JPH09286819A - 新規なプロピレンランダムコポリマー - Google Patents

新規なプロピレンランダムコポリマー

Info

Publication number
JPH09286819A
JPH09286819A JP8327117A JP32711796A JPH09286819A JP H09286819 A JPH09286819 A JP H09286819A JP 8327117 A JP8327117 A JP 8327117A JP 32711796 A JP32711796 A JP 32711796A JP H09286819 A JPH09286819 A JP H09286819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
random copolymer
compound
propylene random
silica gel
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8327117A
Other languages
English (en)
Inventor
Stephan Dr Hueffer
シュテファン、ヒュファー
Meinolf Dr Kersting
マイノルフ、ケルスティング
Franz Dr Langhauser
フランツ、ラングハウザー
Rainer Alexander Werner
ライナー、アレクサンダー、ヴェルナー
Patrik Dr Mueller
パトリク、ミュラー
Juergen Kerth
ユルゲン、ケルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH09286819A publication Critical patent/JPH09286819A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/04Monomers containing three or four carbon atoms
    • C08F210/06Propene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2410/00Features related to the catalyst preparation, the catalyst use or to the deactivation of the catalyst
    • C08F2410/06Catalyst characterized by its size

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、優れた剛性及びキシレン溶
解ポリマー粒子低含量のプロピレンランダムコポリマー
を提供することである。 【解決手段】 本発明はa)マグネシウム化合物、ハロ
ゲン、キャリヤーとしてのシリカゲル及び電子供与化合
物としてのカルボン酸エステルからなるチタン含有固形
成分、b)助触媒としてのアルミニウム化合物及びc)
さらに助触媒としての電子供与化合物からなり該キャリ
ヤーが5〜200μmの平均粒子径、1〜10μmの第
一粒子の平均粒子径、1〜10μmの平均径の気孔及び
全粒子に対して5〜20体積%の該気孔を有するシリカ
ゲルであるチーグラー・ナッタ触媒系の存在下、50〜
100℃、15〜40バールの圧力及び0.5〜5時間
の平均滞留時間でプロピレン及びアルキレンを重合して
得られるプロピレンランダムコポリマー及びその製法を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はa)マグネシウム化
合物、ハロゲン、キャリヤーとしてのシリカゲル及び電
子供与化合物としてのカルボン酸エステルからなるチタ
ン含有固形成分、b)助触媒としてのアルミニウム化合
物及びc)さらに助触媒としての電子供与化合物からな
り該キャリヤーが5〜200μmの平均粒子径、1〜1
0μmの第一粒子の平均粒子径及び1〜10μmの平均
径を有する気孔又は溝を有し、該気孔又は溝が全粒子体
積に対して5〜20%の体積を有するシリカゲルである
チーグラー・ナッタ触媒系の存在下、50〜100℃、
15〜40バールの圧力及び0.5〜5時間の平均滞留
時間でプロピレン及びC2 〜C10−アルケン−1を重合
して得られる共重合されたC2 〜C10−アルケン−1を
含むプロピレンランダムコポリマーに関する。
【0002】さらに、本発明はプロピレンランダムコポ
リマーの調製方法及びそのフィルム、繊維及び成形体へ
の使用に関する。
【0003】
【従来の技術】チーグラー・ナッタタイプの触媒系は公
知で、例えば欧州特許第014523号、欧州特許出願
公開第023425号、欧州特許出願公開第04597
5号及び欧州特許出願公開第195497号に記載され
ている。これらの系は、特にC2 〜C10−アルケン−1
の重合に用い、ことに多価チタン、アルミニウムハロゲ
ン化物及び/又はアルキルアルミニウム並びに電子供与
化合物、例えばシリコン化合物、エーテル、カルボン酸
