JPH0429290B2 - - Google Patents
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- JPH0429290B2 JPH0429290B2 JP58055993A JP5599383A JPH0429290B2 JP H0429290 B2 JPH0429290 B2 JP H0429290B2 JP 58055993 A JP58055993 A JP 58055993A JP 5599383 A JP5599383 A JP 5599383A JP H0429290 B2 JPH0429290 B2 JP H0429290B2
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- Japan
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- power
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- banks
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は3つの電源から3つのバンクに対して
電力を供給する構成の電力系統における電源自動
切換装置の改良に関する。
電力を供給する構成の電力系統における電源自動
切換装置の改良に関する。
第1図は2つの電源を有する電力系統の一例を
示したものである。図において1,2は夫々三相
交流電源であり、受電しや断器3,4、母線B
1,B2、しや断器F1,F2を介して、負荷と
してのモータM1,M2に対し電力を供給するよ
うにしている。また、上記各母線B1,B2は母
線連絡しや断器5を介して連系している。さら
に、この各母線B1,B2には計器用変圧器PT
1,PT2を介して、停電検出用不足電圧継電器
6,7および残留電圧検出用不足電圧継電器8,
9を夫々各別に接続している。なお、以下の説明
では母線B1側を1号バンク、母線B2側を2号
バンクと称し、常時は母線連絡しや断器5が開に
て運用されるものとする。
示したものである。図において1,2は夫々三相
交流電源であり、受電しや断器3,4、母線B
1,B2、しや断器F1,F2を介して、負荷と
してのモータM1,M2に対し電力を供給するよ
うにしている。また、上記各母線B1,B2は母
線連絡しや断器5を介して連系している。さら
に、この各母線B1,B2には計器用変圧器PT
1,PT2を介して、停電検出用不足電圧継電器
6,7および残留電圧検出用不足電圧継電器8,
9を夫々各別に接続している。なお、以下の説明
では母線B1側を1号バンク、母線B2側を2号
バンクと称し、常時は母線連絡しや断器5が開に
て運用されるものとする。
さて、このような電力系統における電源の停電
事故時の電源切換方式としては、停電したバンク
の受電しや断器を停電一定時間後にトリツプし、
モータ負荷により発生する当該バンクの母線の残
留電圧が一定値以下となつたことを確認して、母
線連絡しや断器を投入するといつたような電源自
動切換方式が主に採用されている。
事故時の電源切換方式としては、停電したバンク
の受電しや断器を停電一定時間後にトリツプし、
モータ負荷により発生する当該バンクの母線の残
留電圧が一定値以下となつたことを確認して、母
線連絡しや断器を投入するといつたような電源自
動切換方式が主に採用されている。
第2図は、この種の方式を実現するための従来
の電源自動切換装置の構成をブロツク図に示した
ものであり、これを基にしや断器3,4が閉、し
や断器5が開の系統状態で、1号バンクにて停電
が発生した場合の動作を述べる。つまり、いま1
号バンクに停電が発生すると、2号バンクの停電
検出用不足電圧継電器7の不動作を条件に停電検
出用不足電圧継電器6が動作した後、一定のタイ
ムデイレー後に受電しや断器3をトリツプする。
これにより、母線B1は電源1と切離されるが、
モータ負荷M1により発生する残留電圧が母線B
1に現われる。この残留電圧が十分低くならない
うちに2号バンクの電源を印加すると、モータ負
荷M1に耐量以上の電圧が加えられて損傷に至
る。そこで、残留電圧検出不足電圧継電器8に
て、残留電圧が一定値(通常定格電圧の約30%)
以下になつた事を確認した後、母線連絡しや断器
5を投入することにより電源2より電力を供給す
る。なお、2号バンクが停電となつた場合も同様
の動作となる。
の電源自動切換装置の構成をブロツク図に示した
ものであり、これを基にしや断器3,4が閉、し
や断器5が開の系統状態で、1号バンクにて停電
が発生した場合の動作を述べる。つまり、いま1
号バンクに停電が発生すると、2号バンクの停電
検出用不足電圧継電器7の不動作を条件に停電検
出用不足電圧継電器6が動作した後、一定のタイ
ムデイレー後に受電しや断器3をトリツプする。
これにより、母線B1は電源1と切離されるが、
