JPH0556521A - 配電用変圧装置 - Google Patents
配電用変圧装置Info
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- JPH0556521A JPH0556521A JP3237470A JP23747091A JPH0556521A JP H0556521 A JPH0556521 A JP H0556521A JP 3237470 A JP3237470 A JP 3237470A JP 23747091 A JP23747091 A JP 23747091A JP H0556521 A JPH0556521 A JP H0556521A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配電用変圧器を無停電でかつ簡便に点検でき
るようにする。 【構成】 高圧幹線23に接続されたガス遮断器15,
16のそれぞれの負荷側に常用,予備の固定側断路部1
7,18を接続すると共に、常用固定側断路部17に常
用変圧器ユニット25の可動側断路部26を着脱自在に
接続し、変圧器ユニット25の配電用変圧器27の点検
時、予備固定側断路部18に予備変圧器ユニット32の
可動側断路部33を着脱自在に接続し、常用変圧器ユニ
ット25を引き離し、単独で点検を行う。
るようにする。 【構成】 高圧幹線23に接続されたガス遮断器15,
16のそれぞれの負荷側に常用,予備の固定側断路部1
7,18を接続すると共に、常用固定側断路部17に常
用変圧器ユニット25の可動側断路部26を着脱自在に
接続し、変圧器ユニット25の配電用変圧器27の点検
時、予備固定側断路部18に予備変圧器ユニット32の
可動側断路部33を着脱自在に接続し、常用変圧器ユニ
ット25を引き離し、単独で点検を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル用受配電設備等に
好適な配電用変圧装置に関する。
好適な配電用変圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビル用受配電設備にあって
は、例えば特公昭61−8645号公報に見られるよう
に、ビルの地下等に設けた電気室に受電設備のみを収容
する一方、配電用変圧器及び変圧器1次開閉器を具備し
た変圧装置をビルの各階に分散配置し、電気室の縮小化
を図ると共に、低圧配電線路を少なくかつ短かくできる
ようにしている。そして、各階に分散配置される変圧装
置としては、従来、図5ないし図7に示すものが用いら
れている。
は、例えば特公昭61−8645号公報に見られるよう
に、ビルの地下等に設けた電気室に受電設備のみを収容
する一方、配電用変圧器及び変圧器1次開閉器を具備し
た変圧装置をビルの各階に分散配置し、電気室の縮小化
を図ると共に、低圧配電線路を少なくかつ短かくできる
ようにしている。そして、各階に分散配置される変圧装
置としては、従来、図5ないし図7に示すものが用いら
れている。
【0003】すなわち、この変圧装置は変圧器盤1とM
CB(配線用遮断器)盤2とを一体に並設して構成さ
れ、変圧器盤1の上面に例えば下階からの高圧幹線3を
引き込むブッシング4及び上階へ高圧幹線3を引き出す
ブッシング5が貫設され、両ブッシング4,5間の接続
により高圧幹線3が各階の変圧器盤1を通してループ接
続される一方、ブッシング4,5が変圧器1次開閉器と
なる保護装置(ヒューズ)付き負荷開閉器6を介して変
圧器盤1の底部に配設されたモールド形配電用変圧器7
の1次側端子7aに接続されている。
CB(配線用遮断器)盤2とを一体に並設して構成さ
れ、変圧器盤1の上面に例えば下階からの高圧幹線3を
引き込むブッシング4及び上階へ高圧幹線3を引き出す
ブッシング5が貫設され、両ブッシング4,5間の接続
により高圧幹線3が各階の変圧器盤1を通してループ接
続される一方、ブッシング4,5が変圧器1次開閉器と
なる保護装置(ヒューズ)付き負荷開閉器6を介して変
圧器盤1の底部に配設されたモールド形配電用変圧器7
の1次側端子7aに接続されている。
【0004】さらに、変圧器7の2次側端子7bは導体
8,9を介してMCB盤2内に上下方向に配設された母
線10に接続され、この母線10に上下方向に並設され
