JP2975128B2 - プロピレン−エチレン共重合体 - Google Patents

プロピレン−エチレン共重合体

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JP2975128B2 JP3003805A JP380591A JP2975128B2 JP 2975128 B2 JP2975128 B2 JP 2975128B2 JP 3003805 A JP3003805 A JP 3003805A JP 380591 A JP380591 A JP 380591A JP 2975128 B2 JP2975128 B2 JP 2975128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の概要】本発明はプロピレン−エチレン共重合体
に関する。該プロピレン−エチレン共重合体は、チタン
を含む固体成分のほかになお助触媒としてアルミニウム
化合物を含むチーグラーナッタ触媒系による、流動固体
床において気相からの二段階重合により得られるもので
あり、助触媒としてのアルミニウム化合物からのアルミ
ニウムと、チタン含有固体成分からのチタンとの間の原
子比が、20:1から200:1であり、前記の工程の
第1重合段階において20〜40バールの圧力、60〜
90℃の温度および反応混合物の1〜5時間の平均滞留
時間でプロピレンを重合し、その際アルミニウム化合物
のミリモル当たり0.05〜2kgのポリプロピレンを
生成し、それに続いて第2重合段階において5〜30バ
ールの圧力(この場合にこの圧力は第1重合段階の圧力
の少なくとも7バール下にある)、30〜100℃の温
度および反応混合物の1〜5時間の平均滞留時間で、第
1重合段階から取り出された重合体にプロピレンとエチ
レンから成る混合物を付加重合し、その際にプロピレン
とエチレンの間の分圧比は0.5:1から5:1までの
範囲内に調節され、および a)第1と第2の各重合段階で転化させられるモノマー
の間の重量比は2.5:1から20:1までの範囲内に
あるように計量されるか、または b)第2重合段階における重合はC1〜C8アルカノール
の存在で行われ、その場合に第1と第2の各重合段階に
おいて転化させられるモノマー間の重量比は1:1から
20:1までになる。
【0002】そのほかに本発明はこの共重合体の製造方
法並びにこの共重合体から成るフィルムおよび成形品に
関する。
【0003】
【従来の技術】チーグラーナッタ触媒系を用いる重合に
より得られるプロピレン−エチレン共重合体は既に一連
の特許明細書に記載されている。米国特許第42607
10号から、α−オレフィンの単独重合体および共重合
体をチーグラーナッタ触媒系を用いる重合により撹拌機
付き容器内で製造することが知られている。その際使用
された触媒成分は特に多価のチタンの化合物、アルミニ
ウムハロゲン化物および/またはアルキルアルミニウ
ム、並びに電子供与体化合物を含み、その場合大抵シラ
ン、エステル、エーテル、またはラクトンが使用されて
いる(ヨーロッパ特許公告第14523号、同第459
77号、同第86473号、同公開第171200
号)。
【0004】さらにまたチーグラーナッタ触媒系を用い
るプロピレン−エチレンブロック共重合体を製造するた
めの一連の方法が知られている(米国特許第44542
99号、同第4455405号、南アフリカ国特許第0
084/3561号、同第0084/3563号、同第
0084/5261号、英国特許公告第1032945
号)。それらの方法では、まず第1反応段階でガス状の
プロピレンが重合させられ、そしてそれから得られた単
独重合体は引き続いて第2反応段階に運び込まれ、そこ
