JP2015207852A - スイッチング回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の温度のばらつきを低減するスイッチング回路装置を提供する。【解決手段】スイッチング回路装置は、ゲート電極G、ドレイン電極D及びソース電極Sを有し、かつ、ドレイン電極Dとソース電極Sとが互いに並列接続された複数のスイッチング素子Q1,Q2を備える。また、ゲート電極Gとソース電極Sのそれぞれの間に容量部C1,C2が接続され、ゲート電極Gとソース電極Sのそれぞれに駆動回路DRが接続される。そして、複数のスイッチング素子Q1,Q2と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスL1,L2のうち、値が小さい寄生インダクタンスL2が存在する配線に接続される容量部C2の容量は、容量部C1の容量より大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング回路装置に関する。
従来より、スイッチング損失を抑制し、安定して動作可能なスイッチング回路として、スイッチング素子のゲート−エミッタ間にコンデンサを設けたスイッチング回路が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−14547号公報
スイッチング素子は、電気的性能や応用機器の仕様により同一アーム上に複数個並列に接続されることがある。しかしながら、特許文献1のスイッチング素子を並列に接続した場合、各スイッチング素子のゲート電極に接続される配線のレイアウトによっては、配線の寄生インピーダンスが異なる場合がある。これにより、各スイッチング素子のスイッチングタイミングに差異が発生し、各スイッチング素子の温度にばらつきが発生するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、スイッチング素子の温度のばらつきを低減するスイッチング回路装置を提供することである。
本発明の一態様に係るスイッチング回路装置は、ゲート電極、ドレイン電極及びソース電極を有し、かつ、ドレイン電極とソース電極とが互いに並列接続された複数のスイッチング素子を備える。また、ゲート電極とソース電極のそれぞれの間に容量部が接続され、ゲート電極とソース電極のそれぞれに駆動回路が接続される。そして、複数のスイッチング素子と駆動回路とを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスのうち、もっとも値が小さい寄生インダクタンスが存在する配線に接続される容量部の容量は、他の容量部の容量より大きい。
本発明によれば、スイッチング素子の温度のばらつきを低減することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係わるスイッチング回路装置の構成を示す回路図である。 図2は、本発明の第2実施形態に係わるスイッチング回路装置の構成を示す回路図である。 図3は、本発明の第3実施形態に係わるスイッチング回路装置の構成を示す回路図である。 図4は、本発明の第4実施形態に係わるスイッチング回路装置の構成を示す回路図である。 図5は、本発明の第4実施形態に係わるスイッチング回路装置の変形例1を示す回路図である。 図6は、本発明の第4実施形態に係わるスイッチング回路装置の変形例2を示す回路図である。 図7は、本発明の第5実施形態に係わるスイッチング回路装置の構成を示す回路図である。 図8は、本発明の第6実施形態に係わるスイッチング回路装置の構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1を参照して、第1実施形態に係わるスイッチング回路装置の構成を説明する。
スイッチング回路装置は、2つのスイッチング素子、すなわち、スイッチング素子Q1、及びスイッチング素子Q2が並列に接続されている。より詳しくは、スイッチング素子Q1,Q2の三端子のうち、高電位側電極であるドレイン電極Dが互いに接続され、低電位側電極であるソース電極Sが互いに接続されている。また、スイッチング素子Q1,Q2の三端子のうち、制御電極であるゲート電極Gは、ゲート配線を介してスイッチング素子Q1,Q2のオンオフ動作を制御するための駆動回路DRに接続されている。また、スイッチング素子Q1,Q2のソース電極Sは、ソース配線を介して駆動回路DRに接続されている。スイッチング素子Q1,Q2は、MOSFET(電界効果トランジスタ)として説明するが、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を用いてもよい。また、スイッチング素子Q1,Q2は、同一の形状、同一の電気特性のものを用いてもよいし、異なるものであってもよい。
スイッチング素子Q1は、ゲート−ソース間に入力容量Cgs1(図示せず)と、ゲート−ドレイン間に帰還容量Cgd1(図示せず)を有し、入力容量Cgs1には容量部C1が並列に接続されている。すなわち、容量部C1は、スイッチング素子Q1のゲート−ソース間に接続されている。同様に、スイッチング素子Q2は、ゲート−ソース間に入力容量Cgs2(図示せず)と、ゲート−ドレイン間に帰還容量Cgd2(図示せず)を有し、入力容量Cgs2には容量部C2が並列に接続されている。すなわち、容量部C2は、スイッチング素子Q2のゲート−ソース間に接続されている。容量部C1,C2はコンデンサから構成され、「C1<C2」という関係を有する。なお、入力容量Cgs1,Cgs2及び帰還容量Cgd1,Cgd2は、スイッチング素子Q1,Q2のそれぞれの内部に存在する寄生容量である。