た複数個のMCB11が分岐接続され、各負荷への配電
が行われている。
8,9を介してMCB盤2内に上下方向に配設された母
線10に接続され、この母線10に上下方向に並設され
た複数個のMCB11が分岐接続され、各負荷への配電
が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の変圧装
置にあっては、変圧器7の点検時、変圧器7を高圧幹線
3から切り離す際に高圧幹線3を停電する必要があるた
め、全停を要する欠点があり、特に、点検対象の変圧器
7に接続された負荷は点検中も停電が継続する問題があ
る。
置にあっては、変圧器7の点検時、変圧器7を高圧幹線
3から切り離す際に高圧幹線3を停電する必要があるた
め、全停を要する欠点があり、特に、点検対象の変圧器
7に接続された負荷は点検中も停電が継続する問題があ
る。
【0006】この場合、仮設(予備)変圧器を用いて負
荷への給電障害を回避することも可能であるが、仮設変
圧器への切り替え時に一旦全停をとる必要があるばかり
でなく、仮設用ケーブル等の布設を必要とし、非常に煩
雑な作業になる問題がある。
荷への給電障害を回避することも可能であるが、仮設変
圧器への切り替え時に一旦全停をとる必要があるばかり
でなく、仮設用ケーブル等の布設を必要とし、非常に煩
雑な作業になる問題がある。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、配電用変圧器の点検時の無停電化を可能に
し、同時に仮設変圧器設置の簡略化を図ることができる
配電用変圧装置を提供することにある。
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、配電用変圧器の点検時の無停電化を可能に
し、同時に仮設変圧器設置の簡略化を図ることができる
配電用変圧装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の配電用変圧装置においては、高圧幹線に接
続された1次開閉器を備え、この1次開閉器の負荷側に
接続された常用及び予備の固定側断路部を有する1次開
閉器ユニットと、常用の固定側断路部に着脱自在に接続
された可動側断路部を有し、1次側がこの可動側断路部
に接続された配電用変圧器を内蔵した常用の変圧器ユニ
ットと、予備の固定側断路部に着脱自在に接続される可
動側断路部を有し、1次側がこの可動側断路部に接続さ
れた配電用変圧器を内蔵した予備の変圧器ユニットとを
備えたものである。
に、本発明の配電用変圧装置においては、高圧幹線に接
続された1次開閉器を備え、この1次開閉器の負荷側に
接続された常用及び予備の固定側断路部を有する1次開
閉器ユニットと、常用の固定側断路部に着脱自在に接続
された可動側断路部を有し、1次側がこの可動側断路部
に接続された配電用変圧器を内蔵した常用の変圧器ユニ
ットと、予備の固定側断路部に着脱自在に接続される可
動側断路部を有し、1次側がこの可動側断路部に接続さ
れた配電用変圧器を内蔵した予備の変圧器ユニットとを
備えたものである。
【0009】
【作用】前述した構成の配電用変圧装置にあっては、通
常使用時、常用の変圧器ユニットの可動側断路部が1次
開閉器ユニットの常用の固定側断路部に接続され、高圧
幹線から1次開閉器及び配電用変圧器を通して負荷に給
電される。
常使用時、常用の変圧器ユニットの可動側断路部が1次
開閉器ユニットの常用の固定側断路部に接続され、高圧
幹線から1次開閉器及び配電用変圧器を通して負荷に給
電される。
【0010】そして、配電用変圧器の点検時、予備の変
圧器ユニットを無負荷状態で1次開閉器ユニットの予備
の固定側断路部に接続し、この変圧器ユニットの配電用
変圧器を負荷に接続して一旦常用,予備の並列運転を行
った後、常用側の変圧器ユニットを負荷から切り離し、
これを1次開閉器ユニットの常用の固定側断路部から引
き離し、点検を実施する。
圧器ユニットを無負荷状態で1次開閉器ユニットの予備
の固定側断路部に接続し、この変圧器ユニットの配電用
変圧器を負荷に接続して一旦常用,予備の並列運転を行
った後、常用側の変圧器ユニットを負荷から切り離し、
これを1次開閉器ユニットの常用の固定側断路部から引
き離し、点検を実施する。
【0011】
【実施例】実施例につき、図1ないし図4を用いて説明