でエチレンとプロピレンから成る混合物が付加重合させ
られる。この方法は通例として高い圧力においてかつ分
子量調節剤としての水素の存在で実施される。その場合
に得られる共重合体は大抵卓越した衝撃強さを示すが、
同時にまた純粋のポリプロピレンに比較して明らかに低
減された剛性を示す。若干の使用分野のためにはしか
し、実際的な用途のために十分良好な衝撃強さと共にま
た高い剛性も示す共重合体を主として要求される。その
上前記共重合体はしばしばなお触媒残渣(特にチタンと
塩素)を含むが、これはその使用の可能性をとりわけ食
料品および衛生用品の領域において制限する。得られた
プロピレン−エチレン共重合体の押出機中での良好な加
工可能性を保証するためには、その上かさ密度をできる
だけ高い値に調整することが必要である。
【0005】チーグラーナッタ触媒系を用いるプロピレ
ン−エチレンブロック共重合体の製造はまたさらに古い
特許出願西ドイツ特許第3827565.1号にも記載
されている。そこではまず第1重合段階においてプロピ
レン単独重合体を調製し、そして引き続いて第2重合段
階においてプロピレンとエチレンから成る混合物をこれ
に付加重合させる。その際得られる重合体は高いノッチ
付衝撃強さのほかに望ましい粒度分布および好ましから
ぬ触媒残渣、特にチタンと塩素の非常に低い含有量を示
す。第2の重合系において形成されたプロピレン−エチ
レン共重合体の比較的高い割合のために、しかしこの重
合体においては、若干の使用分野のために流動度が十分
高くない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明には
前述の不利な諸点を取り除いて、改良された使用技術上
の特性を有するプロピレン共重合体を開発するという課
題が根底にある。それに応じて初めに定義した新規なプ
ロピレン−エチレン共重合体が発見された。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの共重合体に導く
方法は、慣用のプロピレンの重合のために使用される反
応器の中で断続的にまたは好ましくは連続的に実施され
ることができる。適当な反応器はとりわけ連続的に操作
できる撹拌機付き容器であり、その場合大抵は数台の直
列に接続された一連の撹拌機付き容器が使用される。そ
れらの反応器は微粒子の重合体から成る固体床を含み、
それは通例として撹拌により流動状態に保たれる。
【0008】前記プロセスは重合技術に慣用のチーグラ
ーナッタ触媒系と共に実施される。これはとりわけチタ
ン含有の固体成分と共になお助触媒を含む。その場合に
助触媒として考慮の対象となるのはアルミニウム化合物
である。好ましくはこのアルミニウム化合物のほかに助
触媒の他の成分としてなお電子供与体化合物が使用され
る。
【0009】チタン含有固体成分の製造のためにチタン
化合物として一般に3価または4価のチタンのハロゲン
化物またはアルコラートが用いられ、その場合にチタン
の塩化物、特に四塩化チタン、が特に好ましい。チタン
含有固体成分が微粒子の担体を含むと有利であり、その
ため酸化ケイ素および酸化アルミニウム、並びにケイ酸
アルミニウムがよく選択される。特に好まれる担体とし
てSiO2・aAl23が使用され、その場合aは0か
ら2までの、特に0から0.5までの、ある値を表わ
す。
【0010】さらにチタン含有固体成分の製造に際して
とりわけマグネシウムの化合物が使用される。そのよう
な化合物として特にハロゲン化マグネシウム、アルキル
マグネシウムおよびアリールマグネシウム、並びにマグ
ネシウムアルコキシおよびマグネシウムアリールオキシ
化合物が考慮の対象となり、その場合好ましくは塩化マ
グネシウム、臭化マグネシウムおよびマグネシウムジ−