エステル、ケトン及びラクトンを含み、チタン成分及び
助触媒との組合せで用いられている。
【0004】チーグラー・ナッタの触媒は通常2段階で
調製する。チタン含有固形成分は第一段階で調製し、続
いて助触媒と反応させられる。重合はこのようにして得
られた触媒を用いて行われる。
【0005】さらに、米国特許第4,857,613号
及び米国特許第5,288,824号はチーグラー・ナ
ッタタイプの触媒系を開示し、その系はチタン含有固形
成分及びアルミニウム化合物のみならず電子供与化合物
としての有機シラン化合物をも含む。この触媒系は良好
な生産性及び高度の立体特異性、即ち高度のアイソタク
チック、低塩素含有量、さらに良好な形態性、即ち低微
粉含有量のプロピレンポリマーを与える。
【0006】プロピレンポリマーの或る分野への応用の
ためには、優れた剛性及びキシレン溶解ポリマー粒子が
低比率であることが必要である。例えば、プロピレンポ
リマーで調製する食品フィルムはこのケースに当てはま
り上記性能が必要である。
【0007】米国特許第4,857,613号及び米国
特許第5,288,824号に開示されているプロピレ
ンポリマーは上記性能を充分に満たし得ない。
【0008】本発明は米国特許第4,857,613号
及び米国特許第5,288,824号のプロピレンポリ
マーを改善し、上記問題点の解決された新規なプロピレ
ンポリマーの提供を目的とする。
【0009】本発明のこの目的は冒頭詳述のプロピレン
ランダムコポリマーにより達成されうることが見出され
た。
【0010】本発明のプロピレンランダムコポリマーは
チーグラー・ナッタ触媒系の存在のもと重合により得
る。このチーグラー・ナッタ触媒系はa)マグネシウム
化合物、ハロゲン、キャリヤーとしてのシリカゲル及び
電子供与化合物としてのカルボン酸エステルからなるチ
タン含有固形成分並びに助触媒としてb)アルミニウム
化合物及びc)さらに電子供与化合物からなる。
【0011】このチタン含有固形成分a)調製に使用す
るチタン化合物は通常3価若しくは4価チタンハロゲン
化物又はアルコキシドであり、好ましくはチタン塩素化
物、特に四塩化チタンである。チタン含有固形成分は追
加的にキャリヤーとしてのシリカゲルを含む。
【0012】チタン含有固形成分の調製にはマグネシウ
ム化合物も用いる。好ましいマグネシウム化合物はマグ
ネシウムハロゲン化物、アルキルマグネシウム、アリー
ルマグネシウム並びにアルコキシマグネシウム及びアリ
ールオキシマグネシウム化合物であり、特に好ましくは
二塩化マグネシウム、二臭化マグネシウム及びジ(C1
〜C10−アルキル)マグネシウム化合物である。加え
て、このチタン含有固形成分は追加的なハロゲン好まし
くは塩素又は臭素をも含みうる。
【0013】このチタン含有固形成分a)は追加的に電
子供与化合物、例えば一官能又は多官能カルボン酸、無
水カルボン酸及びカルボン酸エステル、ケトン、エーテ
ル、アルコール、ラクトン又は有機燐及びオルガノシリ
コーン化合物をも含む。このチタン含有固形成分中の電
子供与化合物として、好ましいものは一般式(II)
【0014】
【化2】 (式中、X及びYはそれぞれ塩素原子若しくはC1 〜C
10−アルコキシ基又は共に酸素を意味し、特に好ましい
電子供与化合物はフタル酸エステルで、この場合X及び
YはそれぞれC1 〜C8 −アルコキシ基、例えばメトキ
シ、エトキシ、プロピルオキシ又はブチルオキシ基を意
味する)のフタル酸誘導体である。
【0015】チタン含有固形成分中のさらに好ましい電
子供与化合物は、3−若しくは4−員の未置換若しくは
置換シクロアルキル−1,2−ジカルボン酸ジエステ
ル、及び未置換若しくは置換ベンゾフェノン−2−カル
ボン酸モノエステルである。これらエステルの形成に用
いるヒドロキシ化合物はエステル化反応慣用のアルコー
ル、例えばC1 〜C15−アルカノール、C5 〜C7 −シ
クロアルカノールであり、これらのアルカノールはC1
〜C10−アルキル基、C6 〜C10−フェノールの置換基
を有しうる。
【0016】チタン含有固形成分はそれ自身公知の方法
により調製しうる。このような方法の例は、ことに欧州
特許出願公開第45975号、欧州特許出願公開第45
977号、欧州特許出願公開第86473号、欧州特許
出願公開第171200号、英国特許出願公開第211
1066号、米国特許第4,857,613号及び米国
特許第5,288,824号に記載されている。
【0017】チタン含有固形成分a)の調製において、
好ましくは次に述べる2段階方法を用いる。
【0018】第一段階において、通常5〜200μm、
特に20〜70μmの平均粒子径、通常0.1〜10c
3 /g、特に1.0〜4.0cm3 /gの気孔体積及
び通常10〜1000m2 /g、特に100〜500m
2 /gの比表面積を有する微砕キャリヤーとしてのシリ
カゲル(SiO2 )が液体アルカン中マグネシウム含有
化合物の溶液と最初反応させられ、その後この混合物を
10〜120℃にて0.5〜5時間攪拌する。好ましく
は、キャリヤーモル当たり0.1〜1モルのマグネシウ
ム化合物を用いる。続いてハロゲン又はハロゲン化水
