JP4020735B2 - スイッチング電源 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチングの応答速度の高速化を図るための制御手段を備えたスイッチング電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチング電源を図15乃至図17に示す。図15に示すスイッチング電源は電圧ヒステリシス制御手段を備えてある。具体的構成は以下の通りである。この電源回路の出力側に誤差アンプ31の負の入力を接続して検出電圧と基準電圧Vrefとの誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ31の出力をドライバ37の入力に接続し、このドライバ37の出力を整流スイッチS1のゲート並びに転流スイッチS2のゲートに接続してある(例として特許文献1参照。)。
【0003】
図16に示すスイッチング電源は電圧モード型PWM制御手段を備えてある。具体的構成は以下の通りである。この電源回路の出力側に誤差アンプ31の負の入力を接続して検出電圧と基準電圧Vrefとの誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ31の出力を比較器32の正の入力に接続し、この比較器32の負の入力に発振器33を接続して、この発振器33から比較器32に三角波を送信するように構成してある。この比較器32の出力をラッチ35の入力に接続し、このラッチ35の入力に発振器33を接続し、この発振器33からラッチ35に矩形波を送信するように構成してある。さらに、ラッチ35の出力をドライバ37の入力に接続し、このドライバ37の出力を整流スイッチS1のゲート並びに転流スイッチS2のゲートに接続してある(例として特許文献1参照。)。
【0004】
図17に示すスイッチング電源は電流モード型PWM制御手段を備えてある。具体的構成は以下の通りである。この電源回路の出力側に誤差アンプ31の負の入力を接続して検出電圧と基準電圧Vrefとの誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ31の出力を比較器32の負の入力に接続してある。出力チョークL1に電流検出回路34を接続し、この電流検出回路34を比較器32の正の入力に接続してある。この比較器32の出力にフリップフロップ回路36のリセット側を接続し、このフリップフロップ回路36のセット側に発振器33を接続し、この発振器33からフリップフロップ回路36にクロック信号を送信するように構成してある。このフリップフロップ回路36の出力をドライバ37の入力に接続し、このドライバ37の出力を整流スイッチS1のゲート並びに転流スイッチS2のゲートに接続してある(例として特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第6147478号公報(第7頁、第1図、第3図)
【特許文献2】
米国特許第4943902号公報(第5−6頁、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
先ず、電圧ヒステリシス制御手段を備えたスイッチング電源では、出力電圧を直接使い、出力電圧が規定のレベルよりも下がったらスイッチがオンしてインダクタ電流を増加させ、出力電圧が規定の別のレベルよりも上がったらスイッチがオフしてインダクタ電流を減少させる動作を繰り返すことにより出力電圧の制御を行うため応答速度は速いが、原理的に安定性に乏しい方式であり、出力コンデンサや負荷の状態に非常に敏感な動作をするため用途を著しく限定するという課題が生じた。
【0007】
続いて、電圧モード型PWM制御では、固定周波数三角波と誤差増幅信号とを使ってデューティ比を決定しているが、この方法では固定周波数三角波の周波数と誤差増幅信号の周波数が近くなると安定性が損なわれるため、誤差増幅信号の周波数帯域を固定周波数三角波に対して1/10程度まで落とす必要があったという課題が生じた。
【0008】
また、電流モード型PWM制御では、固定周波数三角波の代わりにインダクタ電流信号を用いることで、誤差増幅信号との位相余裕を大きく取れるようになったが、誤差増幅信号の周波数帯域を大きく上げることはできないという課題が生じた。
【0009】
図18には、電流モード型PWM制御手段を用いたスイッチング電源の負荷電流が急増した場合の動作波形図を示し、図19には、同じくスイッチング電源の負荷電流が急減した場合の動作波形図を示してある。具体的には、上側は出力電圧波形、中央はインダクタ電流波形、下側は誤差アンプ31の出力及び三角波を示してある。これらの図で示す通り、負荷電流が急激に増加すると、出力電圧が落ち込み、これに伴い、インダクタ電流が増加する。また、負荷電流が急激に減少すると、出力電圧が跳ね上がり、これに伴い、インダクタ電流が減少する。しかし、出力電圧が安定するまでには数周期以上必要になり、安定した電源動作を得るために、系の応答速度が遅くなるという課題が生じた。
