JP6022195B2 - 保護継電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、保護継電装置に係り、特に単相交流電路を保護するに好適な保護継電装置に関する。
従来から、鉄道用高速大容量の交流き電方式として、単巻変圧器を用いた交流き電方式(ATき電方式)が広く用いられている。このATき電方式は、大容量の電力供給が可能で、電磁誘導作用による付近の通信線へ及ぼす障害を軽減することができる。
この方式では、変電所の交流電源に接続されたトロリ線とフィーダ線との間に単巻変圧器を設置し、軌条(レール)を中性線として単巻変圧器に接続し、軌条上を走行する電気車に対してトロリ線から単相電力を供給する構成である。この方式では、単巻変圧器のトロリ線側とフィーダ線側の巻数比が1:1であるため、トロリ線とフィーダ線の対地電圧は等しくなっている。
このような従来の1:1き電方式のき電回路では、短絡、地絡などの事故が発生したときの保護方式として、例えば、トロリ線側に計器用変流器(CT1)と計器用変圧器(PT)を設置し、フィーダ線側に計器用変流器(CT2)を設置する。
ここで、通常状態では、変流器(CT1)で検出される検出値と変流器(CT2)で検出される検出値とは大きさが等しく極性が逆である。保護継電装置では変流器(CT1)の検出値と変流器(CT2)の検出値の各々の絶対値を加算し、その加算値で計器用変圧器で検出される電圧値を除することにより線路のインピーダンスを求め、このインピーダンスをあらかじめ設定される所定値と比較する。
通常状態では、前述の演算で求めた線路のインピーダンスは一定であるが、短絡などの事故時には大電流がトロリ線とフィーダ線に流れるため、インピーダンスが0近くになり、保護継電装置が動作して保護を行なうようにしている(特許文献1)。
特開平7−215103号公報
ところで、デジタル保護継電装置においては、監視対象が三相交流回路であれば、対称座標法にしたがって、対象となる三相交流回路の零相電流、零相電圧、あるいは各相間の平衡度を監視することにより、検出信号を入力するアナログ入力チャンネルの健全性を確認することができる。
しかしながら、監視対象が交流き電回路等に用いられる単相交流回路においては、前記三相交流回路における入力回路の健全性監視の手法、すなわち、対称座標法により導出される零相電圧、零相電流の監視、あるいは各相成分の平衡度監視による健全性監視の手法を適用することができない。
このため、現在では、検出信号を入力する入力チャンネルを二重化し、二重化した入力チャンネルのそれぞれから得られたアナログ量を比較し、その不一致を監視することにより入力チャンネル(アナログ入力チャンネル)の健全性を監視している。
図2は、保護継電装置におけるアナログ入力チャンネルの健全性を監視する監視装置を説明する図である。
図2において、21aは、M座巻線のトロリ線側電流検出器(変流器)であり、三相交流を二相交流に変換するスコット結線変圧器を構成する2つの2次巻線のうち一方の巻線であるM座巻線のトロリ線側電流を検出する。21bは、M座巻線のフィーダ線側電流検出器(変流器)であり、M座巻線のフィーダ線側電流を検出する。
21cは、T座巻線のトロリ線側電流検出器(変流器)であり、T座巻線のトロリ線側電流を検出する。21dは、T座巻線のフィーダ線側電流検出器(変流器)であり、T座巻線のフィーダ線側電流を検出する。
ここで、M座巻線の一方の出力端は、例えば、上り方面線路のトロリ線に供給し、他方端は上り方面線路のフィーダ線に供給し、M座巻線の中点は上り方面線路の軌条に接続する。
同様に、T座巻線の一方の出力端を例えば、下り方面線路のトロリ線に供給し、他方端を下り方面線路のフィーダ線に供給し、M座巻線の中点は下り方面線路の軌条に接続する。
図2において、M座巻線のトロリ線に流れる電流を検出する電流検出器21aの出力は、A/D変換器22a、22bによりA/D変換する。デジタル信号に変換された検出出力はそれぞれ監視装置に伝送する。監視装置の判定部では、A/D変換器22a、22bの出力の偏差を減算器23aにより演算し、その偏差を予め設定した監視判定レベルVcと比較する。これにより、アナログ入力チャンネル(A/D変換器)の異常を監視することができる。
