JPH09289442A - 並列接続・可制御半導体素子の電流バランス回路 - Google Patents

並列接続・可制御半導体素子の電流バランス回路

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JPH09289442A
JPH09289442A JP8128887A JP12888796A JPH09289442A JP H09289442 A JPH09289442 A JP H09289442A JP 8128887 A JP8128887 A JP 8128887A JP 12888796 A JP12888796 A JP 12888796A JP H09289442 A JPH09289442 A JP H09289442A
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裕章 市川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】並列接続の可制御半導体素子(図では電流セン
スエミッタ付IGBT10(10−1,10−2))の
主電流をバランスさせ、その能力を一杯に使う。 【解決手段】IGBT10−1,10−2の各メインエ
ミッタ6に流れる主電流は夫々のIGBT10−1,1
0−2の電流センスエミッタ7に接続されたセンス抵抗
8−1,8−2の電圧によって検出できる。ここで抵抗
8−1,8−2を同値とする。オペアンプ5−1,5−
2はセンス抵抗8−1,8−2の電圧差としての点,
の間の電位差をしらべ、仮に点の電位が点の電位
より高ければ、オペアンプ5−1はFET4−1をオン
側に制御してIGBT10−1のゲート電圧を下げ、そ
の主電流を減少させる。またオペアンプ5−2はFET
4−2をオフ側に制御してIGBT10−2のゲート電
圧を上げ、その主電流を増加させる。従ってIGBT1
0−1,10−2の電流がバランスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力変換装置などに
用いられる、並列接続のIGBTなどの可制御半導体素
子の電流をバランスさせる回路に関する。なお、以下各
図において同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】電力変換装置においてスイッチングすべ
き電流が1つの可制御半導体素子としての半導体スイッ
チングデバイスの定格を越える場合、半導体スイッチン
グデバイスを並列接続することが行われる。半導体スイ
ッチングデバイスを2個直接並列接続した回路図を図7
に、半導体スイッチングデバイスの飽和領域のオン抵抗
−コレクタ電流Ic(ドレイン電流Id)特性の例を図
8に示す。図8に示されるようにゲート電圧が同じであ
っても特性にばらつきがあるため、オン抵抗が異なる。
つまり図7の接続においてある一定のコレクタ電流(ド
レイン電流)を流した時のオン抵抗をV1とする。この
時の半導体スイッチングデバイス1−1および1−2の
コレクタ電流(ドレイン電流)はそれぞれI1 およびI
2 となり電流はアンバランス状態となる。図8に示す例
では半導体スイッチングデバイス1−2に対して1−1
の方がコレクタ電流(ドレイン電流)が多く流れている
ため発生損失が大きくなる。このため並列で使用する場
合は半導体スイッチングデバイス1−1の最大許容損失
以下で使用せざるを得ないため電流定格を下げる必要が
ある。
【0003】図5,図6は従来の半導体スイッチングデ
バイスの並列接続回路の構成例を示す。図5において1
(1−1,1−2)は夫々コレクタ同士及びエミッタ同
士が共通に接続された、例えばチップ状のIGBTであ
り、この2つのIGBT1−1,1−2のゲートは夫々
直列のゲート抵抗2を介して共通に接続されている。ま
た、図6において9はチップ状のIGBT1に外部接続
の容易な端子等を付加して電力変換装置等への組込が容
易となるように構成されたIGBTモジュールであり、
この場合もモジュール9内の並列接続対象の各IGBT
1−1,1−2は図5と同様に接続されている。なお、
3はこの並列のIGBT1−1,1−2のゲート,エミ
ッタ間を共通に駆動するゲート駆動ユニットである。
【0004】この図5,図6のようにスイッチングデバ
イス(この例ではIGBT)を並列に接続した場合に
は、個々のデバイスの持つオン抵抗にバラツキがあるた