モータ負荷M1により発生する残留電圧が母線B
1に現われる。この残留電圧が十分低くならない
うちに2号バンクの電源を印加すると、モータ負
荷M1に耐量以上の電圧が加えられて損傷に至
る。そこで、残留電圧検出不足電圧継電器8に
て、残留電圧が一定値(通常定格電圧の約30%)
以下になつた事を確認した後、母線連絡しや断器
5を投入することにより電源2より電力を供給す
る。なお、2号バンクが停電となつた場合も同様
の動作となる。
次に、第3図は3つの電源を有する電力系統の
一例を示したものである。つまり、第3図は第1
図は電源10、受電しや断器11、母線連絡しや
断器12、母線B3、しや断器F3およびモータ
負荷M3からなる3号バンクを付加して、3つの
バンク構成としたものである。また、PT3は母
線B3に接続された計器用変圧器で、これを介し
て前述と同様に停電検出用不足電圧継電器13お
よび残留電圧検出用不足電圧継電器14が夫々接
続されている。但し、ここで電源1,2,10の
容量は夫々2バンク分のみとし、常時は母線連絡
しや断器5,12が開にて運転されるものとす
る。
一例を示したものである。つまり、第3図は第1
図は電源10、受電しや断器11、母線連絡しや
断器12、母線B3、しや断器F3およびモータ
負荷M3からなる3号バンクを付加して、3つの
バンク構成としたものである。また、PT3は母
線B3に接続された計器用変圧器で、これを介し
て前述と同様に停電検出用不足電圧継電器13お
よび残留電圧検出用不足電圧継電器14が夫々接
続されている。但し、ここで電源1,2,10の
容量は夫々2バンク分のみとし、常時は母線連絡
しや断器5,12が開にて運転されるものとす
る。
かかる系統において、前述した電源自動切換方
式を採用した場合の動作を、第4図及び第5図に
示すブロツク図を用いて説明する。
式を採用した場合の動作を、第4図及び第5図に
示すブロツク図を用いて説明する。
まず第4図により、1号(3号)バンクが停電
時の電源自動切換について述べる。いま、受電し
や断器3,4,11が閉、母線連絡しや断器5,
12が開の系統状態で、2号バンクが停電でない
つまり停電検出不足電圧継電器7不動作の条件の
もとに、1号(3号)バンクが停電して停電検出
用不足電圧継電器6(13)が動作すると、一定
時間後に受電しや断器3(11)がトリツプして
母線B1(B3)は電源1(10)から切離さ
れ、母線B1(B3)の残留電圧が一定値以下に
低下すると、残留電圧検出用不足電圧継電器8
(14)が動作して母線連絡しや断器5(12)
を投入することにより電源2より電力を供給す
る。
時の電源自動切換について述べる。いま、受電し
や断器3,4,11が閉、母線連絡しや断器5,
12が開の系統状態で、2号バンクが停電でない
つまり停電検出不足電圧継電器7不動作の条件の
もとに、1号(3号)バンクが停電して停電検出
用不足電圧継電器6(13)が動作すると、一定
時間後に受電しや断器3(11)がトリツプして
母線B1(B3)は電源1(10)から切離さ
れ、母線B1(B3)の残留電圧が一定値以下に
低下すると、残留電圧検出用不足電圧継電器8
(14)が動作して母線連絡しや断器5(12)
を投入することにより電源2より電力を供給す
る。
つぎに第5図により、2号バンク停電時が停電
時の電源自動切換について述べる。2号バンクの
停電時の電源自動切換については、1号又は3号
バンクのどちらからでも電力供給を受けることが
可能なため、あらかじめどちらのバンクから停電
時に電力を供給を受けるか設定しておく選択スイ
ツチSW1を有している。したがつて、いま2号
バンクに停電が発生すると1号、3号バンクの停
電検出用不足電圧継電器6,13の不動作を条件
に停電検出用継電器7が動作した後、一定のタイ
ムデイレー後に受電しや断器4をトリツプする。
これにより。母線B2が電源2から切離されてそ
の残留電圧が一定値以下に低下すると、残留電圧
検出用不足電圧継電器9が動作し、選択スイツチ
SW1にて設定された側の母線連絡しや断器つま
り“5”側に設定すると母線連絡しや断器5が又
“12”側に設定すると母線連絡しや断器12が投
入されることにより、2号バンクに電源1または
10より電力が供給されることになる。
時の電源自動切換について述べる。2号バンクの
停電時の電源自動切換については、1号又は3号
バンクのどちらからでも電力供給を受けることが
可能なため、あらかじめどちらのバンクから停電
時に電力を供給を受けるか設定しておく選択スイ
ツチSW1を有している。したがつて、いま2号
バンクに停電が発生すると1号、3号バンクの停
電検出用不足電圧継電器6,13の不動作を条件
に停電検出用継電器7が動作した後、一定のタイ
ムデイレー後に受電しや断器4をトリツプする。
これにより。母線B2が電源2から切離されてそ
の残留電圧が一定値以下に低下すると、残留電圧
検出用不足電圧継電器9が動作し、選択スイツチ
SW1にて設定された側の母線連絡しや断器つま