このように、電流検出器、電流検出器の出力をそれぞれA/D変換するA/D変換器、A/D変換器の出力の偏差を演算する減算器、減算器の出力を予め設定した判定レベルと比較する比較器を、M座トロリ線およびM座フィーダ線を備えたM座の給電回路、並びにT座トロリ線およびT座フィーダ線を備えたT座の給電回路毎に備えることにより、各給電線回路毎にアナログ入力チャンネルの健全性を監視することができる。
このように、電流検出器からの検出信号を伝送する入力チャンネルを二重化し、二重化した伝送のそれぞれから得られたアナログ量を比較し、その不一致を監視することによりアナログ入力チャンネル(A/D変換器)の健全性を監視することはできる。しかし、このような構成をとると、アナログ入力チャンネルの数が、必要とされる入力チャンネル数の2倍必要となり、装置の構成が煩雑となる。
本発明はこれらの問題点鑑みてなされたもので、その技術的課題は、交流き電回路等に用いられる単相交流回路に適用される保護継電装置においても、アナログ入力チャンネルの健全性を簡易な構成で監視することのできるデジタル形保護継電装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
交流電源電圧を変圧する変圧器の2次巻線の一方の巻線端から得られる交流電圧をトロリ線に接続し、他方の巻線端から得られる交流電圧をフィーダ線に接続し、当該2次巻線の中点から得られる電圧を軌条に供給する交流き電回路を保護対象とする保護継電装置において、前記トロリ線に流れる電流および前記フィーダ線に流れる電流をそれぞれ検出する電流検出器と、前記電流検出器で検出された出力電流をそれぞれA/D変換して出力するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を入力して前記交流き電回路を保護する保護リレーと、を備えた単相交流電路の入力チャンネルと、前記入力チャンネルにそれぞれ流れる電流を監視する入力チャンネル監視装置と、を備え、前記入力チャンネル監視装置は、前記保護リレーの出力に所定のシーケンス演算を施して保護出力を行うシーケンス演算器と、前記A/D変換器の出力の偏差を演算する減算器と、前記減算器で演算された前記偏差を予め設定された所定値と比較した結果、当該偏差が当該所定値以上であるときに異常判定信号を出力する比較器と、前記シーケンス演算器からの前記保護出力と前記比較器からの前記異常判定信号との論理和を出力する論理和回路と、を備え、且つ当該比較器からの当該異常判定信号を監視して前記トロリ線または前記フィーダ線の断線または地絡、あるいは前記入力チャンネルの断線または地絡を検出することを特徴する。
本発明は、以上の構成を備えるため、交流き電回路等に用いられる単相交流回路に適用される保護継電装置におけるアナログ入力量の健全性を簡易な構成(アナログ入力チャンネルを二重化しなくとも)で監視することができる。
第1の実施形態にかかる保護継電装置を説明する図である。 保護継電装置におけるアナログ入力回路の健全性を監視する監視装置を説明する図である 第2の実施形態にかかる保護継電装置を説明する図である。
以下、実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態にかかる保護継電装置を説明する図であり、図1(a)は保護対象である交流き電回路を説明する図、図1(b)は監視装置を説明する図である。
図1において、R,S,Tは三相交流電源端子,Trは三相交流を二相交流に変換するスコット結線(T結線)変圧器であり、該変圧器はM座変圧器とT座変圧器を備える。
M座変圧器の2次巻線の一方端uを、例えば上り方面線路のトロリ線T1に供給し、他方端−uを上り方面線路のフィーダ線F1に供給する。また、M座変圧器の2次巻線の両端間には単巻き変圧器AT1を接続し、この単巻き変圧器AT1の中点を軌条(レール)R1に接続する。