スイッチング素子Q1,Q2と駆動回路DRとを電気的に接続する配線にはそれぞれ、寄生インダクタンスL1、及び寄生インダクタンスL2が存在する。より詳しくは、寄生インダクタンスL1,L2は、駆動回路DRとゲート電極Gを接続するゲート配線と、駆動回路DRとソース電極Sを接続するソース配線とに存在する寄生インダクタンスである。寄生インダクタンスL1,L2は、「L1>L2」という関係を有する。
次に、第1実施形態に係わるスイッチング回路装置の動作と、比較例として容量部C1,C2が「C1=C2」という関係を有する場合の動作について説明する。
まず、容量部C1,C2が「C1=C2」という関係を有する場合、駆動回路DRからスイッチング素子Q1,Q2をオンするための信号が入力されると、「L1>L2」であるため、スイッチング素子Q2はスイッチング素子Q1より早くオン状態になる。先にオン状態になったスイッチング素子Q2に電流が集中して流れるため、スイッチング素子Q2の損失が大きくなる。また、駆動回路DRからスイッチング素子Q1,Q2をオフするための信号が入力されると、「L1>L2」であるため、スイッチング素子Q2はスイッチング素子Q1より早くオフ状態になる。スイッチング素子Q2がオフ状態になった時、まだオン状態であるスイッチング素子Q1に電流が集中して流れるため、スイッチング素子Q1の損失が大きくなる。このように、「C1=C2」である場合は、オンオフ動作によってスイッチング素子Q1,Q2の損失に差異が生じることになる。そして、スイッチング回数が増加すると損失の差によってスイッチング素子Q1,Q2の温度にばらつきが生じることになる。
そこで、第1実施形態に係わるスイッチング回路装置の容量部C1,C2は、「C1<C2」という関係を有する。これにより、スイッチング素子Q1,Q2と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線のインピーダンスは、同等になる。より詳しくは、駆動回路DRとスイッチング素子Q1のゲート電極Gを接続するゲート配線、及び駆動回路DRとスイッチング素子Q1のソース電極Sを接続するソース配線のインピーダンスと、駆動回路DRとスイッチング素子Q2のゲート電極Gを接続するゲート配線、及び駆動回路DRとスイッチング素子Q2のソース電極Sを接続するソース配線のインピーダンスは、同等になる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング動作のばらつきを低減することができ、スイッチング素子Q1,Q2の温度のばらつきを低減することができる。
また、容量部C1,C2は、スイッチング素子Q1,Q2のそれぞれのCgs1/Cgd1,Cgs2/Cgd2の容量比を大きくすることができる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング素子Q1,Q2のそれぞれのドレイン−ソース間電圧Vdsの上昇時におけるゲート−ソース間電圧Vgsの上昇を抑制することができる。このため、スイッチング回路装置は、スイッチング素子Q1,Q2の誤ターンオンを抑制することができる。
また、容量部C1,C2は、1つのコンデンサであってもよいし、複数のコンデンサを直列または並列に接続してもよい。これにより、耐圧の小さいコンデンサを直列接続して耐圧を大きくしたり、低コストのコンデンサを並列接続して容量を大きくしたりすることができる。
また、ポッティング法やモールディング法を用いて、スイッチング素子Q1,Q2、及び容量部C1,C2を、同一の高分子材料で覆うようにしてもよい。これにより誘電率が高くなるため、スイッチング回路装置は、スイッチングノイズを低減することができる。
なお、スイッチング素子Q1,Q2や駆動回路DRのレイアウトの制約条件等で寄生インダクタンスL1が寄生インダクタンスL2より小さくなる場合は、容量部C1,C2が「C1>C2」という関係を有するようにすればよい。
[第2の実施形態]
図2を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なるのは、スイッチング素子Q1,Q2と容量部C1,C2とを電気的に接続する配線にそれぞれ存在する寄生インダクタンスL3,L4を考慮したことである。より詳しくは、寄生インダクタンスL3,L4は、容量部C1,C2とゲート電極Gを接続するゲート配線と、容量部C1,C2とソース電極Sを接続するソース配線とに存在する寄生インダクタンスである。
寄生インダクタンスL1,L2,L3,L4は、「L1>L2」という関係の他に、「L1>L3」、「L2>L4」という関係を有する。また、寄生インダクタンスL3,L4は、小さければ小さいほど望ましい。その理由として、容量部C1,C2は、Cgs1/Cgd1,Cgs2/Cgd2の容量比を増加することができるが、寄生インダクタンスL3,L4が小さいほど、その効果が大きくなるからである。スイッチング素子Q1,Q2のドレイン−ソース間電圧Vdsが変動した場合、Cgs1/Cgd1,Cgs2/Cgd2の容量比によってゲート−ソース間電圧Vgsは変動する。このとき、容量部C1,C2による、Cgs1/Cgd1,Cgs2/Cgd2の容量比の増加効果が大きいほど、ゲート−ソース間電圧Vgsの上昇を抑制することができる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング素子Q1,Q2の誤ターンオンを抑制することができる。
