JPH09284980A - 保護継電装置 - Google Patents

保護継電装置

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JPH09284980A
JPH09284980A JP8095781A JP9578196A JPH09284980A JP H09284980 A JPH09284980 A JP H09284980A JP 8095781 A JP8095781 A JP 8095781A JP 9578196 A JP9578196 A JP 9578196A JP H09284980 A JPH09284980 A JP H09284980A
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JP
Japan
Prior art keywords
relay
relays
converters
trip
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP8095781A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Matsui
俊章 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH09284980A publication Critical patent/JPH09284980A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格化と保守性の向上。 【解決手段】 回線1L,2Lの電圧,電流との大きさ
を変換する入力変換器111,112と、その変換信号を
ディジタルに変換するA/D変換器121,122と、こ
れと通信バス13で接続された1L,2Lの主保護リレ
ー及び後備保護リレー演算する1系,2系の混合形リレ
ー141,142と、1系,2系の1L主保護リレーの出
力で動作するリレー1M1,2M1の出力の論理積でト
リップする1Lトリップ回路と、1系,2系の2L主保
護リレーの出力で動作する1M2,2M2の出力の論理
積でトリップする2Lトリップ回路とで構成する。A/
D変換器121,122とリレー141,142が通信回線
で接続されているので、A/D変換部が従来の1/2以
下になる。また、片系異常又は保護機能変更作業時にも
回線停止する必要がない。H/Wの減小により故障率が
低下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタ形回線選
択継電装置(保護継電装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル形保護継電装置は信頼性向上
のため、主保護リレー(主)及び後備保護リレー(後)
がそれぞれ図3に示すように、メインリレーとフェイル
セーフリレーにより2重化されている。メインリレー及
びフェイルセーフリレーはそれぞれ系統の検出電圧,電
流をディジタル信号に変換するA/D変換部とリレー演
算するCPU及びD/O出力部で構成されている。シス
テム構成例を図4に示す。
【0003】現在適用されている方式としては主・後分
離形,回線分離形が一般的である。経済的に有利である
回線分離形のシステム構成例を図2に示す。
【0004】図2において、1,2は母線、1L,2L
は第1,第2回線、20は回線選択継電装置、211
212はPTで検出されPT切替器43Pを介して入力
する母線1,2の電圧及びCTで検出した回線1L,2
L電流を変換する入力変換器、221及び231(222
及び232)はそれぞれ入力変換器211(212)から
の電圧,電流信号をディジタル信号に変換し、主保護リ
レー及び後備保護リレー演算する回線1L(2L)用の
主・後のメインリレー及びフェイルセーフリレー、M1
及びF1(M2及びF2)はリレー221及び231の主
保護リレー出力で動作する1L(2L)主保護トリップ
用のリレーで、両リレーの出力の論理積で回線1L(2
L)のトリップ出力するように構成されている。後備リ
レーのトリップ回路(図示省略)も同様に構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置は、各リ
レーがA/D変換部を備えており、しかもA/D変換部
が異常となった場合、保護機能がなくなる。
【0006】本発明は、ハードウエアの減小させて故障
率を低下させると共に、片回線のA/D変換部異常でも
他回線の後備保護機能が正常に動作しうる信頼性のある
保護継電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の保護継電装置
は、第1及び第2回線の検出電圧,電流の大きさを変換
する第1及び第2の入力変換器と、前記第1及び第2の
入力変換器からの電圧,電流をディジタル信号に変換す
る第1及び第2のA/D変換器と、前記第1及び第2の
A/D変換器と通信回路で接続され、それぞれ第1,第
2回線の主保護リレー及び後備保護リレー演算をする1
系及び2系の混合系リレーと、前記1系及び2系の第1
回線主保護リレー出力の論理積でトリップ出力する第1