する。これらの図面において、12は1次開閉器ユニッ
トであり、箱体12aの上面の右側及び左側にそれぞれ
3相のケーブルブッシング13,14が貫設され、図2
に示すように、箱体12a内に両ブッシング13,14
にそれぞれ接続された1次開閉器となるガス遮断器1
5,16が収納されると共に、この両遮断器15,16
のそれぞれの負荷側に常用,予備の固定側断路部17,
18が接続され、これが箱体12aの前面の右側,左側
にそれぞれ配置されている。
する。これらの図面において、12は1次開閉器ユニッ
トであり、箱体12aの上面の右側及び左側にそれぞれ
3相のケーブルブッシング13,14が貫設され、図2
に示すように、箱体12a内に両ブッシング13,14
にそれぞれ接続された1次開閉器となるガス遮断器1
5,16が収納されると共に、この両遮断器15,16
のそれぞれの負荷側に常用,予備の固定側断路部17,
18が接続され、これが箱体12aの前面の右側,左側
にそれぞれ配置されている。
【0012】前記両遮断器15,16のそれぞれの負荷
側には断路器19,20の一端が接続され、断路器1
9,20のそれぞれの他端は図3に示すように箱体12
aの裏面より導出された端子21a,21bに接続さ
れ、この端子21a,21b間が短絡片22により直結
されており、両ブッシング13,14にそれぞれ高圧幹
線23の端部に設けられたL形ケーブルコネクタ24を
接続することにより、高圧幹線23が両遮断器15,1
6,両断路器19,20及び短絡片22を介してループ
接続される。
側には断路器19,20の一端が接続され、断路器1
9,20のそれぞれの他端は図3に示すように箱体12
aの裏面より導出された端子21a,21bに接続さ
れ、この端子21a,21b間が短絡片22により直結
されており、両ブッシング13,14にそれぞれ高圧幹
線23の端部に設けられたL形ケーブルコネクタ24を
接続することにより、高圧幹線23が両遮断器15,1
6,両断路器19,20及び短絡片22を介してループ
接続される。
【0013】箱体12aの裏面の左側には、遮断器16
の負荷側に接続された増設用端子21cが設けられ、後
述する増設ユニットに接続される。
の負荷側に接続された増設用端子21cが設けられ、後
述する増設ユニットに接続される。
【0014】25は前後に移動自在に設けられた常用の
変圧器ユニットであり、車輪を備えた箱体25aの後面
に前記常用固定側断路部17に着脱自在に接続された可
動側断路部26が取り付けられると共に、1次側がこの
断路部26に接続されたガス絶縁式配電用変圧器27が
内蔵され、さらに、箱体25aの前部の区画室に配線用
遮断器(以下MCBという)28が設置され、この電源
側端子が変圧器27の2次側に,負荷側端子が低圧ケー
ブル29を介して後述する分電盤にそれぞれ接続されて
いる。
変圧器ユニットであり、車輪を備えた箱体25aの後面
に前記常用固定側断路部17に着脱自在に接続された可
動側断路部26が取り付けられると共に、1次側がこの
断路部26に接続されたガス絶縁式配電用変圧器27が
内蔵され、さらに、箱体25aの前部の区画室に配線用
遮断器(以下MCBという)28が設置され、この電源
側端子が変圧器27の2次側に,負荷側端子が低圧ケー
ブル29を介して後述する分電盤にそれぞれ接続されて
いる。
【0015】30は変圧器27の1次側に設けられた零
相変流器、31は零相変流器30の検出電流により地絡
事故を検出する地絡過電流継電器である。
相変流器、31は零相変流器30の検出電流により地絡
事故を検出する地絡過電流継電器である。
【0016】32は予備の変圧器ユニットであり、常用
変圧器ユニット25の場合と同様に、車輪を備えた箱体
32aの後面に前記予備固定側断路部18に着脱自在に
接続される可動側断路部33が取り付けられると共に、
箱体32a内にガス絶縁式配電用変圧器34,MCB3
5,零相変流器36及び地絡過電流継電器37が収納さ
れ、MCB35の負荷側端子に接続された低圧ケーブル
38が分電盤に接続される。
変圧器ユニット25の場合と同様に、車輪を備えた箱体
32aの後面に前記予備固定側断路部18に着脱自在に
接続される可動側断路部33が取り付けられると共に、
箱体32a内にガス絶縁式配電用変圧器34,MCB3
5,零相変流器36及び地絡過電流継電器37が収納さ
れ、MCB35の負荷側端子に接続された低圧ケーブル
