JPH09287676A - 分配継手 - Google Patents

分配継手

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JPH09287676A
JPH09287676A JP9837396A JP9837396A JPH09287676A JP H09287676 A JPH09287676 A JP H09287676A JP 9837396 A JP9837396 A JP 9837396A JP 9837396 A JP9837396 A JP 9837396A JP H09287676 A JPH09287676 A JP H09287676A
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JP
Japan
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units
branching
fitting
opening
recessed
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Pending
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JP9837396A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ubagai
勉 祖母井
Hideki Kageyama
英樹 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09287676A publication Critical patent/JPH09287676A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/02Branch units, e.g. made in one piece, welded, riveted
    • F16L41/03Branch units, e.g. made in one piece, welded, riveted comprising junction pieces for four or more pipe members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/02Branch units, e.g. made in one piece, welded, riveted

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】分岐口付きユニットの相互間を接着剤により接
合して組み立てる分配継手において、上記捩じれモ−メ
ントの作用を勘案して接着接合部を改良する。 【解決手段】複数箇の並設分岐口を備えた継手であり、
分岐口付きのユニット1、2,…、3に分割され、分岐
口の方向角度を任意に設定できるようにユニット相互が
不回転に嵌合され、その嵌合面n−mが接着剤で水密に
接着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体輸送配管の接続
に使用する分配継手に関し、例えば、給水・給湯配管シ
ステムにおけるヘッダ−部材として有用なものである。
【0002】
【従来の技術】建築設備における給水・給湯配管システ
ムにおいては、本管からの水道水または温水をユ−スポ
イントに分配するための分配継手(ヘッダ−)が必要で
あり、その分配数、すなわち、分配継手の分岐口数はユ
−スポイント数に応じて異なり、分岐口数の異なる多種
類の分配継手が必要である。
【0003】従来、上記分配継手には、図4に示すよう
に、一体成形品が使用されているが、かかる分配継手で
は、上記多種類製品の製造に多種類の成形金型を必要と
し、高コスト化が避けられない。そこで、分岐口単位で
ユニット化し、このユニット相互間を通常の接着方式で
接合することが提案されている。
【0004】この分配継手では、中間のユニット数を増
減することにより多種品種に対応でき、両端のユニット
に対する成形金型及び中間ユニットに対する成形金型の
3種類の金型で多種類の分配継手を製作できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常の管継手において
内圧に基づき発生する応力は、通常、周方向フ−プスト
レスのみである。しかしながら、分配継手においては、
奥が閉ざされているから、スラスト荷重に基づく軸方向
ストレスも作用する。
【0006】特に、上記のユニット接合式の分配継手で
は、分岐口を配管方向に応じて所望の向きに振り得る有
利性を有し、互いに隣同志のユニット間において、図3
に示すように分岐口の向きが異ならされることがあり、
この場合、配管上の制約から配管をスラスト荷重に対し
て固定支持し得ないと、スラスト荷重のためにユニット
相互間に捩じりモ−メントが作用する。その捩じりモ−
メントTは、スラスト荷重をf、ユニット相互間の分岐
口の方向の角度差をθ、分配継手の胴部径をrとすれ
ば、 T=2rfcos(θ/2) で与えられる。
【0007】従って、上記のユニット接合式分配継手の
ユニット相互間の接合部には、上記したスラスト荷重に
基づく軸方向ストレスδ1、フ−プストレスδ2、上記捩
じりモ−メントTに基づくせん断応力τが作用し、その
応力状態をモ−ルの応力円図で示せば、図5の実線で示
す通りである(点aは管軸に垂直な面での応力、点xは
管軸に対し角度+ψで交わる軸に垂直な面での応力、点
bは周方向線に垂直な面での応力)。図5において、点
線は、軸方向ストレスδ1とフ−プストレスδ2のみが作
用し、せん断応力τの作用がない場合のモ−ルの応力円
を示し、捩じりモ−メントTの作用のために、上記分配
継手のユニット相互間の接合部が過重の応力状態に曝さ
れることが明らかである。
【0008】しかしながら、従来のユニット接合式分配
継手では、上記捩じれモ−メントTに対する対策が構じ
られておらず、この捩じれモ−メントが原因でユニット
相互間の接着剤接合箇所がそれだけ早期に剥離され易
く、特に、給水・給湯ヘッダ−の場合は、屋内浸水事故
にまで波及する危険性があるので、問題が大きい。本発
明の目的は、分岐口付きユニットの相互間を接着剤によ
り接合して組み立てる分配継手において、上記捩じれモ
−メントの作用を勘案して接着接合部を改良することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る分配継手
は、複数箇の並設分岐口を備えた継手であり、分岐口付
きのユニットに分割され、分岐口の方向角度を任意に設
定できるようにユニット相互が不回転に嵌合されている
ことを特徴とする構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係る分配
継手の一例を示している。図1において、1は近端ユニ
ットであり、図2の(イ)にも示すように、一端閉成の
胴部11に分岐口12を一体に設け、胴部11の他端に
雄型口部13を設け、該口部13の外周面を嵌合用凹凸
面mに形成し、分岐口12の外周面に螺子溝14を刻設
してある。
【0011】図1において、2,…は中間ユニットであ
り、図2の(ロ)にも示すように、両端開放の胴部21
に分岐口22を設け、胴部21の一端に雌型口部25を
設け、他端に雄型口部23を設け、雌型口部25の内周
