JPH09284847A - 携帯無線通信装置及び携帯無線通信システム - Google Patents

携帯無線通信装置及び携帯無線通信システム

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JPH09284847A
JPH09284847A JP8087952A JP8795296A JPH09284847A JP H09284847 A JPH09284847 A JP H09284847A JP 8087952 A JP8087952 A JP 8087952A JP 8795296 A JP8795296 A JP 8795296A JP H09284847 A JPH09284847 A JP H09284847A
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communication
portable
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JP8087952A
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English (en)
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Koji Furuichi
浩司 古市
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外出時に携帯した携帯電話装置によってファ
クシミリ受信し、その受信した画情報を外出先の任意の
ファクシミリ装置によって印刷出力できるようにする。 【解決手段】 携帯電話装置1のシステム制御部12は
無線回路7によって無線でファクシミリ通信を行ない、
そのファクシミリ通信によって受信した画情報をRAM
3に記憶し、その記憶した画情報をファクシミリ装置へ
無線回路7による無線通信によってファクシミリ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話装置,
PHS,自動車電話装置,ページャ等の携帯無線通信装
置とその携帯無線装置を用いた携帯無線通信システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレス電話装置の子機にファ
クシミリ装置を直接接続し、その接続状態や回線状態を
認識して、ファクシミリ通信自動応答等のための通話路
制御を行なう通信システム(例えば、特開平3−268
554号公報参照)があった。このような通信システム
ならば、ファクシミリ装置の接続コードが不要になって
歩行や子機を携帯した移動を円滑化することができ、音
響カプラ等の付属品発着信等の手動操作も一切必要とせ
ずに任意の場所から簡単にファクシミリ通信を行なうこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
通信システムでは、コードレス電話装置の子機にファク
シミリ装置を直接接続して使用するので、その子機との
接続部を持った特定のファクシミリ装置でしか子機を使
用してのファクシミリ通信を行なえないので、汎用性に
乏しいという問題が有った。また、コードレス電話装置
の子機は外出時に携帯して使用することはできず、外出
先でその子機を使用したファクシミリ通信を行なえない
ので、汎用性に乏しいという問題が有った。
【0004】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、外出時に携帯した携帯無線通信装置によってフ
ァクシミリ受信し、その受信した画情報を外出先の任意
のファクシミリ装置によって印刷出力できるようにする
ことを第1の目的とする。
【0005】また、外出時に携帯した携帯無線通信装置
によってファクシミリ受信した画情報を通話料金が課せ
られることなく外出先の任意のファクシミリ装置によっ
て印刷出力できるようにすることを第2の目的とする。
【0006】さらに、外出時に携帯した携帯無線通信装
置によってファクシミリ受信した画情報を外出先の任意
のファクシミリ装置によって印刷出力する際に、その携
帯無線通信装置の充電も行なえるようにすることを第3
の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の第1の
目的を達成するため、無線通信を行なう手段を備えた携
