JPH09292135A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH09292135A JPH09292135A JP8139219A JP13921996A JPH09292135A JP H09292135 A JPH09292135 A JP H09292135A JP 8139219 A JP8139219 A JP 8139219A JP 13921996 A JP13921996 A JP 13921996A JP H09292135 A JPH09292135 A JP H09292135A
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Abstract
本体の小型化を図ることができる空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 複数の系統に区分した複数の熱交換管1
0を備える熱交換器7を有し、この熱交換器7の夫々の
熱交換管10には細管15を介して分流器9をつないだ
空気調和機において、細管15のうちの風の流れにくい
位置に配置される熱交換管10につながる細管15に
は、冷媒流路抵抗77を付加したことを特徴とするもの
である。
Description
気調和機の構造に関する。
に区分した複数の熱交換管101,102を備える熱交
換器100を有する空気調和機であって、この熱交換器
100の夫々の熱交換管101,102には、それぞれ
細管103,104を介して分流器105をつないだ空
気調和機は知られている。
00のコアを通る風速は不均一であり、複数の熱交換管
101,102に当たる空気の量は均一でないので、そ
の不均一量をあらかじめ設定して、いずれかの熱交換管
101,102に流れる冷媒の量を多く、或いは少なく
するよう調整する。このように熱交換管101,102
毎に冷媒の量を不均一にするために、従来では、例えば
風の流れにくい位置に配置される熱交換管102につな
がる細管104にループ状に形成されたキャピラリチュ
ーブ106を設けるなどの対策が施される。
構成では、分流器105と熱交換器100間にキャピラ
リチューブ106などを設けるため、細管104のパイ
プ長が長くなりコストアップは避けられず、しかもキャ
ピラリチューブ106などを配管するためのスペースが
必要になり小型化の妨げになるという問題がある。
を図ってコストダウンと小型化とを図ることのできる空
気調和機を提供することを目的とする。
は、複数の系統に区分した複数の熱交換管を備える熱交
換器を有し、この熱交換器の夫々の前記熱交換管には細
管を介して分流器をつないだ空気調和機において、前記
分流器内に延びる前記細管のうちの風の流れにくい位置
に配置される前記熱交換管につながる前記細管には、冷
媒流路抵抗を付加したことを特徴とするものである。
い位置に配置される熱交換管側の細管に、冷媒流路抵抗
を設けることにより、風の流れにくい位置に配置される
熱交換管に流れる冷媒の熱交換能力と、風の流れ易い位
置に配置される熱交換管に流れる冷媒の熱交換能力との
均一化を図る。
細管に流路抵抗を付加することで、従来用いていたキャ
ピラリチューブなどが不要になり、細管長の短縮を図っ
てコストダウンが図れるとともに、分流器と熱交換器の
間のキャピラリ配置スペースが不要になるので、小型化
が図れる。請求項2に記載の発明は、複数の系統に区分
した複数の熱交換管を備える熱交換器を有し、この熱交
換器の夫々の前記熱交換管には細管を介して分流器をつ
ないだ空気調和機において、前記細管のうちの風の流れ
にくい位置に配置される前記熱交換管につながる前記細
管には、細管の断面積を小さくする縮管加工を施したこ
とを特徴とするものである。請求項3に記載の発明で
は、分流器内に延びる細管に縮管加工を施す。
一部を単に縮管とするだけで、風の流れにくい位置に配
置される熱交換管に流れる冷媒の熱交換能力と、風の流
れ易い位置に配置される熱交換管に流れる冷媒の熱交換
能力との均一化が図れ、従来用いていたループキャピラ
リチューブなどが不要になり、細管長の短縮を図ってコ
ストダウンが図れるとともに、分流器と熱交換器の間の
キャピラリ配置スペースが不要になるので、本体の小型
化が図られる。
を図面に基づいて説明する。
3は室外熱交換器であり、この室外熱交換器3は、冷房
運転時に凝縮器として作用し、暖房運転時に蒸発器とし
て作用する。4はこの室外熱交換器3の一端側に設けら
れた室外側のヘッダ、5は同じく他端側に設けられた室
外側の分流器である。6は電動式膨張弁、7は室内熱交
換器であり、この室内熱交換器7は、冷房運転時に蒸発
器として作用し、暖房運転時に凝縮器として作用する。
れた室内ヘッダ、9は同じく他端側に設けられた室内側
の分流器である。
0は内径が7mmであり、室外熱交換器3に設けられる
熱交換管11は内径が9.52mm(一般に「3分」と
呼ばれる。)である。このように室内熱交換器7の熱交
換管10の径は室外熱交換器3の熱交換管11の径より
も小さく設定される。従って、室内熱交換器7の熱交換
管10の系統数(以下、「パス数」という。)は、室外
熱交換器3の熱交換管11のパス数よりも多く設定され
ている。
状態に設定し、暖房運転時は四方弁2を実線状態に設定
することによって、圧縮機から吐出された冷媒は、図1
の破線、或いは実線の矢印で示す方向に流れる。
の分流器9、電動式膨張弁6等の配管接続状態を示す図
である。
(図1)につながる第1冷媒管、13はドライヤ、14
は電動式膨張弁6から延びて室内側の分流器9につなが
る入口管、15はこの分流器9から延びて室内熱交換器
7へつながる細管、10はこの細管15とつながる室内
熱交換器7の熱交換管である。
筒体20と蓋21で構成される。筒体20の両端にはそ
れぞれ開口18,19が設けられ、一方の開口18には
大径部16がつながり、この大径部16には上記の蓋2
1が取り付けられる。他方の開口19には小径部17が
つながり、この小径部17には入口管14が取り付けら
れる。また、筒体20には中径部23が設けられ、この
中径部23には、ストレーナ22が収容される。筒体2
0の長さAは例えば68mm、小径部17の内径Bは
