JP3972974B2 - 自動車用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自動車用シートに関し、特に背当て部の上端にヘッドレスト部を備えた自動車用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような自動車用シートは、座部と、背当て部と、さらに背当て部の上端に取り付けられたヘッドレスト部とから構成されている。このような構成の自動車用シートにおいては、人がシートに座ったとき、頭部がヘッドレスト部に当たることにより、人の頭部が安定した状態で保持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような自動車用シートは、大人用として各部の寸法が選定されており、身長の低い子供が座る場合には対応していない。
このため、子供が座る場合には、例えばチャイルドシートを自動車用シートに装着して、このチャイルドシートに子供を座らせると共に、チャイルドシートに設けられたシートベルトによって子供の身体をチャイルドシートに対して保持するようにしている。
したがって、ユーザは子供を乗車させる場合にはチャイルドシートを装着し、また大人を乗車させる際には、チャイルドシートを取り外す必要があり、操作性が悪かった。
【0004】
この発明は、以上の点にかんがみ、簡単な構成によりチャイルドシートとしても利用可能な自動車用シートを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、自動車の車室内に設けられ、座部及び背当て部と背当て部の上端に取り付けられたヘッドレスト部とから成るシートであって、上記ヘッドレスト部が脚部と脚部の上端を互いに連結する連結部とから成る逆U字形に構成されており、脚部の下端が背当て部内にてフレームに固定したベルト巻取り器に巻き取られるベルトに接続されていて、上記脚部の下部が背当て部の上縁に設けた挿入孔内に挿入されることにより背当て部に着脱可能に取り付けられ、ヘッドレスト部を背当て部に取り付けた状態で大人のためのヘッドレストとして作用し、また、上記ヘッドレスト部が、背当て部から取り外されて逆転されることにより、連結部に設けたバックルがシートの座部の中央付近に設けた第一のアンカープレートに係合して固定保持され得ると共に、脚部の下端に接続したベルトが背当て部内のベルト巻取り部から引き出されて、その脚部の下端付近が背当て部の中央付近に設けたベルトフックに係止され得ることにより、逆転したヘッドレスト部の上記脚部が着座した子供の両肩付近に、上記連結部が股関節付近に、それぞれ当接して、子供をシートに保持するシートベルトとして作用するように構成されている。
【0006】
この発明による自動車用シートでは、好ましくは、上記第一のアンカープレートが、不使用時にはシートの座部の中央付近に設けられたスリット内に格納される。
この発明による自動車用シートでは、好ましくは、上記ベルトフックが背当て部のパッド内に埋め込まれている。
また、この発明による自動車用シートでは、好ましくは、上記背当て部が前方に倒れて座部の上に重なって水平に格納されるように構成されており、この格納状態にて、背当て部から取り外したヘッドレスト部の連結部のバックルが自動車の車室後方の荷室の床面付近に設けた第二のアンカープレートに係合される。
この発明による自動車用シートでは、好ましくは、上記第二のアンカープレートが可倒式に構成されており、倒れた状態で荷室の床面に設けられた凹陥部内に格納される。
さらに、この発明による自動車用シートでは、好ましくは、背当て部から取り外されたヘッドレスト部の連結部のバックルが、上記背当て部の直上の車室天井に設けた第三のアンカープレートに係合される。
そして、この発明による自動車用シートでは、好ましくは、上記第三のアンカープレートが可倒式に構成されており、倒れた状態で天井に設けた凹陥部内に格納される。
【0007】
上記構成によれば、通常は、ヘッドレスト部の双方の脚部の下部が、背当て部の上端の挿入孔内に挿入されることにより、大人の着座の際に、ヘッドレスト部が大人の頭部に後方から当接または近接することにより、ヘッドレストとして作用する。
【0008】