【0010】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することができるスイッチング電源を提供する。
【0011】
【課題を解決しようとする手段】
上記目的を達成するためになされた本発明は、フィルタ回路より得られる三角波形の振幅が第一の比較器の一方の入力レベルと第二の比較器の一方の入力レベルとの間に収まるように制御する制御手段を設けてあることにより、三角波は抵抗とコンデンサで構成したフィルタの手前で接続してある出力スイッチのオン/オフにより生成されるため、出力スイッチの動作状態と誤差増幅信号との位相差が固定され、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することができる。
【0012】
整流スイッチに電流検出回路を接続し、この電流検出回路をフィルタ回路に接続することにより、フィルタ回路には通常流れる電流と電流検出回路を経由して流れる電流とが流れ、出力インピーダンスの調整をすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を用いて本発明スイッチング電源に係る実施例を説明する。図1は本発明に係るスイッチング電源の一実施例を示す。Cはコンデンサ、Sはスイッチング素子、Rは抵抗、Zはインピーダンス、11は誤差アンプ、12,13は比較器、14は電流検出回路、15はバッファアンプ、16はフリップフロップ回路、17はドライバ、21,22,23,24,25はフィルタ回路である。
【0014】
本実施例に係るスイッチング電源は、整流スイッチS1、転流スイッチS2、出力チョークL1並びに平滑コンデンサCOUTを備え、出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとを直列に接続した電源回路を備えてある。この電源回路の出力側に制御回路を接続してある。この制御回路の出力は整流スイッチS1と転流スイッチS2に接続してある。
【0015】
電源回路の出力側に電圧検出用の抵抗R,Rを備え、これら抵抗R,Rの接続部を誤差アンプ11の負の入力に接続し、この誤差アンプ11で検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ11の出力に第一の比較器12の負の入力に接続し、同じくこの誤差アンプ11の出力を分割抵抗R,Rを介して第二の比較器13の正の入力に接続してある。
【0016】
出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの直列回路と並列に、抵抗RSAW1と2つのコンデンサCSAW1,CSAW2とを直列に接続して構成するフィルタ回路21を接続してある。このフィルタ回路21の出力を第一の比較器12の正の入力、並びに第二の比較器13の負の入力に接続してある。
【0017】
第一の比較器12の出力をフリップフロップ回路16のリセット側の入力に接続するとともに、第二の比較器13の出力をフリップフロップ回路16のセット側の入力に接続してある。このフリップフロップ回路16の出力をドライバ17の入力に接続し、このドライバ17の出力を整流スイッチS1並びに転流スイッチS2に接続し、フィルタ回路21より得られる三角波形の振幅が第一の比較器12の一方の入力レベルと第二の比較器13の一方の入力レベルとの間に収まるように構成してある。
【0018】
以上のように構成してあるスイッチング電源は以下のような作用をする。先ず、定常時については、従来の制御手段を有するスイッチング電源とほぼ同様の作用をするため、説明を省略する。
【0019】
続いて、負荷電流が急激に増加した場合について説明する。この動作波形図を図2に示す。なお、図2の上側には出力電圧波形を、中央にはインダクタ電流波形を、下側には誤差アンプ11の出力、誤差アンプ11の出力を抵抗分割したもの、並びにフィルタ回路21により生成された2つのレベル内に収まるように制御される三角波をそれぞれ示してある。負荷電流が急激に増加すると、図2に示す通り、出力電圧が瞬間的に落ち込み、インダクタ電流が急激に増加する。
【0020】