め電流アンバランスが生ずる。このため並列接続のスイ
ッチングデバイスが平等に電流を分担するものと見做し
た電流を並列接続デバイスに流すと、特定のデバイスの
電流が過大となり熱破壊してしまう。そこでスイッチン
グデバイスを並列に使用するときには、各デバイスが平
等に電流を分担すると見做したときのデバイスの電流計
算値をデバイスの電流定格よりも下げて使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら並列接続
時に半導体スイッチングデバイスに流す電流を、その電
流定格より下げて使用することは、資源の無駄使いであ
り、装置のコスト増や大型化を招くことになるので、ス
イッチングデバイスの電流をバランスさせ各デバイスを
その定格一杯で利用することが望まれている。
【0006】そこで本発明は半導体スイッチングデバイ
スを並列に接続した場合に電流アンバランスが生じたと
き、回路動作でオン抵抗を同じに補正することができる
並列接続・可制御半導体素子の電流バランス回路を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】半導体スイッチングデバ
イスのオン抵抗−コレクタ電流Ic(ドレイン電流I
d)特性のゲート電圧VGE依存性を図9に示す。半導体
スイッチングデバイスはゲート電圧VGEによりオン抵抗
を変えることが可能であることがわかる。そこで、オン
抵抗の異なる素子を並列に接続した場合でも、電流のア
ンバランスを検出してゲート駆動回路あるいはゲート電
圧を制御する回路にフィードバックしゲート電圧を調整
することで電流をバランスさせることができる。
【0008】前記の課題を解決するために、請求項1の
並列接続・可制御半導体素子の電流バランス回路は、制
御極(ゲートなど)の電圧によってオン抵抗を制御で
き、対応する各主電極同士(コレクタ同士,エミッタ同
士など)と制御極同士が夫々直接又は必要に応じ直列の
インピーダンス素子(ゲート抵抗2など)を介して並列
接続された複数の可制御半導体素子(IGBT1,電流
センスエミッタ付IGBT10など)の電流をバランス
する回路であって、各可制御半導体素子のエミッタ電流
を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の電流検
出信号に基づいて各可制御半導体素子の制御極の電圧を
各可制御半導体素子の電流が均等となるように制御する
制御極電圧制御手段とを備えたものとする。
【0009】また請求項2の並列接続・可制御半導体素
子の電流バランス回路は、請求項1に記載の電流バラン
ス回路において、前記可制御半導体素子を電流センスエ
ミッタ付IGBT(10)とし、前記電流検出手段をこ
の電流センスエミッタ付IGBTの電流センスエミッタ
(7)とメインエミッタ(6)との間に接続されたセン
ス抵抗(8)とする。
【0010】また請求項3の並列接続・可制御半導体素
子の電流バランス回路は、請求項1に記載の電流バラン
ス回路において、前記可制御半導体素子をIGBT
(1)とし、前記電流検出手段をこのIGBTのエミッ
タに直列に挿入されたシャント抵抗(80)とする。ま
た請求項4の並列接続・可制御半導体素子の電流バラン
ス回路では、請求項1ないし3のいずれかに記載の電流
バランス回路において、前記可制御半導体素子の並列接
続数を(10−1,10−2のように)2つとし、前記
制御極電圧制御手段が(オペアンプ5−1,5−2を介
し)2つの可制御半導体素子についての電流検出手段の
電流検出信号を比較し、(FET4−1,4−2を介
し)大きい電流検出信号に対応する可制御半導体素子の
制御極の電圧を下げ、小さい電流検出信号に対応する可
制御半導体素子の制御極の電圧を上げるようにする。
【0011】また請求項5の並列接続・可制御半導体素
子の電流バランス回路では、請求項1ないし3のいずれ
かに記載の電流バランス回路において、前記制御極電圧
制御手段が(A/D変換器20−1,〜20−3、演算
器21、D/A変換器22等を介し)各可制御半導体素
子についての電流検出手段の電流検出信号の平均値を求
め、(オペアンプ5−1,〜5−3、FET4−1,〜
4−3等を介し)この平均値よりも大きい電流検出信号
に対応する可制御半導体素子の制御極の電圧を下げ、こ
の平均値よりも小さい電流検出信号に対応する可制御半
導体素子の制御極の電圧を上げるようにする。