素、特に塩素又は塩化水素をマグネシウム含有化合物に
対して少なくとも2倍、好ましくは少なくとも5倍のモ
ル過剰で連続的に攪拌しながら添加する。30〜120
分の後、この反応生成物を10〜150℃の温度でC1
〜C8 −アルカノール、特にエタノール、3価若しくは
4価チタンのハロゲン化物又はアルコキシド、特に四塩
化チタン及び電子供与化合物と混ぜ合わせる。ここで、
第一段階で得た固形状のマグネシウムモル当たり、1〜
5モルの3価若しくは4価チタン及び0.01〜1モ
ル、特に0.2〜0.6モルの電子供与化合物を用い
る。この混合物を10〜150℃で少なくとも30分間
攪拌し、得られた固形物を濾別し、C7 〜C10−アルキ
ルベンゼン、好ましくはエチルベンゼンで洗う。
【0019】第二段階において、第一段階にて得られた
固形物を100〜150℃で、過剰の四塩化チタン又は
不活性溶媒好ましくはアルキルベンゼン中四塩化チタン
を少なくとも5重量%含む四塩化チタン溶液の過剰を用
いて少なくとも1時間抽出する。得られた生成物を四塩
化チタン含有量2重量%未満となるように溶液状のアル
カンで洗浄する。
【0020】この方法で得たチタン含有固体成分を助触
媒と共にチーグラー・ナッタ触媒系として用いる。適当
な助触媒の例はアルミニウム化合物b)である。
【0021】助触媒として適当なアルミニウム化合物
b)はトリアルキルアルミニウム及びアルキル基がアル
コキシ基又はハロゲン原子、例えば塩素若しくは臭素で
置き換えられているトリアルキルアルミニウム化合物で
ある。好ましいものはそれぞれ1〜8の炭素原子のアル
キル基を有するトリアルキルアルミニウム化合物、例え
ばトリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム又
はメチルジエチルアルミニウムである。好ましくは、ア
ルミニウム化合物b)だけでなく、助触媒として、さら
に電子供与化合物c)、例えば一官能若しくは多官能カ
ルボン酸、無水カルボン酸及びカルボン酸エステル、ケ
トン、エーテル、アルコール、ラクトン又はオルガノホ
スホラス及びオルガノシリコーン化合物のような電子供
与化合物c)を用いる。好ましい電子供与化合物は一般
式(I)
【0022】
【化3】 (式中、R1 は同じでも又は異なっていてもよく、R1
がそれぞれC1 〜C20−アルキル基、5−〜7−員シク
ロアルキル基であり、これらの基はC1 〜C10−アルキ
ル基又はC6 〜C20−アリール若しくはアリールアルキ
ル基で置換されてもよく、R2 は同じでも又は異なって
いてもよく、R2 がそれぞれC1 〜C20−アルキル基で
あり、かつnが1、2又は3であり、好ましくは、R1
がC1 〜C8 −アルキル基又は5−〜7−員シクロアル
キル基であり、R2 がC1 〜C4 −アルキル基であり、
かつnが1又は2を意味する)のオルガノシリコーン化
合物である。
【0023】これらの化合物中、特に好ましいものはジ
メトキシジイソプロピルシラン、ジメトキシイソブチル
イソプロピルシラン、ジメトキシジイソブチルシラン、
ジメトキシジシクロペンチルシラン、ジメトキシイソブ
チルsecーブチルシラン、ジメトキシイソプロピルs
ec−ブチルシラン、ジエトキシジシクロペンチルシラ
ン及びジエトキシイソブチルイソプロピルシランであ
る。
【0024】単一の化合物b)及び必要により化合物
c)を助触媒として個々別々に又は2成分の混合物とし
て用いうる。
【0025】本発明によれば、チタン含有固形成分a)
中に使用のシリカゲルは5〜200μm、特に20〜7
0μmの平均粒子径、1〜10μm、特に1〜5μmの
第一粒子の平均粒子径の微砕シリカゲルである。ここで
いう第一粒子は多孔質、粒状のシリカゲル粒子で、粉砕
SiO2 ヒドロゲルの必要により適当な篩処理により得
られたものである。
【0026】さらに、本発明に用いる微砕シリカゲルは
1〜10μm、特に1〜5μmの平均直径の気孔又は溝
を有し、これらの気孔又は溝は全粒子体積に対し5〜2
0%、特に5〜15%の体積を有する。この微砕シリカ
ゲルは、特に0.1〜10cm3 /g、好ましくは1.
0〜4.0cm3 /gの気孔体積及び10〜1000m
2 /g、好ましくは100〜500m2 /gの比表面積
を有する。
【0027】微砕シリカゲルに存在する気孔又は溝にき
して、キャリヤー物質内で活性触媒成分の著しい分布改
善がある。加えて、上記気孔又は溝を含む物質はモノマ
ー及び助触媒の拡散調節供給に明確な効果を持ち、結果
して重合動力学に優れた効果をもたらす。このような微
砕シリカゲルは、ことに粉砕噴霧乾燥し、適当に篩分け
されたSiO2 ヒドロゲルにより得られ、水又は脂肪族
アルコールとペースト状に混合されている。しかしなが
ら、上記微砕シリカゲルは市販品も用いうる。
【0028】シリカゲルはチタン含有固形成分a)中
に、好ましくはシリカゲル1モル当たり0.1〜1.0
モル、特に0.2〜0.5モルのマグネシウム化合物の
量となるように存在する。
【0029】助触媒化合物b)及びc)はチタン含有固
形成分a)に引き続いてか又は一緒に作用させられう
