JP4027156B2 - 座席 - Google Patents

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JP4027156B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、床等の取付部から取り外すことができる座席に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来、例えば、バス等の乗物内に配備される座席において、床に敷設されたレールに沿って移動可能な座席があった。この乗物においては、乗車人数が少ないときには、1人当たりのスペースを広くとるために、余分な座席をレールに沿って後方に移動するとともに、必要な座席をレールに沿って均等に並べていた。
【0003】
このように、前記従来の座席においては、乗車人数に応じて座席数を調整することができたが、余分な座席は、車室内の後方に移動されていたため、車室内を、人員のスペースとして、必ずしも有効に利用しているとはいえなかった。
【0004】
また、自動車等の乗物においては、荷物用のスペースを確保するために、座席が着脱可能となった乗物があった。しかし、この座席は、取り外されると、嵩張るためその収納場所が問題となった。そこで、座席全体が取り外されるのではなく、脚を車室内に残して、座席の座部と背当てのみが取り外されるものもあった。そして、この座席においては、脚が、車室内で折り畳まれて、床上に残されたが、この残された脚が、車室内で邪魔となった。また、床に溝が形成されて、その溝内から立脚する脚が、折り畳まれることで、溝内に収容されるものもあったが、床に溝を形成しなければならず、床下のスペースが圧迫されるという問題があった。
【0005】
以上のように、従来の座席においては、車室内に座席を構成する一部あるいは全体が残って、車室内が有効に利用されなかったり、取り外された座席の収納場所に苦慮したり、また、床下のスペースが圧迫されたりしていた。
【0006】
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、床等の取付部から座席を取り外すことができ、しかも、その取り外された座席をコンパクトにすることができる、座席を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る座席は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る座席は、床あるいは壁等の取付部に配備されるとともに、その取付部に敷設されたレールに沿って移動可能な座席であって、座部および背当てを備える座席本体と、脚体とを有する。ここで、前記背当ては、前記座部の上方に起立する起立位置と、前記座部に重なる折畳み位置とに変位可能となっている。一方、前記脚体は、前記座席本体が着脱可能に固定されるフレームと、そのフレームを支持するとともに前記取付部に着脱可能に固定される脚とを備えている。そして、前記脚は、前記フレームの下方に立設する立設位置と、前記フレームの内側に収容される収容位置とに変位可能となっている。また、前記脚は、ロック部材と、そのロック部材を掛止位置と離脱位置との間で移動させる移動手段とを備える。ここにおいて、前記脚が前記収容位置に位置するとき、前記ロック部材が前記掛止位置に移動することで、そのロック部材は前記フレームに備わる第1掛止部に掛け止められて、前記脚は、前記フレームにロックされ、また、前記ロック部材が前記離脱位置に移動することで、そのロック部材は前記第1掛止部との掛け止めが外れて、前記脚は、前記フレームへのロックが解除される。そして、前記脚が前記立設位置に位置するとき、前記ロック部材が前記掛止位置に移動することで、そのロック部材は前記レールに備わる第2掛止部に掛け止められて、前記脚は、前記レールにロックされ、また、前記ロック部材が前記離脱位置に移動することで、そのロック部材は前記第2掛止部との掛け止めが外れて、前記脚は、前記レールへのロックが解除される。
【0008】
