JP2781100B2 - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JP2781100B2 JP4153096A JP15309692A JP2781100B2 JP 2781100 B2 JP2781100 B2 JP 2781100B2 JP 4153096 A JP4153096 A JP 4153096A JP 15309692 A JP15309692 A JP 15309692A JP 2781100 B2 JP2781100 B2 JP 2781100B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地上基地局との間に
設定された無線回線を介して通信相手と交信する無線電
話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の無線電話装置を示すブロッ
ク図であり、この場合には自動車電話システムを例に示
している。図において、1はホーム用の送受話器と同様
に、口と耳にあてて通話に供するとともに、電話をかけ
る際のダイヤリングなども行われるハンドセット部であ
り、2は不使用時にこのハンドセット部1がセットされ
るクレードルである。3は通信事業者の設置する地上基
地局との間に無線回線を設定し、それを介して通信相手
と交信する無線機部である。4は当該無線電話装置が搭
載された自動車のバッテリであり、5はこのバッテリ4
からの電源の当該無線電話装置への供給をオン/オフす
るための、自動車のアクセサリスイッチである。
【0003】また、ハンドセット部1内において、6は
無線機部3から送られてくる電気的な音声信号を音声に
変換して出力するスピーカであり、7は入力された使用
者からの音声を電気的な音声信号に変換するマイクロホ
ンである。8は使用者が電話番号などの必要な情報を入
力するための操作部、9は発呼する電話番号や電界強度
などの情報が表示される表示部であり、10はオンフッ
ク状態/オフフック状態を検知するためのリードスイッ
チである。11はプロセッサ(以下CPUという)1
2、ランダムアクセスメモリ(以下RAMという)1
3、読取専用メモリ(以下ROMという)14、入出力
インタフェース15から成り、発呼や着呼などの処理を
制御する制御部としてのハンドセット制御部である。1
6は前記アクセサリスイッチ5とともに、当該無線電話
装置の電源の供給を制御する電源スイッチである。
【0004】また、クレードル2内において、17はハ
ンドセット部1を当該クレードル2に着脱することによ
って、ハンドセット部1内のリードスイッチ10の開閉
を制御する磁石である。
【0005】また、無線機部3において、18は制御信
号、音声信号により変調された高周波信号を出力する送
信部であり、19は高周波信号を復調して制御信号、音
声信号を出力する受信部である。20は電波の送受信を
行うアンテナであり、21はアンテナ20で受信した高
周波信号を受信部19へ送出し、送信部18からの高周
波信号をアンテナ20へ送出する送受分波器である。2
2は受信部19から出力される受信電波の強度信号(例
えば電圧値)をデジタル値に変換するA/D変換器であ
り、23はハンドセット部1内の電源スイッチ16と自
動車のアクセサリスイッチ5が共にオンのときに、当該
無線電話装置への電源の給電を行うためのリレーであ
る。24は送信部18および受信部19を制御し、ハン
ドセット制御部11から上り制御ラインを介してダイア
ル信号などの上り制御信号を受信し、ハンドセット制御
部11へは下り制御ラインを介して電界強度情報などの
下り制御信号を送信する無線機制御部である。
【0006】次に動作について説明する。アクセサリス
イッチ5がオン状態にあるとき電源スイッチ16がオン
になると、リレー23がオンとなって当該無線電話装置
にバッテリ4より給電される。操作部8で発呼操作を行
うと、ハンドセット制御部11からダイアル信号等の必
要な情報が無線機制御部24へ送信され、図示していな
い地上基地局と無線機部3との間で交信したのち、無線
回線が成立して通話可能な状態になる。また、着呼した
場合、無線機制御部24よりハンドセット制御部11へ
着呼信号が送られ、ハンドセット部1で着呼表示(例え
ば呼出音を鳴らす)をする。着呼処理を行うと無線回線
を介して通話可能になる。また、無線回線が成立した
後、操作部8で終話操作が行われると、ハンドセット制
御部11から無線機制御部24へ終話信号が送られて終
