JP4077750B2 - ポイント管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品等を購入した金額や、カードの利用回数等に応じてポイントを発行し、蓄積されたポイント数に応じた種々のサービス等を提供するポイント管理システム、及び、このポイント管理システムに適用されるポイント発行端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、利用者が商品等を購入した金額や、カードの利用回数等に応じてポイントが発行され、蓄積されたポイント数に応じて、例えば、次回購入時における商品の値引き、各種施設の利用、各種景品への交換等のサービスが利用者に提供されるシステムが広く採用されている。このようなシステムは、顧客への利益還元として行われるのみではなく、ポイントに係る企業側の販売促進方法の一つとして行われており、集客力向上の目的も有している。
【0003】
また、例えば、複数の企業がそれぞれ管理するポイント発行端末装置により発行されるポイントを、共通ポイント管理機関が管理運営する共通ポイントに変換し、この共通ポイントを用いてサービスの提供を受けることができるポイント管理システムが存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のポイント管理システムによれば、利用者は、発行元の企業が異なる複数種類のポイントを共通ポイントに変換することにより、ポイントの価値を統合させ、より価値の高いサービスの提供を受けることができる。また、複数種類のポイントを共通ポイントに変換することにより、ポイントの一元管理を行うことができるため、発行元の企業が異なる複数種類のポイントを個別に管理する必要がないという点において利便性に優れる。その一方で、ポイントを共通ポイントに変換せずにそのまま用いることにより、ポイント発行元の企業からのサービスの提供を受けることもできるため、各ポイントの独自性や各企業の特色等が失われることがなく、企業側としても、ポイントが用いられるサービスを販売促進方法の一つとして維持することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−298051号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に記載されたポイント管理システムでは、利用者からポイントを共通ポイントに変換するポイント変換の要求を受けると、例えば、ポイント発行元の企業でポイントを共通ポイントに変換し、変換した共通ポイントを共通ポイント管理機関に移動させるというように、ポイント発行元の企業と共通ポイント管理機関との間でポイント変換が行われる。このようなポイント変換により、ポイント発行元の企業は共通ポイント管理機関に対してポイントに関し債務を負い、逆に共通ポイント管理機関はポイント発行元の企業に対して債権を有する関係となる。そして、共通ポイント管理機関側は、ポイント発行元の企業に対してポイントに関して請求を行い、ポイント発行元の企業は請求に基づいて対価を支払うことにより、ポイント発行元の企業と共通ポイント管理機関との間で決済が行われる。
【0006】
この決済を行うにあたって、ポイント発行元の企業は、利用者ごとのポイント変換の履歴に基づいて、共通ポイント管理機関からの請求が正常であるか否かを判断する必要がある。このため、ポイント発行元の企業は、ポイントの保有資格を持つ利用者(以下、ポイント会員という)のなかで、ポイント変換を行うポイント会員を別個に管理し、利用者毎のポイント変換の履歴を記録することとしている。従って、ポイント会員は、上述したポイント管理システムを利用するためには、共通ポイント管理機関が管理運営する共通ポイントを用いてサービスの提供を受けることが可能な会員(以下、共通ポイント会員という)への入会手続を行う必要があるだけではなく、さらに、ポイントを共通ポイントへ変換する変換サービスの提供を受けることが可能な会員(以下、ポイント変換サービス会員という)への入会手続を行う必要がある。
【0007】
しかしながら、上述したようなポイント管理システムにおいては、どのようにして利用者にポイント変換サービス会員への入会手続を行わせるかによって、ポイント変換の手続が煩雑なものになってしまうおそれがある。例えば、ポイント変換サービス会員でなければ共通ポイント管理機関により設けられたサイトにてポイント変換の要求を行うことができないように設定されたポイント管理システムでは、ポイント会員は、予め主体的にURLの入力等を行ってポイント発行元の企業により設けられたサイトへアクセスし、ポイント変換サービス会員への入会手続を行った後、共通ポイント管理機関により設けられたサイトへアクセスしなければ、ポイント変換を行うことができないということになるため、ポイント変換の手続が煩雑なものになってしまう。
【0008】
特に、ポイント変換サービス会員に関しては、ポイント発行元の企業ごとに管理されるものであるから、複数種類のポイントを共通ポイントに変換するには、複数のポイント変換サービス会員への入会手続を行う必要があるのであるが、個々のポイント変換の手続が煩雑であると、利用者に不快感や悪印象を与え、ポイント管理システムを利用しようとする意欲を失わせてしまうおそれがあり、また、複数種類のポイントを個別に管理する必要がないという利便性も充分に享受することができなくなる。
【0009】
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ポイント変換サービス会員への入会手続を速やかに行わせ、利用者がスムーズにポイント変換を行うことができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、第一の本発明のポイント管理システムは、ポイント発行端末装置により発行されるポイントから変換され、かつ、共通ポイント管理機関により管理運営される共通ポイントを用いて、利用者が各種のサービスを受けることができ、
上記利用者がポイント変換サービス会員であるときに、上記ポイント発行端末装置により発行された上記ポイントを上記共通ポイントに変換する変換サービスの提供を受けることができるポイント管理システムであって、
上記変換サービスの提供を要求する要求信号を端末機から受信する要求信号受信手段と、
上記ポイント発行端末装置に記憶されているポイント変換関連情報に基づいて、当該利用者が上記ポイント変換サービス会員であるか否かを判断する認証手段と、
上記利用者がポイント変換サービス会員ではないと上記認証手段が判断したとき、上記ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を上記端末機に表示させるために、上記端末機に対して応答信号を送信する応答信号送信手段とを備えたことを特徴とするポイント管理システムを提供する。
【0011】
第一の本発明のポイント管理システムによれば、ポイント変換サービス会員ではない利用者が変換サービスを要求すると、上記会員登録画像が端末機に表示されるため、利用者は、その場で直ちにポイント変換サービス会員への入会手続を行うことができる。従って、予め主体的にURLの入力等を行ってポイント発行元の企業により設けられたサイトへアクセスし、ポイント変換サービス会員への入会手続を行うというような煩わしい過程を経ることなく、ポイント変換サービス会員への入会手続を速やかに行うことができ、その結果、利用者はスムーズにポイント変換を行うことができる。
【0012】
また、第二の本発明のポイント管理システムは、ポイント発行端末装置により発行されるポイントから変換され、かつ、共通ポイント管理機関により管理運営される共通ポイントを用いて、利用者が各種のサービスの提供を受けることができ、
上記利用者がポイント変換サービス会員であるときに、上記ポイント発行端末装置により発行された上記ポイントを上記共通ポイントへ変換する変換サービスの提供を受けることができるポイント管理システムであって、
複数の上記ポイント発行端末装置と、上記複数のポイント発行端末装置と通信回線を介して接続された情報管理装置とを含んで構成され、
上記情報管理装置は、上記変換サービスの提供を要求する要求信号を端末機から受信する要求信号受信手段と、上記端末機から受信した上記要求信号を上記ポイント発行端末機装置に転送する要求信号転送手段とを備え、
上記ポイント発行端末装置は、上記情報管理装置により転送された要求信号を受信する転送信号受信手段と、上記ポイント発行端末装置に記憶されているポイント変換関連情報に基づいて、当該利用者が上記ポイント変換サービス会員であるか否かを判断する認証手段と、上記利用者が上記ポイント変換サービス会員ではないと上記認証手段が判断したとき、上記ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を上記端末機に表示させるために、上記端末機に対して応答信号を送信する応答信号送信手段とを備えたことを特徴とするポイント管理システムを提供する。
【0013】
第二の本発明のポイント管理システムによれば、上記第一の本発明のポイント管理システムと同様に、上記認証手段により利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断されたときに、利用者が所有する端末機に、会員登録画像が表示されるため、ポイント変換サービスの提供を要求する要求信号を送信したときに、当該送信した利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断されても、その場でポイント変換サービス会員へ入会するための会員登録を行うことができる。そのため、ポイント変換サービス会員への入会に対して煩わしさを感じることがなく、利用者がポイント変換をスムーズに行うことができるようになる。