こうして、この座席は、脚体における脚が、取付部に着脱可能に固定されることから、脚を取付部から外すことで、この座席は、取付部から取り外される。そして、この座席は、座席本体が、脚体におけるフレームに着脱可能に固定されることから、座席本体をフレームから外すことで、取付部から取り外された座席は、座席本体と脚体とに分離される。さらに、座席本体は、背当てが、座部の上方に起立する起立位置と、座部に重なる折畳み位置とに変位可能となっており、背当てを折畳み位置に変位させることで、分離された座席本体は、折り畳まれる。一方、脚体は、脚が、フレームの下方に立設する立設位置と、フレームの内側に収容される収容位置とに変位可能となっており、脚を収容位置に変位させることで、分離された脚体は、脚がフレームの内側に収容される。このように、座席は、取付部から取り外されると、座席本体と脚体とに分離され、さらに、座席本体は、折り畳まれ、脚体は、脚がフレームの内側に収容される。
ところで、脚がフレームの内側に収容される収容位置に位置するときに、移動手段によってロック部材を掛止位置に移動することで、その脚をフレームにロックすることができる。そして、移動手段によってロック部材を離脱位置に移動することで、そのロックを解除して脚を立設位置に変位させることができる。また、脚がフレームの下方に立設する立設位置に位置するときに、移動手段によってロック部材を掛止位置に移動することで、その脚をレールにロックすることができる。そして、移動手段によってロック部材を離脱位置に移動することで、そのロックを解除して脚を収容位置に変位させることができる。このように、ロック部材および移動手段は、収容位置でのフレームへのロックと、立設位置でのレールへのロックとの、両方の機能を兼ねている。
【0009】
また、請求項2に記載の発明に係る座席のように、請求項1に記載の座席において、前記脚は、前記立設位置と前記収容位置とに変位可能となるよう、前記フレームに回動可能に取り付けられてもよい。これにより、脚が、フレームに対して回動して、起立位置から収容位置に変位することで、この脚は、フレームの内側に収容される。
【0010】
また、請求項3に記載の発明に係る座席のように、請求項2に記載の座席において、前記脚は、前記フレームの左右の各側に設けられて、前記立設位置から前記フレームの中央側に回動することで前記収容位置に変位してもよい。
【0011】
【0012】
【0013】
また、請求項に記載の発明に係る座席のように、請求項1ないしのいずれか1項に記載の座席において、前記座部には、その座部に着脱可能に取り付けられるクッションが設けられてもよい。これにより、座部からクッションが外された状態で、座席本体を、背当てが座部に重なるよう折り畳むことができる。
【0014】
また、請求項に記載の発明に係る座席のように、請求項1ないしのいずれか1項に記載の座席において、前記座席本体は、アームレストを備え、そのアームレストが、前記折畳み位置にある前記座部または/および前記背当ての側方に折畳み可能に形成されてもよい。これにより、座席本体を、背当てが座部に重なるよう折り畳んだ際に、アームレストもまた折り畳むことができる。
【0015】
また、請求項に記載の発明に係る座席のように、請求項1ないしのいずれか1項に記載の座席において、前記背当てには、ヘッドレストが設けられており、そのヘッドレストは、その基端側を中心にして、前記背当てと略直角となる方向を向くよう、前記座部側に回動可能に形成されてもよい。これにより、座席本体を、背当てが座部に重なるよう折り畳んだ際に、ヘッドレストを、背当てと略直角となる方向を向くよう座部側に回動することで、座席本体の前後の長さが小さくなる。
【0016】
また、請求項に記載の発明に係る座席のように、請求項1ないしのいずれか1項に記載の座席において、前記脚体には、その脚体を運搬するための把手が備えられてもよい。これにより、脚体に備わる把手を用いて、その脚体を運搬することができる。
【0017】
また、請求項に記載の発明に係る座席のように、請求項に記載の座席において、前記脚体には、前記把手のある側と反対側に、この脚体を運搬するための車輪が備えられてもよい。これにより、脚体に備わる把手および車輪を用いて、その脚体を運搬することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る座席の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1ないし図11は、本発明に係る座席を、乗物内に配備される乗物用座席に適用した、一実施の形態を示す。図中符号1は、バス、鉄道車両、船舶、航空機等の乗物における、取付部としての床である。2は、床1に敷設されたレールである。3は、床1に配備される座席としての乗物用座席であり、図示実施の形態においては、前記レール2に沿って移動可能となっている。