話処理が実行される。また、通話相手が終話処理を行っ
た場合は、受信電波が無くなったことを受信部19から
出力される電界強度信号で検知した無線機制御部24か
らハンドセット制御部11へ終話信号が送られて終話処
理が実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線電話装置は
以上のように構成されているので、受信電波が弱くな
る、または無くなるというような無線回線の切断を検知
すると、無線機制御部24はハンドセット制御部11へ
終話信号を送出し通話を終了してしまうため、通話相手
が電話を切ったのではなく、地形的条件等(山や構造物
等)によって電波が弱くなったり、なくなった場合にも
通話が終了してしまい、引続き通話するには、手動で再
度発呼操作を行わなければならず、着呼した場合には、
通話相手の電話番号を知っているか、教えてもらわない
かぎり相手から再度かかって来るのを待つしかなく、ま
た、逆に通話相手に電話番号を教えるときも、自動車電
話では距離識別番号(例えば近距離の場合「030」、
遠距離の場合「040」)が必要であり、手動で適切な
距離識別番号と共に自局電話番号を送信することが必要
となって、操作が面倒であるなどの問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、無線回線の切断を検出し
た場合に、相手電話番号を自動的に再発呼することが可
能な無線電話装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線電話
装置は、地上基地局との間に無線回線を無線機部により
設定し、それを介して通信相手との交信を行い、通信相
手への発呼または通信相手からの着呼の処理を制御部に
より制御し、通信相手から着呼され通話中の際、所定操
作に基づき通信相手に自局の電話番号を操作手段により
送信させる指令信号を出力し、この操作手段の操作に基
づき、通信相手から送信された通信相手の電話番号を記
憶手段により記憶し、通話中に無線回線の接続が不可能
になった際、記憶手段に記憶された通信相手の電話番号
を再発呼手段により抽出し、通信相手へ発呼するように
したものである。
【0010】
【作用】この発明における記憶手段は、通話中における
操作手段の操作に基づく要求に従って、通信相手より送
られてきた当該通信相手の電話番号を記憶しておき、終
話操作が行われることなく無線回線の接続が不能になっ
た場合に、その記憶している電話番号を制御部に送るこ
とにより、着呼した場合であっても当該通信相手に自動
的に再発呼することが可能な無線電話装置を実現する。
【0011】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
は請求項1に記載の発明の一実施例を示すブロック図で
あり、図2はそのハンドセット部の正面図および側面図
である。図において、1はハンドセット部、2はクレー
ドル、3は無線機部、4はバッテリ、5はアクセサリス
イッチ、6はスピーカ、7はマイクロホン、8は操作
部、9は表示部、10はリードスイッチ、11はハンド
セット制御部、12はCPU、13はRAM、14はR
OM、15は入出力インタフェース、16は電源スイッ
チ、17は磁石、18は送信部、19は受信部、20は
アンテナ、21は送受分波器、22はA/D変換器、2
3はリレー、24は無線機制御部であり、図9に同一符
号を付した従来のそれらと同一、あるいは相当部分であ
るため詳細な説明は省略する。
【0012】また、25は通信相手の電話番号の送信を
要求する際に操作される操作手段としての相手電話番号
受信ボタンで、図2に示すように操作部8内に配置され
ている。26はこの相手電話番号受信ボタン25が操作
されてから一定時間だけ受信状態となるように時間を計
数するタイマである。27は前述の送信要求に応じて通
信相手より、DTMF信号(デュアル・トーン・マルチ
・フリケンシー信号の略で、2つの周波数を組み合わせ
た信号であり、電話機の各ダイヤル・キーに対応してい
る)によって送られてくる電話番号情報を受信して、ハ
ンドセット制御部11が取扱可能な信号に変換するDT
MFレシーバである。28は通信相手より送られてくる
電話番号情報を記憶する記憶手段としての自動再発呼メ
モリエリアで、ハンドセット制御部11のRAM13内
に設定されている。なお、制御部としてのハンドセット
制御部11は、無線回線を接続しておくことが不可能に
なった場合に、自動再発呼メモリエリア28に記憶され
ている電話番号を用いて通信相手に発呼する機能を有す