【0014】
また、上記情報管理装置は、要求信号転送手段を備えており、上記ポイント発行端末装置は、上記転送信号受信手段を備えているため、情報管理装置により転送された要求信号をポイント発行端末装置が受信した後、ポイント発行端末装置によりポイント変換が行われ、変換したポイント数及び/又は変換された共通ポイント数が情報管理装置に送信されるようにすることができる。この場合、利用者が保有するポイント数に関する情報や、利用者の個人情報等が情報管理装置に送信されないようにすることが可能であり、セキュリティを高めることが可能になる。
【0015】
また、第三の本発明のポイント発行端末装置は、ポイント発行端末装置により発行されるポイントから変換され、かつ、共通ポイント管理機関により管理運営される共通ポイントを用いて、利用者が各種のサービスの提供を受けることができ、
上記利用者がポイント変換サービス会員であるときに、ポイント発行端末装置により発行されたポイントを共通ポイントに変換する変換サービスの提供を受けることができるポイント管理システムに適用されるポイント発行端末装置であって、
変換サービスの提供を要求する要求信号を端末機から受信した情報管理装置により転送された要求信号を受信する転送信号受信手段と、
上記ポイント発行端末装置に記憶されているポイント変換関連情報に基づいて、当該利用者がポイント変換サービス会員であるか否かを判断する認証手段と、
上記利用者がポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を上記端末機に表示させるために、上記端末機に対して応答信号を送信する応答信号送信手段とを備えたことを特徴とするポイント発行端末装置を提供する。
【0016】
第三の本発明のポイント発行端末装置によれば、上記認証手段により利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断されたときに、利用者が所有する端末機に、会員登録画像が表示されるため、ポイント変換サービスの提供を要求する要求信号を送信したときに、当該送信した利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断されても、その場でポイント変換サービス会員へ入会するための入会手続きを行うことができる。その結果、利用者は、ポイント変換サービス会員への入会に対して煩わしさを感じることがなく、ポイント変換をスムーズに行うことができるようになる。
【0017】
第一の本発明のポイント管理システムは、要求信号受信手段と、認証手段と、応答信号送信手段とを備えている。また、第二の本発明のポイント管理システムは、上記3つの手段に加えて、要求信号転送手段と、転送信号受信手段とを備えていることを除いて、第一の本発明のポイント管理システムと同様の構成要素を有している。また、第三の本発明のポイント発行端末装置は、第一及び第二の本発明とは、独立した発明であるが、第二の本発明のポイント管理システムに用いられるポイント発行端末装置と同様の構成要素を有するものである。
【0018】
従って、第二の本発明のポイント管理システムについて詳しく説明すれば、第一の本発明のポイント管理システム及び第三の本発明のポイント発行端末装置の主要部分を構成をほぼ説明したことになる。従って、以下の説明においては、上記した3つの発明を含めた発明として、第二の本発明のポイント管理システム、及び、該ポイント管理システムに適用されるポイント発行端末装置、情報管理装置等を説明することにする。なお、以下においては、第二の本発明のポイント管理システム等を、単に本発明のポイント管理システム等として説明する。
第一の本発明のポイント管理システム、第二の本発明のポイント管理システム、及び、第三の本発明のポイント発行端末装置は、下記の説明に限定されるものではなく、他の実施形態をとってもよい。
【0019】
本発明において、上記ポイント変換関連情報は、ポイント発行端末装置から発行されるポイントについてポイント変換を行ったときに、ポイント変換を行ったポイント発行端末装置毎に生成される情報であり、例えば、ポイントを共通ポイントに変換した際に、ポイント発行端末装置において生成される変換したポイント数についての履歴や、当該履歴や個人情報等を所定の変換方式で変換した暗号や、一定の体系に基づき又はランダムに生成された符号等を挙げることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明のポイント管理システムのネットワーク構成の一例を模式的に示す概念図である。
【0021】
本発明に係るポイント管理システム10は、携帯電話機20a、20b(以下、携帯電話機20ともいう)、情報管理装置40及びポイント発行端末装置50a、50b(以下、ポイント発行端末装置50ともいう)から構成されている。また、携帯電話機20、情報管理装置40及びポイント発行端末装置50は、通信回線16を介してインターネット15に接続されており、互いにデータやプログラム等の情報の送受信が可能な状態にある。
なお、図1では、ポイント発行端末装置50及び携帯電話機20が、それぞれ2つずつ示されているが、本発明において、インターネット15に接続されている携帯電話機20及びポイント発行端末装置50の数は特に限定されるものではない。
【0022】
携帯電話機20は、インターネット15と接続する機能を有しており、利用者は携帯電話機20を操作し、情報管理装置40にアクセスを行う等することにより、ポイントを共通ポイントに変換する要求や、共通ポイントが用いられる種々のサービスが提供されるサービスコンテンツを利用する要求を行うことができる。なお、実施形態においては、端末機として携帯電話機が用いられる場合について説明するが、本発明に用いることができる端末機としては、特に限定されるものではなく、携帯電話機のほかに、例えば、PC(パーソナル・コンピュータ)、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)、店舗に設置された専用端末機等を挙げることができる。
【0023】
情報管理装置40は、共通ポイントの管理運営を行う機関(以下、共通ポイント管理機関という)により設置されているものであり、共通ポイントを利用者毎に管理する共通ポイント口座を備えている。また、情報管理装置40は、上記サービスコンテンツの提供を行うことができる。本発明に用いることができる情報管理装置としては、例えば、PC、専用端末機等を挙げることができる。
【0024】
ポイント発行端末装置50は、ポイント発行元の企業により設置されているものであり、上記ポイントに係る企業から商品を購入した金額等に応じた数のポイントを発行するとともに、発行したポイントを利用者毎に管理するポイント口座を備えている。
なお、このポイント発行端末装置50は、複数台のPCや、専用端末機から構成されていてもよい。
【0025】
利用者が所有する携帯電話機20から情報管理装置40へアクセスを行い、上記変換サービスの提供を要求する要求信号を送信した場合、次に、変換したいポイントに係る企業を選択し、その企業の選択情報を情報管理装置40へ送信する。情報管理装置40は、携帯電話機20からの上記企業選択情報を受信すると、要求信号をポイント発行端末装置50に転送する。ポイント発行端末装置50が転送された要求信号を受信すると、ポイント発行端末装置50により、ポイント変換関連情報に基づいて当該利用者がポイント変換サービス会員であるか否かが判断され、ポイント変換サービス会員であると判断された場合には、ポイント変換が行われるとともに、変換された共通ポイントが情報管理装置40に備えられた共通ポイント口座に振り込まれる。
【0026】
一方、利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断された場合には、ポイント発行端末装置50は、ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を携帯電話機20に表示させるための応答信号を携帯電話機20に送信する。そして、携帯電話機20により上記ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報がポイント発行端末装置50に送信され、当該送信された個人情報が正当なものであると判断された場合には、会員登録が行われ、そのままポイント変換が行われるとともに、変換された共通ポイントが情報管理装置40に備えられた共通ポイント口座に振り込まれる。
なお、このポイント変換については、後に図面(図7〜図13)を用いて詳述することにする。
【0027】
ここで、上記サービスコンテンツの利用を要求する利用者は、共通ポイント管理機関側において、共通ポイントの保有資格を有し、かつ、上記サービスコンテンツを利用することができる共通ポイント会員である。
また、上記変換サービスの利用を要求する利用者は、上記共通ポイント会員であるとともに、ポイント発行元の企業側において、ポイントの保有資格を有し、かつ、ポイントが用いられる種々のサービス(以下、ポイントサービスという)の提供を受けることができるポイント会員である。
【0028】