面を嵌合用凹凸面nに及び雄型口部23の外周面を嵌合
用凹凸面mに形成し、分岐口22の外周面に螺子溝24
を刻設してある。
【0012】図1において、3は末端ユニットであり、
図3の(ハ)にも示すように、他端閉成の胴部31に分
岐口32を一体に設け、胴部32の一端に雌型口部35
を設け、この雌型口部35の内周面を嵌合用凹凸面nに
形成し、分岐口32の外周面に螺子溝34を刻設してあ
る。上記ユニット1、2,…、3の相互間は、各ユニッ
トの分岐口の管軸と各分岐口に接続される配管の管軸と
をほぼ一致させるように各ユニットをそれぞれ回転さ
せ、しかも、互いに隣合う一方のユニットの雄型口部外
周面m及び他方のユニットの雌型口部外周面nに接着剤
を塗布したうえで、雌型口部に雄型口部を差し込み、両
口部の嵌合用凹凸面n、mを嵌合して水密に接着一体化
してある。この場合、嵌合用凹凸面の凹凸数を多くする
ことにより小刻みの角度で分岐口の向きを変えることが
でき、図示の実施例では、凹凸数を12箇として30°
の角度刻みで分岐口の向きを変え得るようにしてある。
【0013】上記の各ユニットはプラスチック、例えば
硬質塩化ビニル樹脂の射出成形により製作できる。上記
において、雌型口部に代え雄型口部を、雄型口部に代え
雌型口部をそれぞれ設けることもできる。上記分岐口外
周面の螺子溝に代え、分岐口内周面に螺子溝を刻設する
こともできる。
【0014】本発明に係る分配継手は、予め組み立てた
ものを現場に移送すること、現場で組み立てることの何
れでも実施できる。本発明に係る分配継手においては、
例えば、建物屋上の貯水槽から本管を経て流下してくる
水道水または蓄熱槽から本管を経て流下してくる温水を
屋内配管を経て各ユ−スポイントに供給する場合の本管
と各配管との接続に使用され、一のユニットの分岐口が
本管に接続され、残りのユニットの分岐口が各屋内配管
に接続されて水道水または温水が流通される。
【0015】この場合、分配継手相互間の接着接続部に
は、給水・給湯内圧のために、既述した通り、スラスト
荷重に基づく軸方向ストレスδ1及び周方向ストレス
(フ−プストレス)δ2が作用する以外に、図3に示す
ように、例えば、ユニット2,2相互間において分岐口
22の方向に角度差がある場合での分岐口に接続されて
いる配管(図示されていない)のスラスト荷重に対しそ
の配管の固定支持がないと、そのスラスト荷重に基づく
捩じれモ−メントTのために断応力τが作用する。
【0016】しかしながら、本発明に係る分配継手のユ
ニット間の接着部では、雄型口部外周の凹凸面mと雌型
口部内周の凹凸面nとが不回転に嵌合されており、その
嵌合当接面で捩じれモ−メントTが支持されて接着剤層
には捩じれモ−メントTが作用しないから、接着剤層は
軸方向力のみを負担すればよく、接着剤層の荷重負担が
軽減され、それだけ接着界面の剥離をよく抑制できる。
【0017】これに対し、従来のユニット接合式分配継
手では、ユニット相互間が不回転に嵌合されておらず、
捩じれモ−メントTが接合部の接着剤層に作用して接着
剤層に、図5の実線のモ−ル円で示される応力が発生
し、せん断応力が増して過酷な応力状態に曝されるか
ら、それだけ接着界面の剥離が生じ易い。しかしなが
ら、本願発明に係る分配継手においては、接着剤層への
せん断力の作用を排除して接着界面の剥離をよく抑制で
きるから、従来のユニット接合式分配継手よりも、安定
な水密性を保証できる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る分配継手においては、分岐
口付きユニットの相互間を接着剤で接合した構成ではあ
るが、ユニット相互間において分岐口の方向に角度差が
ある場合での分岐口に接続されている配管のスラスト荷
重に基づき捩じれモ−メントTが作用することを勘案し
て、ユニット相互の接着界面を不回転に嵌合してあるか
ら、接着剤層への同上捩じれモ−メントTの作用を排除
でき、接着剤層の応力負担を軽減でき、水密性の長期安
定化を図ることができる。
【0019】また、雄型口部外周面及び雌型口部内周面
の相互に嵌合する凹凸面の箇数を多くすることにより
(ピッチを小にすることにより)、分岐口の方向出しを
小刻みの角度にて高精度で行い得る利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分配継手を示す説明図である。
【図2】本発明に係る分配継手における各ユニットを示
す説明図である。
【図3】本発明に係る分配継手におけるユニットの分岐
口の振り状態を示す説明図である。
【図4】従来の分配継手を示す説明図である。
【図5】分配継手の応力状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ユニット 12 分岐口 13 雄型口部 2 ユニット 22 分岐口 23 雄型口部 25 雌型口部 3 ユニット 32 分岐口 35 雌型口部 m 嵌合用凹凸面 n 嵌合用凹凸面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数箇の並設分岐口を備えた継手であり、
    分岐口付きのユニットに分割され、分岐口の方向角度を
    任意に設定できるようにユニット相互が不回転に嵌合さ
    れていることを特徴とする分配継手。
  2. 【請求項2】嵌合面が接着剤で水密に接着されている請
    求項1記載の分配継手。
  3. 【請求項3】ユニットの端部に嵌合用凹凸部が設けられ
    ている請求項1又は2記載の分配継手。
JP9837396A 1996-04-19 1996-04-19 分配継手 Pending JPH09287676A (ja)

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JP9837396A JPH09287676A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 分配継手

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JP9837396A JPH09287676A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 分配継手

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ID=14218087

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JP9837396A Pending JPH09287676A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 分配継手

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1965119A1 (de) * 2007-02-28 2008-09-03 AFRISO Euro-Index GmbH für Sicherungsarmaturen und Füllstandsmessung Verteilerrohr und Warmwasserverteiler für eine Fussbodenheizung sowie Verfahren zur Herstellung des Verteilerrohrs
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