また、ヘッドレスト部が背当て部から取り外されて逆転され、その上端のバックルが座部の中央付近に設けた第一のアンカープレートに係合して保持されると共に、ヘッドレスト部の脚部の下端付近にて脚部から伸びるベルトが背当て部の中央付近に設けたベルトフックに係止される。これにより、ヘッドレスト部の上端のバックル付近が、子供の股関節付近に当接すると共に、ヘッドレスト部の脚部の下端付近が、着座した子供の両肩付近に当接することにより、ヘッドレスト部が子供をシートの座部及び背当て部に対して保持する子供用シートベルトとして作用する。
【0009】
従って、ヘッドレスト部の背当て部への取付状態では、ヘッドレスト部が大人用のヘッドレストとして作用し、またヘッドレスト部を取り外して逆転した状態では、ヘッドレスト部が子供用のシートベルトとして作用することになる。これにより、子供が着座する際には、不要なヘッドレスト部が背当て部から取り外されることにより後方視界を十分に確保することができると共に、取り外したヘッドレスト部が子供用のシートベルトとして作用するので、当該シートに大人が着座するか子供が着座するかで、チャイルドシートの着脱が不要となり、操作性が著しく向上することになる。
【0010】
上記第一のアンカープレートが、不使用時に、シートの座部の中央付近に設けたスリット内に格納される場合には、大人が着座する場合、シートの座部中央付近にて、第一のアンカープレートがスリット内に格納され、座部の座り心地を損ねるようなことはない。
【0011】
上記ベルトフックが、背当て部のパッド内に埋め込まれている場合には、大人が着座する場合、シートの背当て部の中央付近にてベルトフックが背中に当たることもなく、背当て部の座り心地を損ねるようなことにもならない。
【0012】
上記背当て部が、前方に倒されて、座部の上に重なって水平に格納されるように構成されており、この格納状態で、背当て部から取り外したヘッドレスト部の連結部のバックルが、自動車の車室後方の荷室の床面付近に設けた第二のアンカープレートに係合される場合には、背当て部が座部の上に重なって水平に格納される際に、ヘッドレスト部が背当て部から取り外されることによって背当て部を円滑に格納することができると共に、取り外したヘッドレスト部のバックルを、車室後方の荷室の床面付近に設けた第二のアンカープレートに係合させることによってヘッドレスト部の双方の脚部から背当て部の上端まで延びるベルトで荷室内に積載された荷物を保持することができる。
【0013】
上記第二のアンカープレートが可倒式に構成されており、倒れた状態で荷室の床面に設けた凹陥部内に格納される場合には、第二のアンカープレートを使用しないときは、第二のアンカープレートを上記凹陥部内に倒した状態で格納することができるので、第二のアンカープレートが荷室の床面から上方に突出することがなく、邪魔にならない。
【0014】
背当て部から取り外されたヘッドレスト部の連結部のバックルが、上記背当て部の直上の車室天井に設けた第三のアンカープレートに係合される場合には、当該シートに人が着座しないときヘッドレスト部を背当て部から取り外して、そのバックルを直上の車室天井に設けた第三のアンカープレートに係合させることによってヘッドレスト部の双方の脚部から背当て部の上端までほぼ垂直に延びるベルトで荷室との間の仕切りを構成することができる。
【0015】
上記第三のアンカープレートが可倒式に構成されており、倒れた状態で天井に設けた凹陥部内に格納される場合には、第三のアンカープレートを使用しないときは第三のアンカープレートを上記凹陥部内に倒した状態で格納することができるので、第三のアンカープレートが天井から下方に突出することがなく、邪魔にならない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1はこの発明による自動車用シートの一実施形態の構成を示している。
図1において、自動車用シート10は、例えば自動車の後部座席用のシートであって、自動車の乗員が着座すべき座部11と、乗員が背中でもたれ掛かるべき背当て部12と、背当て部12の上端に備えられたヘッドレスト部20と、から構成されている。
【0017】
上記座部11は、フレーム(図示せず)に対してパッド(図示せず)を被せ、さらに表面に表皮11aを被せることにより構成されている。
また、上記背当て部12は、同様にフレーム12aに対してパッド12bを被せ、さらに表面に表皮12cを備えることにより構成されており、その上端に、所定間隔で設けられた二つの挿入孔12dを備えている。
【0018】