り“5”側に設定すると母線連絡しや断器5が又
“12”側に設定すると母線連絡しや断器12が投
入されることにより、2号バンクに電源1または
10より電力が供給されることになる。
然乍ら、上述したような3つの電源を有する電
力系統における電源自動切換方式には次のような
問題がある。つまり、もしいま1号バンクと3号
バンクに同時に停電事故が発生すると、母線連絡
しや断器5,12が両方とも同時に投入されて、
2号バンクの電源2が3バンク分の負荷に電力を
供給することになるが、この場合各バンクの電源
1,2,10は2バンク分の容量しか有してない
ために2号バンクが過負荷となり、2号バンクの
電源2がトリツプして、全停状態に至るという問
題がある。
力系統における電源自動切換方式には次のような
問題がある。つまり、もしいま1号バンクと3号
バンクに同時に停電事故が発生すると、母線連絡
しや断器5,12が両方とも同時に投入されて、
2号バンクの電源2が3バンク分の負荷に電力を
供給することになるが、この場合各バンクの電源
1,2,10は2バンク分の容量しか有してない
ために2号バンクが過負荷となり、2号バンクの
電源2がトリツプして、全停状態に至るという問
題がある。
本発明は上記のような問題を解決するために成
されたもので、その目的は3つの電源を有する電
力系統において各電源が2バンク分のみの容量を
有する場合においても、電源を過負荷とすること
なく電源切換を行なうことが可能な電源自動切換
装置を提供することにある。
されたもので、その目的は3つの電源を有する電
力系統において各電源が2バンク分のみの容量を
有する場合においても、電源を過負荷とすること
なく電源切換を行なうことが可能な電源自動切換
装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明では、1号、
3号のバンクの同時停電時に、2号バンクから1
号、3号の両方のバンクに同時に電力を供給して
2号バンクが過負荷とならないように、2号バン
クから、電力供給する側のバンクを予め選択して
おく選択スイツチを設け、この選択スイツチの条
件を電源自動切換条件に付加して、1号、3号バ
ンクが同時に停電となつた場合には、これにより
選択されているバンクのみが2号バンクより電力
供給を受けることができるようにしたことを特徴
とする。
3号のバンクの同時停電時に、2号バンクから1
号、3号の両方のバンクに同時に電力を供給して
2号バンクが過負荷とならないように、2号バン
クから、電力供給する側のバンクを予め選択して
おく選択スイツチを設け、この選択スイツチの条
件を電源自動切換条件に付加して、1号、3号バ
ンクが同時に停電となつた場合には、これにより
選択されているバンクのみが2号バンクより電力
供給を受けることができるようにしたことを特徴
とする。
以下、第6図を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。第6図は、1号(3号)バンク
停電時における電源自動切換回路の構成をブロツ
ク的に示したものであり、第4図と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異
なる部分についてのみ述べる。第4図と異なる点
は、1号と3号バンクが両方とも停電した場合、
どちらのバンクに2号バンクから電力供給するか
をあらかじめ設定しておく選択スイツチSW2を
設け、この選択スイツチSW2の条件をタイムデ
イレーの起動条件に付加したことである。
ついて説明する。第6図は、1号(3号)バンク
停電時における電源自動切換回路の構成をブロツ
ク的に示したものであり、第4図と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異
なる部分についてのみ述べる。第4図と異なる点
は、1号と3号バンクが両方とも停電した場合、
どちらのバンクに2号バンクから電力供給するか
をあらかじめ設定しておく選択スイツチSW2を
設け、この選択スイツチSW2の条件をタイムデ
イレーの起動条件に付加したことである。
すなわち、1号(3号)バンクの停電検出用不
足電圧継電器6(13)の動作条件と、該継電器
6(13)および3号(1号)バンクの停電検出
用継電器13(6)の動作条件とのナンド条件に
より前記タイムデイレーを起動すると共に、、上
記各停電検出用不足電圧継電器6および13の動
作条件と、選択スイツチSW2の選択条件とのア
ンド条件により、同タイムデイレーを起動するよ
うに構成したものである。なお、2号バンクの停
電に対する電源自動切換回路の構成は第5図と全
く同様である。
足電圧継電器6(13)の動作条件と、該継電器
6(13)および3号(1号)バンクの停電検出
用継電器13(6)の動作条件とのナンド条件に
より前記タイムデイレーを起動すると共に、、上
記各停電検出用不足電圧継電器6および13の動
作条件と、選択スイツチSW2の選択条件とのア
ンド条件により、同タイムデイレーを起動するよ