【0020】
この乗物用座席3は、座部4aおよび背当て4bを備える座席本体4と、脚体5とを有している。ここで、背当て4bは、座部4aの上方に起立する起立位置(図3参照)と、座部4aに重なる折畳み位置(図5参照)とに変位可能となっている。図示実施の形態においては、この乗物用座席3は、2人掛け用の座席であって、1つの脚体5に対して、1人用の座席本体4が2つ備えられている。そして、座席本体4においては、背当て4bが、座部4aに対して、軸4cを中心にして回動可能となっており、前記起立位置においては、起立位置保持手段(図示せず)によって、その起立位置に保持される。さらに、図示実施の形態においては、座部4aには、その座部4aに着脱可能に取り付けられるクッション4dが設けられており、そのクッション4dが取り外された状態で、背当て4bが座部4aに重なるよう折り畳まれる。そして、座部4aには、被固定部Jとしての、被係合凹部6、6および被係合腕部7が設けられている。被係合凹部6は、座部4aの下面側の後部に、後方に開口するように形成されている。そして、被係合腕部7は、座部4aの下面側の前部に、左右方向に延びるように形成されている。また、座部4aには、下面前部から下方に延びるようにして、補助脚8、8が設けられている。
【0021】
また、座席本体4は、アームレスト4eを備え、そのアームレスト4eが、前記折畳み位置にある座部4aまたは/および背当て4bの側方に折畳み可能に形成されている。具体的には、アームレスト4eは、図3に示すように、細長形状をした、アームレスト本体4fと補助部材4gとからなる。ここで、補助部材4gは、その一端が座部4aに回動可能となるよう取り付けられている。そして、アームレスト本体4fは、その一端が補助部材4gの他端に回動可能となるよう取り付けられ、また、他端が背当て4bに着脱可能に取り付けられている。これにより、アームレスト4eを折り畳む場合には、アームレスト本体4fの他端を、背当て4bから外し、そのアームレスト本体4fを補助部材4gと重なるように回動するとともに、補助部材4gを、座部4aの側方に重なるように回動する。なお、このように、アームレスト4eを折り畳む際には、アームレスト本体4fの他端を背当て4bから外すが、このアームレスト本体4fの他端を背当て4bから外すことなく、アームレスト本体4f、補助部材4g、座部4aおよび背当て4bに、リンク機構を構成させることで、座部4fと背当て4bとが重なるように折り畳まれるのに連動して、アームレスト4eが折り畳まれるようにしてもよい。
【0022】
また、背当て4bには、ヘッドレスト4hが設けられている。詳細には、ヘッドレスト4hは、背当て4bに着脱可能に取り付けられている。そして、このヘッドレスト4hは、その基端側を中心にして、背当て4bと略直角となる方向を向くよう、座部4a側に回動可能に形成されている(図3、図5参照)。
【0023】
脚体5は、座席本体4が着脱可能に固定されるフレーム9と、そのフレーム9を支持するとともに床1に着脱可能に固定される、例えば2つの脚10、10とを備えている。そして、脚10は、フレーム9の下方に立設する立設位置(図6参照)と、フレーム9の内側に収容される収容位置(図8参照)とに変位可能となっている。詳細には、脚10は、前記立設位置と前記収容位置とに変位可能となるよう、フレーム9に回動可能に取り付けられている。さらに、この脚10は、フレーム9の左右の各側に設けられて、前記立設位置からフレーム9の中央側に回動することで前記収容位置に変位する。
【0024】
具体的には、フレーム9は、そのフレーム9の周囲を形成する外枠フレーム9aと、中央部分を前後に走る中間フレーム9bとを備えている。
【0025】