同様にT座変圧器の2次巻線の一方端vは、例えば下り方向線路のトロリ線T2に供給し、他方端−vを下り方向線路のフィーダ線Fに供給する。また、T座変圧器の2次巻線の両端間には単巻き変圧器ATを接続し、この単巻き変圧器AT2の中点を軌条(レール)R2に接続する。即ち、トロリ線T1及びフィーダ線F1の、並びにトロリ線T2及びフィーダ線F2の間には、それぞれ単巻き変圧器AT1、AT2を挿入し、これらの単巻き変圧器AT1、AT2の中点を軌条R1、R2に接続することができる。
ここで、電車は、車輪およびパンタグラフを介して軌条とトロリ線間に接続され、トロリ線から電力の供給を受けて駆動用電動機を駆動する。このとき電車に流れる電流は、前記トロリ線の給電端に配置した変圧器およびトロリ線の終端側に配置した単巻き変圧器を介して供給され、フィーダ線にはトロリ線と等しい電流が流れる。
図1(b)に示す監視装置において、21aはM座巻線のトロリ線に流れる電流を検出する電流検出器、21bはM座巻線のフィーダ線に流れる電流を検出する電流検出器、32a、32bは電流検出器21a、21bの出力をそれぞれA/D変換するA/D変換器、33aはA/D変換器32a、32bの出力の偏差を演算する減算器、34aは減算器21dの出力を予め設定した監視判定レベルVcと比較して、偏差が設定値以上であるとき、異常判定信号を出力する比較器である。
このため、比較器出力を監視することにより、トロリ線あるいはフィーダ線のいずれかか一方に断線または地絡があることが検出できる。あるいは前記トロリ線あるいはフィーダ線の電流を検出して監視装置の判定部に伝送する経路に断線または地絡があること、すなわちアナログ入力チャンネルの健全性を判定することができる。
同様に、図1(b)に示す監視回路において、21cはM座巻線のトロリ線に流れる電流を検出する電流検出器、21dはM座巻線のフィーダ線に流れる電流を検出する電流検出器、32c、32dは電流検出器21c、21dの出力をそれぞれA/D変換するA/D変換器、33bはA/D変換器32c、32dの出力の偏差を演算する減算器、34bは減算器33bの出力を予め設定した判定レベルVcと比較して、偏差が設定値以上であるとき、異常判定信号を出力する比較器である。
このため、比較器出力を監視することにより、トロリ線あるいはフィーダ線のいずれかか一方に断線または地絡があることが検出できる。あるいは前記トロリ線あるいはフィーダ線の電流を検出して監視装置の判定部に伝送する経路に断線または地絡があることが検出できる。
前述したように、M座巻線のトロリ線に流れる電流を検出する電流検出器21aの検出値と、M座巻線のフィーダ線に流れる電流検出器21bの検出値は通常時において一致する。また、T座巻線のトロリ線に流れる電流を検出する電流検出器21cの検出値と、T座巻線のフィーダ線に流れる電流検出器21dの検出値は通常時において一致する。
このため、例えば、M座トロリ線、M座フィーダ線に流れる電流をそれぞれ検出する電流検出器、電流検出器の出力をそれぞれA/D変換するA/D変換器、A/D変換器の出力の偏差を演算する減算器を備え、減算器の出力を予め設定した監視判定レベルと比較することにより、トロリ線あるいはフィーダ線のいずれか一方に断線または地絡があることが検出できる。あるいは前記トロリ線あるいはフィーダ線の電流を検出して保護リレーに伝送する経路に断線または地絡があることが検出できる。
ところで、前述したように、ATき電方式は、変電所の交流電源に接続されたトロリ線とフィーダ線との間に単巻変圧器を設置し、軌条(レール)を中性線として単巻変圧器に接続し、軌条上を走行する電気車に対してトロリ線から単相電力を供給する構成である。 この方式では、単巻変圧器のトロリ線側とフィーダ線側の巻数比が1:1であるため、トロリ線2とフィーダ線3の対地電圧は等しくなっている。また、フィーダ線にはトロリ線と等しい電流が流れる。