る点で、図9に同一符号を付したそれとは異なってい
る。
【0013】次に動作について説明する。ここで、図3
はハンドセット制御部11による処理の流れを示すフロ
ーチャートである。まず、当該無線電話装置はアクセサ
リスイッチ5が閉成されている状態で電源スイッチ16
がオンになるとリレー23が動作してバッテリ4より給
電される。これによって、ハンドセット制御部11はフ
ラグAおよびRをそれぞれ“0”に初期設定(ステップ
ST1−1)した後、通常の電話処理(ステップST1
−2)が行われる。ここで、このフラグAは電話の使用
状態を示すフラグで、“1”は発呼または着呼があった
ことを“0”はそれらがなかったことを表しており、フ
ラグRは通信相手の電話番号の記憶状態を示すフラグ
で、“1”は記憶していることを、“0”は記憶してい
ないことを表している。次に、フラグAが“1”かを判
断し(ステップST1−3)、このステップST1−3
の判断“NO”の場合は発呼したかを判断し(ステップ
ST1−4)、このステップST1−4の判断が“YE
S”の場合はフラグRを“1”として、発呼した通信相
手の電話番号をRAM13の自動再発呼メモリエリア2
8に格納し(ステップST1−5)、さらにフラグAを
“1”として(ステップST1−7)、処理をステップ
ST1−2に戻す。また、ステップST1−4の判断が
“NO”の場合には、着呼があったかを判断し(ステッ
プST1−6)、このステップST1−6の判断が“Y
ES”の場合はフラグAを“1”(ステップST1−
7)とした後、ステップST1−2の処理に戻る。な
お、ステップST1−6の判断が“NO”の場合はその
ままステップST1−2に処理を戻す。
【0014】一方、ステップST1−3の判断が“YE
S”の場合には、回線接続処理中かを判断し(ステップ
ST1−8)、このステップST1−8の判断が“YE
S”の場合は、まだ無線回線が接続されていないのでス
テップST1−2の処理へ戻る。ステップST1−8の
判断が“NO”の場合には回線接続処理が終了して無線
回線が成立した状態であるため、終話操作があったかを
判断する(ステップST1−9)。このステップST1
−9の判断が“YES”の場合には使用者が終話しよう
としているのでフラグA、Rを初期値“0”に戻して
(ステップST1−10)、処理ステップST1−2に
戻す。一方、ステップST1−9の判断が“NO”の場
合は、無線回線が切断したかを判断し(ステップST1
−11)、このステップST1−11の判断が“NO”
の場合は相手電話番号受信ボタン25が押されたかを判
断して(ステップST1−12)、このステップST1
−12の判断が“NO”の場合にはステップST1−2
の処理に戻る。
【0015】一方、このステップST1−12の判断が
“YES”の場合には、電話番号送出要求音を送信する
とともに、タイマー26を一旦リセットした後スタート
させて(ステップST1−13)相手電話番号受信処理
を実行し(ステップST1−14)、必要桁数受信した
かを判断する(ステップST1−15)。このステップ
ST1−15の判断が“NO”の場合には、次にタイマ
ーが所定時間を越えたかを判断し(ステップST1−1
6)、このステップST1−16の判断が“NO”の場
合にはステップST1−14の処理に戻って相手電話番
号受信処理を続ける。また、ステップST1−16の判
断が“YES”の場合は、受信エラーを表示し(ステッ
プST1−17)、ステップST1−2の処理に戻る。
一方、ステップST1−15の判断が“YES”の場合
には、受信した相手電話番号を表示部9表示して使用者
に相手の電話番号を受信したことを示すとともにフラグ
Rを“1”とし(ステップST1−18)、さらに、そ
の相手電話番号をRAM13の自動再発呼メモリエリア
28へ格納して(ステップST1−19)、処理をステ
ップST1−2に戻す。
【0016】また、ステップST1−11の判断が“Y
ES”のときには、フラグRが“1”かを判断し(ステ
ップST1−20)、このステップST1−20の判断
が“NO”の場合はステップST1−2の処理に戻る。
ステップST1−20の判断が“YES”の場合には、
オンフック信号を無線機制御部24へ送出(ステップS
T−21)した後、オフフック信号を無線機制御部24
へ送出し(ステップST1−22)、自動再発呼メモリ
エリア28から相手電話番号を読み出して(ステップS
T1−23)、この相手電話番号を無線機制御部24へ
送出することによって自動再発呼処理を実行し(ステッ