る。この作用は通常0〜150℃、特に20〜90℃、
1〜100バール、特に1〜40バールの圧力でなされ
る。
【0030】この助触媒化合物b)及びc)は、好まし
くはチタン含有固形成分a)のチタンに対してアルミニ
ウム化合物のアルミニウムの原子比率が10:1〜80
0:1、特に20:1〜200:1及び助触媒として使
われる電子供与化合物c)に対するアルミニウム化合物
のモル比率が1:1〜250:1、特に10:1〜8
0:1となるような量で使用される。
【0031】本発明のプロピレンランダムコポリマーの
調製は慣用の反応容器中で、回分式、好ましくは連続的
に、例えば懸濁重合又は好ましくは気相重合でC2 〜C
10−アルケン−1の重合により行われる。好ましい反応
容器は微砕ポリマーの固定床を含む連続操作用攪拌反応
容器を含み、その固定床は適当な攪拌設備により動くよ
うに慣用的に保たれているものである。勿論、この反応
は直列に連結した多数の反応容器中でも行われうる。
【0032】これもまた本願発明の主題である本願発明
のプロピレンランダムコポリマーに導く方法はプロピレ
ンとC2 〜C10−アルケン−1とを一緒に、50〜10
0℃、15〜40バールの圧力及び0.5〜5時間の平
均滞留時間で反応することにより行われる。好ましい条
件は60〜90℃の温度、20〜35バールの圧力及び
0.5〜3時間の平均滞留時間である。
【0033】コポリマーのプロピレン及びC2 〜C10
アルケン−1は通常C2 〜C10−アルケン−1に対する
プロピレンの分圧比率が2:1〜100:1、特に5:
1〜80:1であるような量で使用される。用語C2
10−アルケン−1は、ここでは特にエチレン、1−ブ
テン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン若し
くは1−オクテン又はこれらの混合物、好ましくはエチ
レン、1−ブテン又はエチレン及び1−ブテンの混合物
である。エチレン及び1−ブテンの混合物がC2 〜C10
−アルケン−1として用いられるならば、プロピレン、
エチレン及び1−ブテンの分圧比率は2:0.5:1〜
100:50:1、特に5:1:1〜80:20:1に
維持されるべきである。
【0034】プロピレンランダムコポリマーの分子量は
コントロール可能であり、重合技術における慣用の調整
剤、例えば水素の添加により広い範囲に調節可能であ
る。さらに、付随的にトルエン又はヘキサンのような不
活性溶媒、窒素又はアルゴンのような不活性ガス及び比
較的少量のポリプロピレン粉末を用いることが可能であ
る。本発明のプロピレンランダムコポリマーは、好まし
くは20,000〜500,000の分子量(重量平
均)を有する。DIN53,735に準拠し230℃及
び2.16kgの荷重でのこれらのメルトフローインデ
ックスは0.1〜100g/10min.、特に0.5
〜50g/10min.である。
【0035】これまで知られているプロピレンランダム
コポリマーと比較して、本発明のプロピレンランダムコ
ポリマーは、特にキシレン溶解性物質の減少が注目に値
し、即ちこれらは改善された立体特異性及びより高い剛
性を有する。これらのプロピレンランダムコポリマーを
調製するのに用いられる方法の生産性は公知方法と比較
して著しく増大せしめられている。
【0036】これらの良好な機械的性質に起因して、本
発明のプロピレンランダムコポリマーは特にフィルム、
繊維及び成形品の製造に適している。
【0037】
【実施例】
実験例1〜3及び比較実験例A〜C [実験例1] a) チタン含有固形成分(1)の調製 第一段階において、20〜45μmの粒子径、1.5c
3 /gの気孔体積及び260m2 /gの比表面積の微
砕シリカゲル(SiO2 )をn−ヘプタン中SiO2
ル当たり0.3モルのマグネシウム化合物使用のn−ブ
チルオクチルマグネシウム溶液と混ぜ合わせる。この微
砕シリカゲルは追加的に3〜5μmの第一粒子の平均粒
子径及び3〜5μmの径の気孔及び溝を有し、かつ全粒
子体積に対する約15%の気孔及び溝の体積を有してい
た。この混合物を95℃で約45分攪拌し、20℃に冷
却し、その後オルガノマグネシウム化合物に対して10
倍モル量の塩化水素を通過した。60分後、連続的に攪
拌しながら反応生成物をマグネシウムモル当たり3モル
のエタノールと混ぜ合わせた。この混合物を80℃で
0.5時間攪拌し、引き続いてマグネシウム1モル当た
りそれぞれ7.2モルの四塩化チタン及び0.5モルの
ジーn−ブチルフタレートと混ぜ合わせた。続いて、混
合物を100℃で1時間攪拌し、このようにして得られ
た固形物を濾別し、大量の過剰エチルベンゼンで洗浄し
た。
【0038】この方法で得られた固形生成物をエチルベ
ンゼン中四塩化チタン10容量%の溶液を用い、125
℃で3時間抽出した。この固形生成物を濾過により抽出
剤と分離し、洗浄物が四塩化チタン含有量0.3重量%
となるまでn−ヘプタンで洗浄した。
【0039】このチタン含有固形成分は3.5重量%の
Ti 7.4重量%のMg及び28.2重量%のClからな
る。
【0040】この粒子径をコールターカウンター分析