これに対して、ヘッドレスト部20は、脚部21,22と、これら脚部21,22の上端を互いに連結する連結部23とから成る逆U字形に構成されている。さらに、このヘッドレスト部20は、同様に逆U字形のフレーム20aに対してパッド20bを被せ、その表面に表皮20cを備えることにより、構成されている。
そして、ヘッドレスト部20の各脚部21,22の下部が、上述した背当て部12の各挿入孔12d内に挿入されることにより、背当て部12の上端に保持されるようになっている。
【0019】
以上の構成は、従来の自動車用シートと同様の構成であるが、本発明実施形態による自動車用シート10においては、以下の点で異なる構成になっている。
即ち、上記ヘッドレスト部20は、背当て部12に対して着脱可能に保持されていると共に、各脚部21,22の下端付近にてフレーム20aに対して、それぞれベルト24,25(図2参照)の一端が接続されている。
【0020】
これらのベルト24,25は、他端が背当て部12のフレーム12aに固定されたベルト巻取器26,27により巻き取られるようになっている。これらのベルト巻取器26,27は、通常のシートベルト巻取器と同じ構成であり、ベルト24,25を常に引っ張るように作用しており、ベルト24,25に対して引張り張力を付与する。
【0021】
さらに、ヘッドレスト部20は、その連結部23の上端に、バックル28を備えている。
このバックル28は、一般にシートベルトに取り付けられるシートベルト用のバックルと同じ構成であり、図3に示すように、上記フレーム20aに固定されていると共に、ロック解除ボタン28aを備えている。
【0022】
また、上記座部11は、その座面の中央付近において、シートフレームに対して短いベルト11bを介して固定された第一のアンカープレート11cを備えている。この第一のアンカープレート11cは、不使用時には、座部11のパッドに備えられたスリット11d内に格納されており、使用の際には、このスリット11dから引き出される。
【0023】
さらに、上記背当て部12は、その中央付近、詳細には高さが中央付近で、左右に離間した位置に、一対のベルトフック12eを備えている。このベルトフック12eは、図2に示すように、フレーム12aに固定されていると共に、パッド12b内に埋め込まれている。
【0024】
本発明の実施形態による自動車用シート10は以上のように構成されており、大人が着座する通常の場合には、ヘッドレスト部20は、その双方の脚部21,22の下端が背当て部12の上端の挿入孔12d内に挿入され保持されている。また、第一のアンカープレート11cは、着座時に邪魔にならないように座部11のスリット11d内に格納されている。
【0025】
したがって、大人が自動車用シート10の座部11に着座したとき、背当て部12が大人の背中を支持し、ヘッドレスト部20が頭部を支持する。このとき、座部11の第一のアンカープレート11cは、スリット11d内に格納されているので邪魔にはならず、違和感を与えるようなことはない。
また、背当て部12のベルトフック12eは、パッド12b内に埋め込まれているので、同様に邪魔にはならず、違和感を与えるようなことはない。
さらに、ヘッドレスト部20は、着座している人の頭部に当接しまたは近接することにより、ヘッドレストとして作用する。
【0026】
ここで、子供が着座する場合には、先ず子供を自動車用シート10に着座させた後、ヘッドレスト部20の脚部21,22の下部を、背当て部12の挿入孔12dから取り外し、上端を前方に倒すようにして、上下逆転させる。
そして、ベルト24,25をベルト巻取器26,27から引出しながら、ヘッドレスト部20を下方に移動させると共に、座部11のスリット11d内から第一のアンカープレート11cを取り出す。
【0027】
この状態から、ヘッドレスト部20の連結部23の上端に備えられたバックル28を、第一のアンカープレート11cと係合させる。
また、ヘッドレスト部20の各脚部21,22の下端付近のベルト24,25を、それぞれ背当て部12の中央付近に埋め込まれたベルトフック12eに係合させる。
これにより、子供は、図4に示すように、自動車用シート10に着座した状態で、両肩付近がベルトフック12eに係止されたベルト24,25によって背当て部12に対して保持されると共に、股関節がヘッドレスト部20の上端と第一のアンカープレート11cにより、座部11に対して保持されることになる。なお、取り外す場合には、バックル28のロック解除ボタン28aを操作することにより、バックル28から第一のアンカープレート11cが外れるので、ヘッドレスト部20を容易に取り外すことができる。