また、フレーム9には、座部4aの被固定部Jが固定される、固定部Kとしての、係合腕部11およびロック装置12が設けられている。詳細には、座部4aの被係合凹部6が、係合腕部11に係合し、そして、座部4aの被係合腕部7が、ロック装置12によってロックされることで、座部4a、すなわち座席本体4は、フレーム9に固定される。このロック装置12は、フレーム9に取り付けられたブラケット12aと、そのブラケット12aに回動可能に支持された、前後に並ぶロック片12bおよび係止片12cとを備えている(図7、図10、図11参照)。そして、ロック片12bには、係止片12c側の先端に、係合凹部12dが形成され、その係合凹部12dの下方部先端に被係止部12eが形成されている。そして、係止片12cには、ロック片12b側に係止部12fが形成されている。また、図10および図11において、ロック片12bは、時計回り方向に、第1付勢部材としての第1トーションスプリング(図示せず)によって、弾性的に付勢されており、そして、係止片12cは、反時計回り方向に、第2付勢部材としての第2トーションスプリング(図示せず)によって、弾性的に付勢されている。
【0026】
ここで、座席本体4をフレーム9に固定するには、座部4aの被係合凹部6をフレーム9の係合腕部11に係合させ、その係合腕部11を中心にして、座席本体4を、その座部4aの先端側を下ろすように回動する。すると、座部4aの被係合腕部7が、ロック片12bの係合凹部12dに係合するとともに、そのロック片12bを、第1トーションスプリングの付勢力に抗して回動(図10において、反時計回り方向に回動)させる。すると、係止片12cの係止部12fが、ロック片12bの被係止部12eを係止して、ロック片12bをその位置に保持する(図11参照)。こうして、座部4aの被係合凹部6がフレーム9の係合腕部11に係合するとともに、座部4aの被係合腕部7がフレーム9のロック装置12によってロックされて、座席本体4は、フレーム9に固定される。なお、フレーム9には、座部4aの補助脚8が載る受け部13が設けられており、この受け部13によって、座席本体4は、フレーム9に安定して固定される。
【0027】
反対に、座席本体4をフレーム9から取り外すには、ロック装置12の係止片12cに設けられた操作片12gを引くことで、その係止片12cを、第2トーションスプリングの付勢力に抗して回動(図11において、時計回り方向に回動)させる。すると、ロック片12bの被係止部12eが、係止片12cの係止部12fから外れて、そのロック片12bは、第1トーションスプリングの付勢力により回動(図11において、時計回り方向に回動)し、座部4aの被係合腕部7を、ロック片12bの係合凹部12dから抜き出すことができる。そこで、座席本体4を、係合腕部11を中心にして、その座部4aの先端側を上げるようにして回動することで、係合凹部12dへの座部4aの被係合腕部7の係合を外す(図10参照)。その後、座席本体4を前方に移動させることで、係合腕部11への被係合凹部6の係合を外す。こうして、被係合腕部7がロック装置12によるロックから解除されるとともに、被係合凹部6が係合腕部11から外れることで、座席本体4は、フレーム9から取り外される。
【0028】
ところで、フレーム9の左右の各側には、前後に延びる軸9cが設けられており、その軸9cに、脚10の一端側が、回動可能に取り付けられる。そして、脚体5は、脚10を前記立設位置に保持するための立設位置保持手段Lを備えている。この保持手段Lは、脚10にスライド可能に設けられた保持ピン14と、フレーム9に設けられた孔(図示せず)とからなる。ここで、脚10が前記立設位置にあるときに、脚10側の保持ピン14を、フレーム9に設けられた前記孔に挿入することで、この脚10は、前記立設位置に保持される。そして、保持ピン14をフレーム9に設けられた前記孔から抜き出せば、脚10をフレーム9に対して回動させることができる。
【0029】