38が分電盤に接続される。
【0017】39は分電盤であり、前記両変圧器ユニッ
ト25,32からのそれぞれのケーブル29,38が接
続される常用側,予備側の切替用MCB40,41及び
複数個の負荷用MCB42を備えている。
ト25,32からのそれぞれのケーブル29,38が接
続される常用側,予備側の切替用MCB40,41及び
複数個の負荷用MCB42を備えている。
【0018】このような構成の変圧装置は、例えばビル
用配電設備に適用した場合、1次開閉器ユニット12及
び常用の変圧器ユニット25がビルの各階に分散配置さ
れ、1次開閉器ユニット12の両ケーブルブッシング1
3,14の一方及び他方にそれぞれ下階からの高圧幹線
23及び上階への高圧幹線23が接続されて高圧幹線2
3がループ接続され、さらに、設備に共通に1台の予備
変圧器ユニット32が設けられる。この予備変圧器ユニ
ット32の配電用変圧器34は、各常用変圧器ユニット
25における配電用変圧器27と同種の型式でかつ最大
容量のものが使用されている。
用配電設備に適用した場合、1次開閉器ユニット12及
び常用の変圧器ユニット25がビルの各階に分散配置さ
れ、1次開閉器ユニット12の両ケーブルブッシング1
3,14の一方及び他方にそれぞれ下階からの高圧幹線
23及び上階への高圧幹線23が接続されて高圧幹線2
3がループ接続され、さらに、設備に共通に1台の予備
変圧器ユニット32が設けられる。この予備変圧器ユニ
ット32の配電用変圧器34は、各常用変圧器ユニット
25における配電用変圧器27と同種の型式でかつ最大
容量のものが使用されている。
【0019】そして、通常の使用状態では、図2の実線
のように、常用変圧器ユニット25の可動側断路部26
が1次開閉器ユニット12の固定側断路部17に接続さ
れると共に、変圧器ユニット25からの低圧ケーブル2
9が分電盤39の常用側切替用MCB40に接続され、
負荷に電力が供給される。
のように、常用変圧器ユニット25の可動側断路部26
が1次開閉器ユニット12の固定側断路部17に接続さ
れると共に、変圧器ユニット25からの低圧ケーブル2
9が分電盤39の常用側切替用MCB40に接続され、
負荷に電力が供給される。
【0020】変圧器ユニット25を点検する場合は、ま
ず、予備の変圧器ユニット32を準備し、このユニット
32からの低圧ケーブル38を分電盤39の予備側切替
用MCB41(オフ状態)に接続し、つぎに、このユニ
ット32を1次開閉器ユニット12の予備側に挿入し、
可動側断路部33を固定側断路部18に接続する。
ず、予備の変圧器ユニット32を準備し、このユニット
32からの低圧ケーブル38を分電盤39の予備側切替
用MCB41(オフ状態)に接続し、つぎに、このユニ
ット32を1次開閉器ユニット12の予備側に挿入し、
可動側断路部33を固定側断路部18に接続する。
【0021】この場合、分電盤39のMCB41はオフ
のままであり、変圧器ユニット32の変圧器34は無負
荷状態であるため、両断路部18,33の接続は何ら問
題なく行われる。その後、前記MCB41を投入し、一
旦両変圧器ユニット25,32による並列運転を行い、
つぎに常用側切替用MCB42をオフにし、常用変圧器
ユニット25を1次開閉器ユニット12から引き出し、
これを単独で点検する。点検終了後は、前述の逆の要領
で両変圧器ユニット25,32を入れ替える。
のままであり、変圧器ユニット32の変圧器34は無負
荷状態であるため、両断路部18,33の接続は何ら問
題なく行われる。その後、前記MCB41を投入し、一
旦両変圧器ユニット25,32による並列運転を行い、
つぎに常用側切替用MCB42をオフにし、常用変圧器
ユニット25を1次開閉器ユニット12から引き出し、
これを単独で点検する。点検終了後は、前述の逆の要領
で両変圧器ユニット25,32を入れ替える。
【0022】したがって、変圧器ユニット25の点検に
際し、全く停電を要さず、しかも、変圧器ユニット2
5,32の1次開閉器ユニット12に対する着脱と低圧
ケーブル29,38の接続,切り離しとの簡便な作業の
みで対応でき、作業性が大幅に改善される。例えば、従
来のものでは仮設用変圧器を設置する場合、作業員4人
で半日かかっていたものが、実施例のものでは作業員2
人で約0.1日で終了でき、これに要する費用も約90