(C1−C10−アルキル)化合物が用いられる。そのほ
かにチタン含有固体成分はなおハロゲン、好ましくは塩
素または臭素、を含むことができる。
【0011】さらにチタン含有固体成分はなお電子供与
体化合物を含み、それらは例えば単官能または多官能の
カルボン酸、カルボン酸無水物およびカルボン酸エステ
ル、さらにケトン、エーテル、アルコール、ラクトン、
並びにリンおよびケイ素の有機化合物である。チタン含
有固体成分内部の電子供与体化合物として特に好んで使
用されるものは次の一般式Iのフタル酸誘導体である。
【0012】
【化1】 式中XとYはそれぞれ塩素原子またはC1−C10のアル
コキシ残基または一緒に酸素を表わす。特に好まれる電
子供与体化合物はフタル酸エステルであり、その場合X
とYはC1−C8アルコキシ残基、例えばメトキシ、エト
キシ、プロピルオキシ、またはブチルオキシの各基を意
味する。
【0013】その他のチタン含有固体成分中の好ましい
電子供与体化合物はとりわけ3員または4員の、場合に
より置換されたシクロアルキル−1,2−ジカルボン酸
のジエステル、並びに場合により置換されたベンゾフェ
ノン−2−カルボン酸のモノエステルである。これらの
エステルにおいてヒドロキシ化合物としてはエステル化
反応に慣用のアルコール、とりわけC1−〜C15−アル
カノール、C5−〜C7−シクロアルカノール(これらは
1−〜C10−アルキル基を持つことができる)、さら
にC6−〜C10−フェノール、が使用される。
【0014】チタン含有固体成分はそれ自身周知の方法
で調製されることができる。そのための例は、とりわけ
ヨーロッパ特許公開第45975号、同公開第4597
7号、同公開第86473号、同公開第171200号
および英国特許公開第2111066号に記載されてい
る。
【0015】チタン含有固体成分の調製において好まし
くは次の3段階のプロセスが用いられる。
【0016】第1段階で、初めに微粒子の担体、特にS
iO2・aAl23(前式中のaは0〜2の範囲内の、
特に0〜0.5の範囲内の数を表わす)であって、通常
0.1〜1000μm、特に10〜300μmの粒径、
0.1〜10cm3/gの、特に1.0〜4.0cm3
gの細孔容積、および10〜1000m2/gの、特に
100〜500m2/gの比表面積を有するものを、マ
グネシウム含有化合物の液体アルカン中溶液に混合し、
その後この混合物を0.5〜5時間、10〜120℃の
温度で撹拌する。好ましくは担体のモル当り0.1〜1
モルのマグネシウム化合物を投入する。次に絶えず撹拌
しながらハロゲンまたはハロゲン化水素、特に塩素また
は塩化水素をマグネシウム含有化合物につき2倍以上、
好ましくは5倍以上のモル過剰に加える。約30〜12
0分後に固体を液相から分離させる。
【0017】第2段階では、このようにして得られた生
成物を液体アルカン中に投入して、その後C1−〜C8
アルカノール、特にエタノール、3価または4価のチタ
ンのハロゲン化物またはアルコラート、特に四塩化チタ
ン、並びに電子供与体化合物を加える。その際第1段階
で得られた固体のマグネシウムのモル当り1〜5モル、
特に2〜4モルのアルカノール、2〜20モル、特に4
〜10モルの3価または4価のチタンおよび0.01〜
1モル、特に0.1〜1.0モルの電子供与体化合物を
使用する。この混合物を1時間以上10〜150℃の温
度で撹拌し、かくして得られる固体物質を次に濾別して
から液体アルカンで、好ましくはヘキサンまたはヘプタ
ンで洗う。
【0018】第3段階では、第2段階で得られた固体を
数時間100〜150℃の温度で過剰の四塩化チタンに
より、または予め用意した四塩化チタンの不活性溶媒、
好ましくはアルキルベンゾール中の溶液(その場合に溶