このとき、電源回路に備えた出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの直列回路と並列に接続したフィルタ回路21により得られる三角波と、誤差アンプ11により出力電圧と基準電圧との誤差を増幅して生成される2つのレベルとを使い、第一の比較器12で比較して得られた信号をフリップフロップ回路16のリセット側に入力する。これとともに、電源回路に備えた出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの直列回路と並列に接続したフィルタ回路21により得られる三角波と、誤差アンプ11により出力電圧と基準電圧との誤差を増幅した信号から分割抵抗R,Rにより抵抗分割して生成される2つのレベルとを使い、第二の比較器13で比較して得られた信号をフリップフロップ回路16のセット側に入力する。このように信号を入力することにより、三角波の振幅が前記2つのレベルの間に収まるように制御を行っている。
【0021】
この制御によって、フィルタ回路21により三角波を生成するため、三角波の登り傾斜は出力チョークL1を流れる電流が増加する期間であり、三角波の下り傾斜はインダクタ電流が減少する期間である。この方式では、誤差増幅信号が変動したとき、その変動量の大きさに応じて三角波の周波数及びデューティ比が変化する。前記2つのレベルの間に三角波が収まるように制御を行うことで、誤差増幅信号と三角波との波形の位相差は最大90度で固定される。三角波はまた、出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの直列回路の手前に接続されている整流スイッチS1のオン/オフにより生成されるため、整流スイッチS1の動作状態と誤差増幅信号との位相差も固定されることになる。このため、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することが可能となり、スイッチング電源として応答速度を飛躍的に改善することができる。
【0022】
また、誤差増幅アンプの出力信号に応じて、(電源における2つのスイッチの駆動状態を示す)三角波の周波数及び位相が瞬時に変化し、それに応じてインダクタ電流も変化するために高速な応答が実現できており、出力電圧の落ち込みを最小限に抑えることができる。
【0023】
続いて、負荷電流が急激に減少した場合について説明する。この動作波形図を図3に示す。なお、図2の上側には出力電圧波形を、中央にはインダクタ電流波形を、下側には誤差アンプ11の出力、誤差アンプ11の出力を抵抗分割したもの、並びにフィルタ回路21により生成された2つのレベル内に収まるように制御される三角波をそれぞれ示してある。負荷電流が急激に減少すると、図3に示す通り、出力電圧が瞬間的に跳ね上がり、インダクタ電流が急激に減少する。
【0024】
このとき、負荷電流が急激に増加した場合と同様に、三角波の振幅が前記2つのレベルの間に収まるように制御を行っているため、三角波の下り傾斜はインダクタ電流が減少する期間であり、三角波の登り傾斜は出力チョークL1を流れる電流が増加する期間である。この方式では、誤差増幅信号が変動したとき、その変動量の大きさに応じて三角波の周波数及びデューティ比が変化する。前記2つのレベルの間に三角波が収まるように制御を行うことで、誤差増幅信号と三角波との波形の位相差は最大90度で固定される。三角波はまた、出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの直列回路の手前に接続されている整流スイッチS1のオン/オフにより生成されるため、整流スイッチS1の動作状態と誤差増幅信号との位相差も固定されることになる。このため、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することが可能となり、スイッチング電源として応答速度を飛躍的に改善することができる。
【0025】
また、誤差増幅アンプの出力信号に応じて、(電源における2つのスイッチの駆動状態を示す)三角波の周波数及び位相が瞬時に変化し、それに応じてインダクタ電流も変化するために高速な応答が実現できており、出力電圧の跳ね上がりを最大限に抑えることができる。
【0026】
なお、この実施例は電圧検出用の抵抗R,Rを備えてあるとともに、出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの直列回路と並列に、抵抗RSAW1と2つのコンデンサCSAW1,CSAW2とを直列に接続して構成するフィルタ回路21を接続してあることにより、誤差アンプ出力信号の直流成分と三角波の直流成分とをほぼ同じレベルにしている。
【0027】
図4は、図1図示実施例とは異なるスイッチング電源を示す。このスイッチング電源は、電源回路の出力側に誤差アンプ11の負の入力に接続し、この誤差アンプ11で検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ11の出力に第一の比較器12の負の入力に接続し、同じくこの誤差アンプ11の出力を分割抵抗R,Rを介して第二の比較器13の正の入力に接続してある。