【0028】
このようにして、本発明によれば、ヘッドレスト部20は、通常は大人のためのヘッドレストとして作用すると共に、背当て部12から取り外されることにより、子供のためのシートベルトとして作用する。ここで、子供着座の際には、ヘッドレスト部20が背当て部12の上端から取り外されることによって、運転者の後方視界を十分に確保することができる。
【0029】
図5は上記自動車用シート10の第一の応用例を示している。
図5において、自動車の車室後方の荷室13の床面13a付近に、第二のアンカープレート30が設けられている。
この第二のアンカープレート30は、図6に示すように、床面13aに備えられた凹陥部31内にて、床面13aに平行な回転軸32の周りに揺動可能に支持されることにより、可倒式に構成されている。
そして、この第二のアンカープレート30は、不使用時には、図6に示すように凹陥部31内に倒れた状態で格納されており、床面13aから上方には突出しないが、使用時には凹陥部31内で引き起こされる。
【0030】
この第二のアンカープレート30は、以下のようにして使用される。
前記自動車用シート10の背当て部12からヘッドレスト部20が取り外された後、この背当て部12が前方に倒されて、座部11の上に重なって水平に格納される。このとき、ヘッドレスト部20は、ベルト24,25をベルト巻取器26,27から大きく引き出しながら車室後方まで移動され、そのバックル28が、荷室13の床面13aの凹陥部31から引き起こされた第二のアンカープレート30に係合される。
これにより、図5に示すように、荷室内に積載された荷物33がベルト24,25の張力により、床面に対して安定して固定保持される。
この場合、背当て部12を格納する際に、取り外されたヘッドレスト部20を収納するスペースが不要となる。
【0031】
図7は上記自動車用シート10の第二の応用例を示している。
図7において、自動車の車室天井の背当て部12の直上付近に、第三のアンカープレート40が設けられている。
この第三のアンカープレート40は、図8に示すように、車室天井の内張り41に備えられた凹陥部42内にて、自動車の屋根板金43の内側に固定された回転軸44の周りに揺動可能に支持されることにより、可倒式に構成されている。そして、この第三のアンカープレート40は、不使用時には、図8に実線で示すように、凹陥部42内に倒れた状態で格納されており、天井から下方には突出しないが、使用時には、図8に点線で示すように、凹陥部42内で引き起こされて下方へ垂下する。
【0032】
この第三のアンカープレート40は、以下のようにして使用される。
前記自動車用シート10の背当て部12からヘッドレスト部20が取り外された後、ヘッドレスト部20が、ベルト24,25をベルト巻取器26,27から大きく引き出しながら上方に持ち上げられて、天井付近まで移動され、そのバックル28が、天井の凹陥部42から引き起こされた第三のアンカープレート40に係合される。
これにより、図7に示すように、自動車用シート10の背当て部12と荷室13が、ヘッドレスト部20及びベルト24,25により仕切られることになり、荷室13内に積載された荷物45が、自動車の急ブレーキ等によって、自動車用シート10の背当て部12を超えて車室前方へ移動するようなことがない。
【0033】
上述した実施形態においては、自動車用シート10は、自動車の後部座席として構成されているが、これに限らず、前部座席、特に助手席や後部座席の後方に設けられる補助座席として構成されていてもよいことは明らかである。
【0034】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ヘッドレスト部の背当て部への取付状態では、ヘッドレスト部が大人用のヘッドレストとして作用し、またヘッドレスト部を取り外して逆転した状態では、ヘッドレスト部が子供用のシートベルトとして作用することになる。
これにより、子供が着座する際には、不要なヘッドレスト部が背当て部から取り外されることにより、後方視界を十分に確保することができると共に、取り外したヘッドレスト部が子供用のシートベルトとして作用するので、当該シートに大人が着座するか子供が着座するかでチャイルドシートを着脱するような煩わしい操作が不要となり、操作性が著しく向上することになる。