媒は少なくとも5重量%の四塩化チタンを含む)により
抽出する。その後生成物を液体アルカンで、洗液の四塩
化チタン含量が2重量以下になるまで、洗い続ける。
【0019】このようにして得られるチタン含有固体成
分は助触媒と共にチーグラーナッタ触媒系として使用さ
れる。その際助触媒として考慮の対象となるものはアル
ミニウム化合物である。
【0020】助触媒として適当なアルミニウム化合物は
トリアルキルアルミニウムのほかに、一つのアルキル基
をアルコキシ基またはハロゲン原子により、例えば塩素
または臭素により置換されている化合物でもある。好ま
しくは、そのアルキル基がそれぞれ1〜8の炭素原子を
有するトリアルキルアルミニウム、例えばトリメチル
−、トリエチル−またはメチルジエチルアルミニウム、
が使用される。
【0021】好ましくはアルミニウム化合物のほかにさ
らに助触媒として電子供与体化合物、例えば単官能また
は多官能のカルボン酸、カルボン酸無水物およびカルボ
ン酸エステル、さらにケトン、エーテル、アルコール、
ラクトン、並びにリンおよびケイ素の有機化合物が用い
られる。特に好ましい電子供与体化合物はこの場合次の
一般式IIの有機ケイ素化合物である。
【0022】 R1 nSi(OR24-n II 式中R1はC 1−〜C20−アルキル基、5〜7員のシクロ
アルキル基(それ自身C1−〜C10−アルキル基を持つ
ことができる)、またはC6−〜C20−アリールまたは
アリールアルキル基を、R2はC1−〜C20−アルキル基
を意味し、そしてnは数1,2または3を表わす。その
場合特に好まれるものは、そのR1がC1−〜C8−アル
キル基または5〜7員のシクロアルキル基を、並びにR
2がC1−〜C4−アルキル基を意味し、そしてnは数1
または2を表わす化合物である。
【0023】これらの化合物の中で特にジメトキシジイ
ソプロピルシラン、ジメトキシイソブチルイソプロプル
シラン、ジメトキシジイソブチルシラン、ジメトキシジ
シクロペンチルシランおよびジエトキシイソブチルイソ
プロピルシランが強調されるべきである。
【0024】特に次のような触媒系、すなわちその場合
アルミニウム化合物からのアルミニウムと、チタン含有
固体成分からのチタンの間の原子比が20:1より20
0:1まで必要であり、およびアルミニウム化合物と助
触媒として用いられる電子供与体化合物とのモル比が
1:1より100:1まで、特に2:1より80:1ま
でになる系が好ましい。個々の触媒成分は任意の順序に
単独でまたは2種の成分の混合物として重合系の中に投
入されることができる。プロピレンの重合は第1重合段
階では圧力20〜40バール、温度60〜90℃および
反応混合物の平均滞留時間1〜5時間で行われる。その
際特に20〜35バールの圧力、65〜85℃の温度お
よび1.5〜4時間の平均滞留時間が好ましい。反応条
件は、第1重合段階においてアルミニウム成分のミリモ
ル当たり0.05〜2kg、好ましくは0.1〜1.5
kgのポリプロピレンが生成するように選ばれる。
【0025】このポリプロピレンは反応条件に従って触
媒と共に第1重合段階より送り出されて第2重合段階に
導入され、そこでこれにプロピレンとエチレンの混合物
が付加重合させられる。第2重合段階において支配する
圧力は7バール、好ましくは10バールだけ第1重合段
階の圧力より低く、そして5〜30バール、特に10〜
25バールである。温度は30〜100℃、好ましくは
35〜80℃、そして重合体の平均滞留時間は1〜5時
間、好ましくは1.5〜4時間である。
【0026】第2重合段階ではプロピレンとエチレンの
間の分圧比は0.5:1より5:1までの範囲内、特に
1:1より4:1までの範囲内にある。本発明によれば