【0028】
出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの直列回路と並列に、抵抗RSAW1とコンデンサCSAW1とを直列に接続して構成するフィルタ回路22を接続してある。このフィルタ回路22の出力を第一の比較器12の正の入力、並びに第二の比較器13の負の入力に接続してある。
【0029】
第一の比較器12の出力をフリップフロップ回路16のリセット側の入力に接続するとともに、第二の比較器13の出力をフリップフロップ回路16のセット側の入力に接続してある。このフリップフロップ回路16の出力をドライバ17の入力に接続し、このドライバ17の出力を整流スイッチS1並びに転流スイッチS2に接続し、フィルタ回路22より得られる三角波形の振幅が第一の比較器12の一方の入力レベルと第二の比較器13の一方の入力レベルとの間に収まるように構成してある。
【0030】
以上のように構成してあるスイッチング電源は図1図示の実施例とほぼ同様の作用をし、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することが可能となり、スイッチング電源として応答速度を飛躍的に改善することができる。但し、本実施例では、電源回路の出力側に電圧検出用の抵抗を設けておらず、また、フィルタ回路22は図1図示実施例のフィルタ回路21と構成が異なる。
【0031】
図5は、前記実施例とは異なるスイッチング電源を示す。このスイッチング電源は、電源回路の出力側に電圧検出用の抵抗R,Rを備え、これら抵抗R,Rの接続部を誤差アンプ11の負の入力に接続し、この誤差アンプ11で検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ11の出力に第一の比較器12の負の入力に接続し、同じくこの誤差アンプ11の出力を分割抵抗R,Rを介して第二の比較器13の正の入力に接続してある。
【0032】
この実施例では、出力チョークL1の入出力端間にフィルタ回路23を設けてある。このフィルタ回路23は以下のように構成してある。出力チョークL1の入力端に転流スイッチS2と並列に2つの抵抗RSAW1,RSAW2を直列に接続し、同じく出力チョークL1の出力端と負電極線との間に転流スイッチS2と並列に2つのコンデンサCSAW1,CSAW2を直列に接続してある。直列に接続した抵抗RSAW1,RSAW2の間、並びに直列に接続したコンデンサCSAW1,CSAW2の間に接続部を設け、これら接続部を接続してフィルタ回路23を構成してある。前記接続部はフィルタ回路23の出力部であり、出力を第一の比較器12の正の入力、並びに第二の比較器13の負の入力に接続してある。
【0033】
第一の比較器12の出力をフリップフロップ回路16のリセット側の入力に接続するとともに、第二の比較器13の出力をフリップフロップ回路16のセット側の入力に接続してある。このフリップフロップ回路16の出力をドライバ17の入力に接続し、このドライバ17の出力を整流スイッチS1並びに転流スイッチS2に接続し、フィルタ回路25より得られる三角波形の振幅が第一の比較器12の一方の入力レベルと第二の比較器13の一方の入力レベルとの間に収まるように構成してある。
【0034】
以上のように構成してあるスイッチング電源は図1図示実施例とほぼ同様の作用をし、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することが可能となり、スイッチング電源として応答速度を飛躍的に改善することができる。
【0035】
図6は、図5図示実施例とはほぼ同様のスイッチング電源であり、このスイッチング電源は、電源回路の出力側に誤差アンプ11の負の入力に接続し、この誤差アンプ11で検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成してある。このスイッチング電源は図4図示実施例とほぼ同様の作用をし、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することが可能となり、スイッチング電源として応答速度を飛躍的に改善することができる。
【0036】
図7は、前記実施例とは異なるスイッチング電源を示す。このスイッチング電源は、電源回路の出力側に電圧検出用の抵抗R,Rを備え、これら抵抗R,Rの接続部を誤差アンプ11の負の入力に接続し、この誤差アンプ11で検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ11の出力に第一の比較器12の負の入力に接続し、同じくこの誤差アンプ11の出力を分割抵抗R,Rを介して第二の比較器13の正の入力に接続してある。
【0037】