このようにして、本発明によれば、簡単な構成により、チャイルドシートとしても利用可能な、極めて優れた自動車用シートが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用シートの一実施形態の構成を示す概略断面図である。
【図2】図1の自動車用シートの背当て部及びヘッドレスト部の断面図である。
【図3】図1の自動車用シートにおけるヘッドレスト部の要部を示す部分拡大斜視図である。
【図4】図1の自動車用シートに子供が着座した場合を示す概略斜視図である。
【図5】図1の自動車用シートの第一の応用例を示す概略斜視図である。
【図6】図5における第二のアンカープレート付近を示す部分拡大斜視図である。
【図7】図1の自動車用シートの第二の応用例を示す概略斜視図である。
【図8】図7における第三のアンカープレート付近を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10 自動車用シート
11 座部
11c 第一のアンカープレート
11d スリット
12 背当て部
12a フレーム
12b パッド
12d 挿入孔
12e ベルトフック
13 荷室
13a 床面
20 ヘッドレスト部
20a フレーム
21,22 脚部
23 連結部
24,25 ベルト
26,27 ベルト巻取器
28 バックル
28a ロック解除ボタン
30 第二のアンカープレート
31 凹陥部
32 回転軸
33 荷物
40 第三のアンカープレート
42 凹陥部
44 回転軸
45 荷物

Claims (7)

  1. 自動車の車室内に設けられ、座部及び背当て部と背当て部の上端に取り付けられたヘッドレスト部とから成るシートであって、
    上記ヘッドレスト部が脚部と脚部の上端を互いに連結する連結部とから成る逆U字形に構成されており、脚部の下端が背当て部内にてフレームに固定されたベルト巻取り器に巻き取られるベルトに接続されていて、上記脚部の下部が背当て部の上縁に設けた挿入孔内に挿入されることにより背当て部に着脱可能に取り付けられ、ヘッドレスト部を背当て部に取り付けた状態で大人のためのヘッドレストとして作用し、
    また、上記ヘッドレスト部が、背当て部から取り外されて逆転されることにより、連結部に設けたバックルがシートの座部の中央付近に設けた第一のアンカープレートに係合して固定保持され得ると共に、脚部の下端に接続したベルトが背当て部内のベルト巻取り部から引き出されて、その脚部の下端付近が背当て部の中央付近に設けたベルトフックに係止され得ることにより、逆転したヘッドレスト部の上記脚部が着座した子供の両肩付近に、上記連結部が股関節付近に、それぞれ当接して、子供をシートに保持するシートベルトとして作用することを特徴とする、自動車用シート。
  2. 前記第一のアンカープレートが、不使用時にはシートの座部の中央付近に設けられたスリット内に格納されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用シート。
  3. 前記ベルトフックが、背当て部のパッド内に埋め込まれていることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用シート。
  4. 前記背当て部が、前方に倒されて座部の上に重なって水平に格納されるように構成されており、
    この格納状態にて、背当て部から取り外されたヘッドレスト部の連結部のバックルが、自動車の車室後方の荷室の床面付近に設けられた第二のアンカープレートに係合されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用シート。
  5. 前記第二のアンカープレートが可倒式に構成されており、倒れた状態で荷室の床面に設けられた凹陥部内に格納されることを特徴とする、請求項4に記載の自動車用シート。
  6. 背当て部から取り外されたヘッドレスト部の連結部のバックルが、前記背当て部の直上の車室天井に設けられた第三のアンカープレートに係合されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車用シート。
  7. 前記第三のアンカープレートが可倒式に構成されており、倒れた状態で天井に設けられた凹陥部内に格納されることを特徴とする、請求項6に記載の自動車用シート。
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