帯無線通信装置において、無線でファクシミリ通信を行
なう制御手段と、そのファクシミリ通信によって受信し
た画情報を記憶する手段と、その手段に記憶した画情報
をファクシミリ装置へ無線通信によってファクシミリ送
信する手段を設けたものである。
【0008】また、上記の第2の目的を達成するため、
無線通信を行なう手段と、無線でファクシミリ通信を行
なう制御手段と、そのファクシミリ通信によって受信し
た画情報を記憶する手段と、その手段に記憶した画情報
をケーブルを介して外部へ転送する手段を備えた携帯無
線通信装置と、上記携帯無線通信装置とファクシミリ装
置をそれぞれケーブルを介して通信可能に接続する手段
と、上記携帯無線通信装置から上記ケーブルを介して転
送された画情報を記憶する手段と、上記ファクシミリ装
置へ上記ケーブルを介してリンギングを出力してファク
シミリ受信動作を開始させる手段と、その手段によって
ファクシミリ受信動作を開始させた後に上記記憶した画
情報を上記ケーブルを介して上記ファクシミリ装置へフ
ァクシミリ送信する手段を備えたインタフェース装置と
からなる携帯無線通信システムを提供する。
【0009】さらに、上記の第3の目的を達成するた
め、上記インタフェース装置に、上記携帯無線通信装置
を接続時、その携帯無線通信装置の内部電池へ電力を供
給して充電する手段を設けるとよい。
【0010】この発明の請求項1の携帯無線通信装置に
よれば、外出時に携帯した携帯無線通信装置によってフ
ァクシミリ受信した画情報をメモリに記憶して、外出先
のファクシミリ装置へその画情報を無線によって公衆回
線を介してファクシミリ送信して印刷出力させるので、
外出時に携帯した携帯無線通信装置によってファクシミ
リ受信し、その受信した画情報を外出先の任意の機種の
ファクシミリ装置によって容易に印刷出力させることが
できる。したがって、外出時に頻繁に移動するとき、大
きくて重いファクシミリ装置を持ち歩かなくても外出先
でファクシミリ受信を行なえて非常に便利である。
【0011】また、この発明の請求項2の携帯無線通信
システムによれば、外出時に携帯した携帯無線通信装置
によってファクシミリ受信した画情報をメモリに記憶し
て、インタフェース装置を介してケーブルによる通信で
外出先のファクシミリ装置へ転送して印刷出力させるの
で、外出時に携帯した携帯無線通信装置によってファク
シミリ受信した画情報をインタフェース装置を介して接
続した任意のファクシミリ装置へデータ転送して印刷出
力させるので、ファクシミリ装置による画情報の印刷出
力の際に公衆回線を使用すること無く通話料金がかから
ず、ランニングコストを低減して経済性を向上させるこ
とができる。
【0012】さらに、この発明の請求項3の携帯無線通
信システムによれば、外出時に携帯した携帯無線通信装
置によってファクシミリ受信した画情報をインタフェー
ス装置を介して外出先の任意のファクシミリ装置へ転送
するとき、そのインタフェース装置が接続した携帯無線
通信装置の内部電池への充電を行なうので、外出時に携
帯した携帯無線通信装置によってファクシミリ受信した
画情報を外出先の任意のファクシミリ装置によって印刷
出力する際に、その携帯無線通信装置の充電も自動的に
行なえる。
【0013】したがって、携帯無線通信装置の充電時の
時間を節約することができ、ファクシミリ装置による印
刷出力中に携帯無線通信装置のバッテリ切れを起こさず
に済み、その印刷出力後もバッテリ切れを起こす恐れが
ないので非常に便利である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1はこの発明の一実
施形態である携帯無線通信システムの携帯無線通信装置
の内部の主要な構成を示すブロック図である。図2はこ
の発明の一実施形態である携帯無線通信システムのイン
タフェース装置の内部の主要な構成を示すブロック図で
ある。図3はこの発明の一実施形態である携帯無線通信
システムのインタフェース装置に携帯電話装置とファク
シミリ装置を接続したときのシステム構成図である。
【0015】この実施形態の携帯無線通信装置は、ユー
ザが外出時に携帯して使用する携帯電話装置1であり、
通常の無線通話と、無線によってファクシミリ受信した
画情報を記憶し、任意のファクシミリ装置へその画情報
を送信して印刷させることができる。
【0016】また、この実施形態のインタフェース装置
20と共に携帯し、無線によってファクシミリ受信した