回線トリップ回路と、前記1系及び2系の第2回線主保
護リレー出力を論理積でトリップ出力する第2回線トリ
ップ回路とを有することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1について、10は回線選択継
電器、111はPTで検出されPT切替器43Pを介し
て入力する電源母線1又は2の電圧及びCTで検出した
第1回線1Lの電流を変換する入力変換器、112は同
様にPT切替器43Pを介して入力する電源母線2又は
1の電圧及び第2回線2Lの電流を変換する入力変換
器、121及び122は入力変換器111及び112からの
電圧,電流信号をディジタルに変換するA/D変換器、
13はA/D変換器121,122に接続された通信バ
ス、141及び142は通信バス13からの電圧,電流デ
ータを取り入れて回線1L,2Lの主保護リレー演算及
び後備保護リレー演算をするCPUとD/O出力部で構
成された1系及び2系の1,2L主・後保護リレー(混
合形リレー)、1M1及び2M1は1系及び2系の保護
リレー141,142における1L主保護リレー出力で動
作するトリップ用リレーで、それぞれの接点a11及びa
21が共にONした場合回線1Lの主保護トリップ出力す
る。1M2及び2M2は1系及び2系の2L主保護リレ
ーの出力で動作するトリップ用リレーで、それぞれの接
点a12,a22が共にONした場合回線2Lの主保護トリ
ップ出力する。S11,S12は1系リレー141の故障時
手動又は自動で接点a11,a12をバイパスさせる1系バ
イパススイッチ、S21,S22は2系リレー142の故障
時手動又は自動で接点a21,a22をバイパスさせる2系
バイパススイッチである。
【0009】1系,2系の後備保護リレーのトリップ回
路も上記主保護リレーのトリップ回路と同様に構成され
ている(図示省略)。
【0010】以上のように構成されているおり、A/D
変換121,122とリレー141,142が通信バス13
で接続されているので、回線1L,2LのA/D変換器
121,122の一方が異常となっても他回線のA/D変
換部からのデータにより他回線の後備保護リレーが正常
に動作する。
【0011】なお、A/D変換部とリレー間の通信方式
はリング型とすることもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0013】(1)常時は回線選択性のある2つのリレ
ー出力の論理積でトリップ出力するので、信頼性が高
い。
【0014】(2)片系異常又は保護機能変更作業時に
も回線を停止する必要がない。
【0015】(3)ハードウエアの減小により、故障率
が低下する。
【0016】(4)片回線のA/D変換器が異常でも他
回線の後備保護機能は正常に動作する。
【0017】(5)A/D変換器の数が1/2以下にな
る。
【0018】(6)アナログ入力は1系列であり、リレ
ー試験は片系のみで良い。従ってリレー試験時間も従来
の1/2程度となる。
【0019】(7)通信バスに他の機能ユニットを接続
することで、機能の拡張が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回線選択継電装置の構成説明図。
【図2】従来例にかかる回線選択継電装置の構成説明
図。
【図3】回線選択継電装置の構成例を示すブロック図。
【図4】回線選択継電装置のシステム構成例を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1,2…電源母線 10,20…回線選択継電器 11,21…入力変換器 12…A/D変換器 13…通信バス 14…1,2L主・後リレー(主保護・後備保護機能) 22…主・後リレー(主保護・後備保護機能) 23…フェイルセーフリレー 43P…PT切替器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2回線の検出電圧,電流の大
    きさを変換する第1及び第2の入力変換器と、 前記第1及び第2の入力変換器からの電圧,電流をディ
    ジタル信号に変換する第1及び第2のA/D変換器と、 前記第1及び第2のA/D変換器と通信回路で接続さ
    れ、それぞれ第1,第2回線の主保護リレー及び後備保
    護リレー演算をする1系及び2系の混合系リレーと、 前記1系及び2系の第1回線主保護リレー出力の論理積
    でトリップ出力する第1回線トリップ回路と、 前記1系及び2系の第2回線主保護リレー出力を論理積
    でトリップ出力する第2回線トリップ回路と、 を有することを特徴とする保護継電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、1系又は2系の主保
    護リレー出力回路をバイパスさせて2系又は1系の主保
    護リレー出力のみによるトリップ出力を可能とする1系
    及び2系主保護リレーバイパス回路を設けたことを特徴
    とする保護継電装置。
JP8095781A 1996-04-18 1996-04-18 保護継電装置 Pending JPH09284980A (ja)

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