JP3459284B2 - プロピレンとアルケン−1との共重合体 - Google Patents
プロピレンとアルケン−1との共重合体Info
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Description
固体成分とともになお共触媒としてアルミニウム化合物
および珪素有機化合物を含有するチーグラー−ナッタ触
媒組成物を用いて、撹拌される固定床中でガス相からの
2工程の重合によって得ることができるプロピレンとア
ルケン−1との共重合体に関し、この場合 a)第1の重合工程でプロピレンが、15〜40バール
の圧力、60〜90℃の温度および0.7〜5時間の反
応混合物の平均滞留時間で、更にアルケン−1と一緒
に、水素の存在下に重合され、その際にプロピレンの分
圧とアルケン−1の分圧との比が10:1〜500:1
に調節され、更にプロピレンの分圧と水素の分圧との比
を30:1〜180:1に調節し、引続き b)第2の重合工程でプロピレンおよび他のアルケン−
1が、5〜25バールの圧力、但しこの圧力は第1の重
合工程での圧力よりも少なくとも3バール低いものと
し、40〜90℃の温度および0.7〜5時間の反応混
合物の平均滞留時間で、第1の重合工程から取り出され
た重合体と水素の存在下に重合され、その際にプロピレ
ンと他のアルケン−1との分圧の比が0.3:1〜1
0:1に調節され、プロピレンと水素との分圧の比が
4:1〜1:1に調節され、かつ第1の重合工程で反応
された単量体と第2の重合工程で反応された単量体との
重量比が0.5:1〜20:1に調節されている。 【0002】更に、本発明は、この共重合体の製造法、
そのフィルムおよび成形体としての使用、ならびにこの
共重合体と核剤とからなる混合物に関する。 【0003】 【従来の技術】チーグラー−ナッタ触媒を用いて重合す
ることにより得られるプロピレン−エチレン共重合体
は、既に一連の特許明細書中に記載されている。米国特
許第4260710号明細書の記載から、α−オレフィ
ンの単独重合体および共重合体をチーグラー−ナッタ触
媒を用いての重合によって撹拌釜中で得ることは、公知
である。その際に使用される触媒成分は、特に多価チタ
ン化合物、アルミニウムハロゲン化物および/またはア
ルミニウムアルキル、ならびに電子供与体化合物を含有
し、この場合には、少なくともシラン、エステル、エー
テル、ケトンまたはラクトンが使用される(欧州特許第
14523号明細書、欧州特許第45977号明細書、
欧州特許第86473号明細書、米国特許第48576
13号明細書、欧州特許第171200号明細書)。 【0004】更に、チーグラー−ナッタ触媒組成物を用
いる一連のプロピレン−エチレンブロック共重合体の製
造法が公知であり(米国特許第4454299号明細
書、米国特許第4455405号明細書、南アフリカ共
和国特許第0084/3561号明細書、南アフリカ共
和国特許第0084/3563号明細書、南アフリカ共
和国特許第0084/5261号明細書、英国特許第1
032945号明細書、ドイツ特許出願公開第3827
565号公報)、この場合には、差当たりガス状プロピ
レンは、第1の反応帯域中で重合され、これから得られ
た単独重合体は、引続き第2の反応帯域中にもたらさ
れ、この第2の反応帯域中でエチレンとプロピレンとか
らなる混合物は、重合される。この方法は、一般に高め
られた圧力で分子量調整剤としての水素の存在下に実施
される。その際に得られた共重合体は、多くの場合に顕
著な耐衝撃性を示すが、しかし、同時に比較的高い、ク
レージングの傾向を示す。この場合、クレージングと
は、多くのプラスチックの場合に、もともと透明の試料
が個々の領域で延伸の間に白色の変色を生じることであ
る。 【0005】ドイツ特許出願公開第4004087号公
報には、プロピレン共重合体の製造が記載されており、
この場合には、差当たり第1の重合工程でプロピレン
は、アルケン−1と一緒に重合され、引続き第2の重合
工程で第1の重合工程から得られた重合体にプロピレン
