JPH0660562U - 車両のシート装置 - Google Patents

車両のシート装置

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JPH0660562U
JPH0660562U JP002278U JP227893U JPH0660562U JP H0660562 U JPH0660562 U JP H0660562U JP 002278 U JP002278 U JP 002278U JP 227893 U JP227893 U JP 227893U JP H0660562 U JPH0660562 U JP H0660562U
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JP
Japan
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seat
anchor
occupant
seatbelt
shoulder
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Application number
JP002278U
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English (en)
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敏夫 蓮池
俊文 西岡
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3人掛シートの中央席に肩掛け式シートベル
トを構成した場合に、シートバック上端部から突出して
設けられるシートベルトアンカーを、中央席に乗員が着
座しないときにシートバック内に格納し、後方視界を向
上する。 【構成】 ショルダーアンカー34を、シートバックフ
レーム42の上側の運転席12側端部に回動可能に取り
付ける。ショルダーアンカー34とシートバックフレー
ム42との間に、ロック片50およびロックボール54
を設ける。ショルダーアンカー34を収納部60に格納
した状態でロック片50にロックする。ショルダーアン
カー34を起立した状態でロックボール54に係合す
る。ショルダーアンカー34をコイルばね62によって
起立方向に付勢する。中央席16のシートクッション1
6aの下側に、スプリング70で上方付勢した作動ピン
68を設け、作動ピン68とロック片50とをワイヤー
76で連動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のシート装置、とりわけ、車幅方向に3人掛となり、その中央 席に肩掛け式のシートベルトが設けられるようになった車両のシート装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、実開平4−58151号公報に開示されるように3人掛の車両シートが 提案されている。この3人掛シートは、車両幅方向に1人掛用と2人掛用とに2 分割され、それぞれ分割された2つの座席は車両幅方向に近接して配置される。 このような3人掛シートを自動車の前席に用いた場合、1人掛用シートは運転席 として用いられ、2人掛用シートは助手席として用いられ、それぞれの座席にシ ートベルトが必要となってくる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる3人掛のシートにシートベルトを設ける場合、両側部の 運転席と助手席はその片側にセンターピラーが位置するため、このセンターピラ ーにシートベルトアンカーを取り付けることにより肩掛け式のシートベルトを簡 単に構成することができるが、中央席はその近傍にシートベルトアンカーを取り 付ける車体構成部材が存在しないため、肩掛け式のシートベルトの構成が困難に なる。つまり、シート両側部の運転席および助手席の肩掛け式シートベルトは、 フロア両側部に取り付けたリトラクタから繰り出されるベルトをセンターピラー に固定したアンカーに案内させて、このベルトに取り付けたタングを座席の車体 中央側に設けたラップアンカーに着脱可能に係合するようになっている。
【0004】 ところが、前記中央席では車室側方の車体構成部材、例えばルーフサイドレー ルとかピラー等にシートベルトアンカーを取り付けた場合は、このアンカーから 中央席までベルトを誘導する必要があり、シートベルト装置が大掛かりになり、 かつ、ベルトが邪魔になってしまう。このため、中央席のシートベルトを、腰部 分のみを拘束する腰ベルトとして構成することが考えられるが、やはり安全性の 面からは肩掛け式のシートベルトが望ましい。そこで、中央席のシートバック上 端部にシートベルトアンカーを設けると共に、リトラクタをこの中央席のシート バック下方のフロアに取付け、このリトラクタから繰り出されるベルトを前記ア ンカーに案内させてシートバック前面に誘導することにより、中央席の肩掛け式 シートベルトを簡単かつ邪魔になることなく構成することが考えられる。
【0005】 ところが、このように中央席のシートベルトを肩掛け式とした場合、シートバ ックに設けるシートベルトアンカーは乗員の様々な体格に対応できるように、な るべく上方位置に配置することが望ましい。このため、前記シートベルトアンカ ーをシートバックの上端から突出して取り付け、その先端部にベルトを案内させ ることになる。
