JPH0759253A - 事業用発電所の発電機保護制御装置 - Google Patents

事業用発電所の発電機保護制御装置

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JPH0759253A
JPH0759253A JP5204973A JP20497393A JPH0759253A JP H0759253 A JPH0759253 A JP H0759253A JP 5204973 A JP5204973 A JP 5204973A JP 20497393 A JP20497393 A JP 20497393A JP H0759253 A JPH0759253 A JP H0759253A
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JP5204973A
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Tokio Niimori
登己雄 新森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 変流器をコレクタ側とタービン側とに振り分
け、各々の発電機保護装置で集中保護および計測するこ
とで変流器の使用台数を削減すると共に、各々独立した
発電機の保護制御を行う。 【構成】 発電機出力電流を計測する変流器12と、発
電機出力電圧を計測する計測用変圧器6と、この計測用
変圧器6に接続され、発電機出力電圧を制御する励磁制
御装置11と、変流器12および計測用変圧器6の出力
信号を受け、発電機の運転操作および監視を行う操作盤
7と、運転上の保護制御を行う発電機保護装置8と、運
転記録および記録伝送を行う発電機記録装置9とを備え
た事業用発電所の発電機保護制御装置において、発電機
保護装置を発電機保護装置(A系)と、発電機保護装置
(B系)の二重系とし、変流器12を発電機コレクタ側
とタービン側に振り分けて設置し、各発電機保護装置で
集中保護および計測するよう構成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各相ダブルの出力ブス
を持つ星型結線の発電機を備えた事業用発電所における
発電機保護制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】事業用発電所においては、発電機によっ
て発生させた電力を、主変圧器によって昇圧させた後、
送電系統に送り出すが、発電機の出力は各相ダブルの出
力ブスを介して主変圧器に導かれることが多い。また、
これらの出力ブスには多数の変流器が介挿されており、
それらの出力は、計測用変圧器や操作盤等からの信号と
共に、発電機保護装置に導かれ、発電所の保護、監視に
用いられる。
【0003】図6は各相ダブルの出力ブスを持つ星型結
線の発電機を備えた事業用発電所の発電機保護制御装置
を例示するもので、発電機1で発電された出力は主変圧
器2によって高電圧に変換され、送電系統3に送り出さ
れる。発電機1の出力電流を計測するニュートラル側お
よびライン側の変流器としては、共に各相3段積みの変
流器4-1,4-2,4-3,5-1,5-2,5-3が使用されて
おり、ニュートラル側変流器4-1,4-2,4-3およびラ
イン側変流器5-1,5-3の出力信号と、発電機1の出力
電圧を計測する計測用変圧器6の出力信号は、直接また
は操作盤7を経由して、発電機保護装置8に伝達され
る。
【0004】操作盤7は発電機1の監視や運転操作を行
うもので、発電機1の電圧、電流、有効電力および無効
電力を表示し、必要に応じて操作員によって発電機1の
運転制御が行われる。また、操作盤7に伝達された発電
機1の出力信号は発電機保護装置8および発電機記録装
置9にも伝達され、有効電力、無効電力および積算電力
量等を演算、記録されると共に、記録の一部は演算信号
として外部へも出力される。また、発電機1の出力は励
磁制御用変圧器10で変圧された後、ライン側変流器5
-2の出力信号と共に励磁制御装置11に導かれる。
【0005】ニュートラル側変流器4-1,4-2,4-3と
