JPH09290690A - 車両のカーゴネット装置 - Google Patents

車両のカーゴネット装置

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JPH09290690A
JPH09290690A JP13092296A JP13092296A JPH09290690A JP H09290690 A JPH09290690 A JP H09290690A JP 13092296 A JP13092296 A JP 13092296A JP 13092296 A JP13092296 A JP 13092296A JP H09290690 A JPH09290690 A JP H09290690A
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Haruo Shirasaki
春夫 白崎
Yuichi Yoshida
雄一 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リヤシートのバックレスト背面に取付けられ
たハウジングと、ハウジング内の巻取り機構に巻付けら
れたネットとからなり、ネットの端縁部のステーを伸長
させ両端を左右の係止部材に係合させて使用状態とする
車両のカーゴネット装置において、ステーを伸長させて
係止部材に係合させる操作を容易とする。 【解決手段】 ステー5を、外筒51と、固定フック部
52とスライドシャフト53と、フック部54と、スラ
イドカラー55と、固定カラー56とで構成し、スライ
ドカラー55と固定カラー56との互いに向かい合う端
部に、それぞれステップ部55b,56bをもった傾斜
面部55a,56aを形成し、スライドシャフト53を
引き出す操作にて、傾斜面部55aと56aとが当たっ
てスライドシャフト53の回転方向の角度が修正された
後、ステップ部55b,56bが嵌り合い、スライドシ
ャフト53の回転方向の動きが拘止されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両後部の荷物室
と運転者及び乗員が着座するキャビンとを仕切るカーゴ
ネット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車室内の後部に荷物室をもった車両にお
いて、荷物室内に積載した荷物が前方へずれてシートに
着座した乗員に当たるのを防止するために、従来より後
部の荷物室と運転者及び乗員が着座するキャビンとを仕
切るカーゴネット装置が装着されている。カーゴネット
装置は、例えば実開平4−71341号公報に開示され
ているように、リヤシートのバックレスト背面に取付け
られたハウジングと、該ハウジング内に巻取り収納され
るネットとからなり、ネットがハウジング内に巻取り収
納された不使用状態から、該ネットをハウジングから引
き出し該ネットの端縁部を車室内上方の車体側部材に係
合固定することにより使用状態とすることができるよう
になっている。
【0003】上記カーゴネット装置のネットを車室内上
方の車体側部材に係合固定する手段としては、ルーフ部
に複数のフックを固設し、ネットの端縁部を上記フック
に係止する方策と、ネットの端縁部にステーを固着し、
サイドレール等の車体側構部材に設けた係止部材に上記
ステーの両端部を係合させる方策とが従来より用いられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カーゴネット装置は、
荷物室に積載した荷物等が車両の急ブレーキ等にてキャ
ビンに移動しないようにするためのものであるから、ネ
ットの係止手段には、使用状態で荷物等の荷重をしっか
りと受け止めるだけの強度が必要である。
【0005】ルーフ部にフックを2〜3箇所設けて、そ
れにネットの端縁部を係止するものは、ルーフブレース
にフックを固設しているが、なお強度が不足ぎみである
と共に、カーゴネット装置を使用していないときルーフ
部からフックが下向きに突出するので、乗員の安全のた
めに何らかの保護手段が必要となる、という課題を有し
ている。
【0006】ネットの車体側部材への係合固定手段とし
てステーを用いるものは、荷物等の荷重を該ステーの両
端部が係止されるサイドレール等の車体側構部材にて受
けるので、ルーフ部で荷物等の荷重を受けるもののよう
な強度上の課題は生じない。しかし、サイドレール等の
車体側構部材の上部は内向きに傾斜した傾斜面となって
いるので、シャフト形状のステーの両端部を該傾斜面に
向かい合うように屈曲させる必要があり、ステーを伸縮
可能に構成しカーゴネット使用時にはステーを伸ばし不
使用時には収縮させて収納する構造としたものの場合
は、ステーを伸ばして使用するとき両端の屈曲の方向を
正確に一致させなければならず、その操作が厄介で使い
勝手が悪い、という課題が生じる。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットの車体
部材への係合固定手段としてステーを用いた車両用カー
ゴネット装置であって、該ステーを伸長させて使用状態