この実施例では、出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの間に電流検出用の抵抗Rを接続してあり、この抵抗Rの入力側をバッファアンプ15の正の入力に、出力側を同じくバッファアンプ15の負の入力にそれぞれ接続してある。このバッファアンプ15の出力にコンデンサCSAW1と2つの抵抗RSAW1,RSAW2とを直列に接続して構成するフィルタ回路24を接続してある。このフィルタ回路24の出力を第一の比較器12の正の入力、並びに第二の比較器13の負の入力に接続してある。
【0038】
第一の比較器12の出力をフリップフロップ回路16のリセット側の入力に接続するとともに、第二の比較器13の出力をフリップフロップ回路16のセット側の入力に接続してある。このフリップフロップ回路16の出力をドライバ17の入力に接続し、このドライバ17の出力を整流スイッチS1並びに転流スイッチS2に接続し、フィルタ回路24より得られる三角波形の振幅が第一の比較器12の一方の入力レベルと第二の比較器13の一方の入力レベルとの間に収まるように構成してある。
【0039】
以上のように構成してあるスイッチング電源は図1図示実施例とほぼ同様の作用をし、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することが可能となり、スイッチング電源として応答速度を飛躍的に改善することができる。また、この実施例は電圧検出用の抵抗R,Rを備えてあるとともに、フィルタ回路24をコンデンサCSAW1と2つの抵抗RSAW1,RSAW2とを直列に接続して構成してあることにより、高周波成分のみを取り出すことができる。
【0040】
図8は、前記実施例とは異なるスイッチング電源を示す。このスイッチング電源は、電源回路の出力側に誤差アンプ11の負の入力に接続し、この誤差アンプ11で検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成してある。この誤差アンプ11の出力に第一の比較器12の負の入力に接続し、同じくこの誤差アンプ11の出力を分割抵抗R,Rを介して第二の比較器13の正の入力に接続してある。
【0041】
この実施例では、出力チョークL1と平滑コンデンサCOUTとの間に電流検出用の抵抗Rを接続してあり、この抵抗Rの入力側をバッファアンプ15の正の入力に、出力側を同じくバッファアンプ15の負の入力にそれぞれ接続してある。このバッファアンプ15の出力をコンデンサCSAWと抵抗RSAW1とを直列に接続して構成するフィルタ回路25を接続してある。このフィルタ回路25の出力を第一の比較器12の正の入力、並びに第二の比較器13の負の入力に接続してある。
【0042】
第一の比較器12の出力をフリップフロップ回路16のリセット側の入力に接続するとともに、第二の比較器13の出力をフリップフロップ回路16のセット側の入力に接続してある。このフリップフロップ回路16の出力をドライバ17の入力に接続し、このドライバ17の出力を整流スイッチS1並びに転流スイッチS2に接続し、フィルタ回路25より得られる三角波形の振幅が第一の比較器12の一方の入力レベルと第二の比較器13の一方の入力レベルとの間に収まるように構成してある。
【0043】
以上のように構成してあるスイッチング電源は図4図示実施例とほぼ同様の作用をし、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保することが可能となり、スイッチング電源として応答速度を飛躍的に改善することができる。
【0044】
図9図示の実施例は、出力チョークL1に電流検出回路14を接続し、この電流検出回路14の出力にコンデンサCSAW1と2つの抵抗RSAW1,RSAW2とを直列に接続して構成するフィルタ回路24を接続してある。これ以外については図7図示実施例とほぼ同様の構成である。また、図10図示の実施例も出力チョークL1に電流検出回路14を接続し、この電流検出回路14の出力をコンデンサCSAWと抵抗RSAW1とを直列に接続して構成するフィルタ回路25を接続してある。これ以外については図8図示実施例とほぼ同様の構成である。
【0045】
以上のように構成してある図9図示のスイッチング電源は図7図示のスイッチング電源とほぼ同様の作用をし、図10図示のスイッチング電源は図8図示のスイッチング電源とほぼ同様の作用をする。
【0046】
図11図示実施例は図1図示実施例に、図12図示実施例は図4図示実施例に、図13図示実施例は、図5図示実施例に、図14図示実施例は図6図示実施例に対応するもので、これらの実施例は、整流スイッチS1に電流検出回路14を接続し、この電流検出回路の出力を出力チョークL1の出力端に接続した抵抗RSAW1の他端に接続してある。
【0047】
