JP2003252118A - 自動車の着脱式コンソールボックス - Google Patents

自動車の着脱式コンソールボックス

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JP2003252118A
JP2003252118A JP2002050567A JP2002050567A JP2003252118A JP 2003252118 A JP2003252118 A JP 2003252118A JP 2002050567 A JP2002050567 A JP 2002050567A JP 2002050567 A JP2002050567 A JP 2002050567A JP 2003252118 A JP2003252118 A JP 2003252118A
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JP
Japan
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console box
floor
guide groove
engaging
detachable
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Pending
Application number
JP2002050567A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Yoshikawa
尚志 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効かつ効果的にウォークスルーを実現する
自動車の着脱式コンソールボックスを提供する。 【解決手段】 フロアの所定位置に配置する着脱式コン
ソールボックスである。コンソールボックス10の配置
位置に凹部14を設けるとともに、凹部14内に係合用
のガイド溝15,16を有し、コンソールボックス本体
11下部にガイド溝15,16と係合する係合ピン1
2,13を備える。ガイド溝15,16および係合ピン
12,13を係脱可能に構成してコンソールボックス本
体11をフロアから取り外し得る。コンソールボックス
本体11適所に、係合ピン12とガイド溝15をロック
およびロック解除させる操作レバー17を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おいてフロアの所定位置に配置される着脱式コンソール
ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両にあっては、たとえば運転
席と助手席との間にコンソールボックスが装備される。
また、たとえばワンボックスカーあるいはミニバン等に
おいては、乗員が車室内で移動し得るようにする、所謂
ウォークスルーを行なうための工夫がなされている。ウ
ォークスルーを図ることで乗員はフロントシートおよび
リヤシート間を移動することができ、車外へ出なくても
車室内で自由に移動ができて実用上、利便性を向上させ
ることができる。
【0003】従来、たとえば図6に示すように、運転席
と助手席との間に配置されたコンソールボックス100
をフロアから取外し可能に構成し、コンソールボックス
100を取り外すことで運転席および助手席間のスペー
スを広く確保するようにしたものが知られている。この
場合、コンソールボックス100をフロア上に設置する
ためのベース101を有している。なお、図6において
矢印Fおよび矢印Rはそれぞれ、前方および後方を示し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
はベース101からコンソールボックス100を取り外
した際、コンソールボックス100およびフロアを結合
するベース101がフロア上にそのまま残ってしまう。
このようにフロア上にベース101が残存すると車室内
での移動が不便であり、ウォークスルーを実現するのが
実質的に困難になる。
【0005】本発明は以上の点に鑑み、スムーズにかつ
効果的にウォークスルーを実現する自動車の着脱式コン
ソールボックスを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる自動車の着脱式コンソールボックス
は、フロアのコンソールボックス配置位置に凹部が設け
られるとともに、この凹部内に係合用のガイド溝が形成
され、コンソールボックス本体下部に前記ガイド溝と係
合する係合ピンが備えられ、これにより前記ガイド溝お
よび前記係合ピンを係脱可能に構成して前記コンソール
ボックス本体を前記フロアから取り外し得るようにした
ことを特徴とする。
【0007】本発明の自動車の着脱式コンソールボック
スにおいて、前記コンソールボックス本体下部に前後2
組の係合ピンが備えられ、一方の係合ピンがそのガイド
溝でロックされるように係合することを特徴とする。
【0008】また、本発明の自動車の着脱式コンソール
ボックスにおいて、前記コンソールボックス本体適所
に、前記係合ピンとガイド溝をロックおよびロック解除
させる操作レバーが備えられることを特徴とする。
【0009】また、本発明の自動車の着脱式コンソール
ボックスにおいて、前記ガイド溝はフロアパネルの下側
に設定され、このフロアパネル上に敷設されたフロア被
覆材で覆われるようにしたことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、コンソールボックス本体
下部にフロア側のガイド溝と係合する係合ピンを備え、
ガイド溝および係合ピンが係脱可能に構成される。そし
て、コンソールボックス本体に設けた操作レバーを操作
することにより、係合ピンとガイド溝とをロック解除す
ることでコンソールボックスをフロアから簡単に取り外
すことができる。この場合、コンソールボックスが取り
外されたフロア側にはコンソールボックスまわりの部品
類又は付属品が残らず、これによりコンソールボックス
配置部位に広いスペースが確保され、スムーズなウォー
クスルーを実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基き、本発明による
自動車の着脱式コンソールボックスの好適な実施の形態
を説明する。図1に示すように、この実施形態にあって
は、運転席1と助手席2の間に本発明に係るコンソール
ボックス10が装備される。このコンソールボックス1
0は後述するように、独立タイプとして、フロアから取
外し可能に構成されている。なお、運転席1および助手
席2の後にリヤシートが配置される。
【0012】本発明では、基本的には、フロアのコンソ
ールボックス10の配置位置に凹部を設けるとともに、
この凹部内に係合用のガイド溝を形成する。また、コン
ソールボックス本体の下部にガイド溝と係合する係合ピ
ンを設ける。そして、ガイド溝および係合ピンを係脱可
能に構成してコンソールボックス本体をフロアから取り
外し得るようにしている。