画情報を記憶して、そのインタフェース装置20を介し
て任意のファクシミリ装置を接続し、その画情報をイン
タフェース装置20を介して転送して印刷させることが
できる。また、その印刷時に同時にインタフェース装置
20によって内部のバッテリへの充電も行なえる。
【0017】この実施形態の携帯電話装置1は、図1に
示すように、ROM2,RAM3,モデム4,送受話部
5,インタフェース部6,無線回路7,操作表示部8,
発音体9,バッテリ10,充電用接続部11,システム
制御部12,及び通信ケーブル13等からなる。
【0018】ROM2は、この携帯電話装置1を動作さ
せるための基本プログラム及びこの発明にかかわる制御
プログラム等が予め記憶された読出専用メモリである。
RAM3は、システム制御部12が各種の制御処理に必
要な各種データを蓄積したり、ファクシミリ受信した画
情報を記憶する書き込み読み出し可能なメモリである。
【0019】モデム4は、A/D変換器,D/A変換
器,DSPを備えており、音声情報及び画情報の信号の
変復調及び圧縮・伸張を行なう。送受話部5は、マイク
とスピーカを備えており、無線通信時にマイクから入力
した音声を電気信号に変換し、無線通信時に受信した情
報の電気信号を音声に変換してスピーカへ出力する。
【0020】インタフェース部6は、図2に示すインタ
フェース装置20のインタフェース部26と通信ケーブ
ル13を介して接続し、そのインタフェース装置20へ
の画情報の転送等の通信を行なう。無線回路7は、アン
テナを介して基地局との間で無線通信による音声の送受
信及び画情報のファクシミリ送受信を行なう回路であ
る。
【0021】操作表示部8は、この発明にかかわる指示
入力キーを含む各種操作キーを有するキーボードとLC
D等の表示器等を備えており、ユーザからの各種の入力
操作を行なうと共に、この携帯電話装置1の動作状態等
のメッセージを表示する。発音体9は、基地局からの無
線通信時の呼出音を発生してユーザへ伝える。
【0022】バッテリ10は、充電されることによって
この携帯電話装置1へ電力を供給する電源である内部電
池である。充電用接続部11は、図2に示すインタフェ
ース装置20の充電用接続部30と接続し、そのインタ
フェース装置20から供給される電力によって充電を行
なう。
【0023】システム制御部12は、CPU等から構成
されるマイクロコンピュータによって実現される機能部
であり、この携帯電話装置1の各部を制御すると共に、
ROM2に格納されたプログラムに基づいて、この発明
にかかわるファクシミリ受信した画情報の蓄積、その画
情報を外出先の任意のファクシミリ装置へ送信又は転送
等の処理を行なう。
【0024】通信ケーブル13は、この携帯電話装置1
とインタフェース装置20とを通信可能に接続する通信
線であり、携帯電話装置1とインタフェース装置20に
対して着脱可能である。
【0025】また、この実施形態のインタフェース(I
/F)装置20は、図2に示すように、リンギング信号
出力部21,リレースイッチ22,直流供給回路23,
直流検出回路24,モデム25,インタフェース部2
6,ROM27,RAM28,操作表示部29,充電用
接続部30,AC電源入力部31,システム制御部3
2,及びモジュラコード33等を備えている。
【0026】リンギング信号出力部21は、携帯電話装
置1とファクシミリ装置40を接続して携帯電話装置1
に蓄積されている画情報をファクシミリ装置40によっ
て印刷させるとき、そのファクシミリ装置40へモジュ
ラコード33を介してファクシミリ受信を開始させるリ
ンギング信号を出力する。
【0027】リレースイッチ22は、このインタフェー
ス装置20をモジュラコード33を介してファクシミリ
装置40と接続させたときに、システム制御部32の切
り換え制御によってファクシミリ装置40に対する接続
先をモデム25とリンギング信号出力部21のいずれか
に切り換える。
【0028】つまり、最初に端子a側に切り換えてリン
ギング信号出力部21によるリンギング信号をモジュラ
コード33を介してファクシミリ装置40へ出力し、フ
ァクシミリ装置40のオフフック状態を検出すると端子
b側に切り換えてモデム25によってファクシミリ装置
40へ画情報を出力する。
【0029】直流供給回路23は、モジュラコード33
を介してファクシミリ装置40が接続されたとき、その
モジュラコード33によってファクシミリ装置40へ直