【0012】本発明の作用は次の如くである。即ち可制
御半導体素子を並列に接続したときオン抵抗が低い素子
に電流が多く流れるため、並列素子の電流分担のアンバ
ランスが生じる。そこでオン抵抗が低い素子のゲート電
圧を絞る(下げる)ことでオン抵抗を上げアンバランス
をなくす。また、この方式では温度によりオン抵抗が変
化する素子でも電流分担のアンバランスがなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例としての構成
を示す。同図において10(10−1,10−2)はチ
ップ状の電流センスエミッタ付のIGBTで、6はこの
IGBTのメインエミッタ、7は電流センスエミッタで
ある。この2つのIGBT10−1,10−2のコレク
タ同士とメインエミッタ同士は図5の場合と同様に夫々
共通に接続され、またゲート同士も夫々ゲート抵抗2を
介して共通に接続されている。
【0014】また、各IGBT10−1,10−2の電
流センスエミッタ7は夫々センス抵抗8(8−1,8−
2)を介してメインエミッタ6に接続されている。ここ
でセンス抵抗8−1と8−2は同じ値とする。なお、こ
のセンス抵抗8には当該のIGBTのメインエミッタ6
の電流に比例した電流が流れるように構成されており、
このセンス抵抗8の両端の電圧から当該のIGBTのメ
イン電流を検出することができる。ここで便宜上、各I
GBT10−1,10−2の電流センスエミッタ7の出
力点(つまり各電流センスエミッタ7とセンス抵抗8−
1,8−2との接続点)を夫々,とする。
【0015】次に4(4−1,4−2)は夫々各IGB
T10−1,10−2のゲート・メインエミッタ間に並
列に接続されたFET、5(5−1,5−2)は夫々F
ET4−1,4−2のゲートを制御するオペアンプであ
る。そしてオペアンプ5−1の(+)と(−)の各入力
端子は夫々点とに接続され、オペアンプ5−2の
(+)と(−)の各入力端子は夫々点とに接続され
ている。
【0016】この図1の回路では、仮にIGBT10−
1のオン抵抗がIGBT10−2のオン抵抗より低く、
IGBT10−1の主電流(メインエミッタ電流)がI
GBT10−2の主電流より大きいとすると、IGBT
10−1のセンス抵抗8−1の両端電圧はIGBT10
−2のセンス抵抗8−2の両端電圧より大、つまり点
の電位が点の電位より高くなる。これによりオペアン
プ5−1はFET4−1をオン側に制御してIGBT1
0−1のゲート電圧を下げ、その主電流を減少させる。
他方、オペアンプ5−2はFET4−2をオフ側に制御
してIGBT10−2のゲート電圧を上げ、その主電流
を増加させる。このようにして2つのIGBT10−
1,10−2の主電流がバランスする。
【0017】図2は電流センスエミッタ付IGBT10
−1,10−2を夫々IGBTモジュール9に組込んだ
場合の接続を示し、この構成は図1と基本的に同じであ
る。 (実施例2)図3は並列接続の通常の(つまり電流セン
スエミッタ7を持たない)チップ状のIGBT1−1と
1−2に本発明を適用した場合の実施例を示す。この図
3においては各IGBT1−1,1−2の基本接続は図
5に対し、エミッタ同士が直列のシャント抵抗80(8
0−1,80−2)を介して共通に接続されている点が
異なる。
【0018】ここでIGBT1−1のエミッタとシャン
ト抵抗80−1との接続点をとし、IGBT1−2の
エミッタとシャント抵抗80−2との接続点をとす
る。また、シャント抵抗80−1,80−2の共通接続
点をE’とする。なお、各シャント抵抗80−1,80
−2は同じ値とする。この図3ではさらに従来のIGB
Tのエミッタの共通接続点に相当する点E’と各IGB
T1−1,1−2のゲートとの間に並列に夫々FET4
−1,4−2が接続され、(+)と(−)の各入力端子
が夫々点とに接続されたオペアンプ5−1がFET
4−1のゲートを制御し、(+)と(−)の各入力端子
が夫々点とに接続されたオペアンプ5−2がFET
4−2のゲートを制御するように構成されている。
【0019】この図3のオペアンプ5−1,5−2及び
FET4−1,4−2の動作は基本的には図1と同様で
ある。即ち仮にIGBT1−1のオン抵抗がIGBT1
−2のオン抵抗より低いものとすると、IGBT1−1
の電流分担がIGBT1−2の電流分担より大きくな
り、点の電位が点の電位より上昇する。このためオ
ペアンプ5−1はFET4−1をオン側に制御してその