ライン側変流器,5-1,5-3の出力信号は発電機保護装
置8において保護演算され、また一部は計測用変圧器6
からの信号または発電機送電側変流器12からの信号と
組み合わされて、発電機の過電圧保護、過電流保護、巻
線保護、回転子過熱保護あるいは地絡保護等の各種保護
継電器(図示せず)によって発電機1を保護、監視す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
技術による発電機保護制御装置では、発電機の出力電流
を計測するため、ニュートラル側およびライン側に多数
の変流器が使用されている。また、発電機の保護には、
その保護目的に応じた種々の保護継電器が使用され、保
護継電器単位で各々の変流器出力を印加して、また一部
の保護継電器には計測用変圧器出力も同時に印加して保
護および監視を行っている。
【0007】しかしながら、変流器の使用台数が多い
と、それに応じて、その製作、取付加工および現地工事
などに多くの時間を要することになり、また、変流器に
接続されるケーブル本数や、制御盤内の配線本数を増や
し、極性確認などの性能試験を難しくするという問題点
がある。また、発電機保護装置に取付けられている種々
の保護継電器としては、個々に独立したユニットタイプ
が使われており、発電機の保護範囲が広くなればなる
程、保護継電器の台数が増え、また保護精度を高めるに
は保護継電器を大型化する必要が生ずるという問題点が
ある。
【0008】本発明は、事業用発電所の発電機保護精度
の向上や、広範囲の保護が要求される中で、変流器の台
数を削減させることによって、それらの製作、加工時間
および現地工事時間を削減させ、性能試験の簡素化を図
り、またディジタル化および二重系による発電機保護装
置の小型化と制御信頼性の向上を図ることを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の事業用発電所の
発電機保護制御装置は、各相ダブルの出力ブスを有する
星型結線の発電機と、その出力を高電圧にして送電系統
に送り出す主変圧器と、前記発電機のニュートラル側と
ライン側の各相に設置され、発電機出力電流を計測する
変流器と、発電機出力電圧を計測する計測用変圧器と、
この計測用変圧器に接続され、発電機出力電圧を制御す
る励磁制御装置と、前記変流器および計測用変圧器の出
力信号を受け、前記発電機の運転操作および監視を行う
操作盤と、運転上の保護制御を行う発電機保護装置と、
運転記録および記録伝送を行う発電機記録装置とを備え
た事業用発電所の発電機保護制御装置において、前記発
電機保護装置を発電機保護装置(A系)と、発電機保護
装置(B系)の二重系とし、前記変流器を発電機コレク
タ側とタービン側に振り分けて設置し、各発電機保護装
置で集中保護および計測するよう構成したことを主たる
特徴とする。
【0010】
【作用】上述のように構成した本発明装置においては、
発電機保護装置を二重化したことにより、発電機出力電
流を計測する変流器を発電機巻線単位に発電機コレクタ
側とタービン側とに分離して使用でき、さらに発電機出
力電圧を計測する変圧器を計測用と励磁制御用とに分離
して各々の発電機保護装置に入力することで、保護制御
系の分離、独立化を図ることができる。また、ディジタ
ル制御の発電機保護装置の使用により変流器の負荷低減
が図れ、少ない台数の変流器で多機能の保護監視が可能
となり、さらに計算機および操作盤への発電機運転情報
の伝達が容易となり、発電機運転制御の自動化が可能と
なる。
【0011】
【実施例】次に、図1ないし図5を参照しながら本発明
の実施例を説明する。なお、これらの図において、図6
におけると同一部分には同一符号を付してある。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示すもの
で、各相ダブルの出力ブスを持つ発電機1の出力は主変
圧器2によって高電圧に昇圧され、送電系統3に送電さ
れる。発電機1の出力電流を計測するニュートラル側お
よびライン側の変流器としては、それぞれ各相2段積み
構成の変流器4-1,4-2,5-1,5-2が使用されてお
り、変流器4-1,5-1の出力は発電機コレクタ側変流器