(シリカゲル粒子の粒度分布)で決定し、気孔体積及び
比表面積をDIN66,131に準拠し又はDIN6
6,133に準拠したマーキュリーポロシメトリーより
決定した。第一粒子の平均粒子径、気孔及び溝の径並び
にこれらの体積比率をそれぞれシリカゲルの粒子表面及
び粒子断面について走査型電子顕微鏡又はプローブ微量
分析で決定した。
【0041】b)重合 有効容量800Lの垂直攪拌型・ガス相反応容器を用
い、分子量調整剤としての水素の存在のもと、80℃、
23バールの圧力で重合を行った。この反応容器は微砕
ポリマーの攪拌される固定床を有していた。
【0042】エチレンに対するプロピレンの分圧比率が
78:1であるプロピレン及びエチレンのガス混合物を
ガス相反応容器中に通過させた。7.5g/時間の実施
例1a)に記載のチタン含有固形成分a)並びに助触媒
として450ミリモル/時間のトリエチルアルミニウム
及び45ミリモル/時間のジメトキシイソブチルイソプ
ロピルシランを用い平均滞留時間1.5時間で連続的に
重合を行った。
【0043】ガス相重合完結後、2.6重量%の共重合
エチレン及び2.4g/10min.の230℃及び
2.16kg(DIN53,735準拠)でのメルトフ
ローインデックスを有するプロピレンランダムコポリマ
ーを得た。
【0044】[比較実験例A]下記性質の粉状シリカゲ
ルから作られたチタン含有固形成分a)を用いること以
外は本発明の実験例1と同じ触媒系及び同じ条件を用い
てプロピレン及びエチレンを重合した。
【0045】粒子径: 20〜45μm 気孔体積: 1.8cm3 /g 比表面積: 325m2 /g 全粒子に対する気孔及び溝の比率: <1.0% ガス相重合完結後、2.4重量%の共重合エチレン及び
2.7g/10min.の230℃及び2.16kg
(DIN53,735準拠)でのメルトフローインデッ
クスを有するプロピレンランダムコポリマーを得た。
【0046】[実験例2]エチレンに対するプロピレン
の分圧比率が35:1であるプロピレン及びエチレンの
ガス状混合物を用い平均滞留時間1.5時間で本発明の
実験例1の重合処方を繰り返した。
【0047】ガス相重合完結後、3.5重量%の共重合
エチレン及び1.9g/10min.の230℃及び
2.16kg(DIN53,735準拠)でのメルトフ
ローインデックスを有するプロピレンランダムコポリマ
ーを得た。
【0048】[比較実験例B]下記性質の粉状シリカゲ
ルから作られたチタン含有固形成分a)を用いること以
外は本発明の実験例2と同じ触媒系及び同じ条件を用い
てプロピレン及びエチレンを重合した。
【0049】粒子径: 20〜45μm 気孔体積: 1.8cm3 /g 比表面積: 325m2 /g 全粒子に対する気孔及び溝の比率: <1.0% ガス相重合完結後、3.4重量%の共重合エチレン及び
2.0g/10min.の230℃及び2.16kg
(DIN53,735準拠)でのメルトフローインデッ
クスを有するプロピレンランダムコポリマーを得た。
【0050】[実験例3]70℃及び20バールの圧力
のガス相反応容器中で本発明の実験例1と同じ方法を用
いプロピレン、エチレン及び1−ブテン混合物を重合し
た。プロピレン、エチレン及び1−ブテンの分圧は2
0:1.0:0.9で反応混合物の平均滞留時間は1.
5時間であった ガス相重合完結後、4.0重量%の共重合エチレン及び
2.1重量%の共重合1−ブテンを含むプロピレンラン
ダムコポリマーを得た。このプロピレンランダムコポリ
マーは105g/10min.の230℃及び21.6
kg(DIN53,735準拠)でのメルトフローイン
デックス(HLMI)を有していた。
【0051】[比較実験例C]下記性質の粉状シリカゲ
ルから作られたチタン含有固形成分a)を用いること以
外は本発明の実験例3と同じ触媒系及び同じ条件を用い
てプロピレン及びエチレンを重合した。
【0052】粒子径: 20〜45μm 気孔体積: 1.8cm3 /g 比表面積: 325m2 /g 全粒子に対する気孔及び溝の比率: <1.0% ガス相重合完結後、3.9重量%の共重合エチレン及び
2.0重量%の共重合1−ブテンを含むプロピレンラン
ダムコポリマーを得た。このプロピレンランダムコポリ
マーは120g/10min.の230℃及び21.6
kg(DIN53,735準拠)でのメルトフローイン
デックス(HLMI)を有していた。
【0053】本発明の実験例1〜3及び比較実験例A〜
Cの生産性、キシレン溶解物質の比率(ポリマーの立体
特異性の測定)、剛性(Gモジュラス)及びメルトフロ
ーインデックスを表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】本発明の実験例1〜3及び比較実験例A〜
Cを比較すると、本発明の方法の方が極めて優れた生産
性を有し、本発明の方法のプロピレンランダムコポリマ
ーの方が高度な立体特異性(キシレン溶解物質の低比
率)及び極めて良好な剛性(極めて高いGモジュラス)