うに構成したものである。なお、2号バンクの停
電に対する電源自動切換回路の構成は第5図と全
く同様である。
かかる構成の電源自動切換装置においては、選
択スイツチを“5”(12)側に設定しておくと、
1号と3号バンクが両方同時に停電となつた場合
に、停電検出用不足電圧継電器6,13が同時に
動作し、系統条件が満足されていて2号バンクが
停電でなければ、タイムデイレーにより一定時間
後にしや断器3(11)がトリツプし、残留電圧
が一定値以下になつたときに残留電圧検出用不足
電圧継電器8(14)の動作により母線連絡しや
断器5(12)が投入され、1号(3号)バンク
に2号バンクの電源2より電力供給が行なわれ
る。なお、1号、3号バンクが同時停電でない場
合、および2号バンク停電時の場合には夫々前述
した第4図および第5図のブロツク図のときと同
様に、電源自動切換が行なわれる。
択スイツチを“5”(12)側に設定しておくと、
1号と3号バンクが両方同時に停電となつた場合
に、停電検出用不足電圧継電器6,13が同時に
動作し、系統条件が満足されていて2号バンクが
停電でなければ、タイムデイレーにより一定時間
後にしや断器3(11)がトリツプし、残留電圧
が一定値以下になつたときに残留電圧検出用不足
電圧継電器8(14)の動作により母線連絡しや
断器5(12)が投入され、1号(3号)バンク
に2号バンクの電源2より電力供給が行なわれ
る。なお、1号、3号バンクが同時停電でない場
合、および2号バンク停電時の場合には夫々前述
した第4図および第5図のブロツク図のときと同
様に、電源自動切換が行なわれる。
上述したように、それぞれ受電しや断器を介し
て互いに異なる電源に接続された母線を有するバ
ンクを少なくとも3組有し、これら各母線を常時
開状態に運用される母線連絡しや断器を介して相
互に接続した電力系統における電源自動切換装置
において、各バンク毎に設けられ対応するバンク
の停電を検出する不足電圧継電器と、前記各バン
クのうち両端部バンクに対応して設けられ中間バ
ンクからどちらの端部バンクに電力を融通するか
を設定する選択スイツチと、前記端部バンク毎に
設けられ対応する不足電圧継電器の停電検出時、
他の端部バンクおよび中間バンクの不足電圧継電
器が停電を検出していないことを条件に対応する
電源しや断器を引外しかつ中間バンクとの間の母
線連絡しや断器を投入させる第1の条件回路と、
前記端部バンク毎に設けられ対応する不足電圧器
および他の端部バンクの不足電圧継電器の停電検
出により前記選択スイツチが選択した端部バンク
の電源しや断を引外すと共にこの端部バンクと中
間バンクとの間に設けた母線連絡しや断器を投入
させる第2の条件回路とを備えて、電源自動切換
装置を構成したものである。
て互いに異なる電源に接続された母線を有するバ
ンクを少なくとも3組有し、これら各母線を常時
開状態に運用される母線連絡しや断器を介して相
互に接続した電力系統における電源自動切換装置
において、各バンク毎に設けられ対応するバンク
の停電を検出する不足電圧継電器と、前記各バン
クのうち両端部バンクに対応して設けられ中間バ
ンクからどちらの端部バンクに電力を融通するか
を設定する選択スイツチと、前記端部バンク毎に
設けられ対応する不足電圧継電器の停電検出時、
他の端部バンクおよび中間バンクの不足電圧継電
器が停電を検出していないことを条件に対応する
電源しや断器を引外しかつ中間バンクとの間の母
線連絡しや断器を投入させる第1の条件回路と、
前記端部バンク毎に設けられ対応する不足電圧器
および他の端部バンクの不足電圧継電器の停電検
出により前記選択スイツチが選択した端部バンク
の電源しや断を引外すと共にこの端部バンクと中
間バンクとの間に設けた母線連絡しや断器を投入
させる第2の条件回路とを備えて、電源自動切換
装置を構成したものである。
従つて、本電源自動切換装置によれば、3つの
電源を有し且つその電源容量が2バンク分の場合
の電力系統の電源自動切換を行なう場合に、1号
と3号バンクが同時に停電となつた場合でも電源
を過負荷とすることなく、確実に電源を切換える
ことが可能となり、電力系統の電力供給信頼度向
上に寄与することができる。
電源を有し且つその電源容量が2バンク分の場合
の電力系統の電源自動切換を行なう場合に、1号
と3号バンクが同時に停電となつた場合でも電源
を過負荷とすることなく、確実に電源を切換える
ことが可能となり、電力系統の電力供給信頼度向
上に寄与することができる。
尚、上記説明では3つの電源を有する電力系統
の場合における電源自動切換について述べたが、
3つ以上の複数の電源を有する電力系統について
も適用できることはもちろんのことである。
の場合における電源自動切換について述べたが、
3つ以上の複数の電源を有する電力系統について
も適用できることはもちろんのことである。
以上説明したように本発明によれば、電源が2
バンク分のみの容量を有する場合においても電源
を過負荷にすることなく電源切換を行なうことが