【0013】すなわち、本実施形態における具体的構成
では、図2に示すように、コンソールボックス本体11
の下部には、前後2組の係合ピン12,13が設けられ
ている。これらの係合ピン12,13はコンソールボッ
クス本体11の下部に設けたブラケットを介して、横方
向(車幅方向)に突出するように設けられる。またフロ
アに形成されている凹部14内には、係合ピン12,1
3と係合するようにしたガイド溝15,16が配置され
る。これらのガイド溝15,16はフロア面付近からほ
ぼ前斜め下方に向けて湾曲して形成される。そして一方
の前側の係合ピン12が、そのガイド溝15でロックさ
れるように係合する。
【0014】また、この実施形態のコンソールボックス
10において、コンソールボックス本体11の適所、例
えば前部下側に、係合ピン12とガイド溝15をロック
およびロック解除させる操作レバー17が備えられてい
る。
【0015】操作レバー17は、たとえば図3に示すよ
うに、コンソールボックス本体11の下部に結合するブ
ラケット18に回動可能(図3、矢印A)に支持され
る。この場合、操作レバー17を上下に回動させること
により、係合ピン12がブラケット18から出入する
(図3、矢印B)。例えば、操作レバー17を上方へ引
くことにより係合ピン12がブラケット18に引っ込ん
でロック解除され、コンソールボックス10を取り外す
ことができる。また、操作レバー17を下方へ下ろすと
係合ピン12がブラケット18から張り出してロックさ
れる。
【0016】上述の例の場合、ガイド溝15,16は、
フロアパネルの下側に設定され、このフロアパネル上に
敷設されたフロア被覆材(カーペット)で覆われる。し
たがって、コンソールボックス10をフロアから取り外
した際、凹部14やガイド溝15,16はフロアカーペ
ット下側に隠され、外部に露呈しない。
【0017】上記構成において、本発明によれば、図1
のように運転席1および助手席2間に装備されたコンソ
ールボックス10は、適宜物入れ等として使用すること
ができる。この場合、操作レバー17を下方に回動させ
ておくで、係合ピン12とガイド溝15をロックさせ、
コンソールボックス10を所定位置に安定配置すること
ができる。
【0018】つぎに、コンソールボックス10は、操作
レバー17の操作で簡単にフロアから取り外すことがで
きる。この場合、操作レバー17を上方へ回動して係合
ピン12を引っ込めることで、係合ピン12およびガイ
ド溝15のロックが解除される。コンソールボックス1
0を取り外した際、凹部14やガイド溝15,16はフ
ロアカーペット下側に隠され、外部に露呈せず、コンソ
ールボックス10の配置位置には実質的に平坦なフロア
面が得られる。
【0019】取り外したコンソールボックス10は、た
とえば図5のようにリヤシート3後側のカーゴスペース
等に取り付けるようにしてもよい。これにより運転席1
および助手席2間に広いスペースが確保される。したが
って、乗員はそのスペースを通って、図5の矢印Cのよ
うにフロントシート側からリヤシート3側へ容易に移動
することができ、また戻ることもできる。
【0020】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は実施形態にのみ限定されるもので
なく、本発明の範囲内で適宜変更等が可能である。たと
えば、係合ピン12,13やガイド溝15,16等の具
体的形状等については図示例の場合のみならず、必要に
応じて適宜変更等が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
この種のコンソールボックスにおいて簡単な操作でフロ
アから取り外すことができ、コンソールボックス配置部
位に広いスペースを確保することにより、有効にウォー
クスルーを実現することができる。また、いわゆる
「T.P.O」に合せて車室内のスタイルを変更可能に
する等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるコンソールボック
スまわりを示す斜視図である。
【図2】上記実施の形態におけるコンソールボックスの
具体的構成を示す図である。
【図3】上記実施の形態に係る操作レバーまわりを示す
斜視図である。
【図4】図2のH−H線に沿う断面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるウォークスルーの
様子を示す平面図である。
【図6】従来例に係るコンソールボックスの構成例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 運転席 2 助手席 3 リヤシート 10 コンソールボックス 11 コンソールボックス本体 12,13 係合ピン 14 凹部 15,16 ガイド溝 17 操作レバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアの所定位置に配置される自動車の
    着脱式コンソールボックスであって、 フロアのコンソールボックス配置位置に凹部を設けると
    ともに、該凹部内に係合用のガイド溝を形成し、コンソ
    ールボックス本体下部に前記ガイド溝と係合する係合ピ
    ンを設け、前記ガイド溝および前記係合ピンを係脱可能
    に構成して前記コンソールボックス本体を前記フロアか
    ら取り外し得るようにしたことを特徴とする自動車の着
    脱式コンソールボックス。
  2. 【請求項2】 前記コンソールボックス本体下部に前後
    2組の係合ピンを設け、一方の係合ピンがそのガイド溝
    でロックされるように係合することを特徴とする、請求
    項1に記載の自動車の着脱式コンソールボックス。
  3. 【請求項3】 前記コンソールボックス本体適所に、前
    記係合ピンとガイド溝をロックおよびロック解除させる
    操作レバーを備えたことを特徴とする、請求項1または
    2に記載の自動車の着脱式コンソールボックス。
  4. 【請求項4】 前記ガイド溝は、フロアパネルの下側に
    設定され、該フロアパネル上に敷設されたフロア被覆材
    で覆われるようにしたことを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれかに記載の自動車の着脱式コンソールボック
    ス。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2425102A (en) * 2005-04-13 2006-10-18 Visteon Global Tech Inc Removable storage assembly for a motor vehicle
FR2906773A3 (fr) * 2006-10-04 2008-04-11 Renault Sas Console amovible pour vehicule automobile

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