を有することが明瞭である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ、ラングハウザー ドイツ、67098、バート、デュルクハイム、 ザリーネンシュトラーセ、103 (72)発明者 ライナー、アレクサンダー、ヴェルナー ドイツ、67098、バート、デュルクハイム、 ヴェルスリング、33 (72)発明者 パトリク、ミュラー ドイツ、67661、カイゼルスラウテルン、 ヨハニスクロイツァー、シュトラーセ、67 (72)発明者 ユルゲン、ケルト ドイツ、67316、カールスベルク、ヴァテ ンハイマー、シュトラーセ、15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)マグネシウム化合物、ハロゲン、キ
    ャリヤーとしてのシリカゲル及び電子供与化合物として
    のカルボン酸エステルからなるチタン含有固形成分、 b)助触媒としてのアルミニウム化合物及び c)さらに助触媒としての電子供与化合物からなり該キ
    ャリヤーが5〜200μmの平均粒子径、1〜10μm
    の第一粒子の平均粒子径、1〜10μmの平均径の気孔
    又は溝及び全粒子体積に対して5〜20体積%の該気孔
    又は溝を有するシリカゲルであるチーグラー・ナッタ触
    媒系の存在下、 50〜100℃、15〜40バールの圧力及び0.5〜
    5時間の平均滞留時間でプロピレン及びC2 〜C10−ア
    ルケン−1を重合して得られる共重合されたC2 〜C10
    −アルケン−1を含むプロピレンランダムコポリマー。
  2. 【請求項2】 前記シリカゲルが1〜5μmの平均径の
    気孔又は溝を有し、全粒子体積に対して5〜15体積%
    の該気孔又は溝を有する請求項1記載のプロピレンラン
    ダムコポリマー。
  3. 【請求項3】 前記シリカゲルが噴霧乾燥されている請
    求項1又は請求項2記載のプロピレンランダムコポリマ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記電子供与化合物c)が一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は同一でも又は異なっていてもよく、R1
    がそれぞれC1 〜C20−アルキル基、5−〜7−員シク
    ロアルキル基であり、これらの基はC1 〜C10−アルキ
    ル基又はC6 〜C20−アリール若しくはアリールアルキ
    ル基で置換可能であり、R2 は同一でも又は異なってい
    てもよく、R2 がそれぞれC1 〜C20アルキル基であ
    り、かつnが1、2又は3を意味する)のオルガノシリ
    コーン化合物である請求項1〜3のいずれか1項のプロ
    ピレンランダムコポリマー。
  5. 【請求項5】 a)マグネシウム化合物、ハロゲン、キ
    ャリヤーとしてのシリカゲル及び電子供与化合物として
    のカルボン酸エステルからなるチタン含有固形成分、 b)助触媒としてのアルミニウム化合物及び c)さらに助触媒としての電子供与化合物からなり該キ
    ャリヤーが5〜200μmの平均粒子径、1〜10μm
    の第一粒子の平均粒子径、1〜10μmの平均径の気孔
    又は溝及び全粒子体積に対して5〜20体積%の該気孔
    又は溝を有するシリカゲルであるチーグラー・ナッタ触
    媒系の存在下、 50〜100℃、15〜40バールの圧力及び0.5〜
    5時間の平均滞留時間でプロピレン及びC2 〜C10−ア
    ルケン−1を重合して得られる共重合されたC2 〜C10
    −アルケン−1を含むプロピレンランダムコポリマーの
    調製方法。
  6. 【請求項6】 前記重合が平均滞留時間0.5〜3時間
    で行われる請求項5記載のプロピレンランダムコポリマ
    ーの調製方法。
  7. 【請求項7】 C2 〜C10−アルケン−1がエチレンで
    ある請求項5記載のプロピレンランダムコポリマーの調
    製方法。
  8. 【請求項8】 C2 〜C10−アルケン−1がエチレン及
    び1−ブテンの混合物である請求項5記載のプロピレン
    ランダムコポリマーの調製方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4のいずれか1項のプロピレ
    ンランダムコポリマーのフィルム、繊維及び成形品への
    使用。
JP8327117A 1995-12-06 1996-12-06 新規なプロピレンランダムコポリマー Pending JPH09286819A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19545499A DE19545499A1 (de) 1995-12-06 1995-12-06 Verbesserte statistische Propylencopolymerisate
DE19545499.5 1995-12-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09286819A true JPH09286819A (ja) 1997-11-04