[第3の実施形態]
図3を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態が第1実施形態と異なるのは、容量部C1,C2と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスL5,L6、及び、スイッチング素子Q1,Q2と容量部C1,C2とを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスL7,L8を考慮したことである。より詳しくは、寄生インダクタンスL7,L8は、容量部C1,C2とゲート電極Gを接続するゲート配線と、容量部C1,C2とソース電極Sを接続するソース配線とに存在する寄生インダクタンスである。
寄生インダクタンスL5,L6,L7,L8は、「L5+L7>L6+L8」という関係を有する。第1実施形態と対比すると、寄生インダクタンスL1は「L5+L7」に相当し、寄生インダクタンスL2は「L6+L8」に相当する。これにより、スイッチング素子Q1,Q2と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線のインピーダンスは、同等になる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング動作のばらつきを低減することができ、スイッチング素子Q1,Q2の温度のばらつきを低減することができる。
[第4の実施形態]
図4を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態が第1実施形態と異なるのは、スイッチング素子Q1と駆動回路DRとを電気的に接続する配線に存在する寄生インダクタンスL9、容量部C1と駆動回路DRとを電気的に接続する配線に存在する寄生インダクタンスL10、及びスイッチング素子Q2と駆動回路DRとを電気的に接続する配線に存在する寄生インダクタンスL9を考慮したことである。より詳しくは、寄生インダクタンスL9は、駆動回路DRとスイッチング素子Q1のゲート電極Gを接続するゲート配線と、駆動回路DRとスイッチング素子Q1のソース電極Sを接続するソース配線とに存在する寄生インダクタンスであり、また駆動回路DRとスイッチング素子Q2のゲート電極Gを接続するゲート配線と、駆動回路DRとスイッチング素子Q2のソース電極Sを接続するソース配線とに存在する寄生インダクタンスでもある。
第1実施形態と対比すると、寄生インダクタンスL1は「L9+L10」に相当し、寄生インダクタンスL2は「L9」に相当する。これにより、スイッチング素子Q1,Q2と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線のインピーダンスは、同等になる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング動作のばらつきを低減することができ、スイッチング素子Q1,Q2の温度のばらつきを低減することができる。
また、第4実施形態の変形例1として、図5に示すように、容量部C2と駆動回路DRとを電気的に接続する配線に存在する寄生インダクタンスL11を考慮してもよい。この場合、寄生インダクタンスL10,L11は、「L10>L11」という関係を有する。第1実施形態と対比すると、寄生インダクタンスL1は「L9+L10」に相当し、寄生インダクタンスL2は「L9+L11」に相当する。これにより、スイッチング素子Q1,Q2と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線のインピーダンスは、同等になる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング動作のばらつきを低減することができ、スイッチング素子Q1,Q2の温度のばらつきを低減することができる。
また、第4実施形態の変形例2として、図6に示すように、スイッチング素子Q1,Q2と容量部C1,C2とを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスL12,L13を考慮してもよい。より詳しくは、寄生インダクタンスL12,L13は、容量部C1,C2とゲート電極Gを接続するゲート配線と、容量部C1,C2とソース電極Sを接続するソース配線とに存在する寄生インダクタンスである。この場合、寄生インダクタンスL10,L11,L12,L13は、「L10+L12>L11+L13」という関係を有する。第1実施形態と対比すると、寄生インダクタンスL1は「L9+L10+L12」に相当し、寄生インダクタンスL2は「L9+L11+L13」に相当する。これにより、スイッチング素子Q1,Q2と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線のインピーダンスは、同等になる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング動作のばらつきを低減することができ、スイッチング素子Q1,Q2の温度のばらつきを低減することができる。
[第5の実施形態]