4c,5cとタービン側変流器4t,5tとに分離して
取り出される。発電機コレクタ側変流器4c,5cと、
発電機1の出力電圧を計測する計測用変圧器6と、発電
機送電側変流器12の内3個の出力は、ディジタル式の
発電機保護装置(A系)8aに導かれる。また、タービ
ン側変流器4t,5tの出力は、励磁制御装置11の制
御用として使われる励磁制御用変圧器10の出力と、発
電機送電側変流器12の残りの3個の変流器の出力と共
に、発電機保護装置(B系)8bに導かれる。
【0013】このように本実施例においては、ニュート
ラル側およびライン側の変流器4-1,5-1の出力を発電
機コレクタ側とタービン側に分割して取り出し、二重化
されたディジタル式の発電機保護装置(A系)8aと発
電機保護装置(B系)8bに振り分けて入力すること
で、独立した発電機の保護制御を行う。また、主変圧器
2の出力側電流を計測する発電機送電側変流器12の出
力も2分割して発電機保護装置(A系)8aと発電機保
護装置(B系)8b各々に振り分けて入力し、発電機1
保護と主変圧器2の保護を行う。
【0014】なお、発電機1のライン側に設置されてい
るライン側変流器5-2の出力は直接、励磁制御装置11
に入力し、またニュートラル側変流器4-2の出力は一括
して、発電機の運転監視、操作を行う操作盤7と、発電
機の運転記録を行う発電機記録装置9にのみ入力するこ
とで、変流器出力ラインの過剰な引回しの削減および負
荷低減を行うようにしている。
【0015】次に、本発明の第2の実施例を図2を参照
して説明する。発電機の出力電流を計測するニュートラ
ルコレクタ側変流器4cと、ラインコレクタ側変流器5
cと、発電機送電側変流器12の出力はそれぞれ発電機
保護装置(A系)8aの電流入力変換装置13-1,13
-2,13-3を介してディジタル制御の電流/電流比較演
算装置14に入力される。また、発電機の出力電圧を計
測する計測用変圧器6の出力は電圧入力変換装置15を
介して電圧/電流比較演算装置16に導かれる。各電流
入力変換装置13-1,13-2,13-3の出力は電流/電
流比較演算装置14に導かれて比較演算され、発電機の
過電流、位相差および比率等を監視し、異常と判定した
場合は保護制御ロジック装置17に異常信号を出力す
る。保護制御ロジック装置17では、電流/電流比較演
算装置14からの異常信号の度合いにより警報装置18
および発電機ロックアウト装置19に指令を出し、発電
機の監視および保護制御を行う。
【0016】また、発電機の出力電圧を計測する計測用
変圧器6の出力を変換する電圧入力変換装置15の出力
と、前記ニュートラルコレクタ側変流器4cおよびライ
ンコレクタ側変流器5c出力を変換する電流入力変換装
置13-1,13-2の出力は、ディジタル制御の電圧/電
流比較演算装置16において比較演算され、発電機の過
電圧、位相差および逆相電力などの監視を行い、異常と
判定した場合は保護制御ロジック装置17に異常信号を
出し、異常信号の度合いによっては、警報装置18およ
び発電機ロックアウト装置19に指令を出し、発電機の
監視および保護制御を行う。
【0017】一方、発電機保護装置(B系)8bは、上
述の発電機保護装置(A系)8aと同様の回路構成およ
び機能を備えており、発電機出力電流を計測するニュー
トラルタービン側変流器4tおよびラインタービン側変
流器5tの出力信号と、発電機の出力電圧を計測する励
磁制御用変圧器10の出力信号と、発電機送電側変流器
12の出力信号を入力して変流器および変圧器使用上の
分離と制御系の独立した二重系の発電機保護を行う。
【0018】次に、本発明の第3の実施例を図3を参照
して説明する。この実施例においては、主変圧器2を介
して送電系統に送られる発電機1の出力電流を計測する
ニュートラル側変流器4-1,4-2とライン側変流器5-1
の出力をそれぞれコレクタ側4c,5cとタービン側4
t,5tに分離し、コレクタ側変流器4c,5cの出力
を、発電機出力電圧を計測する計測用変圧器6と、発電
機送電側変流器12の3個の変流器の出力と共にディジ
タル式の発電機保護装置(A系)8aに導く。また、ニ
ュートラル側変流器4-1,4-2とライン側変流器5-1の