流電流を供給する。直流検出回路24は、リンギング信
号出力後、直流供給回路23によって供給した直流電流
に基づいてモジュラコード33に接続されたファクシミ
リ装置40がオフフック状態になったことを検出する。
【0030】モデム25は、RAM28に記憶した画情
報や伝送制御のための各種手順信号をモジュラコード3
3を介してファクシミリ装置40へ送受信する。インタ
フェース部26は、図1に示した携帯電話装置1のイン
タフェース部6と通信ケーブル13を介して接続し、そ
の携帯電話装置1からの画情報の転送等の通信を行な
う。
【0031】ROM27は、このインタフェース装置2
0を動作させるための基本プログラム及びこの発明にか
かわる制御プログラム等が予め記憶された読出専用メモ
リである。RAM28は、システム制御部32が各種の
制御処理に必要な各種データを蓄積したり、携帯電話装
置1から転送された画情報を記憶する書き込み読み出し
可能なメモリである。
【0032】操作表示部29は、この発明にかかわる指
示入力キーを含む各種操作キーを有するキーボードとL
CD等の表示器等を備えており、ユーザからの各種の入
力操作を行なうと共に、このインタフェース装置20の
動作状態等のメッセージを表示する。充電用接続部30
は、図1に示した携帯電話装置1の充電用接続部11と
接続し、AC電源入力部31から供給される電力をその
充電用接続部11を介してバッテリ10へ出力する。
【0033】AC電源入力部31は、コンセントに接続
したコードを介して商用AC電源から入力した電圧を変
換してこのインタフェース装置20の各部へ供給すると
共に、携帯電話装置1とファクシミリ装置40を接続し
て携帯電話装置1から転送された画情報をファクシミリ
装置40へ送信する際に充電用接続部30を介して携帯
電話装置1のバッテリ10へ充電電力を供給する。
【0034】システム制御部32は、CPU等から構成
されるマイクロコンピュータによって実現される機能部
であり、この携帯電話装置1の各部を制御すると共に、
ROM2に格納されたプログラムに基づいて、この発明
にかかわるファクシミリ受信した画情報の蓄積、その画
情報を外出先の任意のファクシミリ装置へ送信又は転送
等の処理を行なう。
【0035】通信ケーブル13は、この携帯電話装置1
とインタフェース装置20とを通信可能に接続する通信
線であり、携帯電話装置1とインタフェース装置20に
対して着脱可能である。
【0036】モジュラコード33は、このインタフェー
ス装置20のモジュラプラグとファクシミリ装置40の
モジュラプラグを接続し、インタフェース装置20とフ
ァクシミリ装置40との間のデータ通信を可能にするケ
ーブルであり、インタフェース装置20とファクシミリ
装置40に対して着脱可能である。
【0037】さらに、インタフェース装置20を使用す
る場合、図3に示すように、インタフェース装置20の
コードのプラグをコンセントに接続し、通信ケーブル1
3及び充電用接続部30を介して携帯電話装置1を接続
し、モジュラコード33を介してファクシミリ装置40
を接続して使用する。
【0038】すなわち、上記携帯電話装置1は、上記無
線回路7,システム制御部12等が無線通信を行なう手
段の機能を果たす。また、上記システム制御部12が無
線でファクシミリ通信を行なう制御手段に、上記RAM
3がファクシミリ通信によって受信した画情報を記憶す
る手段にそれぞれ相当する。
【0039】さらに、上記無線回路7,システム制御部
12等がRAM3に記憶した画情報をファクシミリ装置
40へ無線通信によってファクシミリ送信する手段の機
能を果たす。そして、上記インタフェース部6,システ
ム制御部12が、RAM3に記憶した画情報を通信ケー
ブル13を介して外部へ転送する手段の機能を果たす。
【0040】一方、上記インタフェース部6は、携帯電
話装置1と通信ケーブル13を介して、ファクシミリ装
置40とモジュラコード33を介してそれぞれ通信可能
に接続する手段に相当する。上記RAM28が携帯電話
装置1から通信ケーブル13を介して転送された画情報
を記憶する手段に相当する。
【0041】また、上記リンギング信号出力部21,リ
レースイッチ22,直流供給回路23,直流検出回路2
4,システム制御部32が、ファクシミリ装置40へモ
ジュラコード33を介してリンギングを出力してファク
シミリ受信動作を開始させる手段の機能を果たす。