また、携帯電話機20から情報管理装置に対してサービスコンテンツの利用要求を行った場合、利用者は、上記共通ポイント口座に保有されている共通ポイント数に応じて、サービスコンテンツを利用することができるようになる。
上記サービスコンテンツとしては、特に限定されるものではなく、例えば、音楽・映像配信サービス、クレジット変換、社会奉仕及び懸賞ゲーム等を挙げることができる。
上記クレジット変換では、上記共通ポイントを、景品との交換等に用いられる金券に相当するクレジットに変換することができる。また、上記社会奉仕では、共通ポイントを福祉団体等に寄付したりすることができる。さらに、上記懸賞ゲームでは、共通ポイントを投資することによりゲームを進行させ、当該ゲームの結果に応じて共通ポイントが利用者に付与される。
【0029】
次に、本発明に係る端末機について図面を用いて説明することにする。
図2は、図1に示した携帯電話機20の構成の一例を模式的に示すブロック図である。
図2に示すように、携帯電話機20の内部には、制御部30が備えられている。この制御部30は、セントラル・プロセシング・ユニット(CPU)21と、ROM22と、RAM23と、送受信部24と、入出力バス28と、入力信号回路26と、LFコントローラ/アンプ27と、表示制御回路36とを備えている。
【0030】
入力信号回路26に接続された入力装置25は、例えば、10キー等の利用者の操作を入力するための装置であり、また、入力信号回路26は、入出力バス28を介してCPU21に接続されている。入出力バス28は、ROM22及びRAM23も接続されている。ROM22及びRAM23は、各種の画像を表示させたりするためのプログラム等を記憶することができる。
【0031】
入出力バス28には、送受信部24も接続されている。この送受信部24は、上述した通信回路16を介して情報管理装置40及びポイント発行端末装置50との通信を行うためのものである。また、入出力バス28には、移動無線通信部31とLFコントローラ/アンプ27とが接続されており、LFコントローラ/アンプ27には、スピーカ34とマイクロフォン29とが接続されている。移動無線通信部31はアンテナ等を備えており、発呼信号の送信や着呼信号の受信等を行い、通話中には音声信号の送受信を行う。
また、入出力バス28には、表示制御回路36も接続されている。表示制御回路36は、表示装置32が接続されており、CPU21における演算処理の結果に応じて表示装置32に表示信号を供給する。
【0032】
次に、本発明のポイント管理システムに用いられる情報管理装置について説明する。
図3は、第一の本発明に係る情報管理装置の一例を模式的に示すブロック図である。
情報管理装置40は、ハードディスクドライブ48と、CPU42と、ROM44と、RAM46と、通信用インターフェイス回路49とから構成されている。
【0033】
通信用インターフェイス回路49は、上述した通信回路16を介して携帯電話機20及びポイント発行端末装置との通信を行うためのものである。
ハードディスクドライブ48は、共通ポイント会員の個人情報や、該共通ポイント会員が上記サービスコンテンツを利用した際に、使用した共通ポイント数の履歴等を記録する共通ポイント会員データベース(DB)60を備える。
この共通ポイント会員DB60については、後に図面(図5)を用いて詳述することにする。
【0034】
また、ハードディスクドライブ48は、携帯電話機20及びポイント発行端末装置50との通信を行うためのプログラム、共通ポイント会員DBを管理するためのプログラム、上記サービスコンテンツに係るプログラム、画像データ等を記憶する。
【0035】
次に、本発明のポイント管理システムに用いられるポイント発行端末装置について説明する。
【0036】
図4は、本発明のポイント発行端末装置の構成の一例を模式的に示すブロック図である。
ポイント発行端末装置50は、ハードディスクドライブ58と、CPU52と、ROM54と、RAM56と、通信用インターフェイス回路59とから構成されている。
【0037】
ハードディスクドライブ58は、ポイント会員の個人情報や、該ポイント会員が使用したポイント数の履歴等を記録するポイント会員データベース(DB)70を備える。
このポイント会員DB70については、後に図面(図6)を用いて詳述することにする。
【0038】
また、ハードディスクドライブ58は、携帯電話機20及び情報管理装置40との通信を行うためのプログラム、ポイント会員DBを管理するためのプログラム、ポイントサービスに係るプログラム、画像データ等を記憶する。
【0039】
次に、情報管理装置40が備える共通ポイント会員DB60について説明する。図5は、本発明に係る共通ポイント会員DB60の一例を示す図である。
共通ポイント会員DBの項目には、左から順に、「会員ID」、「パスワード」、「氏名」、「性別」、「確認コード」等を含む共通ポイント会員情報と、「日付」、「共通ポイント使用履歴」、「ポイント変換履歴」、「共通ポイント残高」等を含むポイント履歴とがある。
【0040】
「会員ID」、「パスワード」、「性別」は、共通ポイント会員への入会手続を行う際に登録する個人情報であり、共通ポイント会員を識別するための情報である。
図5において、例えば、上記会員IDが「10000000」である利用者(以下、利用者1という)の上記パスワードは「abcdefg」であり、上記氏名は「タナカ イチロウ」であり、上記性別は「M(男性)」である。
【0041】
「確認コード」は、初めてポイント変換を行おうとするポイントに係る企業のポイントを共通ポイントに変換する変換サービスを利用するときに、情報管理装置40によりランダムに生成されて登録される4桁の符号である。また、この確認コードは、上記ポイント変換を行おうとする企業に係るポイント発行端末装置50に送信される。ポイント発行端末装置50により上記確認コードが受信されると、当該確認コードは後述するポイント会員DB70に登録され、ポイント変換が行われた後に、情報管理装置40に再度送信される。
情報管理装置40は、最初に生成された確認コードと、ポイント発行端末装置50から受信した確認コードとが一致しているときにポイント変換が正常に行われたと判断するのである。
【0042】
図5において、例えば、利用者1について、上記確認コードの項目のB社の部分には、「1a1b」が登録されており、B社のポイントについての変換サービスが利用済であることが示されている。一方、A社及びC社については、上記確認コードが登録されていないため、A社及びC社のポイントについての変換サービスが未利用であることが示されている。
【0043】
「共通ポイント使用履歴」は、上記サービスコンテンツを利用した際に使用した共通ポイント数を上記日付毎に記録するものである。
図5において、例えば、利用者1について、上記ポイント使用履歴の項目には、利用者1が2月28日に上記サービスコンテンツを利用した際に使用した共通ポイント数「150」が記録されており、その下側には、2月27日に使用した共通ポイント数「200」が記録されている。
【0044】
「ポイント変換履歴」は、上記変換サービスを利用した際にポイント変換を行ったポイント数及び共通ポイント数を上記日付毎に記録するものである。
図5において、例えば、利用者1について、上記ポイント変換履歴の項目には、利用者1が2月28日にB社のポイントについてポイント変換を行った際に、変換したポイント数「500」が記録されており、その右側には変換された共通ポイント数「50」が記録されている。この場合、利用者1がB社について保有するポイントのうち、500ポイントを50ポイントの共通ポイントに変換したことになる。
また、その下側には、利用者が2月27日にB社のポイントについてポイント変換を行った際に、変換したポイント数「1000」が記録されており、その右側には変換された共通ポイント数「100」が記録されている。この場合、利用者1がB社に保有するポイントのうち、1000ポイントを100ポイントの共通ポイントに変換したことになる。
なお、この場合、500ポイントのポイントが50ポイントの共通ポイントに変換され、1000ポイントのポイントが100ポイントの共通ポイントに変換されたことになるため、変換レートは1/10である。この変換レートは、企業ごとに設定されていてもよく、定期的に変更されるものであってもよい。
【0045】
「共通ポイント残高」は、上記共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数を上記日付毎に記録するものである。
図5において、例えば、利用者1について、上記共通ポイント残高の項目には、2月28日に共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数「1000」が記録されており、その下側には、2月27日に共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数「1100」が記録されている。
【0046】
次に、ポイント発行端末装置50が備えるポイント会員DB70について説明する。
図6は、本発明に係るポイント会員DB70の一例を示す図である。なお、図6に示すポイント会員DBは、A社に係るポイント会員についてのものである。
ポイント会員DBの項目には、左から順に、「会員ID」、「パスワード」、「氏名」、「性別」、「確認コード」等を含むポイント会員情報と、「日付」、「ポイント使用履歴」、「ポイント変換履歴」、「ポイント残高」等を含むポイント履歴とがある。