タービン側変流器4t,5tの出力は、励磁制御用変圧
器10および発電機送電側変流器12の残りの3個の変
流器の出力と共に、発電機保護装置(B系)8bに導か
れる。なお、ライン側変流器5-2の出力は一括され、励
磁制御用変圧器10の出力と共に励磁制御装置11に導
かれる。また、発電機保護装置(A系)8aと発電機保
護装置(B系)8bの出力は、操作盤7と計算機20に
導かれる。
【0019】このように、本実施例においては、ニュー
トラル側変流器4-1,4-2とライン側変流器5-1の出力
をそれぞれコレクタ側4c,5cとタービン側4t,5
tに分離し、また計測用変圧器6と励磁制御用変圧器1
0の出力を分割して発電機送電側変流器12の出力と組
合わせ、二重化されたディジタル式の発電機保護装置
(A系)8aと発電機保護装置(B系)8bの各々に振
り分けて入力することで独立した発電機の保護制御を行
うと共に、これらの二重化された発電機保護装置(A
系)8aおよび発電機保護装置(B系)8bに、変流器
4-1,4-2,5-1,5-2,12および変圧器6,10か
らの信号に基づいて発電機1の運転状態を計測する計測
機能を設け、その計測値を操作盤7および計算機20に
伝達して発電機の運転監視、操作制御を集中化し、これ
まで各装置に各々に取り付けられていた多数の計測装置
の削減を図っている。
【0020】次に、本発明の第4の実施例を図4を参照
して説明する。この実施例において、発電機保護装置
(A系)8aには、図2におけると同様の構成要素に、
第2段のニュートラルコレクタ側変流器4cの出力を変
換する電流入力変換装置13-4と、この電流入力変換装
置13-4および電圧入力変換装置15の出力を入力して
演算する計測演算装置21と、計測出力共通部22と、
発電機記録装置9とが付加されており、計測出力共通部
22の出力は、発電機の運転操作、監視を行う操作盤7
および計算機20に導かれる。発電機保護装置(B系)
8bも発電機保護装置(A系)8aと同様に構成されて
いるが、その電流入力変換装置13-1,13-2,13-4
にはそれぞれタービン側変流器4t,5tの出力が入力
され、また電圧入力変換装置15には励磁制御用変圧器
10の出力が入力される。
【0021】この実施例においては、電機保護装置(A
系)8aと同様の回路構成の発電機保護装置(B系)8
bは、ニュートラルタービン側変流器4tとラインター
ビン側変流器5tおよび励磁制御用変圧器10の出力信
号を演算することで発電機保護装置(A系)8aとは分
離、独立した発電機の保護制御を行い、また計測演算装
置21の計測値は各発電機保護装置の計測出力共通部2
2で組合わせることで計測機能の信頼性向上を図ること
ができ、また従来の装置で個々に取付けられていた多数
の計測装置を削減することができる。
【0022】次に、本発明の第5の実施例を図5を参照
して説明する。この実施例においては、主変圧器2を介
して送電系統に送られる発電機1の出力電流を計測する
ニュートラル側変流器4-1,4-2と、ライン側変流器5
-1の出力信号を発電機コレクタ側4c,5cとタービン
側4t,5tに分離し、発電機送電側変流器12の出力
と共に、発電機保護装置(A系)8aと発電機保護装置
(B系)8bに振り分けて入力し、各々独立した発電機
保護制御と計測制御を行い、その計測値を計算機20に
伝達すると共に操作盤7に入力する。また、ライン側変
流器5-2の出力信号も発電機コレクタ側5cとタービン
側5tに分離され、計測用変圧器6a,6bの出力信号
と共に励磁制御装置11a,11bに入力される。計算
機20では、発電機保護装置(A系)8aと発電機保護
装置(B系)8bの計測値を記録すると共に、操作盤7
に伝達して発電機運転状態表示を行わせる。また、計算
機20では中央給電指令所からの運転指令値と発電機保
護装置(A系)8aと発電機保護装置(B系)8bから
の計測値を比較し、励磁制御装置11a,11bを制御
して送電電圧および発電機無効電力等を制御するPSV
R装置23a,23bに運転指令を与えることで励磁制
御装置11a,11bまでを計算機20による自動制御
対象としている。
【0023】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、発電
