JPH09290771A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

車両の前部車体構造

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JPH09290771A
JPH09290771A JP12907796A JP12907796A JPH09290771A JP H09290771 A JPH09290771 A JP H09290771A JP 12907796 A JP12907796 A JP 12907796A JP 12907796 A JP12907796 A JP 12907796A JP H09290771 A JPH09290771 A JP H09290771A
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end panel
vehicle
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air cleaner
bracket
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JP12907796A
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Tomihiko Makimura
登美彦 牧村
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のエアクリーナダクトへの雨水や雪の侵
入を防止し、かつ前部車体の見栄えを良くすること。 【解決手段】 フロントグリル1およびその左右に設け
たヘッドランプ2と、これ等の下方に設けたフロントバ
ンパー7との間に帯状のフロントエンドパネル5を設
け、かつ、フロントエンドパネル5の一方の端部の後方
にエアクリーナダクト8の開口81を前方に向けて配設
した車両において、フロントエンドパネル5の左右両端
部にブラケット6を設け、両ブラケット6により上記フ
ロントバンパー7を支持せしめてフロントエンドパネル
5とフロントバンパー7との見切り幅を一定にし、かつ
一方のブラケット6によりエアクリーナダクト8の開口
81の前方で上記フロントエンドパネル5とフロントバ
ンパー7との隙間を閉じてエアクリーナダクト8への雨
水や雪の侵入を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の前部車体構
造、特にフロントエンドパネルを備えた車両の前部車体
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はフロントエンドパネルを備えた車
両の前部車体構造の代表例を示すもので、フロントグリ
ル1および左右のヘッドランプ2(図は一方のみを示
す)と、これ等の下方に設けたフロントバンパー7との
間には、細長い帯状のフロントエンドパネル5が介設し
てあり、その両端は左右のフロントフェンダパネル3の
前端に固定されている。図において4はボンネットであ
る。
【0003】フロントバンパー7は、両端を左右のフロ
ントフェンダパネル3に固定したバンパーリインフォー
スメント71により支持せしめてあり、支持せしめた状
態で両端が図略の左右のフロントサイドメンバの前端に
固定されている。
【0004】車両の前部車体の底部には左端側にエアク
リーナダクト8が設置してあり、前端がランプハウジン
グ21を貫通し、前端開口81が上記フロントエンドパ
ネル5の後方に配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構造におい
て、車両走行時、雨水や雪はフロントエンドパネル5の
上下の隙間から侵入する。上側の隙間から侵入する雨水
や雪はヘッドランプ2の下端により遮られるが、下側の
隙間からの雨水や雪は直接にエアクリーナダクト8に入
ってしまうおそれがある。一方、フロントエンドパネル
5とバンパーリインフォースメント71は建付け時にバ
ラツキが出やすく、バラツキによりフロントエンドパネ
ル5とフロントバンパー7との間の見切り幅が一定とな
らず前部車体の見栄えを損なう。
【0006】そこで本発明は、エアクリーナダクトへの
雨水や雪の侵入防止と、同時にフロントエンドパネルお
よびフロントバンパー間の見切り幅を一定にすることを
課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、フロントグリ
ルおよびその左右に設けたヘッドランプと、これらの下
方に設けたフロントバンパーとの間に帯状のフロントエ
ンドパネルを設け、かつ、上記フロントエンドパネルの
一方の端部の後方にエアクリーナダクトの開口を配した
車両において、上記フロントエンドパネルの左右両端部
にブラケットを設け、両ブラケットにより上記フロント
バンパーを支持せしめ、一方のブラケットにより上記開
口の前方で上記フロントエンドパネルとフロントバンパ
ーとの隙間を閉じる(請求項1)。
【0008】上記ブラケットは、断面ほぼコ字形で上記
開口よりも広い幅を有し、対向する両側壁の一方を上記
エンドパネルの下縁部に固定し、他方の側壁で上記フロ
ントバンパーの上縁部を受ける(請求項2)。
【0009】従って、上記左右のブラケットの一方によ
り、エアダクト前方のフロントエンドパネルとフロント
バンパーとの隙間が塞がれ、雨水や雪がエアクリーナダ
クトに侵入することを防止できる。また、フロントバン
パーはフロントエンドパネルに固定した左右のブラケッ
トにより位置決め支持されるので、両者の間の見切り幅
が一定となり、前部車体の見栄えが良好である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図2に基づいて説明する。図は車両の前部の左側半面を