ゲート電圧を下げ、オペアンプ5−2はFET4−2を
オフ側に制御してそのゲート電圧を上げる。これにより
IGBT1−1の電流は減少し、IGBT1−2の電流
は増加して両電流がバランスする。
【0020】(実施例3)図4はIGBTを3個以上並
列に接続する場合の実施例を示し、ここでは3個のチッ
プ状の電流センスエミッタ付IGBT10(10−1,
〜10−3)を並列接続した構成を示す。この場合もI
GBT10−1,10−2,10−3のコレクタ同士及
びメインエミッタ同士は夫々共通に接続され、またゲー
ト同士は夫々ゲート抵抗2を介して共通に接続されてい
る。
【0021】また、各IGBT10−1,10−2,1
0−3の夫々の電流センスエミッタ7とメインエミッタ
6との間には、同じ値のセンス抵抗8(8−1,8−
2,8−3)が接続されている。ここでIGBT10−
1,10−2,10−3の電流センスエミッタ7とセン
ス抵抗8−1,8−2,8−3との接続点を夫々,
,とする。
【0022】また、各IGBT10−1,10−2,1
0−3のゲートとメインエミッタ6との間には夫々FE
T4(4−1,4−2,4−3)が並列に接続され、こ
の各FET4−1,4−2,4−3のゲートは夫々オペ
アンプ5(5−1,5−2,5−3)によって制御され
る。20−1,20−2,20−3はA/D変換器で、
夫々センス抵抗8−1,8−2,8−3の両端電圧をデ
ジタル値に変換して演算器21に与える。演算器21は
各入力電圧の平均値の電圧データを出力する。この平均
値電圧データはD/A変換器22を介しアナログ電圧に
変換され、各オペアンプ5−1,5−2,5−3の
(−)入力端子に与えられる。
【0023】各オペアンプ5−1,5−2,5−3の
(+)入力端子には夫々点,,の電位が与えられ
ている。これにより当該のセンス抵抗8の電圧が各セン
ス抵抗8−1,8−2,8−3の電圧の平均値よりも高
い(つまり電流分担が平均よりも大きい)IGBT10
のオペアンプ5は対応するFET4をオン側に制御し、
当該のIGBT10のゲート電圧を下げてそのメインエ
ミッタ電流を減少させる。
【0024】逆に当該のセンス抵抗8の電圧が各センス
抵抗8−1,8−2,8−3の電圧の平均値よりも低い
(つまり電流分担が平均よりも少ない)IGBT10の
オペアンプ5は対応するFET4をオフ側に制御し、当
該のIGBT10のゲート電圧を上げてそのメインエミ
ッタの電流を増加させる。このようにして各IGBT1
0−1,10−2,10−3の電流分担はバランスす
る。
【0025】(実施例4)図10は本発明の第4の実施
例を示す。この例は図1の改良型であり、センス抵抗8
−1、8−2の両端の電圧およびを1個のオペアン
プ5−1で比較し、オン抵抗の低い側のIGBT10−
1のゲートに接続されているFET4−4をオペアンプ
5−1でオンさせ、IGBT10−1のゲート電圧を下
げることによってIGBT10−1と10−2の電流分
担をバランスさせる。なおセンス抵抗8−1と8−2は
同じ値とする。
【0026】本実施例では部品点数の削減を図ることが
出来る。また2個のオペアンプを使用した場合には2個
のオペアンプが交互にオン−オフを繰り返すため発振を
起こしやすいが、本実施例ではターンオン、ターンオフ
等の過渡動作時にオペアンプの出力の発振現象が起こり
にくくなるという利点がある。 (実施例5)図11は本発明の第5の実施例を示す。オ
ペアンプ5−1、5−2の出力をゲート駆動回路24の
出力段のMOSFET25−1、25−2のゲートに各
接続することによって、IGBT10−1、10−2の
ゲート電圧を制御しIGBT10の電流分担をバランス
させる。
【0027】本実施例ではIGBT10のゲート−エミ
ッタ間にFET4は使用していないためFET4に流れ
る電流はなく、回路の消費電力を低減することが出来
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、例えば並列接続した電
流センスエミッタ付IGBTのセンス抵抗、又は同じく
並列接続したIGBTのエミッタ挿入のシャント抵抗の
電圧などから並列接続・可制御半導体素子の電流を検出
し、この電流検出信号が等しくなるように各並列スイッ
チング素子のゲート電圧を制御する手段を設けるように
したので、各並列接続・可制御半導体素子の能力を一杯
に利用することができ、装置の小形化、低コスト化を計