Family

ID=7779342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8327117A Pending JPH09286819A (ja) 1995-12-06 1996-12-06 新規なプロピレンランダムコポリマー

Country Status (11)

Country Link
US (2) US5744567A (ja)
EP (1) EP0778295B1 (ja)
JP (1) JPH09286819A (ja)
CN (1) CN1089769C (ja)
AR (1) AR004890A1 (ja)
AT (1) ATE289613T1 (ja)
AU (1) AU710890B2 (ja)
DE (2) DE19545499A1 (ja)
ES (1) ES2237759T3 (ja)
TW (1) TW494107B (ja)
ZA (1) ZA9610223B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11255980A (ja) * 1998-03-09 1999-09-21 Sumitomo Chem Co Ltd 包装用フィルム
JP2001247614A (ja) * 2000-01-21 2001-09-11 Targor Gmbh チーグラー−ナッタ型の新規触媒組成物

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19637370A1 (de) * 1996-09-13 1998-03-19 Basf Ag Bei ihrer Herstellung modifizierte Ziegler-Natta-Katalysatorsysteme
DE19637367A1 (de) * 1996-09-13 1998-03-19 Basf Ag Bei ihrer Herstellung modifizierte Ziegler-Natta-Katalysatorsysteme
DE19722569A1 (de) 1997-05-28 1998-12-03 Basf Ag Statistische Propylencopolymerisate
DE19813399A1 (de) 1998-03-26 1999-09-30 Basf Ag Statistische Propylencopolymerisate
CN1181105C (zh) * 2000-08-22 2004-12-22 中国石油化工股份有限公司 用于乙烯聚合或共聚合的高活性硅胶载体催化剂组分及其催化剂和该催化剂的应用
KR20060013486A (ko) * 2003-02-24 2006-02-10 차이나 페트로리움 앤드 케미컬 코포레이션 프로필렌 중합용 촉매의 복합 담체, 촉매 성분 및 이를포함하는 촉매
CN1825057B (zh) * 2005-02-22 2010-09-29 亚洲光学股份有限公司 一种激光水平装置及其操作方法
EP1803743B1 (en) * 2005-12-30 2016-08-10 Borealis Technology Oy Catalyst particles
US10696765B2 (en) 2014-02-07 2020-06-30 Eastman Chemical Company Adhesive composition comprising amorphous propylene-ethylene copolymer and propylene polymer
US10308740B2 (en) 2014-02-07 2019-06-04 Eastman Chemical Company Amorphous propylene-ethylene copolymers
US10647795B2 (en) 2014-02-07 2020-05-12 Eastman Chemical Company Adhesive composition comprising amorphous propylene-ethylene copolymer and polyolefins
US11267916B2 (en) 2014-02-07 2022-03-08 Eastman Chemical Company Adhesive composition comprising amorphous propylene-ethylene copolymer and polyolefins
US10723824B2 (en) 2014-02-07 2020-07-28 Eastman Chemical Company Adhesives comprising amorphous propylene-ethylene copolymers
US9399686B2 (en) 2014-02-07 2016-07-26 Eastman Chemical Company Amorphous propylene-ethylene copolymers

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607645B2 (ja) * 1976-04-19 1985-02-26 チッソ株式会社 共重合体ポリプロピレン用触媒の重合前活性化による該共重合体の製造法
DE3062482D1 (en) 1979-01-10 1983-05-05 Ici Plc Olefine polymerisation catalyst and the production and use thereof
GB2054616B (en) * 1979-07-09 1983-03-02 El Paso Polyolefins Propylene polymerization process and product
JPS595203B2 (ja) 1979-07-25 1984-02-03 東亜燃料工業株式会社 α−オレフイン重合用触媒成分の製造方法
IT1209255B (it) 1980-08-13 1989-07-16 Montedison Spa Catalizzatori per la polimerizzazione di olefine.
JPS5883006A (ja) 1981-11-13 1983-05-18 Mitsui Petrochem Ind Ltd オレフインの重合方法
IT1190683B (it) 1982-02-12 1988-02-24 Montedison Spa Componenti e catalizzatori per la polimerizzazione di olefine
US4761462A (en) * 1983-09-20 1988-08-02 Sumitomo Chemical Company, Limited Packaging propylene copolymer film
JPH0655780B2 (ja) 1984-07-09 1994-07-27 東燃株式会社 オレフイン重合用触媒成分
JPH072775B2 (ja) 1985-01-28 1995-01-18 東燃株式会社 オレフイン重合用触媒成分の製造法
DE3730022A1 (de) 1987-09-08 1989-03-16 Basf Ag Verfahren zum herstellen von homo- und copolymerisaten des propens mittels eines ziegler-natta-katalysatorsystems
IT1221653B (it) * 1987-11-27 1990-07-12 Ausimonti Spa Copolimeri cristallini del propilene
CA2018829C (en) * 1989-06-19 1996-06-11 Jun Saito Process for producing a high-stiffness polypropylene and a highly stereoregular polypropylene
DE4011160A1 (de) * 1990-04-06 1991-10-17 Basf Ag Copolymerisate des propylens mit anderen alk-1-enen
US5618895A (en) * 1990-04-06 1997-04-08 Basf Aktiengesellschaft Process for preparing copolymers of propylene with other 1-alkenes
DE4024421A1 (de) * 1990-08-01 1992-02-06 Basf Ag Ziegler-natta-katalysatorsysteme mit metallorganischen verbindungen
DE4128829A1 (de) 1991-08-30 1993-03-04 Basf Ag Verfahren zum herstellen von homo- und copolymerisaten des propens mittels eines ziegler-nata-katalysatorsystems
DE4242056A1 (de) * 1992-12-14 1994-06-16 Basf Ag Copolymerisate des Propylens mit verringerter Weißbruchneigung
DE4317654A1 (de) * 1993-05-27 1994-12-01 Basf Ag Statistische Copolymerisate des Propylens
TW354792B (en) * 1993-08-13 1999-03-21 Mitsui Petrochemical Ind Olefin polymerization catalyst and process for preparing polypropylene and propylene block copolymer
US5661097A (en) * 1994-08-12 1997-08-26 The Dow Chemical Company Supported olefin polymerization catalyst
EP0761696B1 (de) * 1995-08-09 1998-04-01 Basf Aktiengesellschaft Katalysatorsysteme vom Typ der Ziegler-Natta-Katalysatoren