以上のように構成してある図11乃至図14に示すスイッチング電源は、それぞれ対応する図1、図4、図5並びに図6図示のスイッチング電源とほぼ同様の作用をするが、これらに加え、これらのスイッチング電源は、フィルタ回路21,22,23,24で電流検出回路14から流れた電流を加えるため、出力インピーダンスを調整することができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、フィルタ回路より得られる三角波形の振幅が第一の比較器の一方の入力レベルと第二の比較器の一方の入力レベルとの間に収まるように制御する制御手段を設けてあることにより、三角波は抵抗とコンデンサで構成したフィルタの手前で接続してある出力スイッチのオン/オフにより生成されるため、出力スイッチの動作状態と誤差増幅信号との位相差が固定され、誤差増幅信号の周波数帯域を下げなくても安定性を確保できる効果がある。
【0049】
整流スイッチに電流検出回路を接続し、この電流検出回路をフィルタ回路に接続することにより、フィルタ回路には通常流れる電流と電流検出回路を経由して流れる電流とが流れ、出力インピーダンスの調整できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例の回路図である。
【図2】 図1図示実施例の動作波形図である。
【図3】 同じく動作波形図である。
【図4】 図1とは別の実施例の回路図である。
【図5】 同じく別の実施例の回路図である。
【図6】 同じく別の実施例の回路図である。
【図7】 同じく別の実施例の回路図である。
【図8】 同じく別の実施例の回路図である。
【図9】 同じく別の実施例の回路図である。
【図10】 同じく別の実施例の回路図である。
【図11】 同じく別の実施例の回路図である。
【図12】 同じく別の実施例の回路図である。
【図13】 同じく別の実施例の回路図である。
【図14】 同じく別の実施例の回路図である。
【図15】 従来例の回路図である。
【図16】 図16とは別の従来例の回路図である。
【図17】 同じく別の従来例の回路図である。
【図18】 図17図示従来例の動作波形図である。
【図19】 同じく動作波形図である。
【符号の説明】
S1 整流スイッチ
S2 転流スイッチ
L1 出力チョーク
OUT 平滑コンデンサ
,R,R,R,R 抵抗
SAW1,CSAW2 コンデンサ
11 誤差アンプ
12 第一の比較器
13 第二の比較器
14 電流検出回路
15 バッファアンプ
16 フリップフロップ回路
17 ドライバ
21,22,23,24,25 フィルタ回路
31 誤差アンプ
32 比較器
33 発振器
34 電流検出回路
35 ラッチ
36 フリップフロップ回路
37 ドライバ

Claims (14)

  1. 整流スイッチ、転流スイッチ、出力チョーク並びに平滑コンデンサを備え、前記出力チョークと平滑コンデンサを直列に接続したスイッチング電源であって、この電源回路の出力側に誤差アンプの入力を接続して検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成し、この誤差アンプの出力を第一の比較器の一方の入力に接続し、同じくこの誤差アンプの出力を分割抵抗を介して第二の比較器の一方の入力に接続してあり、前記転流スイッチと並列に、抵抗及びコンデンサを備えたフィルタ回路を接続し、このフィルタ回路の出力を前記第一の比較器の他方の入力、並びに第二の比較器の他方の入力に接続して、前記フィルタ回路より得られる三角波形の振幅が前記第一の比較器の一方の入力レベルと第二の比較器の一方の入力レベルとの間に収まるように制御する制御手段を設けてあることを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記第一の比較器の出力をフリップフロップ回路のセット側の入力に接続するとともに、前記第二の比較器の出力を前記フリップフロップ回路のリセット側の入力に接続し、このフリップフロップ回路の出力をドライバの入力に接続し、このドライバの出力を前記整流スイッチ並びに前記転流スイッチに接続してあることを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源。
  3. 前記整流スイッチと前記出力チョークとの間に、前記フィルタ回路を構成し、このフィルタ回路は、抵抗及びコンデンサを各々少なくとも一つずつ設けて構成してあることを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチング電源。
  4. 前記フィルタ回路は抵抗と二つのコンデンサを直列に接続して構成し、前記抵抗を前記整流スイッチと前記出力チョークとの間に接続し、前記二つのコンデンサ間に前記フィルタ回路の出力部を設けてあるとともに、前記電源回路の出力側に電圧検出部を設け、この電圧検出部を前記誤差アンプの入力に接続してあることを特徴とする請求項3記載のスイッチング電源。