とし収縮させて収納状態とするものにおいて、上記ステ
ーを、外筒と、該外筒内にスライド可能に嵌装され該外
筒の一端部から引き出すことができるようになっている
スライドシャフトと、外筒の他端部に固着され一方向に
屈曲し先端に一方の係止部材に係合する係止部をもった
固定フック部と、スライドシャフトの先端部に固着され
一方向に屈曲し先端に他方の係止部材に係合する係止部
をもったフック部と、スライドシャフトの基端部付近に
固着されたスライドカラーと、外筒内のスライドシャフ
ト引き出し側端部近傍に固着された固定カラーとから構
成し、上記スライドカラー及び固定カラーの互いに向き
合う端部に、上記フック部の屈曲方向が固定フック部の
屈曲方向と一致したスライドシャフト引き出し状態にて
互いに接合する傾斜面部をそれぞれ設け、スライドシャ
フトの引き出し操作にて上記傾斜面部同士が当たって自
動的にフック部と固定フック部との屈曲の向きが一致す
るようスライドシャフトの回転方向の角度が修正される
ようにしたものである。
【0009】又、上記スライドカラーと固定カラーの各
傾斜面部に、軸線に平行な面をなしフック部の屈曲方向
が固定フック部の屈曲方向と一致したスライドシャフト
引き出し状態で互いに嵌り合うステップ部をそれぞれ形
成し、スライドシャフトの引き出し操作にて傾斜面部同
士が当たりスライドシャフトの回転方向の角度が修正さ
れた後、上記ステップ部同士が嵌り合い、スライドシャ
フトの回転方向の動きが拘止されるようにしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1に示すように、リヤシートが左右に例
えば6:4の割合で幅の広い方のリヤシート1と幅の狭
い方のリヤシート2とに2分割されている車両では、カ
ーゴネットも幅の広いカーゴネット3と幅の狭いカーゴ
ネット4とに2分割され、リヤシート1と2のバックレ
スト背面にカーゴネット3と4をそれぞれ取付ける。各
カーゴネット3,4は、従来より公知のものと同様、巻
取り機構を内蔵したハウジング31,41と、ハウジン
グの巻取り機構に引き出し可能に巻付けられているネッ
ト32,42とからなり、幅の広いカーゴネット3のネ
ット32端縁部にはステー5が固着されており、幅の狭
いカーゴネット4のネット42は、その端縁部にフック
状部42aを形成し、該フック状部42aをステー5に
係合できるようになっている。
【0012】そして、幅の広いカーゴネット3のネット
32端縁部に固着されたステー5は伸縮可能に構成さ
れ、ステー5を収縮させた状態でネット32をハウジン
グ31に巻取り収納させ、該ステー5をもってネット3
2を引き出し、ステー5を伸長させてその両端部を左右
のサイドレール7に設けた係止部材6に係合させること
により幅の広いカーゴネット3を使用状態とし、幅の狭
いカーゴネット4のハウジング41からネット42を引
き出し、該ネット42のフック状部42aを上記ステー
5に係合させることにより該幅の狭いカーゴネット4も
使用状態とすることができるようになっている。
【0013】ステー5は、図2に示すように、内部中空
の外筒51と、該外筒51の一端部に嵌装固着された固
定フック部52と、外筒51内にスライド可能に嵌装さ
れ先端にフック部54を嵌装固着したスライドシャフト
53とからなり、図2(B)の収納状態からスライドシ
ャフト53を外筒51の一側方へ引き出すことにより図
2(C)に示す使用状態とすることができるようになっ
ている。固定フック部52及びスライドシャフト53先
端のフック部54は一方向に屈曲され、その屈曲部分の
先端には後述する係止部材6に嵌入係合する係止部52
a,54aが設けられている。上記固定フック部52及
びフック部54は通常ダイキャストにて形成される。
【0014】上記スライドシャフト53の基端部の外周
にはスライドカラー55が嵌装固着され、外筒51内の
スライドシャフト引き出し側の端部には固定カラー56
がカシメ等にて固着され、固定カラー56の中心穴56
c内をスライドシャフト53がスライド可能に貫通した
構造となっている。このスライドカラー55及び固定カ
ラー56は硬質合成樹脂にて形成される。
【0015】スライドカラー55と固定カラー56との
互いに向かい合う端部には、傾斜面部55a,56aが
それぞれ形成されており、該傾斜面部55a,56aの
途中には軸線に平行な平面をなすステップ部55b,5
6bがそれぞれ形成され、該傾斜面部55a,56aと
ステップ部55b,56bとで互いに向かい合う階段状
の端面をなしている。
【0016】そして、スライドシャフト53を外筒51
から一方向に引き出したとき、スライドシャフト53先
端のフック部54の屈曲方向と固定フック部52の屈曲
方向とが一致した状態にて、上記ステップ部55b,5
6b同士が嵌り合って接合しスライドシャフト54の回
転を拘止すると共に、傾斜面部54aと55aとが接合
するようになっている。
【0017】尚、スライドカラー55の外周面部には外
筒51の内周面に適度のフリクションをもって摺接する
摺接部55cが形成されており、スライドシャフト53
は該摺接部55cと固定カラー56の中心穴56cとで