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11255980A (ja) * 1998-03-09 1999-09-21 Sumitomo Chem Co Ltd 包装用フィルム
JP2001247614A (ja) * 2000-01-21 2001-09-11 Targor Gmbh チーグラー−ナッタ型の新規触媒組成物

Also Published As

Publication number Publication date
ES2237759T3 (es) 2005-08-01
DE59611200D1 (de) 2005-03-31
US6013742A (en) 2000-01-11
EP0778295A1 (de) 1997-06-11
CN1158860A (zh) 1997-09-10
TW494107B (en) 2002-07-11
CN1089769C (zh) 2002-08-28
ATE289613T1 (de) 2005-03-15
ZA9610223B (en) 1998-06-05
DE19545499A1 (de) 1997-06-12
US5744567A (en) 1998-04-28
AU7414496A (en) 1997-06-12
AU710890B2 (en) 1999-09-30
EP0778295B1 (de) 2005-02-23
AR004890A1 (es) 1999-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3302026B2 (ja) 広い分子量割合qを有するプロピレン重合体
US6887817B2 (en) Olefin polymerization catalyst and process for preparing polyolefins using said catalyst
US4981930A (en) Method of production of polyolefins
JPH09286819A (ja) 新規なプロピレンランダムコポリマー
KR100503979B1 (ko) α-올레핀중합용고체촉매성분,α-올레핀중합용촉매,및α-올레핀중합체의제조방법
JP2008533241A (ja) プロピレンポリマー触媒供与体成分
JPH1171432A (ja) プロピレンのランダム共重合体
JP2011174087A (ja) 製造の過程で変性されるチーグラー/ナッタ触媒組成物
EP1613670B1 (en) Olefin polymerisation catalyst component containing a bicyclic cycloakane dicarboxylate as electron donor
AU708459B2 (en) Catalyst systems of the Ziegler-Natta type
JP3960654B2 (ja) チーグラー/ナッタタイプの触媒組成物
JPH05214032A (ja) プロピレン共重合体
JP2975128B2 (ja) プロピレン−エチレン共重合体
US6034023A (en) Preparation of Ziegler-Natta catalyst systems
JP4392064B2 (ja) プロピレン重合体、その製造に用いる触媒、製造法および使用法
US5773516A (en) Propylene polymers
US6156691A (en) Ziegler-Natta catalyst systems modified during their preparation
JPH08337610A (ja) オレフィン重合用触媒成分、その製造方法及びその触媒成分存在下でのオレフィンの重合方法
JPH1060041A (ja) オレフィン重合用固体状チタン触媒成分およびその製造方法ならびにこの触媒成分を含むオレフィン重合用触媒およびこの触媒を用いるオレフィンの重合方法
US6051523A (en) Catalyst systems of the type comprising the Ziegler-Natta catalysts
JPH03124705A (ja) チーグラー/ナッタ触媒タイプの触媒組成物
US5773535A (en) Ziegler-natta catalyst systems containing specific organosilicon compounds
US5166113A (en) Zieger-natta-type catalyst systems
JPH09263606A (ja) プロピレン共重合体およびその製造方法
CN117425682A (zh) 烯烃类聚合用固体催化剂成分、烯烃类聚合用催化剂、烯烃类聚合物的制造方法、烯烃类聚合物、丙烯系嵌段共聚物的制造方法以及丙烯系嵌段共聚物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060711

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061006

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070206