その際第1および第2重合段階において転化されるモノ
マーの間の重量比は、2.5:1より20:1までの範
囲内、好ましくは3:1より15:1までの範囲内にあ
るように見込まれている。
【0027】本発明による方法の他の一実施態様では第
2重合段階の反応混合物にC1−〜C8−アルカノール、
特にC1−C4−アルカノールを添加するが、これはチー
グラーナッタ触媒の活性に影響を与える。そのため良く
適するアルカノールはとりわけメタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、n−ブタノールおよび特にイソ
プロパノールである。添加されるC1−C8−アルカノー
ルの量はその場合にアルミニウム化合物とC1−C8−ア
ルカノ−ルの間のモル比が0.1:1から10:1ま
で、特に0.2:1から5:1までになるように計量さ
れると目的にかなう。反応のパラメーターの適当な選択
に際してさらに、第1と第2の重合段階において転化さ
せられるモノマーの間の重量比が1:1から20:1ま
でに、特に1.5:1から15:1までになるように注
意をはらわなければならない。
【0028】その際に得られる重合体の分子量は通例の
如く調節剤、特に水素の添加により調節されることがで
きる。
【0029】本発明による共重合体はポリプロピレンの
ブロックのほかに統計的モノマー分布を有するプロピレ
ン−エチレン共重合体のブロックを含む。これらの共重
合体は、10,000〜500,000の平均分子量お
よび0.1〜100g/10分、好ましくは0.2〜1
0g/10分のメルトインデックス(それぞれDIN5
3735に従って230℃および2.16kgで測定さ
れる)を示す。メルトインデックスはその場合DIN5
3735に従って規格化された試験装置から230℃の
温度でかつ2.16kgの荷重の下に10分間以内に押
出される重合体の量に相当する。本発明による共重合体
は優れた剛性、改良された流動性、実際の要求を満足さ
せるノッチ付衝撃強さおよび高いかさ密度を示す。それ
らは触媒成分の僅かな量しか含まない。
【0030】その良好な機械的諸特性に基づきこのよう
な共重合体はフィルム、チューブ、コーティング、繊
維、中空体、射出成形品および車輛組立部品の製造のた
めに適している。
【0031】
【実施例】例1 プロピレン−エチレン共重合体の製造は2台の直
列に接続された、それぞれ180リットルの有効容積を
有する撹拌オートクレーブ中で分子量調節剤として水素
の存在で行われた。両反応器は微粒子のポリプロピレン
から成る流動固体床を収容していた。
【0032】第1の重合反応器中に圧力28バールおよ
び温度70℃でガス状プロピレンが導入され、そしてこ
れは連続的にチーグラーナッタ触媒の助けにより重合し
た。その際1時間当り1gのチタン含有固体成分、60
ミリモルのトリエチルアルミニウムおよび6ミリモルの
ジメトキシイソブチルイソプロピルシランを触媒成分と
して使用した。反応混合物の平均滞留時間は3時間であ
った。このプロセスにおいてアルミニウム化合物の1ミ
リモル当り0.4kgのポリプロピレンが生成した。前
記のチタン含有固体成分は次のような方法で調製され
た。
【0033】第1段階においてそれにSiO2(これは
20〜45μmの粒径、1.75cm3/gの細孔容積
および320m2/gの表面積を示した)をn−ヘプタ
ン中に溶解したブチルオクチルマグネシウムと共に加え
たが、その際SiO2のモル当り0.3モルのマグネシ
ウム化合物が混入された。その溶液を1.5時間90℃
で撹拌し、その後20℃に冷却させてから、次に有機マ
グネシウム化合物に関して10倍モル量の塩化水素を導
入した。30分後に溶媒から固相の生成物を分離した。