【0042】さらに、上記リレースイッチ22,モデム
25,システム制御部32が、ファクシミリ装置40に
ファクシミリ受信動作を開始させた後にRAM28に記
憶した画情報をモジュラコード33を介してファクシミ
リ装置40へファクシミリ送信する手段の機能を果た
す。
【0043】そして、上記充電用接続部30,AC電源
入力部31,システム制御部32が、ファクシミリ装置
40へのファクシミリ送信時に携帯電話装置1のバッテ
リ10へ電力を供給して充電する手段の機能を果たす。
【0044】次に、この実施形態の携帯電話装置1にお
けるファクシミリ受信した画情報をファクシミリ装置4
0へ送信するときの操作及び処理について説明する。ユ
ーザが携帯電話装置1を持って外出中に、基地局からそ
の携帯電話装置1に対して呼び出しがあると、システム
制御部12はその呼び出しを無線回路7で受信すると、
発音体9を鳴動し、ユーザに電話がかかってきたことを
伝える。
【0045】ユーザが呼び出し音を確認して操作表示部
8上の通話キーを押すと、システム制御部12は通話モ
ードにし、通常の無線通話を行なわせる。この無線通話
時の制御処理は公知技術なのでその詳細な説明は省略す
る。
【0046】一方、基地局からファクシミリ通信の呼び
出しがあり、ユーザが操作表示部8の表示メッセージに
よって発信元がファクシミリ装置であることを認識し、
操作表示部8上の受信キーを押すと、システム制御部1
2はファクシミリ受信モードにし、ファクシミリ受信を
開始する。そして、発信元からファクシミリ送信された
画情報を無線回路7によって受信すると、モデム4で伸
張してRAM3へ記憶する。
【0047】ファクシミリ受信終了後、ユーザによって
受信した画情報を印刷出力させたいファクシミリ装置の
電話番号(FAX番号)が操作表示部8から入力される
と、システム制御部12は、無線回路7によってそのF
AX番号へ発呼し、その発呼先への着信を確認すると、
操作表示部8へ着信を知らせるメッセージを表示する。
【0048】ユーザが操作表示部8の発呼先への着信を
知らせるメッセージを確認し、操作表示部8の送信スタ
ートキーを押すと、システム制御部12はRAM3に記
憶されている画情報をモデム4によって圧縮・変調して
無線回路7によってファクシミリ送信する。そして、発
呼先のファクシミリ装置では、公衆回線を介して携帯電
話装置1からファクシミリ送信された画情報を受信し
て、記録紙に印刷出力する。
【0049】図4は、携帯電話装置1におけるファクシ
ミリ受信した画情報をファクシミリ装置へ送信するとき
の制御手順を示すフローチャートである。この処理は、
ステップ(図中「S」で示す)1で基地局からの呼び出
しが有るか否かを判断して、なければこの判断を繰り返
しながら待機し、有ればステップ2へ進んで発音体を鳴
動させて、ステップ3へ進んで操作表示部8の通話キー
が押されたか否かを判断する。
【0050】ステップ3の判断で通話キーが押されなけ
れば最初の処理へ戻り、通話キーが押されたらステップ
4へ進んで通話モードに切り換え、ステップ5へ進んで
操作表示部8の受信スタートキーが押されたか否かを判
断する。ステップ5の判断で受信スタートキーが押され
なければこの判断を繰り返しながら待機し、受信スター
トキーが押されたらステップ6へ進んでファクシミリ受
信を開始し、ステップ7へ進んでファクシミリ受信した
画情報をRAM3に記憶する。
【0051】その後、ステップ8へ進んでファクシミリ
受信終了か否かを判断して、終了でなければステップ7
へ戻って画情報のファクシミリ受信とRAM3への記憶
を繰り返し、ファクシミリ受信終了ならステップ9へ進
んで操作表示部8から入力された電話番号(FAX番
号)を発呼して着信を確認し、ステップ10へ進んで操
作表示部8から送信スタートキーが押されたか否かを判
断する。
【0052】ステップ10の判断で送信スタートキーが
押されなければこの判断を繰り返しながら待機し、送信
スタートキーが押されたらステップ11へ進んでRAM
3に記憶した画情報を発呼先のファクシミリ装置へファ
クシミリ送信し、ステップ12でその受信側のファクシ
ミリ装置から画情報を印刷出力させて、この処理を終了
する。
【0053】このようにして、外出先で携帯電話装置1
によってファクシミリ受信した画情報を外出先の任意の
ファクシミリ装置へファクシミリ送信して印刷出力する
ことができるので、外出時に頻繁に移動するとき、大き