【0047】
「会員ID」、「パスワード」、「性別」は、ポイント会員への入会手続を行う際に登録する個人情報であり、ポイント会員を識別するための情報である。なお、上記会員IDが「12345」であり、パスワードが「tuvx」である利用者の氏名は「タナカ イチロウ」であり、図5を用いて説明した共通ポイント会員DBにおける利用者1と同一の利用者である。すなわち、利用者1は、共通ポイント会員であるとともに、A社に係るポイント会員でもある。
【0048】
「ポイント変換サービス会員」は、ポイントを共通ポイントへ変換する変換サービスの提供を受けることが可能なポイント変換サービス会員を、ポイント発行端末装置50がポイント会員と別個に管理するために登録するためのものである。なお、図5を用いて説明したように、利用者1は、A社のポイントについての変換サービスが未利用であり、ポイント変換サービス会員ではないため、その項目に「NO」が登録されている。
【0049】
「確認コード」は、上述したように、情報管理装置40により生成されるコードである。この確認コードは、ポイント発行端末装置50が情報管理装置40から当該確認コードを受信したときに、ポイント会員DB70に登録されるのである。
なお、上記ポイント変換サービス会員の項目は、上記確認コードが登録されることにより「YES」が登録される。
【0050】
「ポイント使用履歴」は、上記ポイントサービスを利用した際に使用した共通ポイント数を上記日付毎に記録するものである。
図6において、例えば、利用者1について、上記ポイント使用履歴の項目には、利用者1が2月28日に上記ポイントサービスを利用した際に使用したポイント数「1000」記録されており、その下側には、2月27日に使用した共通ポイント数「500」が記録されている。
【0051】
「ポイント変換履歴」は、上記変換サービス利用した際にポイント変換を行ったポイント数及び共通ポイント数を上記日付毎に記録するものである。
図6において、例えば、上記会員IDが「23456」である利用者(以下、利用者2という)が2月28日にポイント変換を行った際に、変換したポイント数「2000」が登録されており、その右側には、変換された共通ポイント数「200」が登録されている。この場合、利用者2がB社に保有するポイントのうち、2000ポイントを200ポイントの共通ポイントに変換したことになる。
なお、利用者1は、上述したように、ポイント変換サービス会員ではないため、変換サービスが未利用であり、ポイント変換履歴の項目には、全て「0」が記録されている。
【0052】
「ポイント残高」は、上記ポイント口座に貯蓄されているポイント数を上記日付毎に記録するものである。
図6において、例えば、利用者1について、上記ポイント残高の項目には、2月28日にポイント口座に貯蓄されているポイント数「10000」が記録されており、その下側には、2月27日にポイント口座に貯蓄されているポイント数「11000」が記録されている。
【0053】
以下、ポイント変換について図7〜図13を用いて説明することにする。
なお、以下の説明においては、上述した利用者1がA社のポイントについてポイント変換を行う場合について説明する。すなわち、利用者1は、A社のポイントについて、初めてポイント変換を行おうとする場合である。
ここで、図7〜図13を用いて説明するポイント変換について、その進行手順の概要は以下の通りである。
(i)利用者が所有する携帯電話機20から情報管理装置40にアクセスを行い、変換サービスの提供を要求する要求信号を送信する。次に、変換したいポイントに係る企業を選択し、その企業の選択情報を情報管理装置40に送信する。情報管理装置40は、携帯電話機20からの上記企業選択情報を受信すると、その要求信号をポイント発行端末装置50に転送する。
(ii)情報管理装置40から転送された要求信号を、ポイント発行端末装置50が受信すると、利用者の個人情報に基づいて、当該利用者がポイント変換サービス会員であるか否かが判断され、ポイント変換サービス会員であると判断された場合には、ポイント変換が行われ、変換したポイント数、及び、変換された共通ポイント数を含む情報が情報管理装置40に送信される。
一方、利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断された場合には、ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を携帯電話機20に表示させ、入力された個人情報が正当なものであると判断した場合には、そのままポイント変換が行われ、変換したポイント数、及び、変換された共通ポイント数を含む情報が情報管理装置40に送信される。
(iii)上記変換したポイント数、及び、変換された共通ポイント数を含む情報を受信した情報管理装置40は、それらの結果を携帯電話機20に表示させ、ポイント変換を終了する。
【0054】
まず、携帯電話機20と情報管理装置40とにおいて実行されるポイント変換設定処理に係るサブルーチンについて、図7、図8を用いて説明することにする。図7は、情報管理装置側ポイント変換設定処理を示すフローチャートである。このサブルーチンは、例えば、携帯電話機20から情報管理装置40にアクセスが行われたとき等に実行されるものである。
【0055】
最初に、携帯電話機20から情報管理装置40へアクセスが行われると、CPU42は、ログイン画像データを携帯電話機20に送信する(ステップS10)。このログイン画像データには、共通ポイント会員である利用者を特定し、ログインを行うために、ID、パスワードの入力を可能とする画像を、携帯電話機20表示装置32に表示させるための画像データが含まれる。
【0056】
ステップS10の処理が実行されると、次に、CPU42は、ID、パスワードを携帯電話機20から受信したか否かを判断する(ステップS12)。このステップS12における処理は、後述する図8に示すサブルーチンのステップS35に対応するものである。
【0057】
ステップS12において、ID、パスワードを携帯電話機20から受信していないと判断した場合、CPU42は処理をステップS12に戻す。
一方、ステップS12において、ID、パスワードを携帯電話機20から受信したと判断した場合、次に、CPU42は、ID、パスワードが一致しているか否かを判断する(ステップS14)。このステップS14における処理は、携帯電話機20から受信したID、パスワードが、図5に示した共通ポイント会員DB70の「会員ID」、「パスワード」の項目に登録されているものと一致しているか否かを判断することにより行われる。
【0058】
ステップS14において、ID、パスワードが一致していないと判断した場合、ID、パスワードが一致しない旨を携帯電話機20に送信し(ステップS15)、本サブルーチンを終了する。このとき、ポイント変換は行われない。
一方、ステップS14において、ID、パスワードが一致していると判断した場合、次に、CPU42は、会員トップ画像データを携帯電話機20に送信する(ステップS16)。この会員トップ画像データには、共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数が表示されるとともに、「ポイント変換」、「サービスコンテンツ」、「登録内容変更」等の会員トップメニューのなかから、利用者が行いたい操作を選択することが可能な会員トップ画像を、携帯電話機20の表示装置32に表示させるための画像データが含まれる。
【0059】
ステップS16の処理が実行されると、次に、CPU42は、要求信号を携帯電話機20から受信したか否かを判断する(ステップS18)。この要求信号は、上記変換サービスの提供を要求する信号であり、上述した会員トップメニューのなかから、「ポイント変換」が選択されたときに携帯電話機20が送信されるものである。なお、このステップS18における処理は、後述する図8に示すサブルーチンのステップS46に対応するものである。なお、情報管理装置40が要求信号を受信するとき、情報管理装置40に備えられたCPU42及び通信用インターフェイス回路49は、要求信号受信手段として機能する。
【0060】
ステップS18において、要求信号を携帯電話機20から受信していないと判断した場合、すなわち、上記会員トップメニューのなかから、「ポイント変換」以外の操作が選択された場合、本サブルーチンを終了する。このとき、ポイント変換は行われない。
【0061】
一方、ステップS18において、要求信号を携帯電話機20から受信したと判断した場合、次に、CPU42は、企業選択画像データを携帯電話機20に送信する(ステップS20)。この企業選択画像データには、複数の企業からポイント変換を行う企業の選択を可能とする企業選択画像を携帯電話機20の表示装置32に表示させるための画像データが含まれる。
【0062】
ステップS20の処理が実行されると、次に、CPU42は、企業選択情報を携帯電話機20から受信したか否かを判断する(ステップS22)。この企業選択情報には、選択された企業がどの企業であるかについての情報が含まれる。なお、このステップS22における処理は、後述する図8に示すサブルーチンのステップS54に対応するものである。
ステップS22において、企業選択情報を携帯電話機20から受信していないと判断した場合、CPU42は、処理をステップS22に戻す。
【0063】