【0034】第1段階から得られた生成物をn−ヘプタ
ンと混合してから、次に絶えず撹拌しながら、1モルの
マグネシウムにつき3モルのエタノールを加えた。この
混合物を1.5時間80℃で撹拌し、その後それぞれ1
モルのマグネシウムにつき6モルの四塩化チタンおよび
0.5モルのフタル酸−ジ−n−ブチルエステルを混合
する。その反応混合物をさらに2時間撹拌してから、そ
の後溶媒から固体を濾過により分離した。
【0035】かくして得られた生成物を2時間125℃
で、エチルベンゾール中四塩化チタンの15重量%溶液
で抽出した。
【0036】その後濾過により固体生成物を抽出剤から
分離させてから、n−ヘプタンで洗い、これが0.3重
量%しか四塩化チタンを含まなくなるまで洗い続けた。
【0037】それから結果として得られたチタン含有固
体成分は3.1重量%のチタン、7.5重量%のマグネ
シウムおよび28.3重量%の塩素を含んでいた。
【0038】第1の反応器で生成したポリプロピレンを
触媒と共に第2の撹拌オートクレーブ内へ移送してか
ら、そこで重合体に全圧11バール、温度50℃および
平均滞留時間2.4時間で、54ミリモルのイソプロパ
ノールの存在でプロピレンとエチレンの混合物を付加重
合させた。プロピレンとエチレンの間の分圧比はその際
2.33:1であった。第1の反応器内で生成したポリ
プロピレンと第2の反応器内で生成した共重合体の間の
重量比は4:1であった。重合の際に第2反応器内では
アルミニウム成分のミリモル当り0.9ミリモルのイソ
プロパノールが使用された。
【0039】この場合に、230℃および2.16kg
(DIN53735による)において2.5g/10分
のメルトインデックスを有するプロピレン−エチレン共
重合体が得られた。生成した共重合体の対応する機械的
諸特性および粒度分布は後記の表に示されている。本発
明による共重合体のチタン含量は2ppmであり、マグ
ネシウム含量は3.5ppmおよび塩素含量は10pp
mであった。
【0040】例2 例1に従ってチーグラーナッタ触媒
系を用いてプロピレンとエチレンを重合させたが、但し
アルミニウム成分のミリモル当り1.2ミリモルのイソ
プロパノールを使用した。プロピレンとエチレンの間の
分圧比はその際3:1であった。第1反応器内で生成し
たポリプロピレンと第2反応器内で生成した共重合体の
間の重量比は10:1であった。
【0041】この場合に、230℃および2.16kg
(DIN53735による)において3.4g/10分
のメルトインデックスを有するプロピレン−エチレン共
重合体が得られた。生成した共重合体の対応する機械的
諸特性および粒度分布が後記の表に引用されている。本
発明による共重合体のチタン含量は2ppmであり、マ
グネシウム含量は3.7ppmおよび塩素含量は11p
pmであった。
【0042】例3 例1に従ってチーグラーナッタ触媒
系を用いてプロピレンとエチレンを重合させたが、但し
アルミニウム成分のミリモル当り0.7ミリモルのイソ
プロパノールを使用した。第2反応器中で重合は圧力2
0バールおよび温度60℃で行われた。その際プロピレ
ンとエチレンの間の分圧比は2.33:1であった。第
1反応器で生成したポリプロピレンと第2反応器で生成
した共重合体の間の重量比は2:1であった。
【0043】このとき得られたプロピレン−エチレン共
重合体は、230℃および2.16kg(DIN537
35による)において、2.0g/10分のメルトイン
デックスを示した。生成した共重合体の対応する機械的
諸特性および粒度分布は後記の表に示されている。本発
明による共重合体のチタン含量は2ppm、マグネシウ
ム含量は3.3ppmおよび塩素含量は8ppmであっ
た。