%削減できる。
際し、全く停電を要さず、しかも、変圧器ユニット2
5,32の1次開閉器ユニット12に対する着脱と低圧
ケーブル29,38の接続,切り離しとの簡便な作業の
みで対応でき、作業性が大幅に改善される。例えば、従
来のものでは仮設用変圧器を設置する場合、作業員4人
で半日かかっていたものが、実施例のものでは作業員2
人で約0.1日で終了でき、これに要する費用も約90
%削減できる。
【0023】ところで、従来の配電用変圧装置において
は、変圧器を増設する場合、一旦全停をとり、既設変圧
器から増設変圧器に高圧母線を接続する必要があり、作
業性が非常に悪いものであったが、前記実施例では、無
停電でかつ簡便に増設することができる。
は、変圧器を増設する場合、一旦全停をとり、既設変圧
器から増設変圧器に高圧母線を接続する必要があり、作
業性が非常に悪いものであったが、前記実施例では、無
停電でかつ簡便に増設することができる。
【0024】すなわち、図3及び図4に示すように、1
次開閉器ユニット12の左側に増設ユニット43を設置
し、遮断器16をオフにした後,断路器20を切操作
し、この状態で増設ユニット43の裏面に設けた端子4
4と1次開閉器ユニット12の増設用端子21cとを短
絡片45で接続し、さらに、断路器20をオンにし、そ
の後,遮断器16を投入操作する。
次開閉器ユニット12の左側に増設ユニット43を設置
し、遮断器16をオフにした後,断路器20を切操作
し、この状態で増設ユニット43の裏面に設けた端子4
4と1次開閉器ユニット12の増設用端子21cとを短
絡片45で接続し、さらに、断路器20をオンにし、そ
の後,遮断器16を投入操作する。
【0025】増設ユニット43の前面には端子44に直
結された固定側断路部46が設けられており、これに増
設用変圧器ユニット47の可動側断路部48を着脱自在
に接続することにより増設が可能となり、無停電で増設
が行える上、高圧母線の接続等を要さず短絡片6を接続
するのみでよく、従来12時間を要していた作業を4時
間で完了でき、費用も約50%削減できる。なお、図4
において、49は配電用変圧器、50はMCB、51は
地絡過電流継電器、52は零相変流器である。
結された固定側断路部46が設けられており、これに増
設用変圧器ユニット47の可動側断路部48を着脱自在
に接続することにより増設が可能となり、無停電で増設
が行える上、高圧母線の接続等を要さず短絡片6を接続
するのみでよく、従来12時間を要していた作業を4時
間で完了でき、費用も約50%削減できる。なお、図4
において、49は配電用変圧器、50はMCB、51は
地絡過電流継電器、52は零相変流器である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。高圧幹線に
接続された1次開閉器の負荷側に常用及び予備の固定側
断路部を設け、予備の固定側断路部に予備の変圧器ユニ
ットを着脱自在に接続することにより常用の固定側断路
部に接続された常用の変圧器ユニットを1次開閉器ユニ
ットから引き離し、これを単独点検できる構成としたの
で、無停電で配電用変圧器の点検が行え、電力供給の信
頼性が高まり、しかも、断路部の着脱により変圧器ユニ
ットの接続,切り離しが行えるため、点検時の作業が極
めて簡便になる効果が得られる。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。高圧幹線に
接続された1次開閉器の負荷側に常用及び予備の固定側
断路部を設け、予備の固定側断路部に予備の変圧器ユニ
ットを着脱自在に接続することにより常用の固定側断路
部に接続された常用の変圧器ユニットを1次開閉器ユニ
ットから引き離し、これを単独点検できる構成としたの
で、無停電で配電用変圧器の点検が行え、電力供給の信
頼性が高まり、しかも、断路部の着脱により変圧器ユニ
ットの接続,切り離しが行えるため、点検時の作業が極
めて簡便になる効果が得られる。
【図1】本発明による配電用変圧装置の1実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】1実施例の単線接続図である。
【図3】1実施例の増設時の斜視図である。
【図4】1実施例の増設時の単線接続図である。
【図5】従来例を示す一部切断正面図である。
【図6】従来例の切断側面図である。