くて重いファクシミリ装置を持ち歩かなくても外出先で
ファクシミリ受信を行なえて非常に便利である。
【0054】次に、この実施形態の携帯電話装置1にお
けるファクシミリ受信した画情報をインタフェース装置
20を介してファクシミリ装置40へ送信すると共に、
そのインタフェース装置20によって携帯電話装置1の
充電を行なうときの操作及び処理について説明する。
【0055】ユーザは、携帯電話装置1によってファク
シミリ受信した画情報を外出先のファクシミリ装置を利
用して印刷出力させる際に通話料金をかけたくない場
合、インタフェース装置20も携帯し、そのインタフェ
ース装置20を介して任意のファクシミリ装置へデータ
転送して印刷出力させる。
【0056】まず、インタフェース装置20のコードを
コンセントに差し込む。また、図3に示したように、イ
ンタフェース装置20に携帯電話装置1を嵌合させて、
携帯電話装置1の充電用接続部11をインタフェース装
置20の充電用接続部30に接続させ、着脱可能な通信
ケーブル13でインタフェース装置20と携帯電話装置
1を接続する。
【0057】さらに、ファクシミリ装置40は電話回線
と接続しており、その電話回線と接続しているモジュラ
コードを抜いて、そのプラグが差し込まれているモジュ
ラジャックにモジュラコード33を装着してインタフェ
ース装置20と接続する。
【0058】ユーザは、インタフェース装置20に携帯
電話装置1及びファクシミリ装置40を接続した後、イ
ンタフェース装置20の操作表示部29上の印刷スター
トキーを押すと、インタフェース装置20のシステム制
御部32はインタフェース部26によって通信ケーブル
13を介して携帯電話装置1へ画情報の転送指示を送
る。
【0059】携帯電話装置1のシステム制御部12は、
インタフェース部6によって通信ケーブル13を介して
インタフェース装置20からの画情報の転送指示を受信
すると、RAM3に記憶されている画情報を読み出して
インタフェース部6を介してインタフェース装置20へ
転送する。
【0060】インタフェース装置20は、携帯電話装置
1から転送された画情報をRAM28へ記憶する。イン
タフェース装置20のシステム制御部32は画情報の転
送が終了すると、リンギング信号出力部21によって出
力したリンギング信号をモジュラコード33を介してフ
ァクシミリ装置40へ送信する。リレースイッチ22は
通常はb側に切り換えてある。
【0061】ファクシミリ装置40がインタフェース装
置20からのリンギング信号を検出してファクシミリ受
信動作を開始すると、ファクシミリ装置40はオフフッ
ク状態になるから、インタフェース装置20のシステム
制御部32は直流供給回路23による直流電流をモジュ
ラコード33を介してファクシミリ装置40へ供給し、
直流検出回路24によってその直流電流を検出すると、
リンギング信号出力部21によるリンギング信号の出力
を停止し、リレースイッチ22を端子a側に切り換えて
ファクシミリ送信を開始する。
【0062】インタフェース装置20のシステム制御部
32は、RAM28に記憶された画情報をモデム25を
通じ、モジュラコード33を介してファクシミリ装置4
0へファクシミリ送信する。ファクシミリ装置40では
ファクシミリ受信した画情報を記録紙に印刷出力する。
【0063】そして、インタフェース装置20のシステ
ム制御部32は、ファクシミリ送信が終了すると、リレ
ースイッチ22を端子b側に切り換えて画情報のファク
シミリ送信の処理を終了する。また、インタフェース装
置20は携帯電話装置1を接続すると同時に、AC電源
入力部31が商用AC電源の電圧を変換して充電用接続
部30に接続された携帯電話装置1の充電用接続部11
を介してバッテリ10へ電力を供給して充電する。
【0064】なお、このAC電源入力部31による充電
動作をシステム制御部32からの指示によって携帯電話
装置1から画情報を転送させてファクシミリ装置40に
よって印刷出力させる際に同時に行なうようにしても良
い。
【0065】図5は、インタフェース装置20における
携帯電話装置1から転送された画情報をファクシミリ装
置40へ送信するときの制御手順を示すフローチャート
である。
【0066】この処理は、システム制御部32が、ステ
ップ(図中「S」で示す)21でインタフェース装置2
0に携帯電話装置1が接続されたことを確認し、ステッ
プ22でインタフェース装置20にファクシミリ装置4
0が接続されたことを確認すると、ステップ23へ進ん