【0006】 ところが、このようにシートベルトアンカーをシートバックから上方に突出さ せた場合、このシートベルトアンカーが邪魔となって中央席に乗員が着座しない 場合の後方視界が阻害されてしまうという課題があった。
【0007】 そこで、本考案は3人掛シートの中央席に肩掛け式シートベルトを構成した場 合に、シートバック上端部から突出して設けられるシートベルトアンカーを、中 央席に乗員が着座しないときにシートバック内に格納することにより、後方視界 を向上するようにした車両のシート装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案は、車両幅方向に3人掛となったシートの 中央席のシートバック上端部に上方に突出してシートベルトアンカーを配置し、 このシートベルトアンカーに肩掛け式のシートベルトを案内させた車両のシート 装置において、前記シートベルトアンカーをシートバックに対して出没可能に取 付け、中央席に乗員が着座した状態でシートベルトアンカーを突出すると共に、 離座した状態でシートベルトアンカーをシートバック内に格納するアンカー格納 手段を設けることにより構成する。
【0009】 また、前記アンカー格納手段を、シートベルトアンカーとシートバックとの間 に設けたシートベルトアンカーの出没作動手段と、中央席に乗員が着座状態にあ るか離座状態にあるかを検知する乗員検出手段とを設け、これら出没作動手段と 乗員検出手段とを連動して、シートベルトアンカーを自動的に出没させる構成と することができる。
【0010】 更に、前記シートベルトアンカーをシートバックフレームに回動可能に取付け 、このシートベルトアンカーの上方回動位置を突出状態とし、背面方向への下方 回動位置を格納状態とすることが望ましい。
【0011】
【作用】
以上の構成により本考案の車両のシート装置にあっては、アンカー格納手段に より乗員が中央席に着座したときにシートベルトアンカーが突出されて、ベルト を乗員の肩部上方で案内することにより、シートベルトによる乗員の拘束を確実 に行うことができる。一方、乗員が離座したときにはシートベルトアンカーをシ ートバック内に格納することにより、このシートベルトアンカーがシートバック 上端から突出するのが防止され、後方視界を向上することができる。
【0012】 また、前記アンカー格納手段を、シートベルトアンカーとシートバックとの間 に設けたシートベルトアンカーの出没作動手段と、中央席に乗員が着座状態にあ るか離座状態にあるかを検知する乗員検出手段とを設け、これら出没作動手段と 乗員検出手段とを連動して、シートベルトアンカーを乗員着座により自動的に突 出させる構成とすることにより、乗員が中央席に着座した時点で自動的にシート ベルトアンカーが突出されて、ベルトによる乗員拘束を確実に行うことができる 。
【0013】 更に、前記シートベルトアンカーをシートバックフレームに回動可能に取付け 、このシートベルトアンカーの上方回動位置を突出状態とし、背面方向への下方 回動位置を格納状態とすることにより、車両衝突時に過大な荷重が作用するシー トベルトアンカーの支持をシートバックフレームにより確実に行うことができる と共に、このシートバックフレームをシートベルトアンカーの支持部材として兼 用することができるため、部品点数の削減および構造の簡略化を達成できる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図6は 本考案の一実施例を示し、図1は車両のシート装置を示す全体斜視図、図2は図 1中A−A線からの断面図、図3はシートベルトアンカーの取り付け状態を示す 要部断面斜視図、図4は図2中B部の拡大断面図、図5はシートベルトアンカー の格納状態を示す要部斜視図、図6は図2中C部の拡大断面図である。
【0015】 即ち、図1に示した車両シート10は車両幅方向に3人が並んで着座できるよ うになった3人掛シートで、この車両シート10は前席用として用いられる。従 って、前記車両シート10の車両右側の端部席12が運転席となり、車両左側の 端部席14および中央席16が助手席となる。助手席となる端部席14と中央席 16とは一体に連続して形成されると共に、この一体に形成された端部席14お よび中央席16は、運転席となる端部席12と分割して形成され、それぞれ分割 した運転席および助手席は、独立してスライド調整およびリクライニング調整が できるようになっている。
【0016】 前記3人掛の車両シート10はF.R車に用いられ、この車両シート10の中 央席16の下側には車体パネル18のトンネル部20が配置される。前記端部席 12,14および中央席16にはそれぞれシートベルト22,24(尚、助手席 の端部席14用のシートベルトは図示省略してある)が設けられる。運転席とな る端部席12用のシートベルト22の一端側は、車室側方のセンターピラー26 内に収納された図外のリトラクタに巻き取られ、他端部は図外のサイドシルアン カーに固定されて支持されるようになっており、このシートベルト22の中間部 分に挿通されたタング28が、端部席12と中央席16との間に設けたラップア ンカー30に着脱されるようになっている。また、図示省略した端部席14用の シートベルトも同様に反対側のセンターピラーに支持されて、タングがこの端部 席14と中央席16との間に設けられたラップアンカー32に着脱されるように なっている。