【図7】従来例の単線接続図である。
12 1次開閉器ユニット 15,16 ガス遮断器 17,18 固定側断路部 23 高圧幹線 25,32 変圧器ユニット 26,33 可動側断路部 27,34 配電用変圧器
Claims (1)
- 【請求項1】 高圧幹線に接続された1次開閉器を備
え、前記1次開閉器の負荷側に接続された常用及び予備
の固定側断路部を有する1次開閉器ユニットと、 前記常用の固定側断路部に着脱自在に接続された可動側
断路部を有し、1次側が前記可動側断路部に接続された
配電用変圧器を内蔵した常用の変圧器ユニットと、 前記予備の固定側断路部に着脱自在に接続される可動側
断路部を有し、1次側が当該可動側断路部に接続された
配電用変圧器を内蔵した予備の変圧器ユニットと、 を備えたことを特徴とする配電用変圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237470A JPH0556521A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 配電用変圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3237470A JPH0556521A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 配電用変圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556521A true JPH0556521A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=17015810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3237470A Pending JPH0556521A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 配電用変圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0556521A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10224920A (ja) * | 1997-02-04 | 1998-08-21 | Kinden:Kk | 移動用変圧器装置 |
JP2005029412A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧電磁器組成物 |
JP2016538547A (ja) * | 2013-11-12 | 2016-12-08 | ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH | 光学的電流センサを使用する電力変圧器 |
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1991
- 1991-08-22 JP JP3237470A patent/JPH0556521A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10224920A (ja) * | 1997-02-04 | 1998-08-21 | Kinden:Kk | 移動用変圧器装置 |
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JP2016538547A (ja) * | 2013-11-12 | 2016-12-08 | ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングGeneral Electric Technology GmbH | 光学的電流センサを使用する電力変圧器 |
US10191090B2 (en) | 2013-11-12 | 2019-01-29 | Alstom Technology Ltd | Power transformers using optical current sensors |
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