可能な電源自動切換装置が提供できる。
バンク分のみの容量を有する場合においても電源
を過負荷にすることなく電源切換を行なうことが
可能な電源自動切換装置が提供できる。
第1図および第3図は2つおよび3つの電源を
有する電力系統を示す構成図、第2図、第4図お
よび第5図は従来の電源自動切換装置を示すブロ
ツク図、第6図は本発明の一実施例を示すブロツ
ク図である。 1,2,10……電源、3,4,11……受電
しや断器、5,12……母線連絡しや断器、6,
7,13……停電検出用不足電圧継電器、8,
9,14……残留電圧検出用不足電圧継電器、B
1,B2,B3……1号母線、2号母線、3号母
線、PT1,PT2,PT3……計器用変圧器、F
1,F2,F3……しや断器、M1,M2,M3
……モータ負荷、選択スイツチ……SW1,SW
2。
有する電力系統を示す構成図、第2図、第4図お
よび第5図は従来の電源自動切換装置を示すブロ
ツク図、第6図は本発明の一実施例を示すブロツ
ク図である。 1,2,10……電源、3,4,11……受電
しや断器、5,12……母線連絡しや断器、6,
7,13……停電検出用不足電圧継電器、8,
9,14……残留電圧検出用不足電圧継電器、B
1,B2,B3……1号母線、2号母線、3号母
線、PT1,PT2,PT3……計器用変圧器、F
1,F2,F3……しや断器、M1,M2,M3
……モータ負荷、選択スイツチ……SW1,SW
2。
Claims (1)
- 1 それぞれ受電しや断器を介して互いに異なる
電源に接続された母線を有するバンクを少なくと
も3組有し、これら各母線を常時開状態に運用さ
れる母線連絡しや断器を介して相互に接続した電
力系統における電源自動切換装置において、各バ
ンク毎に設けられ対応するバンクの停電を検出す
る不足電圧継電器と、前記各バンクのうち両端部
バンクに対応して設けられ中間バンクからどちら
の端部バンクに電力を融通するかを設定する選択
スイツチと、前記端部バンク毎に設けられ対応す
る不足電圧継電器の停電検出時、他の端部バンク
および中間バンクの不足電圧継電器が停電を検出
していないことを条件に対応する電源しや断器を
引外しかつ中間バンクとの間の母線連絡しや断器
を投入させる第1の条件回路と、前記端部バンク
毎に設けられ対応する不足電圧継電器および他の
端部バンクの不足電圧継電器の停電検出により前
記選択スイツチが選択した端部バンクの電源しや
断器を引外すと共にこの端部バンクと中間バンク
との間に設けた母線連絡しや断器を投入させる第
2の条件回路とを備えたことを特徴とする電源自
動切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58055993A JPS59181922A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 電源自動切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58055993A JPS59181922A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 電源自動切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59181922A JPS59181922A (ja) | 1984-10-16 |
JPH0429290B2 true JPH0429290B2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=13014602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58055993A Granted JPS59181922A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 電源自動切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59181922A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6074705B2 (ja) * | 2012-12-28 | 2017-02-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 給電システムおよび切替装置 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP58055993A patent/JPS59181922A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59181922A (ja) | 1984-10-16 |
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