【0017】 ところで、前記中央席16用のシートベルト32は、中央席のシートバック1 0a下方のフロアに固定した図外のリトラクタから繰り出された後、運転席とな る端部席12に近い側のシートバック10a上端部に設けられたシートベルトア ンカーとしてのショルダーアンカー34に案内される。ショルダーアンカー34 に案内された先端部は、ショルダーアンカー34の直下となるシートバック10 aの下端部に固定されると共に、シートベルト24に挿通したタング36が端部 席14との間に設けたラップアンカー38に着脱可能に係合されるようになって いる。
【0018】 ここで、本実施例にあっては前記ショルダーアンカー34をシートバック10 aに対して出没可能に取付け、中央席16に乗員が着座した状態でショルダーア ンカー34を突出すると共に、離座した状態でこのショルダーアンカー34をシ ートバック10a内に格納するアンカー格納手段40を設けてある。
【0019】 即ち、前記ショルダーアンカー34は図3に示したように、断面円形のパイプ で形成されたシートバックフレーム42の上側の運転席12側端部に回動可能に 取り付けられる。前記ショルダーアンカー34が取り付けられる部分のシートバ ックフレーム42には、図4に示したようにその下側に連結部44を介して円弧 状のホルダー46が前方に向かって同心状に延設され、このホルダー46の後端 部にロック方向にスプリング48で付勢されたロック片50が枢着されると共に 、前端部にスプリング52で付勢されたロックボール54が設けられる。
【0020】 一方、前記ショルダーアンカー34はその取付部分がY字状に分岐され、この Y字状分岐部分34aが前記シートバックフレーム42をくわえ込むようにして 嵌合され、そのY字状分岐部分34aの一端部には前記ロック片50に係合可能 な凹部56が形成されると共に、他端部には前記ロックボール54に係合可能な 凹部58が形成される。前記ロック片50と前記一端部の凹部56は、図5中実 線に示したようにショルダーアンカー34を後方に回動して収納部60に格納し た状態で係合(ロック)されると共に、前記ロックボール54と前記他端部の凹 部58は、図4に示したようにショルダーアンカー34を上方に回動して起立さ せた状態で係合されるようになっている。また、前記ショルダーアンカー34は 、前記シートバックフレーム42の外周に巻回されるコイルばね62によって起 立方向に付勢される。そして、前記ショルダーアンカー34をシートバックフレ ーム42に回動可能に取り付けると共に、前記ロック片50,ロックボール54 および凹部56,58、そして前記コイルばね62によってシートベルトアンカ ー34の出没作動手段64が構成される。
【0021】 前記中央席16のシートクッション16aの下側をくりぬいて、図6に示した ように収容部66を形成し、この収容部66内に作動ピン68を上下動可能に挿 入すると共に、この作動ピン68をスプリング70を介して上方に付勢するよう になっている。そして、前記スプリング70で付勢された作動ピン68により乗 員検出手段72が構成される。即ち、前記乗員検出手段72では中央席16に乗 員が着座すると、その重みでクッション16aが沈下して作動ピン68が押し下 げられるようになっている。また、前記作動ピン68は、シートクッションパン 10bに取り付けられたスリーブ74に摺動可能に支持される。
【0022】 前記アンカー格納手段40は前記出没作動手段64と前記乗員検出手段72と によって構成され、出没作動手段64のロック片50と乗員検出手段72の作動 ピン68とがワイヤー76を介して互いに連動されるようになっている。ワイヤ ー76はシートバック10aの内部を下方から上方に向かって配索され、その一 端部が前記ロック片50の先端部に連結されると共に、他端部は前記スリーブ7 4の下端部に取り付けたローラ78に周回させた後、前記作動ピン68の下端部 に連結される。
【0023】 ところで、前記中央席16のシートバック10a背面には、図外のリトラクタ から前記ショルダーアンカー34に案内されるシートベルト24を覆うカバー8 0が取り付けられ、このカバー80によって案内されたシートベルト24は、シ ョルダーアンカー34の先端部に形成されたガイド穴34bに挿通されて、シー トバック10aの前面へと案内される。
【0024】 以上の構成により本実施例のシート構造にあっては、まず、中央席16に乗員 が着座していない時には、図5に示したようにショルダーアンカー34を後方に 倒して収納部60内に格納しておく。この格納時にはショルダーアンカー34の 凹部56がロック片50に係合されてロックされ、ショルダーアンカー34の格 納状態が維持される。この状態で前記中央席16に乗員が着座すると、シートク ッション16aの沈下に伴って作動ピン68が、図6中破線に示したようにスプ リング70の付勢力に抗して下方に押しさげられ、前記ロック片50に結合され るワイヤー76を引っ張る。すると、ロック片50は図中下方に回動され、前記 凹部56から離脱してショルダーアンカー34のロックが解除され、このショル ダーアンカー34はコイルばね62の付勢力により図4に示したように自動的に 上方に起立される。従って、前記ショルダーアンカー34が起立されてシートバ ック10aの上方に突出されることにより、シートベルト24のガイド位置を上 方にして、乗員の拘束を確実に行うことができる。尚、前記ショルダーアンカー 34の起立状態は、凹部58がロックボール54に係合されて維持されることに なる。
【0025】 一方、前記中央席16から乗員が離座したときには、前記作動ピン68が上方 位置に復帰されてワイヤー76の引っ張りを解除するため、ロック片50はスプ リング48によりロック位置に復帰される。この状態で、ショルダーアンカー3 4を後方に押し倒すことにより、凹部56がロック片50に係合されて収納部6 0内に格納される。従って、このように乗員が着座していない状態でショルダー アンカー34を格納しておくことにより、後方視界を向上することができる。