一方、ステップS22において、企業選択情報を携帯電話機20から受信したと判断したとき、次に、CPU42は、登録された確認コードがあるか否かを判断する(ステップS24)。このステップS24における処理は、受信した企業選択情報に係る確認コードが、図5に示した共通ポイント会員DBに登録されているか否かを判断することにより行われる。
例えば、利用者1がポイント変換を行う企業としてA社を選択した場合、利用者1はA社について登録された確認コードがないと判断される。一方、利用者1がポイント変換を行う企業としてB社を選択した場合、利用者1はB社について登録された確認コードがあると判断される。
【0064】
ステップS24において、登録された確認コードがないと判断した場合、次に、CPU42は、確認コードを生成し、共通ポイント会員DBに登録する(ステップS26)。
【0065】
ステップS26の処理が実行されるか、又は、ステップS24において登録された確認コードがあると判断した場合、CPU42は、上記要求信号、確認コードをポイント発行端末装置50に送信して(ステップS28)、本サブルーチンを終了する。なお、このとき、CPU42は、端末機から受信した要求信号をポイント発行端末装置に転送する要求信号転送手段として機能する。
【0066】
図8は、図7に示した情報管理装置40において実行される情報管理装置側ポイント変換設定処理ルーチンに対応して、携帯電話機20において実行される端末機側ポイント変換設定処理ルーチンを示すフローチャートである。
なお、この携帯電話機20のROM22には、情報管理装置40との通信が可能であるか否かを判断するためのプログラム等の情報管理装置40との通信をする際に必要となるプログラムが予め記憶されているものとする。
【0067】
最初に、CPU21は、ログイン画像データを情報管理装置40から受信したか否かを判断する(ステップS30)。このステップS30における処理は、図7に示したサブルーチンのステップS10の処理に対応するものである。
ステップS30において、ログイン画像データを情報管理装置40から受信していないと判断した場合、処理をステップS30に戻す。
【0068】
一方、ステップS30において、ログイン画像データを情報管理装置40から受信したと判断した場合、次に、CPU21はログイン画像を表示装置32に表示させる。ログイン画像が表示されると、共通ポイント会員のID、パスワードの入力を促す画像が表示装置32表示され、利用者は携帯電話機20の入力装置25を操作することにより、会員ID、パスワードを入力することができる。
【0069】
ステップS32の処理が実行されると、次に、CPU21は、ID、パスワードが入力されたか否かを判断する(ステップS34)。すなわち、CPU21は、入力装置25の操作により、ID、パスワードの入力があったか否かを判断する。
ステップS34において、ID、パスワードの入力がなかったと判断した場合、処理をステップS34に戻す。
【0070】
一方、ステップS34において、ID、パスワードの入力があったと判断した場合、CPU21は、入力されたID、パスワードを情報管理装置40に送信する(ステップS35)。
【0071】
ステップS35の処理が実行されると、次に、CPU21は、ID、パスワードが一致しない旨を情報管理装置40から受信したか否かを判断する(ステップS36)。このステップS36における処理は、図7に示したサブルーチンのステップS15の処理に対応するものである。
ステップS36において、ID、パスワードが一致しない旨を情報管理装置40から受信したと判断した場合、本サブルーチンを終了する。このとき、ポイント変換は行われない。
【0072】
一方、ステップS36において、ID、パスワードが一致しない旨を情報管理装置40から受信していないと判断した場合、次に、CPU21は、会員トップ画像データを情報管理装置40から受信したか否かを判断する(ステップS38)。このステップS38における処理は、図7に示したサブルーチンのステップS16の処理に対応するものである。
ステップS38において、会員トップ画像データを情報管理装置40から受信していないと判断した場合、CPU21は、処理をステップS36に戻す。
【0073】
一方、ステップS38において、会員トップ画像データを情報管理装置40から受信したと判断した場合、次に、CPU21は、会員トップ画像を表示装置32に表示させる(ステップS40)。会員トップ画像が表示されると、「ポイント変換」、「サービスコンテンツ」、「登録内容変更」等の会員トップメニューのなかから、利用者が行いたい操作の選択を促す画像が表示装置32に表示され、利用者は携帯電話機20の入力装置25を操作することにより、上記会員トップメニューのなかから、一のの操作を選択することができる。
【0074】
ステップS40の処理が実行されると、次に、CPU21は、会員トップメニューのなかから、利用者が行いたい操作の選択指示があったか否かを判断する(ステップS42)。
ステップS42において、利用者が行いたい操作の選択指示がなかったと判断した場合、CPU21は、処理をステップS42に戻す。
【0075】
一方、ステップS42において、利用者が行いたい操作の選択指示があったと判断した場合、次に、CPU21は、上記会員トップメニューのうち、「ポイント変換」が選択されたか否かを判断する(ステップS44)。
ステップS44において、「ポイント変換」が選択されていないと判断した場合、すなわち、会員トップメニューのなかから、「ポイント変換」以外の操作が選択された場合、本サブルーチンを終了する。このとき、ポイント変換は行われない。
【0076】
一方、ステップS44において、「ポイント変換」が選択されたと判断した場合、次に、CPU21は、要求信号を情報管理装置40に送信する(ステップS46)。この要求信号は、上述したように、変換サービスの提供を要求する信号である。
【0077】
ステップS46の処理が実行されると、次に、CPU21は、企業選択画像データを携帯電話機20から受信したか否かを判断する(ステップS48)。このステップS48における処理は、図7に示したサブルーチンのステップS20の処理に対応するものである。
ステップS48において、企業選択画像データを携帯電話機20から受信していないと判断した場合、CPU21は、処理をステップS48に戻す。
【0078】
一方、ステップS48において、企業選択画像データを情報管理装置40から受信したと判断した場合、次に、CPU21は、企業選択画像を表示装置32に表示させる(ステップS50)。企業選択画像が表示装置32に表示されると、複数の企業からポイント変換を行う企業の選択を促す画像が表示され、利用者は携帯電話機20の入力装置25を操作することにより、上記複数の企業からポイント変換を行う企業を選択することができる。
【0079】
ステップS50の処理が実行されると、次に、CPU21は、企業の選択指示があったか否かを判断する(ステップS52)。すなわち、CPU21は、入力装置25の操作により、複数の企業からポイント変換を行う企業が選択されたか否かを判断する。
ステップS52において、企業の選択指示がなかったと判断した場合、CPU21は、処理をステップS52の戻す。
【0080】
一方、ステップS52において、企業の選択指示があったと判断した場合、CPU21は、企業選択情報を情報管理装置40に送信し(ステップS54)、本サブルーチンを終了する。
なお、このステップS54の処理が実行されると、図7に示したサブルーチンのステップS28の処理が実行されることにより、携帯電話機20の情報管理装置40に対して行われていたアクセスがポイント発行端末装置50に移動し、以降、携帯電話機20とポイント発行端末装置50との間でアクセスが行われることになるのである。
【0081】
次に、図8に示したサブルーチンが実行されているときに、携帯電話機20の表示装置32に表示される画像について図9を用いて説明する。
図9(a)〜(c)は、携帯電話機20の表示装置32に表示される画像の一例を模式的に示す図である。
【0082】
図9(a)に示す画面画像は、図8に示したサブルーチンのステップS32の処理において携帯電話機20の表示装置32に表示されるログイン画像である。
図9(a)に示す画面画像の略中央には、共通ポイント会員のIDの入力欄が表示され、その下側には、共通ポイント会員のパスワードの入力欄が表示されている。さらに、画面画像の下側には、「決定」という選択肢を示すボタンが表示されている。
例えば、図9(a)に示すように、利用者1の共通ポイント会員の会員ID「10000000」、及び、共通ポイント会員のパスワード「abcdefg」(図5参照)を入力し、更に、「決定」が選択されると、図9(b)に示す画面画像が表示される。
【0083】
図9(b)に示す画面画像は、図8に示したサブルーチンのステップS40の処理において携帯電話機20の表示装置32に表示される会員トップ画像である。
図9(b)に示す画面画像の中央より上側には、「ポイント変換」、「登録内容変更」、「サービスコンテンツ」の会員トップメニューを示す画像が表示され、更に、それらの画像の左側には、ラジオボタンが表示されている。
また、画面画像の下側には、共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数を示す「1000P」が表示され、さらにその下側には、「決定」という選択肢を示すボタンが表示されている。
例えば、図9(b)に示すように、「ポイント変換」が選択され、更に、「決定」が選択されると、図9(c)に示すような画面画像が表示される。
【0084】