また、脚10は、ロック部材としてのロックピン15と、そのロックピン15を掛止位置と離脱位置との間で移動させる移動手段とを備えている。そして、脚10が、前記収容位置に位置するとき、前記移動手段によって、ロックピン15が前記掛止位置に移動することで、そのロックピン15はフレーム9に備わる第1掛止部としての第1掛止孔16に掛け止められて、脚10は、フレーム9にロックされる(図9参照)。また、ここで、前記移動手段によって、ロックピン15が前記離脱位置に移動すると、そのロックピン15は第1掛止孔16との掛け止めが外れて、脚10は、フレーム9へのロックが解除される。ここで、前記移動手段は、例えばカム機構からなり、このカム機構のカムの軸心となるシャフト17には、操作ハンドル(図示せず)が係合する係合部17aが設けられている。こうして、この係合部17aに操作ハンドルを係合させて、その操作ハンドルによって、シャフト17を回動操作することで、ロックピン15を、前記第1掛止孔16の孔内を通過するように出入りさせて、前記掛止位置と前記離脱位置との間で移動させることができる。
【0030】
そして、脚10は、図1および図3に示すように、前記立設位置に位置するとき、下端において、床1に敷設されたレール2によって支持されるとともに、そのレール2に案内されて、例えば前後方向に移動する。詳細には、レール2は、前後方向に延びるようにして、そして、左右に2本並んで設けられている。さらに、それらレール2、2は、床1に埋め込まれるようにして敷設されている。そして、このレール2には、その長手方向に、例えば断面略十字形状をした、溝2aが形成されている。一方、脚10には、レール2の溝2aと係合する案内部材としての案内ピン18が設けられている。そして、この案内ピン18の下端には、鍔部18aが形成されており、この鍔部18aが、溝2aの、断面略十字形状を構成する水平部分に嵌まるようになっている(図2参照)。こうして、脚10、すなわち乗物用座席3は、レール2の溝2aと係合する案内ピン18を介して、レール2に沿って(図示実施の形態においては、前後方向に)移動することができる。
【0031】
そして、脚10が、前記立設位置に位置するとき、前記移動手段によって、ロックピン15が前記掛止位置に移動(図示実施の形態においては下方に移動)することで、そのロックピン15は、レール2に備わる第2掛止部としての第2掛止孔2bに掛け止められて、脚10は、レール2にロックされる(図2、図4参照)。また、ここで、前記移動手段によって、ロックピン15が前記離脱位置に移動(図示実施の形態においては上方に移動)すると、そのロックピン15は第2掛止孔2bとの掛け止めが外れて、脚10は、レール2へのロックが解除される。なお、第2掛止孔2bは、レール2の長手方向の適宜位置に設けられている。そして、第2掛止孔2bは、溝2bの開口縁部2c、2cを貫通するようにして形成されている(図2、図4参照)。
【0032】
さらに、図示実施の形態においては、前記移動手段によって、ロックピン15の他に、案内ピン18が、レール2の被押圧面2dを押圧する押圧位置と、その被押圧面2dから離れる離間位置との間で移動するようになっている。すなわち、前記移動手段によって、ロックピン15が掛止位置に移動すると、レール2の溝2aに係合した案内ピン18は、押圧位置に移動し、ロックピン15が離脱位置に移動すると、この案内ピン18は、離間位置に移動する。詳細には、この案内ピン18は、ロックピン15とは反対の方向に上下動する。すなわち、ロックピン15が、下がった位置(掛止位置)に移動すると、案内ピン18は、上がった位置(押圧位置)に移動する。このとき、案内ピン18(詳細には、案内ピン18の鍔部18a)は、被押圧面2dとなる、開口縁部2cの裏面を押圧して、脚10は、がたつかないように保持される(図2参照)。そして、ロックピン15が、上がった位置(離脱位置)に移動すると、案内ピン18は、下がった位置(離間位置)に移動する。このとき、案内ピン18(詳細には、案内ピン18の鍔部18a)が、被押圧面2dから離れて、脚10の保持は、解除される。
【0033】
このようにして、ロックピン15が掛止位置に移動するとともに案内ピンが押圧位置に移動すると、脚10は、レール2、すなわち床1に固定される。反対に、ロックピン15が離脱位置に移動するとともに案内ピン18が離間位置に移動すると、脚10、すなわち乗物用座席3は、レール2に沿って移動可能となる。そして、レール2には、適宜位置に、溝2aの開口縁部2c、2cを貫通する取出し孔(図示せず)が形成されており、この取出し孔を通して案内ピン18の鍔部18aが取り出されることで、この脚10は、レール2、すなわち床1から取り外される。
【0034】
