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して、他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置の情報処理方法において、 前記他の情報処理装置との情報の授受を制御する入出力
    制御ステップと、 前記他の情報処理装置との認証処理を行う認証ステップ
    と、 前記他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリア
    への情報の記録を制御する記録制御ステップとを含み、 前記記録制御ステップの処理では、前記入出力制御ステ
    ップの処理により入力が制御された、第1の他の情報処
    理装置からの制御信号に従って、前記第1の他の情報処
    理装置に対応する第1の個別の記録エリアから、第2の
    他の情報処理装置に対応する第2の個別の記録エリア
    へ、前記情報を移動することを特徴とする情報処理方
    法。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して、他の情報処理装
    置と接続される情報処理装置用のプログラムであって、 前記他の情報処理装置との情報の授受を制御する入出力
    制御ステップと、 前記他の情報処理装置との認証処理を行う認証ステップ
    と、 前記他の情報処理装置毎に用意された個別の記録エリア
    への情報の記録を制御する記録制御ステップとを含み、 前記記録制御ステップの処理では、前記入出力制御ステ
    ップの処理により入力が制御された、第1の他の情報処
    理装置からの制御信号に従って、前記第1の他の情報処
    理装置に対応する第1の個別の記録エリアから、第2の
    他の情報処理装置に対応する第2の個別の記録エリア
    へ、前記情報を移動することを特徴とするコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置において、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御手段と、 前記第1の他の情報処理装置との認証処理を行う認証手
    段と、 前記第1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録
    エリアへの電子バリューの記録を制御する記録制御手段
    と、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御手段と、 前記第1の入出力制御手段により入力が制御された第1
    の情報と、前記第2の入出力制御手段により入力が制御
    された第2の情報とが整合しているか否かを判断する判
    断手段と、 前記判断手段により、前記第1の情報および前記第2の
    情報が整合していると判断された場合、前記第1の情報
    および前記第2の情報を基に、前記第1の他の情報処理
    装置に対応する前記個別の記録エリアに記録されている
    前記電子バリューを所定の量だけ減算する減算手段と、 前記減算手段により減算された前記電子バリューの量に
    基づいて、前記第2の他の情報処理装置に対する課金処
    理を実行する課金手段とを備えることを特徴とする情報
    処理装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の情報には、前記第2の情報
    処理装置の管理者に、前記第1の情報処理装置を有する
    ユーザが、購入を申し込んだ商品もしくはサービスに関
    する情報が暗号化されて含まれており、 前記減算手段は、前記第2の情報に含まれている前記商
    品もしくはサービスに対する料金に対応する前記電子バ
    リューを、前記第1の他の情報処理装置に対応する前記
    個別の記録エリアに記録されている前記電子バリューか
    ら減算することを特徴とする請求項10に記載の情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置の情報処理方法におい
    て、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御ステップと、 前記第1の他の情報処理装置との認証処理を行う認証ス
    テップと、 前記第1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録
    エリアへの電子バリューの記録を制御する記録制御ステ
    ップと、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御ステップと、 前記第1の入出力制御ステップの処理により入力が制御
    された第1の情報と、前記第2の入出力制御ステップの
    処理により入力が制御された第2の情報とが整合してい
    るか否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、前記第1の情報および
    前記第2の情報が整合していると判断された場合、前記
    第1の情報および前記第2の情報を基に、前記第1の他
    の情報処理装置に対応する前記個別の記録エリアに記録
    されている前記電子バリューを所定の量だけ減算する減
    算ステップと、 前記減算ステップの処理により減算された前記電子バリ
    ューの量に基づいて、前記第2の他の情報処理装置に対
    する課金処理を実行する課金ステップとを含むことを特
    徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置用のプログラムであっ
    て、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御ステップと、 前記第1の他の情報処理装置との認証処理を行う認証ス
    テップと、 前記第1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録
    エリアへの電子バリューの記録を制御する記録制御ステ
    ップと、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御ステップと、 前記第1の入出力制御ステップの処理により入力が制御
    された第1の情報と、前記第2の入出力制御ステップの
    処理により入力が制御された第2の情報とが整合してい
    るか否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、前記第1の情報および
    前記第2の情報が整合していると判断された場合、前記
    第1の情報および前記第2の情報を基に、前記第1の他
    の情報処理装置に対応する前記個別の記録エリアに記録
    されている前記電子バリューを所定の量だけ減算する減
    算ステップと、 前記減算ステップの処理により減算された前記電子バリ
    ューの量に基づいて、前記第2の他の情報処理装置に対
    する課金処理を実行する課金ステップとを含むことを特
    徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記
    録されている記録媒体。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置において、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御手段と、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御手段と、 前記第1の他の情報処理装置および前記第2の他の情報
    処理装置との認証処理を行う認証手段と、 前記第1の他の情報処理装置に対応する第1の個別の記
    録エリア、および前記第2の他の情報処理装置に対応す
    る第2の個別の記録エリアへの電子バリューの記録を制
    御する記録制御手段と、 前記第1の入出力制御手段により入力が制御された第1
    の情報と、前記第2の入出力制御手段により入力が制御
    された第2の情報とが整合しているか否かを判断する判
    断手段と、 前記判断手段により、前記第1の情報および前記第2の
    情報が整合していると判断された場合、前記第1の情報
    および前記第2の情報を基に、前記第1の個別の記録エ
    リアに記録されている前記電子バリューを所定の量だけ
    減算する減算手段と、 前記減算手段により減算された前記電子バリューの量に
    基づいて、前記第2の個別の記録エリアへ、前記電子バ
    リューを加算する加算手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の情報を生成する第1の生成