図9(c)に示す画面画像は、図8に示したサブルーチンのステップS50の処理において携帯電話機20の表示装置32に表示される企業選択画像である。
図9(c)に示す画面画像の中央には、上から順に、「A社」、「B社」、「C社」、「D社」というように、ポイント変換を行う企業の選択肢を示す画像が表示されており、さらに、それらの画像の左側には、ラジオボタンが表示されている。また、画面画像の下側には、「決定」という選択肢を示す画像が表示されている。
例えば、図9(c)に示すように、「A社」が選択され、更に、「決定」が選択されると、その後、携帯電話機20とポイント発行端末装置50との間でポイント変換が行われることになる。
なお、携帯電話機20とポイント発行端末装置50との間でポイント変換が行われているときに、携帯電話機20の表示装置32に表示される画像については、後に図面(図13)を用いて詳述することにする。
【0085】
次に、携帯電話機20とポイント発行端末装置50とにおいて実行されるポイント変換実行処理に係るサブルーチンについて、図10、図11を用いて説明することにする。
図10は、ポイント発行端末装置側ポイント変換実行処理を示すフローチャートである。
【0086】
最初に、CPU52は、要求信号、確認コードを情報管理装置40から受信したか否かを判断する(ステップS60)。このステップS60における処理は、図7に示したサブルーチンのステップS28の処理に対応するものである。
ステップS60において、要求信号、確認コードを情報管理装置40から受信していないと判断した場合、CPU52は、処理をステップS60に戻す。
【0087】
一方、ステップS60において、要求信号、確認コードを情報管理装置40から受信したと判断した場合、次に、CPU52は、変換トップ画像データを携帯電話機20に送信する(ステップS62)。この変換トップ画像データには、選択された企業に係るポイント発行端末装置50に対するアクセスが正常に行われていることを利用者に報知する画像を、携帯電話機20の表示装置32に表示させるための画像データが含まれる。なお、ポイント発行端末装置50が情報管理装置40から上記確認コードを受信したとき、当該確認コードはRAM56に記憶される。
【0088】
ステップS62の処理が実行されると、次に、CPU52は、登録された確認コードがあるか否かを判断する(ステップS64)。このステップS64における処理は、情報管理装置40から受信してRAM56に記憶されている確認コードが、図6に示したポイント会員DB70に登録されているか否かを判断することにより行われる。なお、情報管理装置40から受信してRAM56に記憶されている確認コードが、ポイント会員DB70に登録されているということは、ポイント発行端末装置50に係る企業についての変換サービスが利用済であることであり、利用者が既にポイント変換サービス会員であることである。
なお、このステップS64の処理が実行されているとき、CPU52は、要求信号を送信した端末機に係る利用者のポイント変換履歴情報に基づいて、当該利用者がポイント変換サービス会員であるか否かを判断する認証手段として機能する。
【0089】
ステップS64において、登録された確認コードがないと判断した場合、利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断されたことになるので、CPU52は、応答信号を携帯電話機20に送信する(ステップS66)。この応答信号には、ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を、携帯電話機20の表示装置32に表示させるための画像データが含まれる。
この会員登録画像が携帯電話機20の表示装置32に表示されたときに、入力可能となる個人情報としては、ポイント会員を特定することができるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、図6に示したポイント会員DB70に登録されている「会員ID」、「パスワード」、「氏名」等のポイント会員情報を挙げることができる。また、上記会員登録画像は、これらのポイント会員情報のうち、1つを入力させることとしてもよく、2つ以上を入力させることとしてもよい。
なお、このステップS66の処理が実行されているとき、CPU52は、ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を端末機に表示させるために、当該端末機に対して応答信号を送信する応答信号送信手段として機能する。
【0090】
ステップS66の処理が実行されると、次に、CPU52は、個人情報を携帯電話機20から受信したか否かを判断する(ステップS68)。このステップS68の処理は、後述する図11に示すサブルーチンのステップS90に対応するものであり、上記会員登録画像が携帯電話機20の表示装置32に表示されたときに入力された個人情報を、携帯電話機20から受信したか否かを判断することにより行われる。
ステップS66において、個人情報を携帯電話機20から受信していないと判断したとき、CPU52は、処理をステップS66戻す。
【0091】
一方、ステップS66において、個人情報を携帯電話機20から受信したと判断した場合、次に、CPU52は、個人情報が一致しているか否かを判断する(ステップS70)。このステップS66における処理は、携帯電話機20から受信した個人情報が、図6に示したポイント会員DB70に登録されている複数のポイント会員情報のなかから、一致するものがあるか否かを判断することにより行われる。
【0092】
ステップS70において、個人情報が一致していないと判断した場合、入力された個人情報が誤りであるとして、処理をステップS66に戻し、再度、応答信号を携帯電話機20に送信する。
【0093】
一方、ステップS70において、個人情報が一致していると判断した場合、次に、CPU52は、携帯電話機20から受信した確認コードを、ポイント会員DB70に登録する(ステップS71)。
【0094】
ステップS71の処理が実行されると、次に、CPU52は、受信した個人情報に係る利用者を、ポイント変換サービス会員に登録する(ステップS72)。このステップS72における処理は、ポイント会員DB70の「ポイント変換サービス会員」の項目に「YES」を登録することにより行われる。なお、このとき、利用者がポイント変換サービス会員になったことを報知する画像を、携帯電話機20の表示装置32に表示させるための画像データ等を、携帯電話機20に送信することとしてもよい。
【0095】
ステップS72の処理が実行されるか、又は、ステップS64において、登録されている確認コードがあると判断した場合、次に、CPU52は、変換メニュー画像データを携帯電話機20に送信する(ステップS74)。この変換メニュー画像データには、共通ポイントに変換するポイント数の入力を可能とする画像を、携帯電話機20の表示装置32に表示させるための画像データが含まれる。
【0096】
ステップS74の処理が実行されると、CPU52は、ポイント変換処理を行う(ステップS76)。このポイント変換処理では、携帯電話機20から共通ポイントに変換するポイント数を受け付けるとともに、所定の変換レートでポイントを共通ポイントに変換する処理が行われる。
また、このポイント変換処理では、変換したポイント数及び変換された共通ポイント数をポイント会員DB70の「ポイント変換履歴」の項目に登録するとともに、共通ポイントに変換したポイント数を、ポイント口座に貯蓄されているポイント数から減算した数値をポイント残高として、ポイント会員DBの「ポイント残高」の項目に登録する処理が行われる。
【0097】
ステップS76の処理が実行されると、次に、CPU52は、上記ポイント変換処理が実行された結果、変換したポイント数、変換された共通ポイント数、変換証明、確認コードを、情報管理装置40に送信し(ステップS78)、本サブルーチンを終了する。なお、上記変換証明は、ポイント変換が正常に行われたことを証明するものである。
【0098】
図11は、図10に示したポイント発行端末装置50において実行されるポイント発行端末装置側ポイント変換実行処理ルーチンに対応して、携帯電話機20において実行される端末機側ポイント変換実行処理を示すフローチャートである。まず、CPU21は、変換トップ画像データを携帯電話機20から受信したか否かを判断する(ステップS80)。このステップS80における処理は、図10に示したサブルーチンのステップS62の処理に対応するものである。
ステップS80において、変換トップ画像データを携帯電話機20から受信していないと判断した場合、CPU21は、処理をステップS80に戻す。
【0099】
一方、ステップS80において、変換トップ画像データを携帯電話機20から受信したと判断した場合、CPU21は変換トップ画像を表示装置32に表示させる(ステップS82)。この変換トップ画像が表示装置32に表示されると、ポイント変換を行う企業に係るポイント発行端末装置50に対するアクセスが正常に行われていることが利用者に報知される。
【0100】
ステップS82の処理が実行されると、次に、CPU21は、応答信号を携帯電話機20から受信したか否かを判断する(ステップS84)。このステップS82における処理は、図10に示したサブルーチンのステップS66の処理に対応するものである。
【0101】