また、脚体5には、その脚体5を運搬するための把手19が備えられている。そして、この脚体5には、把手19のある側と反対側に、この脚体5を運搬するための車輪20、20が備えられている。図示実施の形態においては、把手19は、フレーム9の前面に取り付けられており、また、車輪20、20は、フレーム9の後面に取り付けられている。
【0035】
次に、以上の構成からなる乗物用座席3の作用効果について説明する。この乗物用座席3は、脚体5における脚10が、床1(詳細にはレール2)に着脱可能に固定されることから、脚10を床1(詳細にはレール2)から外すことで、この乗物用座席3は、床1(詳細にはレール2)から取り外される。そして、この乗物用座席3は、座席本体4が、脚体5におけるフレーム9に着脱可能に固定されることから、座席本体4をフレーム9から外すことで、床1から取り外された乗物用座席3は、座席本体4と脚体5とに分離される。さらに、座席本体4は、背当て4bが、座部4aの上方に起立する起立位置と、座部4aに重なる折畳み位置とに変位可能となっており、この背当て4bを折畳み位置に変位させることで、脚体5から分離された座席本体4は折り畳まれる(図5参照)。一方、脚体5は、脚10が、フレーム9の下方に立設する立設位置と、フレーム9の内側に収容される収容位置とに変位可能となるよう、フレーム9に回動可能に取り付けられており、脚10を回動して収容位置に変位させることで、座席本体4から分離された脚体5は、脚10がフレーム9の内側に収容される(図8参照)。このように、乗物用座席3を、床1から取り外すことができ、この取り外された乗物用座席3は、座席本体4と脚体5とに分離され、さらに、座席本体4は、折り畳まれ、脚体5は、脚10がフレーム9の内側に収容されるので、この取り外された乗物用座席3をコンパクトにすることができる。そして、このように、床1から取り外された乗物用座席3がコンパクトになることから、この乗物用座席3を、乗物の荷室や荷台等に収納したり、あるいは、乗物から下ろして倉庫等の保管場所に保管したりすることが容易となる。
【0036】
ところで、図示実施の形態においては、座席本体4において、座部4aにクッション4dが着脱可能に取り付けられているので、座部4aからクッション4dが外された状態で、座席本体4は、背当て4bが座部4aに重なるよう折り畳まれる。もっとも、座部4aからクッション4dを外すことなく、座席本体4を、背当て4bが座部4aに重なるよう折り畳んでもよいのは勿論である。
【0037】
そして、座席本体4は、アームレスト4eを備えているが、座席本体4を、背当て4bが座部4aに重なるよう折り畳んだ際には、アームレスト4eもまた折り畳まれる。したがって、このアームレスト4eを含めて、床1から取り外された乗物用座席3をコンパクトにすることができる。さらに、上記のように座席本体4を折り畳んだ際に、ヘッドレスト4hを、背当て4bと略直角となる方向を向くよう座部4a側に回動することで、折り畳まれた座席本体4の前後の長さが小さくなり、この乗物用座席3を一層コンパクトにすることができる。
【0038】
また、脚体5には、把手19および車輪20が備えられており、その把手19および車輪20を用いて、脚体5を運搬することができ、その脚体5の運搬を容易に行うことができる。
【0039】
また、脚体5において、脚10がフレーム9の内側に収容される収容位置に位置するときには、移動手段によってロックピン15を掛止位置に移動することで、その脚10をフレーム9にロックすることができる。そして、移動手段によってロックピン15を離脱位置に移動することで、そのロックを解除して脚10を立設位置に変位させることができる。そして、立設位置においては、立設位置保持手段Lによって、脚10は、その立設位置に保持される。
【0040】
さらに、脚10が立設位置に位置するときに、移動手段によってロックピン15を掛止位置に移動することで、その脚10をレール2にロックすることができる。そして、移動手段によってロックピン15を離脱位置に移動することで、そのロックを解除して脚10を収容位置に変位させることができる。また、このように、これらロックピン15および移動手段は、収容位置でのフレーム9へのロックと、立設位置でのレール2へのロックとの、両方の機能を兼ねており、これらロックの構造を簡略化することができる。なお、ロックピン15によって、脚10がレール2にロックされたときには、同時に、案内ピン18によって脚10のがたつきが抑えられて、脚10(すなわち乗物用座席3)は、レール2(すなわち床1)に確実に固定される。