  5. 前記フィルタ回路は抵抗とコンデンサを直列に接続して構成し、この抵抗とコンデンサとの接続部に前記フィルタ回路の出力部を設けてあることを特徴とする請求項3記載のスイッチング電源。
  6. 整流スイッチ、転流スイッチ、出力チョーク並びに平滑コンデンサを備え、前記出力チョークと平滑コンデンサを直列に接続したスイッチング電源であって、この電源回路の出力側に誤差アンプの入力を接続して検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成し、この誤差アンプの出力を第一の比較器の一方の入力に接続し、同じくこの誤差アンプの出力を分割抵抗を介して第二の比較器の一方の入力に接続してあり、前記出力チョークの入力端に前記転流スイッチと並列に抵抗を複数個直列に、前記出力チョークの出力端と負電極との間にコンデンサを複数個直列にそれぞれ接続し、抵抗間及びコンデンサ間に接続部を設け、これら接続部を接続してフィルタ回路を構成し、このフィルタ回路の出力を前記第一の比較器の他方の入力、並びに第二の比較器の他方の入力に接続して、前記フィルタ回路より得られる三角波形の振幅が前記第一の比較器の一方の入力レベルと第二の比較器の一方の入力レベルとの間に収まるように制御する制御手段を設けてあることを特徴とするスイッチング電源。
  7. 前記電源回路の出力側に電圧検出部を設け、この電圧検出部を前記誤差アンプの入力に接続してあることを特徴とする請求項6記載のスイッチング電源。
  8. 前記整流スイッチに該整流スイッチの電流を検出する電流検出回路を接続し、この電流検出回路を前記フィルタ回路に接続し、このフィルタ回路に前記電流検出回路から流れる電流を加えるように構成してあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のスイッチング電源。
  9. 整流スイッチ、転流スイッチ、出力チョーク並びに平滑コンデンサを備え、前記出力チョークと平滑コンデンサを直列に接続したスイッチング電源であって、この電源回路の出力側に誤差アンプの入力を接続して検出電圧と基準電圧との誤差を増幅するように構成し、この誤差アンプの出力を第一の比較器の一方の入力に接続し、同じくこの誤差アンプの出力を分割抵抗を介して第二の比較器の一方の入力に接続してあり、前記出力チョークと前記平滑コンデンサとの間に電流検出部を接続し、この電流検出部の入力側並びに出力側にバッファアンプの入力を接続し、このバッファアンプの出力に、抵抗及びコンデンサを備えたフィルタ回路を接続し、このフィルタ回路の出力を前記第一の比較器の他方の入力、並びに第二の比較器の他方の入力に接続して、前記フィルタ回路より得られる三角波形の振幅が前記第一の比較器の一方の入力レベルと第二の比較器の一方の入力レベルとの間に収まるように制御する制御手段を設けてあることを特徴とするスイッチング電源。
  10. 前記フィルタ回路はコンデンサと抵抗を直列に接続して構成し、前記バッファアンプの出力を前記コンデンサに接続し、このフィルタ回路の出力部をコンデンサと抵抗との間の接続部に設けてあることを特徴とする請求項9記載のスイッチング電源。
  11. 前記フィルタ回路はコンデンサに2つの抵抗を直列に接続して構成し、前記バッファアンプの出力を前記コンデンサに接続し、このフィルタ回路の出力部を前記2つの抵抗の接続部に設けてあるとともに、前記電源回路の出力側に電圧検出部を設け、この電圧検出部を前記誤差アンプの入力に接続してあることを特徴とする請求項9記載のスイッチング電源。
  12. 前記出力チョークに該出力チョークの電流を検出する電流検出回路を接続し、この電流検出回路に前記フィルタ回路を接続し、このフィルタ回路に前記電流検出回路から流れる電流を加えるように構成してあることを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチング電源。
  13. 前記フィルタ回路はコンデンサと抵抗を直列に接続して構成し、前記電流検出回路の出力を前記コンデンサに接続し、このフィルタ回路の出力部をコンデンサと抵抗との間の接続部に設けてあることを特徴とする請求項12記載のスイッチング電源。
  14. 前記フィルタ回路はコンデンサに2つの抵抗を直列に接続して構成し、前記電流検出回路の出力を前記コンデンサに接続し、このフィルタ回路の出力部を前記2つの抵抗の接続部に設けてあるとともに、前記電源回路の出力側に電圧検出部を設け、この電圧検出部を前記誤差アンプの入力に接続してあることを特徴とする請求項12記載のスイッチング電源。
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