ステップS84において、応答信号を携帯電話機20から受信したと判断した場合、次に、CPU21は、会員登録画像を表示装置32に表示させる(ステップS86)。この会員登録画像が表示装置32に表示されると、ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力が可能となる。
【0102】
ステップS86の処理が実行されると、次に、CPU21は、個人情報の入力があったか否かを判断する(ステップS88)。すなわち、CPU21は、表示装置32に会員登録画像が表示されているときに、入力装置25の操作により個人情報の入力があったか否かを判断する。
ステップS88において、個人情報の入力がなかったと判断した場合、CPU21は、処理をステップS88に戻す。
【0103】
一方、ステップS88において、個人情報の入力があったと判断した場合、CPU21は、入力された個人情報をポイント発行端末装置50に送信する(ステップS90)。
【0104】
ステップS88の処理が実行されるか、又は、ステップS84において応答信号を受信していないと判断した場合、CPU21は、変換メニュー画像をポイント発行端末装置50から受信したか否かを判断する(ステップS92)。このステップS92における処理は、図10に示したサブルーチンのステップS74の処理に対応するものである。
ステップS92において、変換メニュー画像をポイント発行端末装置50から受信していないと判断した場合、CPU21は、処理をステップS84に戻す。
【0105】
一方、ステップS92において、変換メニュー画像データをポイント発行端末装置50から受信したと判断した場合、CPU21は、変換メニュー画像を表示装置32に表示させる(ステップS93)。変換メニュー画像が表示されると、利用者は、携帯電話機20の入力装置25を操作することにより、共通ポイントに変換するポイント数を入力することができる。
【0106】
ステップS93の処理が実行されると、次に、CPU21は、ポイント変換処理を行い(ステップS94)、本サブルーチンを終了する。このポイント変換処理では、入力装置25の操作による共通ポイントに変換するポイント数の入力を受け付ける処理が行われる。また、ポイント数の入力が行われると、当該入力されたポイント数をポイント発行端末装置50に送信する処理が行われる。
なお、このステップS94の処理が実行されると、図10に示したサブルーチンのステップS78の処理が実行されることにより、携帯電話機20のポイント発行端末装置50に対して行われていたアクセスが情報管理装置40に移動し、再度、携帯電話機20と情報管理装置40との間でアクセスが行われることになるのである。
【0107】
図10、図11を用いて説明したように、本発明に係るポイント管理システム10では、共通ポイント会員DB60に登録されている確認コードと同一の確認コードが、ポイント会員DB70に登録されているか否かを判断することにより、利用者がポイント変換サービス会員であるか否かを判断する。また、利用者がポイント変換サービス会員ではないと判断されると、ポイント発行端末装置50により応答信号が送信され、ポイント変換サービス会員への入会が行われた後に、ポイント変換が行われるのである。
一方、利用者がポイント変換サービスであると判断されると、応答信号は送信されず、個人情報の入力が行われずに、そのままポイント変換が行われるのである。
【0108】
次に、図7に示したサブルーチンのステップS28の処理が実行されたことを受けて、情報管理装置40において実行される情報管理装置側更新処理ルーチンについて説明する。
図12は、情報管理装置側更新処理ルーチンを示すフローチャートである。
まず、CPU42は、変換したポイント数、変換された共通ポイント数、変換証明、確認コードをポイント発行端末装置50から受信したか否かを判断する(ステップS100)。このステップS100における処理は、図11に示したサブルーチンのステップS78の処理に対応するものである。
ステップS100において、変換したポイント数、変換された共通ポイント数、変換証明、確認コードをポイント発行端末装置50から受信していないと判断した場合、CPU42は、処理をステップS100に戻す。
【0109】
一方、ステップS100において、変換したポイント数、変換された共通ポイント数、変換証明、確認コードをポイント発行端末装置50から受信したと判断した場合、次に、CPU42は、確認コードが一致しているか否かを判断する(ステップS102)。このステップS102における処理は、ポイント発行端末装置50から受信した確認コードと、共通ポイント会員DB60に登録されている確認コードとが一致しているか否かを判断することにより行われる。
ステップS102において、確認コードが一致していないと判断した場合、本サブルーチンを終了する。
【0110】
なお、上述したように、情報管理装置40により共通ポイント会員DBに登録されるとともにポイント発行端末装置50に送信された確認コードは、ポイント発行端末装置50が備えるポイント会員DBに登録されるとともに情報管理装置40に送信されるので、上記確認コードが一致しない場合は、何らかの原因で確認コードが誤って送受信されたか、情報管理装置40又はポイント発行端末装置50に対して、不正なアクセスがあった場合である。
【0111】
一方、ステップS102において、確認コードが一致していると判断した場合、次に、CPU42は、変換履歴データ、共通ポイント残高データを更新する(ステップS106)。このステップS106における処理は、変換したポイント数及び変換された共通ポイント数を共通ポイント管理DB60の「ポイント変換履歴」の項目に登録するとともに、変換された共通ポイント数を、共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数に加算して数値を共通ポイント残高として、共通ポイント会員DB60の「ポイント残高」の項目に登録する処理が行われる。
【0112】
ステップS106の処理が実行されると、次に、CPU42は、上記会員トップ画像データを、再度、携帯電話機20に送信し(ステップS108)、本サブルーチンを終了する。
【0113】
なお、ステップS108の処理で携帯電話機20に送信された会員トップ画像データを、携帯電話機20が受信すると、表示装置32において、上述した会員トップ画像が表示され、共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数を確認することが可能になるとともに、会員トップメニューのなかから、利用者が行いたい操作を選択することが可能になる。
【0114】
次に、図11に示したサブルーチンが実行されているとき、及び、図12に示したサブルーチンのステップS108の処理が実行されたことを受けて、携帯電話機20の表示装置32に表示される画像について図13を用いて説明する。
図13(a)〜(d)は、携帯電話機20の表示装置32に表示される画像の一例を模式的に示す図である。
【0115】
図13(a)に示す画面画像は、図11に示したサブルーチンのステップS82の処理において、携帯電話機20の表示装置32に表示される交換トップ画像である。
図13(a)に示す画面画像の略中央には、「A社変換ページへようこそ」というポイント変換を行う企業に係るポイント発行端末装置50に対するアクセスが正常に行われていることを示す画像が表示されている。
図13(a)において、「スタート」が選択されたときに、利用者がポイント変換サービス会員ではない場合、図13(b)に示す画面画像が表示される。
【0116】
図13(b)に示す画面画像は、図11に示したサブルーチンのステップS86の処理において、携帯電話機20の表示装置32に表示される会員登録画像である。
図13(b)に示す画面画像の中央より上側には、「ポイント変換に必要な情報を入力してください」という利用者に個人情報の入力を促す画像が表示されている。また、画面画像の中央より下側には、ポイント会員の会員IDの入力欄が表示され、その下側には、ポイント会員のパスワードの入力欄が表示されている。さらに、画面画像の下側には、「決定」という選択肢を示ボタンが表示されている。
例えば、図13(b)に示すように、利用者1のポイント会員の会員ID「12345」、及び、ポイント会員のパスワード「tuvx」(図6参照)を入力し、更に、「決定」が選択されると、図13(c)に示す画面画像が表示される。また、図13(a)において、「スタート」が選択されたときに、利用者がポイント変換サービス会員である場合にも、図13(c)に示す画面画像が表示される。
【0117】
図13(c)に示す画面画像は、図11に示したサブルーチンのステップS93の処理において携帯電話機20の表示装置32に表示される変換メニュー画像である。
図13(c)に示す画面画像の中央より上側には、利用者がポイント口座に貯蓄されているポイント数が表示されており、その下側には、共通ポイントに変換するポイント数の入力欄が表示されている。さらに、画面画像の下側には、「決定」という選択肢を示すボタンが表示されている。
例えば、図13(c)に示すように、共通ポイントに変換するポイント数「500」を入力し、更に、「決定」が選択されると、図13(d)に示す画面画像が表示される。
【0118】
図13(d)に示す画面画像は、図12に示したサブルーチンのステップS108の処理において送信された会員トップ画像データを携帯電話機20が受信したことを受けて表示される会員トップ画像であり、図9(b)に示した会員トップ画像と略同様の画像である。画面画像の下側には共通ポイント口座に貯蓄されている共通ポイント数「1100P」が表示されており、ポイント変換の結果により、図9(b)に示した「1000P」よりも増加したものとなっている。