と他のアルケン−1とからなる混合物が重合される。そ
の際に使用される方法は、ガス相中でチーグラー−ナッ
タ触媒組成物の存在下に実施される。この方法により得
られたプロピレン共重合体は、特に良好なノッチ衝撃強
度、高い嵩密度およびクレージングの低い傾向を示す。 【0006】しかし、ドイツ特許出願公開第40040
87号公報から公知のプロピレン共重合体は、若干の使
用分野に対してしばしば透明度が十分ではなく、クレー
ジングの傾向に関連してなお改善の余地があり、このこ
とは、このプロピレン共重合体の使用の可能性を一定の
範囲に限定するものである。そのために、例えば家庭用
品の分野が挙げられ、この分野では、重合体の光学的性
質がよりいっそう大きな意味をもっている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、ドイツ特許出願公開第4004087号公報の記載
から出発して、改善された使用技術的性質、殊にクレー
ジングの傾向の小さい改善された特性を示す新規のプロ
ピレン共重合体を開発することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】この課題の解決のため、
冒頭に定義された新規のプロピレン共重合体が見い出さ
れた。 【0009】この共重合体を導く方法は、プロピレンの
重合に使用される常用の反応器中でバッチ法で実施する
ことができるかまたは有利には連続的に実施することが
できる。適当な反応器は、特に連続的に運転される撹拌
型釜であり、その際に多くの場合には、一連の多数の順
次に接続された撹拌型釜が使用される。反応器は、通常
撹拌によって運動状態に維持される、微粒状の重合体か
らなる固定床を包含する。 【0010】この方法は、重合技術で常用のチーグラー
−ナッタ触媒を用いて実施することができる。この触媒
は、特にチタン含有固体成分とともになお1つの共触媒
を含有する。この場合には、共触媒としてアルミニウム
化合物がこれに該当する。有利には、このアルミニウム
化合物とともに共触媒の他の成分としてなお1つの電子
供与体化合物が使用される。 【0011】チタン含有固体成分を得るために、チタン
化合物としては、一般に三価または四価チタンのハロゲ
ン化物またはアルコレートが使用され、この場合には、
チタンの塩化物、殊に四塩化チタンが好ましい。有利に
は、チタン含有固体成分は、微粒状の担体を含有し、そ
のために、酸化珪素および酸化アルミニウム、ならびに
珪酸アルミニウムおよび燐酸アルミニウムが、良好であ
ることが判明した。特に有利な担体としては、SiO2
・aAl2 O3 が使用され、この場合、aは、0〜2の
値、殊に0〜0.5の値を表わす。担体として使用され
る物質は、水10重量%までを含有することができる。 【0012】更に、チタン含有固体成分を得る場合に
は、特にマグネシウム化合物が使用される。このような
ものとしては、殊にマグネシウムハロゲン化物、マグネ
シウムアルキルおよびマグネシウムアリール、ならびに
マグネシウムアルコキシ化合物およびマグネシウムアリ
ールオキシ化合物がこれに該当し、この場合には、有利
には二塩化マグネシウム、二臭化マグネシウムおよびマ
グネシウムジ−(C1 〜C10−アルキル)化合物が使用
される。その上、チタン含有固体成分は、なおハロゲン
原子、有利に塩素原子または臭素原子を含有することが
できる。 【0013】更に、チタン含有固体成分は、なお電子供
与体化合物、例えば一官能価または多官能価カルボン
酸、カルボン酸無水物およびカルボン酸エステル、ケト
ン、エーテル、アルコール、ラクトン、ならびに燐有機
化合物および珪素有機化合物を含有する。有利には、チ
タン含有固体成分内の電子供与体化合物として一般式
I: 【0014】 【化1】 〔式中、XおよびYはそれぞれ塩素原子またはC1 〜C
10−アルコキシ基を表わすかまたは共に酸素原子を表わ
す〕で示されるフタル酸誘導体が使用される。特に有利
な電子供与体化合物はフタル酸エステルであり、この場