【0044】例4 例1に従って第1反応器においてプ
ロピレンを重合させてから、これを触媒と共に第2反応
器中へ移送した。そこでプロピレンホモポリマーに、全
圧11バール、温度35℃および平均滞留時間3時間で
プロピレンとエチレンの混合物を付加重合させた。プロ
ピレンとエチレンの間の分圧比はその際2.33:1で
あった。第1反応器で形成されたポリプロピレンと第2
反応器で生成した共重合体の間の重量比は4:1であっ
た。
【0045】このとき得られたプロピレン−エチレン共
重合体は、230℃および2.16kg(DIN537
35による)において、2.5g/10分のメルトイン
デックスを示した。生成した共重合体の対応する機械的
諸特性および粒度分布は後記の表に示されている。本発
明による共重合体のチタン含量は2ppm、マグネシウ
ム含量は3.5ppmおよび塩素含量は10ppmであ
った。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】 以下の実施例5−10において白色損壊をもたらす傾向
の少ない共重合体の製造方法を記載する。
【0048】例5 本発明によるプロピレン−エチレン共重合体の製造を、
それぞれ180lの容積の相接続された2個の撹拌オー
トクレーブにおいて、分子量制御剤としての水素の存在
下に行った。
【0049】第1の重合反応器中に圧力32バールおよ
び温度80℃でガス状のプロピレンが導入され、連続的
にチーグラーナッタ触媒により重合された。その際1時
間当り1gのチタン含有固体成分、60ミリモルのトリ
エチルアルミニウムおよび6ミリモルのジメトキシイソ
ブチルイソプロピルシランを触媒成分として使用した。
反応混合物の平均滞留時間は3時間とした。この処理に
よりアルミニウム化合物の1ミリモル当り0.4kgの
ポリプロピレンが生成した。前記のチタン含有固体成分
は次のような方法で調製された。
【0050】第1段階においてチタンに粒径20〜45
μm、孔隙容積1.75cm3および表面積320m2
gのSiO2を、n−ヘプタンに溶解させたブチルオク
チルマグネシウムを、SiO2のモル当りマグネシウム
化合物0.3モルの割合で添加した。この溶液を90℃
で1.5時間撹拌し、次いで20℃に冷却した後、マグ
ネシウム有機化合物に対して10倍モル量の塩化水素を
導入した。30分後に溶媒から固相生成物を分離した。
【0051】第1段階で得られた生成物にn−ヘプタン
を添加し、次いで絶えず撹拌しながら、1モルのマグネ
シウムに対し3モルのエタノールを添加した。この混合
物を80℃で1.5時間撹拌し、その後それぞれ1モル
のマグネシウムに対して6モルの四塩化チタンおよび
0.5モルのフタル酸−ジ−n−ブチルエステルを添加
した。この反応混合物をさらに2時間撹拌してから、固
体分を溶媒から濾別した。
【0052】このようにして得られた生成物を、エチル
ベンゼン中15重量%の四塩化チタン溶液により125
℃で2時間抽出した。次いで固体生成物を抽出剤から濾
別し、0.3重量%の四塩化チタンを含有するに過ぎな
い状態となるまでn−ヘプタンによる洗浄を継続した。
【0053】これで得られたチタン含有固体成分は、
3.1重量%のチタン、7.5重量%のマグネシウム及
び28.3重量%の塩素を含有していた。
【0054】第1反応器で形成されたポリプロピレン
を、触媒と共に第2撹拌オートクレーブに移し、ここで
重合体に全圧15バール、70℃の温度、平均滞留時間
2.4時間で、75ミリモルのイソプロパノールの存在
下にプロピレンとエチレンの混合物を付加重合させた。
この場合のプロピレンとエチレンの間の分圧比は1.
9:1であった。第1反応器で形成されたポリプロピレ
ンと第2反応器で生成した共重合体との重量比は7.