示す。図1(A),(B)に示すように、車両の前面の
中央にフロントグリル1が設けてあり、その外側にはヘ
ッドランプ2が設けてある。ヘッドランプ2の側縁には
更にクリアランスランプ21が連設してある。図におい
て、4はボンネットである。
【0011】上記フロントグリル1とヘッドランプ2の
下方には、それ等の下縁に沿って左右のフロントフェン
ダパネル3に架けわたすフロントエンドパネル5が設け
てある。フロントエンドパネル5は、図1(C)および
図2に示すように、幅の細い帯状で上縁および下縁それ
ぞれに後方へ向かって延びるフランジを有する断面コ字
形に形成してあり、左右の両側端がフロントフェンダパ
ネル3の前端に固定してある。そして更に、フロントエ
ンドパネル5の下縁に沿ってフロントバンパー7が設け
てある。
【0012】車両の前部の左側端底部にはエアクリーナ
ダクト8が、ヘッドランプ2後方に設けたランプハウジ
ングパネル21を貫通し、フロントエンドパネル5のコ
ーナー形状とした端部の後方位置に、開口81を前方に
向けて配設してある。
【0013】エアクリーナダクト8の開口81の前方位
置でフロントエンドパネル5の左端部にブラケット6が
設けてある。フロントエンドパネル5の右端部にも同様
にブラケット6が設けてある(図示略)。該ブラケット
6は、鉄板を曲成した断面ほぼコ字形状で、エアクリー
ナダクト8の開口81よりも幅の広い形状としてある。
ブラケット6は開口を前方に向け、対向する両側壁の間
にフロントエンドパネル5の下縁のフランジ部を挿入し
て、一方の側壁(上壁)に重ね合わせて溶接固定してあ
る。ブラケット6は、コーナー形状に湾曲するフロント
エンドパネル5の端部に沿って固定してあり、全体が車
体正面に対してやや斜め方向となっている。
【0014】フロントバンパー7は、合成樹脂材よりな
り、両側端はフロントフェンダパネル3に沿うように後
方に向かって湾曲して前部車体のコーナー部をなす。フ
ロントバンパー7は、その上縁の後方に向かって形成し
たフランジ部をフロントエンドパネル5に固定したブラ
ケット6の下壁に載置し、この状態で両端を図略の左右
のフロントサイドメンバの先端に固定せしめてある。
【0015】上述の実施の形態によれば、エアクリーナ
ダクト8の開口81の前方のフロントエンドパネル5下
縁とフロントバンパー7上縁との間の隙間は、上記開口
81よりも幅の広い断面コ字形のブラケット6の縦壁に
より塞がれており、かつ、ブラケット6は、車両のコー
ナー部に沿って斜めに後退する方向に取付けてあるの
で、車両走行時に縦壁に衝突した雨水や雪は車両外側に
効率よく排出されるから、雨水や雪がエアクリーナダク
ト8内に侵入するこはなく、また、ブラケット6内に溜
まることもない。
【0016】また、上記ブラケット6はフロントエンド
パネル5の左右の両端部に設けられており、これらブラ
ケット6によってフロントバンパー7はフロントエンド
パネル5を基準として位置決めされるので、フロントエ
ンドパネル5の下縁とフロントバンパー7の上縁との見
切り幅が一定となり車両の前面の見栄えが良好である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、簡素な構造で、エアク
リーナダクトに雨水や雪が侵入することを防ぐととも
に、フロントエンドパネルとフロントバンパーとの見切
り幅を一定として、車両の前面の見栄えを良くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両の前部車体構造を示すも
ので、図1(A)は左半部の正面図、図1(B)は左半
部の平面図、図1(C)は図1(A)のIC−IC線に沿う
位置での断面図である。
【図2】本発明を適用した車両の前部車体構造の左半部
の分解斜視図である。
【図3】従来の車両の前部車体構造を示すもので、図3
(A)は左半部の正面図、図3(B)は図3(A)のII
IB−IIIB線に沿う位置での断面図である。
【符号の説明】
1 フロントグリル 2 ヘッドランプ 5 フロントエンドパネル 6 ブラケット 7 フロントバンパー 8 エアクリーナダクト 81 開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントグリルおよびその左右に設けた
    ヘッドランプと、これらの下方に設けたフロントバンパ
    ーとの間に帯状のフロントエンドパネルを設け、かつ、
    上記フロントエンドパネルの一方の端部の後方にエアク
    リーナダクトの開口を位置せしめた車両において、上記
    フロントエンドパネルの左右両端部にブラケットを設
    け、両ブラケットにより上記フロントバンパーを支持せ
    しめるとともに、一方のブラケットにより上記開口の前
    方で上記フロントエンドパネルとフロントバンパーとの
    隙間を閉じる構造とした車両の前部車体構造。
  2. 【請求項2】 上記ブラケットは、断面ほぼコ字形で上
    記開口よりも広い幅を有し、対向する両側壁の一方を上
    記エンドパネルの下縁部に固定し、他方の側壁で上記フ
    ロントバンパーの上縁部を受ける構造とした請求項1記
    載の車両の前部車体構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107792192A (zh) * 2016-09-07 2018-03-13 保时捷股份公司 侧面部件以及具有侧面部件的车辆

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CN107792192A (zh) * 2016-09-07 2018-03-13 保时捷股份公司 侧面部件以及具有侧面部件的车辆

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