合XおよびYは、C1 〜C8 −アルコキシ基、例えばメ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基またはブチル
オキシ基を表わす。 【0015】更に、チタン含有固体成分内の好ましい電
子供与体化合物は、特に3員または4員の置換または非
置換のシクロアルキル−1,2−ジカルボン酸のジエス
テル、ならびに置換または非置換のベンゾフェノン−2
−カルボン酸のモノエステルである。ヒドロキシ化合物
としては、このエステルの場合にエステル化反応で常用
のアルコール、特にC1 〜C15−アルカノール、その側
でC1 〜C10−アルキル基を有していてもよいC5 〜C
7 −シクロアルカノール、さらにC6 〜C10−フェノー
ルが使用される。 【0016】チタン含有固体成分は、自体公知の方法に
より得ることができる。そのための例は、特に欧州特許
出願公開第45975号公報、欧州特許出願公開第45
977号公報、欧州特許出願公開第86473号公報、
欧州特許出願公開第171200号公報、米国特許第4
857613号明細書、英国特許第2111066号明
細書およびドイツ特許出願公開第4004087号公報
に記載されている。 【0017】チタン含有固体成分は、チーグラー−ナッ
タ触媒系としての共触媒と一緒に使用される。この場
合、共触媒としては、アルミニウム化合物がこれに該当
する。 【0018】適当なアルミニウム化合物は、チタンアル
ミニウムとともに、アルキル基がアルコキシ基またはハ
ロゲン原子、例えば塩素原子もしくは臭素原子によって
代替されているような化合物でもある。有利には、アル
キル基がそれぞれ1〜8個のC原子を有するトリアルキ
ルアルミニウム化合物、例えばトリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウムまたはメチルジエチルアル
ミニウムが使用される。 【0019】有利には、アルミニウム化合物とともにな
お他の共触媒として、例えば一官能価または多官能価の
カルボン酸、カルボン酸無水物およびカルボン酸エステ
ル、ケトン、エーテル、アルコール、ラクトン、ならび
に燐有機化合物および珪素有機化合物のような電子供与
体化合物が使用される。この場合、有利な電子供与体化
合物は、珪素有機化合物、殊に一般式II: R1 nSi(OR2 )4-n II 〔式中、R1 は同一かまたは異なり、C1 〜C20−アル
キル基、その側でC1 〜C10−アルキル基を有していて
もよい5〜7員のシクロアルキル基、またはC6C20−ア
リール基もしくはC6 〜C20−アリールアルキル基を表
わし、R2 は同一かまたは異なり、C1 〜C20−アルキ
ル基を表わし、nは1、2または3の数を表わす〕で示
されるものである。この場合、特に有利なのは、R1 が
同一かまたは異なり、C1 〜C8 −アルキル基または5
〜7員のシクロアルキル基を表わし、R2 が同一かまた
は異なり、C1 〜C4 −アルキル基を表わし、かつnが
1または2の数を表わすような化合物である。 【0020】これらの化合物の中、ジメトキシジイソプ
ロピルシラン、ジメトキシイソブチルイソプロピルシラ
ン、ジメトキシジイソブチルシラン、ジメトキシジシク
ロペンチルシラン、ジエトキシイソブチルイソプロピル
シラン、ジメトキシイソブチル第二ブチルシランおよび
ジメトキシイソプロピル第二ブチルシランを強調するこ
とができる。 【0021】有利には、アルミニウム化合物からのアル
ミニウムとチタン含有固体成分からのチタンとの原子比
が10:1〜800:1、殊に20:1〜200:1で
あり、かつアルミニウム化合物と共触媒として使用され
る電子供与体化合物とのモル比が1:1〜100:1、
殊に2:1〜80:1であるような触媒組成物が使用さ
れる。触媒成分は、任意の順序で個別的にかまたは成分
の混合物として重合組成物中に導入することができる。 【0022】重合は、第1の重合工程で15〜40バー
ルの圧力、50〜90℃の温度および0.7〜5時間の
反応混合物の平均滞留時間で実施される。この場合、有
利なのは、20〜35バール、65〜85℃および0.