【0041】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、本発明に係る座席は、乗物用座席3に限定されず、劇場用座席等、その他の座席であってもよい。そして、取付部は、床1でなくとも、壁等であってもよく、また、それら床と壁の両者であってもよい。
【0042】
また、座席3は、レール2に沿って、例えば左右方向に移動可能となるよう、床1(取付部)におけるレール2に取り付けられるが、参考例として、移動する必要がないのであれば、レール2を設けることなく、床1(取付部)の特定の位置に着脱可能に取り付けられてもよい。
【0043】
また、座席3は、2人掛け用の座席でなくとも、1人掛け用、あるいは3人掛け用以上の座席であってもよい。
【0044】
また、脚10は、立設位置と収容位置とに変位可能となるよう、フレーム9に回動可能に取り付けられているが、この脚10をフレーム9に着脱可能とし、脚10をフレーム9に付け直すようにして、立設位置と収容位置とに変位させてもよい。また、脚10における、ロックピン15を移動させる移動手段には、カム機構を用いているが、リンク機構等その他の機構を用いてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上、詳述したところから明らかなように、この発明に係る座席によれば、次の効果がある。
【0046】
請求項1に記載された座席によれば、座席は、取付部から取り外され、座席本体と脚体とに分離され、さらに、座席本体は折り畳まれ、脚体は脚がフレームの内側に収容されるので、床等の取付部から座席を取り外すことができ、しかも、その取り外された座席をコンパクトにすることができる。
その上、脚は、ロック部材および移動手段を備えており、このロック部材および移動手段によって、脚がフレームの内側に収容されたときに、その脚をフレームにロックすることができ、脚がフレームの下方に立設するときに、その脚をレールにロックすることができる。このように、ロック部材および移動手段は、収容位置でのフレームへのロックと、立設位置でのレールへのロックとの、両方の機能を兼ねており、これらロックの構造を簡略化することができる。
【0047】
また、請求項2または3に記載された座席によれば、請求項1の効果に加えて、脚をフレームに対して回動させることで、この脚は、フレームの内側に収容することができる。
【0048】
【0049】
【0050】
また、請求項に記載された座席によれば、請求項1ないしのいずれか1項の効果に加えて、座部には、クッションが着脱可能に取り付けられているので、座部からクッションが外された状態で、座席本体を、背当てが座部に重なるよう折り畳むことができる。
【0051】
また、請求項に記載された座席によれば、請求項1ないしのいずれか1項の効果に加えて、座席本体がアームレストを備えるものの、座席本体を、背当てが座部に重なるよう折り畳んだ際に、アームレストもまた折り畳むことができる。
【0052】
また、請求項に記載された座席によれば、請求項1ないしのいずれか1項の効果に加えて、座席本体を、背当てが座部に重なるよう折り畳んだ際に、ヘッドレストを、背当てと略直角となる方向を向くよう座部側に回動することで、座席本体の前後の長さを小さくすることができる。
【0053】
また、請求項に記載された座席によれば、請求項1ないしのいずれか1項の効果に加えて、脚体に備わる把手を用いて、その脚体を運搬することができる。
【0054】
また、請求項に記載された座席によれば、請求項の効果に加えて、脚体に備わる把手および車輪を用いて、その脚体を運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る座席の一実施の形態の、正面図である。
【図2】 同じく、図1における要部拡大図である。
【図3】 同じく、側面図である。
【図4】 同じく、図3における要部拡大図である。
【図5】 同じく、座席本体を折り畳んだ状態を示す側面図である。