    手段と、 前記第2の情報を生成する第2の生成手段とを更に備
    え、 前記第1の入出力制御手段は、前記第1の生成手段によ
    り生成された前記第1の情報の、前記第1の他の情報処
    理装置への出力を制御し、 前記第2の入出力制御手段は、前記第2の生成手段によ
    り生成された前記第2の情報の、前記第2の他の情報処
    理装置への出力を制御することを特徴とする請求項14
    に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置の情報処理方法におい
    て、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御ステップと、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御ステップと、 前記第1の他の情報処理装置および前記第2の他の情報
    処理装置との認証処理を行う認証ステップと、 前記第1の他の情報処理装置に対応する第1の個別の記
    録エリア、および前記第2の他の情報処理装置に対応す
    る第2の個別の記録エリアへの電子バリューの記録を制
    御する記録制御ステップと、 前記第1の入出力制御ステップの処理により入力が制御
    された第1の情報と、前記第2の入出力制御ステップの
    処理により入力が制御された第2の情報とが整合してい
    るか否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、前記第1の情報および
    前記第2の情報が整合していると判断された場合、前記
    第1の情報および前記第2の情報を基に、前記第1の個
    別の記録エリアに記録されている前記電子バリューを所
    定の量だけ減算する減算ステップと、 前記減算ステップの処理により減算された前記電子バリ
    ューの量に基づいて、前記第2の個別の記録エリアへ、
    前記電子バリューを加算する加算ステップとを含むこと
    を特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置用のプログラムであっ
    て、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御ステップと、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御ステップと、 前記第1の他の情報処理装置および前記第2の他の情報
    処理装置との認証処理を行う認証ステップと、 前記第1の他の情報処理装置に対応する第1の個別の記
    録エリア、および前記第2の他の情報処理装置に対応す
    る第2の個別の記録エリアへの電子バリューの記録を制
    御する記録制御ステップと、 前記第1の入出力制御ステップの処理により入力が制御
    された第1の情報と、前記第2の入出力制御ステップの
    処理により入力が制御された第2の情報とが整合してい
    るか否かを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの処理により、前記第1の情報および
    前記第2の情報が整合していると判断された場合、前記
    第1の情報および前記第2の情報を基に、前記第1の個
    別の記録エリアに記録されている前記電子バリューを所
    定の量だけ減算する減算ステップと、 前記減算ステップの処理により減算された前記電子バリ
    ューの量に基づいて、前記第2の個別の記録エリアへ、
    前記電子バリューを加算する加算ステップとを含むこと
    を特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラム
    が記録されている記録媒体。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置において、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御手段と、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御手段と、 前記第1の他の情報処理装置との認証処理を行う認証手
    段と、 前記第1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録
    エリアへの電子バリューの記録を制御する記録制御手段
    と、 前記第1の入出力制御手段により、前記個別の記録エリ
    アに、所定の量の前記電子バリューの充填を指示する情
    報の入力が制御された場合、前記第2の他の情報処理装
    置に対して、前記所定の量の前記電子バリューの充填が
    可能か否かの確認を要求する信号を生成する生成手段
    と、 前記記録制御手段により記録が制御された前記電子バリ
    ューの加算を実行する加算手段とを備えることを特徴と
    する情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記第1の情報には、クレジットカー
    ドに関する情報が含まれ、 前記第2の入出力制御手段により、前記第2の情報処理
    装置から、前記所定の量の前記電子バリューの充填が可
    能であることを示す情報が入力された場合、前記加算手
    段は、前記記録制御手段により記録が制御された前記電
    子バリューを、前記所定の量だけ加算することを特徴と
    する請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 第3の他の情報処理装置との情報の授
    受を制御する第3の入出力制御手段を更に備え、 前記第3の入出力制御手段により、前記第3の情報処理
    装置に入金された現金の金額に関する情報が入力された
    場合、前記加算手段は、前記記録制御手段により記録が
    制御された前記電子バリューを、前記現金に対応する量
    だけ加算することを特徴とする請求項18に記載の情報
    処理装置。
  21. 【請求項21】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置の情報処理方法におい
    て、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御ステップと、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御ステップと、 前記第1の他の情報処理装置との認証処理を行う認証ス
    テップと、 前記第1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録
    エリアへの電子バリューの記録を制御する記録制御ステ
    ップと、 前記第1の入出力制御ステップの処理により、前記個別
    の記録エリアに、所定の量の前記電子バリューの充填を
    指示する情報の入力が制御された場合、前記第2の他の
    情報処理装置に対して、前記所定の量の前記電子バリュ
    ーの充填が可能か否かの確認を要求する信号を生成する
    生成ステップと、 前記記録制御ステップの処理により記録が制御された前
    記電子バリューの加算を実行する加算ステップとを含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  22. 【請求項22】 ネットワークを介して、他の情報処理
    装置と接続される情報処理装置用のプログラムであっ
    て、 第1の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第1
    の入出力制御ステップと、 第2の他の情報処理装置との情報の授受を制御する第2
    の入出力制御ステップと、 前記第1の他の情報処理装置との認証処理を行う認証ス
    テップと、 前記第1の他の情報処理装置毎に用意された個別の記録
    エリアへの電子バリューの記録を制御する記録制御ステ
    ップと、 前記第1の入出力制御ステップの処理により、前記個別
    の記録エリアに、所定の量の前記電子バリューの充填を
    指示する情報の入力が制御された場合、前記第2の他の
    情報処理装置に対して、前記所定の量の前記電子バリュ
    ーの充填が可能か否かの確認を要求する信号を生成する
    生成ステップと、 前記記録制御ステップの処理により記録が制御された前
    記電子バリューの加算を実行する加算ステップとを含む
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムが記録されている記録媒体。
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