8〜4時間の平均滞留時間である。好ましくは、反応条
件は、第1の反応工程でアルミニウム成分1ミリモル当
たりプロピレン共重合体0.05〜2kg、有利に0.
1〜1.5kgが形成されるように選択される。この場
合、コモノマーとしては、アルケン−1、例えばエチレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテ
ン−1もしくはオクテン−1または多数のアルケン−1
からなる混合物が使用される。好ましいコモノマーは、
エチレンおよびブテン−1である。第1の重合工程で、
プロピレンの分圧と他のアルケン−1の分圧との比は、
通常10:1〜500:1、殊に15:1〜200:1
に調節される。第1の重合工程でプロピレンと、エチレ
ンと、C4 〜C10−アルケン−1からなるコモノマー混
合物を使用する場合には、エチレンとC4 〜C10−アル
ケン−1との分圧の比が、20:1〜1:10、殊に1
0:1〜1:5に調節される。その際、重合は水素の存
在下に実施され、この場合には、プロピレンと水素の分
圧の比は、30:1〜180:1、殊に30:1〜15
0:1に調節される。 【0023】その際に得られるプロピレン共重合体は、
第一の重合工程から触媒と一緒にこの反応の終了後に装
入され、第2の重合工程に導入され、この第2の重合工
程で上記コモノマーと、プロピレンと他のアルケン−1
との混合物が重合される。 【0024】この他のアルケン−1の中には、エチレン
およびブテン−1とともに特にペンテン−1、ヘキセン
−1、ヘプテン−1およびオクテン−1が用いられると
理解される。この場合、プロピレンは、アルケン−1な
らびにエチレンとC4 〜C10−アルケン−1とからなる
混合物と一緒に第1の重合工程から取り出される共重合
体に重合させることができる。特に第2の重合工程で、
プロピレンとエチレンとからなる混合物またはプロピレ
ンと、エチレンと、ブテン−1とからなる混合物が反応
される。この場合、それぞれ使用される単量体の量は、
プロピレンと他のアルケン−1との分圧の比が0.3:
1〜3:1の範囲内にあるように定めることができる。
第2の重合工程でプロピレンと、エチレンと、C4 〜C
10−アルケン−1との混合物が共重合される場合には、
さらに、エチレンとC4 〜C10−アルケン−1との分圧
の比が2:1〜100:1、殊に5:1〜50:1に調
節されることを配慮すべきである。更に、反応パラメー
ターを適当に選択することにより、第1の重合工程で反
応された単量体と第2の重合工程で反応された単量体と
の重量比が0.5:1〜20:1の範囲内、殊に1.
0:1〜15:1の範囲内にあることに注意すべきであ
る。重合は、第2の重合工程で5〜25バールの圧力、
40〜90℃の温度および0.7〜5時間の反応混合物
の平均滞留時間で行なわれる。その際に有利なのは、1
0〜25バールの圧力、40〜80℃の温度および0.