でインタフェース装置20の操作表示部29の印刷スタ
ートキーが押されたか否かを判断する。
【0067】ステップ23の判断で印刷スタートキーが
押されなければこの処理を繰り返して待機し、印刷スタ
ートキーが押されたらステップ24へ進んで携帯電話装
置1に対して記憶した画情報の転送を指示し、ステップ
25へ進んで携帯電話装置1から転送されてきた画情報
を受信してRAM28に記憶し、ステップ26へ進んで
転送終了か否かを判断する。
【0068】ステップ26の判断で転送終了でなければ
ステップ25へ戻って携帯電話装置1から転送される画
情報を受信して記憶する処理を繰り返し、転送終了なら
ステップ27へ進んでファクシミリ装置40へリンギン
グ信号を出力し、ステップ28へ進んで直流電流検出か
否かを判断して、検出しなければこの判断処理を繰り返
して待機し、検出したらステップ29へ進んでリンギン
グ信号を停止する。
【0069】その後、ステップ30へ進んでリレースイ
ッチ22をモデム25側の端子aに切り換えて、ステッ
プ31へ進んでファクシミリ装置40へのRAM28に
記憶した画情報のファクシミリ送信を開始し、ステップ
32へ進んでそのファクシミリ装置40から画情報を印
刷出力させて、ステップ33へ進んでファクシミリ送信
終了か否かを判断する。
【0070】ステップ33の判断でファクシミリ送信終
了でなければステップ32へ戻ってファクシミリ装置4
0への画情報のファクシミリ送信を継続してそのファク
シミリ装置40から画情報を印刷出力させて、ファクシ
ミリ送信終了ならステップ34へ進んでリレースイッチ
22をリンギング信号出力部21側の端子bに切り換え
て、この処理を終了する。
【0071】このようにして、この携帯無線通信システ
ムによれば、外出時に携帯した携帯電話装置1によって
ファクシミリ受信した画情報をRAM3に記憶して、イ
ンタフェース装置20を介してモジュラコード33によ
るデータ通信で外出先のファクシミリ装置40へ転送し
て印刷出力させるので、ファクシミリ装置40による画
情報の印刷出力の際に公衆回線を使用すること無く通話
料金がかからず、ランニングコストを低減して経済性を
向上させることができる。
【0072】さらに、インタフェース装置20が接続し
た携帯電話装置1のバッテリ10への充電も自動的に行
なうので、携帯電話装置1の充電時の時間を節約するこ
とができ、ファクシミリ装置40による印刷出力中に携
帯電話装置1のバッテリ切れを起こさずに済み、その印
刷出力後もバッテリ切れを起こす恐れがないので非常に
便利である。
【0073】なお、この実施形態では携帯電話装置を用
いた携帯無線通信システムについて説明したが、PH
S,自動車電話装置,ページャ等の携帯無線通信装置を
用いた携帯無線通信システムにも同じように実施するこ
とができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1の携帯無線通信装置によれば、外出時に携帯した
携帯無線通信装置によってファクシミリ受信し、その受
信した画情報を外出先の任意のファクシミリ装置へ公衆
回線を介して送信して印刷出力させることができる。
【0075】また、この発明の請求項2の携帯無線通信
システムによれば、外出時に携帯した携帯無線通信装置
によってファクシミリ受信した画情報をインタフェース
装置を介して接続した任意のファクシミリ装置へデータ
転送して印刷出力させるので、任意のファクシミリ装置
を用いて通話話料金をかけずに印刷出力することができ
る。
【0076】さらに、この発明の請求項3の携帯無線通
信システムによれば、外出時に携帯した携帯無線通信装
置によってファクシミリ受信した画情報を外出先の任意
のファクシミリ装置によって印刷出力する際に、その携
帯無線通信装置の内部電池への充電も行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である携帯無線通信装置
の主要な内部構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態である携帯無線通信シス
テムのインタフェース装置の主要な内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】この発明の一実施形態である携帯無線通信シス
テムのインタフェース装置に携帯電話装置とファクシミ