7:1であった。第2反応器における重合に際してアル
ミニウム成分ミリモルに対して1.25ミリモルのイソ
プロパノールが使用された。
【0055】これにより230℃、2.16kgにおけ
る(DIN53735)によるメルトフローインデック
ス2.8g/10分及び見掛け比重420g/l(DI
N53466)のプロピレン−エチレン共重合体が得ら
れた。第1段の重合により得られたポリプロピレンの特
性値は、後掲の表3において、生成共重合体の機械特性
及び触媒残渣含有量と共に掲記される。
【0056】例6 例5と同様にして、チーグラーナッタ触媒を使用してプ
ロピレンとエチレンを重合させたが、本例ではアルミニ
ウム成分ミリモルに対して1.3ミリモルのイソプロパ
ノールを使用し、第2重合段階において反応温度を70
℃ではなく75℃まで高めた。その他の反応条件は後掲
の表2に列記したと同様になされた。
【0057】これにより得られたプロピレン−エチレン
共重合体は、2.7g/10分(DIN53735)の
メルトフローインデックス及び425g/l(DIN5
3466)の見掛け比重を示した。第1重合段階で得ら
れたポリプロピレンの諸特性は生成共重合体の機械特性
及び触媒残渣含有量と共に表3に示される。
【0058】例7−10 例5と同様にして、チーグラーナッタ触媒を使用してプ
ロピレンとエチレンを重合させたが、温度、圧力、イソ
プロパノールのアルミニウム成分に対する割合、プロピ
レン分圧のエチレン分圧に対する割合及び第1及び第2
重合反応器中の生成量間の割合はそれぞれ変えたが、そ
れぞれの反応条件は表2に示される。第1及び第2重合
段階で得られた重合体の特性は表3に示される。
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】 (白色破壊の測定)白色破壊はDIN53443第1部
により落下ボルト装置により試験された。この場合、質
量250gの落下ボルト、直径5mmの衝撃体、半径2
5mmの球欠体を使用した。落下高さは50cmとし
た。
【0062】被験体としては射出成形した円板体(直径
60mm、厚さ2mm)を使用した。これは材料温度2
50℃、型表面温度30℃で射出成形された。
【0063】試験は23℃の温度で行い、各被験体につ
き1回の衝撃試験をした。被験体をまず移動しないよう
に環状支承台上に置き、落下ボルトを落下させた。平均
値を出すためそれぞれの種類の被験体5個ずつについ試
験した。
【0064】視認可能の白色損部分の直径をmmで表示
し、衝撃面と反対側の円板体面において流れ方向及びこ
れに直交する方向で計測し、両者からの平均値を決定し
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ、ツォルク ドイツ連邦共和国、6714、ヴァイゼンハ イム、ヴァインビートシュトラーセ、7 (72)発明者 ペーター、ケレ ドイツ連邦共和国、6700、ルートヴィヒ スハーフェン、アン、デァ、フロシュラ ヘ、19 (72)発明者 ライナー、アレクサンダー、ヴェルナー ドイツ連邦共和国、6702、バート、デュ ルクハイム、ザリーネンシュトラーセ、 143 (56)参考文献 特開 昭58−187413(JP,A) 特開 昭63−225613(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 297/08 C08F 4/655

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チタンを含む固体成分のほかになお助触媒
    としてアルミニウム化合物を含むチーグラーナッタ触媒
    系を用いて、流動固体床において気相からの二段階重合
    により得られるプロピレン−エチレン共重合体であっ
    て、助触媒としてのアルミニウム化合物からのアルミニウム
    と、チタン含有固体成分からのチタンとの間の原子比
    が、20:1から200:1であり、 第1重合段階において20〜40バールの圧力、60〜
    90℃の温度および反応混合物の平均滞留時間1〜5時
    間でプロピレンを重合し、この際アルミニウム化合物の
    ミリモル当たり0.05〜2kgのポリプロピレンを生
    成し、 次いで、第2重合段階において5〜30バールの圧力
    (ただし、この圧力は第1重合段階の圧力の少なくとも
    7バール下にある)、30〜100℃の温度および反応
    混合物の平均滞留時間1〜5時間で、第1重合段階から
    取り出された重合体にプロピレンとエチレンから成る混
    合物を付加重合し、この際にプロピレンとエチレンとの
    分圧比は0.5:1から5:1までの範囲内に調節さ
    れ、および a)第1と第2の各重合段階で転化されるモノマー間の
    重量比は2.5:1から20:1までの範囲内にあるよ
    うに計量され、または b)第2重合段階における重合がC1〜C8アルカノール
    の存在下で行われ、この場合に第1と第2の各重合段階
    において転化されるモノマー間の重量比は1:1から2
    0:1になるプロピレン−エチレン共重合体。
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