【図6】 同じく、脚が立設位置にある脚体を示す斜視図である。
【図7】 同じく、図6におけるA部拡大図である。
【図8】 同じく、脚が収容位置にある脚体を示す斜視図である。
【図9】 同じく、図8におけるB部拡大図である。
【図10】 同じく、座席本体がフレームに固定される過程、あるいは、座席本体がフレームから取り外される過程の、ロック装置部分の概略を示す拡大図である。
【図11】 同じく、座席本体がフレームに固定された状態の、ロック装置部分の概略を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 床(取付部) 2 レール
2b 第2掛止孔(第2掛止部) 3 乗物用座席(座席)
4 座席本体 4a 座部
4b 背当て 4d クッション
4e アームレスト 4h ヘッドレスト
5 脚体 9 フレーム
10 脚 15 ロックピン(ロック部材)
16 第1掛止孔(第1掛止部) 19 把手
20 車輪

Claims (8)

  1. 床あるいは壁等の取付部に配備されるとともに、その取付部に敷設されたレールに沿って移動可能な座席であって、
    座部および背当てを備える座席本体と、脚体とを有し、
    前記背当ては、前記座部の上方に起立する起立位置と、前記座部に重なる折畳み位置とに変位可能となっており、
    前記脚体は、前記座席本体が着脱可能に固定されるフレームと、そのフレームを支持するとともに前記取付部に着脱可能に固定される脚とを備え、
    前記脚は、前記フレームの下方に立設する立設位置と、前記フレームの内側に収容される収容位置とに変位可能となっており、また、
    前記脚は、ロック部材と、そのロック部材を掛止位置と離脱位置との間で移動させる移動手段とを備え、
    前記脚が前記収容位置に位置するとき、前記ロック部材が前記掛止位置に移動することで、そのロック部材は前記フレームに備わる第1掛止部に掛け止められて、前記脚は、前記フレームにロックされ、また、前記ロック部材が前記離脱位置に移動することで、そのロック部材は前記第1掛止部との掛け止めが外れて、前記脚は、前記フレームへのロックが解除され、前記脚が前記立設位置に位置するとき、前記ロック部材が前記掛止位置に移動することで、そのロック部材は前記レールに備わる第2掛止部に掛け止められて、前記脚は、前記レールにロックされ、また、前記ロック部材が前記離脱位置に移動することで、そのロック部材は前記第2掛止部との掛け止めが外れて、前記脚は、前記レールへのロックが解除されることを特徴とする座席。
  2. 前記脚は、前記立設位置と前記収容位置とに変位可能となるよう、前記フレームに回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の座席。
  3. 前記脚は、前記フレームの左右の各側に設けられて、前記立設位置から前記フレームの中央側に回動することで前記収容位置に変位することを特徴とする請求項2に記載の座席。
  4. 前記座部には、その座部に着脱可能に取り付けられるクッションが設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の座席。
  5. 前記座席本体は、アームレストを備え、そのアームレストが、前記折畳み位置にある前記座部または/および前記背当ての側方に折畳み可能に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の座席。
  6. 前記背当てには、ヘッドレストが設けられており、そのヘッドレストは、その基端側を中心にして、前記背当てと略直角となる方向を向くよう、前記座部側に回動可能に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の座席。
  7. 前記脚体には、その脚体を運搬するための把手が備えられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の座席。
  8. 前記脚体には、前記把手のある側と反対側に、この脚体を運搬するための車輪が備えられていることを特徴とする請求項7に記載の座席。
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