9.5mm、中径部23の外径Cは25.4mm、大径
部16の内径Dは26.2mmに設定されている。
分流器9内に延びる細管15のうちの、風の流れにくい
位置に配置される熱交換管10につながる細管15に
は、この細管15の断面積を小さくする縮管77の加工
が施される。この縮管77の内径は細管15の内径より
も当然小さく設定される。
る風速は均一ではなく、天井埋込型の空気調和機などに
あっては、筐体内に室内熱交換器が収容され、送風機か
らの空気は筐体の天面に近い側の風量が少なくなる現象
を呈する。そうとなれば、上述した複数の熱交換管10
に当たる空気の量は均一ではなくなるので、その不均一
の風量に応じて、いずれかの熱交換管10に流れる冷媒
の量を多く、或いは少なくするなどの必要性が生じる。
にくい位置に配置される熱交換管10につながる細管1
5に対して、ループ状に曲げたキャピラリチューブ(図
示せず)を設けるなどの対策が講じられる。
位置に配置される熱交換管10につながる細管15の端
部に、この細管15の断面積を小さくする縮管77の加
工が施されるので、複数の細管15,15に分流する冷
媒の量はあらかじめ設定された縮管77の径に応じて適
切に調整され分流される。縮管77の径は複数の細管1
5毎に適切に設定してその加工を施すことができる。
風の流れ易い位置に配置される熱交換管10に流れる冷
媒の熱交換能力と、風の流れ難い位置に配置される熱交
換管10に流れる冷媒の熱交換能力とをほぼ均一にする
ことができる。
mに設定され、細管15の端部の縮管77の内径は1.
7mmに設定される。
る細管15に縮管77の加工を付加することによって、
従来用いていたループキャピラリチューブなどが不要に
なるので、細管15の長さの短縮を図って、コストダウ
ンが図られるとともに、分流器9と室内熱交換器7の間
のキャピラリ配置スペースが不要になるので、本体の小
型化が図られるなどの効果が得られる。
分に限られず、図4に示すように、細管15の分流器9
から室内熱交換器7までの間の任意の位置に施しても良
い。細管15の分流器9と室内熱交換器7との間の部分
に縮管77を設けることにより、上記に説明したのと同
様の作用効果が得られる。
びる細管15の内の風の流れにくい位置に配置される細
管15には、冷媒の流路抵抗としての付加部材177が
付加されている。この付加部材177は、細管15内に
固定されており、冷媒通路孔(例えば、オリフィス)1
78を有している。
内径よりも小さい。この付加部材177を設けることに
より、上述と同様の理由により、風の流れ易い位置に配
置される熱交換管10に流れる冷媒の熱交換能力と、風
の流れ難い位置に配置される熱交換管10に流れる冷媒
の熱交換能力とを均一にすることができる。
くい位置に配置される熱交換管側の細管に流路抵抗を設
けることにより、風の流れにくい位置に配置される熱交
換管に流れる冷媒の熱交換能力と、風の流れ易い位置に
配置される熱交換管に流れる冷媒の熱交換能力との均一
化を図ることができる。
路抵抗を付加するので、従来用いていたループキャピラ
リチューブなとが不要になる。このために、細管長の短
縮を図ってコストダウンが図れるとともに、分流器と熱
交換器の間のキャピラリ配置スペースが不要になるの
で、本体の小型化を図ることができる。
一部を単に縮管とするだけで、風の流れにくい位置に配
置される熱交換管に流れる冷媒の熱交換能力と、風の流
れ易い位置に配置される熱交換管に流れる冷媒の熱交換
能力との均一化を図ることができ、従来用いていたルー
プキャピラリチューブなどが不要になり、細管長の短縮
を図ってコストダウンを図ることができる。しかも、分
流器と熱交換器の間のキャピラリ配置スペースが不要に
なるので、本体の小型化が図られる。
回路図である。
近を示す図である。
断面図である。
近を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の系統に区分した複数の熱交換管を
備える熱交換器を有し、この熱交換器の夫々の前記熱交
換管には細管を介して分流器をつないだ空気調和機にお
いて、前記分流器内に延びる前記細管のうちの風の流れ
にくい位置に配置される前記熱交換管につながる前記細
管には、冷媒流路抵抗を付加したことを特徴とする空気
調和機。 - 【請求項2】 複数の系統に区分した複数の熱交換管を
備える熱交換器を有し、この熱交換器の夫々の前記熱交
換管には細管を介して分流器をつないだ空気調和機にお
いて、前記細管のうちの風の流れにくい位置に配置され
る前記熱交換管につながる前記細管に細管の断面積を小
さくする縮管加工を施したことを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項3】 複数の系統に区分した複数の熱交換管を
備える熱交換器を有し、この熱交換器の夫々の前記熱交
換管には細管を介して分流器をつないだ空気調和機にお
いて、前記分流器内に延びる前記細管のうちの風の流れ
にくい位置に配置される前記熱交換管につながる前記細
管には、細管の断面積を小さくする縮管加工を施したこ
とを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13921996A JP3802136B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-05-31 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP8-38543 | 1996-02-26 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09292135A true JPH09292135A (ja) | 1997-11-11 |
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1996
- 1996-05-31 JP JP13921996A patent/JP3802136B2/ja not_active Expired - Fee Related
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