リ装置を接続したときのシステム構成図である。
【図4】図1に示した携帯電話装置におけるファクシミ
リ受信した画情報をファクシミリ装置へ送信するときの
制御手順を示すフローチャートである。
【図5】図2に示したインタフェース装置における携帯
電話装置から転送された画情報をファクシミリ装置へ送
信するときの制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:携帯電話装置 2,27:ROM 3,28:RAM 4,25:モデム 5:送受話部 6,26:インタフェース部 7:無線回路 8,29:操作表示部 9:発音体 10:バッテリ 11,30:充電用接続部 12,32:システム制御部 13:通信ケーブル 20:インタフェース(I/F)装置 21:リンギング信号出力部 22:リレースイッチ 23:直流供給回路 24:直流検出回路 31:AC電源入力部 33:モジュラコード 40:ファクシミリ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を行なう手段を備えた携帯無線
    通信装置において、 無線でファクシミリ通信を行なう制御手段と、該ファク
    シミリ通信によって受信した画情報を記憶する手段と、
    該手段に記憶した画情報をファクシミリ装置へ無線通信
    によってファクシミリ送信する手段とを設けたことを特
    徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 無線通信を行なう手段と、無線でファク
    シミリ通信を行なう制御手段と、該ファクシミリ通信に
    よって受信した画情報を記憶する手段と、該手段に記憶
    した画情報をケーブルを介して外部へ転送する手段とを
    備えた携帯無線通信装置と、 前記携帯無線通信装置とファクシミリ装置をそれぞれケ
    ーブルを介して通信可能に接続する手段と、前記携帯無
    線通信装置から前記ケーブルを介して転送された画情報
    を記憶する手段と、前記ファクシミリ装置へ前記ケーブ
    ルを介してリンギングを出力してファクシミリ受信動作
    を開始させる手段と、該手段によってファクシミリ受信
    動作を開始させた後に前記記憶した画情報を前記ケーブ
    ルを介して前記ファクシミリ装置へファクシミリ送信す
    る手段とを備えたインタフェース装置とからなる携帯無
    線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の携帯無線通信システムに
    おいて、 前記インタフェース装置に、前記携帯無線通信装置を接
    続時、該携帯無線通信装置の内部電池へ電力を供給して
    充電する手段を設けたことを特徴とする携帯無線通信シ
    ステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019679A1 (fr) * 2000-08-30 2002-03-07 Yozan Inc. Appareil d'assistance pour un telephone portable
JP2003101589A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Ricoh Co Ltd ネットワークサービス提供システム
US6975882B2 (en) 2001-09-19 2005-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Cradle for portable terminal for printing image based on print information previously reserved with portable terminal at the time connection to portable terminal
US7441003B1 (en) 2000-04-17 2008-10-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Payment based electronic mail printing system utilizing search criteria

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