ここで、本実施形態におけるATき電回路(例えば、M座巻線、M座巻線の一方端に接続される上り方面線路のトロリ線、M座巻線の他方端に接続される上り方面線路のフィーダ線、M座巻線に中点に接続される上り方面線路の軌条)は単相三線式給電回路を構成している。すなわち、本実施形態の監視装置は、単相交流回路に適用できることがわかる。
図3は、第2の実施形態を説明する図である。本実施形態においては、入力チャンネルを監視する入力チャンネル監視装置が入力チャンネルの異常を検知したとき、入力チャンネル監視装置の出力(比較器34aの出力)を、OR回路38aを介して出力する。これにより、入力チャンネルの障害に基づく保護リレー36a、36bの誤動作が、他に影響することはないようにしている。
図3において、50、51は、ATき電回路を監視し保護する保護継電装置を構成する制御板である。なお、図3において図1ないし図2に示される部分と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図3において、31a、31bは電流検出器21a,21bの出力電流をA/D変換器32a,32bが扱いやすい値に変換する入力変換器、36a、36bは、それぞれA/D変換されたトロリ線電流、フィーダ線電流を入力する保護リレー、37aは保護リレー36a、36bの出力に所定のシーケンス演算を施して保護出力(例えば遮断器を開路するトリップ信号)を生成するシーケンス演算器である。
なお、図3では同一構造の制御板50,51を備え、各制御板50,51の出力をAND回路39を介して合成し、この合成出を保護継電装置の装置出力としている。
アナログ入力回路の健全性を監視する監視出力である比較器34aの出力は前記OR回路32aに供給される。このため、例えば、制御板50の監視結果が不良の場合、アンド回路39の一方の入力は常時付勢される。このため、保護動作は制御板50と同一構造の制御板51の出力により行われることになる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態によれば、前記A/D変換器の出力の偏差を予め設定した判定レベルと比較し、偏差が判定レベル以上であるとき、トロリ線あるいはフィーダ線のいずれか一方に断線または地絡があることが検出できる。あるいは前記トロリ線あるいはフィーダ線の電流を検出して判定部に伝送する経路に断線または地絡があることが検出できる。すなわち、保護継電装置におけるアナログ入力チャンネルの健全性をアナログ入力回路を二重化することなく簡易な構成で監視することができる。
また、第2の実施形態によれば、トロリ線に流れる電流および前記フィーダ線に流れる電流をそれぞれ検出して交流き電回路を保護する保護リレー、並びに前記トロリ線に流れる電流および前記フィーダ線に流れる電流をそれぞれ検出して交流き電回路を保護する保護リレーに伝送する入力チャンネルを監視する入力チャンネル監視装置を備え、入力チャンネル監視装置は、検出した電流の偏差を演算し、偏差を予め設定した所定値と比較した結果、偏差が所定値以上であるときの異常判定信号に基づいて、前記何れかトロリ線あるいはフィーダ線の断線または地絡、あるいは前記入力チャンネルの断線または地絡を検出することができる。すなわち、保護継電装置におけるアナログ入力チャンネルの健全性をアナログ入力回路を二重化することなく簡易な構成で監視することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
Tr スコット結線変圧器
AT1、AT2 単巻き変圧器
T1T2 トロリ線
F1F2 フィーダ線
21a M座トロリ線電流検出器
21b M座フィーダ線電流検出器
21c T座トロリ線電流検出器
21d T座フィーダ線電流検出器
31a、31b 入力変換器
32a、32b A/D変換器
36a、36b 保護リレー
37a シーケンス演算器
38a OR回路
39 AND回路

Claims (4)