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としての構成を示す回路
【図2】図1のIGBTチップをモジュールとした場合
の回路図
【図3】本発明の第2の実施例としての構成を示す回路
【図4】本発明の第3の実施例としての構成を示す回路
【図5】従来の並列接続されたIGBTチップの構成を
示す回路図
【図6】従来の並列接続されたIGBTモジュールの構
成を示す回路図
【図7】2個の半導体スイッチングデバイスを直接並列
接続した回路図
【図8】図7の半導体スイッチングデバイスの飽和領域
のオン抵抗−コレクタ電流Ic(ドレイン電流Id)特
性例を示す図
【図9】半導体スイッチングデバイスの飽和領域のオン
抵抗−コレクタ電流Ic(ドレイン電流Id)特性のゲ
ート電圧依存性の例を示す図
【図10】本発明の第4の実施例としての構成を示す回
路図
【図11】本発明の第5の実施例としての構成を示す回
路図
【符号の説明】
1(1−1,1−2) IGBT 2 ゲート抵抗 4(4−1,〜4−4) FET 5(5−1,〜5−3) オペアンプ 6 メインエミッタ 7 電流センスエミッタ 8(8−1,〜8−3) センス抵抗 9 IGBTモジュール 10(10−1,〜10−3) 電流センスエミッタ付
IGBT 20−1,〜20−3 A/D変換器 21 演算器 22 D/A変換器 23 抵抗 24 ゲート駆動回路 25(25−1,25−2) 出力段MOSFET 80(80−1,80−2) シャント抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御極の電圧によってオン抵抗を制御で
    き、対応する各主電極同士と制御極同士が夫々直接又は
    必要に応じ直列のインピーダンス素子を介して並列接続
    された複数の可制御半導体素子の電流をバランスする回
    路であって、 各可制御半導体素子のエミッタ電流を検出する電流検出
    手段と、 この電流検出手段の電流検出信号に基づいて各可制御半
    導体素子の制御極の電圧を各可制御半導体素子の電流が
    均等となるように制御する制御極電圧制御手段とを備え
    たことを特徴とする並列接続・可制御半導体素子の電流
    バランス回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電流バランス回路におい
    て、 前記可制御半導体素子を電流センスエミッタ付IGBT
    とし、前記電流検出手段をこの電流センスエミッタ付I
    GBTの電流センスエミッタとメインエミッタとの間に
    接続されたセンス抵抗としたことを特徴とする並列接続
    ・可制御半導体素子の電流バランス回路。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の電流バランス回路におい
    て、 前記可制御半導体素子をIGBTとし、前記電流検出手
    段をこのIGBTのエミッタに直列に挿入されたシャン
    ト抵抗としたことを特徴とする並列接続・可制御半導体
    素子の電流バランス回路。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の電流
    バランス回路において、 前記可制御半導体素子の並列接続数を2つとし、前記制
    御極電圧制御手段が2つの可制御半導体素子についての
    電流検出手段の電流検出信号を比較し、大きい電流検出
    信号に対応する可制御半導体素子の制御極の電圧を下
    げ、小さい電流検出信号に対応する可制御半導体素子の
    制御極の電圧を上げるようにしたことを特徴とする並列
    接続・可制御半導体素子の電流バランス回路。
  5. 【請求項5】請求項1ないし3のいずれかに記載の電流
    バランス回路において、 前記制御極電圧制御手段が各可制御半導体素子について
    の電流検出手段の電流検出信号の平均値を求め、この平
    均値よりも大きい電流検出信号に対応する可制御半導体
    素子の制御極の電圧を下げ、この平均値よりも小さい電
    流検出信号に対応する可制御半導体素子の制御極の電圧
    を上げるようにしたことを特徴とする並列接続・可制御
    半導体素子の電流バランス回路。
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