案内されてスライドするようになっている。又、固定カ
ラー56の端部内周面には環状溝56dが形成され、ス
ライドシャフト53の収納状態にて該環状溝56dにフ
ック部54の係合突部54bが係合し、スライドシャフ
ト53の収納状態を節度をもって保持するようになって
いる。
【0018】上記において、スライドシャフト53を使
用状態から収納状態に収縮させるとき、スライドカラー
55が固定カラー56から離れて収納状態に至るまで
に、スライドシャフト53に回転方向の角度変位が生じ
る可能性があり、又カーゴネット3の使用に際しスライ
ドシャフト53を引き出すときもスライドシャフト53
が回転方向に角度変位する可能性があり、スライドシャ
フト53を伸長させて使用する場合、フック部54の屈
曲方向が固定フック部52の屈曲方向と一致しないこと
が多い。
【0019】一方のカーゴネット3の使用に際し、ネッ
ト32をハウジング31より引き出し、スライドシャフ
ト53を伸長させたとき、フック部54の屈曲方向と固
定フック部52の屈曲方向とが一致しなかった場合は、
スライドカラー55の傾斜面部55aが固定カラー56
の傾斜面部56aに偏って当たり、スライドシャフト5
3を回動させながら傾斜面部55aが固定カラー56の
傾斜面部56a上を摺動してステップ部54bが固定カ
ラー56のステップ部56bに嵌り合い、フック部54
の屈曲方向を固定フック部52の屈曲方向に一致させ、
その状態でスライドシャフト53の回転方向の動きは拘
止される。
【0020】そして、固定フック部52の係止部52a
とフック部54の係止部54aを、サイドレール7等の
車体部材に設けた係止部材6に嵌入係合させることによ
り、幅の広いカーゴネット3を使用状態とすることがで
きる。その後、幅の狭いカーゴネット4のネット42を
ハウジング41から引き出し、該ネット42の端縁部に
設けたフック状部42aをステー5のスライドシャフト
53部に係合させることにより、該幅の狭いカーゴネッ
ト4も使用状態とすることができる。幅の狭い方のリヤ
シート2に乗員が着座しないときは、乗員が着座してい
る幅の広い方のリヤシート1のバックレストに設けた幅
の広いカーゴネット3のみを使用状態とし、幅の狭い方
のリヤシート2を折り畳んで、後部の荷物室の床面とほ
ぼ面一に連続する荷物置き台として使用することができ
る。
【0021】上記のように、カーゴネット使用に際して
スライドシャフト53を外筒51から引き出して伸長さ
せ、収納に際してはスライドシャフト53を外筒51内
に押し込んで収縮させるようになっているステー5にお
いて、スライドシャフト53に固着したスライドカラー
55と外筒51内に固着した固定カラー56との互いに
向かい合う端部に傾斜面部55aと56aをそれぞれ形
成し、上記スライドシャフト53を伸長させるときその
引き出し操作により、傾斜面部55aが傾斜面部56a
に当たって摺動し、スライドシャフト53の回転方向の
角度が自動的に修正され、スライドシャフト53先端の
フック部54の屈曲方向を簡単に固定フック部52の屈
曲方向に一致させることができる。
【0022】又、スライドカラー55と固定カラー56
の傾斜面部55a,56aにステップ部55b,56b
をそれぞれ形成したことにより、傾斜面部55a,56
aの当たり及び摺動にてスライドシャフト53の回転方
向の角度が修正された後、ステップ部55bと56bと
が嵌り合ってスライドシャフト53は回転方向の動きが
拘止され、左右の係止部材6,6間の距離のばらつきを
ステップ部56bに対するステップ部55bの摺動にて
吸収することができる。更に、左右の係止部材を左右間
の距離が異なる位置に複数段設けた場合でも、このステ
ップ部同士の重なり長さを変えれば吸収が可能となり、
どの位置でも使い易くできる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外筒と該
外筒にスライド可能に嵌装されたスライドシャフトとか
らなり、該スライドシャフトを外筒の一端部から引き出
すことにより伸長した使用状態とし、スライドシャフト
を外筒内に押し込むことにより収縮した収納状態とする
ことができるようになっているカーゴネット係止用の伸
縮可能なステーであって、外筒の上記スライドシャフト
引き出し側とは反対側の端部に一方向に屈曲した固定フ
ック部を固着し、スライドシャフトの先端部に一方向に
屈曲したフック部を設けたものにおいて、スライドシャ
フトの基端部近傍にスライドカラーを嵌着し、外筒内の
スライドシャフト引き出し側端部近傍に固定カラーを固
着し、該スライドカラーと固定カラーの互いに向かい合
う端部に、上記フック部の屈曲方向が固定フック部の屈
曲方向と一致したスライドシャフト伸長状態で互いに接
合する傾斜面部をそれぞれ形成したことにより、スライ
ドシャフトの引き出し操作にて上記傾斜面部同士が当た
り自動的にフック部と固定フック部との屈曲の向きが一
致するようスライドシャフトの回転方向の角度が修正さ
れ、ステーを伸長させて使用状態とするときの操作が極
めて容易となる。
【0024】更に、上記スライドカラーと固定カラーの
各傾斜面部の途中に、軸線と平行な面をなしフック部と