  1. 交流電源電圧を変圧する変圧器の2次巻線の一方の巻線端から得られる交流電圧をトロリ線に接続し、他方の巻線端から得られる交流電圧をフィーダ線に接続し、当該2次巻線の中点から得られる電圧を軌条に供給する交流き電回路を保護対象とする保護継電装置において
    前記トロリ線に流れる電流および前記フィーダ線に流れる電流をそれぞれ検出する電流検出器と、前記電流検出器で検出された出力電流をそれぞれA/D変換して出力するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を入力して前記交流き電回路を保護する保護リレーと、を備えた単相交流電路の入力チャンネルと、前記入力チャンネルにそれぞれ流れる電流を監視する入力チャンネル監視装置と、を備え
    前記入力チャンネル監視装置は、前記保護リレーの出力に所定のシーケンス演算を施して保護出力を行うシーケンス演算器と、前記A/D変換器の出力の偏差を演算する減算器と、前記減算器で演算された前記偏差を予め設定された所定値と比較した結果、当該偏差が当該所定値以上であるときに異常判定信号を出力する比較器と、前記シーケンス演算器からの前記保護出力と前記比較器からの前記異常判定信号との論理和を出力する論理和回路と、を備え、且つ当該比較器からの当該異常判定信号を監視して前記トロリ線または前記フィーダ線の断線または地絡、あるいは前記入力チャンネルの断線または地絡を検出することを特徴とする保護継電装置
  2. 請求項1記載の保護継電装置において、
    前記入力チャンネル監視装置は2系統備えられて2系統の論理和回路の論理和出力を論理積回路に入力して当該論理積回路での論理積出力を装置出力とし、第1の系統の入力チャンネル監視装置が当該第1の系統に係る入力チャンネルを異常判定したときに当該第1の系統に係る保護リレーの誤動作の影響を排除し、第2の系統の入力チャンネル監視装置での当該第2の系統に係る保護リレーの保護動作を継続することを特徴とする保護継電装置
  3. 交流電源電圧を変圧する変圧器の2次巻線の一方の巻線端から得られる交流電圧を一方の給電線に接続し、他方の巻線端から得られる交流電圧を他方の給電線に接続し、当該2次巻線の中点から得られる電圧を中性線に供給する単相三線式給電回路を保護対象とする保護継電装置において
    前記一方の給電線に流れる電流および前記他方の給電線に流れる電流をそれぞれ検出する電流検出器と、前記電流検出器で検出された出力電流をそれぞれA/D変換して出力するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を入力して前記単相三線式給電回路を保護する保護継電器と、を備えた単相交流電路の入力チャンネルと、前記入力チャンネルにそれぞれ流れる電流を監視する入力チャンネル監視装置と、を備え
    前記入力チャンネル監視装置は、前記保護継電器の出力に所定のシーケンス演算を施して保護出力を行うシーケンス演算器と、前記A/D変換器の出力の偏差を演算する減算器と、前記減算器で演算された前記偏差を予め設定された所定値と比較した結果、当該偏差が当該所定値以上であるときに異常判定信号を出力する比較器と、前記シーケンス演算器からの前記保護出力と前記比較器からの前記異常判定信号との論理和を出力する論理和回路と、を備え、且つ当該比較器からの当該異常判定信号を監視して前記一方の給電線または前記他方の給電線の断線または地絡、あるいは前記入力チャンネルの断線または地絡を検出することを特徴とする保護継電装置
  4. 請求項記載の保護継電装置において、
    前記入力チャンネル監視装置は2系統備えられて2系統の論理和回路の論理和出力を論理積回路に入力して当該論理積回路での論理積出力を装置出力とし、第1の系統の入力チャンネル監視装置が当該第1の系統に係る入力チャンネルを異常判定したときに当該第1の系統に係る保護継電器の誤動作の影響を排除し、第2の系統の入力チャンネル監視装置での当該第2の系統に係る保護継電器の保護動作を継続することを特徴とする保護継電装置
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