図7を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態が第1実施形態と異なるのは、駆動回路DR2を有する点である。
駆動回路DR2は、スイッチング素子Q2のソース電極Sとゲート電極Gに接続されている。つまり、第5実施形態では、駆動回路DRがスイッチング素子Q1のオンオフ動作を制御し、駆動回路DR2がスイッチング素子Q2のオンオフ動作を制御する。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング素子Q1,Q2の発熱状況に応じて個別に動作の可否を制御することができるため、スイッチング素子Q1,Q2の温度のばらつきをより一層低減することができる。
[第6の実施形態]
図8を参照して、本発明の第6実施形態について説明する。第6実施形態が第1実施形態と異なるのは、次の点である。すなわち、スイッチング素子Q3が、スイッチング素子Q1,Q2に並列に接続されていること、スイッチング素子Q3のゲート電極Gとソース電極Sが駆動回路DRに接続されていること、スイッチング素子Q3のゲート−ソース間の入力容量Cgs3(図示せず)に容量部C3が並列に接続されていること、及びスイッチング素子Q3と駆動回路DRとを電気的に接続する配線に存在する寄生インダクタンスL14を考慮したこと、である。より詳しくは、寄生インダクタンスL14は、駆動回路DRとゲート電極Gを接続するゲート配線と、駆動回路DRとソース電極Sを接続するソース配線とに存在する寄生インダクタンスである。
寄生インダクタンスL1,L2,L14は、「L1>L2>L14」という関係を有する。容量部C3は、容量部C1,C2と同様にコンデンサであり、それぞれの容量部は「C1<C2<C3」という関係を有する。これにより、スイッチング素子Q1,Q2,Q3と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線のインピーダンスは、同等になる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング動作のばらつきを低減することができ、スイッチング素子Q1,Q2,Q3の温度のばらつきを低減することができる。
また、回路構成によって、寄生インダクタンスL1,L2,L14が、「L1=L2>L14」という関係を有する場合は、容量部C1,C2,C3が、「C1=C2<C3」という関係を有するように設定することができる。これにより、スイッチング素子Q1,Q2,Q3と駆動回路DRとを電気的に接続するそれぞれの配線のインピーダンスは、同等になる。これにより、スイッチング回路装置は、スイッチング動作のばらつきを低減することができ、スイッチング素子Q1,Q2,Q3の温度のばらつきを低減することができる。
なお、第2〜第6実施形態において、容量部C1,C2(第6実施形態においては容量部C3も含む)が、第1実施形態と同様に複数のコンデンサを直列または並列に接続してもよいのはもちろんである。また、第2〜第6実施形態において、スイッチング素子Q1,Q2(第6実施形態においてはスイッチング素子Q3も含む)、及び容量部C1,C2(第6実施形態においては容量部C3も含む)を、第1実施形態と同様にポッティング法やモールディング法を用いて同一の高分子材料で覆うようにしてもよいのはもちろんである。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
Q1,Q2,Q3 スイッチング素子
C1,C2,C3 容量部
DR,DR2 駆動回路
L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9,L10,L11,L12,L13,L14 寄生インダクタンス

Claims (4)

  1. ゲート電極、ドレイン電極及びソース電極を有し、かつ、前記ドレイン電極と前記ソース電極とが互いに並列接続された複数のスイッチング素子と、
    前記ゲート電極と前記ソース電極のそれぞれの間に接続される容量部と、
    前記ゲート電極と前記ソース電極のそれぞれに接続される駆動回路と、を備え、
    前記複数のスイッチング素子と前記駆動回路とを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスのうち、もっとも値が小さい寄生インダクタンスが存在する配線に接続される容量部の容量は、他の容量部の容量より大きいことを特徴とするスイッチング回路装置。
  2. 前記複数のスイッチング素子と前記駆動回路とを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスの値は、前記複数のスイッチング素子と前記容量部とを電気的に接続するそれぞれの配線に存在する寄生インダクタンスの値より大きいことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング回路装置。
  3. 前記容量部は、直列または並列に接続された複数のコンデンサからなることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチング回路装置。
  4. 前記複数のスイッチング素子及び前記容量部は、同一の高分子材料で覆われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスイッチング回路装置。
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