固定フック部の各屈曲方向が一致した状態で嵌り合うス
テップ部をそれぞれ形成したことにより、スライドシャ
フトを引き出したとき傾斜面部同士の当たりにてフック
部と固定フック部の各屈曲方向が一致した状態にスライ
ドシャフトが角度修正された後ステップ部同士が嵌り合
い、その状態でスライドシャフトの回転方向の動きが拘
止され、フック部と固定フック部をサイドレール等の車
体部材に設けた左右の係止部材に嵌合係止する場合の、
左右の係止部材間の距離のばらつきを上記ステップ部で
のスライド調整により容易に吸収することができ、カー
ゴネットの使い勝手が非常に良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカーゴネット装置を適用した車両のリ
ヤシートの一例を示すもので、(A)はカーゴネット使
用状態を車両の後側から見た図、(B)は左右何れか一
方の係止部材とそれに係合するステーのフック部又は固
定フック部とを示す分解斜視図である。
【図2】図1のステーの詳細図で本発明の実施の形態を
示すものであり、(A)は収縮状態の正面図、(B)は
(A)の縦断面図、(C)は伸長状態の縦断面図、
(D)は(B)のX部の断面図である。
【符号の説明】
1,2 リヤシート 3,4 カーゴネット 5 ステー 6 係止部材 7 サイドレール 31,41 ハウジング 32,42 ネット 42a フック状部 51 外筒 52 固定フック部 53 スライドシャフト 54 フック部 55 スライドカラー 55a 傾斜面部 55b ステップ部 56 固定カラー 56a 傾斜面部 56b ステップ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のリヤシートのバックレスト背面に
    取付けられるハウジングと、該ハウジング内に内蔵され
    た巻取り機構に引き出し可能に巻付けられているネット
    と、該ネットの端縁部に固着された伸縮可能なステーと
    からなる車両のカーゴネット装置であって、ネットをハ
    ウジングより引き出しステーを伸長させて該ステー両端
    の係止部をサイドレール等の車体部材に設けた左右の係
    止部材に係合させることにより使用状態とすることがで
    きるようになっているものにおいて、上記ステーを、外
    筒と、該外筒内にスライド可能に嵌装され該外筒の一端
    部から引き出すことができるようになっているスライド
    シャフトと、外筒の他端部に固着され一方向に屈曲し先
    端に一方の係止部材に係合する係止部をもった固定フッ
    ク部と、スライドシャフトの先端部に固着され一方向に
    屈曲し先端に他方の係止部材に係合する係止部をもった
    フック部と、スライドシャフトの基端部付近に固着され
    たスライドカラーと、外筒内のスライドシャフト引き出
    し側端部近傍に固着された固定カラーとから構成し、上
    記スライドカラー及び固定カラーの互いに向き合う端部
    に、上記フック部の屈曲方向が固定フック部の屈曲方向
    と一致したスライドシャフト引き出し状態にて互いに接
    合する傾斜面部をそれぞれ設けたことを特徴とする車両
    のカーゴネット装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両のカーゴネット装
    置において、ステーのスライドシャフトに固着されたス
    ライドカラーの傾斜面部と外筒内に固着された固定カラ
    ーの傾斜面部とに、軸線に平行な面をなしフック部の屈
    曲方向が固定フック部の屈曲方向と一致したスライドシ
    ャフト引き出し状態で互いに嵌り合うステップ部をそれ
    ぞれ形成したことを特徴とする車両のカーゴネット装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両のカーゴネ
    ット装置において、ステーの外筒は、左右に2分割され
    たリヤシートの各バックレストにそれぞれ取付けられた
    左右のカーゴネット装置のうちの一方のカーゴネット装
    置のネットの端縁部に固着され、該一方のカーゴネット
    装置のネットを引き出しスライドシャフトを引き出して
    ステーを伸長させフック部先端の係止部と固定フック部
    先端の係止部とをサイドレール等の車体部材に設けた左
    右の係止部材にそれぞれ嵌合させて一方のカーゴネット
    装置を使用状態とすることができ、他方のカーゴネット
    装置のネットの端縁部にはフック状部が設けられ、該他
    方のカーゴネット装置のネットを引き出し該フック状部
    を使用状態にあるステーに係合させることにより該他方
    のカーゴネット装置を使用状態とすることができるよう
    になっていることを特徴とする車両のカーゴネット装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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