機の出力電流を計測する変流器を発電機コレクタ側とタ
ービン側とで分離して二重化された各々の発電機保護装
置に入力することで、それぞれ独立した発電機の保護制
御が可能となる。また、発電機保護装置のディジタル化
により変流器負荷の削減が図れ、少ない変流器の出力を
集中演算することで変流器の使用台数の削減およびケー
ブル本数の削減と性能確認時間の短縮が図れる。更に、
発電機保護装置のディジタル化による集中演算および保
護計測によりこれまで各保護機能単位で設けられていた
多数の保護継電器が不要となり、小型で信頼性の高い保
護制御を図ることができる。また更に、ディジタル化に
より計算機および操作盤等とのデータ伝送方法の改善が
図れ、ケーブルレス化が可能となり、これまで遅れてい
た発電機運転制御の計算機による自動化を促進すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概略構成を示す系統
図。
【図2】本発明の第2の実施例の概略構成を示す系統
図。
【図3】本発明の第3の実施例の概略構成を示す系統
図。
【図4】本発明の第4の実施例の概略構成を示す系統
図。
【図5】本発明の第5の実施例の概略構成を示す系統
図。
【図6】従来の発電機保護装置を例示する系統図。
【符号の説明】
1………発電機 2………主変圧器 3……送電系統 4-1,4-2,4-3…ニュートラル側変流器 5-1,5-2,5-3…ライン側変流器 6,6a,6b…計測用変圧器 7………操作盤 8………発電機保護装置 8a……発電機保護装置(A) 8b……発電機保護装置(B) 9………発電機記録装置 10………励磁制御用変圧器 11,11a,11b…励磁制御装置 12……発電機送電側変流器 13-1,13-2,13-3,13-4…電流入力変換装置 14………電流/電流比較演算装置 15………電圧入力変換装置 16………電圧/電流比較演算装置 17………保護制御ロジック装置 18………警報装置 19………発電機ロックアウト装置 20………計算機 21………計測演算装置 22………計測出力共通部 23a,23b…PSVR装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各相ダブルの出力ブスを有する星型結線
    の発電機と、その出力を高電圧にして送電系統に送り出
    す主変圧器と、前記発電機のニュートラル側とライン側
    の各相に設置され、発電機出力電流を計測する変流器
    と、発電機出力電圧を計測する計測用変圧器と、この計
    測用変圧器に接続され、発電機出力電圧を制御する励磁
    制御装置と、前記変流器および計測用変圧器の出力信号
    を受け、前記発電機の運転操作および監視を行う操作盤
    と、運転上の保護制御を行う発電機保護装置と、運転記
    録および記録伝送を行う発電機記録装置とを備えた事業
    用発電所の発電機保護制御装置において、前記発電機保
    護装置を発電機保護装置(A系)と、発電機保護装置
    (B系)の二重系とし、前記変流器を発電機コレクタ側
    とタービン側に振り分けて設置し、各発電機保護装置で
    集中保護および計測するよう構成したことを特徴とする
    事業用発電所の発電機保護制御装置。
  2. 【請求項2】 発電機のニュートラル側およびライン側
    共コレクタ側にあって発電機出力電流を計測する変流器
    と、これらの変流器と発電機送電側変流器の出力信号を
    変換する電流入力変換装置と、これらの電流入力変換装
    置からの信号を受けて前記発電機の過電流、差電流等を
    監視・保護演算するディジタル式の電流/電流比較演算
    装置と、発電機出力電圧を計測する計測用変圧器と、こ
    の計測用変圧器からの信号を変換する電圧入力変換装置
    と、この電圧入力変換装置と前記電流入力変換装置の信
    号を受けて発電機の過電圧、位相差等を監視・保護演算
    するディジタル式の電圧/電流比較演算装置と、この電
    圧/電流比較演算装置と前記電流/電流比較演算装置の
    出力により発電機の保護制御を行う保護制御ロジック装