プST1−24)、処理をステップST1−2に戻す。
【0017】実施例2. 次に、この発明の実施例2を図に基づいて説明する。図
4は請求項1に記載の発明のその他の実施例を示すブロ
ック図、図5はそのハンドセット部の正面図および側面
図であり、図1あるいは図2と同一の部分には同一符号
を付してその説明を省略する。図において、29は自局
電話番号を送信する際に操作される操作手段としての自
局電話番号送信ボタンで、図5に示すように操作部8内
に配置されている。30はこの自局電話番号送信ボタン
29が操作された時にハンドセット制御部11から送出
される距離識別番号と、前記自局の電話番号とをDTM
F信号に変換するDTMF信号発生器である。31は自
動的に適切な距離識別番号を選択することが不可能にな
った場合に、自局電話番号とともに送信される距離識別
番号を選択するための選択手段としての送信距離識別番
号選択スイッチで、図5に示すように操作部8の下に配
置されている。32はマイクロホン7からの音声とDT
MF信号発生器30からのDTMF信号との切り換えを
行う、音声/信号切替スイッチである。なお、制御部と
してのハンドセット制御部11は、自局電話番号送信ボ
タン29にて自局電話番号の送信が指示されると音声/
信号切替スイッチ32の切り換えを行い、発呼時の距離
識別番号を自動選択して、また、当該自動選択が不可能
な場合には送信距離識別番号選択スイッチ31の選択し
た距離識別番号を、自局電話番号に付加して無線回線に
送信する機能を有する点で、図1のそれとは異なってい
る。
【0018】次に動作について説明する。ここで、図6
はハンドセット制御部11による処理の流れを示すフロ
ーチャートである。アクセサリスイッチ5の閉成時に電
源スイッチ16が閉成することによって当該無線電話装
置に給電されると、ハンドセット制御部11では、ま
ず、初期設定(ステップST2−1)が行われ、次いで
通常の電話処理(ステップST2−2)が行われる。そ
の後、通話中かを判断し(ステップST2−3)、この
ステップST2−3の判断“NO”の場合にはステップ
ST2−2の処理へ戻る。また、ステップST2−3の
判断が“YES”の場合には、自局電話番号送信ボタン
29が押されたかの判断を行い(ステップST2−
4)、“NO”の場合はステップST2−2へ処理を戻
す。このステップST2−4の判断が“YES”であれ
ば、現在の通話が発呼したものかの判断を行い(ステッ
プST2−5)、このステップST2−5の判断が“Y
ES”の場合は、発呼したときの距離識別番号を判断す
る(ステップST2−6)。
【0019】このステップST2−6の判断が「03
0」の場合には「D」=「030」とし(ステップST
2−8)、「040」の場合には「D」=「040」
(ステップST2−9)とする。なお、ステップST2
−6の判断が「030」、「040」以外の場合には、
ステップST2−5の判断“NO”の場合と共に、送信
距離識別番号選択スイッチ31がどの距離識別番号を選
択しているかを判断し(ステップST2−7)、このス
テップST2−7の判断が「030」の場合には「D」
=「030」(ステップST2−8)、「040」の場
合には「D」=「040」(ステップST2−9)とす
る。
【0020】その後、自局電話番号要求信号を無線機制
御部24へ送信し(ステップST2−10)、自局電話
番号を無線機制御部24から受信して(ステップST2
−11)、音声/信号切換スイッチ32を信号側へ接続
し、「D」に設定された距離識別信号と自局電話番号と
を送信音声路を介して相手電話端末へ送信する(ステッ
プST2−12)。無線回線を介して相手電話端末に、
この距離識別信号と自局電話番号の送信が終ると、音声
/信号切換スイッチ32を戻して音声側へ再び接続し
(ステップST2−13)、処理をST2−2へ戻す。
【0021】次に、この発明の実施例1による無線電話
装置Aと実施例2による無線電話装置Bを用いた場合の
状態遷移を図7および図8に示す。図7に示すように、
無線電話装置Bが発呼すると、地上基地局にて回線接続
処理が実行され、地上基地局と無線電話装置AおよびB
との間の無線回線が接点される。この回線接続処理中に
は無線電話装置Bからは「プップッ…」という音が聞こ
え、無線回線が接続されると、無線電話装置Aから「リ
ンリン…」という呼出音が鳴り、また無線電話装置Bか
ら「トゥルルトゥルル…」というリングバック音が聞こ
えてくる。呼出音を聞いた無線電話装置Aの使用者がオ
フフックすると、無線電話装置AとBは地上基地局の通