【0119】
上述した例において示したように、本発明に係るポイント管理システム10は、情報管理装置から転送された要求信号を受信したポイント発行端末装置により、利用者がポイント変換サービス会員であるか否かが判断され、ポイント変換サービス会員でない場合は、携帯電話機に会員登録画像が表示されるように構成されているため、利用者は、その場で直ちに個人情報の入力を行うことにより、ポイント変換サービス会員への入会手続きを行うことができる。その結果、ポイント変換サービス会員への入会手続きを速やかに行うことができ、利用者はスムーズにポイント変換を行うことができる。
【0120】
また、上述した例において示したように、本発明に係るポイント管理システム10は、情報管理装置が受信した要求信号が、ポイント発行端末装置に転送されるように構成されており、更に、変換したポイント数、変換された共通ポイント数、変換証明、確認コードが、ポイント発行端末装置から情報管理装置に送信されるように構成されている。そのため、利用者が保有するポイント数に関する情報や、利用者の個人情報等が情報管理装置に送信されることがなく、セキュリティを高めることが可能になる。
【0121】
上述した例において、上記確認コードは、一度、ポイント変換サービス会員へ入会すれば、情報管理装置40とポイント発行端末装置50とで記憶されれば、以降のポイント変換において、情報管理装置40により送信される確認コードと、ポイント発行端末装置50に記憶されている確認コードとを照合することにより、ポイント会員である利用者を特定することができる場合について説明したが、この確認コードは、例えば、有効期限付きであってもよい。
上記確認コードが有効期限付きである場合、情報管理装置40が、当該情報管理装置40に登録されている確認コード(以下、前確認コードという)をポイント発行端末装置50に送信する際、上記前確認コードの有効期限が経過している場合は、新たな確認コード(以下、新確認コード)を生成して記憶するとともに、当該新確認コードと前確認コードとを、ポイント発行端末装置50に送信する。上記新確認コードと上記前確認コードとを受信したポイント発行端末装置は、上記前確認コードにより、ポイント会員である利用者を特定するとともに、上記新確認コードを記憶し、以降は、この新確認コードに基づいてポイント変換が行われるのである。
【0122】
【発明の効果】
本発明のポイント管理システムによれば、ポイント変換サービス会員ではない利用者が変換サービスを要求すると、会員登録画像が端末機に表示されるため、利用者は、その場で直ちにポイント変換サービス会員への入会手続きを行うことができる。その結果、利用者は、ポイント変換サービス会員への入会に対して煩わしさを感じることがなく、スムーズにポイント変換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポイント管理システムのネットワーク構成の一例を模式的に示す概略図である。
【図2】 本発明に係る端末機の構成の一例を模式的に示すブロック図である。
【図3】 本発明に係る情報管理装置の構成の一例を模式的に示すブロック図である。
【図4】 本発明のポイント発行端末装置の構成の一例を模式的に示すブロック図である。
【図5】 本発明に係る共通ポイント会員DBの一例を示す図である。
【図6】 本発明に係るポイント会員DBの一例を示す図である。
【図7】 本発明に係る情報管理装置側ポイント変換設定処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】 本発明に係る端末機側ポイント変換設定処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】 (a)〜(c)は、図1に示した端末機の表示装置に表示される画像の一例を模式的に示す図である。
【図10】 本発明に係るポイント発行端末装置側ポイント変換実行処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図11】 本発明に係る端末機側ポイント変換実行処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】 本発明に係る情報管理装置側更新処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図13】 (a)〜(d)は、図1に示した端末機の表示装置に表示される画像の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10 ポイント管理システム
15 インターネット
20 携帯電話機
21、42、52 CPU
22、44,54 ROM
23、46、56 RAM
48、58 ハードディスクドライブ
25 入力装置
32 表示装置
40 情報管理装置
50 ポイント発行端末装置
60 共通ポイント会員DB
70 ポイント会員DB
Claims (4)
- ポイントに応じたサービスを利用者に提供する複数の企業の各々に対応付けられ、その企業が提供するサービスに使用可能なポイントを発行するポイント発行端末装置と、
利用者により操作される端末機及び前記ポイント発行端末装置と通信可能な情報管理装置とを備え、
前記ポイント発行端末装置により発行されるポイントは、利用者が、該ポイントを使用可能な企業についてのポイント変換サービス会員として登録されていることを条件に、共通ポイントに変換され得るものであり、
前記共通ポイントは、前記ポイント発行端末装置により発行されるポイントにより受けることができるサービス以外のサービスの提供を受けるために使用されるものであり、
前記情報管理装置は、前記共通ポイントの利用者ごとに割り当てられる共通ポイント用の会員IDに対応付けて、前記企業ごとに付与され、前記共通ポイントの利用者ごとに異なる確認コードと、共通ポイント管理機関により管理運営される共通ポイントとを記憶する記憶装置を備え、
前記ポイント発行端末装置は、前記ポイント発行端末装置が発行するポイントの利用者ごとに割り当てられる企業用の会員IDに対応付けて、前記確認コードと、発行済みのポイントを記憶する記憶装置を備えるポイント管理システムであって、
前記情報管理装置は、下記手段(A)〜(C)、(E)、(H)、(I)を備え、
前記情報管理装置又は前記ポイント発行端末装置は、下記手段(D)を備え、
前記ポイント発行端末装置は、(F)、(G)を備えることを特徴とするポイント管理システム。
(A)少なくとも利用者の共通ポイント用の会員IDを含む識別情報を示す信号を、前記端末機から受信する手段、
(B)利用者の操作により複数の企業の中から選択された1つの企業を示す選択情報を示す信号を、前記端末機から受信する手段、
(C)選択情報が示す企業についての確認コードを、前記識別情報に含まれる共通ポイント用の会員IDに対応付けて記憶しているか否かを判断する手段、
(D)前記確認コードが記憶されていないと前記手段(C)が判断したとき、前記選択情報が示す企業についての前記ポイント変換サービス会員への入会に必要な個人情報の入力を可能とする会員登録画像を前記端末機に表示させるために、前記端末機に対して応答信号を送信する手段、
(E)前記確認コードが記憶されていると前記手段(C)が判断したとき、前記選択情報が示す企業に対応付けられたポイント発行端末装置に、該確認コードを送信する手段、
(F)前記手段(E)から受信した確認コードに対応付けられて前記記憶装置に記憶された発行済みのポイントを、前記共通ポイントに変換する処理を行う手段、
(G)前記手段(F)により変換された共通ポイント数と、前記手段(E)から受信した前記確認コードとを前記情報管理装置に送信する手段、
(H)前記手段(G)により、前記ポイント発行端末装置から送信された前記共通ポイント数と、前記確認コードとを受信する手段、及び、
(I)前記手段(H)により受信した前記確認コードに対応付けられて前記記憶装置に記憶された前記共通ポイント数に、前記手段(H)により受信した前記共通ポイント数を加算する手段。 - 前記情報管理装置は、前記手段(A)〜(E)、(H)、(I)を備え、
前記ポイント発行端末装置は、前記手段(F)、(G)を備えることを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。 - 請求項2に記載のポイント管理システムが備える情報管理装置であって、前記手段(A)〜(E)、(H)、(I)を備えることを特徴とする情報管理装置。
- 前記確認コードは、有効期限が予め設定されたものであり、
前記手段(E)は、
前記確認コードが記憶されていると前記手段(C)が判断したとき、該確認コードの有効期限が経過しているか否かを判断し、有効期限が経過していないと判断したときに、前記選択情報が示す企業に対応付けられたポイント発行端末装置に、該確認コードを送信する手段であり、
前記情報管理装置は、更に、
(J)前記手段(E)により前記確認コードの有効期限が経過していると判断したとき、共通ポイント用の会員IDに対応付けて、前記選択情報が示す企業についての新たな確認コードを生成し、記憶装置に記憶する手段
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のポイント管理システム。
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