    置と、警報装置と、発電機ロックアウト装置とから構成
    される発電機保護装置(A系)と、この発電機保護装置
    (A系)と同一の回路構成で発電機の変流器をニュート
    ラル側およびライン側共タービン側を使用し、励磁制御
    用変圧器と組合わせて入力するようにした発電機保護装
    置(B系)とを備え、各々独立した発電機の保護制御を
    行うよう構成したことを特徴とする請求項1に記載の事
    業用発電所の発電機保護制御装置。
  3. 【請求項3】 星型結線の発電機と、主変圧器と、発電
    機出力電流を計測する変流器と、発電機電圧を計測する
    変圧器と、この変圧器に接続され発電機電圧を制御する
    励磁制御装置と、発電機の運転操作、監視を行う操作盤
    とからなり、運転上の保護制御を行う二重化された発電
    機保護装置(A系)および発電機保護装置(B系)で構
    成される事業用発電所の発電機保護制御装置において、
    前記発電機保護装置(A系)および(B系)に変流器と
    変圧器の信号を受けて発電機の運転状況を演算、計測す
    る計算機能を付加し、その計測値を演算信号として操作
    盤および計算機に伝達するよう構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の事業用発電所の発電機保護制御装
    置。
  4. 【請求項4】 発電機のニュートラル側およびライン側
    共コレクタ側の変流器および発電機送電側変流器からの
    出力信号を変換するディジタル式の電流/電流比較演算
    装置と、発電機電圧計測用の計測用変圧器からの出力信
    号を変換する電圧入力変換装置と、この電圧入力変換装
    置および前記電流入力変換装置の出力を組合わせて監
    視、保護演算するディジタル式の電圧/電流比較演算装
    置とにより発電機の保護制御を行う保護制御ロジック装
    置と、警報装置と、発電機ロックアウト装置とから構成
    される発電機保護装置(A系)において、発電機の電
    圧、電流、有効電流、無効電流および積算電力量等の運
    転上の計測を行う計測演算装置と、計測出力共通部と、
    発電機記録装置とを付加すると共に、上記発電機保護装
    置(A系)と同一回路構成で、発電機の変流器をニュー
    トラル側およびライン側共タービン側を使用し、励磁制
    御用変圧器と組合わせて入力するようにした発電機保護
    装置(B系)を付加し、各々独立した発電機の保護を行
    うように構成したことを特徴とする請求項3に記載の事
    業用発電所の発電機保護制御装置。
  5. 【請求項5】 星型結線の発電機と、この発電機に接続
    されて発電機出力を送電系統に送り出す主変圧器と、発
    電機出力電流、電圧を計測する変流器および計測用変圧
    器と、この計測用変圧器に接続され発電機電圧を制御す
    る二重化された励磁制御装置と、これらの励磁制御装置
    と組合わせて発電機送電電圧および無効電力を制御する
    PSVR装置とを備えたことを特徴とする請求項3に記
    載の事業用発電所の発電機保護制御装置。
JP5204973A 1993-08-19 1993-08-19 事業用発電所の発電機保護制御装置 Withdrawn JPH0759253A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100569577B1 (ko) * 2004-10-13 2006-04-10 삼성물산 주식회사 독립된 변류기박스를 구비한 변압기박스
CN100420114C (zh) * 2005-01-14 2008-09-17 北京四方继保自动化股份有限公司 抗ta暂态不平衡的发电机差动保护方法
CN111337828A (zh) * 2020-03-17 2020-06-26 中国能源建设集团广东省电力设计研究院有限公司 一种发电厂发变组及高备变的变送器电气测量系统

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