【0026】 また、本実施例では前記ショルダーアンカー34は、シートバックフレーム4 2を利用してこのシートバックフレーム42にショルダーアンカー34を回動可 能に取り付けたので、このシートバックフレーム42をショルダーアンカー34 の支持部材として兼用することができるため、部品点数の削減および構造の簡略 化を達成できる。
【0027】 尚、本実施例ではアンカー格納手段40を、出没作動手段64と乗員検出手段 72とによって構成し、乗員の着座によって自動的にショルダーアンカー34を 突出させるようにしたものを開示したが、これに限ることなくショルダーアンカ ー34を手動により突出および格納するようにしても良く、また、ショルダーア ンカー34を乗員の離座によって自動的に格納するようにしても良い。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の請求項1に示す車両のシート装置にあっては、 シートベルトアンカーを、アンカー格納手段により乗員の着座状態でシートバッ クの上方に突出し、離座状態でシートバック内に格納するようにしたので、乗員 の着座状態でシートベルトを肩部上方から案内して乗員の拘束を確実に行うこと ができると共に、離座状態でシートベルトアンカーがシートバック上端から突出 するのが防止され、後方視界を向上することができる。
【0029】 また、本考案の請求項2にあっては、前記アンカー格納手段を、シートベルト アンカーの出没作動手段と、中央席の乗員検出手段とを連動して、シートベルト アンカーを乗員着座により自動的に突出させる構成としたので、乗員が中央席に 着座した時点で自動的にシートベルトアンカーを突出することができ、シートベ ルトアンカーの突出忘れを無くして、ベルトによる乗員拘束を確実に行うことが できる。
【0030】 更に、本考案の請求項3にあっては、前記シートベルトアンカーをシートバッ クフレームに回動可能に取付けて、その回動により突出および格納を行うように したので、車両衝突時に過大な荷重が作用するシートベルトアンカーの支持をシ ートバックフレームにより確実に行うことができると共に、このシートバックフ レームをシートベルトアンカーの支持部材として兼用することができるため、部 品点数の削減および構造の簡略化を達成できるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる車両のシート装置の一実施例を
示す全体斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す図1中A−A線からの
断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示すシートベルトアンカー
の取り付け状態の要部断面斜視図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図2中B部の拡大断面
図である。
【図5】本考案の一実施例を示すシートベルトアンカー
の格納状態の要部斜視図である。
【図6】本考案の一実施例を示す図2中C部の拡大断面
図である。
【符号の説明】
10 車両シート 12,14 端
部席 16 中央席 24 シートベ
ルト 34 ショルダーアンカー(シートベルトアンカー) 40 アンカー格納手段 42 シートバ
ックフレーム 50 ロック片 54 ロックボ
ール 60 収納部 64 出没作動
手段 68 作動ピン 72 乗員検出
手段 76 ワイヤー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両幅方向に3人掛となったシートの中
    央席のシートバック上端部に上方に突出してシートベル
    トアンカーを配置し、このシートベルトアンカーに肩掛
    け式のシートベルトを案内させた車両のシート装置にお
    いて、 前記シートベルトアンカーをシートバックに対して出没
    可能に取付け、中央席に乗員が着座した状態でシートベ
    ルトアンカーを突出すると共に、離座した状態でシート
    ベルトアンカーをシートバック内に格納するアンカー格
    納手段を設けたことを特徴とする車両のシート装置。
  2. 【請求項2】 前記アンカー格納手段は、シートベルト
    アンカーとシートバックとの間に設けたシートベルトア
    ンカーの出没作動手段と、中央席に乗員が着座状態にあ
    るか離座状態にあるかを検知する乗員検出手段とを設
    け、これら出没作動手段と乗員検出手段とを連動して、
    シートベルトアンカーを自動的に出没させることを特徴
    とする請求項1に記載の車両のシート装置。
  3. 【請求項3】 前記シートベルトアンカーをシートバッ
    クフレームに回動可能に取付け、このシートベルトアン
    カーの上方回動位置を突出状態とし、背面方向への下方
    回動位置を格納状態としたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の車両のシート装置。
JP002278U 1993-02-01 1993-02-01 車両のシート装置 Pending JPH0660562U (ja)

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