8〜4時間の平均滞留時間である。この場合、この第2
の重合工程での圧力は、第1の重合工程での圧力よりも
少なくとも3バール低い。また、重合は、第2の重合工
程で水素の存在下に行なわれ、この場合には、プロピレ
ンと水素との分圧比4:1〜1:1、殊に3:1〜1:
1で作業される。 【0025】更に、第2の重合工程の反応混合物にチー
グラー−ナッタ触媒の活性に影響を及ぼすC1 〜C8 −
アルカノール、殊にC1 〜C4 −アルカノールを添加す
ることは、望ましい。そのために十分に好適なアルカノ
ールは、特にメタノール、エタノール,n−プロパノー
ル、n−ブタノールおよび特にイソプロパノールであ
る。この場合、C1 〜C8 −アルカノールの量は、C1
〜C8 −アルカノールと共触媒として使用されるアルミ
ニウム化合物とのモル比が0.01:1〜10:1、殊
に0.02:1〜5:1であるように有利に定められ
る。 【0026】この場合得られた本発明によるプロピレン
共重合体の平均分子量は、10000〜1000000
の間にあり、メルトフローインデックスは、0.1〜1
00g/10min、特に0.2〜20g/10min
であり、この場合には、それぞれDIN53735によ
り230℃および2.16kgで測定された。この場
合、メルトフローインデックスは、DIN53735に
規定された試験装置から230℃の温度および2.16
kgの重量で10分間で圧し出される重合体の量に相当
する。得られたプロピレン共重合体は、良好なノッチ衝
撃強度とともに高い嵩密度およびクレージングの著しく
低い傾向を示す。その上、本発明によるプロピレン共重
合体は、特に高い透明度をも示す。 【0027】透明度をさらに増大させるために、本発明
によるプロピレン共重合体は、なお共重合体100重量
部に対して核剤0.01〜1.0重量部、殊に0.1〜
0.5重量部を混和することができる。この同じ本発明
による混合物のための核剤としては、特にジベンジリデ
ンソルビトール、C1 〜C8 −アルキル置換ジベンジリ
デンソルビトール、微粒状タルクが適当であるかまたは
燐酸ジエステルの塩が適当である。この場合、有利なの
は、ジベンジリデンソルビトールである。 【0028】本発明によるプロピレン共重合体は、良好
な機械的性質および光学的性質のために特にフィルム、
管、被覆物、繊維、中空体、射出成形品および成形体の
製造、殊に家庭用品の分野に適当である。 【0029】 【実施例】 実施例1〜3ならびに比較試験AおよびB 本方法を全ての実施例1〜3ならびに比較試験Aおよび
Bにおいてそれぞれ180 lの正味容積を有する2つ
の順次に接続された撹拌型オートクレーブ中で分子量調
整剤としての水素の存在下に実施した。2つの反応器
は、微粒状ポリプロピレンからなる撹拌される固定床を
備えていた。 【0030】第1の重合反応器中に、それぞれのコモノ
マー、即ちプロピレンおよびエチレンをガス状で導入
し、かつ2時間の平均滞留時間でチーグラー−ナッタ触
媒を用いて重合した。正確な試験条件、コモノマーの分
圧比、プロピレンと水素との分圧比ならびに第1の重合
工程で反応された単量体と第2の重合工程で反応された
単量体との重量比は、全ての実施例ならびに比較試験A
およびBについて第1表中に記載されている。 【0031】全ての試験において、重合は連続的にチー
グラー−ナッタ触媒を用いて行なわれ、この場合には、
1時間当たりチタン含有固体成分1g、トリエチルアル
ミニウム60ミリモルおよびジメトキシイソブチルイソ
プロピルシラン6ミリモルが触媒成分として使用され
た。その際に、第1の重合帯域中でアルミニウム化合物
1ミリモル当たりプロピレン共重合体0.35kgが生
成された。 【0032】引続き、第1の反応器中で形成されたプロ
ピレン共重合体を触媒と一緒に第2の撹拌型オートクレ
ーブ中に移し、そこで1.8時間の滞留時間で共重合体
にプロピレンとエチレンとの混合物を重合した。正確な
試験条件ならびに個々のコモノマーの間の分圧比および
プロピレンと水素との分圧比は、全ての実施例について
第2表中に記載されている。 【0033】チタン含有固体成分は、次の方法により得
られた。 【0034】そのために、第1工程で、粒径20〜45
mm、孔容積1.75cm3 /gおよび表面積320m
2 /gを有するSiO2 に、n−ヘプタンに溶解したブ
チル−オクチルマグネシウムを添加し、この場合SiO
2 1モル当たりマグネシウム化合物0.3モルを使用し