話中処理によって通話中になる。ここで、無線電話装置
Aの使用者が相手電話番号受信ボタン25を押すと、電
話番号送信要求が無線電話装置Bに送られ、無線電話装
置Bからは当該電話番号送信要求音が聞こえる。この電
話番号送信要求音を聞いた無線電話装置Bの使用者が自
局電話番号送信ボタン29を押すと、距離識別番号と共
に自局電話番号が無線電話装置Aに返送され、無線電話
装置Aはこの相手電話番号、すなわち無線電話装置Bの
電話番号をRAM13の自動再発呼メモリエリア28に
記憶する。
【0022】その後、何等かの原因によって無線回線の
切断が起こると、無線電話装置Aが自動再発呼メモリエ
リア28に記憶されている相手電話番号すなわち、無線
電話装置Bの電話番号を読み出して自動的に再発呼し、
前述の場合と同様に、図8に示すように、回線接続処理
中を経て無線回線が接続され、無線電話装置Bから呼出
音が鳴る。無線電話装置Bがオフフックされると、無線
電話装置AとBが地上局を介して通話中になる。その
後、無線電話装置Aが終話操作を行うと地上基地局は回
線終話処理を実行し、無線電話装置Aは通話を終了して
待受状態となり、無線電話装置Bは通話終了して「ツー
ツー…」というビジートーンが聞こえてくる。その後、
無線電話装置Bも終話操作を行うと、無線電話装置Bも
待受状態になる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、操作
手段を操作することによって、通信相手が電話番号を送
信してくれば、その相手電話番号を受信して記憶手段に
記憶するように構成したので、無線回線の接続が不可能
となったとき、この記憶手段に記憶している電話番号を
用いて自動発呼することが可能となり、着信したときで
も手動で発呼操作せずに通話していた通信相手に自動的
に再発呼できる無線電話装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるハンドセット部を示す正面
図および側面図である。
【図3】上記実施例におけるハンドセット制御部の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図5】上記実施例におけるハンドセット部を示す正面
図および側面図である。
【図6】上記実施例におけるハンドセット制御部の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図7】上記実施例1および2による無線電話装置を使
用した場合の状態遷移を示す説明図である。
【図8】上記実施例1および2による無線電話装置を使
用した場合の状態遷移を示す説明図である。
【図9】従来の無線電話装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ハンドセット部 3 無線機部 6 スピーカ 7 マイクロホン 11 ハンドセット制御部(制御部) 25 相手電話番号受信ボタン(操作手段) 28 自動再発呼メモリエリア(記憶手段) 29 自局電話番号送信ボタン(操作手段) 31 送信距離識別番号選択スイッチ(選択手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−264321(JP,A) 特開 平4−42645(JP,A) 特開 平1−198151(JP,A) 特開 平2−150150(JP,A) 特開 平4−185124(JP,A) 特開 平4−27223(JP,A) 実開 昭63−181034(JP,U) 実開 昭60−68737(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上基地局との間に無線回線を設定し、
    それを介して通信相手との交信を行う無線機部と、上
    通信相手への発呼または上記通信相手からの着呼の処理
    を制御する制御部と、上記通信相手から着呼され通話中
    の際、所定操作に基づき上記通信相手に自局の電話番号
    を送信させる指令信号を出力する操作手段と、この操作
    手段の操作に基づき、上記通信相手から送信された上記
    通信相手の電話番号を記憶する記憶手段と、通話中に上
    記無線回線の接続が不可能になった際、上記記憶手段に
    記憶された上記通信相手の電話番号を抽出し、上記通信
    相手へ発呼する再発呼手段とを備えた無線電話装置。
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