た。この溶液を90℃で1.5時間撹拌し、その後に2
0℃に冷却し、引続きマグネシウム有機化合物に対して
10倍のモル量の塩化水素を導入した。30分後、固体
相の生成物を溶剤と分離した。 【0035】第1工程から得られた生成物にn−ヘプタ
ンを添加し、引続き絶えず撹拌しながらマグネシウム1
モルに対してエタノール3モルを添加した。この混合物
を80℃で1.5時間撹拌し、その後にそれぞれマグネ
シウム1モル当たり四塩化チタン6モルおよびフタル酸
ジ−n−ブチルエステル0.5モルを添加した。この反
応混合物をさらに2時間撹拌し、その後に固体を濾過に
よって溶剤と分離した。 【0036】こうして得られた生成物を125℃で2時
間エチルベンゾール中の四塩化チタンの15重量%の溶
液を用いて抽出した。その後、固体生成物を濾過によっ
て抽出剤と分離し、かつこの固体生成物が四塩化チタン
0.3重量%だけを含有するまでn−ヘプタンで洗浄し
た。 【0037】こうして生じるチタン含有固体成分は、チ
タン3.1重量%、マグネシウム7.5重量%および塩
素28.3重量%を含有していた。 【0038】このチーグラー−ナッタ触媒を用いて得ら
れたプロピレン共重合体の性質は、全ての試験について
次の第3表中に記載されている。この場合、メルトフロ
ーインデックスおよび嵩密度は、第2の重合帯域から取
り出された共重合体について記載されたものである。更
に、この表は、全ての試験についてノッチ衝撃強度、剛
性(剪断弾性係数)、クレージング、融点および透明度
(曇り度)のそれぞれの値を包含している。 クレージングの測定 破断による白色のきずをDIN53443第1部による
落下ボルト装置を用いて測定し、この場合には、250
gの質量、直径5mmの衝撃体および25mmのキャッ
プ半径を有する落下ボルトを使用した。落下高さは、5
0cmであった。 【0039】試験体として、60mmの直径および2m
mの厚さを有する射出成形した円板を使用した。試験体
を250℃の物質温度および30℃の金型表面温度で射
出成形した。 【0040】試験は、23℃の温度で行なわれ、この場
合には、全ての試験体にそれぞれ衝撃試験を行なった。
その際に、差当たり試験体を張枠に止めてない支承リン
グ上に載置し、引続き落下ボルトを落とした。平均値を
求めるために、それぞれ5個の試験体を試験した。 【0041】目で見ることができるクレージングの直径
は、mmで記載され、その際にこのクレージングの直径
を、円板の衝撃から離れた面上のクレージングを落下方
向および落下方向と垂直の方向で測定し、双方の値から
平均値を定めることによって測定した。 透明度(曇り度)の測定 個々の共重合体の透明度(曇り度)を射出成形した厚さ
1mmの円板でASTM D 1003により測定し
た。 【0042】 【表1】【0043】 【表2】 【0044】 【表3】
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 担持されたチタン含有固体成分とともに
なお共触媒としてアルミニウム化合物および珪素有機化
合物を含有するチーグラー−ナッタ触媒組成物を用い
て、撹拌される固定床中でガス相からの2工程の重合に
よって得ることができるプロピレンとアルケン−1との
共重合体において、 a)第1の重合工程でプロピレンが、15〜40バール
の圧力、60〜90℃の温度および0.7〜5時間の反
応混合物の平均滞留時間で、更にアルケン−1と一緒
に、水素の存在下に重合され、その際にプロピレンの分
圧とアルケン−1の分圧との比が10:1〜500:1
に調節され、更にプロピレンの分圧と水素の分圧との比
を30:1〜180:1に調節し、引続き b)第2の重合工程でプロピレンおよび他のアルケン−
1が、5〜25バールの圧力、但しこの圧力は第1の重
合工程での圧力よりも少なくとも3バール低いものと
し、40〜90℃の温度および0.7〜5時間の反応混
合物の平均滞留時間で、第1の重合工程から取り出され
た重合体と水素の存在下に重合され、その際にプロピレ
ンと他のアルケン−1との分圧の比が0.3:1〜1
0:1に調節され、プロピレンと水素との分圧の比が
4:1〜1:1に調節され、かつ第1の重合工程で反応
された単量体と第2の重合工程で反応された単量体との
重量比が0.5:1〜20:1に調節されていることを
特徴とする、プロピレンとアルケン−1との共重合体。
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